JPH0643899Y2 - Pcm磁気再生装置 - Google Patents

Pcm磁気再生装置

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JPH0643899Y2
JPH0643899Y2 JP1988133420U JP13342088U JPH0643899Y2 JP H0643899 Y2 JPH0643899 Y2 JP H0643899Y2 JP 1988133420 U JP1988133420 U JP 1988133420U JP 13342088 U JP13342088 U JP 13342088U JP H0643899 Y2 JPH0643899 Y2 JP H0643899Y2
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circuit
signal
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pcm
signal processing
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善一 宮腰
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  • Noise Elimination (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 この考案はPCM磁気再生装置における基準信号の発振回
路の発振/停止に関する。
(ロ)従来技術・考案が解決しようとする問題点 一般にPCM磁気再生装置はディジタル録音された磁気再
生テープを再生したり、またはFM放送などを受信して再
生する、例えば車載用PCM磁気再生装置がる。
従来のPCM磁気再生装置は、FM放送の受信再生時、PCM信
号処理回路などの基準クロック信号などが停止せず、発
振状態のままであるため、この基準クロック信号の高調
波がFM放送帯に飛び込みラジェーション妨害となってFM
受信障害を起す。
例えば今、PCM信号処理回路の基準クロック信号が18.81
6MHzとすると、この基準クロック信号の1/2分周された
周波数の9.408MHzの高調波である94.08MHzまたは103.78
4MHzなどが、FM放送帯に飛び込んで妨害する。
特にPCM信号処理回路ではディジタルアナログ変換のた
め、何種類かの基準クロック信号を持っているので多く
のFM妨害信号が発生する。
内部にFMチューナ部を内蔵したPCM磁気再生装置では、
自分自身でFM受信が不可能になることもある。
内部にFMチューナ部を内蔵したPCM磁気再生装置では、
上記の欠点を解消するため、PCM信号処理回路系の電源
を独立に設定し、FM受信時にはこのPCM信号処理回路系
の電源を切断していた。
このため、他の必要な回路を制御するマイクロコンピュ
ータと電源供給ラインを分けて2系統の電源ラインを持
たねばいけないなどの欠点があった。
この考案は上記した点に鑑みてなされたものであり、そ
の目的とするところは従来例の欠点を解消し、良好なFM
受信を得ることのできるPCM磁気再生装置を提供すると
ころにある。
(ハ)問題を解決するための手段 この考案のPCM磁気再生装置はPCM信号を復調する信号処
理回路と、信号処理されたディジタルデータをアナログ
信号に変換するD/A変換回路と、アナログ信号を増幅す
る音声増幅回路とを備えたPCM磁気再生装置において、
電源ON投入時、電源ON信号によって、信号処理回路の基
準信号源である発振回路の発振を停止せしめる発振停止
手段を設けたものである。
また、磁気再生テープが挿入されたことを検出する検出
手段と、この検出手段によって信号処理回路の基準信号
源である発振回路の発振を開始する発振手段と、上記検
出信号によってパワーコントロール信号で音声増幅回路
と制御する制御手段とを設けたものである。
更に、磁気再生テープがEJECTされたことを検出する検
出手段と、このEJECT検出信号によって信号処理回路の
基準信号源である発振回路の発振を停止する発振停止手
段と、上記EJECT検出信号によって音声増幅回路を制御
しているパワーコントロール信号出力を停止するパワー
コントロール停止手段とを設けたものである。
(ニ)作用 磁気再生テープが挿入またはEJECTされたことを検出す
る検出回路を設け、この検出回路からの検出信号はマイ
クロコンピュータに供給される。
PCM信号処理回路にPCM信号処理に必要な基準クロック信
号や複数のFsクロック信号などの発振回路の発振起動ま
たは発振停止を制御するトランジスタ回路を設け、この
トランジスタ回路は上記マイクロコンピュータによって
制御される。
電源ON時、マイクロコンピュータを介して上記トランジ
スタ回路はONになって、上記発振回路のすべてを発振停
止させる。
磁気再生テープが挿入されると上記検出回路によって、
トランジスタ回路はOFFになり発振回路は発振を起動
し、PCM信号処理に必要な基準クロック信号などが動作
する。更に磁気再生テープがEJECTされると、トランジ
スタ回路はONとなり発振回路は発振停止になり、FM放送
受信などが可能になる。
(ホ)実施例 この考案に係るPCM磁気再生装置の実施例を第1図乃至
第3図に基づいて説明する。
第1図はPCM磁気再生装置のブロック図である。但し、
磁気テープの駆動機構やFM受信部などは省略されてい
る。
図において、1は磁気テープからのPCM信号入力端子、
2はPCM信号の何種類かのサンプリング周波数Fs用クロ
ック発振回路、3はPCM信号処理回路やサーボ系回路の
基準クロック信号の発振回路、4はPCM信号処理回路、
5は信号処理されたディジタルデータをアナログ信号に
変換するD/A変換回路、6はアナログ信号を増幅する音
声増幅回路、7はスピーカ、8は信号再生のためのPLL
回路、9はPLL回路8のループフィルタ、10は電圧制御
