JPS63257789A - ドツトプリンタ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ この発明は、ドツトプリンタに関する。

［従来の技術］ 従来、ドツトプリンタはキャラクタジェネレータとして
ドツトジェネレータを設け、印字データをこのドツトジ
ェネレータでドツトパターンデータに変換してドツト印
字出力するものであった。

［発明が解決しようとする問題点］ しかしこのようにドツトジェネレータを使用して印字デ
ータをドツトパターンデータに変換するものでは、例え
ば第４図に示すように「２」という文字を例えば３倍に
拡大する場合、各ドツトを縦、横３倍に拡大することに
なるので、第５図に拡大文字の一部を示すように白ドツ
トと黒ドツトとの境の濃淡のむらが大きくなり、文字が
見にくくなる問題があった。

この発明はこのような問題点に鑑みて為されたもので、
見易い拡大文字を印字できるドツトプリンタを提供しよ
うとするものである。

［問題点を解決するための手段］ この発明は、座標設定値と直線、円、円弧、楕円、楕円
弧を要素とするキャラクタジェネレータを設け、印字デ
ータをキャラクタジェネレータでドツトパターンデータ
に変換してドツト印字出力するものである。

［作用］ このような構成の本発明においては、印字データを座標
設定値と直線、円、円弧、楕円、楕円弧を要素とするキ
ャラクタジェネレータによってドツトパターンデータに
変換してドラ・ト印字出力するので、拡大する場合には
座標値を拡大倍率に基いて変換すればよく、その場合印
字出力された白ドツトと黒ドツトとの境の濃淡のむらは
拡大前のドツトパターンとほとんど変わらない。

［実施例］ 以下、この発明の実施例を図面を参照して説明する。

アドレスバス１、データバス２、コントロールバス３に
対してマイクロプロセッサ４、システムメモリ５及びＤ
ＭＡ　（ダイナミック・メモリ・アクセス）コントロー
ラ６をそれぞれ接続している。

また前記データバス２及びコントロールバス３に対して
ＣＲＴコントローラ４、例えば市販されている高速グラ
フィック機能を備えたＨＤ６３４８４　（Ａ　ｄｖａｎ
ｃｃｄ　ＣＲＴ　　Ｃｏｎｔｒｏｌ　Ｉｅｒ日立製作所
社製）を接続している。このコントローラ７には描画プ
ロセッサ、表示プロセッサ、タイミングプロセッサ、マ
イクロプロセッサインターフェース、ＣＲＴインターフ
ェース等が内蔵されている。

前記ＣＲＴコントローラ７にはアドレスラッチ８、双方
向データバッファ９を介してフレームバッファ１０を接
続している。そしてこのフレームバッファ１０の出力を
ドツト印字部１１に供給するようにしている。

前記システムメモリ５には各種文字パターンを縦２４ド
ツト、横２４ドツトの座標設定値と直線、円、円弧、楕
円、楕円弧を要素とするデータによって示すキャラクタ
ジェネレータ及び印字データを格納するメモリなどが設
けられている。前記キャラクタジェネレータには例えば
「２」という文字のパターンを例にとれば第１表に示す
ようにコマンドとｘｙ座標を示す１６進のデータによっ
て設定されている。なお、コマンドのＦはスタート座標
を示し、１は直線を示し、２は折れ線を示し、３は円を
示し、４は円弧を示し、５は楕円を示し、６は楕円弧を
示している。

第　　　１　　　表 この第１表のデータをＣＲＴコントローラ７で制御され
るコマンドとパラメータに変換すると第２表のようにな
り、座標は１０進で示されることになる。なお、コマン
ドのＡＬ　Ｉ　ＮＥは直線を示し、ＲＡＲＣは円弧を示
し、ＡＲＬＬは折れ線を示し、ＰＡ　Ｉ　ＮＴは塗潰し
を示し、またパラメータのＣｐは始点を示し、Ｐｅ及び
Ｐ１〜Ｐ６は終点を示し、ＣＣは中心を示している。

第　　　２　　　表 このような構成の本実施例において、例えば「２」とい
う文字を印字する場合には印字データ「２」をキャラク
タジェネレータに設定されている第１表のデータに変換
してＣＲＴコントローラ７に供給する。しかしてＣＲＴ
コントローラ７はこのパターンデータを第２表に示すノ
くターンデー夕に変換してドツト印字制御を行なう。す
なわち、先ずコマンドｒＡＬＩＮＥＪでパラメータｒＣ
ｐ（５，１７）　、Ｐｅ　（８，１７）Ｊにより直線（
イ）をドツト印字する。

