JP3156294B2 - データ処理装置 - Google Patents
データ処理装置Info
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- JP3156294B2 JP3156294B2 JP24756591A JP24756591A JP3156294B2 JP 3156294 B2 JP3156294 B2 JP 3156294B2 JP 24756591 A JP24756591 A JP 24756591A JP 24756591 A JP24756591 A JP 24756591A JP 3156294 B2 JP3156294 B2 JP 3156294B2
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- Japan
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、文書中の指定した位置
に、指定したパターンの罫線を描画し、ＣＲＴ等の表示
装置や、プリンタ等の印字装置に出力することができる
デスクトップパブリッシング（以下、ＤＴＰという）等
のデータ処理装置に関するものである。
に、指定したパターンの罫線を描画し、ＣＲＴ等の表示
装置や、プリンタ等の印字装置に出力することができる
デスクトップパブリッシング（以下、ＤＴＰという）等
のデータ処理装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】近年、ＤＴＰ等のデータ処理装置におい
て、編集機能の多彩性とともに、出力結果の高品質化が
求められている。
て、編集機能の多彩性とともに、出力結果の高品質化が
求められている。
【０００３】従来のデータ処理装置において、波線の罫
線を描画する場合には、図５に示すように、所定のドッ
トサイズ構成のドットパターンを記憶しておき、このパ
ターンを指定された罫線の長さに応じて繰り返し使用す
ることによって、所望の長さの波線の罫線が得られる。
この罫線の描画の基準は、図５中で一点鎖線で示す部分
であり、始点と終点を指定すると、両点を結ぶ直線とこ
の基準が一致するように、波線のドットパターンが繰り
返される。
線を描画する場合には、図５に示すように、所定のドッ
トサイズ構成のドットパターンを記憶しておき、このパ
ターンを指定された罫線の長さに応じて繰り返し使用す
ることによって、所望の長さの波線の罫線が得られる。
この罫線の描画の基準は、図５中で一点鎖線で示す部分
であり、始点と終点を指定すると、両点を結ぶ直線とこ
の基準が一致するように、波線のドットパターンが繰り
返される。
【０００４】このため、始点においては、波線のドット
パターンを図５のように設定すれば、波線の始点と指定
した位置が一致するが、終点の場合は、線の長さによっ
ては、必ずしも指定した点とは一致しない。
パターンを図５のように設定すれば、波線の始点と指定
した位置が一致するが、終点の場合は、線の長さによっ
ては、必ずしも指定した点とは一致しない。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来のデータ
処理装置においては、波線を用いて枠（つまり矩形）を
作成すると、波線の開始点又は、終了点が指定した点と
一致しないため、図６に示すように、枠の隅がきちんと
そろわず、きれいな枠を作成できないという問題点を有
していた。
処理装置においては、波線を用いて枠（つまり矩形）を
作成すると、波線の開始点又は、終了点が指定した点と
一致しないため、図６に示すように、枠の隅がきちんと
そろわず、きれいな枠を作成できないという問題点を有
していた。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記した問題
点を解決するために、枠の線パターンを表す関数を記憶
する記憶手段と、枠を可視出力する出力手段と、枠の位
置情報を入力する入力手段と、入力手段により入力され
た位置情報に基づいて前記記憶手段に記憶された関数を
読みだし、枠の各辺を表す関数を生成する生成手段と、
生成手段によって生成された関数に基づいて、各辺の交
点を算出する交点算出手段と、交点算出手段によって算
出された交点を端点として、前記生成手段によって生成
された関数に基づく罫線を、前記出力手段に出力する手
段とを有する。
点を解決するために、枠の線パターンを表す関数を記憶
する記憶手段と、枠を可視出力する出力手段と、枠の位
置情報を入力する入力手段と、入力手段により入力され
た位置情報に基づいて前記記憶手段に記憶された関数を
