JPS63258604A - 膜分離方法 - Google Patents

膜分離方法

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JPS63258604A
JPS63258604A JP9396587A JP9396587A JPS63258604A JP S63258604 A JPS63258604 A JP S63258604A JP 9396587 A JP9396587 A JP 9396587A JP 9396587 A JP9396587 A JP 9396587A JP S63258604 A JPS63258604 A JP S63258604A
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JP
Japan
Prior art keywords
membrane
conductive
terminals
membrane separation
film
Prior art date
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Pending
Application number
JP9396587A
Other languages
English (en)
Inventor
Akira Motonaga
彰 元永
Toru Takemura
武村 徹
Takemoto Kamata
健資 鎌田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Rayon Co Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Rayon Co Ltd
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Publication date
Application filed by Mitsubishi Rayon Co Ltd filed Critical Mitsubishi Rayon Co Ltd
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Publication of JPS63258604A publication Critical patent/JPS63258604A/ja
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  • Separation Using Semi-Permeable Membranes (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、逆浸透、透析、限外r過、ガス分離、浸透気
化等の膜分離方法に関する。
〈従来の技術〉 膜としてはセルロースアセテート、ポリオレフィン、ポ
リスルフォン、ポリイミド、オルガノシリコン等種々の
素材のものが知られておシ、膜分離として逆浸透、透析
、限外r過、ガス分層、浸透気化法が行われている。
従来より、膜分離は蒸留等に較べて熱エネμギーを必要
としないという特徴、及び熱にょシ劣化し易いものに適
していることから特に加熱することなく膜分離を行うの
が常識であった。
〈発明が解決しようとする問題点〉 しかし、膜分離の速度は膜と圧力(M間差圧あるいは8
度差)が決まると一義的に定まってしまい、よシ高い透
過速度を得るためには温度を高める必要がある。
しかし、被処理流体を加熱すると分離されないものをも
加熱するため多大な熱エネルギーを要し、加熱のための
設備も必要になる、加熱から分I’llまでの間に冷え
るため予定温度以上に加熱する必要があること、さらに
高温に維持される時間が長い程溶質等の劣化が生じ易い
等の問題がある。
本発明はこのような状況に鑑みなされたもので、加熱の
ためのエネμギーも少なく簡便であり、かつ熱により劣
化し易い溶質が存在しても劣化を少なく止めて分離速度
を高めた膜分離法を提供することにある。
く問題点を解決するだめの手段〉 即ち本発明の要旨は通電により加熱状態にある導電性膜
を用いる膜分離方法にある。
本発明において用いられる導電性膜としては電気伝導度
が10” 〜10’ S/crR,好ましくは10−1
〜104S/IMのものを用いることができる。
このような膜としては4を性高分子からなる膜、導電性
物質を混合して導電性を賦与した膜、例えばメツシュ状
等の導電性シートの上に膜を形成して該シートを膜内に
埋設したものなどを挙げることができる。導電性高分子
としてはポリピロール、ポリチオフェン、ポリアセチレ
ン、ポリフェニレン、ポリフェニレンスルフィド等に適
切なドーパントを入れたものを挙げることができる。又
導電性物質を混合して導電性を賦与される膜材料として
は通常膜として用いられる材料は何でも用いることがで
き、シリコンゴム、ポリカーボネート、ポリオレフィン
、ポリイミド、ポリスルホン、ポリエステル、ポリアミ
ド、ポリビニルアルコール類、ポリアクリロニトリル、
七μロース、セルロースアセテート、キチン、キトサン
等を例示できる。
混合される導電性物質としてはカーボンブラック、銀、
銅、ニッケル等の金属微粒子、ステンレス繊維や炭素繊
維等の導電性繊維のカットファイバ、TCNQ等の有機
導電性物質を挙げることができる。
その上に膜を形成させる導電性シートとしては、炭素繊
維やステンレス繊維等の織物、編物、不織布、メツシュ
フィルター等を用いることができる。このシートを埋設
する膜材料は前記の導電性物質を混合される膜材料とし
て挙げたものを用いることができる。
膜に通電できるようにするためには4を性膜あるいは膜
に埋設されたシートの相対する二端に例えば金属板等を
はんだ付けして端子とすればよく、この端子を介して通
電できるようになる。
導電性膜に印加する電圧は膜の電気伝導度、加熱しよう
とする温度等により異なるが、通常は数十1rLvから
数十Vの範囲である。
加熱温度は膜及び膜に接触あるいは透過する物質が接触
あるいは透過する間にその熱で実質的に劣化しない温度
であシ、気化等によシ膜分離に支障を与えない範囲であ
ればどのような温度であってもよい。
以下、図面を用いて本発明をさらに説明する。
第1図は導電性シートを埋設し、両端にシートにつなが
る端子をつけた膜の例を示す図であり、a)は断面図、
b)は平面図を示す。第2図は@1図に示した膜を用い
た浸透気化セルの例の模式図であり、第3図は該セルを
用いた浸透気化装置の例を示す模式図である。第4図は
第1図に示した形状の膜を用いた透析実験装置を示す模
式図である。導電性膜が平膜であれば第1図のように両
端に端子をつければよく、中空糸であれば両端を固定す
るポツティング材を導電性のものとし、このボッティン
