JPS63255284A - (1r,5s,6s)−2−〔(置換ピリジニウム−2−イル)メチル〕チオ−6−〔(r)−1−ヒドロキシエチル〕−1−メチル−カルバペネム−3−カルボキシレ−ト - Google Patents

(1r,5s,6s)−2−〔(置換ピリジニウム−2−イル)メチル〕チオ−6−〔(r)−1−ヒドロキシエチル〕−1−メチル−カルバペネム−3−カルボキシレ−ト

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JPS63255284A
JPS63255284A JP62089015A JP8901587A JPS63255284A JP S63255284 A JPS63255284 A JP S63255284A JP 62089015 A JP62089015 A JP 62089015A JP 8901587 A JP8901587 A JP 8901587A JP S63255284 A JPS63255284 A JP S63255284A
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carbapenem
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Sei Tamai
聖 玉井
Shigeaki Kobayashi
小林 重昭
Yasuhiro Kuramoto
康弘 倉本
Yuunosuke Nagase
長瀬 祐之助
Muneo Hikita
宗生 疋田
Yoshimitsu Nagao
長尾 善光
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NIPPON REDARII KK
Lederle Japan Ltd
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    • Y02P20/00Technologies relating to chemical industry
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野1 本発明はカルバペネム系抗生物質に関し、さらに詳細に
は、カルバペネム骨格の1位にβ−配置のメチル基が導
入され且つ2位に第四aアンモニウム官能基である(置
換ピリジニウム−2−イル)メチルチオ基が導入された
1β−メチル−カルバペネム誘導体、該化合物を有効成
分として含有する抗菌剤ならびに該化合物の製造方法に
関する。
[従来の技術と問題点] 従来上り、種々の抗菌活性を目的として次式(A): で示されるカルパー2−ベネム−3−カルボン酸を基本
骨格とするカルバペネム系抗生物質は多数提案されてい
る。
例えば初期のカルバペネム系抗生物質は、ストレプトミ
セス・カトレヤ(S treptomyees  ca
ttleya)の発酵より得られる次式(B):で示さ
れるチェナマイシンのような天然白米のカルバペネム化
合物である。このチェナマイシンは広範囲にわたるダラ
ム陽性薗、ダラム陰性薗に対し、優れた抗菌スペクト2
ムを有し、有用性の高い化合物としてその開発が期待さ
れたものの、化学的安定性が悪く、実用化されるまでに
は至っていない。
そのため多(の研究者は、上記式で示されるチェナマイ
シンの抗菌活性を保有し且つその化学的安定性が確保さ
れたカルバペネム化合物を開発するために努力し、その
結果、チェナマイシンの2位側鎖のアミノ基をホルムイ
ミドイル化した次式(): で示されるイミベネム(isaipenew: I N
 N )が実用的抗菌剤として登場するに至った。
しかし、上記式(C)で示されるイミペネムは、チェナ
マイシンより優れた抗菌活性を示し、化学的安定性はあ
る程度確保されているものの、生体内において腎デヒド
ロペプチダーゼ(D HP )により分解不活性化が短
時間のうちに生じてしまうという欠点を有している。そ
のためイミペネムは単独で投与がすることができず、D
HP阻害剤と併用し、その分解不活性化を抑制してやら
なければならない、したがって、この化合物の実際的製
剤はDHP阻害剤の一種であるシラスタチン(cila
statin; I N N >と併用したイミベネム
/シラスクチンの配合処方となっている。
しかしながら臨床的に使用される実用的な抗菌剤として
は、抗菌剤本末の抗菌活性がそのまま発揮されるのが好
ましく、また併用するDHP阻害剤が生体内の他の組織
においで好ましからざる副作用を発揮するおそれがある
ことも考えられるので、配合処方は極力回避した方がよ
いことはいうまでもない、そのため抗菌活性と同時にD
HPに対する耐性をも保有するカルバペネム化合物の開
発が強く要望されている。
最近に至り上述の目的を達成させるものとして、カルバ
ペネム骨格の1位にメチル基を導入した1一メチルカル
パペネム化合物が種々提案されでおり、またごく最近に
は、カルバペネム骨格の2位の置換基として第四級アン
モニウムチオ基を導入したカルバペネム化合物が提案さ
れでいる0例えば特開昭61−83183号公報(メル
ク社)には、下記一般式(D): で示される2位にアルキル化されたモノ−またはピーサ
イクリック第4級へテロアリールアルキルチオ置換基を
持つ1−メチルカルバペネムが開示されており、これら
化合物は抗菌活性が優れたものであるとともにDHPに
よる分解不活性化に対する抵抗性が饗しく改善され、有
用性が高いものであると報告されている。
しかしながら、上記公報には、これら1β−メチル−カ
ルバペネム化合物について上位概念による広い記載はあ
るもののその具体例は少なく、しかも抗菌活性が優れて
いるとの一般的記述はなされているが、具体的抗菌活性
データについての記載は皆無である。特に上記式に包含
されるカルバペネム化合物について上記公報には約47
0種以上の多数にわたる化合物が例示されているものの
、実施例においでその製造が確認されている化合物はわ
ずか10種にすぎず、本発明によって提供される化合物
については何ら具体的な記載はなされていない、したが
って、上記公報は本明細書において開示しかつクレーム
する薬理学的に優れた特性をもつ本発明の化合物につい
て何ら示唆を与えるものではない。
[問題点を解決するための手段] 本発明は、強力な抗菌活性ならびにβ−2クタマーゼ阻
害作泪等を有するとともに、腎デヒドロベプチグーゼに
対する優れた耐性を有するカルバペネム化合物を提供す
るものであり、より具体的には、これまで詳細に検討さ
れでいない1位がβ−配置でメチル置換されたカルバペ
ネム化合物において、2位@鎖として(置換ピラノニウ
ム−2−イル)メチルチオ基が導入され且つこの側鎖が
3位のカルボキシレートと分子内四級アンモニウム化合
物を形成している化合物に関するものである。
すなわち、本発明は次式(I): 式中、R1お上りR2は同一または相異なり、それぞれ
