JPS6327481Y2 - - Google Patents
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- JPS6327481Y2 JPS6327481Y2 JP14337382U JP14337382U JPS6327481Y2 JP S6327481 Y2 JPS6327481 Y2 JP S6327481Y2 JP 14337382 U JP14337382 U JP 14337382U JP 14337382 U JP14337382 U JP 14337382U JP S6327481 Y2 JPS6327481 Y2 JP S6327481Y2
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- JP
- Japan
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- circuit
- signal
- tape recorder
- tape
- time
- Prior art date
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- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 13
- 239000003990 capacitor Substances 0.000 description 10
- 238000012544 monitoring process Methods 0.000 description 7
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 6
- 230000000630 rising effect Effects 0.000 description 2
- 230000003111 delayed effect Effects 0.000 description 1
- 210000005069 ears Anatomy 0.000 description 1
- 230000002349 favourable effect Effects 0.000 description 1
- 230000007257 malfunction Effects 0.000 description 1
- 238000012876 topography Methods 0.000 description 1
- 230000001960 triggered effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Input Circuits Of Receivers And Coupling Of Receivers And Audio Equipment (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、自動車などに載置して使用するに好
適なテープレコーダ付きラジオ受信機に関する。
適なテープレコーダ付きラジオ受信機に関する。
最近では、自動車に載置されるラジオ受信機と
しては、テープレコーダ付きのものが多くなり、
特に、乗用車においては、ほとんどこの種のラジ
オ受信機が用いられている。かかるテープレコー
ダ付きラジオ受信機は、一般に、テープレコーダ
にカセツトが装着されていないときは、ラジオ受
信が可能となり、カセツトを装着すると、ラジオ
受信情態からテープレコーダのプレーモードに自
動的に切換わり、直ちにテープからの再生が行な
われるように構成されており、操作の手間を極力
省くことができるようにして自動車の運転に支障
をきたさないようにしている。
しては、テープレコーダ付きのものが多くなり、
特に、乗用車においては、ほとんどこの種のラジ
オ受信機が用いられている。かかるテープレコー
ダ付きラジオ受信機は、一般に、テープレコーダ
にカセツトが装着されていないときは、ラジオ受
信が可能となり、カセツトを装着すると、ラジオ
受信情態からテープレコーダのプレーモードに自
動的に切換わり、直ちにテープからの再生が行な
われるように構成されており、操作の手間を極力
