JPS6388536A - 測光・測距装置 - Google Patents

測光・測距装置

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JPS6388536A
JPS6388536A JP61231333A JP23133386A JPS6388536A JP S6388536 A JPS6388536 A JP S6388536A JP 61231333 A JP61231333 A JP 61231333A JP 23133386 A JP23133386 A JP 23133386A JP S6388536 A JPS6388536 A JP S6388536A
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sensor
area
photometry
lens
focus detection
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Yasuo Suda
康夫 須田
Kazuhiko Arakawa
和彦 荒川
Keiji Otaka
圭史 大高
Takashi Koyama
剛史 小山
Ichiro Onuki
一朗 大貫
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (発明の利用分野) 本発明は、測光光学系と焦点検出光学系とが少なくとも
一部の光路を共有するように構成された測光・測距装置
の改良に関するものである。
(発明の背景) 従来より、測光光学系と焦点検出光学系とが少なくとも
一部の光路を共有するように構成されたこの種の装置は
例えばカメラ内に配置されている。この様なカメラにお
いては、測光用センサと焦点検出用センサへ入射する光
の波長域をそれらの系毎に制限する必要がある。つまり
、測光光学系はその分光感度特性をフィルムの分光感度
特性に合致させることが望ましく、一方焦点検出光学系
は低輝度被写体であっても焦点検出が可能となる如く前
記フィルムの分光感度特性よりの広い範囲の波長を取り
込むことが望ましい、これを達成する為に、一般にそれ
ぞれの系に必要となる波長域のみを透過させることを可
能とするフィルタをそれぞれの光路に配置することが行
われているが、この為装置の大型化、高コスト化を招い
ていた。
(発明の目的) 本発明の目的は、上述した問題を解決し、コンパクト化
、低コスト化を達成しながら、それぞれの系のセンサ上
での分光感度分布を適正化することのできる測光拳測距
装置を提供することである。
(発明の特徴) 上記目的を達成するために、本発明は1分光感度補正用
フィルタを焦点検出光学系と測光光学系の共有される光
路中に配置し、焦点検出用センサに入射する光束の透過
部分を含む第1の領域と。
測光用センサに入射する光束の透過部分のうち、前記第
1の領域に含まれない部分を含む第2の領域とに分割し
て、前記第1の領域の分光透過率を前記焦点検出用セン
サに、前記第2の領域の分光透過率を前記測光用センサ
に、それぞれ適したものに定め、以て、1つの分光感度
補正用フィルタにより、焦点検出用センサと測光用セン
サのそれぞれに対して異なる分光透過率特性を与えるよ
うにしたことを特徴とする。
(発明の実施例) 以下1本発明を図示の実施例に基づいて詳細に説明する
第1〜3図は本発明をカメラに適用した場合の一実施例
を示すものであり、第1図はストロボが装着された状態
での断面図である。第1図において、lはカメラボディ
、2は撮影レンズ3を光軸4の方向に移動可能に保持す
るレンズ鏡筒、5はサブミラー6と共に前記撮影レンズ
3を透過した被写体光をファインダー系とAF・測光系
に分離する主ミラー、7はペンタプリズム8及び接眼レ
ンズ9と共にファインダー系を構成するピントグラス、
10は、フィルードレンズ11.二次結像レンズ12.