低級アルキル基を表わす、 で示される(I R,5S、6S)−2−[(置換ビリ
ジニウム−2−イル)メチル1チオ−6−[(R)−1
−ヒトロキシエチル]−1−メチル−カルバペネム−3
−カルボキシレートを提供するものである。
本発明によれば、1つの好適態様において次式%式%)
: 式中、R1およびR2は前記定義のとおりである、 で示される(I R,5S、6 S)−2−[3−(置
換ピラノニウム−2−イル)メチルコチオ−6−[(R
)−1−ヒドロキシエチル]−1−メチル−カルバペネ
ム−3−カルボキシレートが提供され、他の好適態様に
おいて次式(I−2): 式中、R1およびR2は前記定義のとおりである、 で示される(IR,53,63)−2−[(5−置換ピ
リジニウム−2−イル)メチル]チオ−6−[(R)−
1−ヒドロキシエチル]−1−メチル−カルバペネム−
3−カルボキシレートが提供される。
本発明はまた前記式(I)、好適には前記式(I−1)
または(I−2)で示されるカルバペネム化合物を有効
成分として含有する抗菌剤を提供するLflでふス一 本発明の前記式(1)、(I−1>*たは(I−2)で
示されるカルバペネム化合物の好適具体例としては、次
式(i−1−a): で示される(I R,5S、6 S)−2−[(1,3
−ジメチルビリジニウム−2−イル)メチル1千オー6
−[(R)−1−ヒドロキシエチル]−1−メチル−カ
ルバペネム−3−カルボキンレート、次式(I−2−a
): で示される(I R,5S、6 S)−2−[(1,5
−ツメチルピラノニウム−2−イル)メチルコチオ−6
−[(R)−1−ヒドロキシエチル]−1−メチル−カ
ルバペネム−3−カルボキシレートが包含される。
上記した本発明のカルバペネム化合物は、先行技術(例
えば特開昭61−83183号公報)に具体的には何ら
記載されていない新規な化合物であり、その抗菌力なら
びにDHPに対する耐性が特異的に優れている点に顕著
な特徴を有するものである。
本発明によれば、前記式(1)で示されるカルバペネム
化合物は、基本的には以下に述べる方法により!!遺す
ることができる。すなわち、次式(): 式中、R3はカルボキシ保護基を表わし、Raはアシル
基を表わす、 で示される化合物に、次式(■): 式中、R2は低級フルキル基を表わす、で示されるメル
カプト試薬を反応させ、次式(■)二式中、R2および
R7は前記定義のとおりである、 で示される化合物となし、そして該化合物に対し、ノア
ルキル硫酸もしくはアルキル)+77レートによる第四
級化および保護基R3の除去をこの順序またはこれと逆
の順序で行なうことにより、式(I)で示されるカルバ
ペネム化合物を製造することができる。
以下、上記の式(I)で示されるカルバペネム化合物の
製造方法について更に詳細に説明する。
上記方法において出発原料として使用される前記式(I
I)で示される化合物は、それ自体既知のものであり、
例えば特開昭56−123985号公報に記載の方法に
よって製造することができ、或いは好適には、本発明者
らが既に提案した下記反応式Aに示す立体選択的方法(
例えば、特願昭61−315444号出願明細書参照)
に従って製造することができる。
上記反応式中、R4は水素原子または低級アルキル基を
表わし、Zはt−ブチルジメチルシリル基を表わし、R
3およI/R”は前記定義のとおりである。
なお、本明I11書において、「低級」なる語は、この
語が付された基または化合物の炭素原子数が1〜7個、
好ましくは1〜4個であることを意味する。
「低級アルキル基」は直鎖状または分岐鎖状のいずれで
あってもよく、好ましくは1〜6個の炭素原子を有する
ことができ、例えばメチル、エチル、n−プロピル、イ
ソプロピル、n−ブチル、イソブチル、5ee−ブチル
、tert−ブチル、n−ペンチル、インペンチル、n
−ヘキシル、イソヘキシル基等が包含される。
[カルボキシル保護基」としては、例えばエステル残基
を例示することができ、かがるエステル残基としてはメ
チル、エチル、n−プロピル、イソプロピル、n−*l
5O−y3ee  *tert−ブチル、n−ヘキシル
エステル等の低級アルキルエステル残基;ペンシル、p
−ニトロベンシル、0−ニトロペンシル、p−メトキシ
ベンジル等の7ラアルキルエステル残基;アセ)−4ジ
メチル、プロピオニルオキシメチル、n  、iso 
 、ブチリルオキシメチル、ピバロイルオキシメチル等
の低級脂肪族アシルオキシメチル残基等が苧げられる。
また、「アシル基」は、単に有機カルボン酸のカル7に
81?シル基からOHを除いた残りの原子団のみならず
、広義に、有機スルホン酸や有機リン酸から誘導される
アシル基をも包含され、例えばアセチル、プロピオニル
、ブチリル等の低級アルカノイル基;メタンスルホニル
、ドリブルオロメタンスルホニル基等の(ハロ)低級ア
ルキルスルホニル基;ベンゼンスルホニル、p−二トロ
ベンゼンスルホニル、p−ブロモベンゼンスルホニル、
トルエンスルホニル、2,4.6−ドリイソプロピルベ
ンゼンスルホニル等の置換もしくは未置換のアリールス
ルホニル基;ジフェニルホスホリル基等が挙げられる。
以下、上記反応式Aで示される式(n)の化合物の高立
体選択的製造の各工程をさらに詳しく説明する。
工程(1)は、式(VI)のN−プロピオニル−1,3
−チアゾリジン−2−チオン誘導体を、塩基の存在下に
スズ(II)トリ7レートと反応させてエルレートを生
成させ、次いでこれに式(V)の化合物を反応させて、
式(■)の7ゼチシンー2−オン誘導体を製造すること
からなる。
上記の式(Vl)のN−プロピオニル−1,3−チアゾ
リジン−2−千オン誘導体のスズ(II)トリ7レート
によるエノール化反応は、通常反応に不活性な溶媒中、
例えば、ノエチルエーテル、テトラヒドロ7ラン等のエ
ーテル類;トルエン、キシレン、シクロヘキサン等の炭
化水素類;ジクロルメタン、クロロホルム等のハロゲン
化炭化水素類など、特にテトラヒドロ7ラン中で好適に
実施することができる。
反応温度は厳密に制限されるものではなく、使用する出
発原料等に応じて広範に変えることができるが、一般に
は約−100℃ないしほぼ室温程度、好ましくは約−7
8℃−約0℃の比較的低温が使用される。
式(Vl)の化合物に対するスズ(II)MJ7レート
の使用量は臨界的なものではないが、通常、式■の化合
物1モルに対するスズ(II))す7レートは約1〜約
2モル、好ましくは1〜1.5モルの割合で使用するこ
とがで詐る。
上記エノール化反応は塩基の条件下に実施され、使用し
うる塩基としでは、例えば、トリエチルアミン、ジイン
プロピルエチルアミン、1g4−ジアザビシクロ[2,
2,2]オクタン、N−7モルモルホリン、N−エチル
ピペリジン、ピリジン等の第三級アミン等が挙げられ、
中でもN−エチルピペリジンが有利に用いられる。これ
らの塩基は一般に式(VI)の化合物1モル当り約1.
