JPH0453573B2 - - Google Patents

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JPH0453573B2
JPH0453573B2 JP58120133A JP12013383A JPH0453573B2 JP H0453573 B2 JPH0453573 B2 JP H0453573B2 JP 58120133 A JP58120133 A JP 58120133A JP 12013383 A JP12013383 A JP 12013383A JP H0453573 B2 JPH0453573 B2 JP H0453573B2
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JP
Japan
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membrane
polyamide
organic solution
polymer
wall thickness
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JP58120133A
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JPS5922605A (ja
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Josefu Gooru Heruman
Berunharuto Maiyaa Georugu
Furiidoritsuhi Gairingu Gyuntaa
Guruberugu Kuraesuuooke
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Gambro Lundia AB
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Gambro Lundia AB
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    • DTEXTILES; PAPER
    • D01NATURAL OR MAN-MADE THREADS OR FIBRES; SPINNING
    • D01DMECHANICAL METHODS OR APPARATUS IN THE MANUFACTURE OF ARTIFICIAL FILAMENTS, THREADS, FIBRES, BRISTLES OR RIBBONS
    • D01D5/00Formation of filaments, threads, or the like
    • D01D5/24Formation of filaments, threads, or the like with a hollow structure; Spinnerette packs therefor
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01DSEPARATION
    • B01D69/00Semi-permeable membranes for separation processes or apparatus characterised by their form, structure or properties; Manufacturing processes specially adapted therefor
    • B01D69/02Semi-permeable membranes for separation processes or apparatus characterised by their form, structure or properties; Manufacturing processes specially adapted therefor characterised by their properties
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01DSEPARATION
    • B01D69/00Semi-permeable membranes for separation processes or apparatus characterised by their form, structure or properties; Manufacturing processes specially adapted therefor
    • B01D69/08Hollow fibre membranes
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01DSEPARATION
