JPS63273619A - 含フツ素ノボラツク及びその誘導体 - Google Patents

含フツ素ノボラツク及びその誘導体

Info

Publication number
JPS63273619A
JPS63273619A JP10826987A JP10826987A JPS63273619A JP S63273619 A JPS63273619 A JP S63273619A JP 10826987 A JP10826987 A JP 10826987A JP 10826987 A JP10826987 A JP 10826987A JP S63273619 A JPS63273619 A JP S63273619A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
group
fluorine
novolak
formula
reaction
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10826987A
Other languages
English (en)
Inventor
Shinji Tamaru
田丸 真司
Motonobu Kubo
久保 元伸
Masato Kashiwagi
正人 柏木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daikin Industries Ltd
Original Assignee
Daikin Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Daikin Industries Ltd filed Critical Daikin Industries Ltd
Priority to JP10826987A priority Critical patent/JPS63273619A/ja
Priority to US07/171,126 priority patent/US4877859A/en
Priority to EP88104679A priority patent/EP0284993A3/en
Publication of JPS63273619A publication Critical patent/JPS63273619A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Phenolic Resins Or Amino Resins (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は含フッ素ノボラック及びその誘導体に関する。
(従来の技術) フッ素を含まないノボラック樹脂及びノボラックエポキ
シは半導体素子の封止材料、プリント配線基板用樹脂、
各種電気絶縁材料、接着剤等に用いられでいる。又、含
フッ素ノボラック樹脂としては、例えばトリフルオロメ
チルフェノールの如終含フッ素フェノールを原料とした
フェノールノボラック樹脂が米国特許第3658758
号等より公知である。しかし、これらの樹脂はいずれも
耐水性及び耐熱性において不十分である。
(発明が解決しようとする問題点) 本発明の目的は耐水性、耐熱性に優れた含フッ素ノボラ
ック樹脂或いはその誘導体を提供することにある。
(問題点を解決するための手段) 一般式 (R’は水素原子、OH基又は 素WL1〜4のアル畔ル基、Xは炭素数2〜20の7ツ
索原子を含有する1価の有機基を示す)で表わされる繰
返し単位を含有する含フッ素ノボラック又はその誘導体
に係る。 上記においでXで示されるフッ素原子を含有
する1価の有機基としては例えば炭素数6〜14のパー
フルオロアルケニロキシ基、炭素数2〜20のフルオロ
アルキル基を挙げることができる。
前者のパーフルオロアルケニロキシ基としては例えば式 (R’、R’及(/R’はそれぞれ炭素数1〜6のパー
フルオロアルキル基またはいずれかの一つがF原子、そ
の他は炭素数1〜6のパーフルオロフルキル基を示し、
R1は炭素数1〜5のパーフルオロフルキル基を示す、
)で表わされる基を示すことがで訃、特に好適なものと
してはへキサフルオロプロペンの11体又は31L体、
テシラフルオロエチレンの4〜7量体からフッ素原子1