0〜約3当量、好ましくは1.0〜2.0当量の割合で
使用することができる。
上記エノール化反応は一般に約5分〜約4時間で終らせ
ることができ、これによって二/レートが得られる。
この二ノール化反応に引続いてそのまま、生成する二ル
−トに前記式(V)の化合物を反応せしめることができ
る。
前記二ル−トと式(V)の化合物との間のアルキル化反
応は一般に、約−100℃ないしほぼ室温、好ましくは
約−78℃〜約10℃の温度において実施することがで
きる。その際の式(VI)の化合物の使用量は臨界的で
はなく適宜変更することができるが、通常、前記エノー
ル化反応に用いた式(■)の化合物1モル当り約0.5
〜約5モル、好ましくは0.5〜2モルの割合で用いる
のが適当である。
かかる条件下に反応は一般に約5分〜約5時間、より一
般には5分〜約2時間程度で終了させることができる。
前述のエノール化反応及び上記アルキル化反応は、必須
ではないが、不活性雰囲気下、例えば窒素ガス、アルゴ
ンガス雰囲気下に実施するのが望ましい。
最後に反応生成物は水で処理される。例えば、反応終了
後、pH7付近の燐酸緩衝液を加え攪拌し、不溶物を炉
別したのち、式(■)の化合物を常法により、例えば抽
出、再結晶、クロマトグラフィー等により分離精製する
ことができる。
この工程(b)は、前記工程(、)で製造される式(■
)で示されるアセチクン−2−オン誘導体を、イミダゾ
ールの存在下に式(Rコ00CCH2COi )2 M
 gで表わされるマグネシウムマロネート化合物と反応
させ、式(■)で表わされる化合物を得る工程である。
反応は好ましくは不活性有機溶媒中で行なわれ、例えば
エーテル、テトラヒドロ7ラン、ノオキサン等のエーテ
ル系[1; )ルエン、キンレン、シクロヘキサン等の
炭化水素系溶媒;ジクロルメタン、クロロホルム等のハ
ロゲン化炭化水素系溶媒;アセトニトリル等などを挙げ
ることができるが、特にアセトニトリルが好適に使用さ
れる。
反応温度は厳密に制限されるものではなく、使用する出
発原料等に応じて広範に変えることができるが、一般に
約0℃ないしほぼ100℃程度、好ましくは室温付近の
比較的低温が使用される。
式(■)の化合物に対するマグネシウムマロネート化合
物の使用量はほぼ等モル量が使用され、反応は50時間
程度、好ましくは20時間程度で完了する。
なお、使用するマグネシウムマロネート化合物としては
、例えば、パラニトロベンシルマグネシウムマロネート
、ペンノルマグネシウムマロネート、メチルマグネシウ
ムマロネート等を挙げることができるが、なかでもパラ
ニトロベンノルマグネシウムマロネートを用いるのが好
ましい。
工程(c)は、工程(b)で得られる式(■)の化合物
において水酸基の保護基Zを脱離させる工程である。t
−ブチルジメチルシリル基Zの除去は、式(■)の化合
物をメタノール、エタノール、テトラヒドロ7ラン、ノ
オキサンなどのような溶媒中で、塩酸、硫酸、酢酸など
のような酸の存在下に、0〜100℃の温度で0.5〜
18時間酸性加水分解することにより実施することがで
きる。
かかる工程により、目的とする式([)で示される化合
物を定量的に得ることができる。
工程(d)では、工程(e)で得られる式([)で示さ
れる化合物を、塩基の存在下に、前記工程(b)で述べ
たと同様の不活性有機溶媒中でアジド化合物で処理し、
目的とする式(X)のクアゾ化合物を得る6 使用されるアシド化合物としては、例えば、p−カルボ
キシベンゼンスルホニルアクト、トルエンスルホニルア
ット、メタンスルホニルアジドドデシルベンゼンスルホ
ニルアジドなどを挙げることができ、また、塩基として
は、トリエチルアミン、ビリ7ン、ノエチルアミンなど
の塩基を例示することができる。
反応は、好ましくはトリエチルアミンの存在下アセトニ
トリル中で、p−トルエンスルホニルアンドを加え、0
〜100℃、好ましくは室温で1〜50時間処理するこ
とにより行なうことができ、これによって高収率で目的
とする式(X)のジアゾ化合物を得ることができる。
工程(e)は工程(d)で得られる式(X)のジアゾ化
合物を環化し、式(XI)で示される化合物とする工程
である。該工程は好適には、例えば式(X)の化合物を
、ベンゼン、トルエン、テトラヒドロフラン、シクロヘ
キサン、酢酸二チル、ノクロルメタンなどのような不活
性溶媒中、好ましくはトルエン中で、25〜110℃の
温度において1〜5時間、ビス(アセチルアセトナ))
Cu(II) 、Cu SOイ銅粉末、Rb z(OC
OCHり−、ロノウムオクタノエートまたはPb (O
COCH3) 4のような金属カルボキシレート化合物
などの金属触媒の存在下で処理することにより実施され
る。一方別の方法として、上記環化工程はまた式(X)
の化合物を、ベンゼン、ジエチルエーテルなとのような
溶媒中で、0〜250℃の温度において0.5〜2時間
、パイレックスフィルター(波長は300nmより大)
を通して光を照射することにより実施することもできる
最後に、工程(f)において、工程(C)で得られる式
(XI)の化合物をRaOHで示される酸の反応性誘導
体(例えば、酸無水物、ハライドなど)と反応させるこ
とにより、式(If)で示される化合物が得られる。
かかる酸の反応性誘導体としては、例えば、無水酢酸、
アセチルクロリド、プロピオニルクロリド、p−)ルエ
ンスルホンrlt%水’Jtk、p−二トロベンゼンス
ルホン酸無水物、2,4.6−)ジインプロビルベンゼ
ンスルホン酸無水物、メタンスルホン酸無水物、トリフ
ルオロメタンスルホン酸無水物、ジフェニルリン酸クロ
リド、トルエンスルホニルクロリド、p−ブロモベンゼ
ンスルホニルクロリドなどが挙げられ、特にジフェニル
リン酸クロリド(R=ニジフェニルホスホリル)が好適
である。
式(XI)の化合物と上記酸の反応性誘導体との反応は
、通常のアシル化法と同様にして行なうことができ、例
えば、メチレンクロリド、アセトニトリル、ジメチルホ
ルムアミド等の不活性溶媒中で、適宜ジイソプロピルエ
チルアミン、トリエチルアミン、4−ツメチルアミノピ
リジン等の塩基の存在下に、−20〜40℃の温度で約
30分〜約24時間処理することにより行なうことがで
きる。
以上に述べた方法によれば、カルバペネム骨格の1位が
R配置のメチル基で置換され、これらに5位ならびに6
位がそれぞれR及びS配置であり、また6位のヒドロキ
