JP3378165B2 - 相対回転部材間継電装置 - Google Patents

相対回転部材間継電装置

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JP3378165B2 JP05793997A JP5793997A JP3378165B2 JP 3378165 B2 JP3378165 B2 JP 3378165B2 JP 05793997 A JP05793997 A JP 05793997A JP 5793997 A JP5793997 A JP 5793997A JP 3378165 B2 JP3378165 B2 JP 3378165B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、相対的に回転す
る2部材間の電気的な接続を、ケーブルを介して行う相
対回転部材間継電装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の相対回転部材間継電装置として
は、例えば図5に示すものが知られている。この相対回
転部材間継電装置1は、内側円筒部110を有する回転
体(第1の回転体)11と、内側円筒部110を囲むよ
うにして相対的に回転する外側円筒部120を有する固
定体(第2の回転体)12と、内側円筒部110と外側
円筒部120とをつなぐように接続されたフレキシブル
フラットケーブル(ケーブル)13とを備えている。な
お、フレキシブルフラットケーブル13を、以下「ケー
ブル(13)」と略称する。
【0003】固定体12は、下側固定体12Aと、上側
固定体12Bとに分かれている。下側固定体12Aは、
底板121と、下側円筒部120aとを備えた構成にな
っている。上側固定体12Bは、天板122と、上側円
筒部120bとを備えた構成になっている。下側円筒部
120aと上側円筒部120bとは、それぞれの上端部
及び下端部を所定量嵌合させることにより、かつ外周部
に設けた図示しない連結手段によって連結されており、
上記外側円筒部120となっている。また、天板122
の軸心部には円形の貫通孔122aが形成されている。
【0004】内側円筒部110には、その軸方向の一端
部110aに、この一端部110aから半径方向外側に
円板状に広がるアッパカバー14が固定されるようにな
っている。すなわち、回転体11とアッパカバー14と
は、天板122の貫通孔122aを介して、タッピンネ
ジ15によって連結されている。したがって、回転体1
1とアッパカバー14とは、天板122を挟んで一緒に
回転するようになっている。ただし、天板122は、固
定体12として設けられたものであり、回転体11及び
アッパカバー14と一緒に回転することはない。
【0005】ケーブル13は、その一端側13aが内側
円筒部110内に入って、貫通孔122aを通り、アッ
パカバー14上のブラケット14aに保持手段16を介
して固定されるようになっている。また、ケーブル13
の他端側13bは、外側円筒部120のブラケット12
0cに保持手段17を介して固定されるようになってい
る。
【0006】また、底板120a上には、キャリア19
が摺動自在に設けられている。このキャリア19は、ケ
ーブル13を反転させながら、自らも回転移動するよう
になっている。ただし、キャリア19については、備え
ているものと、備えていないものとがある。
【0007】そして、図6及び図7は、キャリア19を
備えていない相対回転部材間継電装置1を示した図であ
る。この相対回転部材間継電装置1においては、図6の
ようにケーブル13が内側円筒部110の外周に全て巻
き取られた状態から、図7のようにケーブル13が外側
円筒部120の内周に全て巻き戻される状態まで、内側
円筒部110と外側円筒部120との相対回転が可能で
ある。
【0008】キャリア19を備えていない相対回転部材
間継電装置1において、外側円筒部120に対して内側
円筒部110が回転し得る最大の回転数N1は、図6の
ように内側円筒部110の外周に巻き付けることができ
る最大の巻数Sと、図7のように外側円筒部120の内
周に巻き付けることができる最大の巻数Tとの差で表さ
れる。すなわち、N1=S−Tとなる。
【0009】一方、図8及び図9は、キャリア19を備
えた相対回転部材間継電装置1を示した図である。ただ
し、これらの図において、キャリア19の図示を省略し
ている。この相対回転部材間継電装置1においては、図
8のようにケーブル13を内側円筒部110に全て巻き
取った状態から、内側円筒部110を巻き戻す方向に回
転すると、ケーブル13が内側円筒部110から反転し
ながら外側円筒部120の内周に巻き戻され、最終的に
は図9のようにケーブル13が全て外側円筒部120の
内周に巻き戻された状態になる。
【0010】キャリア19を備えた相対回転部材間継電
装置1において、外側円筒部120に対して内側円筒部
110が回転し得る最大の回転数N2は、図8のように
内側円筒部110の外周に巻き付けることができる最大
の巻数Sと、図9のように外側円筒部120の内周に巻
き付けることができる最大の巻数Tとの和で表せる。す
なわち、N2=S+Tとなる。
