JPS63268597A - 粉体加圧成形方法 - Google Patents

粉体加圧成形方法

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JPS63268597A
JPS63268597A JP62104954A JP10495487A JPS63268597A JP S63268597 A JPS63268597 A JP S63268597A JP 62104954 A JP62104954 A JP 62104954A JP 10495487 A JP10495487 A JP 10495487A JP S63268597 A JPS63268597 A JP S63268597A
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pressure
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cylinder
pressurized
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功 松下
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B30PRESSES
    • B30BPRESSES IN GENERAL
    • B30B11/00Presses specially adapted for forming shaped articles from material in particulate or plastic state, e.g. briquetting presses, tabletting presses
    • B30B11/001Presses specially adapted for forming shaped articles from material in particulate or plastic state, e.g. briquetting presses, tabletting presses using a flexible element, e.g. diaphragm, urged by fluid pressure; Isostatic presses

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  • Fluid Mechanics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Powder Metallurgy (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本発明は、粉体を乾式法で静水圧成形する粉体加圧成形
方法及び成形装置の改良であって、加圧成形の過程にお
いて粉体中の空気を成形品に悪影響を及ぼさないところ
へ絞り寄せる技術に関するものである。
【従来の技術】
従来、乾式法で静水圧成形する粉体加圧成形装置は、第
14図に示す如く、可撓性の素材(例えば、ネオブレン
ゴム、ウレタン樹脂等)より形成されると共に軸長の長
い粉体充填空間1を内側に形成したモールド2と、粉体
充填空WR1の上下の開口端1a、lbを覆蓋する蓋体
3,4と、モールド2を外嵌する可撓性の加圧筒体5と
、加圧筒体5を外嵌する保持ケース6とからなり、加圧
筒体5と保持ケース6との間に、加圧液体7が供給され
る環状の圧力室8が形成されている。保持ケース6には
、圧力室8に臨む液体給排口6c、6dが開口されてい
る。保持ケース6は、上下方向にn通する貫通孔6aが
形成されていると共に、貫通孔6aに前記加圧筒体5が
内嵌されている。上下の蓋体3.4の間には、粉体充填
空間1の中心部を上下方向にn通する芯金9が取り外し
可能に張架されている。芯金9は、上下にボルト部9a
、9bが延設されていると共に、前記蓋体3,4の挿通
孔3a、4aにボルト部9a。 9bが挿通され、ボルト部9a、9bにナツト 10.
11が緊締されている。モールド2は、上下の蓋体3,
4で覆蓋された状態で、保持ケース6の貫通孔6aがら
加圧筒体5の内側に挿入され、保持ケース6の上下の開
口部6e、6fに螺着した締付具12,13で保持され
る。 次に、上述の如く構成された従来の粉体加圧成形装置の
用法を、作業手順に従って説明する。先ず、保持ケース
6に螺着した上方の締付具12を取り外して、モールド
2を保持ケース6がら抜き出す。モールド2の上方に配
置された上方のナツト10及び蓋体3を取り外し、粉体
充填空間1内に粉体14を充填する。粉体14が充填さ
れた粉体充填空間1の上端を蓋体3で覆蓋すると共に、
芯金9のボルト部9aにナツト10を緊締する。モール
ド2を、保持ケース6のn通孔6aから加圧筒体5の内
側に挿入し、保持ケース6の開口部6eに締付具12を
緊締して加圧前の準備を終了する。次に、保持ケース6
と加圧筒体5との間に形成された圧力室8に、保持ケー
ス6の液体給排口6c、6dがら所望圧力の加圧液体7
を供給する。可撓性の加圧筒体5は、加圧液体1の供給
に伴ない、図示は省略したが、内方へ膨張しつつモール
ド2の外側面2aの略々全面を同時に押圧する。可撓性
のモールド2は、加圧筒体5からの押圧力を受けること
により、モールド内径りを減少しつつ、粉体充填空間1
内の粉体14の全体を略々同時に加圧する。粉体14中
に介在する空気は、加圧液体7の圧力上昇に伴ない空気
圧力が高められるので、粉体14の粒子間隙で形成され
た空気通路内を蓋体3,4に向って通過し、芯金9のボ
ルト部9a、9bとナツト 10.11との螺合隙間か
ら外部へ排出される。所定時間の加圧が経過したならば
、圧力室8内の加圧液体7は液体給排口ec、etiか
ら排出される。可撓性のモールド2及び加圧筒体5は、
加圧液体7の減圧に伴ない、自己の弾性力により元のモ
ールド内径りに自然復帰する。続けて、保持ケース6に
螺着した上方の締付具12は取り外され、モールド2は
保持ケース6から抜き出される。最後に、モールド2の
内側に得られた成形品(図示は省略)とモールド2とと
芯金9とは分離される。
【発明が解決しようとする問題点】
前述の如く、粉体14中に介在する空気は、加圧液体7
の圧力上昇に伴ない、その空気圧力が高められるため、
粉体14中の微小な空気通路内を蓋体3.4に向って通
過し、芯金9のボルト部9a 、 9bとナツト10.
