JPS63256395A - 化学分析スライドシ−トの搬送位置決め方法 - Google Patents

化学分析スライドシ−トの搬送位置決め方法

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JPS63256395A
JPS63256395A JP9052487A JP9052487A JPS63256395A JP S63256395 A JPS63256395 A JP S63256395A JP 9052487 A JP9052487 A JP 9052487A JP 9052487 A JP9052487 A JP 9052487A JP S63256395 A JPS63256395 A JP S63256395A
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JP
Japan
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chemical analysis
sheet
conveyance
sheets
positioning
Prior art date
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Pending
Application number
JP9052487A
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English (en)
Inventor
恒川 雄三
石田 幸夫
龍雄 椎野
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Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPS63256395A publication Critical patent/JPS63256395A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は液体試料を化学的に分析測定する化学分析スラ
イドの連続的な製造方法に関し、さらに詳しくは、この
連続的な製造における化学分析スライドシートの搬送位
置決めをおこなう方法に関するものである。
(従来の技術) 近年、体液等の試料液の小滴を点着供給するだけで該試
料液中に含まれているグルコース、ビリルピン、尿素、
窒素等の化学成分または有形成分を定量分析することの
できるドライタイプの化学分析スライドが開発され(特
公昭53−21677号、特開昭55−164351等
)実用化されている。このような化学分析スライドを用
いて試料液中の化学成分等の分析を行なうには、少量の
試料液を化学分析スライドの化学分析フィルム上に計量
付着させた後、これをインキュベータ(fflmlll
>内で所定時間恒温保持(インキュベーション)して呈
色反応(色素生成反応)させ、このとき試料成分と化学
分析フィルムの試薬層に含まれる試薬との組み合わせに
より予め選定された波長を含む測定用照射光をこの化学
分析スライドに照射してその反射光学濃度を測定するも
ので、これにより、上記化学成分等の定量的な分析を行
なう。
この化学分析スライド5は、例えば第10図に示すよう
に、化学分析フィルムにおける呈色反応による濃度を測
定するための透孔1aが穿けられた長方形状のプラスチ
ック製シートからなるマウントペース1と、化学分析フ
ィルムを充填するスペースを確保するための上記透孔1
aより大きな保持孔2aが穿けられた長方形状のプラス
チック製シートからなるマウントフレーム2と、体液等
の液体試料を点着するための点着孔3aが穿けられた長
方形状のプラスチック製シートからなるマウントカバー
3と、上記保持孔2a内に保持される化学分析フィルム
4とから構成され、保持孔2a内に化学分析フィルム4
を入れた状態でマウントフレーム2をマウントベース1
とマウントカバー3とにより上下から挾持し貼り合わさ
れて作られる。
上記のような化学分析スライドを1枚ずつ作っていたの
では生産効率が良くないので、この化学分析スライドを
連続的に製造する方法も考えられており、この連続製造
方法としては、ロール状に巻かれた複数のプラスチック
製帯状長尺シートを使用し、各ロールから供給されて送
られてくる各シートにそれぞれ透孔1a、保持孔2a、
点着孔3aを順次穿孔し、保持孔2a内に化学分析フィ
ルム4を保持させながらこの帯状のシートを上下に貼り
合わせた後、これを所定の形状に打ち抜いて化学分析フ
ィルムを間に挾持した上述の構造の化学分析スライドを
連続的に製造する方法が一般的であった。
(発明が解決しようとする問題点) 上述のような化学分析スライドの連続的な製造を行なわ
せる場合に、上記帯状のシートを連続的に搬送し、且つ
上記化学分析フィルムの保持孔内への装填や上記シート
の貼り合わせやごの貼り合わせたシートからの化学分析
スライドの打抜き等を行なわせる場合での帯状シートの
搬送および位置決めを確実且つ簡易に行なわ甘る方法が
要求される。従来この種の送り装置は、例えばグリッパ
−フィード、スプロケットフィード等に代表される機構
が知られているが、それらは何れも搬送手段が位置決め
手段を兼ねているもので、前記帯状シート或は前記位置
決め孔に無理な力が加わり、変形を起こしやすく、位置
決め精度が低下する等の問題があった。
(問題点を解決するための手段) 本発明は上記のような事情から化学分析スライドの連続
製造を行なわせるための帯状シートの搬送位置決めが正
確且つ簡易に行なえるような方法を提供して上記問題を
解決せんとするものであり、そのための手段として本発
明は以下のように構成される。すなわち、この搬送位置
決め方法は、上下に重なるようにして複数の帯状プラス
チック製シートを長手方向に送り、このシートの間に所
定間隔で複数の化学分析フィルムを順次挾持せしめた後
、この化学分析フィルムの各々を囲む部分において上記
シートを上下に貼り合わせ、次いで上下に貼り合わされ
て送られてくる上記シートから上記化学分析フィルムの
冬々をその周辺部とともに打ち抜き、これによって上記
シートの間に上記化学分析フィルムを挾持してなる化学
分析スライドを連続的に製造する方法において、上記複
数のシートにおける上記にように打抜かれる部分以外の
残存部に、一定の間隔を置いて搬送孔および位1決め孔
を形成し、搬送ピンを搬送孔に挿入させるとともに搬送
方向に移動せしめ、これによってシートの搬送を行なわ
せ、一方、シートの貼り合わせや化学分析スライドの打
抜き等を行なわせる場合には搬送ピンを搬送孔から抜く
とともに位置決めピンを位置決め孔に挿入させてシート
の位置決めを行なわせるようにしている。なお、この場
合、位置決めピンと位置決め孔とのはめあいは正確な位
置決めを行なわせるためにある程度きついはめあいが要
求されるが、搬送ピンと搬送孔とのはめあいはこれより
緩くてもよい。
(作用) 上記方法を用いると、長手方向に送られるプラスチック
シートの間に順次化学分析フィルムが挾持された後、こ
のシートが貼り合わされて複数の化学分析スライドが一
体に繋がった帯状シートが得られ、この帯状シートから
各化学分析スライドを打ち抜くことによって化学分析ス
ライドの連続的な製造がなされるのであるが、この場合
において、上記長手方向へのシートの搬送は搬送孔に挿
入されて長手方向に移動される搬送ピンによってなされ
、一方、シートの貼り合わせや化学分析スライドの打抜
きのための位置決めは位置決め孔へ挿入される位置決め
ピンによってなされる。
(実施例) 以下、図面に基づいて本発明の好ましい実施例について
説明する。
第1図は本発明の搬送位置決め方法を用いて化学分析ス
ライドの連続的な製造を行なう工程を模式的に示す斜視
図である。11,12.13は、それぞれマウントベー
ス、マウントフレームおよびマウントカバーを形成する
ための帯状の長尺プラスチック製シートであり、ロール
状に巻かれるなどして供給される。このため、マウント
ベースを形成するための第1プラスチツク製シート11
には、II!数の透孔1aが、マウントフレームを形成
するための第2プラスチツク製シート12には複数の保
持孔2aが、マウントカバーを形成するための第3プラ
スチツク製シート13には複数の点着孔3aがそれぞれ
形成されており、これらの複数の孔を囲む図中2点@線
で示される部分がそれぞれ貼り合わせの後打ち抜かれて
化学分析スライドが形成される。これらプラスチック製
シート11,12.13は、本発明の搬送方法である搬
送ピン方式等の手段により搬送路上を一定間隔で間欠搬
送される。この場合において、各シート11,12.1
3はそれぞれ4枚1組ととなったマウント部材が帯状に
繋がって形成されており、各組と組との間には、両端か
ら中央側に向かって幅方向に延びた一対のスリット11
a、 12a、 13aおよび中央部において幅方向に
延びたスリット11a、12a、13aからなるスリッ
ト群が形成されている。すなわち、各スリット群間に4
枚の化学分析スライドを一体に有するようになっており
、このスリット群により搬送中における各組の間の位置
ずれを許容し、シート11.12.13の伸びを吸収し
、蛇行を防止するようになっている。なお、各スリット
群の近傍には図示のように両端近傍に位置する一対の位
置決め孔11b、 12b、 13bが形成されこの位
置決め孔に位置決めピンが挿入されて各シート11.1
2.13の貼り合わせや貼り合わせたシートの打抜き等
を行なう場合での位置決めがなされるようになっている
とともに、中央部には搬送ピンが挿入される搬送孔11
c、 12c、 13cが形成されている。
なお、化学分析フィルム4はロール状に巻かれた所定幅
の長尺帯状フィルム14を所定長さに切断して得られる
上記のシート11,12.13および帯状フィルム14
を用いて化学分析スライドを連続製造する方法について
説明する。まず、第1シート11の上に第2シート12
を重ねて搬送路上を搬送し、第1シート11の透孔1a
と第2シート12の保持孔2aとを位置合わ甘して両シ
ート11.12を上下に貼り合わせる。このとき、搬送
孔11c、12c 1.:Tm送ピン(図示せず)を挿
入しこの搬送ピンによって各組毎に両シート11.12
の機略的な上下位置合わせをおこなわせるとともに搬送
ピンを搬送方向に移動させることによって両シート 1
1.12を重ねた状態で搬送する。
そして、上記貼り合わせを行なわせる場合には、搬送孔
から搬送ピンを抜くとともに、位置決め孔11b、 1
2bに位置決めピン(図示せず)を挿入し、この位置決
めピンにより両シート11.12の正確な上下位置合わ
せを各組毎に行なわせた後、両シート11.12を接着
材による接着、超音波溶着等により貼り合わせる。この
貼り合わせにより化学分析フィルム4を装填するスペー
ス(第2シート12に形成された保持孔2a)を有する
長尺シートが形成される。
このようにして貼り合わされたシートは搬送路上を再び
搬送孔に挿入された搬送ピンによりさらに搬送され、ロ
ール状に巻かれた帯状フィルム14を所定の大きさに切
断して得られた化学分析フィルム4がピックアンドプレ
イス等の手段によって、上記スペース(保持孔2a)内
に装填される。この後、この上に第3シート13が重ね
られて搬送され、この第3シート13がさらに接着、超
音波よう肴等により貼り合わされ、間に化学分析フィル
ムを装填した複数の化学分析スライドを有する帯状シー
ト15が作られる。この帯状シート15は、図中2点鎖
線で示した線に沿って打ち抜かれ、−複数の化学分析ス
ライド5が連続的に製造される。なお、上記第3シート
13の貼り合わせ、上記保持孔2a内への化学分析フィ
ルムの装填、化学分析スライド5の打抜き等に際しても
位置決め孔11b、 12b、 13bに位置決めピン
が挿入されて正確な位置決めが行なわれる。この場合、
各スリット群がこの帯状シートの伸び、蛇行を吸収し、
これによって位置決めピンによる位置合わせが正確に行
なわれ、6孔1a、 2a、 3aの上下位置に位置ず
れが生じたり、上記打ち抜き後の化学分析スライドに反
りが生じたりすることが防止されるようになっている。
なお、上記スリット群や、位置決め孔、搬送孔等が形成
された上記化学分析スライド5の打抜き後に残される残
存部6は、適当な長さに切断された後、廃却さ7れる。
概略上記のような工程を経て前記各シート11.12.
13が貼り合わされて化学分析スライドが連続的に製造
されるのであるが、この製造のための装置を第2図およ
び第3図に基づいて説明する。なお、第2図および第3
図は上記化学分析スライドの連続製造を行なうための装
置の正面図および平面図である。
この装置は、図中左から右に向かって第1〜第3シート
11,12.13を搬送する第1111送路25を有し
ており、この搬送路25上に第1〜第3シート11,1
2.13を供給するための第1〜第3シート11,12
.13が巻き取られた第1〜第3リール21,22.2
3が、図示の如く左から順に搬送路25の上方に配設さ
れている。第2リール22と第3リール23との間には
第1超音波溶肴器51が配されており、このたーめ、第
1リール21から第1R送路25上に送り出された第1
シート11の上に第2リール22から送り出された第2
シート12が重ねられた後、第1WI送路25上を搬送
されて第1超音波溶着器51の下方に位置すると、両シ
ート11.12は前記各スリット群間における各組毎に
超音波溶着されて貼り合わされる。
この後、第2シート12の保持孔2aに化学分析フィル
ム4が装填されるのであるが、このフィルム4の装填は
、各組毎に4枚のフィルムが同時に装填されて行なわれ
るものであり、これについて第4図を併用して説明する
。化学分析フィルムは帯状のシート14の状態で第4リ
ール31に巻き取られており、この第4リール31から
送り出されるシート14はまず試料検査器32により検
査される。この検査はフィルムの製造時における検査に
より予めチェックマークが付された不良部分を検出する
ものであり、これによりフィルムの不良(NG)箇所を
検知することができる。そして、カッタ33によりこの
帯状フィルム14が所定長さに°切断されて所定の大き
さの化学分析フィルム4が作られる。
この化学分析フィルム4は高速トランスファ手段35に
よってパレット搬送部4oのパレット41上に載せられ
、このパレット41により搬送されるのであるが、この
搬送を第4図に基づいて説明する。
高速トランスファ手段35は軸35aを中心に90゛の
往復回動が可能な4本のアーム36〜39を有しており
、各アーム36〜39の先端には吸盤が設けられている
。このため、図において爪位置にある化学分析フィルム
4はアーム36の吸盤に吸着されるとともにこのアーム
36の反時計方向に向かう90°の回動によりB位置に
運ばれる。同時に8位置にあったフィルム4はアーム3
7の回動によりC位置にあるパレット41の凹部41a
内に載置され、C位置にあったアーム38およびC位置
にあったアーム39はそれぞれC位置およびA位置に移
動される。この後、高速トランスファ手段35は上記と
逆に時計方向に90゛回妨され、爪位置に供給されてき
たフィルム4は今度はA位置に移動されたアーム39の
吸盤に吸着されてC位置に運ばれ、C位置のフィルム4
はC位置に移動されたアーム38によりC位置にあるパ
レット41の凹部41a内に載置される。
このとき同時に、アーム36および37は元のAおよび
B位置に移動される。上記のように高速トランスファ手
段35の往復回動により、所定の大きさに切断されて爪
位置に送られてくる化学分析フィルム4はパレット41
の凹部41a内に順次載置される。
なお、上記高速トランスファ手段35の回動時に、上記
試料検査器32により検出された不良部を含むフィルム
は除去されてパレット41には送られないようになって
いる。一方、パレット搬送部4oは、長方形状のルニブ
を形成するパレット搬送路42を有し、このパレット搬
送路42に設けられ駆動モータ44a〜44dにより駆
動されるコンベヤ上に複数のパレット41が載置され、
これらパレット41はパレット搬送路42上を図中時計
回りに搬送される。
このため、上記のようにしてC位置においてパレット4
1の4か所の凹部41a内に上記高速トランスファ手段
35により各化学分析フィルム4が載置されると、この
パレット41は矢印で示すように搬送路42上を時計回
りに搬送され、ストッパ45aにより止められてE位置
に位置する。このE位置の上方には矢印Pで示すように
軸43aを中心に回動自在な試料トランスファアーム4
3の先端に取付けられた4つの吸盤が位置しており、E
位置にあるパレット41に載置された4つのフィルム4
は上記アーム43の吸@ 43bに吸着される。このア
ーム43は軸43aを中心に図中破線で示す位置まで回
動して、先端の吸盤43bは搬送路25上を搬送される
第1および第2シート11.12の上に位置する。、そ
して、アーム43が下動され吸1143bに吸着されて
いた4枚のフィルム4は第2シート12の4か所の保持
孔2a内に装填される。なお、パレット41はパレット
搬送路42上を矢印方向に送られてC位置へ戻される。
以上のようにして第1超音波溶着器51により貼り合わ
された第1および第2シート11.12の各保持孔2a
内に化学分析フィルム4が装填されると、このシートは
第1搬送路25上をさらに搬送されて、第3リールに巻
き取られていた第3シート13が上記第1および第2シ
ート11.12の上に重ねられる。
そして第1〜第3シート11,12.13が上下に重な
った状態で第2超音波溶着器53の下方に位置すると、
この溶着器53により上記3枚のシート11,12.1
3が保持孔2a内にフィルム4を装填したままこの保持
孔2aの周囲において溶着されて貼り合わされ、各スリ
ット群の間にそれぞれ4枚分の化学分析スライドを一体
に有して11111となるとともに、この各組がスリッ
ト群を介して帯状に連続して繋がったシート15が得ら
れる。
このシートはさらに第1WI送路25上を第2図におい
て右方に送られ、フィルム厚さ検査器70の下方に位置
せしめられる。フィルム厚さ検査器70は上記一体とな
って繋がった化学分析スライドの各@毎にその厚さを検
査するもので、これにより保持孔2a内への各化学分析
フィルム4の装填が正確に行なわれているかをチェック
する。例えば、保持孔2a内にフィルム4がずれて装填
され、フィルム4の一部が保持孔2aの外にはみ出した
状態のまま上記第2超音波溶着器53による貼り合わせ
が行なわれた場合には、このはみ出したフィルム4の厚
さ分だけこの上に重ねて貼り合わされる第3シート13
が上方に盛り上がった状態となる。このため、この盛り
上がりの有無を上記フィルム厚さ検査器70により検査
して、化学分析フィルム4の保持孔2a内への装填が正
しく行なわれたか否かを検査するようになっている。
上記検査がなされると、次いで、上記シートはフィルム
装填検査器55の下方に搬送される。このフィルム装填
検査器55は光センサなどにより、上記シートの透孔1
a、保持孔2aおよび点着孔3aを介して上下に光が通
過するか否かを検査して、保持孔2a内に化学分析フィ
ルム4が装填されているか否かを検査するものである。
すなわち、何らかの不具合により保持孔2a内にフィル
ム4が装填されなかった場合等には、上記孔1a、2a
、3aを光がそのまま通過するので、この通過を検出す
ることによりフィルム4が装填されていないことを検知
することができる。
このようにしてフィルム4の装填の検査が行なわれると
、このシート4は打抜きプレス80のある位置にまで搬
送される。この打抜きプレス80は、第1図における2
点鎖線に沿って上記貼り合わされた帯状シート15を各
組毎に打抜きを行なってそれぞれ4枚ずつの化学分析ス
ライドを打抜くものであるが、この打抜きを行なう場合
に一旦打抜いた化学分析スライド5を打抜き方向と逆の
方向に押し戻して帯状シート15の残存部6に押込み、
この残存部6に化学分析スライド5を保持させるブツシ
ュパック方式を採用している。このため、打抜きプレス
80によって化学分析スライド5の打抜きがなされても
、この化学分析スライド5は帯状シート15の残存部6
に戻されて保持されたまま第11!l送路25上を左方
に搬送され、製品取出し手段90の下方に位置せしめら
れる。
この製品取出し手段90を詳細に示すのが第5図および
第6図であり、さらに第5図の矢印■−■に沿った断面
を第7図に示す。この製品取出し手段90は、打抜きプ
レス80によって打抜かれるとともに残存部6に押込ま
れて挾持された化学分析スライド5を残存部6から取出
す手段であり、搬送されてくる帯状シ・−ト15の残存
部6から不良スライド5′を排除する不良品排出手段9
2と、不良スライド5′が排出された後、残存部に保持
されている良品スライド5を第2搬送路27上に押出し
排出させる良品排出プツシt98とからなる。不良品排
出手段92および良品排出ブツシャ98はともにラムシ
リンダ91aにより上下動自在となったラムプレート9
1に取付けられている。
不良品排出手段92は第7図にその詳細構造が示されて
いるように、この手段92の下方に搬送されてきたシー
ト15の各組ごとの4枚の化学分析スライド5に対応す
る位置に配設された上下に摺動可能で且つバネ97によ
り上方に付勢された4本の摺動ロッド96と、ラムプレ
ート92に固設された支持部材95の支軸95aに回動
自在に支持された41!lのレバー94と、各レバー9
4に対応して配された4個の不良品用シリンダ93とか
らなる。上記各レバー94の一端はバネ97により上動
された摺動ロッド96の上端96aに当接するとともに
、他端が不良品用シリンダ93のシリンダロッド93a
と当接して配されており、不良品用シリンダ93により
シリンダロッド93aが上動されるとレバー94を介し
て摺動ロッド96が下動されこの摺動ロッド96の下端
に固定された不良品排出ブツシャ96bが下動されるよ
うになっている。また、良品排出ブツシャ98は、上記
不良品排出手段92により不良スライド5′が排出され
たのちのシート15から良品スライド5を取出すための
4本のブツシャであり、ラムプレート91の下面に下方
に突出して取付けられている。
上記構造の製品取出し手段90の作動について説明する
。まず、゛帯状のシート15が不良品排出手段92の下
方に搬送されてくると、この位置において、シート15
の搬送が止められ位置決めピンが位置決め孔内に挿入さ
れて位置決めがなされた後、ラムプレート91がラムシ
リンダ91aの駆動により下動される。不良品排出手段
92の不良品排出ブツシャ96bは不良品用シリンダ9
3が非作動の場合にはその下方への突出量が小さく、ラ
ムプレート91が下動されても不良品排出プツシt96
bが残存部6に保持された化学分析スライド5に当接す
ることがなく、この化学分析スライド5は残存部5に保
持されたまま残される。逆に、不良品用シリンダ93が
作動されて不良品排出ブツシャ96bが下動されると、
ラムプレート91が下動されたときに、この不良品排出
ブツシャ96bが残存部6に保持された化学分析スライ
ド5に当接してこの化学分析スライド5を残存部6から
取外す。このため、フィルム厚さ検査器70およびフィ
ルム装填検査器55により不良スライド5′が検出され
たときには、この不良スライド5′に対応する不良品排
出ブツシャ96bを下動させるように不良品用シリンダ
93を作動させてラムプレート91の下動時にこの不良
スライド5′を下方に押出して廃却箱29a内に廃却す
る。このようにして不良品の除去がなされた後、シート
15は良品排出ブツシャ98の下方に搬送される。この
良品排出ブツシャ98は第6図から分かるように、不良
品排出ブツシャ96bより下方に突出しており、ラムプ
レート91が下動されると残存部6に保持された化学分
析スライド5に必ず当接し、残存部6に保持された前化
学分析スライド5をその下方に位置する第2WI送路2
7上に排出し、これら良品スライド5は第2#1送路2
7上を後方に搬送される。なお、化学分析スライド5が
取出された後桟される残存部6はカッタ用シリンダ57
aにより駆動されるカッタ57により適当な長さに切断
されて廃却箱29b内に廃却される。
ここで、上記第1WI送路25上での帯状シート15を
搬送ピンにより搬送する方法および所定位置での位置決
めピにより位置決めする方法について第8図および第9
図を用いて説明する。第8図は第1111送路25上に
載置された帯状シート15を搬送方向に延びる垂直面に
沿って断面して示す図であり、第9図は、上記垂直面に
直角な垂直面に沿って断面して示す図である。この搬送
路の中央には前後に移動可能な搬送ピン支持体66aが
配設され、この支持体に所定間隔で搬送ピン66が固設
されている。このため、第1搬送路25に載置されたシ
ート15の各搬送孔15C(各搬送孔11c、12c、
13c /′fi蚤なって形成される孔)に搬送ピン6
6が挿入され、支持体66aとともに搬送ピン66が搬
送方向に移動されると、シート15が搬送路25に沿っ
て搬送される。
超音波溶肴器51.53等の装置により所定の作業がな
される位置には、上下動自在な位置決め支持体67aに
支持された一対の位置決め67が配されており、上記搬
送ピン支持体66aが下動されて搬送ピンが66が搬送
孔15cから外されるとともに、位置決め支持体67a
が下動されて位置決め67が位置決め孔15b(各位置
決め孔11b、 12b、 13t1重なって形成され
る孔)に挿入されてシート15の位置決めがなされた後
、各作業がなされるようになっている。
なお、この場合、位置決め孔15bと位置決めピン17
とのはめあいはシート15の正確な位置決めを行なうに
必要な程度のきついはめあいが要求されるが、搬送孔1
5C1!:Wi送ピン66とのはめあいは上記位置決め
孔15bと位置決めピン67どのはめあいより緩くても
よい。
一方、第2搬送路27上を搬送される良品スライド5は
、第21送路27から第3W1送路28上へ搬送され、
第3搬送路28に設けられたインクジェットプリンタ5
9によりその表面にロフト番号、日付等の所定のデータ
が印刷された後、乾燥器61によってこの印刷の乾燥処
理が行なわれ、1つずつ化学分析スライド5が搬送アー
ム65により搬送第65゜65の上に移送され、この搬
送第65.65から集積ロボット67のアーム68によ
り集積パレット 100の上に並べて1!積される。
なお、上記装置の作動は装置前部に設けられた操作スイ
ッチ26を作動することによって行なわれる。
(発明の効果) 以上説明したように、本発明によれば、上下に重なるよ
うにして複数の帯状プラスチック製シートを長手方向に
送り、このシートの間に所定間隔で複数の化学分析フィ
ルムを順次挾持せしめた後、この化学分析フィルムの各
々を囲む部分において上記シートを上下に貼り合わせ、
次いで上下に貼り合わされて送られてくる上記シートか
ら上記化学分析フィルムの各々をその周辺部とともに打
ち抜き、これによって上記シートの間に上記化学分析フ
ィルムを挾持してなる化学分析スライドを連続的に製造
する方法において、上記複数のシートにおける上記のよ
うにして打ち抜かれる部分以外の残存部分に、一定の間
隔を置いて搬送孔および位置決め孔を設けているので、
上記シートを搬送させるには搬送方向に移動される搬送
ピンを搬送孔に挿入させてこの搬送ピンとともにシート
を移動させてシートの搬送を行なわせ、一方、シートの
貼り合わせやこのシートからの化学分析スライドの打抜
き等を行なわせる場合には、位置決めピンを位置決め孔
に挿入させてシートの確実な位置決めを行なわせること
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の方法により行なわれる化学分析スライ
ドの製造工程を模式的に示す斜視図、第2図および第3
図は上記製造方法に用いられる化学分析スライドの製造
装置を示す正面図および平面図、 第4図は上記製造装置における高速トランス71手段お
よびパレット搬送部を詳細に示す平面図、第5図および
第6図は上記装置における製品取出し手段を示す正面図
および平面図、 第7図は第5図の製品取出し手段を矢印■−■に沿って
断面して示す断面図、 第8図および第9図は第’+m送路に載置された帯状シ
ートを第1搬送路とともに示す断面図、第10図は上記
製造方法によって作られる化学分析スライドを示す斜視
図である。 1・・・マウントベース  2・・・マウントフレーム
3・・・マウントカバー  4・・・化学分析フィルム
11.12.13・・・プラスチック製シート11a、
 12a、 13a・・パスリット11b、 12b、
 13b・・・位置決め孔11c、 12c、 13c
・・・搬送孔15・・・帯状シート     21,2
2,23.31・・・リール35・・・高速トランスフ
ァ手段 40・・・パレット搬送部  51.53・・・超音波
溶着器55・・・フィルム充填検査器 57・・・カッ
タ59・・・インクジェットプリンタ 66・・・搬送ピン     67・・・位置決めピン
70・・・フィルム高さ検査器 80・・・打ち抜きブ
レス90・・・製品取出し手段  92・・・不良品排
出手段98・・・良品排出ブッシャ 67a 25    b圀   どコ

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)上下に重なって長手方向に搬送される複数の帯状プ
    ラスチック製シートの間に、所定間隔で複数の化学分析
    フィルムを順次挾持せしめた後、該化学分析フィルムの
    各々を囲む部分において上記シートを上下に貼り合わせ
    、次いで上下に貼り合わされて送られてくる上記シート
    から上記化学分析フィルムの各々をその周辺部とともに
    打ち抜き、上記シートの間に上記化学分析フィルムを挾
    持してなる化学分析スライドを連続的に製造する化学分
    析スライドの連続製造方法において、 上記複数のシートにおける上記のようにして打ち抜かれ
    る部分以外の残存部に、一定の間隔を置いて搬送孔およ
    び位置決め孔が設けられており、上記長手方向への搬送
    方向に移動される搬送ピンを上記搬送孔へ挿入させて該
    搬送ピンの移動により上記シートの搬送を行わせ、上記
    シートの貼り合わせや上記化学分析スライドの打ち抜き
    を行なうときには上記位置決めピンを上記位置決め孔に
    挿入させて上記シートの位置決めを行なった後、上記搬
    送ピンを上記搬送孔から抜き出すようにしたことを特徴
    とする化学分析スライドシートの搬送位置決め方法。 2)上記残存部に幅方向に延びるスリットが長手方向に
    一定の間隔を置いて設けられており、上記スリット間に
    おける上記残存部に、それぞれ少なくとも1個の位置決
    め孔および搬送孔が設けられていることを特徴とする特
    許請求の範囲第1項記載の搬送位置決め方法。
JP9052487A 1987-04-13 1987-04-13 化学分析スライドシ−トの搬送位置決め方法 Pending JPS63256395A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004097223A (ja) * 2002-09-11 2004-04-02 Hauni Maschinenbau Ag 棒状のフイルタ要素を移送するための装置およびこの移送を制御するための方法

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JP2004097223A (ja) * 2002-09-11 2004-04-02 Hauni Maschinenbau Ag 棒状のフイルタ要素を移送するための装置およびこの移送を制御するための方法

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