JPS63253560A - 映像記録再生装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は記録映像信号と再生映像信号との位相差をなく
して電子編集できる映像記録再生装置に関するものであ
る。

従来の技術 近年、映像記録再生装置、特にビデオテープレコーダ（
以下、ＶＴＲと略す）は底生分野においても広く普及し
ており、放送局で番組を製作する際に行われている電子
ａ集作業を実施できる民生用のＶＴＲが出現してきた。

編集作業は、記録映像信号と再生映像信号との位相差を
なくしたうえで結果しなければ、編集の後の継ぎ目の映
像が乱れる。第３図は記録映像信号と再生映像信号との
位相差をなくして電子編集できる従来のね集用ＶＴＲを
示す。このＶＴＲでは、記録映像信号と再生映像信号ど
の位相差を位相差検出回路１で検出し、この検出された
位相差を位相差−電圧変換回路２を介して電圧に変換し
、これをサーボ回路３に印加して配録映像１３号と再生
映像信号との位相差をなくすように動作する。

第４図は前記位相差−電圧変換回路２の一例を示す。こ
の場合、位相差検出回路１は、記録映像信号の位相が再
生映像信号の位相より進んでいる場合に第１の出力端子
９．をｕ　Ｌ　Ｉ＋レベルにトランジスタ４を導通させ
る。その結果、位相差−電圧変換回路２の出力端子８の
電圧が上がし、サーボ回路３は再生映像信号の位相を進
めように動作する。反対に、記録映像信号の位相が再生
映像信号の位相より理れている場合には、位相差検出回
路１は第２の出力端子１０を゛”　ｌ−１”レベルにし
て１〜ランジスタ５を導通させて前記出力端子８の電圧
を下げるように動作させ、それによってサーボ回路３は
再生映像信号の位相を理らせるように動作する。したが
って、Ｒ終的に記録映像信号と再生映像信号の位相は一
致し、出力端子８の電圧は所定値に落ち付く。なお、ト
ランジスタ７はコンデンサ６の保持電圧の初期電圧を決
定するときに導通するように構成されている。

発明が解決しようとする問題点 このような従来の構成では、記録映像信号の同期信号と
再生映像信号の同期信号の位相を合せてａ集を開始し、
そのまま長時間のインサート編集を続けると、コンデン
サ６のホールド電圧が次第に低下してくる。これはコン
デンサ６の漏れ電流や、オペアンプ１１の入力バイアス
電流があるために起こる。上記コンデンサ６のホールド
電圧が低下すると、インサートａ集開始のカットイン点
では記録映像信号と再生映像信号の位相が一致していた
にもかかわらず、長時間のインサート編集中に記録映像
信号の位相が変化してしまい、インサート編集終了後の
カットアウト点では、記録した映像信号の位相と元にあ
った再生映像信号の位相がずれて映像が乱れてしまうも
のである。

本発明は長時間のインサート編集を行なった場合でも、
カットアウト点の映像の乱れをなくづことができる映像
記録再生装置を提供することを目的とする。

問題点を解決するための手段 本発明の映像記録再生装置は、記録映像信号の同期信号
と一再生映像信号の同期信号どの位相差を検出する位相
差検出回路と、位相差検出回路によって検出された位相
差に応じたアナ【コグ電圧に変換する位相差−電圧変換
回路と、記録映像信号と再生映像信号の両同期信号の位
相差が零になったことを検出する位相差零検出回路と、
位相差零検出回路が位相差の零を検゛出した信号を制ｔ
ｌｌｌ信号として受け、前記アナログ電圧をデジタル電
圧値に変換して保持する電圧保持回路と、電圧保持回路
の出力電圧に基づいて前記記録映像信号と再生映像信号
との位相差をなくすように動作するサーボ回路とを設Ｇ
プだことを特徴とするものである。

作用 この構成によると、位相差零検出回路が記録映像信号の
一同期信号と再生映像信号の同期信号との位相差零を検
出したときに電圧保持回路が位相差−電圧変換回路の出
力電圧をデジタル変換して記憶し、デジタル的に記ｇ１
されているこの出力電圧に基づいてサーボ回路を動作さ
せる。

実施例 以下、本発明の一実施例を第１図と第２図に基づいて説
明する。なお、従来例を示す第３図と同様の作用をなす
ものには同一の符号を付けてその説明を省く。

第１図は本発明に基づいて構成８゛れたＶＴＲを示す。

記録映像信号と再生映像信号は、両信号の同期信号の位
相差を位相差検出回路１で検出し、この検出された位相
差を位相差−電圧変換回路２を介してアナログ電圧に変
換し、これを電圧保持口′ｔ８１２を経てサーボ回路３
に印加して記録映像信号と再生映像（ａ号との位相差を
なくｊように動作している。

位相差零検出回路１３は前記位相差検出回路１の出力信
号を読み込んで前記位相差が零になったタイミングを検
出しており、位相差零を検出したタイミングに出力され
信号を制御信号として前記電圧保持回路１２が、そのと
きの位相差−電圧変換回路２の出力電圧に応じたデジタ
ル電圧値を記憶している。