@が脱離し、そこに酸素原子1個が結合して形成される
基を挙げることができ、構造式で例示すると下記のとお
りである。
(cF、)、c=cc、F、、 υ ■ 後者のフルオロフルキル基としては例見ば式%式%) (R嘗は水素原子、CI又はBr、には0−17、鋤は
θ〜4.1は1〜19を示す)で表わされる基を挙げる
ことができる。
本発明の含7ツ素ノボラック及びその誘導体は例えば式 (R2及びXは前記と同意義)で表わされる7エ/−ル
誘導体とホルムアルデヒド(FA)を酸の存在下で付加
縮合することにより得られる。FAとしてはホルマリン
、パラホルムアルデヒドも使用で訃る。化合物(2)は
FA1モルに対して約0.1〜10モル使用するのが好
ましい。化合物(2)にト1Jフルオロメチルフェノー
ル等の、他の7エノール類を併用して共付加縮合体を得
ることもできる。Rとしては、塩酸、硫酸、リン酸、シ
ュウ酸、ギ酸、酢酸、トリフルオロ酢酸などの、フェノ
ール類とFAの付加縮合によって7ボラツクを製造する
際に用いられる公知の酸から任意に選択、使用すること
ができる。酸の使用量は反応系のpHが4以下になる量
が好ましい。反応温度は約50〜200℃が好適で、反
応時間、反応圧力は特に限定されな−1゜ 又、本発明の含フッ素ノボラック及びその誘導体は例え
ば式 (R2は前記と同意義、R3は水素原子又はOH基)で
表わされるノボラック樹脂とパーフルオロアルケンYF
を反応させることによっても得られる。
上記においてYで表わされる炭素数6〜14のパーフル
オロアルケニル基としては例えば式(R’、R“及びR
7はそれぞれ炭素数1〜6のパーフルオロアルキル基ま
たはいずれかの一つがF原子、その他は炭素数1〜6の
パーフルオロアルキル基を示し、R1は炭素数1〜5の
パーフルオロフルキル基を示す、)で表わされる基を示
すことができ、特に好適なものとしてはへキサフルオロ
プロペンの2量体又は3量体、テトラフルオロエチレン
の4〜7量体からフッ素原子1個が脱離して形成される
基を挙げることができ、構造式で例示すると下記のとお
りである。
(CFz)2c=cc2F、、 CF。
弐YFで表わされるパーフルオロアルケンとしては例え
ば式 %式% (R5,R”及びR7は前記と同意義を示す)で表わさ
れる化合物を示すことができ、特に好適なものとしては
へキサフルオロプロペンの2景体及び3量体2、−テト
ラフルオロエチレンの4〜7量体を挙げることができ、
構造式で例示すると、下記のとおりである。
(CF 3 ) 2 C= CF (C2F s )、
上記のパーフルオロフルケニa斗シ化反応は塩基の存在
下、溶媒中で行うのが好ましい、塩基としては例えばト
リエチルアミン、)リメチルアミン、トリプロピルアミ
ン等のアミン類、アルカリ金属またはその水酸化物等を
、溶媒としてはアセトニトリル、ジノチルホルムアミ°
ド、ジメチルスルホキシドなどの非プロジン性極性溶媒
が好適に使用できる0式(3)の樹脂とパーフルオロア
ルケンの割合は通常前者の水酸基1当量に対して後者を
約0.01〜0.95モル用いるのが好ましい。反応温
度は適宜選択できるが約θ〜40℃の範囲が好ましい。
塩基は11脂(3)の水酸基1当量に対して約1〜20
モルの範囲で用いるのが好適である。
(4)式のYFで示される化合物の中にはで示される化
合物が包含される。
これらからは、それぞれ が生成する。
より具体的には例えば が生成する。
更に、本発明の含フッ素ノボラック及びその誘導体は例
えば式(3)で表わされるノボフック樹脂と、式 %式%(5) で表わされる化合物を反応させることによっても得られ
る。Zは炭素数2〜20のフルオロアルキル基であり具
体例として例えば CF s(CF 2)n(CH2)II−(CFコ)t
c F (CF 2)k(CHx)−−CF !(CF
 t)kCF (CF 3)(CH2)鋤−R”(CF
 z>n(c H2)m− (R1は水素原子、CI又はBr、には0〜17、鯵は
O〜4、nは1〜19を示す)で表わされる基を挙げる
ことができる。 Arは置換されていてもよいフェニル
基で、置換基としてF、Cl* Br。
C,、、・のアルキル基等を挙げることができる。
AはC7〜、。のフルキル基、C+w+。のハロアルキ
ル基、ハロゲン原子、水酸基又はアリール基を示し、ハ
