JPS63260314A - オクタ−ブ多重フイルタ - Google Patents
オクタ−ブ多重フイルタInfo
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- JPS63260314A JPS63260314A JP9449187A JP9449187A JPS63260314A JP S63260314 A JPS63260314 A JP S63260314A JP 9449187 A JP9449187 A JP 9449187A JP 9449187 A JP9449187 A JP 9449187A JP S63260314 A JPS63260314 A JP S63260314A
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- 238000005070 sampling Methods 0.000 claims abstract description 12
- 230000007423 decrease Effects 0.000 claims description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 6
- 230000003044 adaptive effect Effects 0.000 description 5
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 230000007274 generation of a signal involved in cell-cell signaling Effects 0.000 description 2
- 239000003623 enhancer Substances 0.000 description 1
- 230000009467 reduction Effects 0.000 description 1
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は複数のバンドパス特性及びローパス特性のディ
ジタルフィルタ群を組合せて成るオクターブ多重フィル
タの改良に関する。
ジタルフィルタ群を組合せて成るオクターブ多重フィル
タの改良に関する。
[発明の概要]
直列に接続されたローパス特性を有するディジタルフィ
ルタ群のそれぞれの出力に対し、2個以上を1組とする
バンドパス特性を有するディジタルフィルタ群が並列に
接続されそれぞれの組のフィルタの出力信号が振幅位相
係数器を介して加算されて取り出されるようになってお
り、上記各振幅位相係数器の振幅及び位相係数がそれぞ
れの入力に応じてアダプティブに制御されるように構成
されたオクターブ多重フィルタで1周波数領域で広帯域
にわたり、対数的にほぼ均一な間隔で特性を指定できる
ようになっている。
ルタ群のそれぞれの出力に対し、2個以上を1組とする
バンドパス特性を有するディジタルフィルタ群が並列に
接続されそれぞれの組のフィルタの出力信号が振幅位相
係数器を介して加算されて取り出されるようになってお
り、上記各振幅位相係数器の振幅及び位相係数がそれぞ
れの入力に応じてアダプティブに制御されるように構成
されたオクターブ多重フィルタで1周波数領域で広帯域
にわたり、対数的にほぼ均一な間隔で特性を指定できる
ようになっている。
[従来の技術]
従来のオクターブ多重フィルタとしては、例えば、先に
特願昭61−194039号で提案したものがあり、そ
の主要部の構成は直列に接続されたローパス特性のディ
ジタル群の夫々の出力に対し、バンドパス特性のディジ
タルフィルタ群の各フィルタが並列に接続されるものと
なっていた。
特願昭61−194039号で提案したものがあり、そ
の主要部の構成は直列に接続されたローパス特性のディ
ジタル群の夫々の出力に対し、バンドパス特性のディジ
タルフィルタ群の各フィルタが並列に接続されるものと
なっていた。
[発明が解決しようとする問題点]
上述した構成のため先願のオクターブ多重フィルタでは
1つの通過帯域の振幅周波数特性は1個のバンドパス特
性のディジタルフィルタで制御されている。このため制
御できる振幅周波数特性の形状は1つに限定されており
、帯域内を画一的な特性の制御しかできなかった°。
