JPH06131813A - 再生位相補正方式 - Google Patents
再生位相補正方式Info
- Publication number
- JPH06131813A JPH06131813A JP4279680A JP27968092A JPH06131813A JP H06131813 A JPH06131813 A JP H06131813A JP 4279680 A JP4279680 A JP 4279680A JP 27968092 A JP27968092 A JP 27968092A JP H06131813 A JPH06131813 A JP H06131813A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- signal
- phase
- reproduction
- circuit
- reproducing
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- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Television Signal Processing For Recording (AREA)
- Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】ＶＴＲ等の磁気記録再生装置に関して、異なっ
たタイミングで記録された磁気テープを再生すると、正
常な再生信号を得ることができない。よって、機械的な
調整で行わずに電気的に補正することで、正常な再生信
号を得ることができる。 【構成】再生ヘッド４より再生された信号ＩＤ信号抽出
回路６を通じ、ＩＤ信号の位相と基準時間発生回路７と
の位相から位相比較回路８により位相差を求め、それに
対応してドラムサーボ回路９の位相を制御することで再
生信号を補正する。
たタイミングで記録された磁気テープを再生すると、正
常な再生信号を得ることができない。よって、機械的な
調整で行わずに電気的に補正することで、正常な再生信
号を得ることができる。 【構成】再生ヘッド４より再生された信号ＩＤ信号抽出
回路６を通じ、ＩＤ信号の位相と基準時間発生回路７と
の位相から位相比較回路８により位相差を求め、それに
対応してドラムサーボ回路９の位相を制御することで再
生信号を補正する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、磁気記録再生装置にお
いて、例えば、ディジタルビデオテープレコーダーに関
し良好な再生信号を得る方式に関する。
いて、例えば、ディジタルビデオテープレコーダーに関
し良好な再生信号を得る方式に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来の技術では、記録ヘッドの位置調整
不良の磁気記録再生装置が存在した場合、その装置で記
録された磁気テープは、位置調整が正常な再生ヘッドで
再生した場合テープパターンが異なって記録されている
ため、そのまま再生すると再生位相が異なっており、正
常な再生信号として得ることが出来ず、画面上にノイズ
が発生したり、画面が正しく現われない場合がある。
不良の磁気記録再生装置が存在した場合、その装置で記
録された磁気テープは、位置調整が正常な再生ヘッドで
再生した場合テープパターンが異なって記録されている
ため、そのまま再生すると再生位相が異なっており、正
常な再生信号として得ることが出来ず、画面上にノイズ
が発生したり、画面が正しく現われない場合がある。
【０００３】再生位相の補正に関しては、ジッター成分
を補正する回路（時間軸補正回路）は従来からあり、例
えば特開平１−１１４２７５号公報が挙げられる。しか
し、テープパターンがずれるような大きな位相差が生じ
た場合には、その補正範囲を超えてしまう問題があっ
た。
を補正する回路（時間軸補正回路）は従来からあり、例
えば特開平１−１１４２７５号公報が挙げられる。しか
し、テープパターンがずれるような大きな位相差が生じ
た場合には、その補正範囲を超えてしまう問題があっ
た。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】上記の従来技術におい
ては、調整不良により異なったタイミングで記録される
磁気装置が存在した場合、その装置で記録された再生信
号は正しいテープパターンになっていない。このテープ
を正常な装置で再生する場合、ジッター補正の範囲を超
えている場合があり、良好な信号の補正ができないこと
がある。
ては、調整不良により異なったタイミングで記録される
磁気装置が存在した場合、その装置で記録された再生信
号は正しいテープパターンになっていない。このテープ
を正常な装置で再生する場合、ジッター補正の範囲を超
えている場合があり、良好な信号の補正ができないこと
がある。
【０００５】本発明の目的は、異なって記録されたテー
プパターンから再生信号を電気的に補正することによ
り、良好な信号補正を得ることができる方式を提供する
ことにある。
プパターンから再生信号を電気的に補正することによ
り、良好な信号補正を得ることができる方式を提供する
ことにある。
【０００６】本発明の他の目的は、異なって記録された
テープパターンであることを判断することにより、アラ
ームを表示させることができる方式を提供することにあ
る。
テープパターンであることを判断することにより、アラ
ームを表示させることができる方式を提供することにあ
る。
【０００７】
【課題を解決するための手段】図３に磁気テープ２３に
記録されたテープパターンを示す。正常に記録されたテ
ープパターン１７の場合、それを再生すると再生信号１
９となる。しかし、異なって記録されたテープパターン
１８では、それを再生すると再生信号２０となり、位相
差２１を生じる。この場合、時間軸補正回路の補正範囲
２２に対して、補正量を超えており正常な再生信号を得
ることができない。そこで、時間軸補正範囲自身を遅ら
せるか、または、ドラムサーボ回路の基準位置を動かし
て、再生信号の位相を進ませることにより、再生信号を
補正範囲に移動することで位相差２１を無くし、正常な
再生信号を実現することができる。
記録されたテープパターンを示す。正常に記録されたテ
ープパターン１７の場合、それを再生すると再生信号１
９となる。しかし、異なって記録されたテープパターン
１８では、それを再生すると再生信号２０となり、位相
差２１を生じる。この場合、時間軸補正回路の補正範囲
２２に対して、補正量を超えており正常な再生信号を得
ることができない。そこで、時間軸補正範囲自身を遅ら
せるか、または、ドラムサーボ回路の基準位置を動かし
て、再生信号の位相を進ませることにより、再生信号を
補正範囲に移動することで位相差２１を無くし、正常な
再生信号を実現することができる。
【０００８】
【作用】本発明は、テープパターンから正常なパターン
との位相差を求める手段として、再生信号からＩＤ信号
または同期信号、またはパイロット信号を抽出し、その
信号位相と基準時間位相の位相差を求め、その位相差が
所定の値と同じになるように時間軸補正回路に入力され
る基準パルス信号を制御するか、またはドラムサーボ回
路に入力される基準パルス信号を制御することにより位
相差を補正し、正常な再生信号として再生することが可
能である。
との位相差を求める手段として、再生信号からＩＤ信号
または同期信号、またはパイロット信号を抽出し、その
信号位相と基準時間位相の位相差を求め、その位相差が
所定の値と同じになるように時間軸補正回路に入力され
る基準パルス信号を制御するか、またはドラムサーボ回
路に入力される基準パルス信号を制御することにより位
相差を補正し、正常な再生信号として再生することが可
能である。
【０００９】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図１により説明す
る。
る。
【００１０】図１は、本発明に係る再生位相補正方式の
構成のブロック図である。記録信号は、記録増幅回路１
で増幅され記録ヘッド２で磁気テープ３に記録される。
この記録された磁気テープ３は、異なったタイミングの
テープパターンが記録されている。磁気テープ３から再
生ヘッド４により再生信号（ＩＤ信号も含む）を読み取
り、再生増幅回路５により再生増幅する。その再生信号
は、ＩＤ信号抽出回路６によりＩＤ信号を抽出し、基準
時間発生回路７により作られる基準時間の位相とＩＤ信
号の位相を比較する位相比較回路８に入力され位相差信
号として出力される。その位相差信号が、ドラムサーボ
回路９に入力され、基準パルス信号に対するドラムサー
ボ位相を制御することにより、再生信号が時間軸補正回
路１０の補正範囲に入る。
構成のブロック図である。記録信号は、記録増幅回路１
で増幅され記録ヘッド２で磁気テープ３に記録される。
この記録された磁気テープ３は、異なったタイミングの
テープパターンが記録されている。磁気テープ３から再
生ヘッド４により再生信号（ＩＤ信号も含む）を読み取
り、再生増幅回路５により再生増幅する。その再生信号
は、ＩＤ信号抽出回路６によりＩＤ信号を抽出し、基準
時間発生回路７により作られる基準時間の位相とＩＤ信
号の位相を比較する位相比較回路８に入力され位相差信
号として出力される。その位相差信号が、ドラムサーボ
回路９に入力され、基準パルス信号に対するドラムサー
ボ位相を制御することにより、再生信号が時間軸補正回
路１０の補正範囲に入る。
【００１１】図２においては、補正前の再生信号１２の
ＩＤ信号１４は、基準時間信号１１に対し位相差１５が
生じている。基準時間信号１１の立上りエッヂに再生信
号のＩＤ信号１４が、時間軸補正範囲１６に入れば時間
軸補正が可能だが、上記の場合、時間軸補正範囲１６か
らはずれているため補正できない。再生信号はドラムサ
ーボ回路の基準パルス信号の位相と同期している。そこ