シルエチル基の水酸基がR配置を有する特定の立体配置
を有する式(II)で示される化合物を高立体選択的に
製造することができる。
次いで、得られる式(It)で示される化合物に、前記
式(I[[)で示されるメルカプト試薬を反応させ、式
(ff)で示される化合物を得る。
式(If)で示される化合物と式(III)で示される
メルカプト試薬との反応は、例えば式(II)で示され
る化合物を、テトラヒドロ7ラン、ノクロルメタン、ノ
オキサン、ツメチルホルムアミド、ジメチルスルホキシ
ド、アセトニトリル、ヘキサメチルホスホラミドなど等
の適当な溶媒中で、はぼ等モル量乃至約1.5倍モル量
の過剰量の式(II[)で示されるメルカプト試薬と、
好ましくは炭酸水素ナトリウム、炭酸カリウム、トリエ
チルアミン、ジインプロピルエチルアミンなどの塩基の
存在下に約−40〜約25℃の範囲内の温度で約30分
〜約24時間反応させることにより行なうことがで慇る
以上の反応により、前記式(IY)で示される化合物が
得られる。この化合物は第四級化反応及1カルボキシル
保1 R3の除去反応に付すことにより、本発明の式(
1)で示されるカルバペネム化合物に変えることができ
る。
式(IY)で示される化合物の第四級化は、通常、該化
合物を適当な溶媒中に溶解させ、この溶液にノアルキル
硫酸、例えばツメチル硫酸を作用させるか、あるいはメ
チルトリ7レートのようなフルキル) ’J 7レート
を作用させ、2位側鎖の置換分であるピリジン環を第四
級化する。上記において使用しうる溶媒としては、例え
ばリン酸塩緩衝液のような水性溶媒あるいはジオキサン
、テトラヒド口フラン、アセトニトリル、ノクロルメタ
ンのような有機溶媒を挙げることができる。
このようにして得られる第四級化生成物は次いで3位の
カルボキシル基の保護基R3の除去反応に付される。保
護基R3の除去は、ソルボリシスまたは水素添加分解の
ようなそれ自体既知の脱保護基反応により行なうことが
できる。典型的には、該脱保護基反応は、例えばpH7
のモルホリフプロパンスルホン酸−水酸化ナトリウム緩
衝液、pH7のリン酸塩緩衝液、リン酸二カリウム、重
炭酸ナトリウムなどを含むテトラヒドロ7ランー水、テ
トラヒドロ7ランーエタノールー水、ジオキサン−水、
ジオキサン−エタン−ルー水、n −フタノール−水な
どのような混合溶媒中で、1〜4気圧の水素を用い、酸
化白金、パラノツムー活性炭、水酸化パラジウム−活性
炭などの水添触媒の存在下に、約θ〜約50℃の@回内
の温度で約0.25〜約4時間処理することにより行な
うことができる。
なお、以上に述べた式(IV)で示される化合物の式(
I)で示されるカルバペネム化合物への変換工程におい
て、第四級化反応とカルボキシル保護基R3の除去反応
とは上記と逆の順序で行なってもよい。すなわち、式(
■)で示される化合物をまず上記の如くしてカルボキシ
ル保護基R3の除去反応に付し、次いでその生成物に対
して第四級化反応を行なうようにしてもよい。
以上の如くして得られる式(I)で示されるカルバペネ
ム化合物は両性イオン化合物であるので、上記反応の生
成物は、例えば、適当なイオン交換樹脂、好ましくはD
owex  50W−X、タイプのイオン交換樹脂に適
すことにより精製するのが好ましい。
本発明の前記式(1)で示されるカルバペネム化合物は
、既に述べたとおり、従来の文献に具体的には開示され
ていない新規な化合物であって、ヂヒドロベプチグーゼ
(DHP)として知られている腎#素による攻撃に対し
て極めて安定であり、かつその抗菌作用も優れているこ
とが判明した。
本発明により提供される式(Nで示される化合物の優れ
た抗菌活性及び腎デヒドロペプチダーゼに対する高い安
定性は以下に示す生物活性試験によって立証することが
できる。
I:従慕墓乳 試l隷: 日本化学療法学会標準法[Chemotherapy+
 vo129、76〜79 (1981)]に準じた寒
天平板希釈法にしたがった。すなわち、被検菌のt4u
el Ier−Hinton(M)1)寒天液体培地3
7°C1−夜培!!液を約106cells/mlにな
るようにBuffered 5aline gelat
in(B S G)溶液で希釈し、ミクロプランタ−を
用い試験化合物含有MH寒天培地に約5μIl接種し、
37°C118時間培養後、被検菌の発育が認められな
い最少濃度をもってMinimusi 1nhibit
ory concentration (M I C)
とした。
なお、使用菌株は標準菌株を用いた。
庫」: 下記第1表に示す。
なお、本発明の試験化合物としては後記実施例5お上り
7に記載の化合物(13)および(15)を用いた。ま
た、対照化合物には、臨床的に広く使用されているセフ
ァ0スポリン化合物であるセファゾリン(CEZ)とカ
ルバペネム化合物であるイミペネムを用いた。
以上の抗菌活性試験によれば、本発明のカルバペネム化
合物は、優れた抗菌活性を有していることが明らかであ
る。
日本化学療法学会標準法に準じた寒天平板希釈法により
測定した。すなわち、5ensitivity tes
tbroth (S T B yニツスイ)で18時間
培豊したユピゾーム研究所保存のセファロスポリナーゼ
産生菌液を新鮮なSTB溶液で約10 ’cells/
m7になるように希釈し、その薗浮遊液をミクロブラン
ターを用いて試験薬剤含有5ensitivity d
isk agar−N(SDA、ニツスイ)平板上にス
ポットし、18〜20時間後の被検菌の発育の認められ
ない最少濃度をもってMICとした。
1」 下記第2表に示す。
なお、本発明の試験化合物としては後記実施例5および
7に記載の化合物(13)および(15)を用いた。ま
た、対照化合物には、被検菌に対し抗菌力の優れている
とされ、臨床的に使用されるセファロスポリン化合物で
あるセ7タジノム(CAZ)と、カルバペネム化合物で
あるイミペネムを用いた。
以上の結果から判断すると、Pseudomonad*
eeaeに属するP、 aeruginosaw P、
 cepaciaに対する本発明のカルバペネム化合物
の抗菌力はイミペネムとほぼ同等であり、抗プセウドモ
ナス活性を有するCAZより特に強いものであった。
また、proteus属を除く腸内細菌科の菌種に対す
る抗菌活性はイミベネムと同様にCAZより優れていた
■、  −ヒドロベプ  −ゼに  る   1−L!
L (1) ブタ腎デヒドロベプチグーゼ−1(DHP−I
) ブタ腎臓8kgをホモジナイズし、酵素蛋白を沈殿させ
、結合脂質を7七トンで除去したのちブタ/−ルによる
可溶化を行ない、硫安分画法にて順次精製し、最終的に
75%硫安分画の精製によりDHP−I酵素を得た。
なお、酵素濃度は25醜g/10m1、pH=7゜1、
リン酸緩衝液となるようにII!整し、各1mlに小分
は後、使用時まで一40℃以下にて冷凍保存した。
(2)試験化合物 本発明試験化合物としては後記実施例5および7に記載
の化合物(13)および(15)を用いた。
なお、゛該化合物は50ミリモル(鋤M)リン酸ナトリ
クム緩衝液(pH=7.1)にて117μMa1度とな
るよう用vP調整した。
対照化合物としては、グリシルデヒドロ7二二ルアラニ
ン(G 1−dh−Ph)ならびにイミペネムを用い、
上記と同様のリン酸ナトリウム緩衝液にて117μM濃
度となるよう用時調整した。
2.1汲 (1) レイシアツセイによるDHP−I酵素の基質に
対する加水分解活性の測定 対照化合物であるGl−dh−Pbならびにイミベネム
をそれぞれ117μM含有する50−Mリン酸ナトリウ
ム緩衝液(基質)1.2論iに、上記で得たDHP−I
ll素25 mg/ 10 ml tfIHの0゜2m
j!を加え(基質の最終濃度:100μM)、37℃に
で10分間インキュベーションを行ない、各基質に特有
のλwaxを用いて吸光度の減少から基質の加水分解の
初期速度を求めた。
なお、ブランクとして上記基質1.2+*j!にp87
.1リン酸ナトリウム緩衝液0.2mj!を加えて上記
と°同様の実験を行ない、ブランク試験とした。
(2)高速液体クロマトグラフィ(HPLC)法による
各試験化合物のDHP−Iに対する安定性の測定 本発明の試験化合物ならびに対照化合物であるイミペネ
ムについて上記(1)と同様の操作を行なうが、インキ
ュベーションは37℃にて4.5時間ならびに24時間
行ない、それぞれの時間の経過後の化合物の分解をHP
LC法により測定した。
3、緻(ニ レイトアッセイにより、DHP−Iに対する各基質の加
水分解の初期速度を求めたところ、Gl−dh−Ph=
17.4μM/分 イミペネム=0.56μM/分 であった。
DHP−Iに対するイミベネムならびに本発明の試験化
合物の安定性の測定結果を第3表に示す。
11表 DHP−Iによる加水分解の程度 (方法:HPLC,基質濃度:100μM1単位二μM
) イミベネムはほとんどないしすべてが分解したものと考
えられ、残存量は検出できなかった。
以上のDHP−Iに対する安定性試験の結果から明らか
な如く、本発明のカルバペネム化合物はイミベネムに比
較し、24〜数10倍の安定性を示す。
■、壽」J友垂− マウスはCrjCD(SD)系雄性、体重20〜23g
を一群10匹で使用し、後記実施例5お上り7に記載の
本発明のカルバペネム化合物(13)及び(15)を含
む溶液を皮下投与し、1週間にわたる観察を行なった。
その結果、本発明のカルバペネム化合物(14)は50
0 mg/ kg投与量でもすべて異常なく生存したこ
とが観察された。
上記した如く、本発明のカルバペネム化合物は、従来の
セファロスポリン化合物に比較し広範囲の抗菌スペクト
ルを示すとともに、イミペネムに匹敵する優れた抗菌活
性を有し、そのうえイミペネムと比較しDHPに対する
耐性がはるかに優れている。更に、臨床分離病原菌に対
しても優れた抗菌効果を有しており、しかもマウスにお
ける感染防御試験においても種々の試験菌に対し良好な
効果を示すことが観察された。
したがって、本発明の式(1)で示されるカルバペネム
化合物は、従来のイミベネムがDHP阻害剤であるシラ
スタチンと組合せることによってはじめて実用的な抗菌
剤として臨床治療に用いられるようになったのとは対照
的に、単独での使用が可能となり、DHP阻害剤との併
用による副作用の心配なく、種々の病原菌による細菌感
染症の治療、予防等のための抗菌剤として極めて有用で
ある。
式(I)で示されるカルバペネム化合物は、それを抗菌
剤として使用するに際して、その抗菌的有効量を含有す
る薬剤学的組成物の形で人間をはじめとする哺乳動物に
投与することができる。その投与量は処置すべき患者の
年令、体重、症状、薬剤の投与形態、医師の診断等に応
じて広い範囲にわたり変えることができるが、一般に、
成人に対しては一日当り約200〜約35000mgの
範囲内の用量が標準的であり、通常これを1日1回また
は数回に分けて経口的、非経口的または局所的に投与す
ることができる。
しかしで、上記の薬剤学的組成物は、医薬、特に抗生物
質の製剤において慣用されている無機もしくは有機の固
体または液体の製剤用担体または希釈剤、例えば、でん
ぷん、乳糖、白糖、結晶セルロース、リン酸水素カルシ
ウム等の賦形剤;アカシア、ヒドロキシプロピルセルロ
ース、アルギン酸、ゼラチン、ポリビニルピロリドン等
の結合剤ニステアリン酸、ステアリン酸マグネシウム、
ステアリン酸カルシウム、タルク、水添植物油等の滑沢
剤;加工でんぷん、カルシウムカルボキシメチルセルロ
ース、低置換ヒドロキシプロピルセルロース等の崩壊剤
;非イオン性界面活性剤、アニオン性界面活性剤等の溶
解補助剤等とともに、経口的、非経口的または局所的投
与に適した態形に製剤化することができる。経口投与に
適した態形には、錠剤、コー・ティング剤、カプセル剤
、トローチ剤、散剤、細粒剤、顆粒剤、ドライシロップ
剤等の固体製剤、あるいはシロップ剤等の液体裂創が挙
げられ、非経口投与に適した態形としては、例えば注射
剤、点滴剤、生態等が包含される。
また、局所投与に適した態形には軟膏、チンキ、クリー
ム、ゲル等が挙げられる。これらの製剤は製剤学の分野
でそれ自体周知の方法で調製することができる。
本発明のカルバペネム化合物は殊に注射剤の形態で非経
口的に投与するのが好適である。
[実施例1 次に実施例により、本発明のカルバペネム化合物の製造
について更に詳細に説明する。
なお、各実施例中の記号は以下の意味を有する。
ph: フェニル基 PNB:パラニトロベンノル基 PNZ:パラニトロベンジルオキシカルボニル基−)−
8i:t−ブチルジメチルシリル基Acニアセチル基 Et:エチル基 (a)  2.3−ルチジン2.14gを四塩化炭素2