11との隙間から外部へ排出される。ところで、粉体1
4中に介在する空気を迅速に排出して残留させないよう
にするためには、空気圧力が高いこと及び粉体14の粒
子間隙が連なって形成された空気通路が大きいことが必
要である。空気圧力を高くするためには、加圧液体7の
圧力を高くする必要がある。しかし、粉体14の粒子間
隙が連なって形成された空気通路は、粉体14の加圧に
伴ない、極度に狭隘な状態又は閉塞された状態となる。 この様に、空気圧力を高くすること及び空気通路を大き
くすることは、二律背反する事項である。 従来の粉体加圧成形方法及び成形装置は、加圧液体7の
供給に伴ない、モールド2における成形加圧fR域の全
域が略々同時に押圧されてモールド内径りが減少する。 その結果、従来の粉体加圧成形方法及び成形装置は、粉
体充填空間1の全域に亘って、粉体14内の空気の圧力
上昇と粉体14の粒子間隙の減少又は閉塞とが同時進行
することになり、上記二律背反事項を何ら解決すること
ができず、次の如き問題点を招いていた。即ち、粉体充
填空間1の縦長寸法Hを長くすると、粉体充填空間1の
中央部に充填された粉体14は、芯金9のボルト部9a
、9bとナツト10.11との隙間までの距離が長くな
るために、高圧状態の圧縮空気を完全に脱気することが
できずに、成形品中に圧縮空気が残留する。成形品中に
残留した圧縮空気は、加圧液体7の減圧に伴なって膨張
する際に、成形品を破損させる。そのため、従来の粉体
加圧成形方法及び成形装置では、圧縮空気を残留させな
いようにするために、粉体充填空間1の縦長寸法Hを5
001以下に短くする必要があり、長尺の成形品を得る
ことができなかった。
【本発明の目的】
本発明は、上記問題点に鑑み、成形品に圧縮空気を含有
させることなく長尺の成形品を得ることができる粉体加
圧成形方法及び成形装置の提供を目的とする。
【問題点を解決するための手段】
本発明方法の要旨は、可撓性の加圧筒体の内側に形成さ
れた軸長の長い粉体充填空間内に粉体を充填し、加圧筒
体の受圧面を加圧液体で加圧することにより、加圧筒体
を絞って粉体を加圧成形する粉体加圧成形方法において
、加圧筒体の受圧面を加圧する仕方として、低圧の加圧
液体で、前記加圧筒体の絞り領域を粉体充填空間の一局
部に対応する加圧筒体の壁部分から前記粉体充填空間の
端部に対応する加圧筒体壁部分に向って、時間的に順次
拡大させて行くことにより加圧筒体の受圧面の全体を予
備加圧した後、高圧の加圧液体で、加圧筒体の受圧面の
全体を同時加圧することである。 本発明装置の要旨は、軸長の長い粉体充填空間を内側に
形成した可撓性の加圧筒体と、加圧筒体を外嵌する保持
ケースとからなる粉体加圧成形装置において、前記保持
ケースには、前記加圧筒体の外周面に密着当接する加圧
液体案内面が形成され、該加圧液体案内面には、前記加
圧筒体の両端部間に位置する適宜の一局部に対向する部
位に加圧液体供給口が開口されていることである。
【作 用】
本発明の作用を実施例を示す第3図(At(B)及び第
4図に基づいて説明する。第3図Aに示す如く、低圧の
加圧液体7は、保持ケース26の加圧液体供給口260
から、加圧筒体25の受圧面である外周面25aと保持
ケース26の加圧液体案内面26fとの間に供給される
。低圧の加圧液体7は、最初に、加圧筒体25の外周面
25aにおける加圧液体供給026Cと対向する部位に
、初期加圧領域25a−1を形成し、加圧筒体25の初
期加圧領域25a−1を内方に膨張変形させる。粉体充
填空間1内の粉体14は、加圧筒体25の初期加圧領域
25a−1に対応する領域のみが加圧される。加圧され
た粉体14中の空気(図示は省略)は、粉体14の加圧
に伴ない空気圧力が上昇するため、加圧されていない粉
体中の粒子間隙で形成された空気通路内へ急速に流出し
、加圧された粉体14中に圧縮された状態で残留するこ
とはない。低圧の加圧液体7は、供給量が増大するに伴
ない、第3図日に示す如く、加圧筒体25の初期加圧領
域25a−1に隣接する次期加圧領域に流出し、この次
期加圧領域の膨張変形を順次拡大させて行く。粉体充・
項中間1内に充填されている粉体14は、加圧筒体25
の初期加圧領域25a−1と対向する粉体充填空間1内
の領域から端部1a、1b  (第4図参照)に向って
漸次的に初期加圧される。粉体充填空間1内に充填され
ている粉体14中に介在する空気は、粉体14の順次加
圧に伴ない、加圧筒体25の初期加圧領T7A25a−