読みだし、枠の各辺を表す関数を生成する生成手段と、
生成手段によって生成された関数に基づいて、各辺の交
点を算出する交点算出手段と、交点算出手段によって算
出された交点を端点として、前記生成手段によって生成
された関数に基づく罫線を、前記出力手段に出力する手
段とを有する。
【０００７】
【作用】本発明は、上記した手段により、隅がそろった
きれいな枠を作成できる。
きれいな枠を作成できる。
【０００８】
【実施例】以下、本発明に係わる実施例について、図面
を用いて説明する。
を用いて説明する。
【０００９】図１は、本発明の第１の実施例におけるデ
ータ処理装置のブロック図であって、１は装置の制御及
びデータ処理を行う中央演算処理装置（以下、ＣＰＵと
いう）、２はデータを読みだし及び書き込み可能に記憶
するランダムアクセスメモリ（以下、ＲＡＭという）、
３はデータの入力を行うキーボード及びマウス等の入力
手段、４はデータの表示を行う陰極線管表示装置（以
下、ＣＲＴという）、５はデータを印字出力するプリン
タである。２−１は、辺パターン記憶領域で、指定され
た位置に波線の矩形を描画するための各辺の線パターン
を記憶する。２−２は、交点データ記憶領域で、辺パタ
ーン記憶領域２−１に記憶された辺パターンに基づいて
求められる各波線の交点を記憶する。
ータ処理装置のブロック図であって、１は装置の制御及
びデータ処理を行う中央演算処理装置（以下、ＣＰＵと
いう）、２はデータを読みだし及び書き込み可能に記憶
するランダムアクセスメモリ（以下、ＲＡＭという）、
３はデータの入力を行うキーボード及びマウス等の入力
手段、４はデータの表示を行う陰極線管表示装置（以
下、ＣＲＴという）、５はデータを印字出力するプリン
タである。２−１は、辺パターン記憶領域で、指定され
た位置に波線の矩形を描画するための各辺の線パターン
を記憶する。２−２は、交点データ記憶領域で、辺パタ
ーン記憶領域２−１に記憶された辺パターンに基づいて
求められる各波線の交点を記憶する。
【００１０】以上のように記憶された本実施例のデータ
処理装置について、以下、その動作を図２のフローチャ
ートを用いて説明する。
処理装置について、以下、その動作を図２のフローチャ
ートを用いて説明する。
【００１１】先ず、入力手段３によって、図３に示すよ
うに、作成される矩形の左上隅と右下隅の座標が指定さ
れると、ＣＰＵ１はこれらの座標を取得し（ｓ２０）、
これらの座標に基づいて矩形の４辺を表す関数を作成し
て辺パターン記憶領域２−１に記憶させる（ｓ２１）。
次に、ＣＰＵ１は、４辺を表す辺パターンを基に波線の
４辺の交点を求め、交点データ記憶領域２−２に記憶さ
せる。交点が求まると、ＣＰＵ１は、各辺に対応する辺
パターンの関数を辺パターン記憶領域２−１から呼び出
し、交点データ記憶領域２−２に記憶された交点データ
に基づいて、ＣＲＴ４又はプリンタ５に波線を出力する
（ｓ２３）。例えば、図３に示すように、指定された点
を（ｘ１，ｙ１）と（ｘ２，ｙ２）とすると、各辺に対
して、 Ａ：ｙ＝ｓｉｎ（ｘ）＋ｙ１ Ｃ：ｙ＝ｓｉｎ（ｘ）＋ｙ２ Ｂ：ｘ＝ｓｉｎ（ｙ）＋ｘ２ Ｄ：ｘ＝ｓｉｎ（ｙ）＋ｘ１ という、波線を表す関数が作成される。これらの交点を
図４に示すように、（Ｘ１，Ｙ１）、（Ｘ２，Ｙ２）、
（Ｘ３，Ｙ３）、（Ｘ４，Ｙ４）とすると、ＣＰＵ１は
上記した各辺を表す関数において、 Ａの場合はｘをＸ１からＸ２へ Ｃの場合はｘをＸ４からＸ３へ Ｂの場合はｙをＹ２からＹ３へ Ｄの場合はｙをＹ１からＹ４へ とそれぞれ変化させて、波線を発生させる。
うに、作成される矩形の左上隅と右下隅の座標が指定さ
れると、ＣＰＵ１はこれらの座標を取得し（ｓ２０）、
これらの座標に基づいて矩形の４辺を表す関数を作成し
て辺パターン記憶領域２−１に記憶させる（ｓ２１）。
次に、ＣＰＵ１は、４辺を表す辺パターンを基に波線の
４辺の交点を求め、交点データ記憶領域２−２に記憶さ
せる。交点が求まると、ＣＰＵ１は、各辺に対応する辺
パターンの関数を辺パターン記憶領域２−１から呼び出
し、交点データ記憶領域２−２に記憶された交点データ
に基づいて、ＣＲＴ４又はプリンタ５に波線を出力する
（ｓ２３）。例えば、図３に示すように、指定された点
を（ｘ１，ｙ１）と（ｘ２，ｙ２）とすると、各辺に対
して、 Ａ：ｙ＝ｓｉｎ（ｘ）＋ｙ１ Ｃ：ｙ＝ｓｉｎ（ｘ）＋ｙ２ Ｂ：ｘ＝ｓｉｎ（ｙ）＋ｘ２ Ｄ：ｘ＝ｓｉｎ（ｙ）＋ｘ１ という、波線を表す関数が作成される。これらの交点を
図４に示すように、（Ｘ１，Ｙ１）、（Ｘ２，Ｙ２）、
（Ｘ３，Ｙ３）、（Ｘ４，Ｙ４）とすると、ＣＰＵ１は