1つの通過帯域の振幅周波数特性は1個のバンドパス特
性のディジタルフィルタで制御されている。このため制
御できる振幅周波数特性の形状は1つに限定されており
、帯域内を画一的な特性の制御しかできなかった°。
従って本発明の目的は各通過帯域内の振幅周波数特性を
きめ細く制御できる構成とすることにより上述した問題
点の解決を図るにある。
きめ細く制御できる構成とすることにより上述した問題
点の解決を図るにある。
[問題点を解決するための手段]
本発明のオクターブ多重フィルタは上記目的を達成する
ため、入力信号のサンプリング時間間隔に対し、その時
間間隔をクロックとして動作するバンドパス特性とロー
パス特性のディジタルフィルタ群が設けられ、ローパス
特性のディジタルフィルタ群はそれぞれ直列に接続され
、バンドパス特性のディジタルフィルタは各ローパス特
性のディジタルフィルタの出力に対し2個以上を1組と
してそれぞれ並列に接続され、ローパス特性のそれぞれ
のディジタルフィルタの出力信号が各組のバンドパス特
性の各ディジタルフィルタに与えられかつそれぞれの出
力信号が振幅位相係数器を介して加算されて取り出され
るようになっており、各フィルタ群のそれぞれのフィル
タに接続順につけられた番号のうち、最大番号のディジ
タルフィルタの単位遅延素子一段当りの遅延時間が入力
信号のサンプリング時間・間隔以上に設定され、それぞ
れのフィルタ群においてフィルタの番号が一つ減少する
毎に該フィルタの単位遅延素子一段当りの遅延時間がA
B (A>l、B>0)倍となり、かつある番号のロー
パス特性のディジタルフィルタの単位遅延素子一段当り
の遅延時間がそれと同一番号のバンドパス特性のディジ
タルフィルタの単位遅延素子一段当りの遅延時間の整数
倍で動作するようになっており、各バンドパス特性のデ
ィジタルフィルタの出力信号に応じて前記各振幅位相係
数器の振幅及び位相係数を制御する制御手段を備えたこ
とを特徴とする。
ため、入力信号のサンプリング時間間隔に対し、その時
間間隔をクロックとして動作するバンドパス特性とロー
パス特性のディジタルフィルタ群が設けられ、ローパス
特性のディジタルフィルタ群はそれぞれ直列に接続され
、バンドパス特性のディジタルフィルタは各ローパス特
性のディジタルフィルタの出力に対し2個以上を1組と
してそれぞれ並列に接続され、ローパス特性のそれぞれ
のディジタルフィルタの出力信号が各組のバンドパス特
性の各ディジタルフィルタに与えられかつそれぞれの出
力信号が振幅位相係数器を介して加算されて取り出され
るようになっており、各フィルタ群のそれぞれのフィル
タに接続順につけられた番号のうち、最大番号のディジ
タルフィルタの単位遅延素子一段当りの遅延時間が入力
信号のサンプリング時間・間隔以上に設定され、それぞ
れのフィルタ群においてフィルタの番号が一つ減少する
毎に該フィルタの単位遅延素子一段当りの遅延時間がA
B (A>l、B>0)倍となり、かつある番号のロー
パス特性のディジタルフィルタの単位遅延素子一段当り
の遅延時間がそれと同一番号のバンドパス特性のディジ
タルフィルタの単位遅延素子一段当りの遅延時間の整数
倍で動作するようになっており、各バンドパス特性のデ
ィジタルフィルタの出力信号に応じて前記各振幅位相係
数器の振幅及び位相係数を制御する制御手段を備えたこ
とを特徴とする。
[作用]
本発明の上述した構成のオクターブ多重フィルタにおい
て、ローパス特性の各ディジタルフィルタの出力信号は
直列に該それぞれのフィルタを通過することによって順
次帯域が狭められてゆくと共にそれぞれのローパス出力
信号に各組の複数のバンドパス特性が乗算されて振幅位
相係数器に与えられ、各信号の振幅及び位相がアダプテ
ィブに制御される。
て、ローパス特性の各ディジタルフィルタの出力信号は
直列に該それぞれのフィルタを通過することによって順
次帯域が狭められてゆくと共にそれぞれのローパス出力
信号に各組の複数のバンドパス特性が乗算されて振幅位
相係数器に与えられ、各信号の振幅及び位相がアダプテ
ィブに制御される。
[実施例]
以下図面に示す実施例を参照して本発明を説明すると、
第1図は本発明によるオクターブ多重フィルタ(5オク
ターブ)の一実施例を示す、同図において、INは入力
端子、OUTは出力端子。
第1図は本発明によるオクターブ多重フィルタ(5オク
