JPS63251350A - エアバツグ装置のパツド - Google Patents
エアバツグ装置のパツドInfo
- Publication number
- JPS63251350A JPS63251350A JP62084290A JP8429087A JPS63251350A JP S63251350 A JPS63251350 A JP S63251350A JP 62084290 A JP62084290 A JP 62084290A JP 8429087 A JP8429087 A JP 8429087A JP S63251350 A JPS63251350 A JP S63251350A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pad
- insert
- mold
- base
- airbag
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 claims abstract description 11
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 claims abstract description 11
- 239000010410 layer Substances 0.000 claims description 13
- 238000000465 moulding Methods 0.000 claims description 13
- 239000011247 coating layer Substances 0.000 claims description 8
- 238000000034 method Methods 0.000 abstract description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 3
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 3
- 239000004952 Polyamide Substances 0.000 description 2
- 239000000696 magnetic material Substances 0.000 description 2
- 230000014759 maintenance of location Effects 0.000 description 2
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 2
- 239000000463 material Substances 0.000 description 2
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 2
- 229920002647 polyamide Polymers 0.000 description 2
- 238000009958 sewing Methods 0.000 description 2
- JOYRKODLDBILNP-UHFFFAOYSA-N Ethyl urethane Chemical compound CCOC(N)=O JOYRKODLDBILNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- BZHJMEDXRYGGRV-UHFFFAOYSA-N Vinyl chloride Chemical compound ClC=C BZHJMEDXRYGGRV-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 229920006231 aramid fiber Polymers 0.000 description 1
- 239000013013 elastic material Substances 0.000 description 1
- 229920001971 elastomer Polymers 0.000 description 1
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 1
- 239000012778 molding material Substances 0.000 description 1
- 229920005672 polyolefin resin Polymers 0.000 description 1
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 1
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 1
- 229920002994 synthetic fiber Polymers 0.000 description 1
- 239000012209 synthetic fiber Substances 0.000 description 1