発振器(VCO)、11はPLL回路8のVCO出力信号の供給端
子、12はPCM信号処理回路4の発振停止端子、13は磁気
再生テープが挿入またはEJECTされたことを検出する検
出回路、14はPCM信号処理回路4の発振停止端子12を制
御するトランジスタ回路、15はトランジスタ回路14のベ
ース抵抗、16はマイクロコンピュータ(以下マイコンと
いう)、17はマイコン16用クロック発振回路である。
第2図はマイコン16の動作を説明するフローチャートで
ある。また第3図は要部の動作を表した波形図である。
通常、PCM磁気再生装置はサーボ系の基準クロック発振
回路3と、信号再生のVCO10及びA/D変換回路5用クロッ
ク信号、マイコン16用クロック発振回路17、複数のサン
プリング周波数Fs用クロック発振回路2などを備えてい
る。
マイコン16はシステム構成上、常に動作する必要がる
が、その他のクロック発振回路は磁気テープの再生時の
み動作すればよく、FM受信時などは不要となる。またサ
ンプリング周波数Fs用クロック発振回路は、PCM信号モ
ードによって変えねばいけないので、水晶発振子の選択
回路を備えているが、更に、外部クロック信号が使える
ようにするため、内部Fs系クロック発振回路2をON/OFF
制御する外部端子(図示せず)を備えている。
このように多くの発振回路を有し、PCM磁気再生装置の
使用動作状態によって各種のクロック信号が使用されて
いる。
FM放送の受信時、VCOや基準クロック信号など不要とな
るクロック発振回路の発振を停止させることが必要であ
る。
PCM磁気再生装置の電源がONになると、マイコン16はマ
イコン16に供給されている電源電圧5Vを感知し、トラン
ジスタ回路14をONにする。
このトランジスタ回路14のコレクタは、PCM信号処理回
路4の発振停止端子12に接続されていて、トランジスタ
回路14がONになると、この発振停止端子12をアースし
て、PCM信号処理回路4に接続されている基準クロック
発振回路3やVCO10などの発振を停止させる(ステップS
1,S2)。
磁気テープの挿入またはEJECTを検出する検出回路13の
スイッチ(SW)は、磁気テープが挿入されていないので
ONとなっている(第3図テープ検出信号)。この磁気テ
ープの挿入/EJECTの検出をフローチャート(第2図)の
ステップS3で判断し、磁気テープが挿入されるとステッ
プS4,S5を実行する。
磁気テープが挿入されると、検出回路13のスイッチ(S
W)はOFFとなってマイコン16は磁気テープが挿入された
ことを検出し(第3図のテープ検出信号の波形参照)、
トランジスタQ回路14をOFFにして基準クロック発振回
路3などの発振を開始する(ステップS4)が、第3図の
クロック信号波形で示したように、磁気テープが挿入さ
れた後、時定数Tの遅れ時間後にトランジスタQ回路14
はOFFとなって基準クロック信号などの発振回路は発振
起動する。
同時に、マイコン16は音声増幅回路6にパワーコントロ
ール信号を出力し(ステップS5)、音声増幅回路6のパ
ワーアンプのミュート回路をコントロールする。
このパワーコントロール信号によるミュート回路は、第
3図のミュート信号波形のように、パワーコントロール
信号がONである時、磁気テープの再生信号によてミュー
トOFFとなり再生信号はパワー増幅され、スピーカ7に
供給されて再生される。
磁気テープが再生後EJECTされると、テープの検出回路1
3のスイッチ(SW)はONとなり、PCM信号処理回路4の基
準クロック発振回路3などは、再度発振停止する。同時
にパワーコントロール信号の出力も停止し、第3図で示
すような動作波形(テープOUT後の波形)になる(ステ
ップS6,S7)。
このように、磁気再生テープの再生時のみ、PCM信号処
理回路4の基準クロック発振回路3やVCO10などの発振
回路は発振し、磁気テープの再生時以外の例えばFM放送
の受信時などは、上記発振回路は不要となり発振停止を
行う。
マイコン16のクロック周波数は、特にマイコン16が1チ
ップマイコンの場合、4MHz程度なのでクロック信号の高
調波を含めて、FM放送帯に飛び込んで妨害になることは
ない。
PCM磁気再生装置として、ディジタル録音テープ(DATな
ど)の再生時の例を上げて説明したが、ディジタル録音
ディスク(例えばCDプレーヤなど)の再生においても、
ディスクをディスクトレーに搭載してディスクの有無を
検出して、PCM信号処理回路の基準クロック信号の発振
を開始するように応用することもできる。
(ヘ)考案の効果 この考案に係るPCM磁気再生装置は磁気テープの再生以
外の例えばFM放送の受信時は、PCM信号処理回路の基準
クロック発振回路やVCOの発振を停止し、FM放送帯の妨
害波を無くしたので、良好なFM放送の受信ができる。
更に、従来例のようにPCM信号処理回路とマイコンなど
の供給電源を独立した2系統の電源にして、PCM信号処
理回路の電源のみを切断して上記発振を停止する回路に
比べ、回路が単純になりコストダウンになる。また上記
2系統の電源電圧の電圧差によって生ずるラッチアップ
を起こすこともないという効果がある。
しかも構造が簡単であって、また、安価に構成すること
ができるため実施も容易であるなどの優れた特長を有し
ている。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第3図はこの考案に係るPCM磁気再生装置の
実施例を示し、第1図はブロック図、第2図はマイクロ
コンピュータの動作を説明するフローチャート、第3図
は要部の動作を示す各部の信号波形と、そのタイミング
を表した波形図である。 主な符号の説明 1:PCM信号の入力端子 2:Fs系クロック発振回路 3:基準クロック発振回路 4:PCM信号処理回路 5:D/A変換回路 6:音声増幅回路 7:スピーカ 8:PLL回路 10:電圧制御発振回路(VCO) 12:発振停止端子 13:磁気テープの検出回路 14:トランジスタ回路 16:マイクロコンピュータ 17:クロック発振回路

