JPS6327258B2 - - Google Patents

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JPS6327258B2
JPS6327258B2 JP53104368A JP10436878A JPS6327258B2 JP S6327258 B2 JPS6327258 B2 JP S6327258B2 JP 53104368 A JP53104368 A JP 53104368A JP 10436878 A JP10436878 A JP 10436878A JP S6327258 B2 JPS6327258 B2 JP S6327258B2
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JP
Japan
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output
elevator
signal
reset
microcomputer
Prior art date
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Application number
JP53104368A
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English (en)
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JPS5531769A (en
Inventor
Kazuhiro Sakata
Takeo Yuminaka
Kotaro Hirasawa
Soshiro Kuzunuki
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP10436878A priority Critical patent/JPS5531769A/ja
Publication of JPS5531769A publication Critical patent/JPS5531769A/ja
Publication of JPS6327258B2 publication Critical patent/JPS6327258B2/ja
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  • Maintenance And Inspection Apparatuses For Elevators (AREA)
  • Elevator Control (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、エレベーター制御装置に係り、特に
単独のエレベーターをコンピユータにより制御す
る場合の制御装置に関する。
近年、マイクロコンピユータ(以下マイコンと
略す)の進歩は著るしく、機能および処理能力の
点でも、初期のミニコンピユータ以上になつてき
ており、また、その価格も安価なものとなつてい
る。このようなことから、従来のエレベーター制
御装置を構成しているリレーによるランダムロジ
ツク回路を、コンピユータによるコンピユータコ
ントロールに置きかえる動きがある。しかし、こ
の試みは安全性に疑問があり、エレベーター制御
装置への応用は困難であつた。なぜならば、マイ
コンは、数チツプのLSI(大規模集積回路)で構
成されているため、色々な安全性向上の手段を取
りにくく、すなわち、マイコンの内部で、色々と
安全性対策を図りたくとも、必ずLSIとして外部
へ出ている信号を利用するしか対策できないから
である。このため、ちよつとしたことでも、すべ
て、マイコンの故障という現象となり、ひいては
全システムの故障となる。
特に、エレベーターにおいては、乗客を運搬し
ているために、その途中で故障すると、それも走
行指令を出力したままで故障すると、必ず、昇降
路の端部に衝突して、乗客がけがをすることにな
る。さらに、かごのドアが開いているときに、故
障して走り出すと、乗ろうとしていた乗客が、昇
降路内に落ち、死亡する危険性もある。この他、
ブレーキを誤まつて開き自由落下したり、ドアの
反転動作が互動作して、人をはさみ込んだり等、
色々な不安全動作が考えられ、マイコンはエレベ
ーター制御に応用することは困難であつた。さら
に重要なことは、エレベーターは専門の技術者が
マイコンを操作するのではないので、操作者に安
全管理をまかすわけにはいかないことである。
本発明の目的は、安価なマイコンを用いても、
上述の不安全動作を皆無とする、エレベーター制
御装置を提供するにある。
この目的を達成するため、本発明は、故障状態
がはつきりしており、また、故障個所を分散する
ことができる有接点回路に、一度コンピユータの
出力と安全装置の出力を通すことによつて安全性
を確保するようにしたことを特徴とする。
以下、本発明の一実施例を図面を用いて詳細に
説明する。
第1図は本発明の一実施例に係るエレベーター
制御装置の全体構成を示すブロツク図である。こ
の図において、マイコン1はクロツクパルス発生
装置(以下CPGと略す)3よりのクロツク5を
