JPS6326085A

JPS6326085A - ビデオプロジエクタ装置

Info

Publication number: JPS6326085A
Application number: JP16909486A
Authority: JP
Inventors: Takashi Shinozaki; 俊篠崎; Eiichiro Imaoka; 今岡　英一郎
Original assignee: Victor Company of Japan Ltd
Current assignee: Victor Company of Japan Ltd
Priority date: 1986-07-18
Filing date: 1986-07-18
Publication date: 1988-02-03

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（産業上の利用分野）− 本発明はビデオプロジェクタ装置に関し、特に画像品位
の向上、装置の小型化及び低いコスト化を図り得るよう
にしたものである。

（従来の技術）近年、各種ディスプレイ装置の大型化が要望されており
、特にＣＲＴ　（陰極線管）を用いたディイスプレイ装
置の大型化が図られている。

しかしながら、ＣＲＴを用いたディスプレイ装置の大型
化は、ＣＲＴの構造上の問題から４０インチ程度が限界
とされており、また４０インチ程度のものとなると重量
的に相当大きくなり、さらにコスト的にも高くなってい
る。

そこで、近年、Ｒ（赤）、Ｇ（緑）、Ｂ（青）の各色信
号に対応したＣＲＴからの光を直接、あるいは間接にス
クリーン上に照射して合成することによりこのスクリー
ン上に画像を映し出すビデオプロジェクタ装置の開発が
進められている。

（発明が解決すべき問題点）上述の如きビデオプロジェクタ装置においては、Ｒ，Ｇ
、Ｂのレジストレーションの為に、スクリーンの周辺部
分での画像がボケてしまい、さらに画像のコントラスト
、解像度等の点でＣＲＴを用いたディスプレイ装置の画
像に比して劣るという問題点がある。

また、このビデオプロジェクタ装置においても、ＣＲＴ
を三本必要とする等の理由から装置が大型化してしまい
、またコスト的にも高くなるという問題点がある。

（問題点を解決するための手段）本発明は上述の如き実情に鑑みてなされたものであり、
画像品位の向上、装置の小型軽量化及び低コスト化を図
り得るビデオプロジェクタ−装置を提供することを目的
とする。

そして、本発明はこの目的を達成するためにビデオプロ
ジェクタ装置を第１図に示す如く、所定光最の光源１と
、映像信号Ｓ＋を再生する液晶ディスプレイ装置２と、
スクリーン３とを備え、上記光源１から発せられた光を
上記液晶ディスプレイ装Ｗ２にて反射させることにより
、この液晶ディスプレイ装置２にて再生された画像を上
記スクリーン３上に映し出すようにした。

（作　用）上述の如き構成のビデオプロジェクタ装置においては、
液晶ディスプレイ装置２による再生画像がそのままスク
リーン３に映し出されるため、前述の三管式のビデオプ
ロジェクタ装置の如き周辺部分での画像のボケは生ぜず
画像品位の向上を図ることができる。

また、光１１１１からの光を液晶ディスプレイ８１２２
にて反射させてスクリーン３に映し出す反射式であるた
め上記液晶ディスプレイ装＠２の一方の基板にガラス以
外の物質、例えばシリコン基板等を用いることができる
。これにより、液晶ディスプレイ装置２を駆動させるた
めのトランジスタを形成する際にＷＩ膜の蒸着工程の代
りにモノリシック半導体製造技術が利用でき、歩留りの
アップから低コスト化を図ることができる。

ざらに、液晶ディスプレイ装置２を小型化、軽量化する
ことは十分に可能であるためビデオプロジェクタ装置の
小型化、軽量化を図ることができる。

（実施例）以下、本発明に係る好適な実施例を第１図及び第２図を
用いて詳細に説明する。

本実施例に係るビデオプロジェクタ装置は、第１図に示
す如く光源１と液晶ディスプレイ装置２とスクリーン３
及び平行ビーム形成用レンズ４、拡大レンズ５を備えて
構成されている。

また、上記液晶ディスプレイ装置２はアクティブマトリ
クス型の液晶セルを備えており、駆動回路６に供給され
る映像信＠Ｓｌを再生するようになっている。

上述の如き構成のビデオプロジェクタ装置において、上
記光！ｌ！１から発せられた光はレンズ４にて平行ビー
ムに形成されて第１の偏光板（偏光子）７を介して液晶
ディスプレイ装置２に達する。

そして、この光は液晶ディスプレイ装置２のオンされて
いる画素に対応するアルミニウム製の反射電極８にて反
射される。

なお、オンされていない画素の部分では、第２の偏光板
（検光子）９にて上記光源１からの光が遮られるためこ
の光は反射されない。

そして、反射された光は、レンズ５を介して上記スクリ
ーン３に達する。

これにより、このスクリーン３には上記液晶ディスプレ
イ装置２にて再生された画像が映し出される。

また、本実施例において、上記液晶ディスプレイ装置２
は第２図に示す如く構成されている。

すなわち、この液晶ディプレイ装置２は、入射側のガラ
ス基板１０と所定間隔をもって対向する反射側の基板１
１との間にツイストネマチック型の液晶１２を封入して
構成されており、上記ガラス基板１０の内側面にはＲ，
Ｇ、８の各色が所定位置に配列された色フィルタ１３及
び透明な共通電極１４及び液晶１２に配向を与えるため
の配向膜１４′が順次積層形成されている一方、本実施例において上記基板１１は、多結晶シリコ
ン基板１１ａの表面（内側面）に、単結晶シリコン層１
１ｂがエピタキシャル成長法によって形成されて成る。

そして、上記単結晶シリコン１１１ｂを利用して、各画
素に対応するＭＯＳ型のトランジスタ１５が形成されて
いる。

ざらに、上記単結晶シリコン層１１ｂの表面（内側面）
には、上記各トランジスタ１５のオン・オフによって印
加電圧がオン・オフされる上記反射電極８が画素電極と
して形成されており、この表面（内側面）に前記第２の
偏光板９が積層形成されている。更に、偏光板９の内側
に偏光板９を液晶１２から保護するとともに、液晶１２
に配向を与えるは配向膜９′が形成されている。

上述の如き液晶ディスプレイ装置２は、上記反射電極８
に電圧が印加された時に基板１０又は１１に対して平行
で且つ螺旋状であった液晶１２の分子長軸はこの部分で
基板１ｏ又は１１に対して垂直に配列される。これによ
り偏光板７と９の光の振動方向が一致している前記光源
１からの光が上記第２の偏光板９を通過して上記反射Ｎ
　Ｋｌ　８にて反射される。この光は色フイルタ−１３
を通るから、電圧印加部は全てカラー表示がなされ、装
置はカラーのビデオプロジェクタとして１能する。

ここで、本実施例では、反射側の基板１１としてシリコ
ンが用いられているため、上記反射電極８以外の部分は
シリコンの黒色を呈しているから反射率が極めて低くな
る。これにより、特に色フィルタ１３に黒ワク等を形成
しなくても再生画像のコントラストを改善することがで
きる・また、上記単結晶シリコン層１１ｂを用いてトラ
ンジスタ１５を形成することにより、構造上、このトラ
ンジスタ１５の小面積化を図ることができる。これによ
り、上記反射電極８の面積を小さくしてもトランジスタ
部と反射電極部の面積比を一定に保てるから開口率を劣
化させることがない。

よって、本実施例によれば画素を小さくすることができ
るため再生画像の解像度を向上することができる。

なお、従来の画素は１００ｘ１００〜２００×２ｏＯ［
μｌ］程度であったが本実施例によれば３０Ｘ３０　［
μｍ］程度にすることができた。

上述の如く本実施例のビデオプロジェクタ装置は、再生
画像のコントラスト、及び解像度を改善することができ
るとともに、スクリーン３の周辺部分にボケが生じない
ため再生画像の画像品位を向上することができる。

また、蒸着工程が不要となるためコストダウンを図れる
とともに、液晶ディスプレイ装置ｉ２を用いることによ
りビデオプロジェクタ装置自体の小型化、軽量化を図る
ことができる。

ざらに、本実施例においては、基板１１の内側面に形成
さ机た上記反射ミル１５によって光３Ｎ！１からの光を
反射することにより、反射層を別に設ける必要がない。

また、反射層を基板１１の外側に形成しようとする試み
もあるが、その場合には、上記基板１層をガラス基板と
しなければならないとともに、反射層の位置が遠（なる
ため色ズレの原因となるが、本実施例ではこのような問
題点を解決することができる。

なお、本発明に係るビデオプロジェクタ装置における液
晶ディスプレイ装置としては単結晶シリコンのみにて形
成された単結晶シリコン基板を用いて各画素に対応した
トランジスタを形成するようにしてもよい。

（発明の効果）上述の説明から明らかように、本発明によればビデオプ
ロジェクタ装置における画像品位の向上、装置の小型軽
量化及び低コスト化を図ることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に係る実施例の基本的構成を示す図、第
２図は同じく液晶ディスプレイ８置の構成を示す図であ
る。１・・・光源、２・・・液晶ディスプレイ装置、３・・
・スクリーン、８・・・反射ｌ！極、１１・・・基板、
ｌｌａ・・・多結晶シリコン基板、１１ｂ・・・単結晶
シリコン基板。Ｓ。第１図

Claims

【特許請求の範囲】

（１）所定光量の光源と、映像信号を再生する液晶ディスプレイ装置と、スクリー
ンとを備え、上記光源から発せられた光を上記液晶ディスプレイ装置
にて反射させることにより、この液晶ディスプレイ装置
にて再生された画像を上記スクリーン上に映し出すよう
にしたことを特徴とするビデオプロジェクタ装置。
（２）液晶ディスプレイ装置は、多結晶シリコン基板の
表面に形成された単結晶シリコン層を用いて各画素に対
応したトランジスタを形成するとともに、これらトラン
ジスタのスイッチング動作にて各々オン・オフされる反
射電極を上記単結晶シリコン層の表面に形成したことを
特徴とする特許請求の範囲第１項記載のビデオプロジェ
クタ装置。
（３）結晶ディスプレイ装置は、単結晶シリコン基板を
用いて各画素に対応したトランジスタを形成するととも
に、これらトランジスタのスイッチング動作にて各々オ
ン・オフされる反射電極を上記単結晶シリコン基板の表
面に形成したことを特徴とする特許請求の範囲第１項記
載のビデオプロジェクタ装置。