JPS6326077B2 - - Google Patents
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- JPS6326077B2 JPS6326077B2 JP12602181A JP12602181A JPS6326077B2 JP S6326077 B2 JPS6326077 B2 JP S6326077B2 JP 12602181 A JP12602181 A JP 12602181A JP 12602181 A JP12602181 A JP 12602181A JP S6326077 B2 JPS6326077 B2 JP S6326077B2
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- JP
- Japan
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- boom
- movable
- fingers
- section
- moving structure
- Prior art date
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Links
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B66—HOISTING; LIFTING; HAULING
- B66C—CRANES; LOAD-ENGAGING ELEMENTS OR DEVICES FOR CRANES, CAPSTANS, WINCHES, OR TACKLES
- B66C23/00—Cranes comprising essentially a beam, boom, or triangular structure acting as a cantilever and mounted for translatory of swinging movements in vertical or horizontal planes or a combination of such movements, e.g. jib-cranes, derricks, tower cranes
- B66C23/62—Constructional features or details
- B66C23/64—Jibs
- B66C23/70—Jibs constructed of sections adapted to be assembled to form jibs or various lengths
- B66C23/701—Jibs constructed of sections adapted to be assembled to form jibs or various lengths telescopic
- B66C23/708—Jibs constructed of sections adapted to be assembled to form jibs or various lengths telescopic locking devices for telescopic jibs
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Jib Cranes (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
より大きな荷物持ち上げ能力を持ちかつこの結
果として伸縮式ブームの寸法を大きくした流体作
動型伸縮式クレーンブームに対する要求は常に増
え続けているが、これには伸縮式ブームを伸長お
よび後退させるのにより軽量の機構を必要とす
る。より小型の従来の流体作動型伸縮式ブームに
おいては、可動ブーム部分を伸長および後退させ
るのに用いられる流体シリンダは基礎部分内に設
けられ、またある場合にはブームの先端部分を除
く外方に移動する全てのブーム部分内に配置され
る。ブームの寸法やその伸縮部分の数が増すと、
この流体シリンダ機構の重量は無視できなくな
り、そのような従来の型のものではブームの寸法
を増す目的に離反する傾向にある。この発明の目
的はこの問題を有効に処理することであり、一層
特に、重量をクレーンブームの基礎部分内に集中
させることができる単一のシリンダの形のより軽
量な伸長および後退用シリンダ装置を提供するこ
とである。
果として伸縮式ブームの寸法を大きくした流体作
動型伸縮式クレーンブームに対する要求は常に増
え続けているが、これには伸縮式ブームを伸長お
よび後退させるのにより軽量の機構を必要とす
る。より小型の従来の流体作動型伸縮式ブームに
おいては、可動ブーム部分を伸長および後退させ
るのに用いられる流体シリンダは基礎部分内に設
けられ、またある場合にはブームの先端部分を除
く外方に移動する全てのブーム部分内に配置され
る。ブームの寸法やその伸縮部分の数が増すと、
この流体シリンダ機構の重量は無視できなくな
り、そのような従来の型のものではブームの寸法
を増す目的に離反する傾向にある。この発明の目
的はこの問題を有効に処理することであり、一層
特に、重量をクレーンブームの基礎部分内に集中
させることができる単一のシリンダの形のより軽
量な伸長および後退用シリンダ装置を提供するこ
とである。
この発明の別の特徴および目的は、ブームの基
礎部分にかつその単一のブーム伸長および後退用
シリンダと協働して掛け金組立体を設けることで
あり、この組立体は独立して操作できかつ個々の
ばねで作動ししかも動力で後退される掛け金また
は固定ピンを各可動ブーム部分に有し、これによ
りそのような各ブーム部分はブームの次の最も内
側の部分に対して十分に伸長または後退した位置
に確実かつ安全に固定されることができる。
礎部分にかつその単一のブーム伸長および後退用
シリンダと協働して掛け金組立体を設けることで
あり、この組立体は独立して操作できかつ個々の
ばねで作動ししかも動力で後退される掛け金また
は固定ピンを各可動ブーム部分に有し、これによ
りそのような各ブーム部分はブームの次の最も内
側の部分に対して十分に伸長または後退した位置
に確実かつ安全に固定されることができる。
この発明のさらに別の目的は、それぞれ個々の
ブーム部分を適当な順序で伸長および後退させる
一層信頼性が高くかつ一層確実な機構を提供する
ことである。この機構は対向して設けられる互い
にかみ合うフインガを有し、それらの各対はばね
負荷による伸長または作動位置では各個々のブー
ム部分に配置された伸長および後退用の堅固な板
を捕える凹部を形成する。ばねで押圧されたフイ
ンガは関連した動力装置で後退されて可動ブーム
部分がフインガ上を自由に通過できるようにし、
またそのブーム部分の伸長および後退用の板は特
定の所望されるブームの姿勢を形成する場合には
捕捉する必要はない。
ブーム部分を適当な順序で伸長および後退させる
一層信頼性が高くかつ一層確実な機構を提供する
ことである。この機構は対向して設けられる互い
にかみ合うフインガを有し、それらの各対はばね
負荷による伸長または作動位置では各個々のブー
ム部分に配置された伸長および後退用の堅固な板
を捕える凹部を形成する。ばねで押圧されたフイ
ンガは関連した動力装置で後退されて可動ブーム
部分がフインガ上を自由に通過できるようにし、
またそのブーム部分の伸長および後退用の板は特
定の所望されるブームの姿勢を形成する場合には
捕捉する必要はない。
この発明のもう一つの重要な特徴は、可動ブー
ム部分の後端に移動構造体を正確に案内する装置
を設けたことであり、その移動構造体は単一のブ
ーム伸長および後退用シリンダを近接して囲むも
ので、シリンダの棒端は基礎部分の後端に固定さ
れる。
ム部分の後端に移動構造体を正確に案内する装置
を設けたことであり、その移動構造体は単一のブ
