JPS632621A - ワイヤ放電加工装置における加工液供給方法 - Google Patents

ワイヤ放電加工装置における加工液供給方法

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JPS632621A
JPS632621A JP14033786A JP14033786A JPS632621A JP S632621 A JPS632621 A JP S632621A JP 14033786 A JP14033786 A JP 14033786A JP 14033786 A JP14033786 A JP 14033786A JP S632621 A JPS632621 A JP S632621A
Authority
JP
Japan
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machining
tank
fluid
filter
ion exchange
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JP14033786A
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English (en)
Inventor
Haruki Obara
小原 治樹
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Fanuc Corp
Original Assignee
Fanuc Corp
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Publication date
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Publication of JPS632621A publication Critical patent/JPS632621A/ja
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  • Electrical Discharge Machining, Electrochemical Machining, And Combined Machining (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はワイヤ放電加工装置において、加工領域へ加工
液を供給する加工液供給方法に関するものである。
従来の技術 ワイヤ放電加工においては、−般に加工液の比抵抗を低
くするほど加工速度を上げることができる。そのため荒
加工時においては、通常加工液の比抵抗を下げて加工を
行う。しかし、荒加工後の仕上加工時においては、加工
液の比抵抗が小さいと、ワークとワイヤ電極間の漏れ電
流が大きくなり、仕上げ加工のために電流値を小さくし
たときワークとワイヤ電極間の極間電圧の変動が大きく
なり加工が不安定となる。そのため、仕上加工時におい
ては、加工液の比抵抗を大きくし、ワークとワイヤ電極
間の漏れ電流を少なくすることにより、仕上加工のため
にピーク電流を小さくしても電極間電圧の変動は小さく
なるから、加工は安定する。又、加工が安定に行われる
から、ざらにピーク電流を小ざくして、ワークの加工面
の面粗さを良くすることもできる。
このように、荒加工時と仕上加工時においては加工液に
要求される比抵抗の大きざが異なる。即ち、荒加工時に
は比抵抗は小ざく、仕上加工時には大きくする必要があ
る。そこで、従来は、この荒加工、仕上加工の両加工を
行えるよう比抵抗の異なる加工液用のタンクを2セツト
用いていた。
発明が解決しようとする問題点 比抵抗が異なる加工液をそれぞれ貯えるタンクを2個設
けることは、ワイヤ放電加工装置の空間及びコストにお
いて不経済であり、さらに、荒加工時と、仕上加工時に
加工液の供給路、排水路の切換を行わねばならず、操作
が面倒でおる。
そこで、本発明は、1セツトの加工液タンクによって比
抵抗が小ざい加工液も、又、比抵抗が大きい加工液も供
給できる加工液供給方法を提供することにある。
問題点を解決するための手段 本発明は、荒加工時には清液タンクからの清液を加工領
域へ噴流させ、加工領域を通った汚液は汚液タンク及び
フィルタを通し清液タンクに戻して加工液を循環させる