- 229920002725 thermoplastic elastomer Polymers 0.000 description 1
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60R—VEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B60R21/00—Arrangements or fittings on vehicles for protecting or preventing injuries to occupants or pedestrians in case of accidents or other traffic risks
- B60R21/02—Occupant safety arrangements or fittings, e.g. crash pads
- B60R21/12—Occupant safety arrangements or fittings, e.g. crash pads which protect the occupants against personal attack from the inside or the outside of the vehicle
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60R—VEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B60R21/00—Arrangements or fittings on vehicles for protecting or preventing injuries to occupants or pedestrians in case of accidents or other traffic risks
- B60R21/02—Occupant safety arrangements or fittings, e.g. crash pads
- B60R21/16—Inflatable occupant restraints or confinements designed to inflate upon impact or impending impact, e.g. air bags
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Air Bags (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〈産業上の利用分野〉
この発明は、自動車等に装着されて所定時拡開するエア
バッグを被覆収納するエアバッグ装置のパッドに関する
。
バッグを被覆収納するエアバッグ装置のパッドに関する
。
〈従来の技術〉
従来、この種のパッドは、上壁と上壁周縁から下方へ延
びる側壁とを備える略箱形状とし、エアバッグ拡開時に
エアバッグがパッドから飛び出してパッド上方で大きく
拡開できるよう、軟質合成樹脂を主体として形成される
とともに、上壁に所定の位置で破断てきるよう破断用の
薄肉部を備えていた。
びる側壁とを備える略箱形状とし、エアバッグ拡開時に
エアバッグがパッドから飛び出してパッド上方で大きく
拡開できるよう、軟質合成樹脂を主体として形成される
とともに、上壁に所定の位置で破断てきるよう破断用の
薄肉部を備えていた。
さらに、この種のパッドでは、エアバッグ拡開時にパッ
ドが破断して飛散しないように、可撓性を有する網状の
ネットを薄肉部を除いた上壁と側壁とに埋設させ、さら
に、パッド側壁の下部部位のネットに引裂き抵抗の高い
アラミツド繊維等からなる環状のバンドを縫着させてい
た(特開昭55−110643号公報参照)。
ドが破断して飛散しないように、可撓性を有する網状の
ネットを薄肉部を除いた上壁と側壁とに埋設させ、さら
に、パッド側壁の下部部位のネットに引裂き抵抗の高い
アラミツド繊維等からなる環状のバンドを縫着させてい
た(特開昭55−110643号公報参照)。
〈発明が解決しようとする問題点〉
この種のパッドを製造する場合、ネットとバンドとを縫
着したものを間にし、表面側と裏面側とに別工程で軟質
合成樹脂からなる被覆層を形成しては、工数が増えてし
まう。
着したものを間にし、表面側と裏面側とに別工程で軟質
合成樹脂からなる被覆層を形成しては、工数が増えてし
まう。
そのため、ネットとバンドとを縫着したものをインサー
トとし、そのインサートを金型の型面に対し、その型面
に多数突設させたセットピンに係止させて宙に浮いた状
態でセットし、被覆層を成形することが望ましい。
トとし、そのインサートを金型の型面に対し、その型面
に多数突設させたセットピンに係止させて宙に浮いた状
態でセットし、被覆層を成形することが望ましい。
しかし、インサートのセット時、インサートを型面から
浮いた状態でかつパッドの形状と略等しい略箱形状にセ
ットする必要があるが、インサートを構成するネットと