AF用テラインセンサAE用センサとが配置(詳細は後
述)されるセンサ部13a等を有するAF−AE用セン
サ13.センサ部14a等を有するTTLストロボ調光
用センサ14とを有するAF−測光系(ここではTTL
ストロボ調光系とAE系の両方の系を測光系と称してい
る)を成すAF−測光ユニー/ )、15はシャッタ、
16はストロボ、17は閃光発光部、18はAF用近赤
外線補助光発光部である。
第2,3図は第1図にて示したAF−測光ユニット10
の主要部のみの詳細図であり、第2図はその断面図であ
り、第3図はその展開斜視図である。
本体ブロック19の上面側には、視野マスク20、透過
率の異なる領域21a、21bを有する赤外カットフィ
ルタ21、フィールドレンズ11の順番でそれぞれが取
り付けられ、また下面側には、絞り22、二次結像レン
ズ12、押えばね23、センサブロック24、センサホ
ルダ25.AF−AE用センサ13の順番でそれぞれが
取り付けられる。更に本体ブロック19には、フィルム
面よりの反射光を前記フィールドレンズ11を介して受
光する事のできる位置にTTLストロボ調光用センサ1
4が取り付けられる。
前記絞り22は第3図に示す様に直交して設けdを有す
ると共に、これら開口部の中心Aと一致した点を半径と
する弧を持つ位置決め部22e。
22f及び4fね部22g、長穴22hとを有している
。レンズ部12a〜12dを有する二次結像レンズ12
は前述の様な各部を有する絞り22を本体ブロック19
との間に挟み込んだ状態でビン12e 、12fによっ
て位置決めされ、押えばね23によって固定される(第
2図参照)、この様な状態において、前記二次結像レン
ズ12のレンズ部12a 〜12dは前記開口部22a
N22dと対応した位置関係にあり(詳細は後述)、ま
た前記位置決め部22e 、22fには二次結像レンズ
12のピン12g、12hが、ばね部22gにはビン1
21が、それぞれ挿入される。前記ばね部22gにピン
12fが挿入されることにより、該ばね部22gは第2
図の様に変形し、絞り22を位置決め部22e 、22
fの方向に付勢する力を生じる。したがって、偏心ピン
26を絞り22の長穴22hを介して本体ブロック19
の穴に差+:5ffJ −柄も間七七−ヱルすψ←−イ
仕11 Q Qの各開口部の中心Aを軸とした該絞り2
2の微小角回転(第2図矢印B方向)が可能となる。
前記二次′結像レンズ12の下部には前述した様にセン
サブロック24.センサホルダ25が配置されるが、こ
れらは取付はビス27.ワッシャ28、偏心ピンz9と
共にさらにその下部に配置されるAF−AE用センサ1
3の傾き調整機構を成している。前記AF・AE用セン
サ13はセンサホルダ25の取付は面25aに接着され
、このセンサホルダ25は取付は穴24a、24bを有
するセンサブロック24の円弧状取付は面24cに前記
取付は穴24aを介して取付はビス27゜ワッシャ28
によって固定される。
ここで、前記円弧状取付は面24cのR中心は第2図に
想定して描いた軸Cであり、またセンサブロック24の
取付は穴24aは長穴になっている為、第2図矢印り方
向の傾斜調整が可能である。さらにセンサホルダ25は
前記取付は穴24aと同様長穴となっている取付は穴2
4bを介して偏心ピン29によってもセンサブロック2
4に固定され、又センサホルダ25の屈曲部25bの肉
厚を十分に薄くして可撓性を持たせである為、前記偏心
ピン29を回転させることによって第2図に想定して描
いた軸Eをほぼ中心として第2図矢印F方向の傾斜調整
が可能である。
以上の様な構成より成るAFΦ測光ユニットlOにおい
て、以下にTTLストロボ調光系、AF系、AE系のそ
れぞれについて説明する。
まずTTLストロボ調光系(以下の実施例においては調
光系と略記する)について述べる。調光系は、ストロボ
撮影時のフィルム面の反射光をフィールドレンズ11に
より調光用センサ14のセンサ部14aに取り込み、そ
の受光量によってストロボ16の発光を停止させる為の
ものである。つまり、主ミラー5.サブミラー6が上昇
し、シャッタ15の先幕が走行しフィルムが露出した状
態でストロボ16が発光すると、被写体像がフィルム上
に結像し、その反射光が生じる。その一部の反射光が第