続いてコマンドｒＲＡＲｃＪでパラメータｒＣｐ　（８
，１７）　、ＣＣ（１２，１７）　、Ｐｅ（１５，１４
）Ｊにより円弧（ロ）をドツト印字する。続いてコマン
ドｒＡＲＬＬＪでパラメータｒｃｐ　（１５，１４）、
ｐｌ　（５，４）Ｊにより折れ線（ハ）をドツト印字す
る。同じくコマンドｒＡＲＬＬＪでパラメータｒｐ２　
（５，１）Ｊにより折れ線（ニ）をドツト印字する。同
じくコマンドｒＡＲＬＬＪでパラメータｒＰａ　　（１
９゜１）」により折れ線（ホ）をドツト印字する。同じ
くコマンドｒＡＲＬＬＪでパラメータ「Ｐ４（１９，４
）Ｊにより折れ線（へ）をドツト印字する。同じくコマ
ンドｒＡＲＬＬＪでパラメータｒｐ５　（９，４’）Ｊ
により折れ線（ト）をドツト印字する。同じくコマンド
ｒＡＲＬＬＪでパラメータｒＰ６　　（１７，１２）Ｊ
により折れ線（チ）をドツト印字する。

続いてコマンドｒＲＡＲｃＪでパラメータｒｃｐ　（１
７，１２）　、ＣＣ（１２，１７）、Ｐｅ　（５，１７
）Ｊにより円弧（す）をドツト印字して文字「２」の輪
郭のドツト印字を終了する。

そして最後にコマンドｒＰＡ　Ｉ　ＮＴＪにより輪郭内
をドツト印字で塗潰し文字「２」の印字が終了する。

この文字印字においてＣＲＴコントローラ（ＡＣＲＴＣ
）７のコマンド実行サイクル数は略７．０００程度であ
り、周波数を３ＭＨｚとするとクロックのサイクルタイ
ムは０．１２５μｓとなるから文字「２」を印字する時
間は７，０ＯＯＸＯ１１２５−８７５μｓとなる。この
ように印字に要する時間を短くできるので高速印字が可
能となる。

次に文字を拡大する場合について述べると、縦、横を等
倍で拡大する場合は座標値を倍率通りに変えることによ
って拡大文字を形成できる。例えば前記文字「２」を３
倍に拡大するときには第１表のキャラクタジェネレータ
のデータを第３表に示すように設定しておけばよい。こ
の第３表のデー゛りをＣＲＴコントローラのコマンドを
用いて変換すると第４表に示すようになる。

第　　　３　　　表 第４表 しかしてこの第４表のコマンドとパラメータに基いて文
字「２」をドツト印字すると第３図に示すような拡大文
字が印字出力されることになる。

すなわち、曲線部のラインがドツトの分解能限界程度に
滑らかになり、従来に比べて白ドツトと黒ドツトとの濃
淡のむらが少ない印字ができ、見易い品質の高い印字が
できる。

なお、縦、横を等倍に拡大しない場合には座標を倍率通
りに変える以外に楕円や楕円弧については縦、横の比率
を倍率通りに設定すればよい。

このように座標設定と直線、円、円弧、楕円、楕円弧を
要素とするキャラクタジェネレータを作ることによって
ドツトの白、黒の濃淡のむら、すなわちブロッキーの少
ない見易い拡大文字をドツト印字することができる。ま
たＣＲＴコントローラとしてＡＣＲＴＣを使用すること
が可能となるので高速印字ができるようになる。

なお、前記実施例ではＣＲＴコントローラとしてＡＣＲ
ＴＣを゛使用したが必ずしもこれに限定されるものでな
いのは勿論である。

［発明の効果］ 以上詳述したようにこの発明によれば、見易い拡大文字
を印字できるドツトプリンタを提供できるものである。

【図面の簡単な説明】

第１図〜第３図はこの発明の実施例を示すもので、第１
図はブロック図、第２図は標準文字の印字例を示す図、
第３図は拡大文字の印字例を示す部分図、第４図及び第
５図は従来例を示すもので、第４図は標準文字の印字例
を示す図、第５図は拡大文字の印字例を示す部分図であ
る。 ４・・・マイクロプロセッサ、５・・・システムメモリ
、７・・・ＣＲＴコントローラ、１１・・・ドッ、ト印
字部。 出願人代理人　弁理士　鈴江武彦 第２図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 座標設定値と直線、円、円弧、楕円、楕円弧を要素とす
   るキャラクタジェネレータを設け、印字データを前記キ
   ャラクタジェネレータでドットパターンデータに変換し
   てドット印字出力することを特徴とするドットプリンタ
   。