入力されて、動作するものである。このマイコン
1にはこの他、電源7の出力電圧が電源投入時の
立上がり時に一時的に出力“0”のパルスを発生
する電源投入時のリセツトパルス発生装置9の出
力31が接続されている。一方、マイコン1のプ
ログラムをデバツグするときのみ接続するデバツ
グ装置33も接続される。この接続線35はバス
接続となつている。このマイコン1への入力は、
入力バツフア37を通して加えられ、この入力情
報に基づいて、マイコン1は演算処理し、この結
果を出力バツフア39を経て、出力される。この
入力バツフア37への入力には、例えば、かご内
にある運転盤の行先押ボタンとか、ホールにある
ホールボタンがあり、そして、このボタン41を
押したことにより応答灯43を出力バツフア39
を経由して点灯する。入力には、この他に有接点
回路45からの、色々な接点情報がある。そし
て、この有接点回路45のリレー(以下Ryと略
す)をマイコン1は出力バツフア39、出力カツ
ト回路47を経由して付勢、消勢させる。この出
力カツト回路47は、マイコン故障検出装置49
の出力51によりカツト動作を行なう。すなわ
ち、故障検出装置49が故障と判定したときは、
出力カツト回路47が働き、マイコン1の出力が
外部へ出されなくなる。この故障検出装置49は
CPG3からのクロツク信号53を受けて、動作
するものであるが、逆に、マイコン1から、この
故障検出装置49の動作を阻止する信号(阻止信
号55)を定期的に出力し、この信号により、前
記の故障動作を阻止するようにも構成されてい
る。有接点回路45は、Ryとその接点、および
安全装置のスイツチGRS,FLS,ULS,DLS,
GS,DS等が入力されている。このスイツチGRS
は、ガバナースイツチで、エレベーターが過速度
になると動作するスイツチである。スイツチFLS
は、エレベーターが、端階で止まらなかつたとき
動作する信号で、この信号が出されるとエレベー
ターは非常停止する。スイツチULSは、最上階
の正規の位置でエレベーターが止まらないときに
動作して、エレベーターを止めようとするもので
ある。このスイツチが動作したときは、下降は行
ない得る。スイツチDLSは逆に最下階の正規の
位置でエレベーターが止まらないときに動作し
て、止めようとするものである。このスイツチが
動作したときは、上昇は行ない得る。すなわち、
端階では、2重に安全スイツチがついており、正
規の位置で止まらないときは、まずスイツチ
ULSまたはDLSで止めようとし、これで止まつ
たときは逆方向に動くようにし、このスイツチ
ULS,DLSでも止まらないときは、さらにスイ
ツチFLSで止めようというもので、端階でエレベ
ーターのかごが昇降路の床や天井に衝突するのを
防ぐ。スイツチGSは、エレベーターのかごのド
アが閉じているとき信号を出すもので、スイツチ
DSは、ホール側のドアがすべて閉じているとき
信号を出すものである。従つてエレベーターが動
くためには、この2つの信号がないと危険であ
り、さらに走行中にこの信号がなくなつた時は直
ちに止めないと人身事故を起こす恐れが生じる。
この他に、有接点回路45に非常停止ボタン57
が入力されている。また、この非常停止ボタン5
7と一緒に手動リスタートボタン59も接続され
る。さらにこのボタン59は、前記のリセツトパ
ルス発生装置9の出力31と一緒になりマイコン
1と故障検出装置49に入力される。一方、有接
点回路45の出力としてモータ制御回路61への
出力があり、この有接点回路45の信号に基づ
き、モータ制御回路61が動作して、エレベータ
ー駆動モータ63を動かす。
次に、以上述べたことを総合して説明する。こ
のシステム全体に対して電源が投入されると、リ
セツトパルス発生装置9の出力31が、マイコン
1をリスタートさせ、マイコン1はこれにより、
所定のプログラムから、処理を始める。この処理
内容は通常、マイコンのイニシヤライズから行な
い、そして、エレベーターを動かすプログラムを
処理し始める。一方出力31は、故障検出装置4
9もリセツトするので、その出力51は、出力カ
ツト回路47を動作させない。なお、マイコン1
のエレベーターを動かすシーケンス用プログラム
が、図示していないが、一定周期K毎に入る割込
により、動くものとし、そのプログラムの最後
に、故障検出装置49への阻止信号55を出力す
るものとする。さらに、CPG3からのクロツク
信号53を故障検出装置49が受けて、前記一定
周期K以上の周期毎に出力51を出力するものと
する。従つて、マイコン1が一定周期K毎にプロ
グラムを実行して、阻止信号55を出力すれば、
出力51を出力する以前に阻止信号55が入り、
故障検出装置49がリセツトされて、出力51よ
り出力されることない。ところが、シーケンス用
プログラムが暴走すると、出力が完全にデタラメ
となつたり、または、暴走以前の出力のままとな
つたりするので、もし、このままエレベーターを
動かすと、どんな動きをするかわからないことに
なる。本実施例では、シーケンス用プログラムが
暴走すると、そのプログラムの最後に入れてある
阻止信号のプログラムが実行されなくなるため、
阻止信号55が出力されず、故障検出装置49が
動作して、出力カツト回路47が動作し、すべて