ロゲンとしてはF、C1,Br等を、アリール基として
はフェニル、Fリル、ナフチル基等を例示することがで
きる。化合物(5)の製法は例えば特開昭57−243
19、同60−172959、同61−24529に記
載されている。
上記のフルオロアルキル化反応は塩基の存在下、溶媒中
で行うのが好ましい、塩基としては例えば炭酸アルカリ
、炭酸水素アルカリ、ピリジン、C1〜1゜のアルキル
基等により置換されたピリジン等を、溶媒としてはアセ
トニトリル、ジクロロメタン、クロロホルム、四塩化炭
素、ジメチルホルムアミド、ジメチルアセトアミド等が
用いられる。式(3)の樹脂と化合物(5)の割合は通
常前者のベンゼン環1当量に対して後者を約0.01〜
10当量用いるのが好ましい1反応温度は適宜選択でき
るが約−20℃〜150℃の範囲が好ましい、塩基は化
合物(5)に対して約1〜10倍当量の範囲で用いるの
が好適である0反応時間は特に規定されないが通常は約
5分〜10時間である0反応圧力は特に制限されない0
反応生成物は濃縮、沈殿、カラムクロマトグラフィー等
の方法により分離精製することができる。
次に式(1)におけるR1が一0CH2CH−CH2X
 1 (以下0−Gl、と略記する)である含フッ素/ボラッ
クは式 (R2及びXは前記と同意義)で表わされる繰返し単位
を含む誘導体(6)とエピクロルヒドリン(以下ECH
と略記する)とのエーテル化反応により得られる0反応
には必ずしも溶媒は必要でないが、メチルエチルケトン
(M E K )、メチルイソブチルケトン(MIBK
)などのケトン類を用いることも可能である。誘導体(
6)の水酸基1当量に対してECHを約1〜50モル使
用するのが好ましい、またNaOH1KOHSLiOH
,Ca(OH)2などのアルカリを誘導体(6)の水酸
基1当量に対して約1〜10当量を使用するのが好まし
い、触媒は必ずしも必要ではないが、トリノチルベンノ
ル7ンモニウムクaライド、テトラメチルアンモニウム
ブロマイド等の第4級7ンモニウム塩を反応系に対して
約0.01〜10重量%の割合で使用することも出来る
0反応温度は適宜選択できるが約20〜200℃の範囲
が好ましい1反応時間及び反応圧力は特に限定されない
(発明の効果) 本発明の含フッ素ノボラック及びその誘導体は耐水性及
び耐熱性に優れ、エポキシ或いは含フッ素エポキシの硬
化剤として有用であり、例えば半導体素子の封止材料、
プリント配線基板用樹脂、各種電気絶縁材料、接着剤等
に広く使用することができる。
(実 施 例) 以下に参考例、実施例及び試験例を挙げて詳しく説明す
る。
参考例1 撹拌機、滴下1斗、温度計を備えた反応容器にp−メト
キシフェノール130g、ジメチルホルムアミド900
鴎!およびトリエチルアミン318gを入れ、20℃以
下に冷却した。このものに20℃以下に保ちながらヘキ
サフルオロプロペン31体450.を10分間で滴下し
、20℃以下に保ちながら2時間攪拌した0反応後、多
量の希塩酸中に反応液を投入し、沈澱した黄色の油状物
を回収し、水層が酸性を示さなくなるまで水による洗浄
を繰返した。得られた油状物を蒸留し、4−パーフルオ
ロノネニロキシフェニルメチルエーテル443gを得た
。 b@p、 86〜87℃74−−Hg。
この化合物388gを酢酸1300sZに溶解し、57
%ヨウ化水素酸水溶液1300mNを加え撹拌しながら
24時間加熱還流させた。放冷後、液状生成物を5%亜
硫酸ナトリウム水溶液に投入し、クロロホルム21で2
回抽出した。クロロホルム溶液を濃縮し、得られた粗結
晶をクロロホルムに溶解し再結晶しで4−パーフルオロ
ノネニロキシ7工/−ル〔化合物(A)1311gを得
た。 (p、 105℃。
^磁場側を正とする値で化学シフト(δppe+)を表
示(以下同様)。
■   −5,1,8F ■   −6,46F @   −21,4,3F ■   89.2.   1F (i)    91.4.    IF参考例2 参考例1におけるp−ノドキシフェノールの代りに義−
メトキンフェノールを用いる以外は参考例1と同様に操
作して3−パーフルオロノネニロキシフェニルメチルエ
ーテル423gを得た。 b、p、 83〜86℃74
mmHg、この化合物388gを酢fi1300饋lに
溶解し、57%ヨウ化水素酸1300社を加え攪拌しな
がら57時間加熱還流させた。放冷後、反応液を5%亜
硫酸ナトリウム水溶液に投入し、クロロホルム21で2
回抽出した。減圧下にクロロホルムを留去し、残渣を蒸
會して3−パーフルオロノネニロキシフェノール〔化合
物(B ) ) 282gを得た。
b、p、  94〜b ■  −5,2,6F ■  −6,5,6F @   −21,3,3F ■  89,4.   IF ■  91,3.   IF 参考例3 参考例2におけるヘキサフルオロプロペン3量体の代り
にヘキサフルオロプロペン2量体300gを用いる以外
は参考例2と同様に操作して3−パーフルオロへ今セニ
ロキシフェニルメチルエーテル235gを得た。この化
合物283gを酢酸1300mlに溶解し、57%ヨウ
化水葉酸1300mlを加え攪拌しながら60時間加熱
還流させた。放冷後、反応液を5%亜硫酸ナトリウム水
溶液に投入し、クロロホルム2Iで抽出した。減圧下に
クロロホルムを留去し、残渣を蒸留して3−パーフルオ
ロヘキセニロキシフェノール〔化合物(C)3139g
を得た。b、p、 83〜b (外部標準CF、C0OH,CDCl3中、δppm>
Qa    4.Is   3F ■   35.1.  2F ■  −18,0,3F ■  −21,4,3F 参考例4 )(トリフルオロ7セトキシ)″J−ドーn−)リデカ
フルオロヘキサン(CF 3 (CF 2 )s−1(
OCOCF、)2)80g、)リクロロトーlフルオロ
エタン2501、ベンゼン14.9ml、トリフルオロ
メタンスルホン酸13,7mlを混合し、0℃で3時間
撹拌した。更に室温下で20II ff1l撹袢して反
応を続けな1反応終了後、減圧下に溶媒を除去し、残渣
をクロロホルム/7セトニトリル=11/1(容量比)
の混合溶媒から再結晶を繰返し、白色結晶としてn−ト
リデカフルオロへキンルフェニルヨードニウムメタンス
ルホネート〔化合物(D)〕を得た。収fi44゜ ”F−HHR(外部標準CF、COO1l、 CDCl
2中、δppm)−5,82F   (−CF2−1−
)■ 1.0  3F   (CF3SO3−)3.6  3
F   (CFs (CF2)5)36.3.43.8
.45,0.48,5゜2FX4(CF3 (CF2)
4 CF2−1− 〕実施例1 化合物(A )108gとパラホルムアルデヒド11.
Igを80%硫酸100mZ中に加え撹拌しながら徐々
に加熱した。約110℃に保ち1.5時間撹拌を続けた
0反応終了後、静置して分離した硫酸層を除き、残った
樹脂状物をクロロホルムに溶解して酸性を示さなくなる
まで水洗を繰返した。クロロホルム溶液を無水硫酸マグ
ネシウム上で乾燥して濃縮し、多量の石油ベンジン中に
滴下して沈殿を生成させた。
12時間、室温下で放置後、沈殿した樹脂状物を集め6
0℃で減圧下に石油ベンジンを除去した。得られた黄褐
色の固形物は58gであった。
平均重合度nはIH−NMRにおけるメチレンプロトン
シグナルの積分値(I−C1,−)とフェニルプロトン
シグナルの積分値(I Pb−II)の比γから次式に
従い算出した。
IPh  If     2n+6 ’H−NMR(7セトンーd、中、TMS基準、δpp
m)4.05   2,6H(−C112)6.7〜7
,0  4.9H(フェニル−H)γ= 1.88. 
 n= 1.3 実施例2 化合物(B)216gとパラホルムアルデヒド22.2
gを80%硫酸200m/中に加え、撹拌しながら室温
から110℃まで約20分間を要して昇温し、さらに同
温度に保ちつつ20分間撹拌した0反応終了後、静置し
て分離した硫酸層を除き、残ったelf脂状物をトリク
ロロト+7 フルオロエタンに溶解して酸性を示さなく
なるまで水洗を繰返した。溶液を無水硫酸マグネシウム
上で乾燥後、多量の石油ベンジン中に滴下して沈殿をt
別した。シ戸液を濃縮し析出した沈殿を回収しトリクロ
ロト+7 フルオロエタンに溶解し、石油ベンノン中に
投入し生成した沈殿を先に得られた沈殿と合わせて減圧
下に脱溶媒した。得られた褐色の固形物は130gであ
った。
実施例1と同様にして平均重合度nを求めた。
IH−NMR(アセトン−d6中、TMS基準、δpp
慟)4.0  3.2H(−CHi−) 6.2〜7.2  4,9H(フェニル−H)n=2.