省くことができるようにして自動車の運転に支障
をきたさないようにしている。
しかるに、テープからの音楽を聞きたい場合に
は、単に、テープカセツトをテープレコーダに装
着するだけの操作で充分であり、また、ラジオ番
組を聞きたい場合には、テープカセツトをテープ
レコーダからイジエクトするだけの操作で充分で
あるから、操作が非常に簡単になる。
は、単に、テープカセツトをテープレコーダに装
着するだけの操作で充分であり、また、ラジオ番
組を聞きたい場合には、テープカセツトをテープ
レコーダからイジエクトするだけの操作で充分で
あるから、操作が非常に簡単になる。
ところで、たとえば、野球の試合の放送番組な
どの長時間継続するラジオ番組を聴取していると
きに、自動車の移動にともなう周囲の地形の変化
などにより、受信状態が不良となるようなことが
応々にしてあり、このような場合には、そのまま
受信していては雑音が耳ざわりとなるので、受信
状態が良好となるまでテープレコーダを動作させ
てその間音楽を聞くようにすることが行なわれ
る。
どの長時間継続するラジオ番組を聴取していると
きに、自動車の移動にともなう周囲の地形の変化
などにより、受信状態が不良となるようなことが
応々にしてあり、このような場合には、そのまま
受信していては雑音が耳ざわりとなるので、受信
状態が良好となるまでテープレコーダを動作させ
てその間音楽を聞くようにすることが行なわれ
る。
しかしながら、このような場合、上記のような
テープレコーダ付きラジオ受信機では、受信状態
が良好になつたか否かを知るためには、テープレ
コーダからテープカセツトをイジエクトしなけれ
ばならず、不良な受信状態が継続しているときに
は再びテープカセツトを装着し、受信状態の監視
のために、テープカセツトの装着、イジエクトを
繰り返さなければならないような事態も生じて、
非常に面倒で厄介なことであり、またイジエクト
機構の寿命も早めることになる。特に、運転者
に、このような手間を強いるのは、交通安全上好
ましいことではない。
テープレコーダ付きラジオ受信機では、受信状態
が良好になつたか否かを知るためには、テープレ
コーダからテープカセツトをイジエクトしなけれ
ばならず、不良な受信状態が継続しているときに
は再びテープカセツトを装着し、受信状態の監視
のために、テープカセツトの装着、イジエクトを
繰り返さなければならないような事態も生じて、
非常に面倒で厄介なことであり、またイジエクト
機構の寿命も早めることになる。特に、運転者
に、このような手間を強いるのは、交通安全上好
ましいことではない。
もちろん、他のチヤンネルに切換えたり、電源
スイツチをオフにするようなこともあるであろう
が、やはり、これまで聴取していたラジオ番組を
聞きたい場合には、そのラジオ番組の受信状態の
監視のために、同様の手間がかかることになる。
スイツチをオフにするようなこともあるであろう
が、やはり、これまで聴取していたラジオ番組を
聞きたい場合には、そのラジオ番組の受信状態の
監視のために、同様の手間がかかることになる。
本考案の目的は、上記従来技術の欠点を除き、
ラジオ受信情態の監視のための手間を省くことが
できるようにしたテープレコーダ付きラジオ受信
機を提供するにある。
ラジオ受信情態の監視のための手間を省くことが
できるようにしたテープレコーダ付きラジオ受信
機を提供するにある。
この目的を達成するために、本発明は、テープ
レコーダの再生信号から、再生音楽情報の曲間が
検出されると、所定期間該テープレコーダを停止
させるとともに、ラジオ受信番組を聴取可能とし
た点に特徴がある。
レコーダの再生信号から、再生音楽情報の曲間が
検出されると、所定期間該テープレコーダを停止
させるとともに、ラジオ受信番組を聴取可能とし
た点に特徴がある。
以下、本考案の実施例を図面について説明す
る。
る。
第1図は本考案によるテープレコーダ付きラジ
オ受信機の一実施例を示すブロツク図であつて、
1は磁気ヘツド、2は再生回路、3はアンテナ、
4は受信回路、5は曲間検出回路、6はタイマー
回路、7は切換回路、8はテープ駆動モータ、9
は制御回路、10は切換スイツチ、11はスイツ
チ、12は可変抵抗、13,14はダイオード、
15,16はトランジスタ、17,18は抵抗、
19は出力端子である。
オ受信機の一実施例を示すブロツク図であつて、