ターブ)の一実施例を示す、同図において、INは入力
端子、OUTは出力端子。
A/DはA−D変換器、D/AはD−A変換器、LPF
は通常のアナログタイプのローパスフィルタ、LP1〜
LP3は例えばFIR型フィルタを用いて成るローパス
特性を有するディジタルフィルタ、BPI−a−BF2
−cは同様のフィルタを用いて成るバンドパス特性を有
するディジタルフィルタ、Dは加算回路、C0EI−a
”cOE4−cは振幅位相係数器、C0NTはアダプテ
ィブ制御回路である。
は通常のアナログタイプのローパスフィルタ、LP1〜
LP3は例えばFIR型フィルタを用いて成るローパス
特性を有するディジタルフィルタ、BPI−a−BF2
−cは同様のフィルタを用いて成るバンドパス特性を有
するディジタルフィルタ、Dは加算回路、C0EI−a
”cOE4−cは振幅位相係数器、C0NTはアダプテ
ィブ制御回路である。
アダプティブ制御回路C0NTは例えば第2図に示す如
く構成される。同図において、DETは帯域の成分の検
波器、PROCはマイクロプロセッサ、COMは制御信
号発生回路である。
く構成される。同図において、DETは帯域の成分の検
波器、PROCはマイクロプロセッサ、COMは制御信
号発生回路である。
而して前記FIR型フィルタは第3図に示す如く遅延素
子SR1係数乗算器ML、加算器ADから成り、第4図
に示すDFT (離散型フーリエ変換)の手法により目
的とする周波数特性が得られるように係数乗算器MLの
係数a−s〜a6を設定しである。
子SR1係数乗算器ML、加算器ADから成り、第4図
に示すDFT (離散型フーリエ変換)の手法により目
的とする周波数特性が得られるように係数乗算器MLの
係数a−s〜a6を設定しである。
第4図(a)は目的とする周波数特性(ローパス特性)
の関数を示し、同図(b)はこれを逆フーリエ変換した
時間領域の関数を示す。
の関数を示し、同図(b)はこれを逆フーリエ変換した
時間領域の関数を示す。
このような構成のバンドパス特性及びローパス特性を有
するディジタルフィルタ群B P 1− a〜BP4−
c、LPI 〜LP3から構成され、ローパス特性を有
するディジタルフィルタ群LPI〜LP3はそれぞれ直
列に接続され、バンドパス特性を有するディジタルフィ
ルタ群は例えば3個ずつを1組として各LPI〜LP3
に対しそれぞれ各組のフィルタが並列に接続されていて
、LPI〜LP3の各出力はB P 1− a = B
P 4− cのそれぞれに与えられ、B P 1−
a = B P 4− cの各出力は振幅位相係数器C
0EI−a”cOE4−Cを介して加算回路りで加算さ
れて取り出されかつアダプティブ制御回路C0NTにも
与えられ、該回路C0NTによりB P 1− a ”
B P 4− cの各出力に応じてそれぞれの振幅位
相係数器C0E1−a”cOE4−cの振幅及び位相係
数がアダプティブに制御されるように構成されている。
するディジタルフィルタ群B P 1− a〜BP4−
c、LPI 〜LP3から構成され、ローパス特性を有
するディジタルフィルタ群LPI〜LP3はそれぞれ直
列に接続され、バンドパス特性を有するディジタルフィ
ルタ群は例えば3個ずつを1組として各LPI〜LP3
に対しそれぞれ各組のフィルタが並列に接続されていて
、LPI〜LP3の各出力はB P 1− a = B
P 4− cのそれぞれに与えられ、B P 1−
a = B P 4− cの各出力は振幅位相係数器C
0EI−a”cOE4−Cを介して加算回路りで加算さ
れて取り出されかつアダプティブ制御回路C0NTにも
与えられ、該回路C0NTによりB P 1− a ”
B P 4− cの各出力に応じてそれぞれの振幅位
相係数器C0E1−a”cOE4−cの振幅及び位相係
数がアダプティブに制御されるように構成されている。
そして上記各ディジタルフィルタ群において、それぞれ
のフィルタに接続順につけられた番号のうち、最大番号
のディジタルフィルタLP3.BP4−cの単位遅延素
子一段当りの遅延時間nTが入力信号のサンプリング時
間間隔T以上に設定され、かつそれぞれのフィルタの番
号が一つ減少する毎に該フィルタの単位遅延素子一段当
りの遅延時間がAB(A>1.B>O) 倍とな’J、
カッある番号のローパス特性のディジタルフィルタの単
位遅延素子一段当りの遅延時間がそれと同一番号のバン