バンドとが、共に可撓性を有する材料から形成されてお
り、撓み易いことから、インサートのセットに手間がか
かるという問題が考えられる。
浮いた状態でかつパッドの形状と略等しい略箱形状にセ
ットする必要があるが、インサートを構成するネットと
バンドとが、共に可撓性を有する材料から形成されてお
り、撓み易いことから、インサートのセットに手間がか
かるという問題が考えられる。
この発明は、上述の問題を解決するもので、被覆層成形
時に、インサートの金型へのセットが容易となるエアバ
ッグ装置のパッドを提供することを目的とする。
時に、インサートの金型へのセットが容易となるエアバ
ッグ装置のパッドを提供することを目的とする。
〈問題点を解決するための手段〉
この発明に係るエアバッグ装置のパッドは、所定時拡開
するエアバッグ周囲に取付けられ、上壁と上壁周縁から
下方へ延びる側壁とを備える略箱形状とするとともに、
インサートに軟質合成樹脂製の被覆層を被覆させる一体
成形から形成され、被覆層がパッド上壁部位の所定位置
にエアバッグ拡開時に破断する薄肉部を備えているエア
バッグ装置のパッドであって、 インサートは、パッド側壁部位に位置する筒状の合成樹
脂製の基部と、パッド上壁部位に位置して被覆層の薄肉
部の位置で分離されかつ基部上部に連結される可撓性を
有するネットとから形成され、 基部に、パッドを所定部位に取付ける取付部と、被覆層
成形時に使用する金型へのセット部とを形成することに
より、既述の問題を解決するものである。
するエアバッグ周囲に取付けられ、上壁と上壁周縁から
下方へ延びる側壁とを備える略箱形状とするとともに、
インサートに軟質合成樹脂製の被覆層を被覆させる一体
成形から形成され、被覆層がパッド上壁部位の所定位置
にエアバッグ拡開時に破断する薄肉部を備えているエア
バッグ装置のパッドであって、 インサートは、パッド側壁部位に位置する筒状の合成樹
脂製の基部と、パッド上壁部位に位置して被覆層の薄肉
部の位置で分離されかつ基部上部に連結される可撓性を
有するネットとから形成され、 基部に、パッドを所定部位に取付ける取付部と、被覆層
成形時に使用する金型へのセット部とを形成することに
より、既述の問題を解決するものである。
〈発明の作用・効果〉
この発明に係るエアバッグ装置のパッドでは、被覆層に
よって被覆されるインサートが、パッド側壁部位に位置
する筒状の合成樹脂からなる基部を備え、この基部上部
にパッド上壁部位に配置されるネットを連結させ、また
、基部には、パッドを所定部位に取付ける取付部と、被
覆層成形時に使用する金型へのセット用のセット部とが
形成されている。
よって被覆されるインサートが、パッド側壁部位に位置
する筒状の合成樹脂からなる基部を備え、この基部上部
にパッド上壁部位に配置されるネットを連結させ、また
、基部には、パッドを所定部位に取付ける取付部と、被
覆層成形時に使用する金型へのセット用のセット部とが
形成されている。
そのため、被覆層成形時におけるインサートの金型への
セット時、基部はそのセット部を介してセットできる。
セット時、基部はそのセット部を介してセットできる。
その際、基部が合成樹脂製であって形状保持性を有し、
かつ筒状に形成されていることから、基部のセット部を
所定の金型にセットすれば、基部は型面から浮いた状態
で所定位置に簡単にセットされ、あとはパッド上壁部位
に位置するネットを金型の所定のセットピンに係止させ
ればよい。
かつ筒状に形成されていることから、基部のセット部を
所定の金型にセットすれば、基部は型面から浮いた状態
で所定位置に簡単にセットされ、あとはパッド上壁部位
に位置するネットを金型の所定のセットピンに係止させ
ればよい。
したがって、この発明に係るエアバッグ装置のパッドで
は、インサートが全て可撓性を有している訳ではないの
で、被覆層成形時の金型へのインサートのセットが容易
となる効果を奏する。
は、インサートが全て可撓性を有している訳ではないの
で、被覆層成形時の金型へのインサートのセットが容易
となる効果を奏する。
〈実施例〉
以下、この発明の実施例を図面に基づいて説明する。
実施例のエアバッグ装置のパッド11は、第1.2図に
示すように、ステアリングホイールのボス部Bにおける
エアバッグ1周囲に配置され、略長方形状の上壁11A
と上壁11A周縁から下方へ延びる4つの側壁11Bと
を備える1略直方体の箱形状とし、インサート13にウ
レタン等の軟質合成樹脂製の被覆層12が被覆されて構
成されている。
示すように、ステアリングホイールのボス部Bにおける
エアバッグ1周囲に配置され、略長方形状の上壁11A
と上壁11A周縁から下方へ延びる4つの側壁11Bと
を備える1略直方体の箱形状とし、インサート13にウ
レタン等の軟質合成樹脂製の被覆層12が被覆されて構
成されている。
パッド上壁11Aの被覆層12には、エアバッグ1拡開
時、容易に破断されるよう、略H字形状に薄肉部12a
が形成されている。
時、容易に破断されるよう、略H字形状に薄肉部12a
が形成されている。
