JPS6326901Y2 - - Google Patents

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JPS6326901Y2
JPS6326901Y2 JP1980172045U JP17204580U JPS6326901Y2 JP S6326901 Y2 JPS6326901 Y2 JP S6326901Y2 JP 1980172045 U JP1980172045 U JP 1980172045U JP 17204580 U JP17204580 U JP 17204580U JP S6326901 Y2 JPS6326901 Y2 JP S6326901Y2
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JP
Japan
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terminal board
recess
fixed
adhesive
case
Prior art date
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JP1980172045U
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JPS5794147U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 [技術分野] 本考案は、プリント基板型の電磁継電器に関す
るものである。
[背景技術] この種の電磁継電器にあつて、下面開口のケー
ス1の開口内周にボデイ2を取付け、ケース1と
ボデイ2との間に接着剤11を落として第1図の
ようにケース1とボデイとを接着させるにあたつ
て、接着剤11が毛細管現象でケース1とボデイ
2の間を通過してカードを取り付けている部分な
ど内部に浸入し、接着剤11がカードに付着して
カードの動作不良を引き起こすなど、電磁継電器
の特性に影響を与えるという問題があつた。従つ
て接着剤11の使用液量や使用温度などを厳密に
管理する必要があつた。
[考案の目的] 本考案は、上記の点に鑑みて為されたものであ
り、接着剤がカード支持凹所の部分に浸入するこ
とを防止できてカードの動作不良などが生じるお
それがない電磁継電器を提供することを目的とす
るものである。
[考案の開示] しかして本考案は、下面開口のケース1の開口
内周にボデイ2を取付けてケース1の内面とボデ
イ2の側面との間に流し込まれる接着剤でケース
1とボデイ2とを接着し、内部のカード3の電磁
駆動により可動接点4と固定接点5とを開閉させ
るようにした電磁継電器において、ボデイ1にボ
デイ1の上面及び側端面で開口するカード支持凹
所12を形成し、ボデイ1に側端面に開口する複
数本の端子板挿入凹所6を凹設すると共に少なく
とも一本の端子板挿入凹所6を略L字形に屈曲さ
せてこの屈曲する端子板挿入凹所6の水平部13
をカード支持凹所12の下方を横切らせるように
配置し、可動接点4を取付けた可動端子板7や固
定接点5を取付けた固定端子板8を各端子板挿入
凹所6に挿入固定して各端子板7,8の引出し部
9をボデイ2の外方に突出させ、端子板挿入凹所
6の開口縁に全長に亘つてボデイ1の側端面より
凹む凹み部10を形成するようにしたことを特徴
とするものである。
以下本考案を実施例により詳述する。ボデイ2
は絶縁材料で一体に形成され、その両側の側端面
にそれぞれ三条づつの端子板挿入凹所6が下端か
ら上端に亘つて凹設してある。この端子板挿入凹
所6の開口端縁には全長に亘りボデイ2の端面よ
り凹む凹み部10が第2図のように形成してあ
る。またボデイ2の上面中央にはカード3の下端
を支持するためのカード支持凹所12がボデイ2
の上面と両側の側端面とで開口するするように凹
設してある。また、固定接点5を取付けた固定端
子板8としては常閉側固定接点5aを取付けた常
閉側固定端子板8aと常開側固定接点5bを取付
けた常開側固定端子板8bとを用い、この固定端
子板8と接点ばね22を介して可動接点4を取付
けた可動端子板7とは第2図のように各端子板挿
入凹所6に圧入することにより、ボデイ2に装着
し、各端子板7,8の引出し部9をボデイ2より
下方に突出させるものである。ここで、固定端子
5と可動端子4とは近接し合つた状態で設けられ
るために、ボデイ2から上方へ突出する部分にお
いては各端子板7,8は近接して配置されるが、
電源部に接続するための引出し部9は所定の間隔
を設けて配置させる必要があるために、ボデイ2
から下方へ突出する部分において各端子板7,8
は相互の間隔が大きくなるように配置される。こ
のために端子板7,8に略L字形に屈曲されて上
部の間隔が小さく下部の間隔が大きくなるように
形成されるている。従つてこの端子板7,8を挿
着する端子板挿入凹所6も略L字形に屈曲するよ
うに形成される。そして少なくとも一つの端子板
挿入凹所6の水平部13がカード支持凹所12の
下方を横切るようにしてある。また、ボデイ2に
はさらにコイルをはめ込み凹部15にははめ込ん
で取付け、カード3をカード支持凹部12に取付
ける。図中16はコイル枠、17は鉄芯、18は
アマチユア、19はヨーク、20は平衡バネ、2
1はコイル巻線、23はコイル端子である。
このようにボデイ2に各部材を組み込んだの
ち、下面開口のケース1を被せてケース1の開口
内周にボデイ2をはめ込み、ケース1の開口端か
らボデイ2とケース1との間に接着剤を流し込ん
でボデイ2にケース1を接着させ密封構造にする
ものである。ここで、接着剤はボデイ2の内面と
ケース1と側面との間を毛細管現象でケース1の
内部へと浸入していき、端子板挿入凹所6を設け
た側のボデイ2の側面においては第2図の縦の矢
印(上向きの矢印)で示すようにカード支持凹所
12に向けて接着剤が浸入することになるが、接
着剤はカード支持凹所12の下側を横切る端子板
挿入凹所6の水平部13の凹み部10に入つてこ
こで浸入が止められることになり、接着剤がカー
ド支持凹所12内に浸入してカード3をボデイ2
に接着させ、カード3が動作不良になることを防
止することができる。また端子板挿入凹所6を設
けていない一方の側面に沿つて浸入した接着剤は
さらに第2図の横の矢印(左向きの矢印)のよう
にカード支持凹所12に向けて浸入することにな
るが、この接着剤はカード支持凹所12の側方に
おいて上下方向で横切る端子板挿入凹所6の凹み
部10に入つてここで浸入が止められることにな
る。すなわち、端子板挿入凹所6は端子板7,8
を挿入固定するためのものであるためにその開口
幅は狭く、浸入してくる接着剤はこの端子板挿入
凹所6で毛細管現象を遮断されることなく端子板
挿入凹所6を超えてさらに浸入するおそれがある
が、端子板挿入凹所6の開口端縁に凹み部10を
設けておくことによつて端子板挿入凹所6の開口
幅を広くし、この凹み部10で接着剤の毛細管現
象を遮断することができるようにして、接着剤の
浸入を止めることができるのである。尚、カード
3を中心として接点部と反対側においてボデイ2
の上面にはコイル14が取り付けてあり、コイル
14を取り付けた側のボデイ2の側面は狭い面積
でケース1に接しているに過ぎないために、こち
ら側からカード支持凹所12内に接着剤が浸入す
るようなおそれはない。そしてコイル14部分に
は接着剤が流れ込むおそれがあるが、コイル14
には接着剤が作用しても何等影響がないために差
し支えない。またこのように凹み部10で毛細管
現象が遮断されて凹み部10内に接着剤が流入す
ると、接着剤は端子板挿入凹所6と端子板7,8
との間に入り込むことになるが、この入り込んだ
接着剤で端子板7,8をボデイ2に接着すること
ができて端子板7,8のボデイ2への取付強度が
向上するものである。
[考案の効果] 上述のように本考案にあつては、ボデイにボデ
イの上面及び側端面で開口するカード支持凹所を
形成し、ボデイに側端面に開口する複数本の端子
板挿入凹所を凹設すると共に少なくとも一本の端
子板挿入凹所を略L字形に屈曲させてこの屈曲す
る端子板挿入凹所の水平部をカード支持凹所の下
方を横切らせるように配置し、端子板挿入凹所の
開口縁に全長に亘つてボデイの側端面より凹む凹
み部を形成してあるので、ケースとボデイとの間
に流し込んだ接着剤が内部側へ浸入してもこの接
着剤は端子板挿入凹所に形成した凹み部で毛細管
現象を遮断されて浸入が止められ、カード支持凹
所に接着剤が入り込んでカードが動作不良になる
ことを防止できるものであり、接着剤の使用量や
使用温度を特に厳密に管理する必要がないもので
ある。しかも接着剤が凹み部内に流入すると、接
着剤は端子板挿入凹所と端子板との間に入り込
み、この入り込んだ接着剤で端子板をボデイに接
着することができて端子板のボデイへの取付強度
を向上させることができるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来例の概略断面図、第2図は本考案
の一実施例の正面断面図、第3図は同上の分解斜
視図である。 1はケース、2はボデイ、3はカード、4は可
動接点、5は固定接点、6は端子板挿入凹所、7
は可動端子板、8は固定端子板、9は引出し部、
10は凹み部、12はカード支持凹所、13は水
平部である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 下面開口のケースの開口内周にボデイを取付け
    てケースの内面とボデイの側面との間に流し込ま
    れる接着剤でケースとボデイとを接着し、内部の
    カードの電磁駆動により可動接点と固定接点とを
    開閉させるようにした電磁継電器において、ボデ
    イにボデイの上面及び側端面で開口するカード支
    持凹所を形成し、ボデイに側端面に開口する複数
    本の端子板挿入凹所を凹設すると共に少なくとも
    一本の端子板挿入凹所を略L字形に屈曲させてこ
    の屈曲する端子板挿入凹所の水平部をカード支持
    凹所の下方を横切らせるように配置し、可動接点
    を取付けた可動端子板や固定接点を取付けた固定
    端子板を各端子板挿入凹所に挿入固定して各端子
    板の引出し部をボデイの外方に突出させ、端子板
    挿入凹所の開口縁に全長に亘つてボデイの側端面
    より凹む凹み部を形成して成る電磁継電器。
JP1980172045U 1980-11-29 1980-11-29 Expired JPS6326901Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1980172045U JPS6326901Y2 (ja) 1980-11-29 1980-11-29

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1980172045U JPS6326901Y2 (ja) 1980-11-29 1980-11-29

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5794147U JPS5794147U (ja) 1982-06-10
JPS6326901Y2 true JPS6326901Y2 (ja) 1988-07-21

Family

ID=29530374

Family Applications (1)

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JP1980172045U Expired JPS6326901Y2 (ja) 1980-11-29 1980-11-29

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0422524Y2 (ja) * 1985-01-21 1992-05-22

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS52132361A (en) * 1976-04-28 1977-11-07 Omron Tateisi Electronics Co Electromagnetic relay

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5941561Y2 (ja) * 1978-06-07 1984-11-30 オムロン株式会社 密封形リレ−

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS52132361A (en) * 1976-04-28 1977-11-07 Omron Tateisi Electronics Co Electromagnetic relay

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JPS5794147U (ja) 1982-06-10

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