ーム伸長および後退用シリンダを近接して囲むも
ので、シリンダの棒端は基礎部分の後端に固定さ
れる。
本発明のとくに注目すべき特徴は、各可動ブー
ムの後端に設けられた伸長および後退用の堅固な
板に形成された案内装置が、移動構造体を案内す
るとともに、フインガと共働することにより入れ
子式に収納された全可動ブーム部分を単一のフイ
ンガよつて伸縮するという二重の機能を有するこ
とである。
ムの後端に設けられた伸長および後退用の堅固な
板に形成された案内装置が、移動構造体を案内す
るとともに、フインガと共働することにより入れ
子式に収納された全可動ブーム部分を単一のフイ
ンガよつて伸縮するという二重の機能を有するこ
とである。
だいたいにおいて、この発明は構成が小型であ
り、作動の効率や信頼性が高く、また最も安全に
作動でき、さらに製造の見地から全体にわたつて
実用的であることを特徴としている。様々な付加
の特徴や利益は添付図面を参照する次の詳細な記
載から当業者には明らかであろう。
り、作動の効率や信頼性が高く、また最も安全に
作動でき、さらに製造の見地から全体にわたつて
実用的であることを特徴としている。様々な付加
の特徴や利益は添付図面を参照する次の詳細な記
載から当業者には明らかであろう。
図面において同じ符号は同様な部分を示してい
る。図面を参照すれば、五つの部分から成るブー
ムのような多数の部分から成る伸縮式クレーンブ
ーム20は、基礎部分21、内側中間部分22、
中央中間部分23、外側中間部分24、および先
端部分25を有している。図示されたブームは可
能な限りの最も大きい強度を得るため台形の横断
面形状を有している。ブーム20は図示されてい
ない適当なクレーン支持体の回転可能な支持構造
体26に取付けられ、この支持構造体26と基礎
部分21の下側との間に設けられた昇降用動力シ
リンダ装置27を有している。ブーム回動部28
は支持構造体26の頂部でかつ基礎部分21の上
方かつ後方の角部近くに設けられている。
る。図面を参照すれば、五つの部分から成るブー
ムのような多数の部分から成る伸縮式クレーンブ
ーム20は、基礎部分21、内側中間部分22、
中央中間部分23、外側中間部分24、および先
端部分25を有している。図示されたブームは可
能な限りの最も大きい強度を得るため台形の横断
面形状を有している。ブーム20は図示されてい
ない適当なクレーン支持体の回転可能な支持構造
体26に取付けられ、この支持構造体26と基礎
部分21の下側との間に設けられた昇降用動力シ
リンダ装置27を有している。ブーム回動部28
は支持構造体26の頂部でかつ基礎部分21の上
方かつ後方の角部近くに設けられている。
この発明によれば、伸縮式ブーム20は第2図
に示されたようにそれぞれが十分に後退された場
合には、基礎部分21の内部で単一の大型流体シ
リンダ29によつて伸長されかつ後退される。そ
のシリンダ29の棒30は第1、2図の符号31
で示された固定構造体によつて基礎部分21の後
端にしつかりと固定される。
に示されたようにそれぞれが十分に後退された場
合には、基礎部分21の内部で単一の大型流体シ
リンダ29によつて伸長されかつ後退される。そ
のシリンダ29の棒30は第1、2図の符号31
で示された固定構造体によつて基礎部分21の後
端にしつかりと固定される。
シリンダ29自体は移動構造体32内に配置さ
れ、その構造体32と共にブーム20の縦方向に
移動するように構造体32に支持されている。第
5〜9図に示されたように、移動構造体32はそ
れにそつて縦方向に離隔して配置された符号3
3,34,35で示すような一連の垂直板を有
し、各板は大型シリンダ29を近接して囲む孔3
6を備えている。いくつかの板33,34,35
等は構造体32の上下の角部材37,38によつ
て一つのユニツトとして互いにしつかりと連結さ
れている。従つて構造体32はシリンダ29の受
け台型支持体を形成し、この支持体はブーム20
の一つの部分が以下に記載されるようにしてシリ
ンダ29の作動により伸長または、後退させられ
る場合にはいつでもシリンダ29と共に走行する
ことができる。シリンダ29の前端にある蓋板3
9は間隔を置いて固定された対になつた突出部4
0を支持し、これらの突出部40の間には両端が
移送構造体32上の一対の角部材37,38に溶
接された斜めキー棒41が延びている。移動構造
体32の反対側の端部はシリンダ29の棒側端部
にボルト締めされている。この構成によりシリン
ダ29は回転しないように固定され、またシリン
ダ本体が移送構造体32に対して前方が縦方向に
移動しないようにされている。
れ、その構造体32と共にブーム20の縦方向に
移動するように構造体32に支持されている。第
5〜9図に示されたように、移動構造体32はそ
れにそつて縦方向に離隔して配置された符号3
3,34,35で示すような一連の垂直板を有
し、各板は大型シリンダ29を近接して囲む孔3
6を備えている。いくつかの板33,34,35
等は構造体32の上下の角部材37,38によつ
て一つのユニツトとして互いにしつかりと連結さ
れている。従つて構造体32はシリンダ29の受
け台型支持体を形成し、この支持体はブーム20
の一つの部分が以下に記載されるようにしてシリ
ンダ29の作動により伸長または、後退させられ
る場合にはいつでもシリンダ29と共に走行する
ことができる。シリンダ29の前端にある蓋板3
9は間隔を置いて固定された対になつた突出部4
0を支持し、これらの突出部40の間には両端が
移送構造体32上の一対の角部材37,38に溶
接された斜めキー棒41が延びている。移動構造
体32の反対側の端部はシリンダ29の棒側端部
にボルト締めされている。この構成によりシリン
ダ29は回転しないように固定され、またシリン
ダ本体が移送構造体32に対して前方が縦方向に
移動しないようにされている。
移動構造体32はその底部の摩耗パツド42を
備え、また前後部にも傾斜した摩耗パツド43,
44を有している。底部の摩耗パツド42は通常
各ブーム部分21,22,23等の底壁上を、特
定のブーム部分が伸長および後退する場合に摺動
する。傾斜した摩耗パツド43,44は移動構造
体32が、わずかに異なつた高さに配置されてい
るブーム部分の後端の斜路45,46,47上を
摺動することができるようにする。摩耗パツドの
配置を示す第2図は通常シリンダおよび棒のその
長さにそつて生ずる曲がりを省略しており、また
第1図もこのような曲がりおよび通常ブームの長
さが増すにつれて増大するブーム部分の曲がりや
起立作用(cocking)を省略して図示している。
この省略は図面を簡単にするためのものである。
従つて実際には、摩耗パツド42は伸長および後
退作業時にはいくつかのブーム部分の底壁と摺動
接触する。いくつかのブーム部分自体は下方摩耗
パツド49および図示されていない上方摩耗パツ
ドの取付台50を有している。ブーム部分もまた
傾斜路45,46,47,48の部分に図示され
ていない下方摩耗パツドを有し、前記傾斜路4
5,46,47,48は底部の角部材38と数回
係合して移動構造体32を支持する。
備え、また前後部にも傾斜した摩耗パツド43,
44を有している。底部の摩耗パツド42は通常
各ブーム部分21,22,23等の底壁上を、特
定のブーム部分が伸長および後退する場合に摺動
する。傾斜した摩耗パツド43,44は移動構造
体32が、わずかに異なつた高さに配置されてい
るブーム部分の後端の斜路45,46,47上を
摺動することができるようにする。摩耗パツドの
配置を示す第2図は通常シリンダおよび棒のその
長さにそつて生ずる曲がりを省略しており、また
第1図もこのような曲がりおよび通常ブームの長
さが増すにつれて増大するブーム部分の曲がりや
起立作用(cocking)を省略して図示している。
この省略は図面を簡単にするためのものである。
従つて実際には、摩耗パツド42は伸長および後