インサート13は、パッド側壁11Bの部位に位置する
略直方体の筒状の基部14と、パッド上壁11Aの部位
に位置して被覆層12の薄肉部12aの位置で分離され
かつ基部14上部に連結される略四角形の2枚のネット
18とから形成されている(第1〜3図参照)。
略直方体の筒状の基部14と、パッド上壁11Aの部位
に位置して被覆層12の薄肉部12aの位置で分離され
かつ基部14上部に連結される略四角形の2枚のネット
18とから形成されている(第1〜3図参照)。
このネット18は、網目の大きさを略1mm平方の開口
とし、ポリアミド等の合成繊維で織られ、可撓性を有し
ている。
とし、ポリアミド等の合成繊維で織られ、可撓性を有し
ている。
基部14は、硬質又は半硬質のポリアミド系。
塩化ビニル系、ポリオレフィン系樹脂等の合成樹脂から
形成され、本体部15.取付部16及び保持部17を備
えている。
形成され、本体部15.取付部16及び保持部17を備
えている。
本体部15は、パッド側壁11Bに位置する略四角筒状
とし、被覆層12の剥離防止用の複数の貫通孔15aを
備えている。
とし、被覆層12の剥離防止用の複数の貫通孔15aを
備えている。
保持部17は、本体部15の上部における前後方向の対
向する部位から、屈曲して各々パッド上壁11Aの中央
方向へ若干人るように延設され、それらの先端に各々ネ
ット18の端部を埋設させて保持している。また、保持
部17の屈曲部位は、エアバッグ1拡開時において、薄
肉部12aの破断後にパッド上壁11Aが円滑に開き、
パッド11上方でエアバッグ1が円滑に拡開できるよう
に、薄肉のヒンジ部17aとしている。
向する部位から、屈曲して各々パッド上壁11Aの中央
方向へ若干人るように延設され、それらの先端に各々ネ
ット18の端部を埋設させて保持している。また、保持
部17の屈曲部位は、エアバッグ1拡開時において、薄
肉部12aの破断後にパッド上壁11Aが円滑に開き、
パッド11上方でエアバッグ1が円滑に拡開できるよう
に、薄肉のヒンジ部17aとしている。
取付部16は、後述の被取付部材としてのバックアップ
プレート5に対してパッド11を取付けるために使用さ
れるもので、本体部15下部に設けられ、取付孔16b
を備えた取付プレート部16aと環状溝16cとから構
成されている。
プレート5に対してパッド11を取付けるために使用さ
れるもので、本体部15下部に設けられ、取付孔16b
を備えた取付プレート部16aと環状溝16cとから構
成されている。
取付プレート部16aは、本体部15下部の外表面側の
全周にわたって下方へ延びるよう形成され、所定位置に
内外周を貫く複数の取付孔16bを備えている。
全周にわたって下方へ延びるよう形成され、所定位置に
内外周を貫く複数の取付孔16bを備えている。
環状溝16cは、取付プレート部16a内周側における
本体部15下端面に全周にわたって形成され、後述のバ
ックアッププレート垂直壁部5cを嵌合させるものであ
る。
本体部15下端面に全周にわたって形成され、後述のバ
ックアッププレート垂直壁部5cを嵌合させるものであ
る。
そして、このインサート13は、基部14成形時にネッ
ト18をインサートとして一体成形されるものである。
ト18をインサートとして一体成形されるものである。
そのため、このインサート13は、従来の縫着を利用す
るインサートに比べてその製造が容易となる効果を奏す
る。
るインサートに比べてその製造が容易となる効果を奏す
る。
なお、バックアッププレート5は、パッド11の他に、
エアバッグ1及びエアバッグ1に所定時ガスを供給する
ガス供給器4を保持し、別途図示しないステアリングホ
イールの芯金に固定されるものである。
エアバッグ1及びエアバッグ1に所定時ガスを供給する
ガス供給器4を保持し、別途図示しないステアリングホ
イールの芯金に固定されるものである。
また、このバックアッププレート5は、中央に挿通孔5
bが穿設された略四角形の底壁5aと、底壁5a周縁か
ら上方へ延びる垂直壁部5Cとを備えている。垂直壁部
5cには、垂直壁部5cを基部14の環状溝16cに嵌
合させた際、基部14の取付プレート部16aの取付孔
16bに対応する位置に、取付孔5dが穿設されている
。
bが穿設された略四角形の底壁5aと、底壁5a周縁か
ら上方へ延びる垂直壁部5Cとを備えている。垂直壁部
5cには、垂直壁部5cを基部14の環状溝16cに嵌
合させた際、基部14の取付プレート部16aの取付孔
16bに対応する位置に、取付孔5dが穿設されている
。
ちなみに、バックアッププレート5に対する各部材の組
付けを説明すると、挿通孔5bに下方からガス供給器4
を挿入させて、そのフランジ部4aを挿通孔5b周縁下
面に当接させるとともに、エアバッグ1下部に固定され
た環状の留め金具2のボルト2aを、バックアツププレ
ート底壁5a上面側からフランジ部4a下面側まで突出
させ、ナツト3をボルト2aに螺合させることにより、
バックアッププレート5に対しエアバッグ1及びガス供
給器4を組付けるものである。
付けを説明すると、挿通孔5bに下方からガス供給器4