0m1に溶解し、次いで過酸化ベンゾイル194emg
およびN−ブロムコハク酸イミド3,56gを加え80
℃にて18時間加熱する。冷却後不溶物を枦別し、溶媒
を留去し、得られた残留物をアセトン80111Nに溶
解し、これにチオ酢酸カリウム3.42FKを加え室温
で1時間攪袢した0反応終了後、不溶物を枦別し、溶媒
を留去し残留物をシリカゾルカラムクロフト(クロロホ
ルム:酢酸エチル=6:1)で精製し、黄色油状物とし
て2−7セチルチオメチルー3−メチルビリジンを得た
NMR(CDC13)δ:2 、 36 (3H,s)
、2.40(3H,s)、4.33(2H,s)。
(b)  次いで(a)で得た化合物610mgをメタ
ノール19mj2に溶解し、0℃にて窒素ガス気流下ナ
トリウムメトキサイドのメタノール溶fi(2,8%溶
液)6.511IJを加え15分間攪拌する1次いで酢
酸0.19v2を加えたのち溶媒を留去し、油状物とし
て2−チオメチル−3−メチルピリジン(1a)を得た
。本市はアセトニトリル10m1に溶解し、そのまま実
施例4に使用する。
2.5−ルチジン1.07g、過酸化ベンゾイル97B
およびN−ブロムコハク酸イミド1.78gを眉い実施
例1の(a)と同様処理し、黄色油状物として2−7セ
チルチオメチルー5−メチルピリノンを370−g得た
次いで上記の如(して得た2−7セチルチオメチル−5
−メチルピリジン206論gをメタノール70論!に溶
解し、0℃にて窒素〃ス気流下アンモニア飽和−メタノ
ール溶液20−!を加え、同温にて1時間攪袢した2溶
媒を留去し、残留物をシリカゾルカラムクロマトグラフ
ィ(クロロホルム:酢酸エチル=3:1)で精製し、黄
色油状物として2−チオメチル−5−メチルピリジン(
1b)185閤g(65,8%)得た。
N M R(CD C1,)δ:t、97(IH,t、
J=6゜0Hz)、2.32(3H,s)、2.35(
3H,s)、3.81(2H,d、J=6,0Hz)。
実施例3 スズトリ7レー) 3,712gを窒素〃ス気流下、無
水テトラヒドロ7ラン10m1に溶解し、O’Cに冷却
したのち、N−エチルピペリノン1.31および化合物
(3)1.2gの無水テトラヒドロ7ラン71溶液を加
え、同温度にて2時間攪拌した。次いで化合物(2)1
.42gの無水テトラヒドロ7ラン21溶液を加え、1
時間攪拌する0反応終了後、クロロホルム10o1を加
え、10%クエン酸水溶液で洗浄し、有機層をMgSO
4にて乾燥し溶媒を留去する。残留物をシリカゲルクロ
マトグラフィ(溶出液:n−ヘキ÷ンー酢酸エチル=2
〜1:1)により精製し、黄色固体物として化合物(4
)を1゜93g(97%)得た。
NMR(#、CDCl5):0,0 ?(68%s)、
0.88(9H,s)、1.21 (3H,d)、1.
26(3H。
d)、3.30(I H,dd)、3.28 (2H,
t)、3゜94(I H%dd)、4.55 (2HS
t)、6.24(IH,bs)。
(B) スズ)+77レー) 57.Ogを窒素〃ス気流下、無
水テトラヒドロ7ラン1641に溶解し、O”Cに冷却
したのち、N−エチルピペリジン19.9mlおよび化
合物(5)21.71gの無水テトラヒドロ7ラン12
3!I+溶液を加え、同温度にて1.5時間攪拌した1
次いで化合物(2)1.42gの無水テトラヒドロ7ラ
ン1231溶液を加え、1時間攪拌する0反応終了後、
クロロホルムを加え、10%クエン酸水溶液、食塩水に
て洗浄し、有機層をMgSO4にて乾燥し溶媒を留去す
る。残留物をシリカゾルクロマトグラフィ(溶出液:n
−ヘキサン−酢酸エチル=2:1)により精製し、融点
85.5〜86.5℃の黄色固形物として化合物(6)
を33.57g(98%)得た。
NMR(δ、CDCl*):0,07(6H,s)、0
.90(9H,s)、1.00(3H,t)、1.23
(3H。
d)、1.26(38%d)、2.90 (I H,d
d)、3゜50(IH,dd)、6.10(I Hlb
s)。
[IB=+233.9”(C=0.77、CHC13)
上記(B)で得た化合物(6)30,6 egの無水ア
セトニトリル7401溶液に、イミダゾール12゜13
gを加え、窒素ガス気流、室温下に5.5時間攪拌した
。次&”?Mg(02CCH2COzP N B )2
53.39gを加え、60℃にて一夜攪拌した。反応液
を2001までに減圧濃縮し、酢酸エチル11を加え、
有機層をlN−HCl水溶液、5%NaHCO,水溶液
ならびに食塩水にて順次洗浄し、Mg5O,で乾燥した
。溶媒を留去し、残留物をシリカゲル800gを眉いた
カラムクロマトグラフィにて精製し、無色油状物として
化合物(7)37゜47gを得た。
NMR(δ、CHC13):0 、06 (6H,s)
、0.87(98%s)、1.16(3H,d)、1.
20(3H。
d)、3.63(2H,s)、5.27(2HSs)、
5゜92 (I H,bs)、7.56.8.24(4
H芳香環プロトン)。
本市は更に精製することなく、次の(D)に使用した。
上記(C)で得た化合物(7)37.47gのメタノー
ル392mHI液に、濃HCI  19.6鋤1を加え
、室温にて1.5時間攪拌した。次いで反応液を約10
0+Illまで減圧濃縮し、酢酸エチル8001を加え
、水、食塩水にて洗浄し、Mg5O,乾燥した。
溶媒を減圧留去し、無色油状物として化合物(8)を得
た。
NMR(δ、CHCl、):1.25 (3HSd)、
1.30(3)!、cl)、2.90(2H,11)、
3.65(2H1S)、3.83 (I H,w+)、
4.15(I H,+s)、5゜27(2H,s)、6
.03(I Hlbs)、7.55.8.27(4H芳
香環プロトン)。
次いで上記化合物(8)をそのまま無水アセトニトリル
408m1に溶解し、トデシルベンゼンスルホニルアク
ド36.31gおよびトリエチルアミン13.8mlを
加え、室温にて20分間攪拌し、溶媒を留去する。残留
物をシリカゾル800gを用いたカラムクロマトグラフ
ィ(溶出81:クロロホルム−アセトン=2:1)にて
精製し、無色油状物として化合物(9)21.57g(
上記(B)、(C)および(D)の全収率として69.