。−方、仕上加工時には上記汚液タンクからの加工液を
フィルタ及びイオン交換装置を通しノズルから加工領域
に噴流させ、加工@域を通った汚液は汚液タンクに戻し
、加工液を循環させる。
これにより、仕上加工時においては、イオン交換装置か
ら流出した加工液を直接ノズルから加工領域に噴流させ
るから加工液の比抵抗は大きくなり、安定した仕上加工
が行われると共に加工面の面粗ざも良くなる。
実施例 図は本発明の一実施例の説明図で、1はワイヤ電極、2
はワーク、3,4はワイヤ電極1とワーク3の加工領域
へ加工液としての水を噴出するノズル、5,6はノズル
3,4から噴出する加工液の噴出圧を調整する噴出圧調
整バルブ、7はテーブル(図示せず)上に設けた加工槽
、8は加工槽7から導かれる汚水を貯える汚水タンク、
9は清水タンク、10は荒加工時に駆動する荒加工用の
ポンプ、11はフィルタ用ポンプ、12は汚水を濾過し
清水にするフィルタ、13はフィルタ12より吐き出さ
れる清水を清水タンク9又は後述のイオン交換装置14
へ導く切換バルブ、14はイオン交換樹脂等によりイオ
ン交換を行い水の比抵抗を上げるイオン交換装置、15
は切換バルブで、荒加工時には清水タンク9へ、仕上加
工時にはノズル3,4へ加工液の水を切換えるものであ
る。
16は仕上加工時に開となるバルブ、17は荒加工時に
加工液の水の比抵抗を検出する比抵抗検出器、18は該
比抵抗検出器17の検出比抵抗値に応じて作動するメー
タリレーで、該メータリレー18の出力により上記切換
バルブ13及び後述のバルブ19を切換えるものである
。19はバルブで、メータリレー18の出力により切換
り開となり、比抵抗調整液タンク20から比抵抗調整液
を清水タンク9に滴下するものでおる。なお、比抵抗調
整液は水溶性の物質であればどのようなものでもよいが
、防錆剤を使用すると防錆効果もあがり最適である。又
、高級アルコール系のものでもよい。21はチエツクバ
ルブで、仕上加工時に加工液が荒加工用ポンプ10側に
流れるものを防止するものである。22はリレーでメー
タリレー18と切換バルブ13の接続をオン−オフさせ
るものである。23はワイヤ放電加工装置を制御する数
値制御装置で、本実施例においてはバルブ16゜19、
リレー22が制御されるようになっている。
なお、L1〜L9は管路である。
次に本実施例の動作を説明する。
荒加工時においては、フィルタ用ポンプ11゜荒加工用
ポンプ10が駆動し、数値制御装置23からの信号によ
り、バルブ16は閉、リレー22は作動し、その接点を
オンさせている。又、切換バルブ15は管路L7.L8
間を導通させ管路L7、L9間を閉じて、イオン交換装
置から流出する加工液を清水タンク9へ導くように切換
えられる。その結果、荒加工用ポンプ10により、清水
タンク9内の水は、管路Ll、チエツクバルブ21.管
路L2.噴出圧調整バルブ5,6を通りノズル3,4か
ら放電加工領域に噴出する。又、ノズル3,4がら噴出
した水は加工槽7に溜り、加工槽7に溜った汚水となっ
た加工液は汚水タンク8に導かれる。
一方、管路L1中に設けられた比抵抗検出器17により
加工液の水の比抵抗が測定され、比抵抗が高いと、メー
タリレー18からは切換バルブ13にHレベルの信号が
出力され、切換バルブ13を管路L4と管路L5を接続
し、管路L6を閉じるように切換える。そのため汚水タ
ンク8の水はフィルタ用ポンプ11で管路L3を通りフ
ィルタ12に導かれ濾過されて、管路L4.切換バルブ
13、管路L5を通り清水タンクへ戻される。又、比抵
抗検出器17で検出された加工液の比抵抗値が低いとメ
ータリレー18から切換バルブ13への信号がLレベル
となり、切換バルブ13を切換えて管路L4と管路L6
を接続し、管路L5を閉じる。そのため汚水タンク8か
らの水は管路L3゜フィルタ用ポンプ11.フィルタ1
2.切換バルブ13.管路L6を通りイオン交換装置1
4に導かれ、イオン交換され、比抵抗値が上げられて、
管路L7.切換バルブ15.管路L8を通り清水タンク
9へ戻される。
このようにして、荒加工中は加工液の水は一定の比抵抗
値を保存しながら加工領域に噴出されることとなる。な
あ、後述するように仕上加工時間が長く、そのため加工
液の比抵抗が高くなっているときの荒加工時においては
、メータリレー18からバルブ19へ信号が出力され、
バルブ19を開として、比抵抗調整液タンク20から比
抵抗調整液を清水タンク9に少量滴下させて比抵抗を調