を挿入させて、そのフランジ部4aを挿通孔5b周縁下
面に当接させるとともに、エアバッグ1下部に固定され
た環状の留め金具2のボルト2aを、バックアツププレ
ート底壁5a上面側からフランジ部4a下面側まで突出
させ、ナツト3をボルト2aに螺合させることにより、
バックアッププレート5に対しエアバッグ1及びガス供
給器4を組付けるものである。
つぎに、本実施例のパッド11の成形について述べる。
成形に使用する金型7は、第4・5図に示すように、型
締め時に所定のキャビティ7aが形成されるよう、各々
所定のキャビティ用型面8a・9aを備えた可動型8と
固定型9とから構成されている。
締め時に所定のキャビティ7aが形成されるよう、各々
所定のキャビティ用型面8a・9aを備えた可動型8と
固定型9とから構成されている。
そして、第4〜6図に示すように、可動型8のキャビテ
ィ用型面8aには、セット時におけるインサート13の
ネット18の相互の接近する先端側の位置に、各々2つ
ずつ、計4個のセットピン10が圧入されている。
ィ用型面8aには、セット時におけるインサート13の
ネット18の相互の接近する先端側の位置に、各々2つ
ずつ、計4個のセットピン10が圧入されている。
これらのセットビン10は、ネット18の網目より外径
寸法の大きい大径部10aと、ネット18の網目に挿入
可能な小径部10bとを備え、小径部tabが、先端か
ら元部側(大径部10a側)にかけて徐々に外径を犬ぎ
くするテーパ状としている。なお、小径部10bの元部
側の外径は、セット後のネット18の外れを防止するた
め、ネット18の網目より若干大きな寸法に形成されて
いる。
寸法の大きい大径部10aと、ネット18の網目に挿入
可能な小径部10bとを備え、小径部tabが、先端か
ら元部側(大径部10a側)にかけて徐々に外径を犬ぎ
くするテーパ状としている。なお、小径部10bの元部
側の外径は、セット後のネット18の外れを防止するた
め、ネット18の網目より若干大きな寸法に形成されて
いる。
また、可動型8には、所定位置にセット時におけるイン
サート13の取付プレート部16aを嵌合させる環状溝
8bが形成され、この環状溝8bの内周面の所定位置に
は、セット時の取付プレート部16aの取付孔16b内
に挿入され、取付孔16b周縁を係止可能な半球面状に
突出する係止突起8cが形成されている。すなわち、こ
のインサート13における基部14のセット部は、パッ
ド11の取付部16が兼ねることとなる。
サート13の取付プレート部16aを嵌合させる環状溝
8bが形成され、この環状溝8bの内周面の所定位置に
は、セット時の取付プレート部16aの取付孔16b内
に挿入され、取付孔16b周縁を係止可能な半球面状に
突出する係止突起8cが形成されている。すなわち、こ
のインサート13における基部14のセット部は、パッ
ド11の取付部16が兼ねることとなる。
そして、この金型7を使用してパッド11を成形する態
様について述べると、まず、型開時において、インサー
ト130基部14を可動型8にセットする。
様について述べると、まず、型開時において、インサー
ト130基部14を可動型8にセットする。
その際、基部14のセットは、取付プレート部16aを
可動型8の環状溝8bに嵌合させ、取付孔16b周縁を
係止突起8cに係止させるのであるが、基部14が合成
樹脂製であって形状保持性を有していることから、保持
し易く、そのセットが容易となり、また、セット後には
、基部14が筒状に形成され、係止突起8cを介して外
周側から挾持される形態となることから、所定の位置に
確実にセットされる。
可動型8の環状溝8bに嵌合させ、取付孔16b周縁を
係止突起8cに係止させるのであるが、基部14が合成
樹脂製であって形状保持性を有していることから、保持
し易く、そのセットが容易となり、また、セット後には
、基部14が筒状に形成され、係止突起8cを介して外
周側から挾持される形態となることから、所定の位置に
確実にセットされる。
その後、2枚のネット18の各々の先端側を引張りつつ
セットピン10に係止させれば、第4図に示すように、
インサート13を可動型8のキャビティ用型面8aから
浮いた状態で簡単にセットすることができ、既述の発明
の作用・効果で述べたと同様な効果を奏する。
セットピン10に係止させれば、第4図に示すように、
インサート13を可動型8のキャビティ用型面8aから
浮いた状態で簡単にセットすることができ、既述の発明
の作用・効果で述べたと同様な効果を奏する。
そしてその後、型締めして、金型7のキャビティ7a内
へ図示しないゲートを介して成形材料を注入させれば、
第5図に示すように、ネット18及び基部14からなる
インサート13を埋設させたパッド11を成形すること
ができ、その後、型開きさせて離型させれば、所定のパ
ッド11を得ることができる。
へ図示しないゲートを介して成形材料を注入させれば、
第5図に示すように、ネット18及び基部14からなる
インサート13を埋設させたパッド11を成形すること
ができ、その後、型開きさせて離型させれば、所定のパ
ッド11を得ることができる。