2図に示したAF−測光ユニット10の視野マスク20
.赤外カットフィルタ21及びフィールドレンズ11を
通過して調光用センサ14のセンサ部14aに入射し、
例えば受光される受光量が後述するスポット測光を行う
AE用センサによって予め求められている測光量に達し
たことが後述するマイクロコンピュータによって検知さ
れると、ストロボ16側へ発光停止信号が出力され、発
光が停止する。
尚前述からもわかる様に、AF系、AE系に使用される
フィールドレンズ11をTTL調光系に共用している為
、カメラのコンパクト化、低コスト化を実現した状態で
フィルム感度分布を良好なものにすることができる。
次にAF系について述べる。第4図及び第5図はAF系
の光路展開図である。二次結像レンズ12には第3図に
示した様に直交して配置された対のレンズ部12a、1
2bと12c、12dを有しており、このうちのレンズ
部L2a、L2bの光軸を含む断面を表したものが第4
図であり、レンズ部12c、12dの光軸を含む断面を
表したに絞り22の各開口部の開口中心を通過する一次
結像面での物高がOの光線のみを描いており、図中矢印
Gの位置が一次結像面、矢印HがAF@AF用センサ1
3のセンサ面である。二次結像レンズ12のレンズ部1
2a−12dには前述した様に絞り22の開口部22a
〜22dがそれぞれ対応しており、これによりセンサ部
13直上には4つの二次像が形成され、これらの二次像
の境界は−視野マスク20の開口像によって分離されて
いる。絞り22の同一形状をした対となる開口部22a
と22bの間隔は開口部22cと22dの間隔よりも狭
くなっており、これらの開口部はフィールドレンズ11
によって撮影レンズ3の膝上に投影されている。この様
子を示したのが第6図である0図中30は撮影レンズ3
の射出瞳。
31a〜31dはそれぞれ絞り22の開口部22a〜2
2dに対応する瞳面上での領域である。
一般的なカメラ用撮影レンズの場合にはM、Nの領域を
それぞれF4 、F8程度に選べばよい。
AF・AE用センサ13のセンサ部13a上での二次像
の様子を示したのが第7図である。センサ13a上には
縦方向測距と横方向測距を行うAE用のラインセンサS
AA、SABとSAC、SADと、前記ラインセンサS
AA 、SABに隣接(測距エリアを挟む様に)して2
つのAE用のセンサSAE 、SAFが配置され、この
上に二次像32a〜32dが二次結像レンズ12によっ
て投影される。前記二次像32a、32bは撮影レンズ
3の瞳」二に領域31a、31bを通過した光束による
被写体像であり、二次像32e、32dはは領域31c
、31dを通過した光束による被写体像である。尚破線
部32e 、32fはサブミラー6によって欠ちれてし
まう像望域である。またセンサ部13a上に配置されて
いる33a〜33dは前記ラインセンサ5AA−5AB
のセンサ駆動回路で、この部分への光の入射がセンサ出
力に対して影響しないように遮光用アルミ層がこの上に
形成されている。
第8図はデフォーカス量演算の説明図であり、ラインセ
ンサ5AA−3ADの各出力をそれぞれA像〜D像とし
て表している。第6図で説明した様に、A、B像は膝上
の領域31a、31bを通過した光束によって形成され
、一方C,D像はより外側の償城31e、31dを通過
した光束によって形成されている為、撮影レンズ3のデ
フォーカスに対する像ずれ量はC,D像の方がA、B像
よりも大きい、つまり第8図において、位相差x1より
もx2の方が大きい、この位相差x1 、x2情報が前
記センサ駆動回路33a〜33dを介して後述するマイ
クロコンピュータへ伝達され、ここでデフォーカス量の
演算が行われて撮影レンズ3の焦点制御が実行されるわ
けであるが、ラインセンサSAA 、SABとSAC、
SADの両方にて測距を行う場合においては、C,D像
からの演算結果の方が像ずれ量が大きい為、こちらの結
果を使用した方が焦点検出精度が高いものとなる。
第9図はカメラのファインダ視野内の測距エリアを示す
図である1図中34はカメラのファインダ視野、35は
前記ファインダ視野34内における測距エリアを想定し
て描いたものであり、横方向の測距エリアがラインセン