【0011】仮に内側円筒部110の外周径D1=50
mm、外側円筒部120の内周径D2=100mm、回
転数N1、N2=5とした場合には、キャリア19がな
い場合のケーブル13の長さが約1850mmになるの
に対して、キャリア19がある場合のケーブル13の長
さが約530mmになる。したがって、キャリア19を
設けることによって、ケーブル13の長さを短縮するこ
とができる利点がある。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】この発明の課題は、ケ
ーブルの長さをさらに短縮することのできる相対回転部
材間継電装置を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記課題を達成するため
に、請求項1に係る発明は、内側円筒部を有する第1の
回転体と、前記内側円筒部を囲むようにして相対的に回
転する外側円筒部を有する第2の回転体と、前記内側円
筒部と外側円筒部とをつなぐように接続されたケーブル
とを備えた相対回転部材間継電装置であって、前記内側
円筒部の外側を囲むようにC型壁部を設けてなり、この
C型壁部は、内側円筒部と外側円筒部との間でのケーブ
ルの移動を可能にする開口部を有し、かつ第2の回転体
に固定されていることを特徴としている。
【0014】請求項2に係る発明は、請求項1に係る発
明において、C型壁部の開口部は、外側円筒部における
ケーブルの引出部に対向するように配置されていること
を特徴としている。
【0015】請求項3に係る発明は、請求項1又は請求
項2に係る発明において、C型壁部には、このC型壁部
の内のケーブルに円滑に接触するローラが複数設けられ
ていることを特徴としている。
【0016】請求項4に係る発明は、請求項1、請求項
2又は請求項3に係る発明において、内側円筒部及び外
側円筒部におけるケーブルの引出部は、左右の壁部に滑
らかに連続する曲面によって形成されていることを特徴
としている。
【0017】そして、上記のように構成された請求項1
に係る発明においては、例えば第1の回転体を反時計方
向に回転することによって、ケーブルが全て内側円筒部
の外周に巻き取られた状態になっていたとする。この状
態から第1の回転体を時計方向に回転すると、ケーブル
が内側円筒部から時計方向に押し出されるのに対して、
そのケーブルの端部が外側円筒部におけるケーブルの引
出部に保持されているため、内側円筒部から押し出され
たケーブルは反転しながら外側円筒部の内周に沿って巻
き戻されてゆく。この際、ケーブルの反転部が円弧状に
湾曲するので、このケーブルはC型壁部の開口部の縁を
容易に乗り越えて、同C型壁部の外側に移動する。
【0018】そして、ついには全てのケーブルが内側円
筒部の外周から外側円筒部内壁とC型壁部外壁との空間
に収納される。
【0019】第1の回転体をさらに時計方向に回転させ
ると、ケーブルは内側円筒部の外周に巻き取られる。最
終的にケーブルは内側円筒部の外周にすべて巻き取られ
る。このため、内側円筒部の外周にケーブルを巻き付け
ることができる最大の巻数をnとすると、総回転数はn
+nとなる。
【0020】したがって、従来のキャリアを有するもの
以上に、相対回転の範囲を広げることができる。すなわ
ち、ケーブルの長さを短縮することができる。
【0021】請求項2に係る発明においては、C型壁部
の開口部が外側円筒部におけるケーブルの引出部に対向
するように配置されているから、ケーブルの反転及びそ
の解除を円滑に行うことができる。また、例えば全ての
ケーブルを内側円筒部のみに巻き取った状態において、
外側円筒部におけるケーブルの引出部と、C型壁部の開
口部の縁との間に残るようなケーブルがなくなる。した
がって、ケーブルの長さを短縮することができる。
【0022】請求項3に係る発明においては、C型壁部
にローラが設けられているから、ケーブルの移動が円滑
になり、ケーブル自体の座屈を防止する上で有利である
とともに、第1の回転体と第2の回転体との相対回転の
抵抗を低減することができる。
【0023】請求項4に係る発明においては、内側円筒
部及び外側円筒部におけるケーブルの引出部が左右の壁
部に滑らかに連続する曲面によって構成されているか
ら、各引出部におけるケーブルの耐久性の向上を図るこ
とができる。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を実
施例に基づき図1〜図4を参照して説明する。ただし、
図5〜図9に示す従来例の構成要素と共通する要素には
同一の符号を付し、その説明を省略する。
【0025】この実施例で示す相対回転部材間継電装置
1は、図1〜図4に示すように、内側円筒部110の外
側を囲むようにC型壁部18を備えている。このC型壁
部18は、内側円筒部110と外側円筒部120との間
でのケーブル13の移動を可能にする開口部18aを有
し、かつ固定体12の底板121に固定されている。そ
して、開口部18aは、外側円筒部120におけるケー
ブル13の引出部120dに対向するように配置されて
いる。特に、開口部18aの周方向の中央が引出部12
0dの中央に一致するように対向している。さらに、開