のマイコン1の出力をカツトしてしまう。このよ
うになると、有接点回路45の動作もすべて初期
状態に戻り、エレベーターは完全に停止してしま
う。このように本実施例の一つの効果は、一定周
期毎に起動されるシーケンス用プログラムの最後
に阻止信号55のプログラムを入れることによ
り、シーケンス用プログラムが暴走したならば、
直ちにエレベーターを停止させて、安全を保ち得
ることである。なお、本実施例のように電源投入
時のリセツトパルス発生装置9の出力により、故
障検出装置49のリセツトと、マイコン1のリス
タートを同時に行なえば、電源投入時の故障検出
装置49の誤動作も容易に防ぐことができる効果
を奏する。勿論、マイコン1のイニシヤライズの
プログラムが一定周期Kに比べ、比較的に小さい
場合で、大きいときは、そのイニシヤライズの途
中においても、阻止信号55を出力してやる必要
がある。
以上のようにイニシヤライズが終了すると、マ
イコン1は、制御のための処理を始める。この処
理は、まず、入力バツフア37を経由して、入力
データを取込み、そのデータに応じて、エレベー
ターを動かすための、シーケンス処理の演算を行
ない、そして、最後に、演算した結果を出力バツ
フア39に出力する。この結果は、さらに、出力
カツト回路47を経て、応答灯43や、有接点回
路45に出力される。有接点回路45では、Ry
を投入して、モータ制御回路61のための信号を
作成する。このとき、モータ制御回路61への信
号は前述の安全スイツチの信号にも基づいて出力
される。すなわち、エレベーター走行中にスイツ
チGSの信号がなくなると、マイコン1の出力が
どうなつていようと、モータ制御回路61には、
停止信号が出され、エレベーターは停止する。こ
のような手段で、安全性が保たれると、断言でき
る理由は次の原理による。すなわち、有接点での
故障としては、電力を遮断する接点でなければ、
ほとんど溶着を考える必要はなく、接触不良のみ
を考えれば良い。また、溶着と同様な現象となる
固渋という現象では、たとえば、スイツチFLSで
はエレベーターのかごが、直接に、接点を開路す
るレバーを動かすとか、また、溶着している場合
でも、その接点をひきはがすほどの力を加えるよ
うにしておけば、接点が離れなかつたということ
はなくなるので、確実に、エレベーターを停止さ
せることができる。以上の場合は、FLSのような
最終段のスイツチでは必須のことであるが、それ
以外では、多少、安全性については、問題がある
が、マイクロスイツチのような、複雑な機構のも
のでも、半導体のものに比べ、接触不良の確率の
方が絶対的に大きいため、安全側に回路を構成で
きる利点を有する。さらに有接点は故障しても、
その接点のみの故障で、全システムの故障とはな
らないので、その故障個所は分散されていると考
えて良い。すなわち、LSIのマイコンのように、
1個所の欠陥により、全システムがダウンするこ
とがないので、安全性については、非常に高い信
頼性のものとなる。具体的に言えば、スイツチ
ULSの溶着故障では、なんらシステムの運行に
差し支えることはない。従つて、定期点検時に、
この故障を発見し修理する程度ですむ。なお、集
積化されない半導体回路では、ランダムロジツク
回路であるならば、故障が有接点の回路と同様に
限定されて、他に波及しないので、有接点のよう
に故障モードが限定されない点はあるが、マイコ
ンのように全システム故障にはならない。
以上のことは、非常停止押ボタン操作時にも言
えることで、エレベーターを停止したいのにもか
かわらず止まらないという事故を無くすために
も、有接点回路で構成し、さらに、接触不良時は
停止するように常閉接点で構成しておけば、最善
であり、100%確実にエレベーターを停止させる
ことができる。
以上の説明は、通常の運転時のことであるが、
コンピユータ特有のプログラムのデバツグ時にお
いては、マイコン1を、バス35によりデバツグ
装置33に接続し、マイコン1内のプログラムを
デバツグするが、このとき、プログラムを1命令
ずつ実行して、プログラムをデバツグする場合
に、誤まつて、エレベーターが運転中のときにこ
の動作を行なうと、エレベーターは、所定の通り
に動いているのに、シーケンス用プログラムが、
エレベーターの動きに追従せずに、エレベーター
は暴走してしまう。この場合、マイコン1は暴走
したのではなく、異常なく動いているので、普通
の故障検出方法では、検出できないことになる。
ところが、前述のように、シーケンス用のプログ
ラムの最後に故障検出装置49をリセツトするた
めのプログラムを入れておけば、阻止信号55が
出力されなくなるので、出力51が出力されて、
出力カツト回路47を動作させ、すべての出力を
カツトし、エレベーターを停止させてしまう。従
つて、デバツグ装置33を接続した場合に、万一
誤操作しても、エレベーターはこの故障検出装置
49により自動的に停止させることができるの
で、安全にデバツグを行なうことができる。な
お、デバツグを行なうときは、モータ63等の動
く装置を動かないように配線を外すとかの処置を
とつてやるのが正規であるが、試運転中等では、
配線の取外し等大変であるので、本実施例のよう
なシステム構成にしておけば、自動的に出力がカ
ツトされるので、本質的に安全にデバツグを行な
うことができる。
以上のデバツグを行なつた後で、正規に戻す場
合は、故障検出装置49が動作しているために、
このリセツトを行なつてやらなければならない
が、この手段として、本実施例ではリスタートボ
タン59を設けている。これにより、故障検出装
置49とマイコン1に対して、リセツトと、リス
タート信号を出している。このため、マイコン1
は、電源投入時と同様に動作を行なう。ところ
が、この場合は、有接点回路45の方は、電源投
入時でなく、何らかの運転を始めた後に停止して
いるので、このままでは、前の運転の履歴によ
り、エレベーターが正常に動作しない場合があ
る。この解決方法として、リスタートと同時に、
有接点回路45に一度非常停止をかけて、履歴を
全べて消去する方法をこの実施例ではとつてい
る。
なお、このリスタートボタン59は、万一、マ
イコン1が暴走したときのリスタート用として
も、出力カツトのリセツトと兼ねているため、便
利に使用できる。さらに、エレベーター制御シス
テムの特殊性として、マイコン1があるのは、エ
レベーターの機械室であり、操作員がいるのは、
かご内である。このかご内は、万一、マイコン1
が暴走して停止したときは、かご内に閉じ込めら
れたことになり、救出を待つ以外にない。この解
決策として、本実施例システムでは、このリスタ
ートボタン59をかご内に設けることにより、解
決したものである。すなわち、かご内に設けた、
リスタートボタンを、非常停止したときに押せ
ば、マイコン1に対してリスタートをかけると同
時に、出力カツトも解除されて、それ以降、エレ
ベーターは動くことができるので、かご内閉じ込
めとなることはない。また、単にリスタートボタ
ン59をかご内に移しただけなので安価にシステ
ムを構成できる。
以上、第1図のブロツク図について説明した
が、これらのブロツクをさらに詳細に説明する。
第2図は、マイコン1の詳細図である。このマ
イコン1は、現在市販されているマイコンでは、
様々な種類があり、また、その機能、処理能力等
についても異なつており、一般的説明では誤解を
まねく恐れがある。従つて株式会社日立製作所製
のHMCS6800シリーズのマイコンを実際に用い
たので、説明にあたつてはこのマイコンにより行
なうが、他のマイコンでも同様に構成できる。こ
のマイコン1の中心はMPU(Micro Processing
Unit:前記シリーズの形式名HD46800)101
で、このMPU101は、プログラムが格納され
ているROM(Read Only Memory:前記シリー
ズの形式名HN46532)103、データを記憶し
ておくRAM(Random Access Memory:前記
シリーズの形成名HD46810A)105とアドレス
バス107、データバス109により接続されて
いる。この他に、マイコンへの入力および出力用
にPIA(Peripheral Interface Adopter:前記シ
リーズの形式名HD46820)111,113が、
そして、デバツグ用にコネクタ115がアドレス
バス107、データバス109に接続されてい
る。このMPU101の概略の動作は、電源投入
時の出力31が、MPU101の端子に入力
されているので、この出力31が“0”となると
MPU101内で、プログラムカウンタにリスタ
ート用プログラムの先頭番地がセツトされて、エ
レベーターの制御のプログラムが実行される。す
なわち、セツトされたプログラムカウンタの番地
(ROM103内)をMPU101のアドレスバス
107より出力し、その結果ROM103より出
力されるデータ(命令)をデータバス109よ
り、MPU101内に取り込み、その命令を解読
して実行する。以降プログラムカウンタを増加さ
せながら次々と実行していく。この実行するタイ
ミングは、MPU101の端子CLOCKφ1,φ2
入力されているクロツク信号5により行なわれ
る。なお、このプログラムの最初は、イニシヤラ
イズのプログラムで、第1にマイコン1のイニシ
ヤライズが行なわれる。例えば、割込の制御、ス
タツクポインタのセツト、PIA111,113の
イニシヤライズ、RAM105のデータのクリア
等である。この処理後に、入力データの取込、入
力データに基づく演算、この演算結果によるデー
タの出力が、図示されていないMPU101の割
込端子に一定周期K毎に入る割込信号により実行
される。
次にPIA111,113の概略説明を行なう。
このPIAはプログラマブルなLSIで、2つの8ビ
ツトのポートを持つている。このポートは入力用
にも出力用にもプログラムでセツトすることがで
きる。本実施例では、PIA111のポートAは入
力用、ポートBは出力用、PIA113のポート
A,Bとも出力用として、イニシヤライズのプロ
グラムでセツトされる。なお、出力用のポートの
PIAではMPU101から、そのポートを指定す
るアドレスが出力されると、そのときのデータバ
ス109の信号がそのまま、PIA内に記憶され、
そして出力される。従つて、次にMPU101か
らそのPIAを指定するまで、その出力は保持され
る。入力用のPIA111は、ポートAに入力バツ
フアからの入力信号117が入力されるが、この