4%)を得た。
I R(CHCIs)am−’:2150.1750,
1720.1650、 NMR(δ、CDCl5):1.23(3H,d)、1
.30(3B%d)、2.92(I H,m)、3.5
0〜4゜30(3H,m)、5.38(28%s)、6
.40(IH,bs)、7.57.8.30(4H,芳
香環プロトン) [α1B =−41,6@(C=3.1、CH2Cl2
)上記(D)で得た化合物(9)21.57gを酢酸エ
チル134論1に溶解し、ロノウムオクタノエート0.
065gを加え、80℃にて0.5時間攪拌した。次い
で溶媒を留去し、乾燥し、化合物(10)を固形物とし
て得た。
r R(CHCl、)am−’:2950.2925.
1860.183O NMR(δ、CDCl5):1.22(3H,d、J=
8゜0Hz)、1.37(3HSdS J=6,0Hz
)、2゜40 (I H%bs)、2.83(I H,
q% J=8.0H2)、3.28(I H,d%d)
、4.00〜4.50(2H,m)、4.75(I H
%s)、5.28及び5.39(2H,ABq、J=1
2Hz)、7.58.8.24(4H1芳香環プロトン
)。
上記(E)で得た化合物(10)186ragの無水ア
セトニトリル21溶液に、水冷下りフェニルリン酸クロ
ライド0,11m1お上りノイソプロピルエチルアミン
0.09m1を加え、同温にて0.5時間攪拌する1次
いで反応液をa1m後、残渣をシリカカラムラムにより
精製し、化合物(11)を白色固体として252mgを
得た。
NMR(δ、CHCl、):1.24(38%d)、1
.34(3H,d)、3.30(1)(、Q)、3.5
2(I H,m)、4.10〜4.40(2H,m)、
5,20及v5.35 (2H。
q)、7.29(108%m)、7.58及び8.18
 (4H,d)実施例4 化合物(11)→ 実施例3で得た化合物(11)2.0gを無水アセトニ
トリル39m1溶解し一20℃に冷却する。
この溶液に実施例1の(b)の工程で得た2−チオメチ
ル−3−メチルピリクン(1a)をアセトニトリル1O
ij!溶液を加え、更にジイソプロピルエチルアミン0
.62mJ!を加え室温にて1時間攪拌する。溶媒を留
去し、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィ(ク
ロロホルムニア七トン=1:1)で精製し、化合物(1
2)を529mg(33%)得た。
NMR(CDCIりδ:1,26(3H,d、J=7゜
0Hz)、1.36(3H,d、J=6.0Hz)、2
.15(3Hts)t3.26(IH,dd、J=3.
O:6゜0Hz)。
実施例5 化合!(12)← (A)  実施例4で得た化合物(12)236mgを
ジクロルメタン2.7mgに溶解し、0℃に冷却しトリ
フルオロメタンスルホン酸メチル0.061mAを滴加
し、5℃で18時間攪拌した。反応終了後、反応液をテ
トラヒドロ7ラン20m1.エーテル20mAおよび0
.1Mリン酸緩衝fi251の混合液に溶解させ、10
%パラジウム−炭素265Bを加え3気圧下で1時間水
素添加を行なう。触媒を炉別し、炉液をエーテルにて洗
浄後水層を減圧濃縮し、次いでDowex  50W−
X。
(Na”)のカラムにて精製を行ない、凍結乾燥し化合
物(13)を74−g(41,6%)得た。
IR(KBr)am″″’:1750,1610,13
9ONMR(CD、OD)δ:1,18(3H,d、J
=7゜0Hz)、1.26(3H,d、J=6.0Hz
)、2.63(3H,s)、3.07−3.66(3H
,m)、3.95〜4. 28 (3H=m)*4. 
45 (3Hls)、7. 70−8.75(3H,w
)、 (B)  実施例4で得た化合物(12)132a+g
を用い前記Aと同様トリフルオロメタンスルホン酸メチ
ル0.034m1で四級化を行なう0次いでこの反応液
をn−ブタ/−ル4,4tal、酢酸エチル2.2ta
1.0.5M  N−メチルモルホリン−塩酸緩衝a(
pH=6.8)5.Omj!の混液に溶解し、20%水
酸化パラジウム−炭素130mgを用い同様水素添加を
行ない、前記同様の処理を行ない、化合物(13)を得
た。
本市のrRならびにNMRスペクトルは前記(A)で得
たものと完全に一致した。
実施例6: ※ 化合物(11)−→ 実施例3で得た化合物(11)420mgおよび実施例
2で得た2−チオメチル−5−メチルビリジン(lb)
98mgを用い、実施例4と同様の処理を行ない化合物
(14)104mg(30,5%)得た。
N M R(CD CL)δ:1.23(3H,d、J
=7゜0Hz)=1.28(3H,d、J=6.0Hz
)、2.17(3Hts)t3.25(IH,cld、
J=3.0;6゜0Hz)、3.85−4.32(5H
,+*)−5,19゜5.50(2H,ABq)、7.
22−8.35(7H。
ll1)。
実施例7 化合物(14)← 実施例6で得た化合物(14)97mgをノクロルメタ
ン2mgに溶解し、0℃にてトリフルオロメタンスルホ
ン酸メチル0.025a+1を滴加し、5°Cにて18
時間攪拌する。得られた反応液をローブタメール4.0
mA、酢酸エチル2.0鎗!、0.5MN−メチルモル
ホリン緩衝液(pH=6゜8)4,5mj!混液に投入
し、20%水酸化バラノウムー炭素100mAを加え3
気圧下で2時間水素添加を行なった。次いで実施例5と
同様処理し、化合物(15)15m+?(21%)得た
I R(KBr)am−’:1750,1600,13
8 ONMR(CD、OD)δ:1.11(3H,d、
J=7゜OHz)=1.25(3HldwJ =6. 
