JPS6326109A - ラインフイルタ− - Google Patents

ラインフイルタ−

Info

Publication number
JPS6326109A
JPS6326109A JP17025086A JP17025086A JPS6326109A JP S6326109 A JPS6326109 A JP S6326109A JP 17025086 A JP17025086 A JP 17025086A JP 17025086 A JP17025086 A JP 17025086A JP S6326109 A JPS6326109 A JP S6326109A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
conductor
cavity
magnetic
input
pattern
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP17025086A
Other languages
English (en)
Inventor
Teruyuki Ikeda
輝幸 池田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Priority to JP17025086A priority Critical patent/JPS6326109A/ja
Publication of JPS6326109A publication Critical patent/JPS6326109A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Filters And Equalizers (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、磁性体グリーンシートと印刷導体ノくターン
で得られるラインフィルターに関する。
(従来の技術) 近年のマイクロコンピュータの発展はOA種機器FAi
器等のように多くのパーソナルコンピューターの利用が
進められてきている。このノく−ソナルコンピューター
を用いたOA化、FA化とは入出力装置とコンピュータ
ーの間の接続あるν)はコンピューター;コンピュータ
ー間のデータ通信のための接続が多くなる。このために
、この接続ケーブルからの電磁波ノイズの問題が多くな
り、平行に引かれたケーブル間ではケーブル間でのクロ
ストークからの不要な信号の結合及び、その結果が生じ
る誤データの転送など悪い結果を与えてしまう。
このようなことから、入出力機器間とコンピューターあ
るいはコンピューターとコンピューターの間のデーター
を接続する部分では、このノイズを生じさせないための
対策が必要であり、この1つにデーター人出力端子の部
分でのラインフィルターの挿入がある。
第5図は、このラインフィルターの一例を示すものであ
り、コンピューター機器などの内部回路51と外部入出
力機器との接続端子52の間には、フェライトビーズ5
3を通した導線54が実装される。このフェライトビー
ズの挿入がフェライトビーズ自身の大きな透磁率から接
続した前記導線のインダクタンスを高めることができる
ため、パルスの入出力における急激な電流変化を緩和さ
せ、不要な雑音を減少させることができるものである。
(発明が解決しようとする問題点) フェライトビーズによる入出カラインのフィルターは雑
音除去効果が高いものの、あまり多く利用されないのは
1ラインブフフエライトビーズを通して実装しなければ
ならないことから実装コストが増加することにある。前
記第5図に示した方法でのフェライトビーズ挿入は、1
ラインプフフエライトビーズを通し、さらに、これを実
装しなくてはならないため、実装時の工数増大から製品
コストを高めてしまう。
このように実装工数を低減するために、第6図に示すよ
うな、デュアルインラインパッケージ等にモールドされ
た複合ラインフィルターなるものがあり、1つで8回路
の雑音低減が行える。しかし、このようなラインフィル
ターでもモールドされた内部では一体の磁性体コアを用
いることはできず、1端子間ごとにフェライトビーズを
挿入したラインをもうけ、モールドされなければならな
い。
このため、部品製作段階でのコスト増大から、部品価格
が高くなり、その結果、部品代としてのコスト増大とな
る。
(間圧点を解決するための手段) すなわち本発明は、磁性体中において、複数の入力端子
及び出力端子を持ち、かつこの入出力端の間が導体ライ
ンで接続され、さらに、これら導体相互間及び、各導体
ライン近傍の他の部分に空洞が形成されていることを特
徴とするラインフィルターであって、各導体ライン相互
間の空洞及び、たとえば導体ライン上部に配置された空
洞が、各導体ラインで生じる磁路をカットするため、こ
れら複数の導体ラインが独立して磁性体コアに囲まれた
状態を形成することになり、このとき、このラインフィ
ルター自体は一体焼結で得られ、何ら加工を行う必要が
ないため低コストで製作可能である。
空洞の形成は、磁性材料としての焼成過程において、そ
の材質が燃えてガス化し、消失することによって得られ