サSAA 、SABの逆投影像、縦方向の測距エリアが
ラインセンサSAC、SADの逆投影像に一致している
第10図は二次結像レンズ12に製造誤差を生じている
場合におけるAF@AE用センサ13のセンサ13a上
での様子を示したものである。つまり第11図(a)に
示す様に理想とする二次結像レンズ12内の各レンズ部
の位置関係が、第11図(b)の様に誤差(絞り22の
各開口部22a〜22dに対して)を生じている場合を
想定している。この様にレンズ部12a、12bと12
C412dの直角度が出ていない時は第1O図のように
二次像32a、32bと32c 、32dの直角度も悪
くなる。したがって、二次像32a、32bに対してラ
インセンサSAA 、SABの位置を合わせると、一方
で二次像32c 、32dに対するラインセンサSAC
、SADの位置合わせは不可能となる。その結果、ライ
ンセンサSAC、SAD上へは被写体の異なる部分が投
影されることになり、該測距エリアに対して第12図に
示す様に斜め線をもつ輝度パターンの被写体像が入射し
た時には合焦エラーを生じ、このままでは不都合である
。そこで、この様な場合には絞り22を第3図矢印B方
向に回転し、ラインセンサSAC。
SADに対する二次像32e 、32dの位置合わせを
行う。
第13図は先の説明(位置合わせ)を助ける為の図で、
核間は第5図において二次結像レンズ12を矢印工方向
から見たものである0図中Jはレンズ部12c、12d
の二次結像面であり、この様にレンズ部12c、12d
の結像面はAF−AE用センサ13のセンサ面Hより後
方に位置し、センサ面H上にはデフォーカスした像が投
影される。一方レンズ部12a、12bの結像面はセン
サ面Hと一致し、ピントの合った像がラインセンサSA
A 、SABに投影される。換言すれば、二次結像レン
ズ12の製造誤差に伴う補正を行える様に、レンズ部1
2a、12bの結像面はセンサ面Hに一致させ、レンズ
部12e、12dの結像面は後方(前方であってもよい
)に位置、すなわちセンサ面上上にはデフォーカスした
像が投影されるように構成している。尚核間において、
にはレンズ部12aとレンズ部12bによって決定され
た軸、Lはレンズ部12cの軸、Uは絞り22の位置か
らセンサ面Hまでの距離、Vはセンサ面Hから二次結像
面Jまでの距離である。
ここでレンズ部12cの軸りがδだけ偏心している時、
二次結像面J上での像位置のずれが(だけ生じたとする
と、二次結像倍率をβとして(=δ(1+β)(1) なる関係が成る立つ、この時、センサ面上上での像位置
のずれはα(=ε・U/(U+V))である、このずれ
αは像がデフォーカスしている為、絞り22の開口部2
2c 、22dの位置を移動することで変化させること
ができる。よって、二次結像面Jでεだけ位置ずれを生
じた像をセンサ面上上で軸にと交差するように調整すれ
ば、第12図で示した斜め線をもつ被写体像が入射した
としても合焦エラーはなくなるわけで、その為には絞り
22の開口部22cをCだけ移動すればよく。
この移動量Cは以下なる式により求めることができる。
つまり、移動量Cを前記距離U、V、偏心量δ、二次結
像倍率βで表すと ε/ v = c / u c=u・ε/v          (2)前記(1)
、(2)式より c=uδ(1+β)/v      (3)となる、前
記式より得られる移動量Cだけ絞り22(開口部22c
、22d)を移動させるのは、第2,3図に示した偏心
ピン26を回転することによって可能である。この時他
方の二次像32a、32bについてはピントの合った像
がセンサ面上上に形成されている為、絞り22の回転に
よって影響を与えることはない、仮に、製造誤差によっ
てAF−AE用センサ13の光軸方向位置がずれていた
としても、二次像32a、32bを形成する絞り22の
開口部22a、22bは内側に位置している為(開口部
22c 、22dに対して)、絞り22の回転に伴う前
記開口部の移動は比較的小さく、それによる像位置のず
れも微小量となる。
次にAE系について述べる。AE用のセンサSAE 、
SAFは第7図により説明した様に、ラインセンサSA
A 、SABに隣接した位置に配置され、絞り22の開
口部22a、22bを通過した光束、すなわち第6図に
示した射出瞳上の領域31a、31bを通過した光束に
よって視野マスク20の開口像(開口形沃内を通過した
被写体像)が投影されている。したがって、AE用のセ
ンサSAE 、SAFの合成された測光エリアは第14
図に示すスポット状、厳密に言うとファインダ視野34
内において、視野マスク20の開口像からラインセンサ
SAA 、SABに対応する長方形状エリア35cを除
いたもの(第14図の35a。
35bで示したエリア)となる、前記長方形状エリア3
5cの面積はかなり小さい為、測光感度分布としてはほ
とんど視野マスク20の開口形状と見なすことができ、
よってスポット測光撮影に際してはこの測光エリアによ
り測光された値に基づいて露出時間制御、つまりは後述
するマイクロコンピュータによりシャッタ15及び不図
示の絞り制御が行われる。
ところで本実施例において、調光系、AF系。
AE系はその光路を共有しているが、前述した様にそれ
ぞれのセンサに入射する光の波長域はそれらの系毎に制
限する必要がある。つまり、調光系とAE系はその分光
感度特性をフィルムの分光感度特性に合致させることが
望ましく、一方AF系は低輝度被写体に対して例えば近
赤外補助光が用いられることから、近赤外光まで感度を
有さなければならない、なお近赤外補助光が用いられな
い場合であっても、できるだけ多くの光は取り込みたい
(1!11距精度を高める)と言う理由から、近赤外光
まで感度を有することが望ましい、一般にセンサはlo
oonm以上の波長の光に対しても感度がある為、赤外
光は光学的フィルタによってカットする必要がある。
f:f415図は前記要求を達成することを可能とした
赤外力? )フィルタ21を示す図であり、該図に示し
た38a、36bがAE系における有効部、37が調光
系における有効部である。この赤外カットフィルタ21
は分光透過率特性の異なる2つの領域21a、21bか
ら成り、領域21aは例えば第16図の如き特性を有し
、領域21bは第17図の如き特性を有している。すな
わち領域21aの赤外線カット波長は700nm、領域
21bの赤外線カット波長は740nmとなっている。
第15図に示す様に調光系とAE系の有効部は2つの領
域にまたがって位置しているが、いずれにおいても領域
21aの占る割合が領域21bに対して小さい為、フィ
ルムの分光感度特性(400〜700nm)に近い特性
で測光を行うことが可能である。これに対し、AF系の
有効部は領域21aの形状からもわかるように該債城2
1aに完全に含まれるように構成され、ラインセンサ面
上での照度むらのないように配慮されている。
第18図は前記構成から成る一眼レフレックスカメラの
主要部の概略を示すブロック図である。
101はカメラの各種動作を制御する制御回路で、例え
ば内部にCPU(中央演算処理部)、RAM、ROM、
EEFROM及び入出力ボート等が配置された1チツプ
マイクロコンピユータであり、前記ROM並びにEEF
ROM内にはAFψ測光制御を含む一連の制御用ソフト
ウェア及びパラメータが格納されている。102はデー
タバス、103は前記制御101より制御信号104が
入力している間データバス102を介して入力するデー
タを受は付け、該データに基づいて前記シャッタ15の
先幕及び後幕の走行制御を行ラシャツタ制御回路、10
5は制御信号106が入力している間データバス102
を介して入力するデータを受は付け、該データに基づい
て不図示の絞り機構を制御する絞り制御回路、107は
制御信号108が入力している間データバス102を介
して入力するデータを受は付け、該データに基づいて前
記撮影レンズ3の光軸4方向の位置制御を行うレンズ制
御回路である。109は前記調光用センサ14等から成
るTTLストロボ調光回路、又110は前記AE用セン
サSAE 、SAF等から成るAE用の測光回路であり
、これらにて光電変換された測光信号は前記制御回路1
01へ送られ、該回路にて前述のシャッタ制御回路10
3及び絞り制御回路105並びにストロボ16を制御す
る為のデータとして用いられる。
また、33は前記制御回路101より入力する各信号に
従ってCODから成る前記2組のラインセンサSAA 
、SABとSAC、SADを制御する、第7図にて説明