8 実施例3 実施例2における化合物(B)の代りに化合物(C)を
156g用いる以外は実施例2と同様に揉作して平均重
合度n−3,8であるノボラック樹脂98.を得た。
+ 1−1− N M R(アセトン−d、中、TMS
基準、δppm)4.0  2,4H(−CH2−) 6.2〜7,3  3,4H(フェニル−H)実施例4 化合物(A )162.%n−)リフルオロメチルフェ
ノール48.8g及びパラホルムアルデヒド33.5g
を80%硫lll130omN中に加え、攪拌しながら
室温がら100℃まで10分間を要して昇温し、更に1
5分同温度にて保持した0反応終了後硫酸層を除き、生
成物を7七トンに溶解し、多量の水中に滴下して沈殿物
を集めた。洗浄液が酸性を示さなくなるまで水洗を繰返
した後、減圧下に60℃で乾燥した。このものをトリフ
ルオロトリクロロエタンに溶解し大過剰の石油ベンジン
中に滴下して生じた沈殿を回収した。減圧下に石油ベン
ジンを除き、170gの褐色の固形物が得られた。
ゲルパーミエイションクロマトグラフイーにより求めた
ポリスチレン換算の数平均分子量%11は1640、重
量平均分子量8曽は235oであった。
1・F−NMR(外部標準CFsCOOHt 74! 
) ンーd、中、δppm)、高磁場側を正とする値で
化学ン7ト(δppm)を表示(以下同様)。
のモル比が1 :0.91の共付加縮合体であった。
実施例5 フェノールノボラック樹脂〔住友ベークライト(株)9
1、商品名P R−53194) 159g1 ジメチ
ルホルムアミド1200m1及びトリエチルアミン13
7gを混合して均一な溶液とし、約10℃に冷却し、こ
の温度を保ちながら攪拌下にヘキサフルオロプロペン3
量体203gを10分間で滴下した。3時間攪拌後、反
応液を大過剰の希塩酸中に注ぎ、生成した沈殿を1別し
て水洗した。減圧下に60℃で乾燥した沈殿を7七トン
t ooo社に溶解し、l過した後、l液を濃縮し、さ
らに減圧下に110℃で10時間脱溶媒を行った。淡褐
色の固形物289gが得られた。このもののF含量は3
8.3%であった。
実施例6 レゾルシノール110g(iモル)及びホルマリン(3
5%)64.4gの混合物を20℃以下に冷却して撹拌
しながら3.6%塩酸を0.05sZ加えた。5分後更
に3.6%塩酸を0.5m#加えた。この間に温度は3
0℃まで上昇した。10分後、3.6%塩酸の0.1m
lを加え、反応温度が55℃以下になるよう冷却しなが
ら3.6%塩酸0.2mfを5分毎に3回加えた6次い
で20分間を要して92℃まで加熱し、更に3時間加熱
還流させた0反応終了後、反応液を大量の水中に投入し
、生成した沈殿を回収し7セトンに溶解した後、水中で
再沈殿させた。得られた沈殿を減圧下に105℃で12
時間乾燥してレゾルシノ−ルノポラック樹脂48.を得
た。ゲルパーミエイションクaマドグラフィーにより求
めたポリスチレン換ヰの敗平均分子量簡nは1300、
重量平均分子量間−は1900であった。
得られたレゾルシノールノボフック36,8.をジメチ
ルホルム7ミド250論lに溶解し、トリエチルアミン
27.3gを加え溶液を6〜10℃に保ちながらへキサ
フルオロプロペン3fi体40.5gを10分間を要し
て滴下し、10℃以下に保ちつつ、4時間攪拌した0反
応終了後、反応液を大量の希塩酸中に投入して含フッ素
レゾルシノールノボラックを沈殿として回収し、7セト
ンに溶解し、水に再沈殿させた。得られた沈殿をI別し
、減圧下に105℃で乾燥して64.の樹脂を得た。
F含量  39.1% ”F−NMR(外s標準CF 3 COOH* 7 セ
) ンーd藝中曾 δppm) ゝ。
’ H−N M R(7セ) ンーd *中、TMS基
準wδppm)3.8    br  (−C112−
)6.2〜7,4  br  (フェニル−H)実施例
7 実施例6で得られた含フッ素レゾルシノールノボラック
樹脂30gをエピクロルヒドリン150m1に溶解して
攪拌しながら、細かく砕いた水酸化ナトリウム8.2g
を徐々に加え、加熱還流させた。10時間反応させた後
、室温まで冷却しクロロホルム200−Iを加え、生成
した塩化ナトリウムをl別し、次いで水洗した。有機層
を減圧下に濃縮し得られた粘調液をポリテトラフルオロ
エチレン製のトレイに広げ、減圧下105〜110”C
で24時間、脱溶媒を行った。得られた含フッ素ノボラ
ックエポキン樹脂の塩酸−ジオキサン法で測定したエポ
キシ当量は219であった。
実施例8 フェノールノボラック樹脂〔住友ベークライト(株)製
、商品名P R−53194) 3.2gをアセトニト
リル150m1に溶解し、ピリノン2.61、化合物(
D)21.2gを加えて60℃で1時間反応させた。溶
媒を減圧下に留去し、残渣を7セトンに溶解し水中に注
いで析出させた。このものを乾燥してトリクロロトリフ
ルオロエタンに溶解し、多量の石油ベンジン中に投入し
て沈殿を回収し、減圧下に110℃で13時間脱溶媒し
て4.6gの褐色の固形物を得た。