そして、このようにして得られたパッド11を、取付部
16の環状溝16c内に垂直壁部5cを嵌合させ、相互
の取付孔16b・5dを介してリベット6止めすれば、
エアバッグ1及びガス供給器4を組付は済みのバックア
ッププレート5に対し、パッド11を組付けることがで
きる。ちなみに、パッド11における環状溝16cにバ
ッグアッププレート5の垂直壁部5cを嵌合させて取付
ける場合には、取付時におけるパッド11とバックアッ
ププレート5との上下方向の位置決めを容易に行なうこ
とがで診る。
16の環状溝16c内に垂直壁部5cを嵌合させ、相互
の取付孔16b・5dを介してリベット6止めすれば、
エアバッグ1及びガス供給器4を組付は済みのバックア
ッププレート5に対し、パッド11を組付けることがで
きる。ちなみに、パッド11における環状溝16cにバ
ッグアッププレート5の垂直壁部5cを嵌合させて取付
ける場合には、取付時におけるパッド11とバックアッ
ププレート5との上下方向の位置決めを容易に行なうこ
とがで診る。
なお、実施例のパッド11では、被覆層12成形時にお
けるインサート13の可動型8へのセット時、基部14
の取付部16を利用して行なうものを示したが、第7図
に示すように、基部本体部15における被覆層12剥離
防止用の貫通孔15Cのいくつかに挿入可能とし、それ
らの貫通孔15C周縁を係止可能とする半球面状に突出
する係止突起8dを可動型8のキャビティ用型面8aに
設け、これらの貫通孔15cをセット部として使用して
もよい。
けるインサート13の可動型8へのセット時、基部14
の取付部16を利用して行なうものを示したが、第7図
に示すように、基部本体部15における被覆層12剥離
防止用の貫通孔15Cのいくつかに挿入可能とし、それ
らの貫通孔15C周縁を係止可能とする半球面状に突出
する係止突起8dを可動型8のキャビティ用型面8aに
設け、これらの貫通孔15cをセット部として使用して
もよい。
また、実施例のパッド11では、バックアッププレート
5に対する取付部16として、取付孔16bを備えた取
付プレート部16aと環状溝160とで構成するものを
示したが、第8図に示すように、基部14下端の所定位
置に取付部としての磁性体からなるボルト26を埋設さ
せ、これらのボルト26に対応させて、バックアッププ
レート5に取付孔5fを備えたフランジ部5eを形成し
、ボルト26を取付孔5fを介してナツト27止めする
ように構成してもよい。そしてこのようにパッド11を
構成した場合には、第9図に示すように、それらのボル
ト26に対応した凹部8fを備えるとともにそれらのボ
ルト26を吸着可能な磁石8eを可動型8のキャビティ
用型面8aに埋設させ、それらのボルト26をセット部
として使用してもよい。勿論、ボルト26の代わりに磁
性体からなるナツトを基部14下端面に埋設させて取付
部とし、この取付部をセット部としても使用できるよう
、これに対応する凸状の磁石を可動型8に埋設させるよ
うにしてもよい。
5に対する取付部16として、取付孔16bを備えた取
付プレート部16aと環状溝160とで構成するものを
示したが、第8図に示すように、基部14下端の所定位
置に取付部としての磁性体からなるボルト26を埋設さ
せ、これらのボルト26に対応させて、バックアッププ
レート5に取付孔5fを備えたフランジ部5eを形成し
、ボルト26を取付孔5fを介してナツト27止めする
ように構成してもよい。そしてこのようにパッド11を
構成した場合には、第9図に示すように、それらのボル
ト26に対応した凹部8fを備えるとともにそれらのボ
ルト26を吸着可能な磁石8eを可動型8のキャビティ
用型面8aに埋設させ、それらのボルト26をセット部
として使用してもよい。勿論、ボルト26の代わりに磁
性体からなるナツトを基部14下端面に埋設させて取付
部とし、この取付部をセット部としても使用できるよう
、これに対応する凸状の磁石を可動型8に埋設させるよ
うにしてもよい。
さらに、実施例のパッド11では、インサート13にお
ける基部14の保持部17が、パッド11の上壁11A
の中央方向へ若干入るように延設されるものを示したが
、第10図に示すように、本体部15が上方へ延設され
、その上端からネット18を保持するように構成しても
よい。
ける基部14の保持部17が、パッド11の上壁11A
の中央方向へ若干入るように延設されるものを示したが
、第10図に示すように、本体部15が上方へ延設され
、その上端からネット18を保持するように構成しても
よい。
さらにまた、実施例のパッド11では、インサート13
における基部14の保持部17が、他の本体部15や取
付部16と同一の合成樹脂材料から形成されるものを示
したが、第11図に示すように、保持部37を本体部1
5や取付部16と異種の、例えば軟かいゴムや熱可塑性
エラストマー等の高分子弾性材料から形成してもよい。
における基部14の保持部17が、他の本体部15や取
付部16と同一の合成樹脂材料から形成されるものを示
したが、第11図に示すように、保持部37を本体部1