グ材から端子をひき出せるようにすればよい。
膜分離装置としては図に示したものに限定されることは
なく、電圧を印加できる端子又はそれにつながるリード
線を膜分離セルから外部に出せるような構造をとらせら
れれば従来より用いられているどのようなセルも用いる
ことができる。
〔実施例〕
以下、実施例を用いて本発明をさらに説明する。
実施例1 シリコン−ポリカーボネート共重合体(PS099、P
gTRACHSYSTEM Inc  製)をクロロホ
ルムに溶解し10 vt%溶液とした。この溶液をテフ
ロン板上に置いたステンレスメツシュ(÷2400、−
辺4c!Rの正方形、厚み 80#m)上にキャストし
室温で溶媒を蒸発させ導電性高分子膜を得た。膜の両端
のステンレスメツシュを露出させ金属板をはんだ付けし
端子として@1図に示したような導1!嘆とした。
得られた導電膜は、−辺43の正方形であシ、厚さ11
0μm1端子間抵抗は0.20であった。
以上の膜を第2図に示したような浸透気化用セルに設置
し、第3図に示したような装置を用い浸透気化法による
エタノ−μ−水混合溶液の分R実験を行った。
供給液として10 wt%エタノール水溶液、供給液温
度20℃、供給液側圧力1気圧、透過側圧力o、zwH
,!i’、端子間印加電圧Q、94v、1.4vで浸透
気化法によるエタノール−水の分離を行ったところ第1
表の結果が得られた。
比較例1として同じ膜で端子間に電圧を印加せずに同様
の実験を行ったところ第1表の結果が得られた。
表1中の分離係数α及び透過量Qは次式で計算されるも
のである。
YgtOH’透過液のエタノ−A/濃度(wtチ)YH
2o:I/水濃度 (vt%) xEtOH:供給液oxp/−yvm度(wt*)XH
,o ://水濃度 (wt% )Q=W/A W:1時間当りの透過量(g/hr) A:膜面積(m”) 第  1  表 分離係数   透過量Q  端子間印加電圧実施例■ 
   五4      7 α8      α94■
   &8    7αB      1.40比較例
     2        39.2       
 0実施例2 七μロースアセテート(E s q a、 −s (E
astman))5gをホルムアミド6g、アセトン9
.9の混合液に溶かし、ステンレスメツシュ($240
0、−辺43の正方形、厚み80μm)上に流延した。
その後ポリマーf8液を流延したステンレスメツシュを
冷水に浸漬し、非対称膜を形成させた。さらにこの膜を
70℃の水に約15分間浸漬し、熱処理を行った。膜の
両端のステンレスメツシュを露出させ金属板をはんだ付
けし端子とした。製作した膜は一辺4cf11の正方形
であり、端子間抵抗はQ、2Ωであった。この膜は透析
に用いるまで水中に保存し乾燥を防いだ。この膜を第4
図に示したような透析装置の透析セルに設置し、端子間
に電圧を印加して恒温槽中で透析実験を行った。
透析セルの溶液側に1五s s vt%エタノ−μ水溶
液、溶媒側に水を配し、恒温槽温度30℃で端子間に1
.7vの電圧を印加してエタノールの透析実験を行った
。結果を第2表に示す。
比較例2として同様の膜と装置を用いて電圧を印加せず
に同様の実験を行ったところ第2表の結果が得られた。
第2表中のダイアリザンスDmは、膜の透析能を評価す
るのに用いる値で、透過係数Pを膜厚tで除した値であ
る。ダイアリザンスDmは1時間後の溶媒(水)側の溶
質濃度を測定することにより次式より求めることができ
る。
P:透過係数(cv? /min ) t:pa厚(51)  平均150μmV:溶媒(水)
の初期体積 6013 A:膜面積  7.8 clR” C0:溶液側初期エタノール濃度 1五55wtチC1
: を分後の溶媒(水)94Iのエタノール濃度(wt
チ)第  2  表 ダイアリザン7−  Dm(〜’m1n)  端子間印
加電圧■実施例 & 33 X 10−’     1
.7比較例2   &67X10”       Q〈
発明の効果〉 本発明の膜分離方法は、電圧印加という簡便な方法で膜
のみを加熱するだけで膜分離速度を大巾に向上でき、加
熱により劣化し易い物質が膜分離の対象となる場合でも
実質的に劣化させずに膜分離できるという優れた特徴を
有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は導電性シートを埋設し、両端にシートにつなが
る端子をつけた膜の例を示す図であシ、a)は断面図、
b)は平面図を示す。第2図は第1図に示した膜を用い
た浸透気化セルの例の模式図であり、第3図は該セルを
用いた浸透気化装置の例を示す模式図である。第4図は
第1図に示した形状の膜を用いた透析実験装置を示す模
式図でちる。 図において、 1:端子  2:膜のポリマ一層 3ニステンレスメツシュm   4:!J−ト線10:
浸透気化七ル  11:セル筒 12:攪拌器  15:温度計  14=バッキング1
5:膜  16:電源 21:サンプリング用コーμトドラップ22:コールド
トラップ  23:真空計24:真空ポンプ  31:
投込みヒーター52:透析セル溶液室  33:溶媒室
34:攪拌子  !+5:マグネチックスターラー36
:恒温槽 着、l圀 基2凹 L3閉 尾4 凹

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 通電により加熱された状態にある導電性膜を用いる膜分
    離方法。
JP9396587A 1987-04-16 1987-04-16 膜分離方法 Pending JPS63258604A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01236905A (ja) * 1988-03-18 1989-09-21 Ngk Insulators Ltd 機能性膜構造体
JPH02229529A (ja) * 1989-03-01 1990-09-12 Ngk Insulators Ltd 流体の分離方法、分離装置および分離膜
US5358556A (en) * 1990-08-28 1994-10-25 The Regents Of The University Of California Membranes having selective permeability
JP2012036850A (ja) * 2010-08-09 2012-02-23 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 濃度差発電装置
CN103052437A (zh) * 2010-08-05 2013-04-17 新日铁住金工程技术株式会社 膜分离装置以及膜分离方法

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