    • B01D71/00Semi-permeable membranes for separation processes or apparatus characterised by the material; Manufacturing processes specially adapted therefor
    • B01D71/06Organic material
    • B01D71/56Polyamides, e.g. polyester-amides

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
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  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Textile Engineering (AREA)
  • Separation Using Semi-Permeable Membranes (AREA)
  • Artificial Filaments (AREA)
  • External Artificial Organs (AREA)
  • Polyamides (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、例えば血液濾過用に適用される濾過
膜に関するものである。
また、本発明はこのような濾過膜を製造する方
法に関するものであり、センター液(水性液)と
共にポリマー溶液(有機(溶媒)溶液)を押し出
して膜押出物を形成し、所望によつては該押出物
を洗浄する。
血液濾過膜は当技術分野で周知である。例えば
米国特許第4229291号明細書には、ポリアミド血
液濾過膜とその製法とが記載されている。また同
じような膜がドイツ国特許公告DE−AS22 36
226号に記載されている。ポリアミド以外のポリ
マーで製造された血液濾過膜も公知であつて市販
されている。例として、硝酸セルロース製[サル
トリウス(Sartorius);ダイセル]、ポリアクリ
ロニトリル製[アサヒPAN15;ローヌ・プーラ
ン(Rhone−Poulenc)AN69]、ポリスルホン製
[アミコン(Amicon)]、ポリエーテル−ポリカ
ーボネートブロツクコポリマー製(欧州特許出願
第801051185.5号)の膜があげられる。
これらの公知の膜に共通した欠点は、それらの
限外濾過速度(水に対する透過率)が比較的低い
ことである。このように限外濾過速度が低いこと
を補償するためには、例えば血液濾過に膜を用い
る際、少なくとも最低限の必要液体フロースルー
を達成するために、比較的大きな膜表面積が使用
される。浸出溶液の濾過においては、この最低限
の必要液体フロースルーがさらに高いので、従つ
てさらに大きな補償的膜表面積を用いなければな
らない。このことを詳しく説明すると、それぞれ
限外濾過速度が0.1〜0.2×10-4ml/秒×cm2×kPa
及び0.1〜0.3×10-4ml/秒×cm2×kPaである米国
特許第4229291号及びドイツ国特許公告DE−
AS22 36 226号の両方に記載の公知の各濾過膜
は、100〜300mmHg(13−40kPa)のトランスメン
ブレン圧力(transmembrane pressure)の下
で、必要とされる100〜200ml/分の浸出溶液を濾
過しうるためには、少なくとも0.5〜1m2の有効
膜表面積が必要であろうということが云える。
本発明により、濾過膜が、2×10-4〜5×10-4
ml/秒×cm2×kPa(20℃において)の限外濾過速
度(水に対する透過率)を有すること、及び卵白
アルブミン(分子量44000)に対して本質的に非
透過性であるものが、前記の欠点を克服すること
が発見された。
この膜は、好ましくは分子量44000の卵白アル
ブミンに対する保持容量が95%より大きく、より
好ましくは約98%より大きい。本発明の膜は特に
血液濾過にふさわしい。
本発明は、公知の濾過膜よりもはるかに高い液
体濾過速度を提供することである。本発明の濾過
膜は、公知の濾過膜に較べ、例えば必要なフロー
スルー速度で血液を濾過するのに、最低の補償的
表面積を必要とするにすぎない。
本発明は、上記の膜を製造する方法を提供する
ことである。この方法は、ポリマー溶液の容量対
センター液の容量比が1.4:1ないし4:1の範
囲内となるような条件下において、ポリマー溶液
をセンター液と共に押出して膜押出物を形成す
る。この押出物を所望によつては洗浄する。
また、前記の濾過膜を中空繊維の形で製造す
る。
本発明の膜は、非対称的な自立膜であつて、そ
の形は平らなシート、チユーブ又は中空繊維であ
つてよい。中空繊維形が最も好ましい形態であ
る。
本発明の膜は特に血液濾過に非常に適したもの
ではあるが、このような用途に限定されるもので
ないことを明らかにしておく必要がある。高フロ
