JPS63265123A - 一眼レフレツクスカメラの測光装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本発明は一眼レフレックスカメラの測光装置に関するも
のである。

「従来の技術」 従来の一眼レフレックスカメラては、第３図に示す一眼
レフレックスカメラのフォーカシングスクリーン３て拡
散された被写体光をペンタプリズム５の後方に置かれた
接眼レンズ６付近に置かれた受光素子８で露出制御のた
めの測光か行なわれているものか一般的である。

「発明が解決しようとする問題点」 しかしこのような従来の測光系では、フォーカシングス
クリーン３の拡散特性が変わることにより受光素子８の
出力も変化してしまうので、７オーカシングスクリーン
３を交換すると測光特性がバラついたり、拡散性を弱め
たより明るいスクリーンを用いると受光素子へ充分な光
量が届かないというような欠点がありだ。

そしてフォーカシングスクリーン３を介しているため被
写体像の明るさを精度よく測光できないという欠点があ
った。

また上記のような測光系で被写体をいくつかの部分に分
けて測光する。いわゆる多分割測光を行なおうとする場
合、フォーカシングスクリーン３上の被写体像を受光素
子上に結像させるための再結像光学系７か必要となり、
そしてそれらの位置合わせも厳密に行なわなくてはなら
ない。

またコンデンサレンズ４の前面、ペンタプリズム５の入
射面射出面、反射面等のファインダー光路中にアモルフ
ァスシリコン（以下ａ−３ｉ）受光素子を微細な幅で設
けて測光を行なう装置も提案されている。しかしこのよ
うな方式では実用上、ファインダー視野内で素子を目立
たない幅まてに微細にすることは難しいので網目ごしに
見るような形となり、さらに回折現象によりファインダ
ー像のコントラストが低下するという欠点があった。

そこで本発明は、撮影レンズにより結像された被写体像
そのものを測光し、フォーカシングスクリーンの特性に
よらず精度のよい測光を行ない、さらに多分割測光にお
いても位置合せの簡単で。

精度よく行うことの可能な一眼レフレックスカメラの測
光装置を提供することを目的としている。

「問題点を解決するための手段」 上記問題点を解決するための本発明の要旨とするところ
は、 撮影レンズ（１）からの光束を反射するタイツクリター
ンミラー（２ンの反射像を結像する）オーカシングスク
リーン面（３）を備えた一眼レフレックスカメラの測光
装置において、 前記フォーカシングスクリーン面（３）に、光電変換素
子（１０）を網目状にした光電変換プレートを添設した
ことを特徴とする一眼レフレックスカメラの測光装置に
存する。

「作用」 光電変換素子をフォーカシングスクリーン上に設けたの
で、フォーカシングスクリーン上に結像した被写体像そ
のものを測光することがてきる。

従ってフォーカシングスクリーンの拡散特性によらず精
度のよい測光が可能となる。

そして素子の位置合せも簡単になる。

また素子はフォーカシングスクリーン上にあるため、結
像面に対しては回折の影響を与えずコントラストの低下
も少なく、規則的な周期構造としているためその存在も
気にならない。

「実施例」 以下、図面に基づき本発明の各種実施例を説明する。

第３図は一眼レフレックスカメラであって、−眼レフレ
ックスカメラは、撮影レンズエ、クイックリターンミラ
ー２、フォーカシングスクリーン３、コンデンサレンズ
４、ペンタプリズム５、接眼レンズ６を備えている。

フォーカシングスクリーン３の上面または下面にアモル
ファスシリコンホトダイオード（以下ａ−３ｔホトダイ
オード）等の光電変換素子１０を設けている。

第１図に示すように、フォーカシングスクリーン３に設
けた光電変換素子１０のパターンは、光の透過する部分
である多数の６角形の透過孔部１１が開設され、透過孔
部１１の６角形縁の部分を光電変換部１２か形成し、全
体として網目状の構造をなす。

