JPS6325674Y2 - - Google Patents

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JPS6325674Y2
JPS6325674Y2 JP1788883U JP1788883U JPS6325674Y2 JP S6325674 Y2 JPS6325674 Y2 JP S6325674Y2 JP 1788883 U JP1788883 U JP 1788883U JP 1788883 U JP1788883 U JP 1788883U JP S6325674 Y2 JPS6325674 Y2 JP S6325674Y2
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JP
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spiral
connecting portion
steering wheel
column
pad
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JP1788883U
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JPS59123985U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はラジオ、ターンシグナル、ヘツドライ
ト、定速走行装置、プツシユホーン等のスイツ
チ、又はエアコン制御スイツチ等のコントロール
スイツチ、その他のエレクトロニクスをパツドに
組込んだ乗物用ステアリングにおいて、前記スイ
ツチ等に接続され、ボデイ側へ延出される信号伝
達用の継電ケーブルに関するものである。
本考案の目的は耐久性に富み、しかもステアリ
ングへの組付け性も向上し得るようにしたステア
リング用継電ケーブルを提供することにある。
以下本考案を具体化した一実施例を図面につい
て説明する。
1は自動車のボデイ(図示しない)に設けられ
たコラム、2は同コラム1内を回動可能に貫通す
るステアリングシヤフトであつて、その端部には
ボスプレート3がナツト4により固着されてい
る。3aはボスプレート3の中央部寄り位置に透
設された貫通孔である。5はステアリングホイー
ルSの操作を行なうリング部であつて、スポーク
部6を介して前記ボスプレート3に取付けられて
いる。
7は合成樹脂等よりなるコラム側太陽歯車であ
つて、その中心を前記ステアリングシヤフト2が
遊嵌するようにボルト8によつてコラム1の端面
に固定されている。そして、コラム側太陽歯車7
のパツド側面には環状の溝Aが凹設されている。
9はボスプレート3中心の突出部10に対して
回動可能に取着されたパツドであつて、その背部
中央から突設した筒状の取付部9aが突出部10
外周に嵌着され、ナツト4により位置規制されて
いる。同パツド9にはラジオ、ターンシグナル、
ヘツドライト、定速走行装置、プツシユホーン等
のスイツチ11が装着されている。
12は前記コラム側太陽歯車7と同じく合成樹
脂等よりなるパツド側太陽歯車であつて、パツド
9の背部に固着され、そのコラム側面には環状の
溝Bを形成するように長孔状の凹部12aが形成
されている。そして、同太陽歯車12は前記コラ
ム側太陽歯車7と同一歯数を有している。
13はボスプレート3に対し軸受部材13aを
介して回動可能に貫通された一対の遊星シヤフト
であつて、合成樹脂等より形成されて互いに同一
歯数を有し、各両端には前記コラム側太陽歯車7
及びパツド側太陽歯車12にそれぞれ噛合される
遊星歯車14が止着されている。
従つて、ボスプレート3の回動に伴つて、各遊
星歯車14はコラム側太陽歯車7及びパツド側太
陽歯車12の周りを同一周期で公転するようにな
つており、パツド側太陽歯車12とパツド9はコ
ラム1に固定されたコラム側太陽歯車7と同様、
コラム1に対して相対回動することがなく静止す
るようになつている。
15はパツド9内に収納固定され、前記スイツ
チ11に接続される基板である。
16は同基板15に対し一端が接続されたリボ
ン状をなす本考案のフレキシブルケーブル、16
