JPS63251464A - 導電性シリコ−ンゴム粒状物 - Google Patents

導電性シリコ−ンゴム粒状物

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JPS63251464A JP62086698A JP8669887A JPS63251464A JP S63251464 A JPS63251464 A JP S63251464A JP 62086698 A JP62086698 A JP 62086698A JP 8669887 A JP8669887 A JP 8669887A JP S63251464 A JPS63251464 A JP S63251464A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は導電性シリコーンゴム粒状物に関し、特に各種
ゴム、有機樹脂等各ｆ！Ｉｌ料の導電性付与剤あるいは
帯電防止剤どして好適に使用され得る導電性シリコーン
ゴム粒状物に関する。
〔従来の技術〕
シリコーンゴム粒状物およびその製造方法は知られてい
る（特開昭５９−６８３３３号公報参照）。しかし、導
電性シリコーンゴム粒状物、特に、導電性付与剤あるい
は帯電防止剤として好適に使用され得る導電性シリコー
ンゴム粒状物については知られていない。
また、カーボンブラック等の導電性材料を添加配合して
なるシリコーンゴム成形体が導電性を示めずことは知ら
れている（特開昭５７−９１２５０号公報参照）。
〔発明が解決しＪ：うとする問題点〕
ところが、カーボンブラック等の導電性材料は、例えば
、これをシリコーンゴム組成物に添加配合した場合、シ
リコーンゴム成形体の全域に渡って均一な導電性を付与
できないことがあった。また、導電性のレベルのコント
ロールが難しく、特に、制電あるいは帯電防止等の半導
電領域では目的とする範囲内の半導電性を付与し難いと
いう問題点があった。
本発明者らは上記問題点を解消すべく鋭意検討した結果
、本発明を為づに至つｌ〔。
本発明の目的は導電性シリコーンゴム粒状物であり、特
に各種ゴム、有機樹脂等各種材料の導電性付与剤あるい
は帯電防止剤として好適に使用され得る導電性シリコー
ンゴム粒状物を提供するにある。
〔問題点の解決手段とその作用〕
かかる本発明は、導電性材料を含有し、かつ、粒子径が
０．１〜ｉ　ｏｏｏμ７ｎであることを特徴とする導電
性シリコーンゴム粒状物である。
これを説明するに、本発明に用いられる導電性材料はシ
リコーンゴム粒状物に導電性または帯電防止性をイ１与
する作用を右づ−るものであればよく特に限定されない
。かかる導電性材料としては、ファーネス１〜ブラツク
、ランプブラック、サーマルブラック、アセチレンブラ
ック、ヂャンネルブラック等のカーボンブラック；金属
粉末、カーボンファイバー粉末、グラフ１イｌ−粉末が
挙げられる。これらの中でもカーボンブラックが潤滑性
に優れ導電性付与効果が大きく取り扱い易いので好まし
い。また導電性材料の含有母はシリコーンゴム１００重
量部に対して、０．５〜２８０重舟部の範囲内にあるこ
とが好ましく、１〜１００重量部の範囲内にあることが
特にθｒましい。
本発明にｊ３いては上記のにうな導電性材料を含有し、
かつ、粒子径が０．１〜１０００μｍであることが必要
である。
これは粒子径が０．１μｍ未満になると例えばシリコー
ンゴム用￥ｉ電性（”Ｊ　！−ｊ剤として使用覆る場合
にシリコーンゴム成形品に対して均一な導電性おＪ：び
／または半導電性を付与できなくなるからであり、１０
００μ辺を越えると本発明の導電性シリコーンゴム粒状
物自体の分散性が低下するからである。
かかるシリコーンゴム粒状物を形成するシリコーンゴム
としては従来公知のシリコーンゴムが使用でき、例えば
、ビニル基を有するジオルガノポリシロキサンを有＋ｉ
過酸化物で硬化させてなる有機過酸化物硬化型シリコー