ースルー速度を必要とする他の濾過技術分野、例
えば浸出溶液((infusion solution)の濾過にも
同様に利用できるのは、内生毒素及び発熱物質を
ほとんど通さないこと、及びバクテリア及びビー
ルスに対しても最も確実にこれらを拒否すること
によるものである。しかし、単に例示を目的とし
て、以下本発明の説明を血液の濾過に絞つて述べ
ることにする。
一般に、もし膜が次の条件を満たすならば、血
液濾過にそれを用いることができる:無毒性であ
ること、血液と相容性であること、蛋白を吸着し
にくいこと、カツト・オフ(cut−off)が鋭角的
であること、濾過速度が大であること、及び物理
的に安定であること。これらの全パラメーターに
ついて、膜材料の化学的組成が主要な要因とな
る。なぜならば、化学的組成により、膜の構造が
甚だしく影響されるし、又血液と膜との間の相互
作用がそれによつてきまるからである。
本発明において使用するために、前述の条件を
すべて満たす好適な膜材料は、極性を有し、非プ
ロトン性である有機溶剤に可溶性のポリマーであ
る。この種の溶剤の例は、ジメチルスルホキシド
(DMSO)、ジメチルホルムアミド(DMF)及び
ジメチルアセテート(DMAc)である。
本発明の膜に好適なポリマーの例は、ポリスル
ホン、ポリエーテルスルホン、ポリカーボネー
ト、ポリアクリロニトリル、ポリアミド及びポリ
スチレンであり、これらの中でも最も好ましいポ
リマーはポリアミドであるので、本発明ではこの
ポリアミドを選ぶこととした。
特に好ましい本発明のポリアミドは、下記の化
学式の繰り返し単位を有する: (式中、R1が水素であり、そしてR2,R3及び
R4が独立して低級アルキル基、好ましくはメチ
ルから選択されるか、又はR3が水素であり、そ
してR1,R2及びR4が独立して低級アルキル基、
好ましくはメチルから選択される]。
これらの低級アルキル基は、1〜5の炭素原子
を有する直鎖状又は分枝状アルキル基である。好
ましいポリアミドは西独Dynamit Nobel
Companyから売り出されているTrogamidであ
る。
膜の壁圧は変動しうるが、40〜100μmであつ
て内部バリヤー層が約0.1μmであるのが好まし
い。膜のカツト・オフは約30000ダルトンである。
本発明によれば、ポリマー溶液の容量対センタ
ー液の容量比が約1.4:1ないし4:1たとえば
2:1ないし4:1の範囲内となるような条件下
で、ポリマー溶液をセンター液と共に押出すこと
により、前記タイプの膜が製造される。
前記のプロセス条件下において、例えば次に述
べる二つの追加プロセス条件、すなわち、(a)
中空繊維膜の内径対壁厚比と(b)ポリマー溶液
のポリマー濃度とを相互に適切に調節したとき、
最適の膜特性が得られることをさらに見いだし
た。
この観点において、前記の内径対壁厚比は、
150:75ないし280:75の範囲内で変動することが
でき、220:75ないし280:75であるのが好まし
い。別の表現でいえば、また添付図面に示される
ように、本発明膜の限外濾過速度、即ち、2×
10-4から5×10-4ml/秒×cm2×kPa(於20℃)は、
内径対壁厚比に対応していて、約2:1ないし
4:1の範囲内では直線的に変動する。
同様に、前記のポリマー濃度は5〜20%の範囲
内で変動しうる。ポリマー濃度がこの範囲外であ
ると、得られる膜はゴム状になりすぎるか、又は
限外濾過特性が劣化する。特に好ましいポリマー
濃度は11%である。
ポリマー溶液の容量対センター液の容量比を前
述の1.4:1ないし4:1としたときに、前記の
二つの追加プロセス条件を互に適切に調節するこ
とがいかに重要であるかを示すため、添付の図面
について説明する。この図には、本発明で製造さ
れた膜において、内径対壁厚比の変動に対応して
変動する限外濾過速度を一例として示すグラフが
描かれている。図示されている例においては、壁
厚は不変(75μm)であり、使用ポリマー濃度は
11%である。
この例から、内径対壁厚比を高くすると一壁厚
を一定にして一中空繊維膜の限外濾過速度が大に
なることが判る。図に示された2〜4の内径対壁
厚比において、前記の限外濾過速度は、次の関
係: 限外濾過速度=k×内径/外径 による直線に沿つて増加する。
また、図示した範囲内で限外濾過速度が増大し
ても、膜のカツト・オフはそれよりも高いカツ
ト・オフ値に予期されたように増加せず、むしろ
約30000ダルトンに固定されて変動しないことが、
本発明で見いだされた。さらにまた、カツト・オ
フに関する膜特性が、さらに高い内径:壁厚比に
おいても均一であることが認められた。
前述した予想外の現象は、内径対壁厚比を高く
すれば、ポリマー濃度に関して計算した有効沈殿
剤の量が多くなり、従つてポリマー溶液の沈殿速
度が急速になるということによつて説明すること
ができよう。これにより、膜壁構造の内部バリヤ
ーがいつそう均一化される。バリヤー層内におけ
