JP2672047B2 - 磁気再生装置 - Google Patents
磁気再生装置Info
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Description
装置に関し、特に映像ヘッドを切替えるスイッチングポ
イントに関するものである。
信号1フィールドごとのつなぎ目が垂直同期信号のあと
にくると、再生時に映像ヘッドの切替え、スイッチング
によって発生するノイズによって受像機の水平同期系の
走査タイミングに乱れを生じ、インターレースが不完全
になったり、画面のゆれになったりする。このため、垂
直同期信号と映像ヘッド切り替えタイミングとの間を6.
5水平走査期間(以下、6.5Hと称す。)に調整するこ
とにより、上記の様な不具合をなくしていた。
構成を示し、図において、1は走行機構(図示せず)に
より走行させられる磁気テープ、2a,2bは映像ヘッ
ド、3a,3bは映像ヘッド2a,2bに各々接続され
たロータリートランス、4a,4bはロータリートラン
ス3a,3bに各々接続されたヘッドアンプ、5はヘッ
ドアンプ4a,4bのいずれかの出力部に切替わるヘッ
ド切替用スイッチである。
ロータ側に接続された映像信号処理回路、7は映像信号
処理回路6からの映像信号から垂直同期信号を抽出する
垂直同期信号分離回路、8は垂直同期信号分離回路7か
らの垂直同期信号とスイッチングポイントを手動調整す
るスイッチングポイント調整回路9からの調整信号を入
力してヘッド切替用スイッチ5に映像ヘッド切替用信号
を生成して出力するサーボ回路である。
あり、映像ヘッド2a,2bを例えば180°対称位置
に装着し、かつロータリートランス3a,3bと位置検
出用の永久磁石12を装着している。13はこの永久磁
石12から位置検出信号としてパルス信号を取り出す為
の位置検出ヘッドであり、スイッチングポイント調整回
路9の入力端子に接続されている。
信号Sv 等の信号の位置を示し、図3は映像ヘッド切替
用信号Ss と垂直同期信号Sv とのタイミングを示して
いる。
時に、映像ヘッド2a又は2bにより、磁気テープ1か
ら再生された映像信号は、ロータリートランス3a又は
3bを介してヘッドアンプ4a又は4bにて増幅され
る。増幅された映像信号は、映像ヘッド切替用信号によ
り1フィールド毎に切替えられるヘッド切替用スイッチ
5を介して映像信号処理回路6に入力される。
映像信号は、映像出力端子10から出力されると共に、
垂直同期信号分離回路7に入力され、垂直同期信号が分
離されてサーボ回路8に入力され、再生系の基準信号と
なる。
により、回転ドラム11の所定の位置が検出される。ス
イッチングポイント調整回路9は、この位置検出信号を
基準にし、所定の位置(垂直同期信号Sv から6.5H前
の位置;図2及び図3参照)でヘッド切替用スイッチが
映像ヘッド2a,2bのいずれかに切替わる様に調整ボ
リュームが手動調整されるとその調整量に応じた調整信
号を出力する。
直同期信号を基準にして映像ヘッド切替用信号を発生
し、ヘッド切替用スイッチ5に出力する。これによりヘ
ッド切替用スイッチ5は、映像ヘッド2a側と、映像ヘ
ッド2b側とのいずれかに切替わる。
イントの調整は以下のように行なわれる。調整者は、標
準記録されたアライメントテープを再生し、デジタルト
ラッキングをプリセットモードとし、オシロスコープに
て映像信号と映像ヘッド切替用信号を監視し、6.5Hに
なるようにボリュームを回転することにより調整する。
れているので、生産ラインで手動によりスイッチングポ
イントを調整しなければならない為に、生産上効率が悪
く、複雑な調整回路が必要となるためにコストアップに
つながる問題点があった。
ュームを回転させることにより行なわれる為に、調整の
ばらつきや温度変化等によるドリフトが生じ易い問題点
があった。
には、上記問題点を解決するために、スイッチングポイ
ントを自動調整できる磁気記録再生装置が提案されてい
る。
離した垂直同期信号と、回転ドラムから検出した位置検
出信号を基に生成した映像ヘッド切替用信号との位相を
比較する。この位相差に相当するカウント値と6.5Hに
相当する基準位相カウント値とを比較し、これらのカウ
ント値の差に応じた誤差信号をアップダウン制御回路に
出力する。アップダウン制御回路からの出力制御信号に
よりメモリ内の時定数データがアップ又はダウンされ、
これにより、映像ヘッド切替用信号の変化のタイミング
が調整される。
離回路、ディジタルモノマルチ回路、位相差検出器、比
較器、基準位相カウント値設定回路、アップダウン制御
回路、メモリ、システムコントローラのような多種類の
回路が必要とされる。
以上のように構成されているので、スイッチングポイン
トの調整をディジタル処理で自動化できるが、しかし回
路構成が複雑化し、高価になる課題があった。
の調整を常時行なう為に、その調整が安定化しても同じ
動作を繰り返し、動作上無駄があり、使用頻度が高い為
に回路の劣化が早くなるなどの課題があった。
めになされたもので、調整モード時にマイクロコンピュ
ータにより映像ヘッド切替えのスイッチングポイントの
自動調整を行なう磁気再生装置を得る事を目的とする。
は、該装置において、垂直同期信号及び映像ヘッド切替
用信号をマイクロコンピュータに入力し、マイクロコン
ピュータに、両者の信号間隔を所定水平走査期間に制御
するための制御量を演算する演算手段と、調整時には、
磁気再生装置本体を調整モードにするモード設定手段と
を設け、演算手段にて演算された制御量を記憶する記憶
手段を備えたものである。
手段による調整モード時に、垂直同期信号と映像ヘッド
切替用信号との間隔を所定水平走査期間にするための制
御量を演算手段により演算し、その間隔を所定水平走査
期間に自動調整し、調整モードの解除時には、制御量の
演算を行なわず、記憶手段に記憶された解除前の制御量
で制御する。
する。図1はこの発明の一実施例による磁気再生装置の
映像ヘッドの制御系を示し、従来と同一又は相当部分に
は図4と同じ符号1,2a,2b,3a,3b,4a,
4b,5〜8,10〜13を付し、その説明は省略す
る。