退作業時にはいくつかのブーム部分の底壁と摺動
接触する。いくつかのブーム部分自体は下方摩耗
パツド49および図示されていない上方摩耗パツ
ドの取付台50を有している。ブーム部分もまた
傾斜路45,46,47,48の部分に図示され
ていない下方摩耗パツドを有し、前記傾斜路4
5,46,47,48は底部の角部材38と数回
係合して移動構造体32を支持する。
基礎部分21を除く各ブーム部分の後端には、
堅固な垂直板51,52,53,54が設けられ
ている。これらのいくつかの板は個々のブーム部
分22〜25を選択的にシリンダ29によつて最
大に伸長および後退させる際重要な要素を構成す
る。第4図および第7〜9図に示されたように、
垂直板51〜54には頂部補強部材55,56が
固定され、また各垂直板は移動構造体32を案内
する整列された開口部57を有し、これらは移動
する移動構造体32およびシリンダ29が適当に
案内されるように各伸縮式ブーム部分において同
じ幅のものである。ほぼ矩形の開口部57はま
た、相対的に固定の縦方向溝部材59を収容する
ため頂部案内縁部および頂部テーパ付延長部58
を有し、前記溝部材59は可動ブーム部分22〜
25の数に対応する一連のリミツトスイツチ60
を取付けるのに役立つ。シリンダ29および移動
構造体32の移動中、これらのスイツチ60のア
クチユエータ61は移動構造体32の上部でかつ
その後端近くに設けられた立上りカム62と連続
して係合する。スイツチ60はライトのような図
示されていない指示装置を作動させ、以下に記載
される移動構造体32上のフインガと可動ブーム
部分の各伸長および後退する板51〜54との係
合が近づいていることを信号で知らせ、そして常
に移動構造体32の位置を指示する。
堅固な垂直板51,52,53,54が設けられ
ている。これらのいくつかの板は個々のブーム部
分22〜25を選択的にシリンダ29によつて最
大に伸長および後退させる際重要な要素を構成す
る。第4図および第7〜9図に示されたように、
垂直板51〜54には頂部補強部材55,56が
固定され、また各垂直板は移動構造体32を案内
する整列された開口部57を有し、これらは移動
する移動構造体32およびシリンダ29が適当に
案内されるように各伸縮式ブーム部分において同
じ幅のものである。ほぼ矩形の開口部57はま
た、相対的に固定の縦方向溝部材59を収容する
ため頂部案内縁部および頂部テーパ付延長部58
を有し、前記溝部材59は可動ブーム部分22〜
25の数に対応する一連のリミツトスイツチ60
を取付けるのに役立つ。シリンダ29および移動
構造体32の移動中、これらのスイツチ60のア
クチユエータ61は移動構造体32の上部でかつ
その後端近くに設けられた立上りカム62と連続
して係合する。スイツチ60はライトのような図
示されていない指示装置を作動させ、以下に記載
される移動構造体32上のフインガと可動ブーム
部分の各伸長および後退する板51〜54との係
合が近づいていることを信号で知らせ、そして常
に移動構造体32の位置を指示する。
溝部材59の前端は移動構造体32の頂板上を
転動する車輪63を備えている。溝部材59の後
端はブーム回動軸28を囲むトルク箱65から符
号64の箇所で回動自在に支持され、ばね装置6
6によつて移動構造体32上に下方に押圧されて
いる。
転動する車輪63を備えている。溝部材59の後
端はブーム回動軸28を囲むトルク箱65から符
号64の箇所で回動自在に支持され、ばね装置6
6によつて移動構造体32上に下方に押圧されて
いる。
移動構造体32のその後端近くの両側には対に
なつたフインガ67が設けられ、これらは個々の
可動ブーム部分を選択的に単一のシリンダ29に
よつて最大に伸長または後退させる際垂直板51
〜54と協働する。第12a,12b図に最も良
く示されたように、対になつたフインガは垂直方
向に間隔を置いて配置された板69により形成さ
れる移動構造体32の側方凹部68内に収容され
ている。また対になつたフインガは第12a,1
2b,13図に示されたように、ばねユニツト7
0によつて板51〜54と駆動系合するように外
方に押圧される。協働する各対のフインガ67は
互いにかみ合う歯71を持ち、フインガ67の作
動を一致して行なうようにしている。フインガ6
7は外部傾斜面72およびシリンダ29の軸線を
横切る側方肩部73を有し、これらの肩部73は
それらの間に、いくつかの可動ブーム部分の板5
1〜54を選択的に把持する凹部74を形成して
いる。
なつたフインガ67が設けられ、これらは個々の
可動ブーム部分を選択的に単一のシリンダ29に
よつて最大に伸長または後退させる際垂直板51
〜54と協働する。第12a,12b図に最も良
く示されたように、対になつたフインガは垂直方
向に間隔を置いて配置された板69により形成さ
れる移動構造体32の側方凹部68内に収容され
ている。また対になつたフインガは第12a,1
2b,13図に示されたように、ばねユニツト7
0によつて板51〜54と駆動系合するように外
方に押圧される。協働する各対のフインガ67は
互いにかみ合う歯71を持ち、フインガ67の作
動を一致して行なうようにしている。フインガ6
7は外部傾斜面72およびシリンダ29の軸線を
横切る側方肩部73を有し、これらの肩部73は
それらの間に、いくつかの可動ブーム部分の板5
1〜54を選択的に把持する凹部74を形成して
いる。
対になつたフインガ67は所要回数凹部68内
に後退しかつ移動構造体32の両側に設置された
フインガ67と同数の対になつた空気シリンダ7
5によつて板51〜54から離れる。これらの対
になつた空気シリンダ75の棒76は溝孔79を
持つ作動器78と符号77の箇所で回動自在に連
結されている。作動器78は軸80により移動構
造体32上に回動自在に取付けられ、またそれら
の溝孔79は移動構造体32の固定板69におけ
る溝孔82を通過するピンまたは軸81を受ける
ようにされている。ピンまたは軸81は対になつ
たフインガ67の一方のフインガに形成された駆
動用開口部83に嵌合されている(第12a,1
2b図参照)。各対の個々のフインガ67はピン
84により移動構造体32の板69に回動自在に
取付けられている。
に後退しかつ移動構造体32の両側に設置された
フインガ67と同数の対になつた空気シリンダ7
5によつて板51〜54から離れる。これらの対
になつた空気シリンダ75の棒76は溝孔79を
持つ作動器78と符号77の箇所で回動自在に連
結されている。作動器78は軸80により移動構
造体32上に回動自在に取付けられ、またそれら
の溝孔79は移動構造体32の固定板69におけ
る溝孔82を通過するピンまたは軸81を受ける
ようにされている。ピンまたは軸81は対になつ
たフインガ67の一方のフインガに形成された駆
動用開口部83に嵌合されている(第12a,1
2b図参照)。各対の個々のフインガ67はピン
84により移動構造体32の板69に回動自在に
取付けられている。
可動ブーム部分を伸長および後退させるための
対になつた駆動用フインガ67の構成は、フイン
ガがばねユニツト70によつて板51〜54と連
動駆動係合するように常に外方に押圧されるの
で、ブーム部分の作動不能を妨止する構成となつ
ている。フインガ67は空気シリンダ75によつ
て後退され、たとえばこれらのシリンダ75が故
障したとしても、フインガ67はブームが伸長し
ないまたは部分的に伸長しないことのないように
する。フインガ67の外方運動は、各対のフイン
ガのうちの一つのフインガ上の突出部85が移動
構造体32の面86と接触することによつて積極
的に制限される。
対になつた駆動用フインガ67の構成は、フイン
ガがばねユニツト70によつて板51〜54と連
動駆動係合するように常に外方に押圧されるの
で、ブーム部分の作動不能を妨止する構成となつ
ている。フインガ67は空気シリンダ75によつ