1は磁気ヘツド、2は再生回路、3はアンテナ、
4は受信回路、5は曲間検出回路、6はタイマー
回路、7は切換回路、8はテープ駆動モータ、9
は制御回路、10は切換スイツチ、11はスイツ
チ、12は可変抵抗、13,14はダイオード、
15,16はトランジスタ、17,18は抵抗、
19は出力端子である。
第2図は第1図の動作を示すタイミングチヤー
トであつて、第1図に対応する信号には同一符号
を示している。
トであつて、第1図に対応する信号には同一符号
を示している。
次に、この実施例の動作について説明する。
第1図、第2図において、切換スイツチ10
は、通常、接点R側に閉じており、テープレコー
ダにテープカセツト(図示せず)を装着すること
によつて接点T側に切換わる。また、テープカセ
ツトが装着され、切換スイツチ10が接点T側に
閉じているときには、イジエクト釦(図示せず)
の操作と連動して接点R側に切換わる。
は、通常、接点R側に閉じており、テープレコー
ダにテープカセツト(図示せず)を装着すること
によつて接点T側に切換わる。また、テープカセ
ツトが装着され、切換スイツチ10が接点T側に
閉じているときには、イジエクト釦(図示せず)
の操作と連動して接点R側に切換わる。
いま、時刻t1において、電源スイツチ(図示せ
ず)を投入すると、受信回路4が動作状態となつ
て受信信号bを出力し、また、+B電源が切換ス
イツチ10に投入される。
ず)を投入すると、受信回路4が動作状態となつ
て受信信号bを出力し、また、+B電源が切換ス
イツチ10に投入される。
テープカセツトが装着されていないとすると、
切換スイツチ10は接点R側に閉じているから、
制御回路9には切換スイツチ10を介して電源電
圧が供給される。制御回路9においては、供給さ
れた電源電圧によりダイオード14がオン状態と
なり、切換回路7のバイアス電圧eを高レベルに
する。切換回路7は、バイアス電圧eが高レベル
のときに受信回路4からの受信信号bを通過さ
せ、バイアス電圧eが低レベルのときに再生回路
2からの再生信号を通過させる。しかるに、切換
スイツチ10が接点R側に閉じていることによ
り、受信信号bが切換回路7を通過し、出力端子
19から受信信号bが信号gとして図示しないス
ピーカに供給される。
切換スイツチ10は接点R側に閉じているから、
制御回路9には切換スイツチ10を介して電源電
圧が供給される。制御回路9においては、供給さ
れた電源電圧によりダイオード14がオン状態と
なり、切換回路7のバイアス電圧eを高レベルに
する。切換回路7は、バイアス電圧eが高レベル
のときに受信回路4からの受信信号bを通過さ
せ、バイアス電圧eが低レベルのときに再生回路
2からの再生信号を通過させる。しかるに、切換
スイツチ10が接点R側に閉じていることによ
り、受信信号bが切換回路7を通過し、出力端子
19から受信信号bが信号gとして図示しないス
ピーカに供給される。
次に、時刻t2において、テープカセツトが装着
されると、切換スイツチ10は接点T側に切換わ
る。このために、制御回路9のダイオード14は
オフ状態となり、バイアス電圧eは低レベルとな
つて切換回路7は再生回路2からの再生信号aの
通過可能状態となるから、受信信号bは遮断され
る。
されると、切換スイツチ10は接点T側に切換わ
る。このために、制御回路9のダイオード14は
オフ状態となり、バイアス電圧eは低レベルとな
つて切換回路7は再生回路2からの再生信号aの
通過可能状態となるから、受信信号bは遮断され
る。
これと同時に、トランジスタ16は、切換スイ
ツチ10を介して、+B電源の電圧により所定の
コレクタバイヤスが、さらに抵抗18を介して所
定のベースバイアスが加えられてオン状態とな
り、駆動電流fが流れてテープ駆動モータ8は回
転を開始し、テープレコーダはプレーモードとな
る。
ツチ10を介して、+B電源の電圧により所定の
コレクタバイヤスが、さらに抵抗18を介して所
定のベースバイアスが加えられてオン状態とな
り、駆動電流fが流れてテープ駆動モータ8は回
転を開始し、テープレコーダはプレーモードとな
る。
そこで、磁気ヘツド1の再生出力は再生回路2
で処理され、再生信号aとして切換回路7を通過
し、信号gとして出力端子19からスピーカに供
給される。