aはその複数本の電線である。同フレキシブルケ
ーブル16はパツド9の背部を貫通して環状の溝
B内で斜状に折返されており、その後内方へ向か
う時計回り巻で複数回緩く巻回されて第1のスパ
イラル部17が形成されている。そして、同フレ
キシブルケーブル16は前記スパイラル部17の
最内周側の端部で斜状に折返されて、ボスプレー
ト3の貫通孔3aを貫通する連結部18を介して
コラム側太陽歯車7の環状の溝A内に導入され
る。
ケーブル16は、さらに前記溝A内で連結部1
8端部が斜状に折返されており、その後外方へ向
かう反時計回り巻で複数回緩く巻回されて第2の
スパイラル部19が形成されている。次いで、フ
レキシブルケーブル16は最外周側のスパイラル
部19の端部で斜状に折返され、コラム側太陽歯
車7の背部及びコラム1の端部を介してコラム1
内に挿通されラジオ、ターンシグナル、ヘツドラ
イト、定速走行装置、プツシユホーン等の装置に
接続されている。
すなわち、このフレキシブルケーブル16はボ
スプレート3が回動された際に、同ボスプレート
3の貫通孔3aに挿通されて連結部18がボスプ
レート3とともに回動しても、ボスプレート3の
回動と干渉することがないように、フレキシブル
ケーブル16の第1のスパイラル部17及び第2
のスパイラル部19に十分な長さと緩い巻が与え
られているのである。
又、このフレキシブルケーブル16は第4図に
示すように、導電性の箔やメツキよりなる複数本
の電線16aを2枚の樹脂フイルム16b間に挾
着して形成されている。樹脂フイルム16bとし
てはポリエステルフイルム、塩化ビニルフイル
ム、ポリイミドフイルム等が用いられる。又、同
ケーブル16の両スパイラル部17,19はいず
れもステアリングへの組付け前に予め、自然状態
でスパイラル状となるよう巻回形成されており、
このような巻回状態でステアリングに組付けられ
るようになつている。
次に、前記フレキシブルケーブル16の連結部
18に止着されてボスプレート3の貫通孔3aに
挿通される保護ケース20について説明する。
この保護ケース20は剛性、耐摩耗性を有する
ポリプロピレン等の合成樹脂等から形成され、一
対の保護板21A,21Bが対応する一側部に設
けたヒンジ部22を介して互いに連結されるとと
もに、同ヒンジ部22により互いに折畳み可能に
なつている。そして、同保護板21A,21Bは
互いに折畳んだ際にフレキシブルケーブル16の
連結部18をその長手方向に沿つて挾着状に覆う
ようになつている。
第5図に示すように一方の保護板21Aの他側
部からは肉薄の係止板部23が突出され、若干の
弾性を有するようになつている。他方の保護板2
1Bの他側部には、前記係止板部23と係合可能
にした断面円弧状の係止部24が弾性を有するよ
うに形成されている。同係止部24は保護板21
A,21Bを互いに折畳んだ際に係止板部23が
その外面に一旦係合するが、若干強く押すと係止
部24の弾性に抗して同係止部24内に係入し、
係止部24内面と係合し得るようになつている。
前記保護板21Aの両端部は、フレキシブルケ
ーブル16の連結部18とスパイラル部17,1
9との折返し部に対応して斜状に形成され、その
外面側周縁に沿つて所定の曲率半径を有する円柱
状のガイド部としてのガイド突起25が形成され
ている。そして、同保護板21Aの両端部におい
て係止板部23側の側部からは長手方向に延びる
抜け止め突片26が形成されている。
又、他方の保護板21Bの両端部は前記保護板
21Aの両端部と対応して斜状に形成され、両保
護板21A,21Bを折畳んだ際に、前記保護板
21Aのガイド突起25に沿うように湾曲された
ガイド部としてのガイド湾曲部27が突出されて
いる。
この保護ケース20をフレキシブルケーブル1
6に取着するには、フレキシブルケーブル16の
連結部18を第5図に示す互いに開いた保護板2
1A,21B間に係入した後、両保護板21A,
21Bを互いに折畳む。このとき、保護板21A
の係止板部23は係止部24の外面に一旦係合す
るが、若干強く押すと係止部24の弾性に抗して
係止部24内に係入し、同係止部24内面と係合
するため、保護板21A,21Bは互いに開くこ
とはなく確実に連結部18を挾着して覆う。