5や取付部16と異種の、例えば軟かいゴムや熱可塑性
エラストマー等の高分子弾性材料から形成してもよい。
このような異種の材料から保持部37を形成する場合に
は、その弾性を適宜選択することにより、エアバッグ1
拡開時の薄肉部12a破断後において、パッド上壁11
Aが開く際のその変形荷重を調整できることから、エア
バッグ1が拡開する際のその展開荷重の調整を行なうこ
とが可能となる。
は、その弾性を適宜選択することにより、エアバッグ1
拡開時の薄肉部12a破断後において、パッド上壁11
Aが開く際のその変形荷重を調整できることから、エア
バッグ1が拡開する際のその展開荷重の調整を行なうこ
とが可能となる。
さらに、実施例では、パッド11を取付ける被取付部材
としてバックアッププレート5を示した。しかし、被取
付部材としては、ステアリングホイールに固定されるバ
ックアッププレート5に限られるものでなく、例えば、
パッドをインストルメントパネルや前部座席の背面等に
取付ける場合、インストルメントパネルや前部座席の背
面等に設ける枠状(環状)のブラケット等を利用しても
よい。
としてバックアッププレート5を示した。しかし、被取
付部材としては、ステアリングホイールに固定されるバ
ックアッププレート5に限られるものでなく、例えば、
パッドをインストルメントパネルや前部座席の背面等に
取付ける場合、インストルメントパネルや前部座席の背
面等に設ける枠状(環状)のブラケット等を利用しても
よい。
第1図はこの発明の一実施例を示すパッドの使用態様断
面図、第2図は同実施例のパッドの斜視図、第3図は同
実施例のパッドに使用するインサートの斜視図、第4図
は同実施例のインサートセット時を示す金型の断面図、
第5図は同実施例の成形時を示す金型の断面図、第6図
は同実施例に使用する可動型の底面図、第7図は同実施
例の成形に使用する金型の他の例を示す断面図、第8図
は他の実施例のパッドの使用態様断面図、第9図はその
パッドのインサートセット時を示す金型の断面図、第1
0図はさらに他の実施例のパッドの使用態様断面図、第
11図はさらに他の実施例のパッドの使用態様断面図で
ある。 1・・・エアバッグ、 11・・・パッド、 12・・・被覆層、 13・・・インサート、 14・・・基部、 16・・・取付部、 16b・・・(セット部)取付孔、 18・・・ネット。 特 許 出 願 人 豊田合成株式会社
面図、第2図は同実施例のパッドの斜視図、第3図は同
実施例のパッドに使用するインサートの斜視図、第4図
は同実施例のインサートセット時を示す金型の断面図、
第5図は同実施例の成形時を示す金型の断面図、第6図
は同実施例に使用する可動型の底面図、第7図は同実施
例の成形に使用する金型の他の例を示す断面図、第8図
は他の実施例のパッドの使用態様断面図、第9図はその
パッドのインサートセット時を示す金型の断面図、第1
0図はさらに他の実施例のパッドの使用態様断面図、第
11図はさらに他の実施例のパッドの使用態様断面図で
ある。 1・・・エアバッグ、 11・・・パッド、 12・・・被覆層、 13・・・インサート、 14・・・基部、 16・・・取付部、 16b・・・(セット部)取付孔、 18・・・ネット。 特 許 出 願 人 豊田合成株式会社
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 所定時拡開するエアバッグ周囲に取付けられ、下記(a
)〜(d)の構成を具備するエアバッグ装置のパッド; (a)上壁と、該上壁周縁から下方へ延びる側壁とを備
える略箱形状とするとともに、インサートに軟質合成樹
脂製の被覆層を被覆させる一体成形から形成されている
; (b)前記被覆層は、パッド上壁部位の所定位置にエア
バッグ拡開時に破断する薄肉部を備えている; (c)前記インサートは、パッド側壁部位に位置する筒
状の合成樹脂製の基部と、パッド上壁部位に位置して前
記被覆層の薄肉部の位置で分離されかつ前記基部上部に
連結されて可撓性を有するネットとから形成されている
; (d)前記基部には、前記パッドを所定部位に取付ける
取付部と、前記被覆層成形時に使用する金型へのセット
用のセット部とを備えている。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62084290A JPS63251350A (ja) | 1987-04-06 | 1987-04-06 | エアバツグ装置のパツド |
KR1019870013749A KR900007530B1 (ko) | 1987-04-06 | 1987-12-03 | 에어백 장치의 패드 |
US07/177,976 US4852907A (en) | 1987-04-06 | 1988-04-05 | Pad for air bag device |