第２図は電圧保持回路１２の構成を示す。つまり、クロ
ック発生回路１４から発生づるクロック信号ＣＫが計数
入力に接続された可逆カウンタ１５のｉｌ数値をＯＡ変
換器１６を介してアナログ変換し、このアナログ変換さ
れた電圧と前記位相差−電圧変換回路２の出力電圧とを
比較器１７で比較し、比較器１７の出力を前記可逆カウ
ンタ１５の可逆選択端子１８に接続している。そして、
位４０差零検出回路１３が位相差零を検出したときに発
生した制御信号１９によって、可逆カウンタ１５の計数
入力への前記クロック信号ＧＫがミュートされるよう構
成されている。

このように構成したため、記録映像信号と再生映像信号
の位相がずれていて、位相差−電圧変換回路２の出力電
圧がＤ−Ａ変換器１６の出力電圧より高いときには、比
較器１７の出力が“ト＋　”レベルになって可逆カウン
タ１５はアップカウント状態となる。このとき、位相差
零検出回路１３は記録映像信号と再生映像信号の位相差
が零でないのでクロック信号ＯＫのミュートを実行せず
、クロック発生回路１４から出力されたクロック化ＱＣ
Ｋが可逆カウンタ１５に入力される。したがって可逆カ
ラン、り１５の計数値が増加してＤ−Ａ変換器１６の出
力電圧が上程する。

反対に、位相差−電圧変換回路２出力電圧がＤ−Ａ変換
器１６の出力電圧より低いときには、可逆カウンタ１５
がダウンカウント状態となってＤ−Ａ変換器１６の出力
電圧が低下する。これによって、サーボ回路３はＤ−Ａ
変換器１６の出力電圧を受けて、再生映像信号の位相を
進めたり送らせたりする。やがて、記録映像信号と再生
映像信号の両同期信号の位相が一致すると、位相差零検
出回路１３が働いて前記クロック化ＭＣＫをミュートし
、可逆カウンタ１５のカウントを停止させる。これによ
ってＤ−Ａ変換器１６の出力電圧は保持されることとな
り、コンデンサの漏れ電流とＡベアンプの入力バイアス
電流の影響を受けて前記位相差−電圧変換回路の出力電
圧が変化したとしても、サーボ回路３への印加電圧を長
期にわたって安定に維持でることができ、インサート編
集の際のカットアウト点での映像の乱れを回避できる。

ブを明の効果 以上のように本発明によれば、記録映像信号と再生映像
信号の位相差をアナログ電圧に変換する位相差−電圧変
換回路の出力と勺−ボ回路の間に、前記記録映像信号と
再生映像信号との位相差が零になったときの前記アナロ
グ電圧をデジタル電圧値に変換して保持する電圧保持回
路を設けて、サーボ回路を印加する電圧をデジタル的に
記憶保持するようにしたため、長時間のインサート編集
を行なった場合でも記録した映像信号の位相と元にあっ
た再生映像信号の位相とを一致さぼることができ、カッ
トアウト点で映像が乱れるといった従来の問題点を回避
できるものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の映像記録再生装置の一実施例のブロッ
ク図、第２図は同装置の電圧保持回路の構成図、第３図
は従来の映像記録再生装置のブロック図、第４図は第３
図の位相差−電圧変換回路の構成図である。 １・・・位相差検出回路、２・・・位相差−電圧変換回
路、３・・・サーボ回路、１２・・・電圧保持回路、１
３・・・位相差零検出回路、１５・・・可逆カウンタ、
１６・・・ＤＡ変換器、１７・・・比較器。 代理人　　　森　　本　　ｉ　　弘 第１図 第２図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、記録映像信号の同期信号と再生映像信号の同期信号
   との位相差を検出する位相差検出回路と、位相差検出回
   路によって検出された位相差に応じたアナログ電圧に変
   換する位相差−電圧変換回路と、記録映像信号と再生映
   像信号の両同期信号の位相差が零になったことを検出す
   る位相差零検出回路と、位相差零検出回路が位相差の零
   を検出した信号を制御信号として受け、前記アナログ電
   圧をデジタル電圧値に変換して保持する電圧保持回路と
   、電圧保持回路の出力電圧に基づいて前記記録映像信号
   と再生映像信号との位相差をなくすように動作するサー
   ボ回路とを設けた映像記録再生装置。 ２、電圧保持回路を、クロック信号をカウントする可逆
   カウンタと、前記可逆カウンタの計数値をアナログ変換
   するＤ−Ａ変換器と、前記位相差電圧値と前記Ｄ−Ａ変
   換器の出力電圧値を比較して前記可逆カウンタの可逆動
   作を選択する比較器とを備え、Ｄ−Ａ変換器の出力信号
   をサーボ回路への出力信号とし、位相差零検出回路から
   出力される制御信号によって、前記可逆カウンタによる
   クロック信号のカウント動作を禁止するように構成した
   ことを特徴とする特許請求の範囲第１項記載の映像記録
   再生装置。