て後退され、たとえばこれらのシリンダ75が故
障したとしても、フインガ67はブームが伸長し
ないまたは部分的に伸長しないことのないように
する。フインガ67の外方運動は、各対のフイン
ガのうちの一つのフインガ上の突出部85が移動
構造体32の面86と接触することによつて積極
的に制限される。
この発明の別の主な特徴は、個々の可動ブーム
部分22〜25が最大に後退しかつ最大に伸長し
た位置においてそれらのブーム部分に対する固定
ピン組立体87をブーム基礎部分21に設けたこ
とである。強調されるべきことは、組立体87が
ブームの固定基礎部分21の前端に一体に取付け
られ、いずれの可動ブーム部分とも一緒に移動し
ないことである。組立体87の細部は第1図およ
び第14〜17図に示されている。
部分22〜25が最大に後退しかつ最大に伸長し
た位置においてそれらのブーム部分に対する固定
ピン組立体87をブーム基礎部分21に設けたこ
とである。強調されるべきことは、組立体87が
ブームの固定基礎部分21の前端に一体に取付け
られ、いずれの可動ブーム部分とも一緒に移動し
ないことである。組立体87の細部は第1図およ
び第14〜17図に示されている。
次に説明する固定ピン組立体87により作動さ
れる固定ピンと協働するために、理解されるべき
ことは、各可動ブーム部分22〜25がその底壁
に対になつた固定ピン開口部88,89を備えて
いることである。開口部88は各ブーム部分の前
端に近接しており、一方開口部89はブーム部分
の嵌合部においてブーム部分の後端の近くでかつ
その前方にある。これらの開口部88,89は第
1図に概略的に示されている。
れる固定ピンと協働するために、理解されるべき
ことは、各可動ブーム部分22〜25がその底壁
に対になつた固定ピン開口部88,89を備えて
いることである。開口部88は各ブーム部分の前
端に近接しており、一方開口部89はブーム部分
の嵌合部においてブーム部分の後端の近くでかつ
その前方にある。これらの開口部88,89は第
1図に概略的に示されている。
主として第14〜17図を参照すれば、固定ピ
ン組立体87は垂直に設けられた矩形枠90を有
し、その上方および下方部材はブームの縦方向軸
線に対して傾斜し(第14図参照)、ブームのい
くつかの可動部分の横断面の寸法の差を補償する
ようにされている。枠90は適当な支持および補
強構造体91によつて基礎部分21の垂直平面内
に堅固に支持され、前記基礎部分91の細部は全
く図示されていないが、これはその構造体91が
変形させることができ、この発明を十分に理解す
るのに重要ではないからである。
ン組立体87は垂直に設けられた矩形枠90を有
し、その上方および下方部材はブームの縦方向軸
線に対して傾斜し(第14図参照)、ブームのい
くつかの可動部分の横断面の寸法の差を補償する
ようにされている。枠90は適当な支持および補
強構造体91によつて基礎部分21の垂直平面内
に堅固に支持され、前記基礎部分91の細部は全
く図示されていないが、これはその構造体91が
変形させることができ、この発明を十分に理解す
るのに重要ではないからである。
空気シリンダ92,93,94,95は枠90
に横に並んだ平行な傾斜軸線にそつて支持され、
また前記空気シリンダは可動ブーム部分22〜2
5の数に対応し、対になつたばね負荷されたフエ
イルセーフ型固定ピンを後退させるように作動で
きる。シリンダ92〜95の頂部は頂部枠部材9
8に符号97の箇所でピンで連結され、その枠部
材98は中空で、入口管99(第14図)からの
空気を受ける圧縮空気マニホルドとして役立つ。
このような圧縮空気はマニホルド98から空気シ
リンダ92〜95へ、たわみ管101,102が
接続された対になつたT形取付体100を介して
送られるが、前記たわみ管101,102は圧縮
空気を対になつたソレノイド弁103に送出し、
このソレノイド弁103の空気入口管104は空
気シリンダ上でかつそのピストンの後方に設けら
れた入口取付体105に接続されている。ソレノ
イド弁103は、個々の空気シリンダ92〜95
のいずれかが選択的に独立して作動することによ
り、固定ピン96がブームのいずれかの特定可動
部分における固定開口部88または89から離脱
するようにし、これはブームが所望のクレーンブ
ーム姿勢をとるために流体シリンダ29によつて
十分に伸長または後退させられねばならないから
である。
に横に並んだ平行な傾斜軸線にそつて支持され、
また前記空気シリンダは可動ブーム部分22〜2
5の数に対応し、対になつたばね負荷されたフエ
イルセーフ型固定ピンを後退させるように作動で
きる。シリンダ92〜95の頂部は頂部枠部材9
8に符号97の箇所でピンで連結され、その枠部
材98は中空で、入口管99(第14図)からの
空気を受ける圧縮空気マニホルドとして役立つ。
このような圧縮空気はマニホルド98から空気シ
リンダ92〜95へ、たわみ管101,102が
接続された対になつたT形取付体100を介して
送られるが、前記たわみ管101,102は圧縮
空気を対になつたソレノイド弁103に送出し、
このソレノイド弁103の空気入口管104は空
気シリンダ上でかつそのピストンの後方に設けら
れた入口取付体105に接続されている。ソレノ
イド弁103は、個々の空気シリンダ92〜95
のいずれかが選択的に独立して作動することによ
り、固定ピン96がブームのいずれかの特定可動
部分における固定開口部88または89から離脱
するようにし、これはブームが所望のクレーンブ
ーム姿勢をとるために流体シリンダ29によつて
十分に伸長または後退させられねばならないから
である。
いくつかの空気シリンダの棒106はプランジ
ヤ107に継手108を介して連結されている。
棒106およびプランジヤ107はシリンダ92
〜95に対して後退した位置にばね109によつ
て押圧されているが、棒106は固定ピン96が
可動ブーム部分の固定開口部88,89から離脱
する場合シリンダ92〜95によりばね109に
抗して伸長される。プランジヤ107は下方枠部
材110の開口部内に案内係合されている。
ヤ107に継手108を介して連結されている。
棒106およびプランジヤ107はシリンダ92
〜95に対して後退した位置にばね109によつ
て押圧されているが、棒106は固定ピン96が
可動ブーム部分の固定開口部88,89から離脱
する場合シリンダ92〜95によりばね109に
抗して伸長される。プランジヤ107は下方枠部
材110の開口部内に案内係合されている。
プランジヤ107の下端はシユー112を支持
しこれらのシユー112と下方枠部材110の下
面との間に緩衝用ベルビル(belleuille)ばね1
11を保持している。プランジヤ07のシユー1
12は傾斜した回転可能なクランクレバー113
の上縁に支持され、それらレバー113は後退位
置にある各ブーム部分21〜24に階段状に配置
された横方向の水平揺動軸114(第14図参
照)に取付けられている。揺動軸114は軸受1
15内に保持され、この軸受115は順次ガセツ
ト板116によつて各ブーム部分の前方の補強用
つば部に取付けられている。外側中間部分24、
中央中間部分23および内側中間部分22の前方
にある揺動軸114およびクランクレバー113
はこれらのブーム部分が第1図に示すように伸長
する場合、シユー112および固定ピン組立体8
7の下側から前記ブーム部分と共に外方に移動す
る。
しこれらのシユー112と下方枠部材110の下
面との間に緩衝用ベルビル(belleuille)ばね1
11を保持している。プランジヤ07のシユー1
12は傾斜した回転可能なクランクレバー113
の上縁に支持され、それらレバー113は後退位
置にある各ブーム部分21〜24に階段状に配置
された横方向の水平揺動軸114(第14図参
照)に取付けられている。揺動軸114は軸受1
15内に保持され、この軸受115は順次ガセツ