このもののF含量は51.2%であった。
試験例1 実施例5で得られた含フッ素フェノールノボラック29
gと実施例7で得られた含フッ素レゾルジノ−ルノボラ
ックエボキシ22.をメチルイソブチルケトン100s
Nに溶解し、三7ツ化ホウ素ピペリジン錯体0.2.を
加え、均一に混合した。このものをポリテトラブルオロ
エチレン製のシャーレに注入し、80℃で減圧下に脱溶
媒した0発泡が認められなくなってからオープン中で1
20℃X 5 hr、 150’CX 12hr、 t
so℃X21+r加熱して厚さ約3輪−の硬化物を得た
比較例1 フェノールノボラック〔住友ベークライト(株)製、商
品名P R−53194) 20g%o−クレゾールノ
ポラツクエボ斗シ40gをメチルイソブチルケトン10
0w1に溶解し、三7ツ化ホウ素ピペリノン錯体0.4
gを加え均一に混合した。硬化物を得る操作は試験例1
と同様に行った。
得られた硬化物についてJ I S  K−6911に
準じて煮沸吸水率及び減量開始温度を測定した。結果を
第1表に示す。
第1表 (以 上)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼(1) (R^1は水素原子、OH基又は ▲数式、化学式、表等があります▼、R^2は水素原子
    又は炭 素数1〜4のアルキル基、Xは炭素数2〜20のフッ素
    原子を含有する1価の有機基を示す)で表わされる繰返
    し単位を含有する含フッ素ノボラック又はその誘導体。
  2. (2)Xがパーフルオロアルケニロキシ基である特許請
    求の範囲第1項記載の含フッ素ノボラック又はその誘導
    体。
  3. (3)Xがフルオロアルキル基である特許請求の範囲第
    1項記載の含フッ素ノボラック又はその誘導体。
  4. (4)ノボラック中における式(1)の繰返し単位の割
    合が少なくとも1重量%である特許請求の範囲第1項記
    載の含フッ素ノボラック又はその誘導体。
JP10826987A 1987-03-24 1987-04-30 含フツ素ノボラツク及びその誘導体 Pending JPS63273619A (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10826987A JPS63273619A (ja) 1987-04-30 1987-04-30 含フツ素ノボラツク及びその誘導体
US07/171,126 US4877859A (en) 1987-03-24 1988-03-21 Fluorine-containing novolak resin and derivative thereof
EP88104679A EP0284993A3 (en) 1987-03-24 1988-03-23 Fluorine-containing novolak resin and derivative thereof

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10826987A JPS63273619A (ja) 1987-04-30 1987-04-30 含フツ素ノボラツク及びその誘導体

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS63273619A true JPS63273619A (ja) 1988-11-10

Family

ID=14480366

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10826987A Pending JPS63273619A (ja) 1987-03-24 1987-04-30 含フツ素ノボラツク及びその誘導体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS63273619A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63277219A (ja) * 1987-05-08 1988-11-15 Neos Co Ltd 含フッ素フェノ−ル樹脂およびその製造方法
JPS6456714A (en) * 1987-05-08 1989-03-03 Neos Kk Fluorine-containing phenolic resin precursor
WO2014104126A1 (ja) * 2012-12-26 2014-07-03 セントラル硝子株式会社 ヘキサフルオロイソプロパノール基を含むノボラック樹脂およびその製造方法、並びにその組成物

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS619420A (ja) * 1984-06-08 1986-01-17 ヘキスト・アクチエンゲゼルシヤフト ペルフルオロアルキル基を含有するポリマー、その製法およびこれを含有する放射線感性複写層