で、ドラムサーボ回路の基準パルス信号の位相を遅ら
せ、位相差１５をゼロに補正することで補正後の再生信
号１３にすることが可能となる。
ＩＤ信号１４は、基準時間信号１１に対し位相差１５が
生じている。基準時間信号１１の立上りエッヂに再生信
号のＩＤ信号１４が、時間軸補正範囲１６に入れば時間
軸補正が可能だが、上記の場合、時間軸補正範囲１６か
らはずれているため補正できない。再生信号はドラムサ
ーボ回路の基準パルス信号の位相と同期している。そこ
で、ドラムサーボ回路の基準パルス信号の位相を遅ら
せ、位相差１５をゼロに補正することで補正後の再生信
号１３にすることが可能となる。
【００１２】
【発明の効果】本発明によれば、異なって記録された磁
気テープが存在しても、再生ヘッドの位置を調整しない
で電気的に補正するため、容易に正常な再生信号を読み
取ることができ、真のデータを得られる。
気テープが存在しても、再生ヘッドの位置を調整しない
で電気的に補正するため、容易に正常な再生信号を読み
取ることができ、真のデータを得られる。
【図１】本発明の一実施例の回路構成ブロック図であ
る。
る。
【図２】本発明の補正前後のタイミングチャート図であ
る。
る。
【図３】正常なテープパターンと異なったテープパター
ンとの比較図である。
ンとの比較図である。
１…記録増幅回路、２…記録ヘッド、３…磁気テープ、
４…再生ヘッド、５…再生増幅回路、６…ＩＤ信号抽出
回路、７…基準時間発生回路、８…位相比較回路、９…
時間軸補正回路。
４…再生ヘッド、５…再生増幅回路、６…ＩＤ信号抽出
回路、７…基準時間発生回路、８…位相比較回路、９…
時間軸補正回路。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 ＦＩ 技術表示箇所 Ｈ０４Ｎ 5/93 Ａ 4227−5Ｃ
Claims (6)
- 【請求項１】情報を磁気テープに記録・再生するにあた
り、再生信号からテープパターンを調べる手段を備え、
そのテープパターンと基準テープパターンとを比較する
ことで差を検出し、再生信号位相が所定の値になるよう
に補正する制御手段を備えることを特徴とする再生位相
補正方式。 - 【請求項２】請求項１において、再生信号からテープパ
ターンを調べる手段として再生信号よりアドレス識別コ
ード（以下ＩＤと呼ぶ）信号を抽出し、基準時間位相と
ＩＤ信号位相とを比較して、補正量を得ることを特徴と
する再生位相補正方式。 - 【請求項３】請求項１において、再生信号からテープパ
ターンを調べる手段として、再生信号より同期信号を抽
出し、基準時間位相と同期信号位相とを比較して補正量
を得ることを特徴とする再生位相補正方式。 - 【請求項４】請求項１において、再生信号からテープパ
ターンを調べる手段として、再生信号よりパイロット信
号（プリアンブル、ポストアンブル部の信号）を抽出
し、基準時間位相とパイロット信号位相とを比較して補
正量を得ることを特徴とする再生位相補正方式。 - 【請求項５】請求項１において、再生信号位相を制御す
る手段として、再生側の時間軸補正回路に入力される基
準パルス信号の位相を制御し、位相補正することを特徴
とする再生位相補正方式。 - 【請求項６】請求項１において、再生信号位相を制御す
る手段として、ドラムサーボ回路に入力される基準パル
ス信号の位相を制御し、位相補正することを特徴とする
再生位相補正方式。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4279680A JPH06131813A (ja) | 1992-10-19 | 1992-10-19 | 再生位相補正方式 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4279680A JPH06131813A (ja) | 1992-10-19 | 1992-10-19 | 再生位相補正方式 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06131813A true JPH06131813A (ja) | 1994-05-13 |
Family
ID=17614378
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4279680A Pending JPH06131813A (ja) | 1992-10-19 | 1992-10-19 | 再生位相補正方式 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06131813A (ja) |
-
1992
- 1992-10-19 JP JP4279680A patent/JPH06131813A/ja active Pending
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