ト板116によつて各ブーム部分の前方の補強用
つば部に取付けられている。外側中間部分24、
中央中間部分23および内側中間部分22の前方
にある揺動軸114およびクランクレバー113
はこれらのブーム部分が第1図に示すように伸長
する場合、シユー112および固定ピン組立体8
7の下側から前記ブーム部分と共に外方に移動す
る。
各揺動軸114はキーで取付けられる固定ピン
離脱アーム117を間隔を置いて支持し、それら
のアーム117は横方向ピン119で支持される
固定ピン96の離脱用ローラ118とカム係合し
ている。固定ピン96は押圧ばね120によつて
ブーム部22〜25の底壁とのフエイルセーフの
ための固定位置に向つて上方に押圧され、前記押
圧ばね120の一端はブーム部分の補強用つば部
の底に取付けられた板121に支持されている。
第16図にはつきりと示されたように、可動ブー
ム部分の固定ピン開口部88,89は矩形であ
り、これに対して固定ピン96は円筒形に形成さ
れ、円筒形孔122内で往復動するように各ブー
ム部分21〜24の前方に取付けられている。
離脱アーム117を間隔を置いて支持し、それら
のアーム117は横方向ピン119で支持される
固定ピン96の離脱用ローラ118とカム係合し
ている。固定ピン96は押圧ばね120によつて
ブーム部22〜25の底壁とのフエイルセーフの
ための固定位置に向つて上方に押圧され、前記押
圧ばね120の一端はブーム部分の補強用つば部
の底に取付けられた板121に支持されている。
第16図にはつきりと示されたように、可動ブー
ム部分の固定ピン開口部88,89は矩形であ
り、これに対して固定ピン96は円筒形に形成さ
れ、円筒形孔122内で往復動するように各ブー
ム部分21〜24の前方に取付けられている。
固定ピン96の頂部はアルミニウム青銅製ピン
123を支持し、可動ブーム部分がばね120に
より押圧された固定ピン96上と摺動係合するこ
とで生ずる摩耗を最小にするようにされている。
固定ピン96の頂部は前方切欠き部124を有
し、これは第16図に示されたように、安全のた
め矩形開口部88または89の前縁を重合するこ
とのできる頂部前方リツプ125を形成する。各
固定ピン96の後側は平らな面126を有してい
る。この構成によりピンの頂部は矩形開口部から
突出することができる。
123を支持し、可動ブーム部分がばね120に
より押圧された固定ピン96上と摺動係合するこ
とで生ずる摩耗を最小にするようにされている。
固定ピン96の頂部は前方切欠き部124を有
し、これは第16図に示されたように、安全のた
め矩形開口部88または89の前縁を重合するこ
とのできる頂部前方リツプ125を形成する。各
固定ピン96の後側は平らな面126を有してい
る。この構成によりピンの頂部は矩形開口部から
突出することができる。
揺動軸114の一つに結合された各対のブーム
部分固定ピン96は揺動軸114のアーム117
によつて一斉に後退し、特別な状況では特定のブ
ーム部分をその十分に後退または伸長した位置か
ら釈放する。各揺動軸114に結合された各対の
固定ピン96は前述したように可動ブーム部分の
開口部88または89内で固定係合するようにば
ねで押圧されている。一本の軸114に結合され
た各対の固定ピン96は押圧ばね120に抗して
またばね109に抗して、可動ブーム部分22〜
25の一つに対応する特定の空気シリンダ92〜
95のシリンダ棒106の一つを動力で伸長する
ことにより後退される。これに関連して、シリン
ダ92は第15図に示されたブームの先端部分2
5に対して外側中間部分24上の固定ピン96を
後退させる。またシリンダ93はブームの外側中
間部分24に対して中央中間部分23上の固定ピ
ン96を後退させる。さらにシリンダ94は中央
中間部分23に対して内側中間部分22上の固定
ピン96を後退させ、またシリンダ95は内側中
間部分22に対して基礎部分21上の固定ピン9
6を後退させる。
部分固定ピン96は揺動軸114のアーム117
によつて一斉に後退し、特別な状況では特定のブ
ーム部分をその十分に後退または伸長した位置か
ら釈放する。各揺動軸114に結合された各対の
固定ピン96は前述したように可動ブーム部分の
開口部88または89内で固定係合するようにば
ねで押圧されている。一本の軸114に結合され
た各対の固定ピン96は押圧ばね120に抗して
またばね109に抗して、可動ブーム部分22〜
25の一つに対応する特定の空気シリンダ92〜
95のシリンダ棒106の一つを動力で伸長する
ことにより後退される。これに関連して、シリン
ダ92は第15図に示されたブームの先端部分2
5に対して外側中間部分24上の固定ピン96を
後退させる。またシリンダ93はブームの外側中
間部分24に対して中央中間部分23上の固定ピ
ン96を後退させる。さらにシリンダ94は中央
中間部分23に対して内側中間部分22上の固定
ピン96を後退させ、またシリンダ95は内側中
間部分22に対して基礎部分21上の固定ピン9
6を後退させる。
以上のように構成された装置の作動は次の通り
である。
である。
側方に間隔を置いて設けられかつばねで押圧さ
れる対になつた固定ピン96は段々に配置されて
いるため(第14図参照)、全ての可動ブーム部
分22〜25を固定するが、これらの可動ブーム
部分22〜25は固定ピン96は可動ブーム部分
の固定開口部89または88に係合するため次の
最も内側のブーム部分に対して十分に後退または
伸長した位置にしつかりと固定される。いずれか
の所与のブーム部分が後退すると、その固定ピン
96はそのブーム部分の開口部88内に進入し、
また同じブーム部分が伸長すると、その固定ピン
は開口部89内に進入する。固定ピン96は後退
させる全ての空気シリンダ92〜95はクレーン
ブームの基礎部分21上の組立体87と共に停止
し、一方固定ピン96、これに関連した外側中間
部分24の揺動軸114と作動クランクレバー1
13、中央中間部分23および内側中間部分22
はこれらの部分と共に停止しかつ移送し、また基
礎部分のこれらの要素は組立体87の下側で基礎
部分と共に停止する。
れる対になつた固定ピン96は段々に配置されて
いるため(第14図参照)、全ての可動ブーム部
分22〜25を固定するが、これらの可動ブーム
部分22〜25は固定ピン96は可動ブーム部分
の固定開口部89または88に係合するため次の
最も内側のブーム部分に対して十分に後退または
伸長した位置にしつかりと固定される。いずれか
の所与のブーム部分が後退すると、その固定ピン
96はそのブーム部分の開口部88内に進入し、
また同じブーム部分が伸長すると、その固定ピン
は開口部89内に進入する。固定ピン96は後退
させる全ての空気シリンダ92〜95はクレーン
ブームの基礎部分21上の組立体87と共に停止
し、一方固定ピン96、これに関連した外側中間
部分24の揺動軸114と作動クランクレバー1
13、中央中間部分23および内側中間部分22
はこれらの部分と共に停止しかつ移送し、また基
礎部分のこれらの要素は組立体87の下側で基礎
部分と共に停止する。
ブームの作動において、伸長かつ後退する単一
の流体シリンダ29および関連したフインガ67
を使用することでブームの姿勢が変化するが、前
記フインガ67は選択したブーム部分を、それら
がピン96によつて個々にそしてしつかりと固定
される最大移動範囲まで外側または内側に駆動す
る。
の流体シリンダ29および関連したフインガ67
を使用することでブームの姿勢が変化するが、前
記フインガ67は選択したブーム部分を、それら
がピン96によつて個々にそしてしつかりと固定
される最大移動範囲まで外側または内側に駆動す
る。
たとえば短かいが非常に堅固なブームが要求さ
れる場合には、内側中間部分22だけを基礎部分
21内の十分に後退したまたは固定した位置から
十分に伸長および固定した位置まで伸長させる。