とき、入力信号を8ビツトずつ入力するため、そ
の入力8ビツトずつのブロツクを指定するための
出力信号119をBポートより出力する。一方、
出力用PIA113は、Aポートから8ビツトずつ
一つのブロツクとして出力するが、この出力信号
121のブロツクを、Bポートからの出力信号1
23が指定する。なお、このBポートの8ビツト
のうちの1ビツトを前記阻止信号55として使用
する。
次に、第3図により入力バツフア37とこのバ
ツフアへの入力信号について説明する。ボタン4
1はさらに詳細に説明すると、かご内の運転盤の
行先ボタン、ホールにあるホールボタン、運転方
式を決定する切替スイツチ、ドアの開閉指示ボタ
ン等がある。これらのボタン41の8個411
418を一組として、それぞれ電圧変換のための
インタフエース201を経て、トライステートゲ
ート203oに入力される。一方、有接点回路4
5の接点情報も8個451〜458を一組として、
それぞれインタフエース201を経て、トライス
テートゲート2031に入力される。この接点情
報としては、マイコン1の出力の結果動作する
Ryの接点として、正しく信号が伝達されている
かどうか、チエツクするとか、前述の安全スイツ
チが動作すると変化するRyの接点として、その
安全スイツチの確認をするとか、非常停止ボタン
の操作をしたかどうかのチエツクをするRyの接
点とか、さらに、モータ制御回路の動作を知るた
めの接点等が入力されている。
さらに、この入力バツフア37へは、マイコン
1の出力信号119が入力されて、デコーダ20
5へ接続される。デコーダ205は、このマイコ
ン1の出力信号を1〜nにデコードする。具体的
に説明すると、マイコン1の出力信号119は8
ビツトで構成されているために0〜255までデコ
ード可能である。しかし、本実施例では0を使用
せずに、1〜nまでデコードしている。このデコ
ーダ205の出力は、トライステートゲート20
1〜203oに入力されている。従つて、マイコ
ン1の出力信号119の信号をデコーダ205で
デコードして、唯一のトライステートゲートに入
力されて、そのトライステートゲートの入力をそ
のまま出力する。この出力は、すべてのトライス
テートゲートの出力が8出力毎に並列に接続され
て、マイコン1への入力信号117となつている
ので、出力信号119で指定されたトライステー
トゲートに接続されている8つの入力信号のみ
が、マイコン1への入力信号117として出力さ
れることになる。このようにマイコン1へは、入
力バツフア37への任意の入力信号を入力するこ
とができる。
次に、第4図により出力バツフア39と出力カ
ツト回路47について、詳細に説明する。マイコ
ン1の出力信号121から出力バツフア39への
出力信号が出されると、ラツチ2311〜231o
の入力端子D1〜D8に入力される。この状態で、
さらにマイコン1の出力信号123を変化させる
と、その信号123は、先に説明したデコーダ2
05を同一の機能を持つデコーダ233に入力さ
れているので、その出力は変化する。この出力
は、それぞれラツチ2311〜231oのT入力に
接続されているので、先の出力変化のうち、“0”
に変化したT入力のみ、その端子D1〜D8に入力
されている信号をラツチ内に記憶する。マイコン
1の出力はこのように、出力信号121より8ビ
ツトの信号の出力後、出力信号123を目的のラ
ツチのコードにしてやると、信号121がラツチ
へ記憶される。
このラツチの出力はすべて、出力カツト回路4
7へ入り、AND(論理積)ゲート235に入力さ
れる。そして、もう一方の入力端子は、すべて接
続されて、故障検出装置49の出力51に接続さ
れている。従つて、出力51が、故障検出装置4
9が故障を検出し、“1”となると、すべてのラ
ツチ出力は、ANDゲート235より出力されな
くなる。しかし、平常は出力51が“0”となつ
ているので、ANDゲート235の出力へは、ラ
ツチの出力がそのまま出力される。この出力はサ
イリスタ237のカソードに接続されているの
で、ANDゲート235の出力が“1”であれば、
それに接続されているサイリスタ237は導通す
る。このサイリスタ237には、応答灯431
438〜とか、Ry2391〜2398〜等が接続さ
れているので、応答灯41が点灯するとか、Ry
が付勢される等が行なわれる。これらの消勢、消
灯に関しては電源PRが純直流でなく交流の全波
整流であるため、サイリスタのカソードの電位が
0で、整流波形が0となつた時点で、サイリスタ
が非導通となることにより行なわれる。
次に、第5図により、故障検出装置49とリセ
ツトパルス発生装置9に関係するブロツクを、さ
らに詳細に説明する。リセツトパルス発生装置9
は電源Pが、電源投入により立上がつてくると、
抵抗261を経て、コンデンサ263に充電す
る。このコンデンサ263の電圧はこのため徐々
に高くなり、ある一定値に達すると、シユミツト
トリガゲート265が動作して、出力される。こ
のコンデンサ263の充電時間が、電源の立上が
り時間に比して充分大であれば、マイコン1が動
作した後においても、ゲート265の出力は
“0”であり、そのためANDゲート267も出力
“0”で、出力31が“0”で、MPU101の端