上記した各辺を表す関数において、 Ａの場合はｘをＸ１からＸ２へ Ｃの場合はｘをＸ４からＸ３へ Ｂの場合はｙをＹ２からＹ３へ Ｄの場合はｙをＹ１からＹ４へ とそれぞれ変化させて、波線を発生させる。
【００１２】以上のように本実施例では、波線パターン
を関数で記憶しておくため、指定された枠の４辺の始点
・終点をもとに、実際に波線が交わる点を簡単に求める
ことができ、それらの交点を端点として、枠の４片がき
ちんと揃った、きれいな枠を波線で描くことができる。
を関数で記憶しておくため、指定された枠の４辺の始点
・終点をもとに、実際に波線が交わる点を簡単に求める
ことができ、それらの交点を端点として、枠の４片がき
ちんと揃った、きれいな枠を波線で描くことができる。
【００１３】尚、波線パターンは必ずしもｓｉｎ関数で
なくとも、例えばｃｏｓ関数でもよい。また、波線以外
の線パターンも関数で表せば、同様の効果を得られるこ
とは明らかである。
なくとも、例えばｃｏｓ関数でもよい。また、波線以外
の線パターンも関数で表せば、同様の効果を得られるこ
とは明らかである。
【００１４】
【発明の効果】本発明は、枠の線パターンを関数で表
し、その関数を用いて枠を描画するため、枠の４辺が頂
点できちんと揃った、きれいな枠を描画することができ
るという優れたデータ処理装置を提供するものである。
し、その関数を用いて枠を描画するため、枠の４辺が頂
点できちんと揃った、きれいな枠を描画することができ
るという優れたデータ処理装置を提供するものである。
【図１】本発明の一実施例におけるデータ処理装置のブ
ロック図
ロック図
【図２】同データ処理装置の動作を表すフローチャート
【図３】同データ処理装置において、枠の位置情報指定
方法を示す模式図
方法を示す模式図
【図４】同データ処理装置において、波線による枠を作
成する場合の模式図
成する場合の模式図
【図５】従来のデータ処理装置において、波線の描画に
用いられるドットパターンを示す図
用いられるドットパターンを示す図
【図６】同データ処理装置によって、波線の枠を作成し
た場合の表示例を示す図
た場合の表示例を示す図
１ 中央演算処理装置 ２ ランダムアクセスメモリ ３ 入力手段 ４ 陰極線管表示装置 ５ プリンタ
Claims (1)
- 【請求項１】枠の線パターンを表す関数を記憶する記憶
手段と、枠を可視出力する出力手段と、前記枠の位置情
報を入力する入力手段と、前記入力手段により入力され
た位置情報に基づいて、前記記憶手段に記憶された関数
を読みだし、枠の各辺を表す関数を生成する生成手段
と、前記生成手段によって生成された関数に基づいて、
各辺の交点を算出する交点算出手段と、前記交点算出手
段によって算出された交点を端点として、前記生成手段
によって生成された関数に基づく罫線を、前記出力手段
に出力する手段とを有することを特徴とするデータ処理
装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24756591A JP3156294B2 (ja) | 1991-09-26 | 1991-09-26 | データ処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24756591A JP3156294B2 (ja) | 1991-09-26 | 1991-09-26 | データ処理装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0589107A JPH0589107A (ja) | 1993-04-09 |
| JP3156294B2 true JP3156294B2 (ja) | 2001-04-16 |
Family
ID=17165387
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP24756591A Expired - Fee Related JP3156294B2 (ja) | 1991-09-26 | 1991-09-26 | データ処理装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3156294B2 (ja) |
-
1991
- 1991-09-26 JP JP24756591A patent/JP3156294B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0589107A (ja) | 1993-04-09 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |