JPH0713645U - ケーブル用リール装置 - Google Patents

ケーブル用リール装置

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JPH0713645U
JPH0713645U JP4302693U JP4302693U JPH0713645U JP H0713645 U JPH0713645 U JP H0713645U JP 4302693 U JP4302693 U JP 4302693U JP 4302693 U JP4302693 U JP 4302693U JP H0713645 U JPH0713645 U JP H0713645U
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JP
Japan
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cable
flat cable
case
winding shaft
reel device
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Application number
JP4302693U
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English (en)
Inventor
和弘 金子
明生 川本
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Nihon Plast Co Ltd
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Nihon Plast Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ケーブル用リール装置の中立位置を目視にて
容易に確認する。 【構成】 ケース体32の内部にフラットケーブル33を収
納してケーブル用リール装置31を構成する。ケース体32
は、上ケース35と下ケース36とを回動自在に組み合わせ
て構成する。上ケース35に設けた巻軸43と、下ケース36
に設けた巻枠52との間に、フラットケーブル33を収納す
る。このフラットケーブル33の一端部に接続した案内体
55を、上ケース35に回動自在に支持し、このフラットケ
ーブル33の他端部に設けたコネクタ56を、巻枠52に固定
する。案内体55に矢印体64を取り付けるとともに、上ケ
ース35の上板部41に目盛り表示45を形成する。 【効果】 矢印体64と目盛り表示45とを位置合わせする
ことにより、ケース体32の中立位置を容易に確認でき、
ケーブル用リール装置31とステアリングホイール本体と
の位置合わせを容易に行うことができる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、互いに相対的に回転する部材間をケーブルにて接続するケーブル用 リール装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、例えば、特公昭63−32227号公報に記載されたケーブル用リール 装置が知られている。このケーブル用リール装置は、自動車の車体と、正逆方向 に回転するステアリングホイールとの間を、複数の芯線を並設したフラットケー ブルにて電気的に接続するもので、このフラットケーブルは、ステアリングシャ フトに嵌合するケース体の内部に収納されている。そして、このケース体は、車 体側に取り付けられる巻枠と、この巻枠の内側に設けられてステアリングホイー ルとともに回転する巻軸とを、互いに回転自在に接続して構成されている。また 、フラットケーブルは、一端部を巻軸に接続するとともに、他端部を巻枠に接続 した状態で、これらの巻軸と巻枠との間に収納されている。
【0003】 そして、このフラットケーブルは、ステアリングホイールを中立位置からそれ ぞれ正転方向と逆転方向とに回転操作した状態で、巻軸の周囲にそれぞれ正転方 向と逆転方向とに捲回されるようになっている。
【0004】 また、このようなケーブル用リール装置をステアリングホイールに装着する場 合には、ケーブル用リール装置を構成する巻枠と巻軸との回転の中立位置を、ス テアリングホイールの回転の中立位置に合わせて装着する必要がある。
【0005】 そこで、例えば、実開平1−63087号公報、実開平1−63088号公報 などに記載されているように、巻軸と巻枠との相対的な回転に伴い回転しながら 移動する歯車と、この歯車とともに移動するリング状部材とを設け、このリング 状部材に設けた目盛り表示と、巻軸および巻枠に設けたマークとを位置合わせす ることにより、巻枠と巻軸との回転の中立位置を目視により確認する構成が知ら れている。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来の構成では、歯車や、この歯車に連動するリング状部 材などの部品が必要になるため、部品点数が増加するとともに、組み立て作業が 煩雑になり、製造コストが上昇するとの問題を有している。
【0007】 本考案は、このような点に鑑みなされたもので、回転の中立位置を容易に確認 できるとともに、製造コストを低減することができるケーブル用リール装置を提 供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本考案のケーブル用リール装置は、巻枠およびこの巻枠の内側にこの巻枠に対 して相対的に正逆方向に回転可能に設けられた巻軸を有したケース体と、前記巻 枠および前記巻軸間に収納され、一端部が前記巻枠に接続され、他端部が前記巻 軸に接続されて、これらの巻枠および巻軸の相対的な正逆方向の回転に伴い前記 巻軸の周囲に正逆方向に巻き付けられる可撓性を有するケーブルとを備えたケー ブル用リール装置において、前記巻軸に接続される前記ケーブルの端部に、前記 巻軸に回動自在に支持される案内体を設け、この案内体に、前記ケース体の外部 から目視可能な指示部を設けるとともに、前記ケース体に、前記指示部に対応す る目盛り表示を設けたものである。
【0009】
【作用】
本考案のケーブル用リール装置では、相対的に正逆方向に回転する部材間に、 ケース体を配置して、各部材にそれぞれ巻枠と巻軸とを接続することにより、こ れらの部材が、巻枠と巻軸との間に収納されたケーブルにより接続され、このケ ーブルにより電力あるいは信号などが伝達される。そして、巻枠と巻軸とが相対 的に正逆方向に回転すると、巻軸の周囲にケーブルが正逆方向に巻き付けられ、 巻軸の周囲にケーブルを一方向に捲回する構成に比べて、ケーブルの長さ寸法が 小さくなる。また、巻軸に接続されるケーブルの端部に、巻軸に回動自在に支持 された案内体を設けたので、巻軸の周囲にケーブルが正逆方向に巻き付けられる 際に、この案内体が反転してケーブルの端部を案内する。さらに、この案内体に 、ケース体の外部から目視可能な指示部を設けるとともに、この指示部に対応す る目盛り表示をケース体に設けたので、これらの指示部と目盛り表示との位置を 目視により比べることにより、ケーブルの捲回状態が確認される。
【0010】
【実施例】
以下、本考案のケーブル用リール装置の一実施例の構成を図面を参照して説明 する。
【0011】 図3において、11は自動車のステアリングホイール本体で、このステアリング ホイール本体11は、環状をなすリム部12と、このリム部12の中央部に位置するボ ス部14と、これらのリム部12およびボス部14を連結する複数のスポーク部15とを 有している。そして、このステアリングホイール本体11のボス部14およびスポー ク部15には、図示しないエアバッグ装置、ホーンスイッチ、定速走行装置(AS CD)の操作スイッチ、およびオーディオ装置の操作スイッチなどの電気部品が 備えられている。
【0012】 また、ボス部14の車体側の中央部には、略円筒状をなす金属製のボス16が設け られている。そして、このボス16に、車体側のステアリングコラム21に回動可能 に支持されたステアリングシャフト22を嵌着するとともに、このステアリングシ ャフト22の先端部に図示しないナットを螺合することにより、このステアリング シャフト22とステアリングホイール本体11とが締結されている。
【0013】 そして、このステアリングシャフト22は、自動車の図示しない操向伝導装置に 接続されており、この操向伝導装置のギア比などに応じて、例えば、中立位置か ら左右方向にそれぞれ2回転から2.5回転ほど回転操作でき、すなわち、いわ ゆるロックトゥロックで最大4回転から5回転ほど回転操作できるようになって いる。
【0014】 また、このステアリングシャフト22に嵌合する状態で、いわゆるコンビネーシ ョンスイッチ23が装着されている。このコンビネーションスイッチ23は、車体側 に取り付けられて回転しないようになっており、ワイパーなどの操作レバー24と 、ウインカーおよびライトなどの操作レバー25となどが設けられている。
【0015】 さらに、このステアリングシャフト22に嵌合する状態で、コンビネーションス イッチ23とステアリングホイール本体11との間に位置して、ケーブル用リール装 置31が装着されている。
【0016】 このケーブル用リール装置31は、図1ないし図3に示すように、円環状をなす ケース体32を有し、このケース体32の内側に、ケーブルとしてのフラットケーブ ル33を捲回した状態で収納して構成されている。
【0017】 また、ケース体32は、乗員側である上側(図1におけるA方向)を閉塞し、ス テアリングホイール本体11に接続されてこのステアリングホイール本体11ととも に回転する上ケース35と、車体側である下側を閉塞し、コンビネーションスイッ チ23などに非回転状態で接続される下ケース36とを回転自在に組み合わせて構成 されている。
【0018】 そして、上ケース35は、円環状をなす上板部41を有し、この上板部41の外縁部 から下方に向かって略円筒状をなす外板部42が突設されているとともに、この上 板部41の内縁部から下方に向かって略円筒状をなす巻軸43が突設されている。ま た、上板部41には、巻軸43近傍に位置して、円孔状をなす上部軸孔44が形成され ているとともに、巻軸43の下端部近傍からは、図示しない下部軸孔を有した支持 板部が突設されている。さらに、上板部41の上面には、上部軸孔44を中心として 、放射状に複数の目盛り表示45が印刷、突設あるいは凹設などして形成されてい るとともに、この上板部41の上面からは、ステアリングホイール本体11に固定さ れる一対の嵌合突部46,46が突設されている。
【0019】 また、下ケース36は、略円環状をなす下板部51を有し、この下板部51の外縁部 から、上側に向かって円筒状をなす巻枠52が突設されている。そして、下板部51 には、下方に向かって凹設された環状凹溝53が形成されている。
【0020】 そして、下ケース36の巻枠52を上ケース35の外板部42の内側に嵌合し、上ケー ス35の巻軸43を下ケース36の環状凹溝53に嵌合した状態で、上下のケース35,36 が回動自在に組み合わされている。
【0021】 また、ケース体32に収納されるフラットケーブル33は、例えば2本から9本の 複数の芯線を並設して絶縁性の樹脂などにて一体的に被覆したもので、可撓性を 有する帯状に形成されている。
【0022】 そして、このフラットケーブル33の一端部には、案内体55が接続されていると ともに、このフラットケーブル33の他端部には、コネクタ56が接続され、これら の案内体55およびコネクタ56により、このフラットケーブル33が、複数の芯線を まとめてチューブ状に被覆したハーネス58,59に変換されて、ケース体32の外側 に導出されている。さらに、これらのハーネス58,59の先端部には、それぞれソ ケット58a ,59a が接続されている。
【0023】 また、フラットケーブル33の一端部の案内体55からは、上下側に向かって上下 の軸部61,62が突設されており、これらの上下の軸部61,62をそれぞれ上ケース 35の上下の軸孔44に嵌合することにより、案内体55が約180度の範囲で回動自 在に支持されている。
【0024】 さらに、案内体55の上軸部61には、上ケース35の上板部41の上側に位置して、 支持部としての矢印体64が取り付けられている。この矢印体64は、平面矢印形状 をなし、案内体55の方向を示す状態で、案内体55の上軸部61に固定されている。
【0025】 一方、フラットケーブル33の他端に設けられたコネクタ56は、下ケース36の巻 枠52の内側に固定されている。
【0026】 そして、このケーブル用リール装置31は、中立位置にあるステアリングシャフ ト22に巻軸41a を嵌合した状態で、下ケース36を車体側に回転しない状態で取り 付けられる。さらに、矢印体64が目盛り表示45の中央を差していることを目視に より確認し、これにより上下のケース35,36が中立位置にあることを確認した状 態で、上ケース35の嵌合突部46を中立位置にあるステアリングホイール本体11の ボス部14に固定して、ステアリングホイールに装着されるようになっている。
【0027】 また、このケーブル用リール装置31は、上側に導出したハーネス58のソケット 58a を、ステアリングホイール本体11のボス部14の内部に設けた図示しないコネ クタに接続することにより、ステアリングホイール本体11に設けられたエアバッ グ装置の点火器やホーンスイッチなどの電気部品に電気的に接続され、下側に導 出したハーネス59のソケット59a を、車体側に設けた図示しないコネクタに接続 することにより、車体側に設けられたバッテリーや衝撃センサなどの電気部品に 電気的に接続される。このようにして、このフラットケーブル33を介して、ステ アリングホイール本体11に設けられた電気部品と、車体側の電気部品とが、電気 的に接続されるようになっている。
【0028】 次に、本実施例の動作を説明する。
【0029】 例えば、ステアリングホイール本体11を乗員側から見て左回り方向に最大限回 転操作した状態では、フラットケーブル33は、案内体55に引っ張られて、外側か ら内側に向かって左回り方向に巻軸43の周囲に巻き付けられている。
【0030】 そして、この状態から、ステアリングホイール本体11を右回り方向に回転操作 すると、フラットケーブル33は、案内体55に押圧された状態で外方に緩んでゆき 、次第に巻枠52の内周面に沿って押し付けられていく。
【0031】 さらに、ステアリングホイール本体11を右回り方向に回転操作して、ステアリ ングホイール本体11が中立位置を通過する状態で、図1に示すように、フラット ケーブル33が巻枠52の内周面に完全に押し付けられるとともに、このフラットケ ーブル33が突っ張った状態で、案内体55が回動して反転する。
【0032】 なお、この状態で、矢印体64も、目盛り表示45に沿って案内体55とともに回動 する。
【0033】 続いて、ステアリングホイール本体11を右回り方向に回転操作すると、フラッ トケーブル33は、案内体55に引っ張られながら、外側から内側に向かって右回り 方向に巻軸43の周囲に巻き付けられていく。
【0034】 そして、ステアリングホイール本体11を右回り方向に最大限回転操作した状態 で、フラットケーブル33は、外側から内側に向かって右回り方向に巻軸43の周囲 に若干の余裕を残して巻き付けられるようになっている。
【0035】 また、ステアリングホイール本体11を右回り方向に最大限回転操作した状態か ら、左回り方向に回転操作すると、フラットケーブル33は、案内体55に押圧され た状態で外方に緩んでゆき、次第に巻枠52の内周面に沿って押し付けられていく 。
【0036】 さらに、ステアリングホイール本体11を左回り方向に回転操作して、ステアリ ングホイール本体11が中立位置を通過する状態で、フラットケーブル33が巻枠52 の内周面に完全に押し付けられるとともに、このフラットケーブル33が突っ張っ た状態で、案内体55が回動して反転する。
【0037】 またなお、この状態で、矢印体64が、目盛り表示45に沿って案内体55とともに 回動する。
【0038】 続いて、ステアリングホイール本体11を左回り方向に回転操作すると、フラッ トケーブル33は、案内体55に引っ張られ、外側から内側に向かって左回り方向に 巻軸43の周囲に巻き付けられていく。
【0039】 そして、ステアリングホイール本体11を左回り方向に最大限回転操作した状態 で、フラットケーブル33は、案内体55に引っ張られて、外側から内側に向かって 左回り方向に巻軸43の周囲に若干の余裕を残して巻き付けられる。
【0040】 このように、本実施例のケーブル用リール装置31によれば、ケーブル用リール 装置31の矢印体64が目盛り表示45の中央を差していることを目視により確認する ことにより、上下のケース35,36が互いに中立位置にあることを確認することが できる。そこで、ステアリングホイール本体11とケーブル用リール装置31との位 置合わせを目視により容易に行うことができる。
【0041】 また、歯車などの部材を用いる必要がないため、部品点数を削減できるととも に、組み立て作業も容易にすることができるため、製造コストを低減することが できる。
【0042】 さらに、歯車などの部材を用いる必要がないため、外形形状を小さくすること ができる。
【0043】 また、ステアリングホイール本体11を中立位置からそれぞれ右回り方向と左回 り方向とに回転操作した状態で、フラットケーブル33を巻軸43の周囲にそれぞれ 外側から内側に向かって右回り方向と左回り方向とに捲回することができる。そ こで、巻軸43の周囲にフラットケーブル33を一方向に巻き付けた状態で、このフ ラットケーブル33を緩めたり、巻き締めたりして構成するいわゆるクロックスプ リングタイプのケーブル用リール装置に比べて、フラットケーブル33の長さ寸法 を小さくすることができる。
【0044】 さらに、フラットケーブル33を巻軸43の周囲に左右方向に反転させて巻き付け る際に、巻軸43に接続されるフラットケーブル33の端部が案内体55により案内さ れて反転されるため、ステアリングホイール本体11を左右方向に最大限まで回転 操作して巻軸43の周囲に巻き締めた状態でも、フラットケーブル33の端部が折れ 曲がることがない。そこで、フラットケーブル33の端部を保護することができる とともに、フラットケーブル33に余裕長さを設定する必要がなく、フラットケー ブル33の長さ寸法を小さくして、ケーブル用リール装置31の製造コストを低減す ることができる。
【0045】 なお、上記の実施例では、上ケース35をステアリングホイール本体11に取り付 け、下ケース36を車体側に取り付けたが、上ケース35を車体側に取り付け、下ケ ース36をステアリングホイール本体11に取り付けることもできる。
【0046】 また、上記の実施例では、上ケース35の上板部41の上側に矢印体64を取り付け たが、この上板部41に窓部を開口し、あるいは透明な部材で上板部41を形成する ことにより、案内体55の上面に矢印体64を取り付け、あるいは案内体55と矢印体 64とを一体的に形成することもできる。
【0047】 さらに、上記の実施例では、フラットケーブル33の両端部のうち、内側に位置 する巻軸43との接続部分にのみ回動可能な案内体55を設けたが、巻枠52側のコネ クタも、回転可能な案内体として構成することもできる。このように、フラット ケーブル33の両端部に、それぞれ反転可能な案内体55を設けることにより、この フラットケーブル33の両端部が折れ曲がることが抑制され、フラットケーブル33 の長手寸法をさらに小さく設定することができる。
【0048】 また、上記の各実施例では、ケーブルとして複数の芯線を並設したフラットケ ーブル33を用いたが、絶縁チューブ内に複数の芯線を収納した電線を用いること もでき、また、芯線の替わりに、光ファイバーなどを用いることもできる。
【0049】
【考案の効果】
本考案のケーブル用リール装置によれば、巻軸の周囲にケーブルを正逆方向に 巻き付けることにより、ケーブルの長さ寸法を小さくすることができる。また、 巻軸に接続されるケーブルの端部に、巻軸に回動自在に支持された案内体を設け たため、巻軸の周囲にケーブルが正逆方向に巻き付けられる際に、この案内体が 反転してケーブルの端部を案内し、ケーブルの端部を保護することができる。さ らに、この案内体に、ケース体の外部から目視可能な指示部を設けるとともに、 この指示部に対応する目盛り表示をケース体に設けたため、これらの指示部と目 盛り表示との位置を目視により比べることにより、ケーブルの捲回状態が確認さ れ、これにより、巻枠と巻軸との回転の中立位置を確認することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案のケーブル用リール装置の一実施例を示
す分解斜視図である。
【図2】同上ケーブル用リール装置の上面図である。
【図3】同上ケーブル用リール装置を用いたステアリン
グホイールの分解斜視図である。
【符号の説明】
31 ケーブル用リール装置 32 ケース体 33 ケーブルとしてのフラットケーブル 43 巻軸 45 目盛り表示 52 巻枠 55 案内体 64 指示部としての矢印体

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 巻枠およびこの巻枠の内側にこの巻枠に
    対して相対的に正逆方向に回転可能に設けられた巻軸を
    有したケース体と、前記巻枠および前記巻軸間に収納さ
    れ、一端部が前記巻枠に接続され、他端部が前記巻軸に
    接続されて、これらの巻枠および巻軸の相対的な正逆方
    向の回転に伴い前記巻軸の周囲に正逆方向に巻き付けら
    れる可撓性を有するケーブルとを備えたケーブル用リー
    ル装置において、 前記巻軸に接続される前記ケーブルの端部に、前記巻軸
    に回動自在に支持される案内体を設け、この案内体に、
    前記ケース体の外部から目視可能な指示部を設けるとと
    もに、前記ケース体に、前記指示部に対応する目盛り表
    示を設けたことを特徴とするケーブル用リール装置。
JP4302693U 1993-08-05 1993-08-05 ケーブル用リール装置 Pending JPH0713645U (ja)

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JP4302693U JPH0713645U (ja) 1993-08-05 1993-08-05 ケーブル用リール装置

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JP4302693U JPH0713645U (ja) 1993-08-05 1993-08-05 ケーブル用リール装置

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