子が“0”となり、マイコンの動作は停止
する。そして、コンデンサ263が充分充電され
ると、ゲート265の出力は“1”となり、そし
て、ANDゲート267の一方の入力は、電源P
に抵抗269を経て接続されているので、“1”
で、出力31も“1”となる。このためマイコン
1はリスタートを開始する。
さらに、抵抗269には接点271aが接続さ
れているが、この接点は、詳しくは後述するが、
リスタートボタン59を押すと閉路する接点であ
る。すなわち、マイコン1を最初からスタートさ
せるときとか、プログラムが暴走してしまつたと
きにリスタートさせるものである。この接点が閉
じると、電源の負側Nに接続されるので、AND
ゲート267の一方の入力が“0”となり、出力
31が“0”で、マイコン1を停止させ、ボタン
を離した時点で“1”となり、リスタートするも
のである。
一方、出力31は、故障検出装置49へ入力さ
れているが、この信号の一つは、ANDゲート2
81,283に入力され、もう一方は、NOT(否
定)ゲート285を経て、OR(論理和)ゲート
287,289に入力されている。この故障検出
装置49へは、さらに、CP信号53が入力され、
カウンタ291,293のクロツク入力端子Tに
接続されている。このCP信号は、前述のように、
一定周期K以上の周期で動作しているクロツクパ
ルスであるので、そのクロツクが動作する毎にカ
ウンタ291,293は歩進する。しかし、この
カウンタのリセツト端子Rに、歩進する前に、マ
イコン1からの阻止信号55が入力されるとリセ
ツトされて、歩進はしない。この阻止信号55
は、NOTゲート295,297、ORゲート28
9を経て、カウンタ291の端子Rに入つてい
る。一方、阻止信号55は、NOTゲート295、
ORゲート287を経て、カウンタ293の端子
Rへも入力されている。これは、万一阻止信号5
5が、出力されたままであると、カウンタ291
はリセツトされたままであるが、逆に、カウンタ
293は、リセツトされなくなるので、CP信号
53により、歩進する。この関係は逆に、平常時
では、カウンタ293は、ほとんどリセツトされ
たままである。カウンタ291の出力は、ORゲ
ート299へ、カウンタ293は、ORゲート3
01へ入力されて、ANDゲート283,281
と共に、この出力を記憶する。この記憶した結果
は、ORゲート303から出力51として、出力
カツト回路47へ入力される。この出力51のリ
セツトは、ANDゲート283,281の入力で
ある出力31により行なわれる。
次に、第6図により、有接点回路45の詳細に
ついて説明する。図において、非常停止ボタン5
7とリスタートボタン59が押されたとき付勢す
るRy271の常閉接点271bとが直列に接続
されて、Ry50Bを付勢する回路を構成してい
る。従つて、電源PR−Nを投入すると、Ry50
Bは付勢され、非常停止ボタン57が押されて、
接点を開路すると消勢する。従つて、このボタン
57が接触不良を起こすと、Ry50Bは消勢し、
また、固渋とか溶着していた場合でも、力を入れ
て押すことにより、容易にRy50Bを消勢させ
ることができる。このRy50Bの常開接点50
Baはエレベーター上昇Ry11、および下降Ry1
2に対して、直列に挿入されている。このRy1
1又は12が付勢すると、その常開接点11a1
たは12a1が閉路し、エレベーターのブレーキコ
イル311に電流が流れ、ブレーキが開く。一
方、後述するモータ制御回路により、エレベータ
ーは動き出す。従つて、この接点50Baが前記
の操作により開路すると、Ry11または12が
消勢し、ブレーキコイル311への電流も遮断さ
れて、エレベーターは停止する。このように、エ
レベーターを直ちに停止させる接点50Baと直
列に、エレベーターの安全スイツチGS,DS,
GRS,FLSが挿入されている。さらに、ULS,
DLSのみは、それぞれの運転方向に応じて挿入
されている。そして、このRy11又は12をさ
らに出力バツフア39のサイリスタ231によ
り、付勢、消勢できるようになつている。
この第6図を総合的に説明すると、エレベータ
ーが上昇するために、マイコン1により、Ry1
1を付勢するためのサイリスタ231を導通させ
る。このとき、図示していないが、ドア閉じの動
作も行なわれている。このために、スイツチGS,
DSが閉路すると、Ry11は付勢し、コイル31
1に電流を流し、ブレーキを開き、同時に、モー
タ制御回路61を動作させて、エレベーターは動
き出す。このとき、非常停止ボタン57を押す
と、Ry50Bが消勢し、接点50Baを開き、Ry
11が消勢し、ブレーキがかかり、エレベーター
は停止する。非常停止ボタン57でなくとも、過
速となつてスイツチGRSが動作したときも同様
である。また端階で停止しなくて、スイツチFLS
が動作したときも同様に停止する。さらに、かご
ドアが開いたり、ホールドアが開いた場合も同様
である。また端階で、スイツチULSが動作した
ときも同様に停止するが、逆方向の下降を行ない
得ることは、この構成からわかるであろう。以上
の説明でわかる通り、マイコン1の出力が誤まつ
た場合でも、例えば、サイリスタが導通の場合で