る細孔寸法、細孔の分布及び発生率が膜のカツ
ト・オフ値及び限外濾過特性に対して影響するこ
とは当業界において公知である。本発明の範囲内
の内径対壁厚比において、内部バリヤー層のきわ
めて高い発生率及び均一性が得られることは明ら
かである。
例えば、200:75の内径対壁厚比及び11重量%
のポリマー濃度における膜の限外濾過速度は1×
10-4ml/秒×cm2×kPaよりも劣るが、250:75の
内径対壁厚比における限外濾過速度は約4×10-4
ml/秒×cm2×kPaである。
特に、220:75の内径対壁厚比及び11重量%の
ポリマー濃度において、最大限の限外濾過速度
(2.2×10-4ml/秒×cm2×kPaまでの)と、同時に
高分子量蛋白に対する保持能力が得られることを
見いだした。押出しプロセスにおいて透過率の高
い膜を得る一つの方策は、ダイから送り出された
ポリマー溶液が第1洗浄浴に達する前に、中空繊
維の内側からセンター液によつて完全に交換され
ていることである。すなわち、中空繊維押出物が
前記の第1洗浄浴に到達する前の周囲雰囲気内の
滞留時間を管理して、一定の最低時間以上とし、
そしてダイと洗浄浴との間の距離を少なくとも一
定の最短距離にすることである。
例えば、ダイと洗浄浴との間の前記の距離が
1m以上であれば、中空繊維押出物が洗浄浴に導
入されるまでの周囲雰囲気下における前記の最低
滞留時間(30m/分の中空繊維生産速度におい
て)は約2秒である。この滞留時間がすぎると、
中空繊維押出物は完全に内側に形成される、すな
わち、中空繊維押出物は洗浄浴の影響を受ける。
その結果、所与の条件下における滞留時間が短か
すぎるときに見られるような、外部バリヤー層の
形成は生じない。
前記ポリマー溶液用のポリマーの例は、さきに
示したポリアミドであり、また適当な溶剤の例は
DMSO、DMF、DMAc又は類似の、極性を有
し、非プロトン性の有機溶剤であつてよい。前記
のセンター液としては水、好ましくは脱イオン水
を用いることができる。
ポリマー溶液の粘度は、20℃で測定して一般に
100〜3000mPa・s好ましくは300mPa・sであ
る。
以下、非限定的な例によつて、本発明をさらに
詳しく説明する。
例 1 室温でDMSO中に11重量%のポリアミド(西
独Dynamit CompanyからのTrogamid)を溶解
し、溶液を濾過及びガス抜きした。ポリマー溶液
の粘度は300mPa・sであつた。
センター液としての脱イオン水(押出速度50
ml/時)と共にポリマー溶液(押出速度105ml/
時)を環状ダイを通して押出し、内径190μm、
外径340μmを有する中空繊維押出物を形成した。
周囲雰囲気を経由して一定高さの落下通路
(1m)を通した後、中空繊維押出物を第1洗浄浴
中に導き、その後、異なる滞留時間で温度が異な
る各洗浄浴中に連続的に通し、溶剤を完全に洗い
落とした。
得られた本例の中空繊維の特性は下記のとおり
である: 水力学的透過率(20℃):0.8×10-4mm/秒×cm2
×kPa 卵白アルブミン(分子量Mw44000)に対する
保持能力:98% ヒトのアルブミン(分子量Mw68000)に対す
る保持能力:100% 例 2 例1におけると同じプロセス条件を用いた。但
し、センター液(88ml/時)及びポリマー溶液
(126ml/時)の容量速度を変えて中空繊維の寸法
を変えた。中空繊維の内径は250μmであり、外
径は400μmであつた。
得られた中空繊維の特性は下記のとおりであつ
た: 水力学的透過率(20℃):4×10-4ml/秒×cm2
×kPa 卵白アルブミン(分子量Mw44000)に対する
保持能力:98% ヒトのアルブミン(分子量Mw68000)に対す
る保持能力:100% 例 3 例1におけると同じプロセス条件を用いた。但
し、センター液(64ml/時)及びポリマー溶液
(110ml/時)の容量速度を変えて中空繊維の寸法
を変えた。中空繊維の内径は220μmであり、外
径は370μmであつた。
得られた中空繊維の特性は次のとおりであつ
た: 水力学的透過率(20℃):2×10-4ml/秒×cm2
×kPa 卵白アルブミン(分子量Mw44000)に対する
保持能力:98% ヒトのアルブミン(分子量Mw68000)に対す
る保持能力:100% 有効膜表面積が1.16m2であり、有効中空繊維長
さが25cmである血液フイルター中で用いたとこ
ろ、この中空繊維の血液(25%Hct、総アルブミ
ン70mg/、37℃)に対する濾過効率は120ml/
分であつた。血液の流量は350ml/分であつた。
表面積が0.1m2であり、有効中空繊維長さが10
cmである浸出溶液フイルターとして用いたとこ
ろ、この中空繊維は、27kPaのトランスメンブレ
ン圧力下において、300ml/分の浸出溶液を濾過
した。濾過された浸出溶液が1000ng/の内生
毒素を含んでいたとき、濾液中に内生毒素を検出
することはできなかつた。検出可能な限界値は
0.05ng/である。この試験に供した内生毒素の