で処理され、再生信号aとして切換回路7を通過
し、信号gとして出力端子19からスピーカに供
給される。
これと同時に、再生回路2からの再生信号aは
曲間検出回路5に供給されている。音楽情報が記
録されているカセツトテープにおいては、音楽情
報の曲間毎に一定長の無記録部が設けられてお
り、このために、再生信号aはこの無記録部に相
当して一定期間欠除する。曲間検出回路5は、再
生信号aのこの欠除部分を検出し、パルス信号c
を発生してタイマー回路6を動作させる。この場
合、曲間検出回路5は、再生信号の欠除部分が予
じめ設定された所定期間Δt以上継続したときに、
該欠除部分が音楽情報の曲間であるものと判定し
てパルス信号cを発生し、ドロツプアウトなどに
よる再生信号の欠除部分に対して曲間検出回路5
が誤動作しないようにする。このために、パルス
信号cの前縁は、再生信号aの曲間開始時点t3よ
りもΔtだけ遅れることになる。
曲間検出回路5に供給されている。音楽情報が記
録されているカセツトテープにおいては、音楽情
報の曲間毎に一定長の無記録部が設けられてお
り、このために、再生信号aはこの無記録部に相
当して一定期間欠除する。曲間検出回路5は、再
生信号aのこの欠除部分を検出し、パルス信号c
を発生してタイマー回路6を動作させる。この場
合、曲間検出回路5は、再生信号の欠除部分が予
じめ設定された所定期間Δt以上継続したときに、
該欠除部分が音楽情報の曲間であるものと判定し
てパルス信号cを発生し、ドロツプアウトなどに
よる再生信号の欠除部分に対して曲間検出回路5
が誤動作しないようにする。このために、パルス
信号cの前縁は、再生信号aの曲間開始時点t3よ
りもΔtだけ遅れることになる。
タイマー回路6は、たとえば、単安定マルチバ
イブレータからなり、パルス信号cの前縁でトリ
ガーされ、時間幅Tの高レベルのパルス信号dを
発生して制御回路9に供給する。そこで、制御回
路9においては、ダイオード13がオン状態にな
つてバイアス電圧eが高レベルとなり、このため
に、切換回路7は受信信号bを通過させてラジオ
番組の聴取を可能とする。同時に、パルス信号d
は、抵抗17を介してトランジスタ15のベース
端子に供給され、このために、トランジスタ15
はオン状態になつてトランジスタ16はオフ状態
になる。しかるに、駆動電流fは零となつてテー
プ駆動モータ8は停止し、テープレコーダは停止
モードとなる。
イブレータからなり、パルス信号cの前縁でトリ
ガーされ、時間幅Tの高レベルのパルス信号dを
発生して制御回路9に供給する。そこで、制御回
路9においては、ダイオード13がオン状態にな
つてバイアス電圧eが高レベルとなり、このため
に、切換回路7は受信信号bを通過させてラジオ
番組の聴取を可能とする。同時に、パルス信号d
は、抵抗17を介してトランジスタ15のベース
端子に供給され、このために、トランジスタ15
はオン状態になつてトランジスタ16はオフ状態
になる。しかるに、駆動電流fは零となつてテー
プ駆動モータ8は停止し、テープレコーダは停止
モードとなる。
ラジオ番組は、時刻(t3+Δt)から期間Tだけ
聴取可能となつて監視することができる。もし、
ここで、ラジオ番組の聴取を継続したい場合に
は、イジエクト釦(図示)を操作してテープカセ
ツトをイジエクトすればよい。すると、切換スイ
ツチ10は接点R側に切換わり、切換回路7に高
レベルのバイアス電圧eが継続して供給され、切
換回路7は受信信号bの通過可能状態を維持す
る。
聴取可能となつて監視することができる。もし、
ここで、ラジオ番組の聴取を継続したい場合に
は、イジエクト釦(図示)を操作してテープカセ
ツトをイジエクトすればよい。すると、切換スイ
ツチ10は接点R側に切換わり、切換回路7に高
レベルのバイアス電圧eが継続して供給され、切
換回路7は受信信号bの通過可能状態を維持す
る。
ラジオ番組の受信状態の不良などにより、さら
に、ラジオ番組の監視が必要な場合には、テープ
カセツトを装着された状態のままにしておく。す
ると、時刻(t3+Δt)からT期間経過後時刻t4に
おいて、タイマー回路6の出力レベルは低レベル
となるから、制御回路9のダイオード13はオフ
状態となつてバイアス電圧eは低レベルとなり、
切換回路7切換えられて再生信号aの通過可能状
態となる。同時に、トランジスタ15はオフ状態
となつてトランジスタ16がオン状態となり、駆
動電流fが流れてテープ駆動モータ8が回転を開
始し、テープレコーダはプレーモードを再び開始
する。
に、ラジオ番組の監視が必要な場合には、テープ
カセツトを装着された状態のままにしておく。す
ると、時刻(t3+Δt)からT期間経過後時刻t4に
おいて、タイマー回路6の出力レベルは低レベル
となるから、制御回路9のダイオード13はオフ
状態となつてバイアス電圧eは低レベルとなり、
切換回路7切換えられて再生信号aの通過可能状
態となる。同時に、トランジスタ15はオフ状態
となつてトランジスタ16がオン状態となり、駆
動電流fが流れてテープ駆動モータ8が回転を開
始し、テープレコーダはプレーモードを再び開始
する。
時刻(t3+Δt)での駆動モータ8の停止時に
は、磁気ヘツド1はカセツトテープの曲間の無記
録部にあつたから、カセツトテープが走行を開始
すると、磁気ヘツド1は無記録部の残りを走査
し、時刻t5から次の曲を頭から再生する。この曲
が時刻t6で完了すると、曲間検出回路5とタイマ
ー回路6とが再び上記のように動作し、時刻(t6
+Δt)から時刻t7までのT期間テープレコーダを
停止モードとして、ラジオ番組の聴取を可能と
し、時刻t7から再度テープレコーダをプレーモー
ドにして、時刻t8からさらに次の曲の再生を行な
う。
は、磁気ヘツド1はカセツトテープの曲間の無記
録部にあつたから、カセツトテープが走行を開始
すると、磁気ヘツド1は無記録部の残りを走査
し、時刻t5から次の曲を頭から再生する。この曲
が時刻t6で完了すると、曲間検出回路5とタイマ
ー回路6とが再び上記のように動作し、時刻(t6
+Δt)から時刻t7までのT期間テープレコーダを
停止モードとして、ラジオ番組の聴取を可能と
し、時刻t7から再度テープレコーダをプレーモー
ドにして、時刻t8からさらに次の曲の再生を行な
う。
第3図は第1図の曲間検出回路5の一具体例を
示す回路図であつて、20は入力端子、21は増
幅回路、22は検波回路、23は反転・遅延回
路、24は比較回路、25は出力端子である。
示す回路図であつて、20は入力端子、21は増
幅回路、22は検波回路、23は反転・遅延回
路、24は比較回路、25は出力端子である。
第4図は第3図の各部の信号を示す波形図であ
り、第2図に対応する信号、時刻、期間などには
同一符号をつけている。
り、第2図に対応する信号、時刻、期間などには
同一符号をつけている。
次に、この具体例の動作について説明する。
第3図、第4図において、再生回路2(第1
図)から入力端子20に供給された再生信号a
は、増幅回路21で増幅された大振幅の再生信号
hとなり、検波回路22でエンベロープ検波され
る。検波回路22からのエンベロープ信号iは反
転・遅延回路23に供給される。
図)から入力端子20に供給された再生信号a
は、増幅回路21で増幅された大振幅の再生信号
hとなり、検波回路22でエンベロープ検波され
る。検波回路22からのエンベロープ信号iは反
転・遅延回路23に供給される。
反転・遅延回路23は、スイツチングトランジ
スタ26、抵抗27,28、ダイオード29、コ
ンデンサ30でもつて構成されている。エンベロ
ープ信号iが高レベルであるときには、スイツチ
ングトランジスタ26はオン状態にあり、コレク
タ電位は零電位にあつて、コンデンサ30に生ず
る電圧jは零である。
スタ26、抵抗27,28、ダイオード29、コ
ンデンサ30でもつて構成されている。エンベロ
ープ信号iが高レベルであるときには、スイツチ
ングトランジスタ26はオン状態にあり、コレク
タ電位は零電位にあつて、コンデンサ30に生ず
る電圧jは零である。
ところが、再生信号aが零となる曲間では、エ
ンベロープ信号iのレベルが零となり、したがつ
て、スイツチングトランジスタ26はオフ状態に
なる。このために、抵抗27,28の抵抗値とコ
ンデンサ30の静電容量で決まる充電時定数でも
つて、+B電源からコンデンサ30に充電が開始
し、コンデンサ30に生ずる電圧jが漸次増大す
る。なお、ダイオード29が、このとき逆バイア
スがかかつているから、オフ状態にある。
ンベロープ信号iのレベルが零となり、したがつ
て、スイツチングトランジスタ26はオフ状態に
なる。このために、抵抗27,28の抵抗値とコ
ンデンサ30の静電容量で決まる充電時定数でも
つて、+B電源からコンデンサ30に充電が開始
し、コンデンサ30に生ずる電圧jが漸次増大す
る。なお、ダイオード29が、このとき逆バイア
スがかかつているから、オフ状態にある。
次に、曲間が終了して再生信号aの振幅が大き
くなると、エンベロープ信号iのレベルも高くな
り、スイツチングトランジスタ26はオン状態と
なる。そこで、コレクタ電位は零となつてダイオ
ード29がオン状態となり、コンデンサ30は、
ダイオード29、スイツチングトランジスタ26
を通して急激に放電し、電圧jは急激に零とな
る。
くなると、エンベロープ信号iのレベルも高くな
り、スイツチングトランジスタ26はオン状態と
なる。そこで、コレクタ電位は零となつてダイオ
ード29がオン状態となり、コンデンサ30は、
ダイオード29、スイツチングトランジスタ26
を通して急激に放電し、電圧jは急激に零とな
る。
電圧jは比較回路24に供給され、基準電圧
VS以上のとき、比較回路24の出力レベルは高
レベルとなり、出力端子25にパルス信号cが得
られる。
VS以上のとき、比較回路24の出力レベルは高
レベルとなり、出力端子25にパルス信号cが得
られる。
パルス信号cの立上りの曲間開始時点t3に対す
る遅れΔtは、コンデンサ30に対する上記充電
時定数と基準電圧VSとで決まり、この遅れΔtが、
再生信号aに含まれるドロツプアウト期間よりも
充分長く、再生信号aの曲間における欠除期間よ
りも充分短かいように、上記充電時定数と基準電
圧VSとが設定されている。
る遅れΔtは、コンデンサ30に対する上記充電
時定数と基準電圧VSとで決まり、この遅れΔtが、
再生信号aに含まれるドロツプアウト期間よりも
充分長く、再生信号aの曲間における欠除期間よ
りも充分短かいように、上記充電時定数と基準電
圧VSとが設定されている。
曲間が検出されてテープ駆動モータ8(第1
図)が停止している期間中、検波回路22からの
エンベロープ信号iのレベルは零であつて、スイ
ツチングトランジスタ26はオフ状態にあるか
ら、コンデンサ30は充電状態が継続し、コンデ
ンサ30に生ずる電圧jは基準電圧VS以上のレ
ベルにある。そして、テープ駆動モータ8が再度
回転を開始し、次の音楽情報に対する再生信号a
が得られるようになつて始めて、スイツチングト
ランジスタ26のオン状態への転換により、コン
デンサ30に生ずる電圧jが零となつてパルス信
号cが低レベルに立下がる。したがつて、パルス
信号cのパルス幅tは、曲間の開始時点よりΔt
だけ遅い時点から次の音楽情報が再生され始める
までとなる。
図)が停止している期間中、検波回路22からの
エンベロープ信号iのレベルは零であつて、スイ
ツチングトランジスタ26はオフ状態にあるか
ら、コンデンサ30は充電状態が継続し、コンデ
ンサ30に生ずる電圧jは基準電圧VS以上のレ
ベルにある。そして、テープ駆動モータ8が再度
回転を開始し、次の音楽情報に対する再生信号a
が得られるようになつて始めて、スイツチングト
ランジスタ26のオン状態への転換により、コン
デンサ30に生ずる電圧jが零となつてパルス信
号cが低レベルに立下がる。したがつて、パルス
信号cのパルス幅tは、曲間の開始時点よりΔt
だけ遅い時点から次の音楽情報が再生され始める
までとなる。
パルス信号cは、出力端子25からタイマー回
路6(第1図)に供給され、タイマー回路6を動
作させるが、タイマー回路6の動作開始は、パル
ス信号cの立上り(すなわち、前縁)によつて行
なわれる。したがつて、たとえば、第2図におい
て、時刻t4でテープ駆動モータ8(第1図)が回
転を開始したとき、いまだ曲間であつて再生信号
aが零であつても、タイマー回路6(第1図)に
供給されるパルス信号cに立上りが生じないか
ら、タイマー回路6は動作しない。しかるに、ラ
ジオ受信期間T経過後にテープ再生を開始したと
きの、残りの曲間によるタイマー回路6の誤動作
が防止される。
路6(第1図)に供給され、タイマー回路6を動
作させるが、タイマー回路6の動作開始は、パル
ス信号cの立上り(すなわち、前縁)によつて行
なわれる。したがつて、たとえば、第2図におい
て、時刻t4でテープ駆動モータ8(第1図)が回