も、以上の安全スイツチが動作すると、確実に停
止する効果を奏することができる。
次に、第7図により、モータ制御回路61の詳
細を説明する。上昇Ry11および下降Ry12の
常開接点11a2,12a2は並列に接続され、一方
は、速度制御回路351の端子I1に接続され、他
方は、抵抗R1と常開接点21aの並列回路と直
列に接続されている。この接点21aと抵抗R1
の並列回路は、以下同様な常開接点22aと抵抗
R2、常開接点23aと抵抗R3、常開接点24a
と抵抗R4、常開接点25aと抵抗R5の並列回路
が直列に接続されて、速度制御回路351の端子
I2に接続されている。この端子I1とI2の間が完全
に短絡されると、エレベーターは最高速度で動
き、接点25aから順次開路すると、それに応じ
て、抵抗R5から順次挿入されて、エレベーター
の速度は抵下する。接点21a〜25aがすべて
開路すると、エレベーターの速度はほとんど0と
なる。従つて、エレベーターが動くときは、ブレ
ーキを開くために接点11a1または12a1が閉路
すると同時に、接点11a2または12a2が閉路す
るので、エレベーターの速度は、わずかに動く程
度で、その後、接点21a〜25aまで順次閉路
して行き、速度が上昇し、目的の階で、逆に接点
25a〜21aと順次開路して行き、停止する。
この接点21a〜25aは、図示していないが、
マイコン1の出力により動作する。Ryの接点で
ある。そして、上記の動作は、加速時はマイコン
1内のタイマのプログラムにより、順次付勢し、
減速時は、マイコン1内に入力されたかご位置に
より順次消勢して行くものである。このため、万
一マイコン1が誤動作して、停止している最中に
速度指令が出されても、前述の接点11a2または
12a2が閉路していないため、実際にエレベータ
ーが動くような誤動作とはならない。
以上、各ブロツクの詳細について説明したが、
以下においては、この詳細な図により、再度本実
施例の動作を説明する。
このシステム全体に対して電源が投入される
と、第5図のコンデンサ263に充電が始まり、
その出力31は“0”となつている。これは、電
源が立上がつた後も“0”であるので、カウンタ
291,293の端子Rは“1”で、リセツトさ
れ、また、ANDゲート281,283の入力は
“0”なので、その故障検出の記憶はリセツトさ
れる。一方、マイコン1もリセツトされている。
そして、充電が終了すると、出力31は“1”と
なり、マイコン1はスタートする。マイコン1
は、この動作により所定のプログラムから処理を
始める。まず、イニシヤライズのプログラムが起
動される。そして、それが終了すると、一定周期
Kに入る割込を待ち、割込が入ると、第2図の
PIA111のポートBより第3図の入力バツフア
37のデコーダ205に出力し、そして、PIA1
11のポートAに入つた入力データをRAM10
5内の所定の場所へ記憶する。そして、さらに、
次の入力を取り込むために、PLA111のポー
トBよりデコーダ205に出力し、ポートAより
信号を取り込み、RAM105内に記憶する。こ
の動作を順次繰返し、すべて入力すると、次は、
この入力情報に基づき、エレベーターを動かす演
算を行ない、結果を順次RAM105内の所定の
場所に記憶する。この演算が終了すると、次は
RAM105内の演算結果を出力するが、まず第
1に、PIA113のポートAより、第4図の出力
バツフア39のラツチ231に出力し、そして、
記憶させるために、ポートBよりデコーダ233
に出力する。順次、この動作を繰返して、すべて
出力し終えると、最後に、ポートBより阻止信号
55を第5図のカウンタ291に対して出力す
る。そして、次の割込を待ち、以下、割込がある
と同様に繰返す。
一方、故障検出装置49は、マイコンのリスタ
ートと同時にカウンタ291,293のリセツト
が解除されているので、この時点より、CP信号
53により動作可能となる。このように電源投入
と同時に動作させているので、故障を早期に発見
でき、さらに故障検出装置49のリセツトとマイ
コン1のリスタートと同時に行なつているので、
容易に同期がとれて、電源投入時の誤動作もなく
することができる。なお、CP信号は一定周期K
毎よりも長周期なので、カウンタが歩進する前
に、阻止信号が入力されて、歩進することはない
が、万一、マイコン1がノイズ等で誤動作したと
すれば、割込のプログラムの最後に、阻止信号の
プログラムが入つているので、阻止信号が、出力
されることはなく、カウンタは歩進することにな
る。歩進すると、この出力はORゲート299と
ANDゲート283により記憶されて、その結果
が、出力51として、第4図のカツト回路47の
ANDゲート235に入力されて、すべての出力
はカツトされてしまう。このため、第6図のRy
11または12は消勢し、エレベーターは完全に
停止する。本実施例では、このように、エレベー
ターを動作させるシーケンス用プログラムの最後
に阻止信号を出力するように入れているので、確
実に故障を検出できる。そして、検出したならば
直ちに全出力をカツトしているので、エレベータ
ーは安全に停止することができる。また、故障検
出装置をカウンタにより構成して、周期的に実行
されるプログラムにより、リセツトし、リセツト