1と対向する粉体充填空間1内の領域から端部1a、’
Ibに向って絞り寄せられる。その結果、初期加圧され
た粉体14中には、成形品を破損に至らしめる圧縮空気
が残留することはない。初期加圧が終了したならば、第
4図に示す如く、高圧の加圧液体7は、保持ケース26
の加圧液体供給口26cから、加圧筒体25の外周面2
5aと保持ケース26の加圧液体案内面26「との間に
供給され、加圧筒体25の受圧面である外周面25aの
全体を同時加圧して、粉体14を所定の最終圧力で加圧
成形する。
【実施例の説明】
次に、本発明に係る粉体加圧成形方法(以下、「本発明
方法」という)及び本発明に係る粉体加圧成形装置(以
下、「本発明装置」という)を図面に示す実施例に基づ
いて説明する。 (第1実施例) 第1図乃至第5図は、第1実施例を示すものであるや本
発明装置20は、被加圧具21と加圧具22とからなる
。 被加圧具21は、従来の構成と同じであって、上下方向
に長い粉体充填空間1を内側に形成した可撓性のモール
ド2と、粉体充填空間1の上下の開口端1a、Ibを覆
蓋する蓋体3,4と、上下の蓋体3゜4の間に張架され
た芯金9と、芯金9のボルト部9a、9bに螺着したナ
ツト10.11とからなる。芯金9は、その横断面形状
が円形、楕円形または多角形等の適宜形状に形成され、
1本またはWi数本が張架される。なお、中実の成形品
を得る場合には、芯金9は、モールド2内に張架されな
い。 本発明袋@20において改良した点は、加圧具22であ
る。加圧具22は、保持ケース26の内部に、加圧筒体
25が内嵌されている。保持ケース26は、剛体の外筒
23と、加圧筒体25をバックアップする内筒24と、
外筒23の上下端に螺着され、加圧筒体25を挟持する
上下の蓋体28.29とからなり、外筒23と内筒24
の間に環状の圧力室21が形成されている。 加圧筒体25は、可撓性の素材(例えば、ネオプレンゴ
ム、ウレタン樹脂等)より形成されたものであって、そ
の硬度がJISゴム硬度40〜90度の範囲で適宜選択
される。加圧筒体25の受圧面である外周面25aは、
加圧領域とされ、粉体充填空間1の端部1a、1bから
最も離れた加圧領域が初期加圧領域25a−1となるよ
うにしである。前記保持ケース26は、内YIIJ24
の内面に、加圧筒体25の外周面25aと密着当接する
加圧液体案内面26fが形成されている。加圧液体案内
面26fには、前記加圧筒体25の初期加圧鋼tit 
25a−1に対向する適数筒の加圧液体供給口26C(
第2図参照)が、圧力室28と連通するように開口され
ている。加圧液体案内面26fの上方寄りには、加圧同
体25を介して被加圧具21の蓋体3と対向する位置に
、適数筒の加圧液体給排口26Qが、圧力室27と連通
するように開口されている。加圧液体案内面26fの下
方寄りには、加圧筒体25を介して被加圧具21の蓋体
4と対向する位置に、適数筒の加圧液体給排口26hが
、圧力室21と連通ずるように開口されている。上下の
加圧液体給排口26(+及び26hは、保持ケース26
の加圧液体案内面26fと加圧筒体25との間に介在す
る空気を排出するために、必要に応じて設けられるもの
であって、加圧筒体25の外周面25aで通常は閉塞さ
れている。加圧液体給排口2613及び26hを閉塞す
る加圧筒体25の部分25c、25dは、被加圧具21
の蓋体3,4でバックアップされているので、この部分
25c、 25dが撓み変形(第4図参照)するまで閉
塞状態を維持する。前記外筒23には、上下寄りに、圧
力室27に臨む液体給排口23a、23bが開口されて
いる。液体給排口23a、23bには、加圧液体給排装
置(図示は省略)の液体給排用の配管が接続される。 なお、前記加圧筒体25の外周面2Saに形成される初
期加圧領域25a−1は、図示実施例の如き中央寄りに
限定するものではなく、図示は省略したが、成形対象の
立体形状に対応させて、加圧筒体25の上端部25eと
下端部25fとの間に位置する適宜の一局部を選択する
ことも勿論可能である。 本発明装置20は、図示実施例において、粉体充填空間
1の長軸が上下方向に一致するものであるが、何らこれ
に限定するみのではなく、図示は省略したが、粉体充填
空間1の長軸が傾斜するものまたは水平なものであって
も勿論よい。 次に、本発明方法の実施例を本発明装置20の使用手順
に基づいて説明する。先ず、第1図及び第2図に示す如