例は、50000ないし1×106タルトンの分子量を有
する大腸菌内生毒素及び溶菌液IGQである。
工業的な応用可能性 本発明の濾過膜は、それに限定されるわけでは
ないが、血液濾過に用いるのに特に適している。
一般に、例えば浸出溶液の濾過の場合のように、
高いフロースルー速度が必要とされる他の任意の
濾過処理部門にこの膜を利用することができる。
より一般的には、膜が次の条件−無毒性であるこ
と、血液と相容性であること、蛋白を吸着しにく
いこと、カツト・オフが鋭角的であること、濾過
速度が大であること、及び物理的に安定であるこ
と−を満たすことが要求される用途に本発明の膜
を用いることができる。
【図面の簡単な説明】
図面は、本発明の中空繊維膜における内径/壁
厚比に対する限外濾過速度(水力学的透過率)を
示すグラフである。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 ポリアミド製の中空繊維の形の過膜であつ
    て、20℃における2×10-4〜5×10-4ml/秒・
    cm2・kPaの水に対する透過性で示す限外過速度
    を有すること、及び卵白アルブミン(分子量
    44000)に対して本質的に非透過性であり、内径
    対壁厚の比が220:75から280:75の範囲内にある
    ことを特徴とする過膜。 2 前記ポリアミドが、下記の化学式: (式中、R1が水素を表わし、そしてR2,R3
    びR4がそれぞれ低級アルキル基を表わすか、又
    はR3が水素を表わし、そしてR1,R2,R4がそれ
    ぞれ低級アルキル基を表わす)の繰り返し単位を
    有することを特徴とする、特許請求の範囲第1項
    に記載の膜。 3 40〜100μmの壁厚を有すること、及び30000
    ダルトンのカツト・オフを有することを特徴とす
    る特許請求の範囲第1項又は第2項に記載の膜。 4 ポリアミド製の中空繊維の形の過膜であつ
    て、20℃における2×10-4〜5×10-4ml/秒・
    cm2・kPaの水に対する透過性で示す限外過速度
    を有すること、及び卵白アルブミン(分子量
    44000)に対して本質的に非透過性であり、内径
    対壁厚の比が220:75から280:75の範囲内にある
    過膜の製造方法において、センター水性液と共
    に該ポリアミドのポリマー有機溶液を押出して膜
    押出物を形成し、次に所望によりそれを洗浄して
    該過膜を製造するに当たり、ポリマー有機溶液
    の容量対センター水性液の容量比が1.4:1から
    4:1の範囲内であるような条件下において、該
    ポリマー有機溶液を押出すことを特徴とする過
    膜の製造方法。 5 前記ポリマー有機溶液が、極性を有し、非プ
    ロトン性である有機溶剤に溶解したポリアミドを
    5〜20%の割合で含むことを特徴とする、特許請
    求の範囲第4項に記載の方法。 6 前記ポリマー有機溶液が11%の前記ポリアミ
    ドを含むことを特徴とする、特許請求の範囲第5
    項に記載の方法。 7 前記ポリアミドが、下記の化学式: 〔式中、R1が水素を表わし、そしてR2,R3
    びR4がそれぞれ(C1〜C5)アルキル基、好まし
    くはメチルを表わすか、又はR3が水素を表わし、
    そしてR1,R2及びR4がそれぞれ(C1〜C5)アル
    キル基、好ましくはメチルを表わす〕の繰り返し
    単位を有することを特徴とする、特許請求の範囲
    第4〜6項のいずれか1項に記載の方法。 8 前記ポリマー有機溶液が、20℃で測定して
    100〜3000mPa・s好ましくは300mPa・sの粘
    度を有することを特徴とする、特許請求の範囲第
    4〜7項のいずれか1項に記載の方法。
JP58120133A 1982-07-02 1983-07-01 濾過膜およびその製造法 Granted JPS5922605A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
SE8204103A SE8204103L (sv) 1982-07-02 1982-07-02 Filtrationsmembran samt sett att framstella membranet
SE8204103-9 1982-07-02

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5922605A JPS5922605A (ja) 1984-02-04
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AT (1) ATE31248T1 (ja)
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