OHz)、2. 50(3H,s)、3.10〜3.6
6(3H−s)、3.98−4.23(3H,m)、4
.38(3H,s)、7.75〜8. 70(3H,纏
)。
実施例8:化今1−←1 jlへ紅( 実施例6で得た化合物(14)400蹟gをツクロルメ
タン4talに溶解し、0℃にてトリフルオロメタンス
ルホン酸メチル0.103m1を滴加し1時間攪拌した
。得られた反応液をテトラヒドロ7ラン15d、エーテ
ル10m1.0.1Mリン酸緩衝液(pH=7.0>3
0m1の混液に投入し、10%パラジウム−炭素450
mgを加え、3気圧下、室温で40分間水素添加を行な
った。次いで実施例5と同様処理し、淡黄色固形物とし
て化合物(15)153曽g(51,0%)得た。
本市のIRなら1にNMRスペクトルは実施例7で得た
化合物のものと完全に一致した。
次に、本発明のカルバペネム化合物を用いた製剤例を示
すと以下のとおりである。
製剤例1(注射剤) (1)懸濁注射剤 化合物(13)または(15’)       25.
0゜メチルセルロース           0.5g
ポリビニルピロリドン         0.05gパ
ラオキシ安息香酸メチル       0.1gポリソ
ルベート80          0.1g塩酸リドカ
イン             0.5g蒸留水   
      適量/総容積100@1上記成分を混合し
、総容積100@1の懸濁注射剤とする。
(2)凍結乾燥する場合 化合物(13)または(15)20gに蒸留水適量を加
えて容積100a+2とする。
1バイアル中に上記水溶液2,5mj!または5aaA
 (それぞれ化合物(13)または(15)を500@
gまたは1000mgを含有する)を充てんし、凍結乾
燥する。同時、蒸留本釣3〜4 Illを添加して注射剤とする。
(3)粉末光てんする場合 1バイアル中に化合物(13)または(15)250m
gを粉末のまま充てんする。同時、蒸留本釣3〜4ml
を添加して注射剤とする。
製剤例2(錠剤) 化合物(13)* f:l!(15)      25
0mg乳糖               250a+
gヒドロキシプロピルセルロース    1論gステア
リン酸マグネシウム −匹ムー 1錠:511−g 上記の成分を混合し、常法により打錠して錠剤とした後
、必要に応じて常法により糖衣もしくはフィルムコーテ
ィングして糖衣錠もしくはフィルムコーティング錠とす
る。
製剤例3(トローチ剤) 化合物(13)tりl!(15)      200m
g白糖                 770mg
ヒドロキシプロピルセルロース     5mgステア
リン酸マグネシウム      201g瞥料    
        −1 1錠:1000mg 上記の成分を混合し、常法により打錠してトローチ剤と
する。
製剤例4(カプセル創) 化合物(13)または(15)       500m
gス′テアリン酸マグネシウム       10+e
1カプセル:510mg 上記の成分を混合し、これを通常の硬ゼラチ〉カプセル
に充てんしてカプセル剤とする。
製剤例5(ドライシロップ剤) 化合物(13)または(15)      220論g
ヒドロキシプロピルセルロース     2論g白糖 
                793mg香料  
              51L計:1000mg 上記の成分を混合してドライシロップ剤とする。
製剤例6(散剤) (1)化合物(13)         200mg乳
糖               800輪計: 10
00mg1 00O化合物(15)         250−g乳
糖            −一一互禮り計:100Q
曽g (1)および(2)のそれぞれにつき、上記の成分を混
合して散剤とする。
製剤例7(生態) 化合物(13)             50011
&1坐剤:2200mg 上記の成分を混合し、これを常法にょ9坐胴とする。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、次式( I ): ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) 式中、R^1およびR^2は同一または相異なり、それ
    ぞれ低級アルキル基を表わす、 で示される(1R,5S,6S)−2−[(置換ピリジ
    ニウム−2−イル)メチル]チオ−6−[(R)−1−
    ヒドロキシエチル]−1−メチル−カルバペネム−3−
    カルボキシレート。 2、次式( I −1): ▲数式、化学式、表等があります▼( I −1) 式中、R^1およびR^2は特許請求の範囲第1項記載
    の定義のとおりである、 で示される(1R,5S,6S)−2−[(置換ピリジ
    ニウム−2−イル)メチル]チオ−6−[(R)−1−
    ヒドロキシエチル]−1−メチル−カルバペネム−3−
    カルボキシレートである特許請求の範囲第1項記載の化
    合物。 3、次式( I −2): ▲数式、化学式、表等があります▼( I −2) 式中、R^1およびR^2は特許請求の範囲第1項記載
    の定義のとおりである、 で示される(1R,5S,6S)−2−[(置換ピリジ
    ニウム−2−イル)メチル]チオ−6−[(R)−1−
    ヒドロキシエチル]−1−メチル−カルバペネム−3−
    カルボキシレートである特許請求の範囲第1項記載の化
    合物。 4、R^1およびR^2がそれぞれメチル基である特許
    請求の範囲第1〜3項のいずれか1項に記載の化合物。 5、次式( I ): ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) 式中、R^1およびR^2は同一または相異なり、それ
    ぞれ低級アルキル基を表わす、 で示される(1R,5S,6S)−2−[(置換ピリジ
    ニウム−2−イル)メチル]チオ−6−[(R)−1−
    ヒドロキシエチル]−1−メチル−カルバペネム−3−
    カルボキシレートを有効成分として含有することを特徴
    とする抗菌剤。 6、有効成分が次式( I −1)または( I −2)▲数
    式、化学式、表等があります▼( I −1) ▲数式、化学式、表等があります▼( I −2) 式中、R^1およびR^2は特許請求の範囲第5項記載
    の定義のとおりである、 で示される化合物である特許請求の範囲第5項記載の抗
    菌剤。 7、R^1およびR^2がそれぞれメチル基である特許
    請求の範囲第6項記載の抗菌剤。 8、次式(II): ▲数式、化学式、表等があります▼(II) 式中、R^3はカルボキシ保護基を表わし、R^aはア
    シル基を表わす、 で示される化合物に、次式(III): ▲数式、化学式、表等があります▼(III) 式中、R^2は低級アルキル基を表わす、 で示されるメルカプト試薬を反応させ、次式(IV):▲
    数式、化学式、表等があります▼(IV) 式中、R^2およびR^3は前記定義のとおりである、 で示される化合物となし、そして該化合物に対して、ジ
    アルキル硫酸もしくはアルキルトリフレートによる第四
    級化および保護基R^3の除去をこの順序またはこれと
    逆の順序で行なうことを特徴とする次式( I ): ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) 式中、R^1およびR^2は同一または相異なり、それ
    ぞれ低級アルキル基を表わす、 で示される(1R,5S,6S)−2−[(置換ピリジ
    ニウム−2−イル)メチル]チオ−[(R)−1−ヒド
    ロキシエチル]−1−メチル−カルバペネム−3−カル
    ボキシレートの製造方法。
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