ドパス特性のディジタルフィルタの単位遅延素子一段当
りの遅延時間の整数倍で動作するようになっている。
のフィルタに接続順につけられた番号のうち、最大番号
のディジタルフィルタLP3.BP4−cの単位遅延素
子一段当りの遅延時間nTが入力信号のサンプリング時
間間隔T以上に設定され、かつそれぞれのフィルタの番
号が一つ減少する毎に該フィルタの単位遅延素子一段当
りの遅延時間がAB(A>1.B>O) 倍とな’J、
カッある番号のローパス特性のディジタルフィルタの単
位遅延素子一段当りの遅延時間がそれと同一番号のバン
ドパス特性のディジタルフィルタの単位遅延素子一段当
りの遅延時間の整数倍で動作するようになっている。
更にアダプティブ制御回路C0NTはバンドパス特性の
ディジタルフィルタの各出力BPI−a〜BP4−cを
帯域成分の検波器DETで検波することにより、例えば
B P 1− a = B P 4− cの12帯域内
成分に分離し、それぞれの帯域内の成分に応じてマイク
ロプロセッサPLOGが各振幅位相係数器COE 1−
a ” COE 4− cの振幅及び位相の係数を演
算し、その演算結果に応答して制御信号発生回路COM
が所定の制御信号を上記各係数器に送ってそれぞれの係
数を制御する。
ディジタルフィルタの各出力BPI−a〜BP4−cを
帯域成分の検波器DETで検波することにより、例えば
B P 1− a = B P 4− cの12帯域内
成分に分離し、それぞれの帯域内の成分に応じてマイク
ロプロセッサPLOGが各振幅位相係数器COE 1−
a ” COE 4− cの振幅及び位相の係数を演
算し、その演算結果に応答して制御信号発生回路COM
が所定の制御信号を上記各係数器に送ってそれぞれの係
数を制御する。
なお、上記係数器は、例えば、第5図に示す如く、RA
Mと乗算器MULと遅延素子SRとから成り、前記制御
信号に応答してこの遅延素子SRより出力を取り出すタ
イミングのオフセットによりその位相を変化させ、また
RAMには各係数がセットされていて取り出された係数
を乗算器MULでBPI−a”BF2−cの各出力に乗
算することにより振幅を変化させており、上記遅延素子
SRは、バンドパス特性のディジタルフィルタのRAM
と共用させることも可能である。この実施例では上述の
如く各係数をB P 1− a = B P 4−Cの
出力に応じて変化させて各係数器の出力を変化させてい
るが、第1図の構成では帰還がかかることはなく、系は
安定である。
Mと乗算器MULと遅延素子SRとから成り、前記制御
信号に応答してこの遅延素子SRより出力を取り出すタ
イミングのオフセットによりその位相を変化させ、また
RAMには各係数がセットされていて取り出された係数
を乗算器MULでBPI−a”BF2−cの各出力に乗
算することにより振幅を変化させており、上記遅延素子
SRは、バンドパス特性のディジタルフィルタのRAM
と共用させることも可能である。この実施例では上述の
如く各係数をB P 1− a = B P 4−Cの
出力に応じて変化させて各係数器の出力を変化させてい
るが、第1図の構成では帰還がかかることはなく、系は
安定である。
さて、上述した構成のオクターブ多重フィルタにおいて
、入力端子INに与えられた入力信号はA−D変換器A
/Dによりサンプリング周波数f、(サンプリングレー
ト1 / f 、5ee)でA−D変換され、ローパス
特性及びバンドパス特性の最大番号のディジタルフィル
タLP3.BP4−a〜BP4−cに加えられる。この
フィルタ、例えばLPIはそれを構成する遅延素子一段
当りの遅延時間が1/f、2−”secである。通常こ
の構成のディジタルフィルタはクロック周波数をf02
−”Hzとして使用され、入力信号のサンプリング周波
数もf、2−”Hzとして使用される。しかるに上記デ
ィジタルフィルタはクロック周波数と上記サンプリング
周波数が異なるため、こ′のままでは目的とする処理が
できない、このためまず前述のように単位遅延時間を1
/ f 0S”sacとしてFIR型フィルタの係数
を定め、次に実際のサンプリング間隔1/f、sacの
入力信号に対し、クロック周波数をf。七にし、かつそ
の係数のままその単位遅延素子一段当りの遅延時間nT
=1/f02−”seeとなるように設定する。同様に
して他の段のディジタルフィルタも設定する。