第２図はｐＩＩＪ１図の実施例の光電変換素子ｌＯをａ
−３ｉホトダイオードとした場合の斜視図である０図に
おいて３１が基盤でありガラス等の透明部材からなり、
ａ−Ｓｉホトダイオード３３が電極３４と電極３２で挟
まれた構造となっている。

ここで第２図において撮影レンズ１の光が上方から入射
する場合は電極３４は透明電極とし、電極３２は光を遮
断する材質の電極とする。また撮影レンズ１の光が下方
から入射する場合は電極３２を透明電極とし、電極３４
を光を遮断する材質とする。こうすることで接眼レンズ
側より入射する光による測光エラーを防ぐことか可能と
なる。

なお光電変換部１２の幅は数ｇｍから十数ルｍとし、六
角形状の光透過部の間隔は数十７ｐｍとするのか望まし
い。この様な光をさえぎる物体をファインダー光路中の
フォーカシングスクリーン上に設けても、その構造の一
様性により、それらの存在を気にすることなくファイン
ダー像をｌｌ［することかてきる。

また、この様な周期構造をファインダー光路中に置くと
回折効果により像のコントラストを低下させることがあ
るが、本実施例では）オーカシレグスクリーン上の結像
面に遣〈ためファインダー像のコントラストの低下はな
い。

なお透過孔部１１の形状は円形、四角形等の他の形状で
も同様の結果を得ることかてきる。

第４図および第５図は透過孔部１１に光を拡散させる部
分を形成した様子を示す０図に示す３５は光電変換部１
２の保護膜であるか、本実施例では保護膜に拡散作用を
もたせた。

第４図は保護膜３５の表面に従来からあるフォーカシン
グスクリーンのマット面の形状と同様な凹凸を設けた例
である。

第５図は透過孔部１１の部分をレンズ状に形成した例で
あり、第４図の例に比較して、ファイン、ダーを観測し
たときのざらつきを少なくすることがボケ味をそこなわ
ずに実現できる。これは光の拡散がフォーカシングスク
リーン上で均一に行われるためである。そしてこのよう
な規則的な凹凸パターンは光電変換部１２のパターンを
利用して、エツチング等の手段を用いて形成することも
できる。

第６図はフォーカシングスクリーン面における前述の光
電変換素子１０の配置例である。この実施例では画面を
５分割にして測光を行つている。

このように分割された、それぞれの光電変換素子ｌＯは
結像面そのものに置かれているため、従来の測光方式に
比較して厳密な分割測光を行うことができ、その位置決
めの精度も高くなる。

「発明の効果」 （１）光電変換素子を結像面上に置いたので結像面の明
るさを直接測光することが可漁となり、スクリーン拡散
特性によらず精度の高い測光が可能となる。

（２）さらに分割測光においては厳密な分割と精度の高
い配置が可能となる。

（３）光電変換素子１０は結像面上に規則的な網目状に
設けたので、ファインダー像の見えに対する影響が極め
て少ない。

【図面の簡単な説明】

各図は本発明の実施例を示しており、第１図は光電変換
素子の微細パターンの拡大図、第２図はその斜視図、第
３図は一眼レフレックスカメラの断面図、第４図および
第５図は光電変換素子の保護膜による拡散面の形成例、
第６図は光電変換素子の撮影画面における多分割測光例
図である。 ｌ・・・撮影レンズ　３・・・フォーカシングスクリー
ン１０・・・光電変換素子　　　　１１・・・透過孔部
１２・・・光電変換部 第６図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 撮影レンズからの光束を反射するクイックリターンミラ
   ーの反射像を結像するフォーカシングスクリーン面を備
   えた一眼レフレックスカメラの測光装置において、 前記フォーカシングスクリーン面に、光電変換素子を網
   目状にした光電変換プレートを添設したことを特徴とす
   る一眼レフレックスカメラの測光装置。