く、粉体充填空間1内に粉体14を充填した被加圧具2
1を準備する。被加圧具21は、加圧具22内に挿入さ
れ、加圧具22に螺着された上下の締付具12,13に
より所定位置に保持される。次に、加圧液体供給装置(
図示は省略)から供給ざれた加圧液体7(例えば、油、
グリセリン、はう耐水等)は、外筒23の液体給排口2
3a、23bを介して圧力室27に流入する。圧力室2
7内の加圧液体1は、所定圧力(例えば、50〜200
kv/ad)になると、保持ケース26の加圧液体供給
口26cから流出して、加圧筒体25の外周面25aと
保持ケース26の加圧液体案内面26fとの間に入る。 なお、内筒24の上下寄りに形成された液体給排口2B
g、261+は、加圧筒体25の部分25c、25dで
強固に閉塞されているため、加圧液体1を加圧筒体25
に向って流出させることはない。低圧の加圧液体7は、
第3図^に示す如く、加圧筒体25の外周面25aにお
ける加圧液体供給026Cと対向する部位に、初期加圧
類ts125a−1を形成し、加圧筒体25の初期加圧
領域25a−1を内方に膨張変形させる。モールド2は
、加圧筒体25の初期加圧領域25a−1と対向する領
域の外周面2aのみが押圧されてモールド内径DI減少
し、粉体14を加圧する。加圧された粉体14中の空気
(図示は省略)は、空気圧力が上昇するため、加圧され
ていない粉体中の大きな粒子間隙で形成された空気通路
へ急速に流出し、加圧された粉体14中に圧縮された状
態で残留することはない。加圧液体1は、その供給mが
増大するに伴ない、同図(I3)に示す如(、加圧筒体
25の初期加圧領域25a−1に隣接する次期加圧領域
に流出し、この次期加圧領域の膨張変形を順次拡大させ
て行く。粉体充填空間1内に充填されている粉体14は
、加圧筒体25の初期加圧fa域25a−1と対向する
粉体充填空間1内の領域から端部ta、1b  (第1
図参照)に向って順次加圧されて行く。粉体充填空間1
内に充填されている粉体14中に介在する空気は、粉体
14の順次加圧に伴ない、加圧筒体25の初期加圧領域
25a−1と対向する粉体充填空間1内の領域から端部
Ia、lb (第1図参照)に向って絞り寄せられ、芯
金9のボルト部9a、9bとナツト 10.11との螺
合間隙から外部へ排出される。その結果、加圧された粉
体14中には、成形品A(第5図参照)を破損に至らし
める圧縮空気が残留することはない。加圧筒体25の外
周面25aの全面と保持ケース26の加圧液体案内面2
6fとの間に供給された加圧液体7は、第4図に示す如
く、更に所定の最終圧力(例えば、500〜5,000
kv/ci)まで昇圧され、粉体14を加圧成形する。 圧力室27内の加圧液体7は、所定時間の加圧成形が経
過したならば減圧される。可撓性のモールド2及び加圧
筒体25は、加圧液体1の減圧に伴ない、第5図に示す
如く、自己の弾性力により元のモールド内径りの状態に
自然復帰する。 被加圧具21は、保持ケース2Bに螺着した上方の締付
具12を取り外した後、保持ケース26から扱き出され
る。被加圧具21は、上下に配置されたナツト10.1
1及び蓋体3.4が取り外され、成形品Aと芯金9とモ
ールド2とが分離される。 (第2実施例) 第6図は、第2実施例の本発明装ra30を示すもので
ある。第2実施例の本発明装置30が前記第1実施例の
本発明装置20と大きく異なる所は、保持ケース36を
構成する剛体の外vR33の内側に加圧筒体25を内嵌
した点である。外筒33は、加圧筒体25の外周面25
aと対向する内周面が加圧液体案内面36fとされてい
る。外筒33の加圧液体案内面361には、加圧筒体2
5の初期加圧領域25a−1の全周に臨む環状の分配凹
溝336と、加圧筒体25の外周面25aの上方寄りに
臨む環状の分配凹溝33eと、加圧筒体25の外周面2
5aの下方寄りに臨む環状の分配凹溝33fとが凹設さ
れている。分配凹溝33d、33e、3:Hの夫々には
、加圧液体給排口33c、33a、33bが開口されて
いる。 本発明装置130に加圧液体1を給排する加圧液体給排
装置40を説明する。初期加圧用ポンプ41及びブース
用ポンプ42は、オイルタンク43に吸引口41a、4
2aを臨ませである。初期加圧用ポンプ41の吐出04
1bは、チェックパルプ44及びンレノイドバルブ45
を介して外筒33の加圧液体給排口33cに接続配管さ
れている。初期加圧用ポンプ41の吐出041bとチェ