同期信号分離回路7から垂直同期信号を入力し、サーボ
回路8から映像ヘッド切替用信号を入力し、これら両信
号の間隔を6.5H(図2及び図3参照)に制御するため
の制御量を演算する演算手段と、スイッチングポイント
の調整時に、磁気再生装置本体を調整モードに設定する
モード設定手段を有している。22はマイクロコンピュ
ータ21に接続されたEAROM(電気的に記憶内容が
書換え可能な不揮発性メモリ)である。
号分離回路7、マイクロコンピュータ21及び位置検出
ヘッド13に接続され、位置検出ヘッド13からの位置
検出信号を基にして発生する映像ヘッド切替用信号を、
マイクロコンピュータ21からの制御量に応じて垂直同
期信号との間隔が6.5H前となるようにそのタイミング
を変えて、ヘッド切替用スイッチ5及びマイクロコンピ
ュータ21に出力するように構成されている。
て説明する。但し、従来例との重複部分はその説明を省
略する。再生時に垂直同期信号分離回路7により分離さ
れた垂直同期信号はマイクロコンピュータ21に入力さ
れる。一方、永久磁石12と位置検出ヘッド13より回
転ドラム11の所定の位置を検出し、この位置検出信号
はサーボ回路8に入力される。この信号を基にサーボ回
路8は、映像ヘッド切替用信号を発生し、ヘッド切替用
スイッチ5及びマイクロコンピュータ21に出力する。
ッド切替用信号を入力したマイクロコンピュータ21
は、図3に示すように、映像ヘッド切替用信号Ss の立
上りから垂直同期信号Sv の立下り間が6.5H(約41
3μsec )となるように、その制御量を演算し、この演
算結果によりサーボ回路8を制御して映像ヘッド切替用
信号のタイミングを制御し、再生スイッチングポイント
を自動調整する。
タ21が磁気再生装置本体を調整モード(すなわち、こ
のモードでのみ、スイッチングポイントの調整が可能な
状態)にすることにより行なわれる。その後、マイクロ
コンピュータ21が、調整モードを解除する際、サーボ
回路8の制御量をEAROM22に書き込む。調整モー
ドの解除時には、マイクロコンピュータ21は、EAR
OM22に記憶されたその制御量で、サーボ回路8を制
御し、スイッチングポイントを6.5Hに保持する。
チングポイントの調整を調整モード時にマイクロコンピ
ュータの制御により自動化するように構成し、更に、調
整モードの解除時には制御量の演算を行わず、記憶手段
に記憶された制御量にて制御を行うように構成したの
で、回路構成が簡単で安価となり、しかも動作に無駄が
なく、耐久性に優れたものになる効果がある。
ヘッド制御系の構成図である。
切替点の位置関係を示す説明図である。
ミング図である。
図である。
Claims (1)
- 【請求項1】 磁気テープ上に記録され、再生された垂
直同期信号と、映像ヘッドによる再生映像信号をスイッ
チングするための映像ヘッド切替用信号との間隔を所定
水平走査期間に調整する磁気再生装置において、 上記垂直同期信号及び上記映像ヘッド切替用信号をマイ
クロコンピュータに入力し、上記 マイクロコンピュータに、 上記所定水平走査期間に制御するための制御量を演算す
る演算手段と、 調整時には、磁気再生装置本体を調整モードにするモー
ド設定手段とを設け、上記演算手段にて演算された制御量を記憶する記憶手段
を備え、 上記 調整モード時には、上記映像ヘッドのスイッチング
ポイントの自動調整を、上記演算手段にて演算される上
記制御量を用いて行ない、 上記調整モードの解除時には、上記記憶手段に記憶され
た上記制御量を用いて上記間隔を保持し、上記演算手段
は停止する ようにした事を特徴とする磁気再生装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3197676A JP2672047B2 (ja) | 1991-08-07 | 1991-08-07 | 磁気再生装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3197676A JP2672047B2 (ja) | 1991-08-07 | 1991-08-07 | 磁気再生装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0541850A JPH0541850A (ja) | 1993-02-19 |
JP2672047B2 true JP2672047B2 (ja) | 1997-11-05 |
Family
ID=16378488
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3197676A Expired - Lifetime JP2672047B2 (ja) | 1991-08-07 | 1991-08-07 | 磁気再生装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2672047B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000268449A (ja) | 1999-03-17 | 2000-09-29 | Mitsubishi Electric Corp | 磁気記録再生装置 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60150208A (ja) * | 1984-01-18 | 1985-08-07 | Victor Co Of Japan Ltd | 磁気記録再生装置のヘツド切換信号生成回路 |
DE3629481A1 (de) * | 1986-08-29 | 1988-03-03 | Thomson Brandt Gmbh | Videorecorder |
-
1991
- 1991-08-07 JP JP3197676A patent/JP2672047B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0541850A (ja) | 1993-02-19 |
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