DE3811373A DE3811373A1 (de) | 1987-04-06 | 1988-04-05 | Polster fuer eine einen luftsack enthaltende vorrichtung |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62084290A JPS63251350A (ja) | 1987-04-06 | 1987-04-06 | エアバツグ装置のパツド |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63251350A true JPS63251350A (ja) | 1988-10-18 |
Family
ID=13826338
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62084290A Pending JPS63251350A (ja) | 1987-04-06 | 1987-04-06 | エアバツグ装置のパツド |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS63251350A (ja) |
KR (1) | KR900007530B1 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0396454A (ja) * | 1989-09-08 | 1991-04-22 | Ikeda Bussan Co Ltd | エアバッグ装置 |
JPH0450054A (ja) * | 1990-06-18 | 1992-02-19 | Honda Motor Co Ltd | 乗員保護用エアバッグ装置 |
-
1987
- 1987-04-06 JP JP62084290A patent/JPS63251350A/ja active Pending
- 1987-12-03 KR KR1019870013749A patent/KR900007530B1/ko not_active IP Right Cessation
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0396454A (ja) * | 1989-09-08 | 1991-04-22 | Ikeda Bussan Co Ltd | エアバッグ装置 |
JPH0450054A (ja) * | 1990-06-18 | 1992-02-19 | Honda Motor Co Ltd | 乗員保護用エアバッグ装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
KR880012406A (ko) | 1988-11-26 |
KR900007530B1 (ko) | 1990-10-11 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US5851022A (en) | Air bag pad with decorative device | |
US6851704B2 (en) | Air bag assembly | |
EP0357356A1 (en) | Rupturable cover for a vehicle air bag compartment | |
US5203586A (en) | Pad for air bag device | |
US20020195801A1 (en) | Air bag deployment chute and panel assembly | |
US6168187B1 (en) | Cover for an air bag | |
EP1243481B1 (en) | Airbag module | |
JPH06107102A (ja) | エアバッグ装置のパッド | |
JP2948849B2 (ja) | ガスバッグのカバー体 | |
JPS63251350A (ja) | エアバツグ装置のパツド | |
JPS63251352A (ja) | エアバツグ装置のパツド | |
JPS63251353A (ja) | エアバツグ装置のパツド | |
JPS63251351A (ja) | エアバツグ装置のパツド | |
JPH0533422Y2 (ja) | ||
JPS63199149A (ja) | エアバツグ装置のパツド | |
JPH06247252A (ja) | エアバッグ装置のパッド | |
JPH01160757A (ja) | エアーバッグカバーとリテーナとの連結構造 | |
JPS6144708B2 (ja) | ||
KR900007510B1 (ko) | 에어백 장치의 패드 | |
JPH01109146A (ja) | エアーバッグカバーとリテーナとの連結構造 | |
JP3303364B2 (ja) | エアバッグ装置のパッド | |
JP3849236B2 (ja) | オーナメントの取付構造 | |
JPH06262998A (ja) | エアバッグ装置のパッド | |
JPH05149312A (ja) | 拡張式リベツト | |
JP3106621B2 (ja) | エアバツグ装置のパツド |