ックパルプ44との門には、圧力スイッチ46及びリリ
ーフパルプ47が接続配管されている。 ブース用ポンプ42の吐出口42bは、ブーストシリン
ダ48の流入口48a及びリリーフバルブ50に接続配
管されている。ブーストシリンダ48の吐出口48bは
、チェックパルプ51を介して前記ソレノイドパルプ4
5に接続配管されている。ブーストシリンダ48の吐出
口48bとチェックバルブ51との間には、圧力スイッ
チ52が接続配管されている。初期加圧用ポンプ41及
びブース用ポンプ42を起動停止する操作回路53は、
初期圧設定用の圧力スイッチ46が設定圧力検知信号を
出力するまで初期加圧用ポンプ41のみを起動させ、圧
力スイッチ46が出力する設定圧力検知信号を受けたと
きに、初期加圧用ポンプ41を停止する共にブース用ポ
ンプ42を起動させる。更に、操作回路53は、高圧設
定用の圧力スイッチ52が設定検知信号を出力するまで
ブース用ポンプ42を起動させ、圧力スイッチ52が出
力する設定圧力検知信号を受けたとき、ブース用ポンプ
42を停止させる。前記オイルタンク43に通じるドレ
ン配管63は、ソレノイドバルブ54を介して外筒33
の加圧液体給排口33bに接続されていると共に、ソレ
ノイドバルブ55.56を介して外筒33の加圧液体給
排口33aに接続されている。オイルタンク43には、
液面検出スイッチ57が配置されている。 排液装置64は、前記外筒33の加圧液体案内面36f
と加圧筒体25の外周面25aとの間に残留する加圧液
体7を強制的に排出するものである。圧縮空気供給源5
8の吐出口58aは、ソレノイドバルブ59゜60を介
して前記ソレノイドバルブ55と56との間に接続され
ている。ソレノイドバルブ59と60との間には、ソレ
ノイドバルブ61を介してサイレンサー62が接続され
ている。なお、サイレンサー62は、加圧液体7を吐出
することがあるため、吐出口をオイルタンク43に連通
させておくことが好ましい。 次に、第2実施例における本発明装置30の動作を、加
圧液体給排装置40の動作及び排液装置64の動作と共
に説明する。先ず、粉体14を充填した被加圧具21を
外筒33の内側に装填する。加圧液体案内面M40は、
ソレノイドバルブ54,55.56を閉じる共に、ソレ
ノイドバルブ45を開く。初期加圧用ポンプ41は、操
作回路53の出力信号により起動して、外筒33の加圧
液体給排口33cに加圧液体7を供給する。加圧液体7
は、加圧筒体25の外周面25aと保持ケース36の加
圧液体案内面36fとの間に入って、粉体充填空間1内
に充填されている粉体14を、加圧筒体25の初期加圧
領域25a−1と対向する粉体充填空間1内の領域から
端部1a、1bに向って絞り寄せるように順次加圧する
。粉体14中の空気は、この順次加圧により、粉体充填
空間1内の端部1a、1bに絞り寄せられる。初期加圧
用ポンプ41の吐出圧力は、粉体14全体の初期加圧が
終了すると上昇する。圧力スイッチ46は、この吐出圧
力の上昇に伴ない、設定圧力検知信号を操作回路53に
出力して、初期加圧用ポンプ41を停止する共に、ブー
ス用ポンプ42を起動させる。ブース用ポンプ42は、
高圧の加圧液体7を、加圧筒体25の外周面25aと保
持ケース3Gの加圧液体案内面36fとの間に供給して
、粉体14を加圧成形する。圧力スイッチ52は、高圧
の加圧液体7が所定圧力に達すると、設定圧力検知信号
を操作回路53に出力してブース用ポンプ42を停止す
る。ブース用ポンプ42の停止のときから所定時間が経
過したならば、ソレノイドバルブ45を閉じると共に、
ソレノイドバルブ54,55.56を開く。加圧筒体2
5の外周面25aと保持ケース3Gの加圧液体案内面3
6fとの間にある加圧液体7の大半は、加圧筒体25及
びモールド2の弾性復帰により、ドレン配管63を通過
してオイルタンク43内に戻る。オイルタンク43に配
置した液面検出スイッチ57は、加圧液体7の帰還を検
知する。なお、加圧筒体25の外周面25aと保持ケー
ス36の加圧液体案内面364との間には、ドレン配管
抵抗等により加圧液体1が若干残留することがある。加
圧液体7の残留が生じたときには、加圧筒体25がモー
ルド2を押圧する状態を継続するため、加圧筒体25内
からモールド2を引抜くことが困難となる。 加圧液体7の残留は、加圧筒体25の軸長が長い場合に
特に顕著である。そこで、排液装置64を作動させて残
留加圧液体を強制的に排出する。 排液装W164の操作手順は次の通りである。ソレノイ