したセンサ駆動回路である。
次に一連の撮影動作について簡単に説明する。
不図示のレリーズ釦の第1ストロークが行われると、撮
影レンズ3:主ミラー5.サブミラー6゜フィールドレ
ンズ11.二次結像レンズ12等を通過した光束がAE
用センサSAE 、SAFに入射し、測光回路110か
ら光電変換された測光信号が、すなわち被写体輝度情報
が制御回路101へ送られる。
またこれとほぼ同時に制御回路lotはA像とB像、C
像とD像の位相差X、、X2を得る為に(尚ここでは絞
りとしては14以上が選択されている場合を想定してい
る)センサ駆動回路33を介して、同様の光路を通って
被写体像が入射しているラインセンサSAを駆動する。
この時の制御回路101、センサ駆動回路33、ライン
センサSAの各動作を説明すると、制御回路101に蓄
積開始信号STRが発生すると、センサ駆動回路33は
クリア信号CLをラインセンサSAへ出力し、ラインセ
ンサSAA 、SAB及びSAC、SADの各光電変換
部の電荷をクリアする。するとラインセンサSAは前段
に配置されている二次結像レンズ12によって投影され
ている像の光電変換及び電荷蓄積動作を開始する。前記
動作が開始してから所定時間が経過すると、センサ駆動
回路33は転送信号SHをラインセンサSAへ出力し、
光電変換部に蓄積された電荷をCCD部へ転送する。同
時に前記センサ駆動回路33は蓄積開始信号ENDを制
御回路101へ出力し、該制御回路101よりCCD駆
動クロックCKが入力するのを待つ、COD駆動クロり
クCKが入力すると、センサ駆動回路33はCCD駆動
信号φ1 。
φ2を生成し、該信号をラインセンサSAへ出力する。
CCD駆動信号φ1 、φ2が入力すると、ラインセン
サSAはこの信号に従ってアナログ像信号SSAを制御
回路lotへ出力する。これにより制御回路101はC
CD駆動クロックCKに同期してアナログ像信号をA/
D変換し、像信号A(i)〜D (i)を得て公知の演
算方式により位相差X、、X2を、すなわち焦点検出信
号を算出し、レンズ制御回路107へ該データを出力す
る。レンズ制御回路107はこれを受けて公知の駆動方
式により撮影レンズ3の制御を行う。
次にレリーズ釦の第2ストロークが行われると、主ミラ
ー5.サブミラー6が上昇し、シャッタ15の先幕が走
行すると共にストロボ16の発光が開始される。これに
よりストロボ光が被写体面で反射し、この反射光が撮影
レンズ3を透過してフィルムに入射し、該フィルム上へ
の被写体像の写し込みが開始される。又この様にフィル
ムに入射した光束の一部は該フィルム面で反射し、フィ
ールドレンズ11を介して調光用センサ14へ入射し、
ここで受光され光電変換された測光信号がTTLストロ
ボ調光回路109より制御回路101へ出力される。す
ると前記制御回路101は先の測光回路110よりの測
光情報と前記TTLストロボ調光回路109よりの測光
情報とを比較し、一致したことを検知、すなわち適正露
光に達した事を検知するとシャッタ制御回路103を介
してシャッタ15の後幕を走行させる。この後前記フィ
ルムの巻上げが行われ、一連の撮影動作が終了する。
本実施例によれば、赤外カットフィルタ21面を分光透
過率特性の異なる2つの領域21a、21bに分割し、
AF系の有効部は領域21a、AE系及び調光系の有効
部は領域21a及び領域2tbとしたことにより、以下
の効果がある。
1)それぞれの光路が共有される部分に1つの赤外カッ
トフィルタ21を配置することのみでそれぞれの系に適
した分光感度特性を持たせることかき、このことからカ
メラのコンパクト化、低コスト化を実現することが可能
となる。
2)スポット測光の測光感度特性を画面中央に位置させ
ることができる。
3)TTLストロボ調光用の開口面積を大きくとること
ができる。
4)ミラーボックス内に露出するレンズが1つである為
、内面反射を最小域に押さえることができる。
(発明の効果) 以上説明したように1本発明によれば、分光感度補正用
フィルタを焦点検出光学系と測光光学系の共有される光
路中に配置し、焦点検出用センサに入射する光束の透過
部分を含む第1の領域と、測光用センサに入射する光束