信号がなければ歩進するようにしているので、確
実に、そして安価に故障検出装置を構成できる。
さらに、カウンタを2個設け、阻止信号が出たま
までも、カウントするように構成したので、マイ
コン1が、阻止信号を出力したままで故障した場
合でも検出できる効果を得ることができる。
さらに、デバツグ装置33を、第2図のコネク
タ115に接続している最中、誤まつて、エレベ
ーターのシーケンスに追従しないようなプログラ
ムをマイコン1に実行させた場合でも、安全に検
出でき、そしてエレベーターを停止させることが
できる効果もある。
このようにして、故障検出装置49が動作した
後で解除するときも問題となる点がある。それ
は、第4図において、ラツチ231が、何らかの
データを記憶していたとすれば、解除することに
より、そのデータが出力されて、Ry等が付勢し、
エレベーターが動く可能性がある点である。本実
施例では、このために、リスタートボタン59
で、解除すると同時に、第6図において、Ry2
71を付勢させ、その常閉接点271bを開路
し、リレー50Bを消勢させ、万一、ラツチ23
1の内容が出力されても、非常停止と同様の処置
をとつているので、エレベーターが動くようなこ
とはない。なお、このリスタートボタン59をか
ごに設けておくと便利であることは、前述の通り
である。
以上説明した実施例においては、マイコン1の
出力は、すべて出力カツト回路47を経て出力さ
れているが、表示のみの出力では、直接出力して
も同等の効果を得ることができる。
以上述べた本発明によれば、安価なマイコンを
用いても、安全にエレベーターを動かすことがで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例に係るエレベーター
制御装置のブロツク図、第2図は第1図に示した
マイコンの詳細ブロツク図、第3図は第1図に示
した入力バツフアの詳細ブロツク図、第4図は第
1図に示した出力バツフアおよび出力カツト回路
の詳細ブロツク図、第5図は第1図に示した故障
検出装置の詳細ブロツク図、第6図は第1図に示
した有接点回路の詳細ブロツク図、第7図は第1
図に示したモータ制御回路の詳細ブロツク図であ
る。 1……マイコン、3……CPG、7……電源、
9……リセツトパルス発生装置、37……入力バ
ツフア、39……出力バツフア、41……ボタ
ン、43……応答灯、45……有接点回路、47
……出力カツト回路、49……故障検出装置、5
7……非常停止ボタン、59……手動リスタート
ボタン、61……モータ制御回路、63……エレ
ベーター駆動モータ、291,293……カウン
タ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 複数の階床をサービスするエレベーターと、
    このエレベーターを駆動するモータと、上記エレ
    ベーターの走行時にコイルが励磁されることによ
    り解放されるブレーキと、上記エレベーターの運
    転情報を入力し処理するエレベーター制御用コン
    ピユータと、このコンピユータの出力に応じて上
    記モータを制御するモータ制御装置と、上記エレ
    ベーターの安全装置とを備えたものにおいて、上
    記コンピユータの出力を保持する出力バツフア
    と、この出力バツフアの出力と上記安全装置の出
    力との組合わせ信号により上記ブレーキのコイル
    を励磁する有接点回路と、所定の一定周期以上の
    周期を有するクロツク信号をカウント入力とし、
    上記コンピユータがエレベーター制御のための一
    連の信号を上記所定の一定周期で出力し終るごと
    に出力されるリセツト信号をリセツト入力とする
    カウント手段を含み、このカウント手段のカウン
    トアツプにより上記コンピユータの故障検出信号
    を発生する故障検出装置と、上記故障検出信号に
    より上記有接点回路を接点開放動作させて上記ブ
    レーキのコイルの励磁を遮断する手段とを設けた
    ことを特徴とするエレベーター制御装置。 2 特許請求の範囲第1項において、上記カウン
    ト手段は、上記リセツト信号が有効となつたとき
    リセツトされる第1のカウンタと、該リセツト信
    号が無効になつたときリセツトされる第2のカウ
    ンタとで構成されていることを特徴とするエレベ
    ーター制御装置。 3 特許請求の範囲第1項において、上記故障検
    出装置は、電源電圧の立上りでリセツトされるよ
    うに構成されていることを特徴とするエレベータ
    ー制御装置。 4 特許請求の範囲第3項において、上記コンピ
    ユータは、上記故障検出装置がリセツトされるの
    と同時にリスタートされるように構成されている
    ことを特徴とするエレベーター制御装置。
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JP6632591B2 (ja) 2017-10-30 2020-01-22 株式会社加藤製作所 クレーン

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