そのような場合には、内側中間部分22の前方の
可動部分23,24,25は内側中間部分22内
に十分嵌挿したままとなり、またこれらのブーム
部分の開口部88内に対になつたピン96が係合
することで固定される。
れる場合には、内側中間部分22だけを基礎部分
21内の十分に後退したまたは固定した位置から
十分に伸長および固定した位置まで伸長させる。
そのような場合には、内側中間部分22の前方の
可動部分23,24,25は内側中間部分22内
に十分嵌挿したままとなり、またこれらのブーム
部分の開口部88内に対になつたピン96が係合
することで固定される。
最大長さのブームが要求される場合には、全て
の可動ブーム部分をピン96によつて一斉に十分
に伸長して固定する。これはまず先端部分25を
十分に伸長させ、次に外側中間部分24、そして
中央中間部分23を伸長し、最後に内側中間部分
22を伸長させることで行なわれる。伸長した一
つまたは複数のブーム部分の安全なピン固定作業
は固定ピン96が強い押圧ばね120の作用によ
り開口部89内に進入するため自動的に行なわれ
る。
の可動ブーム部分をピン96によつて一斉に十分
に伸長して固定する。これはまず先端部分25を
十分に伸長させ、次に外側中間部分24、そして
中央中間部分23を伸長し、最後に内側中間部分
22を伸長させることで行なわれる。伸長した一
つまたは複数のブーム部分の安全なピン固定作業
は固定ピン96が強い押圧ばね120の作用によ
り開口部89内に進入するため自動的に行なわれ
る。
要求されたブームの姿勢を形成する場合、伸長
するように望まれた最も前方のブーム部分をまず
シリンダ29を作動させて伸長し、次に流体シリ
ンダ29をさらに作動させて一つまたはそれ以上
の後方ブーム部分を連続して伸長させねばならな
い。同様に、クレーンブームが後退する場合に
は、先に基礎部分から伸長した最も後方の可動ブ
ーム部分をまずシリンダ29を作動させて後退
し、次に既に伸長した最も外側のブーム部分を連
続して後退させる。
するように望まれた最も前方のブーム部分をまず
シリンダ29を作動させて伸長し、次に流体シリ
ンダ29をさらに作動させて一つまたはそれ以上
の後方ブーム部分を連続して伸長させねばならな
い。同様に、クレーンブームが後退する場合に
は、先に基礎部分から伸長した最も後方の可動ブ
ーム部分をまずシリンダ29を作動させて後退
し、次に既に伸長した最も外側のブーム部分を連
続して後退させる。
いずれかの可動ブーム部分を伸長または後退さ
せる前に、まずその特定のブーム部分の固定ピン
をシリンダ92〜95の一つにより後退させねば
ならない。このような各空気シリンダは、ソレノ
イド弁103の一つにより制御され、ソレノイド
弁103は次に図示されていない操作スイツチに
より制御される。
せる前に、まずその特定のブーム部分の固定ピン
をシリンダ92〜95の一つにより後退させねば
ならない。このような各空気シリンダは、ソレノ
イド弁103の一つにより制御され、ソレノイド
弁103は次に図示されていない操作スイツチに
より制御される。
同様に、いずれかの可動部分を流体シリンダ2
9を作動させて十分に伸長または後退させる前
に、その特定の駆動板51,52,53,54は
移動構造体32の各側にあ一る各対の駆動フイン
ガ67で形成される駆動凹部74内に進入し、そ
のような駆動フインガは空気シリンダ75によつ
て後退されなければ、ばねユニツト70により移
動構造体32から同時にそして外方に押圧され
る。
9を作動させて十分に伸長または後退させる前
に、その特定の駆動板51,52,53,54は
移動構造体32の各側にあ一る各対の駆動フイン
ガ67で形成される駆動凹部74内に進入し、そ
のような駆動フインガは空気シリンダ75によつ
て後退されなければ、ばねユニツト70により移
動構造体32から同時にそして外方に押圧され
る。
移動構造体32が単一の流体シリンダ29によ
つて前方または後方に駆動されると、対になつた
フインガ67は移動構造体32と共に移動し、前
進または後退を要求する板51,52,53,5
4の垂直線を凹部74内で自動的に捕える。フイ
ンガ67の肩部73(第12a図)に作用するそ
のような駆動板の圧力は単にフインガ67を板に
一層しつかりと係合させるだけである、というの
はこれらの肩部は回動要素84の軸線から偏心し
て配置されているからである。これはこの発明の
安全性に関するもう一つの特徴である。
つて前方または後方に駆動されると、対になつた
フインガ67は移動構造体32と共に移動し、前
進または後退を要求する板51,52,53,5
4の垂直線を凹部74内で自動的に捕える。フイ
ンガ67の肩部73(第12a図)に作用するそ
のような駆動板の圧力は単にフインガ67を板に
一層しつかりと係合させるだけである、というの
はこれらの肩部は回動要素84の軸線から偏心し
て配置されているからである。これはこの発明の
安全性に関するもう一つの特徴である。
ばねで押圧されたフインガ67と板51〜54
との駆動系合は板の内側縁が特定のブーム部分の
伸長または後退時に、傾斜したフインガ面72と
カム係合すると同時に行なわれる。またそれぞれ
の板51〜54から駆動フインガ67を後退させ
るには、対になつた空気シリンダ75を第11b
図に示された位置まで移動させて第12b図に示
されたようにフインガを後退させることが必要で
ある。
との駆動系合は板の内側縁が特定のブーム部分の
伸長または後退時に、傾斜したフインガ面72と
カム係合すると同時に行なわれる。またそれぞれ
の板51〜54から駆動フインガ67を後退させ
るには、対になつた空気シリンダ75を第11b
図に示された位置まで移動させて第12b図に示
されたようにフインガを後退させることが必要で
ある。
最後に、いずれかの後退したブーム部分を伸長
させるには、まずその特定のブーム部分の押圧さ
れた固定ピンを、既に説明したようにその特定の
ブーム部分の相当する空気シリンダ92〜95を
作動させることで先導する固定開口部88から動
力により後退させねばならない。このような固定
ピンの後退後、相当する空気シリンダ92〜95
は付勢されたままとなり、、既に選択した部分と
係合したシリンダ29は伸長して選択した可動ブ
ーム部分22〜25を完全に伸長させる。選択し
たブーム部分がその最大伸長状態にづくと、対応
する空気シリンダ92〜95は停止し、クランク
レバー113は上方に移動して固定ピン96上の
支持ピンまたはパツド123は開口部89よりい
くぶん前方でそのブーム部分の底板と摺動接触す
るように移動し、そしシリンダ29がブーム部分
を前進させ続けると、ピン96は既に説明したよ
うにそのブーム部分の固定開口部89内に自動的
に進入する。それから駆動フインガ67は後退し
(第11b,12b図参照)、またシリンダ29は
フインガ67が伸長されるべき次のブーム部分と
係合する位置に後退する。
させるには、まずその特定のブーム部分の押圧さ
れた固定ピンを、既に説明したようにその特定の
ブーム部分の相当する空気シリンダ92〜95を
作動させることで先導する固定開口部88から動
力により後退させねばならない。このような固定
ピンの後退後、相当する空気シリンダ92〜95
は付勢されたままとなり、、既に選択した部分と
係合したシリンダ29は伸長して選択した可動ブ
ーム部分22〜25を完全に伸長させる。選択し
たブーム部分がその最大伸長状態にづくと、対応
する空気シリンダ92〜95は停止し、クランク
レバー113は上方に移動して固定ピン96上の
支持ピンまたはパツド123は開口部89よりい
くぶん前方でそのブーム部分の底板と摺動接触す
るように移動し、そしシリンダ29がブーム部分
を前進させ続けると、ピン96は既に説明したよ
うにそのブーム部分の固定開口部89内に自動的
に進入する。それから駆動フインガ67は後退し
(第11b,12b図参照)、またシリンダ29は
