JPS63261599A - 不揮発性メモリに対する設定値の複写方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔概要〕 ＲＯＭに記録されている各種設定値を不揮発性メモリに
複写して使用する装置では、常に不揮発性メモリに設定
値が複写されており、且つ複写したＲＯＭが交換された
時には、交換されたＲＯＭの内容に更新される必要があ
るため、人手で行っていた複写の動作を、特定アドレス
に記録された値を比較することで判定し、自動的に実行
することで、信頼性を向上させる。

（産業上の利用分野〕 本発明はＲＯＭに記憶されている各種設定値を不揮発性
メモリに複写して使用する装置に係り、特に該不揮発性
メモリの内容とＲＯＭの内容とが相違した時、自動的に
ＲＯＭの設定値を不揮発性メモリに複写する不揮発性メ
モリに対する設定値の複写方式に関する。

近年、情報処理装置が処理した情報を印刷するため各種
機能を備えたプリンタが要求されるようになり、例えば
、改行量、印字間隔、ページ長、−行の長さ、インタフ
ェース規格等の異なる情報処理装置に対応するため、Ｒ
ＯＭに各種設定値を記憶させ、このＲＯＭの内容を不揮
発性メモリに複写し、この複写した設定値を用いて動作
するプリンタがある。

このようなプリンタは、ユーザが使用する情報処理装置
に対応する設定値を記憶するＲＯＭの内容を、不揮発性
メモリに複写する必要があり、更にユーザが使用する情
報処理装置が変更になっ°たような時は、ＲＯＭの内容
も変更になることがあって、この際にも不揮発性メモリ
にＲＯＭの内容を複写する必要がある。

このような場合、ＲＯＭの内容を不揮発性メモリに複写
する作業は、確実に実施される必要がある。

〔従来の技術〕

第３図は従来の技術を説明するブロック図である。

第３図はシリアルプリンタの一例を示し、電源投入時等
の初期設定として、オペレータは例えばスイッチ８を操
作して初期設定回路７を動作させ、ＲＯＭ９から改行量
、印字間隔、ページ長、−行の長さ、インタフェース規
格等の設定値を読出させ、不揮発性メモリ６に複写する
。

このように不揮発性メモリ６を使用するのは、オペレー
タが必要に応じて設定制御回路５を経て不揮発性メモリ
６に、必要とする設定値を記憶させたり、ＲＯＭ９から
複写した設定値を変更することを可能とするためである
。

プロセッサ１はＲＯＭ２からプログラムを読出して動作
する。そして、不揮発性メモリ６に格納されたインタフ
ェース規格に基づく設定値に従い、インタフェース回路
４を制御し、上位装置が送出する印字データをＲＡＭ３
のバッファ領域に格納した後、この印字データを読出し
て文字コードを抽出すると、文字発生回路１７から該当
する文字パターンを読出し、ヘッド制御回路１１を経て
ヘッド１２に送出し、印字を行わせる。

この時プロセッサ１は不揮発性メモリ６に格納された設
定値を読出し、この設定値に基づいてスペース制御回路
１３を経てスペースモータ１４を駆動し、ヘッド１２を
印字位置に位置付けさせる。

そして、−行分の印字が済むと改行制御回路１５を経て
改行モータ１６を駆動し、次の行に印字が出来るように
印刷媒体を移動させる。

オペレータは例えばプリンタが接続されている上位装置
が変更になり、インタフェース回路４の規格が変更にな
ったり、ページ長や印字幅等が幾更になったりして、不
揮発性メモリ６に複写した設定値を変更する必要が発生
すると、ＲＯＭ９を新たな設定値を記憶しているＲＯＭ
ｌ０に取替え、初期設定回路７を動作させて、ＲＯＭｌ
０から新たな設定値を複写する。

〔発明が解決しようとする問題点〕

上記の如（従来は、不揮発性メモリ６の記憶している設
定値を使用してプリンタが動作するため、プリンタの設
置時にはＲＯＭ９の内容を人手により複写しなければな
らず、又、設定値が変更になる場合、ＲＯＭｌ０から新
たな設定値を人手により複写する必要がある。

この場合、オペレータが諸々の処理に忙殺され、プリン
タの設置時にＲＯＭ９の複写を忘れたり、ＲＡＭｌ０を
交換したまま、不揮発性メモリ６の内容を変更するため
の複写を忘れると、プリンタの動作が異常となる。特に
インタフェース回路４の動作が異常になると、上位装置
からの印字データ受信が、出来ず原因探索に時間がかか
るという問題がある。

〔問題点を解決するための手段〕

第１図は本発明の一実施例を示す回路のブロック図であ
る。

第１図は第３図に初期設定実行確認回路１８を追加した
もので、初期設定実行確認回路１８は電源投入時等の初
期設定時毎に不揮発性メモリ６の特定アドレスに記録さ
れている値と、ＲＯＭ９又は１０の特定アドレスに記録
されている値とを読出し、この内容を比較することで、
不揮発性メモリ６の内容を書替えるか否かの判定を行い
、書替えの必要を認識した時自動的にＲＯＭ９又は１０
の内容を読出し、不揮発性メモリ６に書込むものである
。

〔作用〕

上記の如く構成することにより、初期設定実行確認回路
１８が不揮発性メモリ６に設定値を入り忘れたり、新た
な設定値を入れ忘れた場合には、電源投入等の初期設定
時毎にそれを検知して、自動的に設定値をＲＯＭ９又は
１０から読出し、不揮発メモリ６に格納するため、プリ
ンタの異常動作を防止し、信頼性を高めることが出来る
。

〔実施例〕

第２図は第１図の動作を説明するフローチャートである
。

ｍ１図において、プリンタが設置された時、、ＲＯＭ９
が実装されているものとする。第２図に示す如（、電源
が投入されると、初期設定実行確認回路１８は、不揮発
性メモリ６に設けた特定のアドレス、例えばＯ番地に記
録されている値、例えばデータ■を読出ず。

又、続けてＲＯＭ９の特定のアドレス、例えば０番地に
記録されている値、例えばデータ■を続出す。そして、
このデータ■とデータ■とを比較し、−敗するか否かを
調べる。

ＲＯＭ、９又は１０の特定アドレスには、予め定めた値
、例えばシリアル番号を記録しである。従って、不揮発
性メモリ６にＲＯＭ９から複写が完了していれば、ＲＯ
Ｍ９の特定アドレスの値も、不揮発性メモリ６の特定ア
ドレスに複写されているため、不揮発性メモリ６から読
出した値と、ＲＯＭ９から読出した値は一致する。従っ
て、初期設定実行確認回路１８は動作を終了する。

若し、不揮発性メモリ６から読出した値と、ＲＯＭ９か
ら読出した値が相違する場合、初期設定実行確認回路１
８は、不揮発性メモリ６にＲＯＭ９の内容を読出し、Ｒ
ＯＭ９の特定アドレ・スの値は不揮発性メモリ６の特定
アドレスに複写し、設定値は夫々該当するアドレスに複
写した後、動作を終了する。

又、プリンタにＲＯＭｌ０が実装されており、不揮発性
メモリ６にはＲＯＭ９の内容が格納されたままであった
場合、同様にして、不揮発性メモＩ７６の特定アドレス
から読出した値と、ＲＯＭｌ０の特定アドレスから読出
した値は相違するｈめ、初期設定実行確認回路１８は、
不揮発性メモリ６にＲＯＭｌ０の内容を読出し、ＲＯＭ
ｌ０の特定アドレスの値は不揮発性メモリ６の特定アド
レスに複写し、設定値は夫々該当するアドレスに複写す
る。

〔発明の効果〕 以上説明した如く、本発明はユーザ毎に異なる設定値を
、不揮発メモリにＲＯＭから複写して動作するプリンタ
において、ＲＯＭの内容の複写を忘れた時や、ＲＯＭの
内容が変更になった時、確実に不揮発メモリに複写する
ことが可能となるため、信頼性を向上させることが出来
る。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示す回路のブロック図、 第２図は第１図の動作を説明するフローチャート、第３
図は従来の技術を説明するブロック図である。 図において、 ｌはプロセッサ、　　２．９．１０はＲＯＭ、３はＲＡ
Ｍ、　　　　　　４はインタフェース回路、５は設定制
御回路、　６は不揮発性メモリ、７は初期設定回路、　
８はスイッチ、 １１はヘッド制御回路、１２はヘッド、１３はスペース
制御回路、 １４はスペースモータ、１５は改行制御回路、１６は改
行モータ、　　１７は文字発生回路、１８は初期設定実
行確認回路である。 未餘Ｂ肋−大施ＩＮｔ示１回路のブ■・７７閲茎ｊ　図 寥１　目の重１１１’ｇε馳ｕ賃杉フ■−チャート茅２
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　目

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 　特定のアドレスに夫々の内容の相違を示す値を記録す
   る複数のＲＯＭ（９）（１０）に、夫々異なる各種の設
   定値を記憶させ、該ＲＯＭ（９）（１０）の中の一つか
   ら不揮発性メモリ（６）に、該特定のアドレスの値を含
   めて複写した設定値に基づき所定の動作を行う装置にお
   いて、 該不揮発性メモリ（６）の特定アドレスに複写された値
   と、該一つのＲＯＭの特定アドレスに記録されている値
   とを読出して比較し、一致しない時は該一つのＲＯＭの
   内容を該不揮発性メモリ（６）に複写する初期設定実行
   確認回路（１８）を設け、装置の初期設定時毎に、該一
   つのＲＯＭの特定アドレスから読出した値と、該不揮発
   性メモリ（６）の特定アドレスから読出した値を比較し
   、不一致の場合は該一つのＲＯＭの内容を自動的に該不
   揮発性メモリ（６）に複写することを特徴とする不揮発
   性メモリに対する設定値の複写方式。