、入力端子INに与えられた入力信号はA−D変換器A
/Dによりサンプリング周波数f、(サンプリングレー
ト1 / f 、5ee)でA−D変換され、ローパス
特性及びバンドパス特性の最大番号のディジタルフィル
タLP3.BP4−a〜BP4−cに加えられる。この
フィルタ、例えばLPIはそれを構成する遅延素子一段
当りの遅延時間が1/f、2−”secである。通常こ
の構成のディジタルフィルタはクロック周波数をf02
−”Hzとして使用され、入力信号のサンプリング周波
数もf、2−”Hzとして使用される。しかるに上記デ
ィジタルフィルタはクロック周波数と上記サンプリング
周波数が異なるため、こ′のままでは目的とする処理が
できない、このためまず前述のように単位遅延時間を1
/ f 0S”sacとしてFIR型フィルタの係数
を定め、次に実際のサンプリング間隔1/f、sacの
入力信号に対し、クロック周波数をf。七にし、かつそ
の係数のままその単位遅延素子一段当りの遅延時間nT
=1/f02−”seeとなるように設定する。同様に
して他の段のディジタルフィルタも設定する。
各ディジタルフィルタBP4−c”BPl−a及びLP
3〜LPIにより順次帯域が狭められて行くそれぞれの
ローパス特性のディジタルフィルタLP3〜LPIの出
力信号に、第6図に示すBP 4− c = B P
1− aの各バンドパス特性及び各係数器の係数が乗算
され、目的の出力が得られる。
3〜LPIにより順次帯域が狭められて行くそれぞれの
ローパス特性のディジタルフィルタLP3〜LPIの出
力信号に、第6図に示すBP 4− c = B P
1− aの各バンドパス特性及び各係数器の係数が乗算
され、目的の出力が得られる。
[発明の効果]
以上説明した所から明らかなように本発明によれば、上
述した構成とすることにより周波数領域(周波数軸上)
で対数的にほぼ均一な間隔で特性を指定でき、また低域
方向へ広帯域化を図れるので分解能が向上し、しかも1
つのローパス特性のディジタルフィルタの各通過帯域に
対し、複数個のバンドパス特性のディジタルフィルタを
設けているので、よりきめ細い通過帯域の振幅位相制御
を実現でき、更には位相を変化させる場合、隣り合う帯
域の位相が異なるとクロスオーバ一部の振幅特性におい
て谷を生じてもこれに対し通過帯域を細く分割すること
によって問題のないように対処することが可能になる。
述した構成とすることにより周波数領域(周波数軸上)
で対数的にほぼ均一な間隔で特性を指定でき、また低域
方向へ広帯域化を図れるので分解能が向上し、しかも1
つのローパス特性のディジタルフィルタの各通過帯域に
対し、複数個のバンドパス特性のディジタルフィルタを
設けているので、よりきめ細い通過帯域の振幅位相制御
を実現でき、更には位相を変化させる場合、隣り合う帯
域の位相が異なるとクロスオーバ一部の振幅特性におい
て谷を生じてもこれに対し通過帯域を細く分割すること
によって問題のないように対処することが可能になる。
かくしてこれらの効果を組み合わせれば、係数演算プロ
グラムを種々用意することにより、種々のノイズ低減、
エンハンサ−等のシステムに対応でき、更には自動音場
補正、サラウンド音場等の特殊な効果1機能をもたせる
ことができる。
グラムを種々用意することにより、種々のノイズ低減、
エンハンサ−等のシステムに対応でき、更には自動音場
補正、サラウンド音場等の特殊な効果1機能をもたせる
ことができる。
第1図は本発明の一実施例を示すブロック図、第2図は
アダプティブ制御回路の一構成例を示すブロック図、第
3図は上記実施例に用いられるFIR型フィルタの一構
成例を示す図、第4図は該フィルタの特性図、第5図は
係数器の一構成例を示す図、第6図は上記実施例におけ
る各バンドパス特性のディジタルフィルタの出力特性図
である。 LPI〜LP3・・・ローパス特性を有するディジタル
フィルタ。 BPI−a”BP4−c・・・バンドパス特性を有する
ディジタルフィルタ、 C0E1−a−COF2−c・・・振幅位相係数器。 D・・・加算回路。
アダプティブ制御回路の一構成例を示すブロック図、第
3図は上記実施例に用いられるFIR型フィルタの一構
成例を示す図、第4図は該フィルタの特性図、第5図は
係数器の一構成例を示す図、第6図は上記実施例におけ
る各バンドパス特性のディジタルフィルタの出力特性図