フインガ67が伸長されるべき次のブーム部分と
係合する位置に後退する。
またこれとは反対に、いずれかの選択したブー
ム部分をシリンダ29の作動により十分に後退さ
せるためには、駆動フインガ67が選択したブー
ム部分と係合した後、そのブーム部分の固定ピン
96をシリンダ92〜95の一つを関連したクラ
ンクレバー113を押し下げるように作動させる
ことで開口部89から後退させる。固定ピン96
を十分に後退させても、選択したシリンダ92〜
95を付勢したままとする。次にシリンダ29を
後退させる。選択したブーム部分がその最大後退
状態に近づくと、選択したシリンダ92〜95は
停止し、クランクレバー113は上方に移動しか
つ固定ピン96上の支持パッド123が後退され
るべきブーム部分の底板と摺動接触するように上
方に移動できるようにし、その間そのブーム部分
は依然としていくぶん開口部88の後方の地点ま
で移動している。ピン96はブーム部分の底にそ
つて摺動し、自動的に開口部88内に進入してブ
ーム部分を後退位置に固定する。
ム部分をシリンダ29の作動により十分に後退さ
せるためには、駆動フインガ67が選択したブー
ム部分と係合した後、そのブーム部分の固定ピン
96をシリンダ92〜95の一つを関連したクラ
ンクレバー113を押し下げるように作動させる
ことで開口部89から後退させる。固定ピン96
を十分に後退させても、選択したシリンダ92〜
95を付勢したままとする。次にシリンダ29を
後退させる。選択したブーム部分がその最大後退
状態に近づくと、選択したシリンダ92〜95は
停止し、クランクレバー113は上方に移動しか
つ固定ピン96上の支持パッド123が後退され
るべきブーム部分の底板と摺動接触するように上
方に移動できるようにし、その間そのブーム部分
は依然としていくぶん開口部88の後方の地点ま
で移動している。ピン96はブーム部分の底にそ
つて摺動し、自動的に開口部88内に進入してブ
ーム部分を後退位置に固定する。
いずれかの所与の可動ブーム部分を十分に伸長
または後退させる場合には、固定ピンの後退前に
押圧された駆動フインガ67は選択したブーム部
分の適当な板51〜54と自動的に係合し、既に
説明したように固定ピンの後退後その板を外方ま
たは内方に安全に駆動するが、ここで理解される
ことはシリンダ75が適当な時間作動し、フイン
ガ67をそれらが選択した板51〜54との自動
係合位置まで移動構造体32と共に移動するよう
に後退させることである。
または後退させる場合には、固定ピンの後退前に
押圧された駆動フインガ67は選択したブーム部
分の適当な板51〜54と自動的に係合し、既に
説明したように固定ピンの後退後その板を外方ま
たは内方に安全に駆動するが、ここで理解される
ことはシリンダ75が適当な時間作動し、フイン
ガ67をそれらが選択した板51〜54との自動
係合位置まで移動構造体32と共に移動するよう
に後退させることである。
移動構造体32上の後退した駆動フインガ67
が選択した板51〜54に近づき、これがリミツ
トスイツチ60により指示されると、シリンダ7
5は停止し(第11a図参照)、フインガ67は
選択した板51〜54のすぐ後方まで伸長する。
シリンダ29および移動構造体32がさらに伸長
することにより、選択した板の開口部57の縁部
は既に説明したように傾斜したフインガ面72と
係合し、選択した板の縁部が駆動凹部74に達す
るまでフインガ67をばねユニツト70に抗して
内方に押圧し、前記板の縁部が凹部74に達した
時点で駆動フインガ67はその選択した板の両側
にあるばねユニツト70の作用により再び伸長位
置まで外方に移動する。
が選択した板51〜54に近づき、これがリミツ
トスイツチ60により指示されると、シリンダ7
5は停止し(第11a図参照)、フインガ67は
選択した板51〜54のすぐ後方まで伸長する。
シリンダ29および移動構造体32がさらに伸長
することにより、選択した板の開口部57の縁部
は既に説明したように傾斜したフインガ面72と
係合し、選択した板の縁部が駆動凹部74に達す
るまでフインガ67をばねユニツト70に抗して
内方に押圧し、前記板の縁部が凹部74に達した
時点で駆動フインガ67はその選択した板の両側
にあるばねユニツト70の作用により再び伸長位
置まで外方に移動する。
理解され得るように、この発明は非常に大型の
伸縮式クレーンブームを組立てかつ使用すること
を可能にし、そのようなクレーンブームはより大
きな荷物を持上げる能力を持ち、また従来の流体
シリンダを有する比較し得るブームよりも全重量
が比較的非常に軽いものである。重量が大幅に軽
減できる理由はそれぞれの可動ブーム部分を選択
的に伸長しかつ後退させるのに単一の流体シリン
ダ29を使用しているからである。移動構造体3
2および後退装置を備えた駆動フインガ67の構
成並びに選択性のある後退装置を備えた固定ピン
の協働する構成はこの発明の主な目的を達成する
ことすなわちより大きな持上げ能力を有しかつよ
り大型で比較的軽量のブームを提供することを可
能する。
伸縮式クレーンブームを組立てかつ使用すること
を可能にし、そのようなクレーンブームはより大
きな荷物を持上げる能力を持ち、また従来の流体
シリンダを有する比較し得るブームよりも全重量
が比較的非常に軽いものである。重量が大幅に軽
減できる理由はそれぞれの可動ブーム部分を選択
的に伸長しかつ後退させるのに単一の流体シリン
ダ29を使用しているからである。移動構造体3
2および後退装置を備えた駆動フインガ67の構
成並びに選択性のある後退装置を備えた固定ピン
の協働する構成はこの発明の主な目的を達成する
ことすなわちより大きな持上げ能力を有しかつよ
り大型で比較的軽量のブームを提供することを可
能する。
この明細書で用いられた用語や表現は説明上の
もので限定のためではなく、またこのような用語
や表現を用いることで、図示されかつ記載された
特徴に等しいものやその一部を除外する意図はな
く、様々な変形が特許請求の範囲内で可能である
ことが認められる。
もので限定のためではなく、またこのような用語
や表現を用いることで、図示されかつ記載された
特徴に等しいものやその一部を除外する意図はな
く、様々な変形が特許請求の範囲内で可能である
ことが認められる。
第1図はこの発明を実施したクレーブームの側
面図であり、第2図は第1図のブームの後退した
状態を示す拡大部分断面側面図であり、第3図は
ブームの後方端面図であり、第4図はブームの基
礎および内側中間部分を示す第2図の4−4線に
そう横断面図であり、第5図は第2図の5−5線
にそう拡大断面図であり、第6図は第2図の6−
6線にそう同様な断面図であり、第7,8,9図
はそれぞれブームの中央中間部分、外側中間部分
および先端部分の後端を示す第4図と同様な図で
あり、第10図は移動構造体およびフインガ装置
に関連したブーム伸長および後退用シリンダの拡
大部分側面図であり、第11a図は非後退位置に
おける移動構造体の一側に設けられたフインガ後
退装置の部分平面図であり、第11b図は後退位
置における移動構造体の対向側に設けられたフイ
ンガが後退装置の同様な図であり、第12a図は
第10図の12a−12a線にそう第11b図に
対応した部分水平断面図であり、第12b図は第
11bに対応する同様な断面図であり、第13図
は第12b図の13−13線にそう拡大横断面図
であり、第14図はブームの基礎部分におけるブ
ームの掛け金ピン組立体および動力後退装置の拡
大部分側面図であり、ブームの他の部分は後退し
て図示されており、第15図は第14図の15−
15線にそう部分垂直断面図であり、第16図は
第15図の16−16線にそう水平断面図であ
り、第17図は第15図の17−17線にそう部
分垂直断面図である。 21……基礎部分、22〜25……可動ブーム
部分、29……流体シリンダ、30……棒、51