JPS61296350A (ja) * 1985-06-26 1986-12-27 Toshiba Corp 感光性組成物

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS619420A (ja) * 1984-06-08 1986-01-17 ヘキスト・アクチエンゲゼルシヤフト ペルフルオロアルキル基を含有するポリマー、その製法およびこれを含有する放射線感性複写層
JPS61296350A (ja) * 1985-06-26 1986-12-27 Toshiba Corp 感光性組成物

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63277219A (ja) * 1987-05-08 1988-11-15 Neos Co Ltd 含フッ素フェノ−ル樹脂およびその製造方法
JPS6456714A (en) * 1987-05-08 1989-03-03 Neos Kk Fluorine-containing phenolic resin precursor
WO2014104126A1 (ja) * 2012-12-26 2014-07-03 セントラル硝子株式会社 ヘキサフルオロイソプロパノール基を含むノボラック樹脂およびその製造方法、並びにその組成物
JP2014141655A (ja) * 2012-12-26 2014-08-07 Central Glass Co Ltd ヘキサフルオロイソプロパノール基を含むノボラック樹脂およびその製造方法、並びにその組成物
US9464163B2 (en) 2012-12-26 2016-10-11 Central Glass Company, Limited Novolak resin containing hexafluoroisopropanol group, method for producing same, and composition of same

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9410055B2 (en) Polybenzoxazole resin and precursor thereof
Tao et al. Synthesis and properties of novel fluorinated epoxy resins based on 1, 1-bis (4-glycidylesterphenyl)-1-(3′-trifluoromethylphenyl)-2, 2, 2-trifluoroethane
JP5515168B2 (ja) リン含有化合物並びにその調製方法及び使用
US20120116078A1 (en) Phosphorus-containing bisphenols and preparing method thereof
JPH04500374A (ja) ペルフルオロビニル基を含む反応性化合物
US4877859A (en) Fluorine-containing novolak resin and derivative thereof
JPS6235404B2 (ja)
WO2015025929A1 (ja) パーフルオロ(ポリ)エーテル基含有二官能化合物、パーフルオロ(ポリ)エーテル基含有二官能化合物を含む組成物およびこれらの製造方法
JPS63273619A (ja) 含フツ素ノボラツク及びその誘導体
JPH0774178B2 (ja) パ−フルオロアルケニロキシフエノ−ル及びその誘導体
JPH02502918A (ja) 熱安定性が改良された耐燃性多芳香族シアネート樹脂
US8431656B2 (en) Curable cyclic phosphazene compound and method of preparing the same
JPS6222735A (ja) 弗素含有ジオ−ルおよびテトロ−ルの製造方法
JP5971016B2 (ja) 含フッ素芳香族化合物およびその製造方法
JP2893136B2 (ja) 含フッ素ビスフェノール誘導体
JP7113665B2 (ja) 組成物及びその製造方法
JP2002241495A (ja) プロパルギルエーテル基を有する新規な1,3−ベンゾオキサジンモノマー及び当該モノマーを重合してなるポリベンゾオキサジン
JPS6357593A (ja) ホスホニトリル酸エステル類とその製造法
JP2696109B2 (ja) 新規ジアミン誘導体
JP4141869B2 (ja) 硬化促進剤
JP2004238412A (ja) 熱硬化性樹脂の製造方法
JPS6016451B2 (ja) 樹脂の製造法
KR20200024718A (ko) 향상된 충격 강도를 갖는 프탈로니트릴계 수지
JPS62286947A (ja) ビス(ハロアシル芳香族)単量体及びその製法
JP5576428B2 (ja) 硬化性環状ホスファゼン系化合物およびこれらの製造方法