又、この状態においてフレキシブルケーブル1
6の連結部18と第1,第2のスパイラル部1
7,19との折返し部は、第7,8図に示すよう
にガイド湾曲部27と所定の曲率半径を有するガ
イド突起25にガイドされて折返される。従つ
て、この折返し部は曲げ過ぎが防止されるように
なつている。
この挾着状態(折畳み状態)でボスプレート3
の貫通孔3aに対し保護ケース20は挿通可能と
なつている。
さて、第1図の状態でステアリングホイールS
をいずれかの方向へ回動操作すると、スポーク部
6を介してボスプレート3が回動され、それによ
つてステアリングシヤフト2も同方向に回動され
る。ボスプレート3の回動により、同プレート3
に止着された各遊星歯車12はそれぞれコラム側
太陽歯車7及びパツド側太陽歯車12の周囲を同
一周期で公転する。このとき、パツド側太陽歯車
12及びパツド9はコラム1に対して相対回動す
ることがなく静止状態となつている。
一方、ボスプレート3の貫通孔3aに挿通され
たフレキシブルケーブル16の連結部18は、回
動するボスプレート3によつて同プレート3と同
方向に回動されるが、その両端に配置した第1及
び第2のスパイラル部17,19によりその回動
が干渉されることはない。すなわち、連結部18
が回動されたときには、その両端がスパイラル部
17,19内においてこれらを拡径する方向ある
いは縮径する方向へ回動されるだけであるため、
この回動が規制されることはないのである。
ところで、前記実施例のフレキシブルケーブル
16は予め両スパイラル部17,19が形成され
た状態で、ステアリングに組付けられるようにな
つている。従つてこのフレキシブルケーブル16
は、直線状に延びたケーブルを緩やかに巻いてス
パイラル部17,19を形成しながらステアリン
グへ組付ける場合と比較して、ステアリングへの
組付け作業を容易に行なうことができる。
又、同フレキシブルケーブル16は前記のよう
に自然状態で既にスパイラル状となつているの
で、ステアリングへの組付け時に初めてスパイラ
ル部を形成した場合とは異なり、ステアリングホ
イールSを回転しない状態ではスパイラル部1
7,19にテンシヨンがかかつていない。しか
も、ステアリングホイールSの回転操作に伴つて
スパイラル部17,19がさらに縮径された場合
でも、このスパイラル部17,19は、ステアリ
ングへの組付け時に初めて形成したスパイラル部
と比較してかかるテンシヨンが小さくなる。
従つて、このスパイラル部17,19の耐久性
ひいてはフレキシブルケーブル16全体の耐久性
は向上されることになる。
なお、連結部18を覆う保護ケース20は、同
連結部18をボスプレート3に接触させないた
め、連結部18の摩耗が防止される。さらに、保
護ケース20は連結部18の両端の折返し部をガ
イド突起25とガイド湾曲部27とにより所定の
曲率半径を有するようにして折曲げているため、
同折返し部に生じ易い断線が防止される。
前記のフレキシブルケーブル16にスパイラル
部17,19を予め形成するには、まず、第4図
に示すように真直に延びたケーブル16全体を第
10図a,bに示すように円柱状をなす心棒28
上に巻付ける。そして、この状態のまま樹脂フイ
ルム16bが軟化する雰囲気温度下、すなわちポ
リエステルフイルムで150゜〜200℃、塩化ビニル
フイルム80゜〜120℃、ポリイミドフイルムで250゜
〜350℃に10〜60分間程放置し、冷却後前記心棒
28を抜き出せばよい。このようにすると、第1
1図に示すように全体がスパイラル状に巻かれた
フレキシブルケーブル16ができ上がり、スパイ
ラル状が自然状態となる。従つて、このケーブル
16は一部をそのまま第1及び第2のスパイラル
部17,19として使用し、他の部分を真直に引
き延ばすようにしてステアリングに組込む。
なお、このケーブル16は最初から両スパイラ
ル部17,19に相当する部分のみを前記のよう
にして加熱して巻回形成してもよい。
前記実施例では2枚の樹脂フイルム16b間に
電線16aを挾んでフレキシブルケーブル16を
形成したが、このケーブル16は単に樹脂フイル
ム16bの表面及び/又は裏面に電線16aを配
したり、複数枚重ねた樹脂フイルム16bの間に
複数本の電線16aを挾み込むようにして形成し