転を開始したとき、いまだ曲間であつて再生信号
aが零であつても、タイマー回路6(第1図)に
供給されるパルス信号cに立上りが生じないか
ら、タイマー回路6は動作しない。しかるに、ラ
ジオ受信期間T経過後にテープ再生を開始したと
きの、残りの曲間によるタイマー回路6の誤動作
が防止される。
以上のようにして、テープレコーダからの再生
信号から音楽情報の曲間が検出される毎に、該テ
ープレコーダを一定期間停止モードとし、その間
ラジオ番組の聴取を可能とするものであるから、
手動操作をともなうことなく、ラジオ番組の監視
を行なうことができ、そのための手間が省けるこ
とになる。また、受信状態が良好になつたことか
ら、ラジオ番組の聴取を継続したい場合には、単
に、イジエクト釦を操作するだけで自動的にラジ
オ番組の継続聴取状態となり、この場合、テープ
レコーダは停止モードにあつて、しかも、磁気ヘ
ツド1はカセツトテープの曲間無記録部上にある
ことから、テープカセツトは必然的に頭出しの状
態にあり、テープカセツトを再度テープレコーダ
に装着してプレー開始するときには、常に曲の頭
から再生を開始することになり、頭出し操作を必
要としない。したがつて、特に、自動車の運転者
にとつては、手間が省けて交通安全上非常に好ま
しいことになる。
信号から音楽情報の曲間が検出される毎に、該テ
ープレコーダを一定期間停止モードとし、その間
ラジオ番組の聴取を可能とするものであるから、
手動操作をともなうことなく、ラジオ番組の監視
を行なうことができ、そのための手間が省けるこ
とになる。また、受信状態が良好になつたことか
ら、ラジオ番組の聴取を継続したい場合には、単
に、イジエクト釦を操作するだけで自動的にラジ
オ番組の継続聴取状態となり、この場合、テープ
レコーダは停止モードにあつて、しかも、磁気ヘ
ツド1はカセツトテープの曲間無記録部上にある
ことから、テープカセツトは必然的に頭出しの状
態にあり、テープカセツトを再度テープレコーダ
に装着してプレー開始するときには、常に曲の頭
から再生を開始することになり、頭出し操作を必
要としない。したがつて、特に、自動車の運転者
にとつては、手間が省けて交通安全上非常に好ま
しいことになる。
なお、この実施例において、曲間のラジオ番組
聴取期間、すなわち、パルス信号dのパルス幅T
は、たとえば、10〜20秒程度に設定され、可変抵
抗12の抵抗値を調整することにより、変化させ
ることができる。なお、タイマー回路6は、スイ
ツチ11が開いているときには動作可能状態にあ
つて上記の動作をなし、スイツチ11が閉じてい
るときには、動作することができない。したがつ
て、ラジオ番組の監視を必要とせず、カセツトテ
ープからの再生を継続させる場合には、スイツチ
11が閉じられる。
聴取期間、すなわち、パルス信号dのパルス幅T
は、たとえば、10〜20秒程度に設定され、可変抵
抗12の抵抗値を調整することにより、変化させ
ることができる。なお、タイマー回路6は、スイ
ツチ11が開いているときには動作可能状態にあ
つて上記の動作をなし、スイツチ11が閉じてい
るときには、動作することができない。したがつ
て、ラジオ番組の監視を必要とせず、カセツトテ
ープからの再生を継続させる場合には、スイツチ
11が閉じられる。
さらに、上記実施例では、受信状態の良否の監
視ということで説明したが、このような監視のみ
に限られるものではない。たとえば、所望のラジ
オ番組の開始まで、そのラジオ番組を放送するチ
ヤンネルを監視するというような場合にも、本考
案は好適である。
視ということで説明したが、このような監視のみ
に限られるものではない。たとえば、所望のラジ
オ番組の開始まで、そのラジオ番組を放送するチ
ヤンネルを監視するというような場合にも、本考
案は好適である。
以上説明したように、本考案によれば、テープ
レコーダからの再生信号により、音楽情報の曲間
を検出して所定期間該テープレコーダを停止モー
ドとし、その間ラジオ番組の聴取を可能とするも
のであるから、手動操作を必要とすることなし
に、テープの再生とラジオ受信状態の監視を行な
うことができ、また、カセツトテープの頭出しも
自動的に行なわれて、操作の手間を大幅に省くこ
とができることになり、上記従来技術の欠点を除
いて優れた機能のテープレコーダ付きラジオ受信