ドバルブ59,60.61は、予め閉じておく。前記オ
イルタンク43に配置した液面検出スイッチ57の検知
信号に基づき、ソレノイドバルブ56を閉じると共にソ
レノイドバルブ59.60を開く。すると、圧縮空気供
給源58から供給された圧縮空気は、ソレノイドバルブ
60,59.55及び加圧液体給排口33aを通過して
、加圧筒体25の外周面25aと保持ケース36の加圧
液体案内面36fとの間に流出し、残留している加圧液
体7を押圧する。押圧された加圧液体7は、下方の加圧
液体給排口33b、ソレノイドバルブ54及びドレン配
管63を通過してオイルタンク43内に速やかに戻され
る。加圧液体1の戻しが終了したならば、ソレノイドバ
ルブ60を閉じると共にソレノイドバルブ61を開いて
、加圧筒体25の外周面25aと保持ケース36の加圧
液体案内面36rとの間に残留した圧縮空気を、外部へ
排出する。 残留加圧液体の排出が終了したならば、加圧筒体25内
から被加圧具21を引抜いた後、モールド2と成形品〈
図示は省略)とを分離する。 (第3実施例) 第7図及び第8図は、第3実施例の本発明装置70を示
すものである。第3実施例の本発明装置10が前記第2
実施例の本発明装置30と大きく異なる所は、加圧筒体
15における上下端寄りのシール構造81.82と、加
圧筒体75とモールド2どの間に保護筒17を介装した
点である。 加圧筒体75における上端寄りのシール構造81は、第
8図に示す如く、蓋体83に凹設された環状凹溝85の
内部に加圧筒体75の上縁部75eが収嵌され、上縁部
75eの外周面75a側にシールリング収嵌溝86が凹
設され、シールリング収嵌溝86に収嵌したシールリン
グ87が環状凹溝85の内周面858に密着され、環状
囲11185の内奥部85bが上縁部75eのバックア
ップ部とされたものである。加圧筒体75における下端
寄りのシール構造82(第7図参照)は、上記上端寄り
のシール構造81と同様に構成される。 前記保護筒71は、可撓性の素材(例えば、ネオプレン
ゴム、ウレタン樹脂等)より形成されたものであって、
被加圧具21の蓋体3.4と加圧筒体75との接触を断
つことにより、加圧筒体15を保護するものである。 第9図(Al(Ellは、加圧筒体75における上下端
寄りのシール構造の別懇様の実施例を示すものである。 シール構造91は、蓋体83に凹設された環状凹溝85
の内部に加圧筒体75の上縁部75eが収嵌され、環状
凹溝85の内周面85aにシールリング収嵌溝96が凹
設され、シールリング収嵌溝96に収嵌した断面がO状
、V状又はX状等の適宜形状のシールリング97が加圧
筒体75の上縁部75eに密着され、環状凹溝85の内
奥部85bが上縁部75eのバックアップ部とされたも
のである。 第10図(A)+81は、加圧筒体15における上下端
寄りのシール構造の別懇様の実施例を示すものである。 シール構造101は、蓋体83に凹設された環状凹溝8
5の内部に加圧筒体75の上縁i 75eが収嵌され、
上縁部75eの外周面75a及び環状凹溝85の内周面
85aにシールリング収嵌m  108,109が対向
状態に凹設され、両シールリング収嵌溝108,109
に収嵌したシールリング107が両シールリング収嵌溝
108.109の底面108a、 109aに密着され
、環状凹溝85の内奥部85bが上縁部75eのバック
アップ部とされたものである。 C第4実施例) 第11図及び第12図は、第4実論例の本発明装置11
0を示すものである。本発明装W1110は、加圧筒体
117の内周面117jで粉体充填空間1を形成したも
のである。 (第5実施例) 第13図は、第5実論例の本発明装u120を示すもの
である。本発明装置120は、有底のモールド121を
加圧筒体121で外嵌したものである。加圧筒体127
を内嵌する保持ケース126は、外筒123の内周に形
成された加圧液体案内面126fの上下端寄りに、環状
の分配凹溝1230.123fが凹設されている。分配
凹溝123e、123fの夫々には、加圧液体給排口1
23a、 123bが開口されている。モールド121
を信器する蓋体124には、必要に応じて加圧空気排出
孔124aを穿設しである。 次に、本発明装置120の動作を説明する。先ず、可撓
性のモールド121は、内部の粉体充填空間1に粉体1
4が充填された状態で可撓性の加圧筒体127に内嵌さ
れると共に、上rA間口部が蓋体124で覆蓋される。 次に、下方の加圧液体給排口123bに加圧液体7を供
給する。供給された加圧液体7は、加圧筒体127の外
周面127bを下方から上方へ向って順次加圧する。モ
ールド121は、加圧筒体127の順次加圧により、下
方から上方へ向って順次加圧される。モールド121内
に充填された粉体14は、このモールド121の順次加
圧により、粉体充填空間1内の底部1bから上端部1a
に向って順次加圧される。粉体14中に介在する空気は
、粉体14の順次加圧に伴ない、粉体充填空間1内の底
部領域から上端部1aに向って絞り寄せられ、蓋体12
4の加圧空気排出孔124aから外部へ排出される。な
お、蓋体124に加圧空気排出孔124aが無い場合に
は、粉体14中に介在する空気は、粉体充填空間1内の
上端部1aに絞り寄せられ、粉体14と分離される。そ
の結果、加圧された粉体14中には、成形品を破損に至
らしめる圧縮空気が残留することはない。加圧筒体12
7の外周面127aの一全面と外n123の加圧液体案
内面126rとの間に供給された加圧液体7は、更に所
定の最終圧力まで昇圧され、粉体14を加圧成形する。 加圧液体7は、所定時間の加圧成形が経過したならば減
圧される。可撓性のモールド121及び加圧筒体127
は、加圧液体7の減圧に伴ない、自己の弾性力により元
の内径に自然復帰する。最後に、モールド121から蓋
体124が除去され中実の成形品(図示は省略)が得ら
れる。 (その他の実施例) 前記各実施例は、円筒又は円柱の成形品を得るように、
粉体加圧成形面であるモールド2(第1図参照)の内周
面2J、モールド121(第13図参照)の内周面12
1J及び加圧筒体117(第11図参照)の内周面11
7jを総て円周面としたものである。しかし、粉体加圧
成形面の形状は、円周面に限定するものではなく、図示
は省略したが、成形対象の立体形状に応じた各種の内面
形状が可能である。更に、前記各実施例は、加圧筒体2
5(第1図参照)。 加圧筒体75(第7図参照)、加圧筒体117(第11
図参照)及び加圧筒体127(第13図参照)の各外周
面の形状を円周面としたものである。しかし、加圧筒体
の外側面は、円周面に限定するものではなく、図示は省
略したが、成形対象の立体形状に対応した成形加圧力が
得られるように、各種の外面形状が可能である。
【本発明の効果】
以上詳述の如く、本発明は、次の如き優れた効果を有す
る。 ■ 本発明は、粉体充填空間内に充填された粉体中の空
気を成形品に実質的な悪影響を及ぼさない幼体充填空間
の端部に絞り寄せることができるので、粉1体中に圧縮
空気を含有させることがない。 ■ 本発明は、粉体と圧縮空気とを完全に分離できるの
で、脱型の際に、成形品を破損させることがない。 ■ 本発明者による確認試験によれば、セラミック粉体
を加圧成形して、外径300III!lφ、内径が24
0■φ、長さが4,000mmの中空状の成形品を得る
ことができた。この確認試験から明らかな如く、本発明
は、従来不可能とされていた長尺の成形品を得ることが
可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第5図は本発明装置の第1実施例を示すもの
であって、第1図は縦断面図、第2図は第1図のM −
XI線における横断面図、第3図(5)(B)は初期加
圧状態の要部を拡大した縦断面図、第4図は最終加圧状
態を示す縦断面図、第5図は脱型状態を示す縦断面図、
第6図は左側寄りに、本発明装置の第2実施例における
上下側と中央部との間を省略した縦断面図を示すと共に
、他の部分に加圧液体給排装置及び排液装置の模式図を
示すものであり、第7図乃至第10図は本発明装置の第
3実施例を示すものであって、第7図は縦断面図、第8
図は加圧筒体のシール構造を拡大した縦断面図、第9図
(A)03)は加圧筒体のシール構造の別態様を拡大し
たものであって、同図穴は非加圧状態の縦断面図、同図
(B)は加圧状態の縦断面図、第10図(A)(B)は
加圧筒体のシール構造の更に別態様を拡大したものであ
って、同図(8)は非加圧状態の縦断面図、同図03)
は加圧状態の縦断面図、第11図及び第12図は本発明
装置の第4実施例を示すものであって、第11図は縦断
面図、第12図は第11図のXI −XI[Iilにお
ける横断面図、第13図は本発明装置の第5実施例を示
す縦断面図、第14図は従来の粉体加圧成形装置を示す