てもよい。
又、本考案のケーブルは必ずしも前記のフレキ
シブルケーブル16とする必要はなく、フラツト
ケーブルとしてもよい。
以上詳述したように本考案はラジオ、ターンシ
グナル、ヘツドライト等のスイツチ信号をステア
リングホイールのパツド9側とコラム1側との間
で伝達し得るよう連結部18の両端に一対のスパ
イラル部17,19を形成し、前記の連結部18
をボスプレート3に貫挿するとともに、両スパイ
ラル部17,19をそれぞれパツド9側及びコラ
ム1側に位置させ、両スパイラル部17,19の
うち少なくとも一方をステアリングへの組付け前
に、自然状態がスパイラル状となるように予め巻
回形成しておくようにしたことにより、ステアリ
ングへの組付け性を向上させることができ、しか
も十分な耐久性を確保することができる効果を奏
するのでステアリング用継電ケーブルとして実用
上好ましい考案である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案を具体化した継電ケーブルをス
テアリングに組込んだ状態で示す一部破断正面
図、第2図はフレキシブルケーブルのみの斜視
図、第3図は同じくフレキシブルケーブルの連結
部の斜視図、第4図はフレキシブルケーブルの一
部拡大断面図、第5図は保護ケースの開いた状態
の斜視図、第6図は保護ケースの折畳んだ状態の
斜視図、第7図はケーブルに保護ケースを取付け
た正面図、第8図は第7図のA−A断面図、第9
図は同じくB−B断面図、第10図aはフレキシ
ブルケーブルにスパイラル部を形成する方法を示
す斜視図、bはその中心部の拡大断面図、第11
図はフレキシブルケーブルをスパイラル状に巻い
た状態を示す斜視図である。 コラム1、ボスプレート3、パツド9、第1の
スパイラル部17、連結部18、第2のスパイラ
ル部19。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 ラジオ、ターンシグナル、ヘツドライト等の
    スイツチ信号をステアリングホイールのパツド
    9側とコラム1側との間で伝達し得るよう連結
    部18の両端に一対のスパイラル部17,19
    を形成し、前記連結部18をボスプレート3に
    貫挿するとともに、両スパイラル部17,19
    をそれぞれパツド9側及びコラム1側に位置さ
    せ、両スパイラル部17,19のうち少なくと
    も一方をステアリングへの組付け前に、自然状
    態がスパイラル状となるよう予め巻回形成して
    おくようにしたことを特徴とするステアリング
    用継電ケーブル。 2 連結部18及び両スパイラル部17,19は
    導電材料よりなる電線16aを少なくとも2枚
    の樹脂フイルム16b間に挾着して形成されて
    いることを特徴とする実用新案登録請求の範囲
    第1項記載のステアリング用継電ケーブル。 3 連結部18及び両スパイラル部17,19は
    樹脂フイルム16bの表面及び/又は裏面に電
    線16aを配して形成されていることを特徴と
    する実用新案登録請求の範囲第1項記載のステ
    アリング用継電ケーブル。 4 樹脂フイルム16bはポリエステルフイル
    ム、塩化ビニルフイルム、ポリイミドフイルム
    等であることを特徴とする実用新案登録請求の
    範囲第2又は3項記載のステアリング用継電ケ
    ーブル。
JP1788883U 1983-02-09 1983-02-09 ステアリング用継電ケ−ブル Granted JPS59123985U (ja)

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JP1788883U JPS59123985U (ja) 1983-02-09 1983-02-09 ステアリング用継電ケ−ブル

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JPS59123985U JPS59123985U (ja) 1984-08-21
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