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】PCM信号を復調する信号処理回路と、信号
    処理されたディジタルデータをアナログ信号に変換する
    D/A変換回路と、アナログ信号を増幅する音声増幅回路
    とを備えたPCM磁気再生装置において、 電源ON投入時、電源ON信号によって、信号処理回路の基
    準信号源である発振回路の発振を停止せしめる発振停止
    手段を設けたことを特徴とするPCM磁気再生装置。
  2. 【請求項2】磁気再生テープが挿入されたことを検出す
    る検出手段と、この検出信号によって信号処理回路の基
    準信号源である発振回路の発振を開始する発振手段と、
    上記検出信号によってパワーコントロール信号で音声増
    幅回路を制御する制御手段とを設けたことを特徴とする
    請求項1記載のPCM磁気再生装置。
  3. 【請求項3】磁気再生テープがEJECTされたことを検出
    する検出手段と、このEJECT検出信号によって信号処理
    回路の基準信号源である発振回路の発振を停止する発振
    停止手段と、上記EJECT検出信号によって音声増幅回路
    を制御しているパワーコントロール信号出力を停止する
    パワーコントロール停止手段とを設けたことを特徴とす
    る請求項2記載のPCM磁気再生装置。
JP1988133420U 1988-10-14 1988-10-14 Pcm磁気再生装置 Expired - Lifetime JPH0643899Y2 (ja)

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JPH0255453U JPH0255453U (ja) 1990-04-20
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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4510051Y1 (ja) * 1967-07-07 1970-05-09
JPS58189871A (ja) * 1982-04-30 1983-11-05 Sony Corp デイジタル信号再生装置

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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