、磁性体グリーンシートに前もってカーボン等のペース
トを印刷あるいはシート状の物質を加圧によって埋め込
み形成することができる。このカーボンペーストを印刷
する位置を、複数の入出カラインとしてのパターンの間
及び、これらラインの上又は下のどちらか一方の面に前
記ライン間の空洞とオーバーラツプ又は接続されるよう
に、この導体ラインのある層の上又は下の磁性体層とす
ることによって、複数の導体ライン間の磁路をカットす
る空洞が得られる。
セラミック基板やフェライト基板の焼成は、セラミック
グリーンシートあるいは磁性体グリーンシート中に存在
する有機物を分解・消失させる脱バインダー工程と実際
に焼結が行われる焼成工程に分けられる。前者の脱バイ
ンダー工程では、温度を急激に上昇させると積層体が破
損してしまうのどえ25°C/時間あるいは、これより
もゆっくりとした温度上昇スピードで温度を上げ450
8C〜600°Cに充分長い時間保持することで有機物
を完全に消失させている。このとき、グリーンシート上
に印刷されていたカーボンペーストの部分は消失し、印
刷部分だけの空洞が生じる。この状態より、温度を焼結
温度まで上昇し、一定時間キープすることで基板内部に
空洞を持つ基板が得られる。従って、この空洞を形成す
るためのパターンを複数の入出力端を接続する導体パタ
ーンの中間及び、この導体パターンの上部又は下部に適
当な磁性体層を介して、前記導体パターン相互の中間に
配置した空洞パターンに重なるように形成すれば、前記
導体パターンに電流が流れることによって生じる磁路が
導体パターン相互間ではカットされるため、−体焼結で
複数のラインの雑音除去効果が得られるラインフィルタ
ーが構成できる。
(実施例) 以下、図示の実施例により、本発明のラインフィルター
について説明する。第1図(a)及び(b)は本発明の
一実施例を示すラインフィルターの一部切欠き断面図で
あり、第1図(a)が入出力の端子方向がら見たもの第
1図(b)が上から見たものである。図がち示されるよ
うに磁性体による積層焼結体には複数の入力端子11及
び出力端子12の間には導体13がそれぞれ形成さ、れ
ており、隣接する前記導体13の間及び、この上部に導
体13にそって空洞14が形成されている。したがって
、各導体13は磁性体15で囲まれており、このとき空
洞14が、この外側に位置するため、導体に電流が流れ
ることによって生じる磁路は導体の廻りをとり囲む状態
となり、隣接して並ぶ複数の導体間に磁路が形成されな
い。
このため1つ1つの導体は磁性体コアにうめ込まれた状
態となり、フェライトビーズと同様の効果が得られる。
特に、これら内部導体形成、空洞形成、入出力端子形成
が磁性体の一体焼結にて得られるので、従来のモールド
品のようなアッセンブリによるコスト増大は生じない。
第2図は本発明のラインフィルターを得るグリーンシー
トの構成であり、入力端子21と出力端子22の間を接
続する導体パターン23が中間の磁性体グリーンシート
24に形成されている。さらに、このグリーンシート2
4上には、前記導体パターン23の両側に位置するよう
に空洞形成のためのカーボンペーストをうめ込んだ空洞
パターン25がある。又、この上側の複数のグリーンシ
ート26には前記グリーンシート24と同じ位置での空
洞パターン27がある。さらに、この上側の複数のグリ
ーンシート28には前記グリーンシート26に形成しで
ある導体の両側に位置する空洞パターン間を接続した状
態での空洞パターン29がある。そして、これら複数の
グリーンシートを上下ではさむ状態で焼結体の厚さと強
度を保つための複数のグリーンシート30がある。ここ
でグリーンシート上への空洞パターンを形成する方法に
ついて示すと、第3図(a)のようなグリーンシート(
横から見たものとする)を空洞を必要とする部分でパン
チ31及びダイ32を用いて打ち抜くことで、(b)に
示す穴33が得られる。このシートに(C)で示すよう
に薄いフィルム34を張り付け、この上からスクリーン
印刷器35を用いて空洞パターンのカーボンペースト3
6を印刷するか、又は空洞パターンより少し大きなカー
ボン等のシートを切り抜き、圧着することで(d)のよ
うな空洞パターンを持つシートができる。これを積層時
に前記薄いフィルム34をはがすことで利用する。
ここではMOFe203で成る粉末をバインダー、有機
溶媒、可塑剤と共に泥漿状にし、ドクターブレード法等
のスリップキャスティング製膜により20〜300pm
の生シートをポリエステルフィルム上に成形し、剥離し
たのち、スルホールを必要とする層はスルホールのため
の穴あけ加工を行う。さらに、これらシートに空洞パタ
ーンをスクリーン印刷機を用いて印刷形成している。 
  。
このようにして得たグリーンシートを積み重ね100°
C前後の温度で加熱し、250kg/am2程度の圧力
で圧着して積層体を得る。次に、この積層体を必要に応
じて所定の寸法に切断した後、まず空洞パターンやグリ
ーンシート中に存在する有機物を脱バインダー工程にお
いて酸化雰囲気中でゆっくりと加熱し、分解・消失させ
る。通常これらの有機物は450℃〜600°Cまでに