機を提供することができる。
レコーダからの再生信号により、音楽情報の曲間
を検出して所定期間該テープレコーダを停止モー
ドとし、その間ラジオ番組の聴取を可能とするも
のであるから、手動操作を必要とすることなし
に、テープの再生とラジオ受信状態の監視を行な
うことができ、また、カセツトテープの頭出しも
自動的に行なわれて、操作の手間を大幅に省くこ
とができることになり、上記従来技術の欠点を除
いて優れた機能のテープレコーダ付きラジオ受信
機を提供することができる。
第1図は本考案によるテープレコーダ付きラジ
オ受信機の一実施例を示すブロツク図、第2図は
第1図の動作を説明するためのタイミングチヤー
ト、第3図は第1図の曲間検出回路の一具体例を
示すブロツク図、第4図は第3図の各部の信号を
示す波形図である。 1……磁気ヘツド、2……再生回路、4……受
信回路、5……曲間検出回路、6……タイマー回
路、7……切換回路、8……テープ駆動モータ、
9……制御回路、10……切換スイツチ。
オ受信機の一実施例を示すブロツク図、第2図は
第1図の動作を説明するためのタイミングチヤー
ト、第3図は第1図の曲間検出回路の一具体例を
示すブロツク図、第4図は第3図の各部の信号を
示す波形図である。 1……磁気ヘツド、2……再生回路、4……受
信回路、5……曲間検出回路、6……タイマー回
路、7……切換回路、8……テープ駆動モータ、
9……制御回路、10……切換スイツチ。
Claims (1)
- ラジオ受信信号とテープレコーダからの再生信
号との切換回路を備え、ラジオ受信情報と再生音
楽情報とを共通の発声手段により選択的に聴取可
能としたテープレコーダ付きラジオ受信機におい
て、前記再生信号により前記再生音楽情報の曲間
を検出する曲間検出回路と、該曲間検出回路の出
力信号により所定時間幅のパルス信号を発生する
タイマー回路と、該パルス信号のパルス幅期間前
記テープレコーダのテープ駆動モータを停止させ
前記切換回路を前記ラジオ受信信号に選択切換さ
せる制御回路とを設け、前記再生音楽情報の曲間
において、ラジオ受信情報を聴取することができ
るように構成したことを特徴とするテープレコー
ダ付きラジオ受信機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14337382U JPS5950140U (ja) | 1982-09-24 | 1982-09-24 | テ−プレコ−ダ付きラジオ受信機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14337382U JPS5950140U (ja) | 1982-09-24 | 1982-09-24 | テ−プレコ−ダ付きラジオ受信機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5950140U JPS5950140U (ja) | 1984-04-03 |
JPS6327481Y2 true JPS6327481Y2 (ja) | 1988-07-25 |
Family
ID=30320042
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14337382U Granted JPS5950140U (ja) | 1982-09-24 | 1982-09-24 | テ−プレコ−ダ付きラジオ受信機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5950140U (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP3916703A4 (en) | 2019-01-25 | 2022-11-30 | LG Electronics Inc. | INDICATOR |
-
1982
- 1982-09-24 JP JP14337382U patent/JPS5950140U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5950140U (ja) | 1984-04-03 |
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