の透過部分のうち、前記第1の領域に含まれない部分を
含む第2の領域とに分割して、前記第1の領域の分光透
過率を前記焦点検出用センサに、前記第2の領域の分光
透過率を前記測光用センサに、それぞれ適したものに定
め、以て、1つの分光感度補正用フィルタにより、焦点
検出用センサと測光用センサのそれぞれに対して異なる
分光透過率特性を与えるようにしたから、コンパクト化
、低コスト化を達成しながら、それぞれの系のセンサ上
での分光感度分布を適正化することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す断面図、第2図は第1
図図示のAF−測光ユニットの断面図、第3図は同じ<
AF・測光ユニットの構造を説明する展開斜視図、第4
図は同じ<AF−測光ユニー/ ト内におけるAF系の
一方の光路展開図、第5図は同じく他方の光路展開図、
第6図は瞳領域分割の説明図、第7図は第1図図示のA
F−AE用センサと二次像との関係を説明する図、第8
図はデフォーカス量演算時に使用される像信号を説明す
る図、第9図はファインダ視野内における測距エリアを
示す図、第10図は第1図図示の二次結像レンズに製造
誤差がある場合のAF−AE用センサと二次像との関係
を説明する図、第11図(a)は製造誤差のない理想的
な二次結像レンズを示す平面図、第11図(b)は製造
誤差のある二次結像レンズを示す平面図、第12図は第
11図(b)の二次結像レンズを使用した時の不得手な
被写体像を説明する図、第13図は第11図(b)の二
次結像レンズが使用された場合における二次像とライン
センサとの位置調整量を説明する図、第14図はファイ
ンダ視野内における測光エリアを示す図、第15図は第
2図図示の赤外カットフィルタの各領域を示す上面図、
第16図及び第17図は赤外カットフィルタの各領域で
の分光透過特性図、第18図は本発明の一実施例の概略
ギ示すブロック図である。 3・・・・・・カメラ、5・・・・・・主ミラー、6・
・・・・・サブミラー、10・・・・・・AF11測光
ユニツ)、11・・・・・・フィールドレンズ、12・
・・・・・二次結像レンズ、13・・・・・・AF−A
E用センサ、14・・・・・・TTLストロボ調光用セ
ンサ、33・・・・・・センサ駆動回路、101・・・
・・・制御回路、109・・・・・・TTLストロボ調
光回路、110・・・・・・測光回路、SAA N5A
D・・・・・・ラインセンサ、SAE 、SAF・・・
・・・AE用センサ。 特許出願人  キャノン株式会社 代  理  人   中   村     稔第2図 第1Q図 第11図 手続補正書(自発) 昭和61年11月4日 特許庁長官 黒FB  明雄 殿 1、°1警件の表示  特願昭61−231333号2
、発明の名称  測光・測距装置 3、補正をする者 ′!1)件との関係 特許出願人 東京都大■I区下丸子3丁目30番2号(100)キャ
ノン株式会社 4、代理人 東京都港区高輪1丁目2番16号 5、補正の対象 図面 6、補正の内容 第12図を別紙の通り補正する。、、−一一一第12図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)焦点検出用センサを有する焦点検出光学系と、該
    焦点検出光学系の光路中の少なくとも一部の光路を共有
    する、測光用センサを有する測光光学系と、前記焦点検
    出用センサと前記測光用センサとの分光感度特性を補正
    する分光感度補正用フィルタとを備えた測光・測距装置
    において、前記分光感度補正用フィルタを前記焦点検出
    光学系と前記測光光学系の共有される光路中に配置し、
    前記焦点検出用センサに入射する光束の透過部分を含む
    第1の領域と、前記測光用センサに入射する光束の透過
    部分のうち、前記第1の領域に含まれない部分を含む第
    2の領域とに分割して、前記第1の領域の分光透過率を
    前記焦点検出用センサに、前記第2の領域の分光透過率
    を前記測光用センサに、それぞれ適したものに定めたこ
    とを特徴とする測光・測距装置。
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