整する。
次に仕上加工時には、荒加工用ポンプ10の駆動を止め
、バルブ16を開とし、切換バルブ15を切換えて管路
L7と管路L9を接続して管路L8を閉じる。又、リレ
ー22を非作動としてその接点をオフにする。その結果
、切換バルブ13は管路L4と管路L6を接続し、管路
L5を閉じるように切換わる。そのため、フィルタ用ポ
ンプ11により汚水タンク8からの加工液は管路L3゜
フィルタ12.切換バルブ13.イオン交換装置14、
切換バルブ15.管路L9.バルブ16゜管路L2.噴
出圧調整バルブ5.6を通りノズル3.4から放電加工
領域へ噴出されることとなる。
そして、加工槽に溜った加工液は汚水タンクに戻される
。この循環を繰り返すこととなる。イオン交換装置14
を通り吐出される加工液の流量は少ないが、仕上加工時
においては加工液の流量は少なくて良いので、イオン交
換装置14を通った加工液を直接使用しても加工液の流
量は足りる。
こうして、仕上加工時にはイオン交換装置から流出した
加工液を直接放電加工領域に噴出するようにしたから、
加工液の比抵抗は高く、ワイヤ電極1とワーク2間の漏
れ電流は少なくなり加工は安定し、ワーク2の加工面の
面粗さを向上させることができる。
なお、仕上加工時に加工液を常にイオン交換装置14に
通すようにしたから、仕上加工が長くて仕上加工から次
の荒加工に移ったとき、加工液の比抵抗が荒加工におけ
る適正値より大きくなりすぎる場合が生じるので、前述
したように、比抵抗検出器17で加工液の比抵抗を検出
しメータリレー18より信号を出しバルブ19を開にし
て比抵抗調整液を清水に滴下して比抵抗を下げるように
する。
また、上記実施例では、バルブ16.切換バルブ15及
びリレー22を数値制御装胃で制御したが、手動で切換
えるようにしてもよい。
発明の効果 本発明は、1セツトの加工液タンク(清水タンク、汚水
タンク)によって荒加工時でも仕上加工時でも、各々の
加工に適した比抵抗の加工液を供給できるようにしたの
で、ワイヤ放電加工装置の装置空間が小さくてすみ、か
つ荒加工時においては加ニスピードを大きくして安定し
た加工を行うことができると共に、仕上加工時には加工
液の比抵抗の上昇により、漏れ電流が少なくなるから、
ピーク電流を小さくしても仕上加工が安定して行われか
つ面粗ざを良くすることができる。又、加工液タンクを
2セツト用いる場合に比べ、加工液の供給路、排水路の
切換が簡単になり、掃作性がよくなる。
【図面の簡単な説明】
図は本発明の一実施例の説明図である。 1・・・ワイヤ電極、2・・・ワーク、8・・・汚水タ
ンク、9・・・清水タンク、10・・・荒加工用ポンプ
、11・・・フィルタ用ポンプ、12・・・フィルタ、
14・・・イオン交換装置、17・・・比抵抗検出器、
18・・・メータリレー、20・・・比抵抗調整液タン
ク、22・・・リレー、16.19・・・バルブ、13
.15・・・切換バルブ、23・・・数値制御II表装
置L1〜L9・・・管路。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)荒加工時には清液タンクからの清液を加工領域へ
    噴流させ、加工領域を通った汚液は汚液タンク及びフィ
    ルタを通し清液タンクに戻し、仕上加工時には上記汚液
    タンクからの加工液をフィルタ及びイオン交換装置を通
    しノズルから加工領域に噴流させ、加工領域を通つた汚
    液は汚液タンクに戻すようにしたワイヤ放電加工装置に
    おける加工液供給方法。
  2. (2)上記清液の比抵抗を検出する比抵抗検出器を設け
    、荒加工時には該比抵抗検出器からの検出出力に応じて
    上記フィルタから流出する加工液をイオン交換装置を介
    して清液タンクに戻すようにした特許請求の範囲第1項
    記載のワイヤ放電加工装置における加工液供給方法。
  3. (3)上記比抵抗検出器で検出される清液の比抵抗が設
    定値以上に高いとき比抵抗調整液を清液に滴下するよう
    にした特許請求の範囲第2項記載のワイヤ放電加工装置
    における加工液供給方法。
JP14033786A 1986-06-18 1986-06-18 ワイヤ放電加工装置における加工液供給方法 Pending JPS632621A (ja)

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