縦断面図である。 1・・・粉体充填空間   2・・・モールド3.4・
・・蓋体      25(75)・・・加圧筒体25
a・・・外周面     25a−1・・・初期加圧領
域26 (36,126)・・・保持ケース26f  
(36f、126f)・・・加圧液体案内面260・・
・加圧液体給排口 特許出願人  松  下   功 同    株式会社イナックス 代 即 人  弁理士 内「1 敏彦 第1図 第2図 第7図 (A)       第9 図           (B) メ (B) 第11図 第12図 第13図 j 第14図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、可撓性の加圧筒体の内側に形成された軸長の長い粉
    体充填空間内に粉体を充填し、加圧筒体の受圧面を加圧
    液体で加圧することにより、加圧筒体を絞って粉体を加
    圧成形する粉体加圧成形方法において、加圧筒体の受圧
    面を加圧する仕方として、低圧の加圧液体で、前記加圧
    筒体の絞り領域を粉体充填空間の一局部に対応する加圧
    筒体の壁部分から前記粉体充填空間の端部に対応する加
    圧筒体壁部分に向って、時間的に順次拡大させて行くこ
    とにより加圧筒体の受圧面の全体を予備加圧した後、高
    圧の加圧液体で、加圧筒体の受圧面の全体を同時加圧す
    ることを特徴とする粉体加圧成形方法。 2、軸長の長い粉体充填空間を内側に形成した可撓性の
    加圧筒体と、加圧筒体を外嵌する保持ケースとからなる
    粉体加圧成形装置において、前記保持ケースには、前記
    加圧筒体の外周面に密着当接する加圧液体案内面が形成
    され、該加圧液体案内面には、前記加圧筒体の両端部間
    に位置する適宜の一局部に対向する部位に加圧液体供給
    口が開口されていることを特徴とする粉体加圧成形装置
    。 3、前記加圧筒体の内面を粉体加圧面とした特許請求の
    範囲第2項記載の粉体加圧成形装置。 4、前記加圧筒体に可撓性のモールドを内嵌した特許請
    求の範囲第2項記載の粉体加圧成形装置。 5、前記粉体充填空間には、軸長方向に貫通する芯金が
    配置されている特許請求の範囲第2項、第3項又は第4
    項記載の粉体加圧成形装置。
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EP87304810A EP0294519B1 (en) 1987-04-27 1987-06-01 Dry-type powder pressing method and apparatus
DE8787304810T DE3785029T2 (de) 1987-04-27 1987-06-01 Verfahren und vorrichtung zum trockenen pressen von pulver.
US07/057,388 US4888144A (en) 1987-04-27 1987-06-02 Dry-type rubber pressing method
KR1019870005557A KR920000584B1 (ko) 1987-04-27 1987-06-02 건식고무 프레스성형방법 및 성형장치
US07/135,303 US4934919A (en) 1987-04-27 1987-12-21 Dry-type rubber pressing apparatus

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08132298A (ja) * 1991-03-01 1996-05-28 Inter Metallics Kk 焼結用圧粉体の製造方法、製造装置、ゴムモールドならびに焼結体の製造方法

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS505415A (ja) * 1973-05-17 1975-01-21
JPS5481572A (en) * 1977-12-10 1979-06-29 Mitsubishi Heavy Ind Ltd Method and device for compression-molding of powder

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