である。 LPI〜LP3・・・ローパス特性を有するディジタル
フィルタ。 BPI−a”BP4−c・・・バンドパス特性を有する
ディジタルフィルタ、 C0E1−a−COF2−c・・・振幅位相係数器。 D・・・加算回路。
Claims (1)
- 入力信号のサンプリング時間間隔に対し、そのサンプリ
ング時間間隔をクロックとして動作する複数のバンドパ
ス特性及びローパス特性のディジタルフィルタ群が設け
られ、ローパス特性のディジタルフィルタ群はそれぞれ
直列に接続され、バンドパス特性のディジタルフィルタ
は各ローパス特性のディジタルフィルタの出力に対し2
個以上を1組としてそれぞれ並列に接続され、ローパス
特性のそれぞれのディジタルフィルタの出力信号が各組
のバンドパス特性の各ディジタルフィルタに与えられか
つそれぞれの出力信号が振幅位相係数器を介して加算さ
れて取り出されるようになっており、各フィルタ群のそ
れぞれのフィルタに接続順につけられた番号のうち、最
大番号のディジタルフィルタの単位遅延素子一段当りの
遅延時間が入力信号のサンプリング時間間隔以上に設定
され、それぞれのフィルタ群においてフィルタの番号が
一つ減少する毎に該フィルタの単位遅延素子一段当りの
遅延時間がA^B(A>1、B>0)倍となり、かつあ
る番号のローパス特性のディジタルフィルタの単位遅延
素子一段当りの遅延時間がそれと同一番号のバンドパス
特性のディジタルフィルタの単位遅延素子一段当りの遅
延時間の整数倍で動作するようになっており、各バンド
パス特性のディジタルフィルタの出力信号に応じて前記
各振幅位相係数器の振幅係数及び位相係数を制御する制
御手段を備えたことを特徴とするオクターブ多重フィル
タ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9449187A JPH0728200B2 (ja) | 1987-04-17 | 1987-04-17 | オクタ−ブ多重フイルタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9449187A JPH0728200B2 (ja) | 1987-04-17 | 1987-04-17 | オクタ−ブ多重フイルタ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63260314A true JPS63260314A (ja) | 1988-10-27 |
JPH0728200B2 JPH0728200B2 (ja) | 1995-03-29 |
Family
ID=14111768
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9449187A Expired - Lifetime JPH0728200B2 (ja) | 1987-04-17 | 1987-04-17 | オクタ−ブ多重フイルタ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0728200B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5513223A (en) * | 1993-11-16 | 1996-04-30 | Nec Corporation | FIR digital filter and method for signal processing thereof |
-
1987
- 1987-04-17 JP JP9449187A patent/JPH0728200B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5513223A (en) * | 1993-11-16 | 1996-04-30 | Nec Corporation | FIR digital filter and method for signal processing thereof |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0728200B2 (ja) | 1995-03-29 |
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