ンゴム、ケイ素原子結合ビニル基を有づ°るジオルガノ
ポリシロキサンとケイ素原子結合水素原子を有づ゛るナ
オルガノボリシロキサンを白金系化合物の存在化で付加
反応させ硬化させてなるイ］加反応硬化型シリコーンゴ
ム、分子鎖両末端に水酸基を有するジオルガノポリシロ
キサンとケイ素原子結合水素原子を有づ゛る学オルガノ
ポリシロギザンを有機錫化合物の存在下で脱水素反応さ
せ硬化さけてなる縮合反応硬化型シリコーンゴム、分子
鎖両末端に水酸基を有するジオルガノポリシロキサンと
加水分解性のオルガノシラン類とを有機錫化合物とかチ
タン酸エステル類の存在下に縮合反応させてなる縮合反
応硬化型シリコーンゴムがある。本発明においては後２
者すなわちイ」前反応硬化型シリコーンゴムまたは綜合
反応硬化型シリコーンゴムが製造し易く取り扱い易いの
で好ましい。
次に、本発明の導電性シリコーンゴム粒状物を製造する
方法としては、例えば、次のような方法がある。
液状の付加反応硬化型シリコーンゴム組成物に導電性材
料を添加配合し、導電↑１液状シリコーンゴム組成物を
造り、該組成物を温度＋８０〜＋２００℃の熱気中に噴
霧して噴霧状態で硬化させ、導電性シリコーンゴム粒状
物を得る方法。また、液状の縮合反応硬化型シリコーン
ゴム組成物もしくはイ」加反応硬化型シリコーンゴム紺
放物に導電性材オ：シを添加配合し、導電性液状シリコ
ーンゴム組成物を造り、次いで、該組成物を水もしくは
界面活性剤を含む水の中に分散させ、該組成物が水の中
に不連続相として分散した分散液を造り、次いで、該分
散液を熱気中に放置するか、または、該分散液を熱気中
に噴霧し、前記シリコーンゴム組成物の硬化を完結させ
ると同時に水分を除去し、導電性シリ」−ンゴム粒状物
を１ｑる方法がある。
以上のような本発明の導電性シリコーンゴム粒状物は、
それ自体が潤滑性に優れた導電性材おｌであり、シリコ
ーンゴムを含めて各種のゴム、各種の有機樹脂、各種の
潤滑油等各種拐Ｉｔの導電性ｆす与剤あるい（よ帯電防
止剤どして好適に使用される。
特にシリコーンゴム用導電イ１−付与剤あるいは帯電防
止剤として好適である。
〔実　施　例〕
次に実施例にて本発明を説明する。実施例中、部とある
のは重量部、％とあるのは重量パーセントである。
〔実施例１〕 分子鎖両末端がヒドロキシル基で封ｉｔｌ’４された粘
度１００センヂボイズのジメチルボリシロキザン（ヒド
ロキシル基含有吊 １．３％＞１００部、表面Ｉ闇７０ｍ２／ＣＩのデンカ
ブラック〔電気化学（株製導電性カーボンブラック）２
０部、分子鎖両末端が１ヘリメチルシロキシ基で封鎖さ
れた粘度１０センチボイズのメチルハイドロジエンボリ
シロキサン（ケイ素原子結合水素原子含有量１．５％〕
１２部を均一に混合した（混合物Ａ）。
次に上記と同じジメチルボリシロキザン１００部に上記
と同じデンカブラック２０部を加えて混合した後、スズ
触媒（錫オク１〜ニー１−）１．５部を加えてから３木
ロールを使用して混練したく混合物Ｂ）。
この混合物ＡとＢを各々ｌ比が１対１ になるように計量し、これをギ１７−ポンプを使用しス
タヂックミキサー〔特殊機化（（木製１０エレメント〕
に送液し、均一に混合した（混合物Ｃ）。この混合物を
コロイドミル〔マン１−ンゴーリ（礼）製〕に送り込み
、同時にイオン交換水１２００部と界面活性剤（トリメ
チルノヂノールの１ヂレンオキザイド付加物、ユニオン
カーバイドコアー 一ポジーション製、非イオン界面活性剤タジトールＴＭ
Ｎ−６）５部を加え、 １４００回転／回転量隙０．１ｍｍの条件下でミルし、
導電性シリコーンゴム組成物の水分散液を得た。
この導電性シリコーンゴム組成物の水分散液を室温にて
３時間放置した後、これをスプレードライヤー（アシザ
ワ、二口、１１〜マイザー■製〕を使用して、入口の温
度３００℃、出口の温度１１０℃のドライヤー中に噴霧
さゼ硬化を完結させたところ球状のゴム粉末が得られた
。このゴム粉末はこれを実体顕微鏡下でガラス板の間に
はさんで押しつけると球径が広がることから、ゴム弾性
を有していることが確認された。
また、このガラス板を摺り合わすと極めて良好な潤滑性
を示した。さらに、このゴム粒子を走査型電子顕微鏡で
観察したところ、平均粒子径２０μｍの球体であった。
次に分子鎖両末端がジメチルビニルシロキシ基で封鎖さ
れたジメチルポリシロキサン生ゴム１００部とヒユーム
ドシリカ２０部を均一に混合し、シリコーンゴムストッ
クを調製した。
次いで、このシリコーンゴムストツタ １００部に上記で得られた導電性シリコーンゴム粒状物
を表１に示づような昂配合し、同時にジーｔ−ブチルパ
ー副キザイド ０．５部を配合し均一に混練した。この混練物を温度１
７０℃、加熱時間１０分間の条件下でプレス加数し厚さ
２　ｍｍのシリコーンゴムシートを成形した。このシリ
コーンゴムシートはベタツキがなく表面乎ＷＪ性に優れ
ていた。
次に、このシリコーンゴムシート−Ｆの５０か所につい
て体Ｖ１固有抵抗率を測定した。その測定値とそのバラ
ツキ範囲を表２に示した。
表　　１ 表　　２ 〔実施例２〕 分子鎖両末端がジメヂルビニルシロキシ基で封鎖された
粘度５００センチボイスのジメチルボリシロキザン（ビ
ニル基含有ｍ０．５％）１００部、表面積７０　ｒｎ１
２／　（Ｊのデンカブラック（電気化学■業■導雷性カ
ーボンブラック）２０部を加えて混合した後、分子鎖両
末端が１−リンチルシロキシ基で封鎖された粘１１６１
０センヂボイズのメチルハイドロジエンボリシロキザン
（り゛イ索原子結合水素原子の含有■１．５％）６部を
加え、これを３本ロールにて混練した（混合物Ａ）。
次に上記と同じジメチルボリシロキリ“２１００部に上
記と同じデンカブラック２０部を加えて混合した後塩化
白金酸のイソプロピルアルコール溶液（白金含有量３％
）０．６部を加えて、これを３木ロールにて混練した（
混合物Ｂ）。この混合物Ａと混合物Ｂを実施例１ど同様
にしてコロイドミルにて混合し、実施例１と同様にして
導電性シリコーンゴム粒状物を得た。得られた導電性シ
リコーンゴム粒状物は平均粒子径７０μｍ１１であり、
その表面は潤滑ｔｉに優れていた。次に、この導電性シ
リコーンゴム粒状物を実施例１で得たシリコーンゴムス
１〜ツタに表３に承りようなωで配合し、Ｊ：ｌ下これ
を実施例１と同様にしてシリコーンゴムシートを成形し
た。得られたシリコーンゴムシー１−の表面はベタツオ
がなく平ｉｆＪ性に優れていた。このシリコーンゴムシ
ートについて実施例１と同様にしく体積固有抵抗率とそ
の測定値のバラツキ範囲を測定し、その結果を表４に示
した。
表　　３ 目 １′ 表　　４ １“ 〔比較例１〕 比較のため実施例１で使用したシリコーンゴムス１〜ツ
タに実施例１で使用したデンカブラック（導電性カーボ
ンブラック）を実施例１の表１と同じ含有量となるよう
に配合し実施例１ど同一条件下で混合し表５に示す導電
性シリコーンゴム組成物を１９だ。
この導電性シリコーンゴム組成物を実施例１と同一条件
下で加熱しシリコーンゴム成形品を得た。このシートに
ついて実施例１と同一条件で体積固有抵抗率とその測定
値のバラツキ範囲を測定しｌ〔どころ表６の結果を得た
。
表　　５ 表　　６ 〔発明の効果〕

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. （１）導電性材料を含有し、かつ、粒子径が０．１〜１
    ０００μｍであることを特徴とする導電性シリコーンゴ
    ム粒状物。
  2. （２）導電性材料がカーボンブラックである特許請求の
    範囲第１項記載の導電性シリコーンゴム粒状物。 （３シリコーンゴム用導電性付与剤であることを特徴と
    する特許請求の範囲第１項記載の導電性シリコーンゴム
    粒状物。
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