口部18aの縁部上面18bは、先端に向かうにしたが
って下面(内側円筒部110側)に近付くように傾斜し
ている。
【0026】また、C型壁部18には、複数のアイドラ
(ローラ)180が回転自在に設けられている。これら
のアイドラ180は、C型壁部18の内に接触してくる
ケーブル13を円滑に案内するようになっている。
【0027】内側円筒部110及び外側円筒部120に
おけるケーブル13の引出部110b、120dは、こ
れらに隣接する左右の壁部に滑らかに連続する曲面によ
って形成されている。この実施例では、各引出部110
b、120dが左右に円弧状に形成されている。
【0028】上記のように構成された相対回転部材間継
電装置1においては、図1に示すように、回転体11を
反時計方向に回転することによって、ケーブル13が全
て内側円筒部110の外周に巻き取られた状態になって
いるとする。この状態から回転体11を時計方向に回転
すると、ケーブル13が内側円筒部110から時計方向
に押し出されるのに対して、そのケーブル13の端部が
外側円筒部120の引出部120dに保持されているた
め、内側円筒部110から押し出されたケーブル13は
反転しながら外側円筒部120の内周に沿って巻き戻さ
れてゆく。
【0029】この際、ケーブル13の反転部13cが円
弧状に湾曲するので、このケーブル13はC型壁部18
の開口部180の縁を容易に乗り越えて、同C型壁部1
8の外側に移動する。特に、開口部18aの縁部上面1
8bが先端に向かうにしたがって下面に近付くように傾
斜しているから、ケーブル13の反転部13cは極めて
容易に開口部180の縁を乗り越えることができる。
【0030】そして、図2に示すように、全てのケーブ
ル13が内側円筒部110の外周から、外側円筒部12
0内壁とC型壁部18外壁との空間に収納される。第1
の回転体11をさらに時計方向に回転させると、ケーブ
ル13は内側円筒部110の外周に巻き取られる。最終
的にケーブル13は内側円筒部110の外周にすべて巻
き取られる。この場合の総回転数はn+nとなる。
【0031】したがって、従来のキャリアを有するもの
以上に、相対回転の範囲を広げることができる。すなわ
ち、ケーブル13の長さを短縮することができる。
【0032】そして、外側円筒部120に対して内側円
筒部110が回転し得る最大の回転数N3は、図1のよ
うに内側円筒部110の外周にケーブル13を巻き付け
ることができる最大の巻数nと、図4の巻数nとの和に
なる、すなわちN3=n+nとなる。したがって、従来
のキャリアを有するものよりも回転数がn−mだけ増加
する。
【0033】また、従来例で示したごとく、内側円筒部
110の外周径D1=50mm、外側円筒部120の内
周径D2=100mm、C型壁部18におけるアイドラ
180の外回りの径D3=65mm、回転数N1、N
2、N3=5とした場合には、キャリアがない場合のケ
ーブル13の長さが約1850mmになり、キャリアが
ある場合のケーブル13の長さが約530mmになるの
に対して、この実施例の場合のケーブル13の長さは約
400mmになる。したがって、キャリアを有するもの
に比べて、ケーブル13の長さを約25パーセント短縮
することができる。
【0034】一方、上記相対回転部材間継電装置1にお
いては、C型壁部18の開口部18aが外側円筒部12
0の引出部120dに対向するように配置されているか
ら、ケーブル13の反転及びその解除を円滑に行うこと
ができる。また、例えば図1に示すように、全てのケー
ブル13を内側円筒部110のみに巻き取った状態にお
いて、外側円筒部120の引出部120dと、C型壁部
18の開口部18aの縁との間に残るようなケーブル1
3がなくなる。したがって、ケーブル13の長さを短縮
することができる。
【0035】また、C型壁部18にローラ180が設け
られているから、ケーブル13の移動が円滑になり、ケ
ーブル13自体の座屈を防止することができるととも
に、回転体11の回転の抵抗を低減することができる。
【0036】さらに、内側円筒部110及び外側円筒部
120における各引出部110b、120dが隣接する
左右の壁部に滑らかに連続する曲面によって構成されて
いるから、各引出部110b、120dにおけるケーブ
ル13の耐久性の向上を図ることができる。
【0037】そして、上記相対回転部材間継電装置1を
例えば自動車のステアリング部に設ける場合には、回転
体11をステアリングホイールに連結し、固定体12を
車体側のステアリングコラムに連結し、ケーブル13の
一端側をステアリングホイール側の配線に接続し、ケー
ブル13の他端側を車体側の配線に接続することにな
る。
【0038】
【発明の効果】請求項1に係る発明においては、例えば
第1の回転体を反時計方向に回転することによって、ケ
ーブルが全て内側円筒部の外周に巻き取られた状態にな
っていたとする。この状態から第1の回転体を時計方向
に回転すると、ケーブルが内側円筒部から時計方向に押
し出されるのに対して、そのケーブルの端部が外側円筒
部におけるケーブルの引出部に保持されているため、内
側円筒部から押し出されたケーブルは反転しながら外側
円筒部の内周に沿って巻き戻されてゆく。この際、ケー
ブルの反転部が円弧状に湾曲するので、このケーブルは
C型壁部の開口部の縁を容易に乗り越えて、同C型壁部
の外側に移動する。
【0039】そして、ついには全てのケーブルが内側円
筒部の外周から外側円筒部内壁とC型壁部外壁との空間
に収納される。
【0040】第1の回転体をさらに時計方向に回転させ
ると、ケーブルは内側円筒部の外周に巻き取られる。最
終的にケーブルは内側円筒部の外周にすべて巻き取られ
る。このため、内側円筒部の外周にケーブルを巻き付け
ることができる最大の巻数をnとすると、総回転数はn
+nとなる。
【0041】したがって、従来のキャリアを有するもの
以上に、相対回転の範囲を広げることができる。すなわ
ち、ケーブルの長さを短縮することができる。
【0042】請求項2に係る発明においては、C型壁部
の開口部が外側円筒部におけるケーブルの引出部に対向
するように配置されているから、ケーブルの反転及びそ
の解除を円滑に行うことができる。また、例えば全ての
ケーブルを内側円筒部のみに巻き取った状態において、
外側円筒部におけるケーブルの引出部と、C型壁部の開
口部の縁との間に残るようなケーブルがなくなる。した
がって、ケーブルの長さを短縮することができる。
【0043】請求項3に係る発明においては、C型壁部
にローラが設けられているから、ケーブルの移動が円滑
になり、ケーブル自体の座屈を防止する上で有利である
とともに、第1の回転体と第2の回転体との相対回転の
抵抗を低減することができる。
【0044】請求項4に係る発明においては、内側円筒
部及び外側円筒部におけるケーブルの引出部が左右の壁
部に滑らかに連続する曲面によって構成されているか
ら、各引出部におけるケーブルの耐久性の向上を図るこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1実施例として示した相対回転部
材間継電装置の平面図。
【図2】同相対回転部材間継電装置の平面図。
【図3】同相対回転部材間継電装置の平面図。
【図4】同相対回転部材間継電装置の平面図。
【図5】従来例として示した相対回転部材間継電装置の
分解斜視図。
【図6】従来例として示したキャリアのない相対回転部
材間継電装置を示す平面図。
【図7】同相対回転部材間継電装置の平面図。
【図8】従来例として示したキャリアのある相対回転部
材間継電装置を示す平面図。
【図9】同相対回転部材間継電装置の平面図。
【符号の説明】
1 相対回転部材間継電装置 11 第1の回転体(回転体) 110 内側円筒部 110b 引出部 12 第2の回転体(固定体) 120 外側円筒部 120d 引出部 13 ケーブル(フレキシブルフラットケーブル) 18 C型壁部 18a 開口部 180 ローラ(アイドラ)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−228334(JP,A) 特開 平7−272814(JP,A) 特開 平7−50187(JP,A) 特開 平8−185949(JP,A) 特開 平7−320837(JP,A) 特開 平7−231550(JP,A) 特開 平4−310445(JP,A) 特開 平9−45446(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01R 35/04 B60R 16/02 B62D 1/04

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内側円筒部を有する第1の回転体と、前
    記内側円筒部を囲むようにして相対的に回転する外側円
    筒部を有する第2の回転体と、前記内側円筒部と外側円
    筒部とをつなぐように接続されたケーブルとを備えた相
    対回転部材間継電装置であって、 前記内側円筒部の外側を囲むようにC型壁部を設けてな
    り、 このC型壁部は、内側円筒部と外側円筒部との間でのケ
    ーブルの移動を可能にする開口部を有し、かつ第2の回
    転体に固定されていることを特徴とする相対回転部材間
    継電装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の相対回転部材間継電装置
    において、C型壁部の開口部は、外側円筒部におけるケ
    ーブルの引出部に対向するように配置されていることを
    特徴とする相対回転部材間継電装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は請求項2記載の相対回転部
    材間継電装置において、C型壁部には、このC型壁部の
    内のケーブルに円滑に接触するローラが複数設けられて
    いることを特徴とする相対回転部材間継電装置。
  4. 【請求項4】 請求項1、請求項2又は請求項3記載の
    相対回転部材間継電装置において、内側円筒部及び外側
    円筒部におけるケーブルの引出部は、左右の壁部に滑ら
    かに連続する曲面によって形成されていることを特徴と
    する相対回転部材間継電装置。
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