〜54……板、57……開口部、67……フイン
ガ、70……ばねユニツト、75……空気シリン
ダ、88,89……開口部、96……固定ピン。
面図であり、第2図は第1図のブームの後退した
状態を示す拡大部分断面側面図であり、第3図は
ブームの後方端面図であり、第4図はブームの基
礎および内側中間部分を示す第2図の4−4線に
そう横断面図であり、第5図は第2図の5−5線
にそう拡大断面図であり、第6図は第2図の6−
6線にそう同様な断面図であり、第7,8,9図
はそれぞれブームの中央中間部分、外側中間部分
および先端部分の後端を示す第4図と同様な図で
あり、第10図は移動構造体およびフインガ装置
に関連したブーム伸長および後退用シリンダの拡
大部分側面図であり、第11a図は非後退位置に
おける移動構造体の一側に設けられたフインガ後
退装置の部分平面図であり、第11b図は後退位
置における移動構造体の対向側に設けられたフイ
ンガが後退装置の同様な図であり、第12a図は
第10図の12a−12a線にそう第11b図に
対応した部分水平断面図であり、第12b図は第
11bに対応する同様な断面図であり、第13図
は第12b図の13−13線にそう拡大横断面図
であり、第14図はブームの基礎部分におけるブ
ームの掛け金ピン組立体および動力後退装置の拡
大部分側面図であり、ブームの他の部分は後退し
て図示されており、第15図は第14図の15−
15線にそう部分垂直断面図であり、第16図は
第15図の16−16線にそう水平断面図であ
り、第17図は第15図の17−17線にそう部
分垂直断面図である。 21……基礎部分、22〜25……可動ブーム
部分、29……流体シリンダ、30……棒、51
〜54……板、57……開口部、67……フイン
ガ、70……ばねユニツト、75……空気シリン
ダ、88,89……開口部、96……固定ピン。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 個々に相対的に可動の複数個の伸縮式ブーム
部分22,23,24,25と、相対的に固定の
ブーム基礎部分21とを有し、全可動ブーム部分
22,23,24,25がブーム基礎部分21内
に入れ子式に収納できるクレーンブームにおい
て、各可動ブーム部分22,23,24,25の
後端近くのブーム内部に設けられかつ案内開口5
7を備えた固定駆動板51,52,53,54
と、ブーム基礎部分21内に係留されそしてブー
ムの長手方向に伸縮して可動ブーム部分25,2
4,23,22を選択的に完全に伸縮させる単一
動力シリンダ29,30と、上記単一動力シリン
ダ29,30に設けられこの単一動力シリンダ2
9,30とともに可動でしかも上記案内開口57
内に案内係合する移動構造体32を備え、該移動
構造体32および単一動力シリンダ29,30は
ブームの収縮位置において各可動ブーム部分5
1,52,53,54の固定駆動板51,52,
53,54の案内開口57を通つて延び、該移動
構造体32は上記固定駆動板51,52,53,
54の案内開口57の縁部と駆動係合するように
上記固定駆動板51,52,53,54に偏倚さ
れる伸縮自在のフインガ67を少なくとも一側に
備え、また上記移動構造体32に設けられ上記固
定駆動板51,52,53,54から上記フイン
ガ67を収縮させる動力装置75と、ブーム基礎
部分21および可動ブーム部分22,23,2
4,25に設けられ可動ブーム部分22,23,
24,25を完全に伸長した状態および完全に収
縮した状態に開放可能に係止する選択的に作動可
能な付加的動力装置96,88,89を有するこ
とを特徴とするクレーンブーム。 2 上記単一動力シリンダ29に設けられた上記
移動構造体32が可動ブーム部分25,24,2
3,22と摺動係合するようにされ、上記フイン
ガ67がばね部材70によつて偏倚されかつ移動
構造体32に回動可能に取付けられた相互係合フ
インガから成り該フインガがそれらの偏倚した状
態では固定駆動板51,52,53,54を捕え
てブーム上で外方または内方へ選択的に駆動する
凹部74を画定する特許請求の範囲第1項に記載
のクレーンブーム。 3 上記移動構造体32に設けられた動力装置7
5が上記フインガ67と作動結合してこれらのフ
インガ67を案内開口57で画定した固定駆動板
51,52,53,54の縁部分の内方の移動構
造体32の位置に収縮させる少なくとも一つの動
力シリンダ75から成る特許請求の範囲第2項に
記載のクレーンブーム。
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US06/177,789 US4327533A (en) | 1980-08-13 | 1980-08-13 | Crane boom extending, retracting and cooperative latching arrangement |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5751697A JPS5751697A (en) | 1982-03-26 |
JPS6326077B2 true JPS6326077B2 (ja) | 1988-05-27 |
Family
ID=22650000
Family Applications (3)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12601981A Granted JPS5751695A (en) | 1980-08-13 | 1981-08-13 | Crane boom |
JP12602081A Granted JPS5751696A (en) | 1980-08-13 | 1981-08-13 | Crane boom |
JP12602181A Granted JPS5751697A (en) | 1980-08-13 | 1981-08-13 | Crane boom |
Family Applications Before (2)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12601981A Granted JPS5751695A (en) | 1980-08-13 | 1981-08-13 | Crane boom |
JP12602081A Granted JPS5751696A (en) | 1980-08-13 | 1981-08-13 | Crane boom |
Country Status (8)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4327533A (ja) |
JP (3) | JPS5751695A (ja) |
CA (3) | CA1160996A (ja) |
DE (3) | DE3131198A1 (ja) |
FR (3) | FR2488580A1 (ja) |
GB (3) | GB2081671B (ja) |
IT (1) | IT1210017B (ja) |
MX (3) | MX152847A (ja) |
Families Citing this family (44)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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- 1981-08-05 GB GB8123883A patent/GB2081672B/en not_active Expired
- 1981-08-05 GB GB8123884A patent/GB2081673B/en not_active Expired
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