は完全に分解・酸化するが急激に温度を分解温度まで上
げると積層体力が破損するため、25°CI時間あるい
は、これよりもゆっ(りとした温度上昇スピードで温度
を上げ、450°C〜600°Cに充分長い時間保持す
ることで有機物を完全に消失させる。この脱バインダー
工程を径だ後の積層体中には有機物は残留していないた
め空洞パターンの部分は空洞として積層体中に形成され
ることになる。
この後、12006C〜1400°Cで焼成させること
で、複数の入出カラインの中間に空洞が形成されたライ
ンフィルターが得られる。
以上のような方法によって得たラインフィルターは、複
数の入出力端子間の接続導体が磁性体で囲まれている状
態であって、さらに、この複数のライン間には空洞が形
成されているため、各導体に電流が流れることによって
生じる磁界は、この1ラインの導体の廻りだけに生じ、
複数の導体間を結合する状態での磁路は生じない。この
結果、各導体が磁性体で独立に囲まれた状態となるため
、従来のフェライトビーズを用いてモールドしたライン
フィルターと同一の効果が得られる。
なお、本実施例での空洞パターンは、信号回路パターン
の間及び、この上側に形成したが、信号回路パターン間
とこの下側でも良く、信号回路パターンの中心位置に対
して上下一方の片側の磁性体が空洞でカットされる状態
であれば良い。
ここで示した空洞形成方法はカーボンペーストをスクリ
ーン印刷機によって形成したが、スクリーン印刷でのパ
ターンの厚さが10pm程度であるため、この厚さを厚
くする方法として樹脂等の材料をシート状にしパターン
ニングすることで、これをグリーンシートへ圧着する方
法を用いて50〜1100p程度の空洞を形成する方法
もある。
なお、前記実施例での第2図では導体ラインにそって長
いパターンを隣り合う導体間の空洞パターンとしたが、
これを第4図のように小さな空洞パターン41を互いに
ずらして形成することで、カーボンペーストをグリーン
シート内にうめ込むための穴あけ及び印刷形成が容易に
なる。このように連続となっていないパターンであって
も位置をずらした空洞は磁路を切断したのと同じになり
、前記同様な効果が得られることは明らかである。
一方、入出力間の連続導体を直線状のパターンで示して
きたが、このパターンを折り返しを持つ長いパターンあ
るいはスルホールなどで連続することで得る数ターンの
パターンとしても、入出力間の導体の回路はインダクタ
ンスを高くすることができるため、ラインフィルターと
しての効果は高くなる。
(発明の効果) 以上の説明で明らかなように、複数の入出力端子間を接
続した導体回路は、隣接する導体回路間及び、この導体
回路の上下どちらか一方に空洞が形成されているため、
隣接する導体間に磁路が作れなくなり、この結果、前記
導体を囲む磁性体がフェライトビーズと同様な効果とな
るラインフィルターが得られる。
特に、本発明でのラインフィルターは、グリーンシート
への印刷とこの積層及び焼結で得られるため低コストで
ラインフィルターが作れる。さらに従来のようにコアに
導線を通す必要がなくなるので、ライン間ピッチを空洞
と導体パターンの廻わりの磁性体の必要な寸法まで小型
にでき、チップ型ラインフィルターが得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)、 (b)は本発明の一実施例の切欠き断
面図、第2図は本発明のラインフィルターを得るグリー
ンシートの積層構成図である。第3図(a)〜(d)は
本発明の製造工程を示す図、第4図は本発明の他の実施
例を示す図、第5図、第6図は従来のフェライトビーズ
を用いたラインフィルターの一例を示す図である。 図において、 11・・・入力端子、12・・・出力端子、13・・・
導体、14・・・空洞、15・・・磁性体、21・・・
入力端子、22・・・出力端子、23・・・導体パター
ン、24.26.28.30・・・磁性体グリーンシー
ト、25.27.29・・・空洞パターン、31・・・
パンチ、32・・・グイ、33・・・穴、34・・・薄
いフィルム、35・・・スクリーン印刷器、36・・・
空洞パターンペースト、41・・・空洞パターン、51
・・・内部回路、52・・・接続端子、53・・・フェ
ライトビーズ、54−1.導線 第1図 第2図 第3図 第4図 第5図 第6図 モールドパ7ケージ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1.  両端にそれぞれ入力端子及び出力端子が形成された複
    数の導体が磁性体中に配置され、さらに、これら各導体
    相互間及び、各導体ライン近傍の他の部分に空洞が形成
    されていることを特徴とするラインフィルター。
JP17025086A 1986-07-18 1986-07-18 ラインフイルタ− Withdrawn JPS6326109A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17025086A JPS6326109A (ja) 1986-07-18 1986-07-18 ラインフイルタ−

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17025086A JPS6326109A (ja) 1986-07-18 1986-07-18 ラインフイルタ−

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS6326109A true JPS6326109A (ja) 1988-02-03

Family

ID=15901456

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP17025086A Withdrawn JPS6326109A (ja) 1986-07-18 1986-07-18 ラインフイルタ−

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6326109A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007525858A (ja) * 2003-04-15 2007-09-06 センサーズ・フォー・メデセン・アンド・サイエンス・インコーポレーテッド 一体化されたアンテナを備えたプリント回路装置及びプリント集積回路基板アンテナを備えた埋め込み可能なセンサー処理装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007525858A (ja) * 2003-04-15 2007-09-06 センサーズ・フォー・メデセン・アンド・サイエンス・インコーポレーテッド 一体化されたアンテナを備えたプリント回路装置及びプリント集積回路基板アンテナを備えた埋め込み可能なセンサー処理装置
US7800078B2 (en) 2003-04-15 2010-09-21 Sensors For Medicine And Science, Inc. Printed circuit board with integrated antenna and implantable sensor processing system with integrated printed circuit board antenna
JP2011004427A (ja) * 2003-04-15 2011-01-06 Sensors For Medicine & Science Inc 一体化されたアンテナを備えたプリント回路装置及びプリント集積回路基板アンテナを備えた埋め込み可能なセンサー処理装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6778058B1 (en) Embedded 3D coil inductors in a low temperature, co-fired ceramic substrate
US5821846A (en) High current ferrite electromagnetic interference suppressor and associated method
US7607216B2 (en) Method for manufacturing monolithic ceramic electronic component
KR20010024215A (ko) 코어와 코일 구조물 및 그 제조 방법
JPS6326109A (ja) ラインフイルタ−
KR100474947B1 (ko) 적층 세라믹 전자 부품 제조 방법 및 적층 인덕터 제조 방법
JP3301564B2 (ja) 積層チップインダクタ
EP3035382A1 (en) Shielded rf transmission lines in low temperature co-fired ceramic constructs and method of making same
US6597056B1 (en) Laminated chip component and manufacturing method
JPH09275013A (ja) 積層型電子部品
JPH06333744A (ja) 積層チップビーズアレイ
JPH0660134U (ja) 積層チップemi除去フィルタ
JP3365287B2 (ja) 積層セラミック電子部品の製造方法
JPH10223467A (ja) 積層部品の製造装置および製造方法
JPH09260144A (ja) コイル部品およびその製造方法
JP2001135548A (ja) 電子部品およびその製造方法
JPH11111551A (ja) 積層型電子部品の製造方法
KR970005749B1 (ko) 칩형의 임피던스 부품의 제조방법
KR0173240B1 (ko) 전자기적 특성이 양호한 인덕터 칩의 제조방법
JPH06196334A (ja) 積層インダクタ
JPH06215947A (ja) 積層インダクタ
KR0139855B1 (ko) 노이즈제거용 페라이트칩 및 그 제조방법
JPH09199328A (ja) 積層インダクタ部品およびその製造方法
JPH06338414A (ja) 積層チップビーズアレイ
JPH09199333A (ja) コイル部品およびその製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees