JPS63249666A - サ−マルヘツド - Google Patents
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- JPS63249666A JPS63249666A JP8448387A JP8448387A JPS63249666A JP S63249666 A JPS63249666 A JP S63249666A JP 8448387 A JP8448387 A JP 8448387A JP 8448387 A JP8448387 A JP 8448387A JP S63249666 A JPS63249666 A JP S63249666A
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Landscapes
- Electronic Switches (AREA)
- Parts Printed On Printed Circuit Boards (AREA)
- Electric Connection Of Electric Components To Printed Circuits (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は、サーマルヘッド、特にファクシミリ、プリン
タなどへの使用に好適なサーマルヘッドに関するも□の
である。
タなどへの使用に好適なサーマルヘッドに関するも□の
である。
[従来の技術]
従来のサーマルヘッドの発熱部およびはんだ接続部は、
第2図に示すように、基板Sに設けた蓄熱層lJ:、に
、発熱抵抗層2、拡散防止層3、配線層4を順次積層し
てあり、はんだJli続部および図示していないが外部
引出し端子を除く全面に保護層5が形成してあり、はん
だ接続部は配線層に接して接着層6、はんだ拡散防止層
7からなり、必要によっては、さらにこの上にAu等の
酸化防止層8も形成されている。また、発熱部の保護層
5上に、必要によっては、さらに耐庁耗性に優れた保護
層9を81層する場合もある。
第2図に示すように、基板Sに設けた蓄熱層lJ:、に
、発熱抵抗層2、拡散防止層3、配線層4を順次積層し
てあり、はんだJli続部および図示していないが外部
引出し端子を除く全面に保護層5が形成してあり、はん
だ接続部は配線層に接して接着層6、はんだ拡散防止層
7からなり、必要によっては、さらにこの上にAu等の
酸化防止層8も形成されている。また、発熱部の保護層
5上に、必要によっては、さらに耐庁耗性に優れた保護
層9を81層する場合もある。
[発明が解決しようとする問題点]
しかし、上記従来のサーマルヘッドにあっては、次のよ
うな問題があった。
うな問題があった。
従来の配線層4は、’i[気休導性の良好なAI、 (
:uなどの金属が用いられている。しかし、これらの材
料は、発熱抵抗体層2との密着性か悪く、しかも、配線
材料の抵抗層への拡散が発生し易い欠点があった。これ
を防止するため従来は、配線層上抵抗層上の間に拡散防
+h層3を挿入していた。本来ならば、配線層4と抵抗
層2の二層で機能を発奏できるはずであるが、止むなく
拡散防II:層を用いていた。この層の有無はコストへ
の影響か太きく、、ta層に要する時間と、パターンを
形成するに要する加工賃が余計に必要であった。
:uなどの金属が用いられている。しかし、これらの材
料は、発熱抵抗体層2との密着性か悪く、しかも、配線
材料の抵抗層への拡散が発生し易い欠点があった。これ
を防止するため従来は、配線層上抵抗層上の間に拡散防
+h層3を挿入していた。本来ならば、配線層4と抵抗
層2の二層で機能を発奏できるはずであるが、止むなく
拡散防II:層を用いていた。この層の有無はコストへ
の影響か太きく、、ta層に要する時間と、パターンを
形成するに要する加工賃が余計に必要であった。
また、従来のサーマルヘッドのはんた接続のための電極
は、配線層4の上に、接着層6と、はんだ拡散防止層7
とを端層し、必要によっては酸化防止層8も形成されて
いる。これら各層の材料としては、接着層は主としてク
ロム、はんだ拡散防止層はCu、 CuとCrの混合物
、Ni、 Pbなどか用いられる。
は、配線層4の上に、接着層6と、はんだ拡散防止層7
とを端層し、必要によっては酸化防止層8も形成されて
いる。これら各層の材料としては、接着層は主としてク
ロム、はんだ拡散防止層はCu、 CuとCrの混合物
、Ni、 Pbなどか用いられる。
この中で、はんだ拡散防止層は、使用する金属の性質に
よって、防止層の必要厚さやはんだ濡れ性が決まる。例
えば、Cuは1回のはんた付けで1〜数終■程度が溶融
したはんだ中に溶は込むため、少なくともこの厚さ以上
のCuの厚さが必要であり、また、はんだ接続をはずす
時と、再度のはんた付けの2回のはんた接続を経るため
、このはんた溶融回数に応じてはんだ中にCuが溶は込
む。
よって、防止層の必要厚さやはんだ濡れ性が決まる。例
えば、Cuは1回のはんた付けで1〜数終■程度が溶融
したはんだ中に溶は込むため、少なくともこの厚さ以上
のCuの厚さが必要であり、また、はんだ接続をはずす
時と、再度のはんた付けの2回のはんた接続を経るため
、このはんた溶融回数に応じてはんだ中にCuが溶は込
む。
従って、はんだ接続のやり直しを考慮した場合には、必
要膜厚はL記溶融量の3〜4倍となり、Cuの場合では
3〜4IL11以−ヒの厚さとなる。
要膜厚はL記溶融量の3〜4倍となり、Cuの場合では
3〜4IL11以−ヒの厚さとなる。
このように厚い金属層を基板上に形成した場合、内部応
力による基板の破壊や、金属自身の割れを発生し易かっ
た。
力による基板の破壊や、金属自身の割れを発生し易かっ
た。
これに対し、Cu以外の材料では、必要厚さはCuの数
分の1となるが、はんだ濡れ性が悪いために接続不良を
発生し易い。
分の1となるが、はんだ濡れ性が悪いために接続不良を
発生し易い。
このような問題に対して、特開昭58−165211号
公報のように、線材上にCu、 NiそしてSnを順次
形成し、Niの濡れ性の不具合をSnで覆うミとにより
数片している例が見られる。この例のように、Ni等の
はんた拡散防止機部の高い金属の表面にAu、Sn、は
んだ等の薄層な形成することにより、濡れ性を改善する
例が知られているが、工程数か増すことや、はんだ成分
金属とのfljjに脆い化合物を作る例が見られ、接続
信頼性の点でも問題があり、サーマルヘッドへの適用性
は、その膜形成方法か困難であった。
公報のように、線材上にCu、 NiそしてSnを順次
形成し、Niの濡れ性の不具合をSnで覆うミとにより
数片している例が見られる。この例のように、Ni等の
はんた拡散防止機部の高い金属の表面にAu、Sn、は
んだ等の薄層な形成することにより、濡れ性を改善する
例が知られているが、工程数か増すことや、はんだ成分
金属とのfljjに脆い化合物を作る例が見られ、接続
信頼性の点でも問題があり、サーマルヘッドへの適用性
は、その膜形成方法か困難であった。
上記したように、従来技術は、サーマルヘッドへの適用
が考慮されておらず、はんだ付けを行なうはんだ拡散防
止層を厚く形成する必要があるため、サーマルヘッドへ
のはんた付けの障害の一つとなっており、また、配線層
の抵抗層への拡散を防止する層が必要であり、製造コス
トが高くついた。
が考慮されておらず、はんだ付けを行なうはんだ拡散防
止層を厚く形成する必要があるため、サーマルヘッドへ
のはんた付けの障害の一つとなっており、また、配線層
の抵抗層への拡散を防止する層が必要であり、製造コス
トが高くついた。
本発明の目的は、拡散防止層が不要である配線層の採用
と、はんだ付は性がよく、そして厚さが薄くてすむよう
な材料を端子部、バット部茅のはんた付は部分に用いた
サーマルヘッドを提供することにある。
と、はんだ付は性がよく、そして厚さが薄くてすむよう
な材料を端子部、バット部茅のはんた付は部分に用いた
サーマルヘッドを提供することにある。
[問題点を解決するための子役]
上記目的は、抵抗層への拡散かない配線材料、および、
溶融はんだに対する濡れ性がよく、はんだ成分金属(例
えばSn、 Pb、In等)の拡散速度の遅い金属をは
んだ付は部分またはその一部として用いることにより達
成される。
溶融はんだに対する濡れ性がよく、はんだ成分金属(例
えばSn、 Pb、In等)の拡散速度の遅い金属をは
んだ付は部分またはその一部として用いることにより達
成される。
先ず拡散防止層を不用とした配線材料であるが、従来の
発熱抵抗体の抵抗値は通常電源電圧との関係から数百Ω
か用いられており、これを発熱させるための配線抵抗は
電力ロスを考慮して1〜5%におさえる必要があるため
、配線層上しては電気伝導性の良いA1、Cu、 Au
などを用いていた。
発熱抵抗体の抵抗値は通常電源電圧との関係から数百Ω
か用いられており、これを発熱させるための配線抵抗は
電力ロスを考慮して1〜5%におさえる必要があるため
、配線層上しては電気伝導性の良いA1、Cu、 Au
などを用いていた。
しかし、これらの金属はいずれも抵抗体へ拡散し易く、
拡散を防止するために拡散防止層が必要であった。しか
るに5発熱抵抗体の抵抗値は上記値にとられれることな
く、より大きくすることが可能である。この抵抗値を1
.5 KΩ〜2にΩと大きくすることにより、同じ電力
ロスとすれば配線抵抗は20〜100Ω程度が許容され
る。配線のパターン@および厚さにもよるが、配線パタ
ーン幅がlO〜20ト■、厚さか1ルーである実用的な
ヘッドの配線において、配線材料として適したWを見い
出した。この金属は抵抗層への拡散かほとんどないこと
から、拡散防IL層はもちろんのこと不用である。
拡散を防止するために拡散防止層が必要であった。しか
るに5発熱抵抗体の抵抗値は上記値にとられれることな
く、より大きくすることが可能である。この抵抗値を1
.5 KΩ〜2にΩと大きくすることにより、同じ電力
ロスとすれば配線抵抗は20〜100Ω程度が許容され
る。配線のパターン@および厚さにもよるが、配線パタ
ーン幅がlO〜20ト■、厚さか1ルーである実用的な
ヘッドの配線において、配線材料として適したWを見い
出した。この金属は抵抗層への拡散かほとんどないこと
から、拡散防IL層はもちろんのこと不用である。
次に、はんだの濡れ性がよく、はんだの拡散か遅い材料
であるが、脆い中間層(金属間化合物)の生成かなく、
耐食性に優れ、また電極としての形状の形成が容易であ
ること等の条件を満たす合金として1本発明のNi−C
u、 N1−P、 N1−B合金を見い出した。
であるが、脆い中間層(金属間化合物)の生成かなく、
耐食性に優れ、また電極としての形状の形成が容易であ
ること等の条件を満たす合金として1本発明のNi−C
u、 N1−P、 N1−B合金を見い出した。
すなわち、本発明は1発熱抵抗体層、配線層、保護層お
よびはんだ接続層を備えたサーマルヘッドにおいて、配
線層をWにて形成し、かつ、該配線層のはんた接続部分
に、はんだの濡れ性が大きい金属と、はんだの拡散が遅
い金属との合金からなるはんだ拡散防止層を被若形成す
ることを特徴とする。
よびはんだ接続層を備えたサーマルヘッドにおいて、配
線層をWにて形成し、かつ、該配線層のはんた接続部分
に、はんだの濡れ性が大きい金属と、はんだの拡散が遅
い金属との合金からなるはんだ拡散防止層を被若形成す
ることを特徴とする。
本発明は、発熱抵抗体を、例えば、Cr−8i−0にて
形成するが、他の抵抗材料によって形成してもよい。
形成するが、他の抵抗材料によって形成してもよい。
上記はんだ拡散防止層は、好ましくは、Ni−Cu合金
、Ni −P合金、N1−B合金のうち一種を用いて形
成する。このはんた拡散防止層は、そのままでもよいが
、層上にAu層を設けてもよい。
、Ni −P合金、N1−B合金のうち一種を用いて形
成する。このはんた拡散防止層は、そのままでもよいが
、層上にAu層を設けてもよい。
また、配線層上はんだ拡散防止層上の間に。
Cr、 Ti、 Wのうち一種からなる層を設けておく
ことか好ましい。
ことか好ましい。
[作用]
配線層上してのWの比抵抗は、通常のバルク値は5.5
ルΩ”csであり、AIの2.7 JLΩ−C園の2倍
程度であるが、スパッタ蒸着の場合には29ルΩ・cl
lと大きい。しかしながらこれを配線として形成した場
合には50Ω前後となり、発熱抵抗体の抵抗値を1.5
KΩ〜2にΩとした場合には2〜3.5%の電力ロス
であり、1分実用化に耐える。
ルΩ”csであり、AIの2.7 JLΩ−C園の2倍
程度であるが、スパッタ蒸着の場合には29ルΩ・cl
lと大きい。しかしながらこれを配線として形成した場
合には50Ω前後となり、発熱抵抗体の抵抗値を1.5
KΩ〜2にΩとした場合には2〜3.5%の電力ロス
であり、1分実用化に耐える。
抵抗体に対する拡散防止層の併用については。
WはCrと同様に拡散防止用としての機能を備えており
、従来ヘッドのように拡散防止層は不用である。また、
ヘッドとして使用する場合には、この配線層の上に形成
する保護層上の密着性が問題であるが、Wの上に保護層
上してSiO□を形成した場合も何ら17!1題がなか
った。つまり、配線層上してWを使うことは何ら問題の
ないことが判かった。
、従来ヘッドのように拡散防止層は不用である。また、
ヘッドとして使用する場合には、この配線層の上に形成
する保護層上の密着性が問題であるが、Wの上に保護層
上してSiO□を形成した場合も何ら17!1題がなか
った。つまり、配線層上してWを使うことは何ら問題の
ないことが判かった。
また、はんだ接続としての拡散防止層上してはNi−C
u、 Ni −P、 Ni −Bなどの合金を用イルコ
トによりCuの場合の1110の厚さにすることが可能
であり、基板の破壊がなく、さらには薄いことから形成
が容易である利点を有する。
u、 Ni −P、 Ni −Bなどの合金を用イルコ
トによりCuの場合の1110の厚さにすることが可能
であり、基板の破壊がなく、さらには薄いことから形成
が容易である利点を有する。
[実施例]
以下本発明の実施例を図面を参照して説明する。
χj111
第1図において、蓄熱用グレーズlの付いたセラミック
基板S1−、に、発熱抵抗体層2、配線層4の膜を蒸着
またはスパッタ蒸着あるいはめっき等により順次形成す
る。
基板S1−、に、発熱抵抗体層2、配線層4の膜を蒸着
またはスパッタ蒸着あるいはめっき等により順次形成す
る。
以下の説明はスパッタ蒸着の例で示す。発熱抵抗体層2
としてCr−Si−0系の抵抗層を300人成膜し、こ
の上に配線層4としてWを1μ■成膜する6次に、h層
より順次フォトエツチングによりパターンを形成する。
としてCr−Si−0系の抵抗層を300人成膜し、こ
の上に配線層4としてWを1μ■成膜する6次に、h層
より順次フォトエツチングによりパターンを形成する。
配線層4のWは、70″C以上に加熱したリン酸液また
はアルカリ性のフェリシアン化カリとリン酸カリウム混
合溶液で、抵抗層を侵すことなく配線層のみをフォトエ
ツチングを行なう0次に硝酸および弗酸の混合溶液でフ
ォトエツチングを行ない、抵抗層および配線層をパター
ン化する。このLに保護層5としてSiO□を全面に形
成する。
はアルカリ性のフェリシアン化カリとリン酸カリウム混
合溶液で、抵抗層を侵すことなく配線層のみをフォトエ
ツチングを行なう0次に硝酸および弗酸の混合溶液でフ
ォトエツチングを行ない、抵抗層および配線層をパター
ン化する。このLに保護層5としてSiO□を全面に形
成する。
L配状IEで1発熱抵抗体の抵抗値の安定化のための熱
処理を行なう、Cr −Si−0系の場合350〜45
0℃ 2時間の処理が望ましいが、抵抗値の安定化が不
用の場合には省いてもよい。
処理を行なう、Cr −Si−0系の場合350〜45
0℃ 2時間の処理が望ましいが、抵抗値の安定化が不
用の場合には省いてもよい。
次に、はんだ接続する端子部、バット部のWを露出させ
るため、 5insを弗酸および弗化アンモン混合溶液
でフォトエツチングを行なう。この上にNi−Cu合金
1Oを0.3〜0.5 pm成膜する。この合金の組成
は、8ONi/ 20(:u (at、%)から20旧
/80Cu(at、%)の範囲であればよい。Cuが多
い程はんだ濡れ性がよく、Niが多い程、はんだの拡散
が遅くなる傾向かある。この合金膜を塩化第二鉄液でフ
ォトエツチングを行なう。
るため、 5insを弗酸および弗化アンモン混合溶液
でフォトエツチングを行なう。この上にNi−Cu合金
1Oを0.3〜0.5 pm成膜する。この合金の組成
は、8ONi/ 20(:u (at、%)から20旧
/80Cu(at、%)の範囲であればよい。Cuが多
い程はんだ濡れ性がよく、Niが多い程、はんだの拡散
が遅くなる傾向かある。この合金膜を塩化第二鉄液でフ
ォトエツチングを行なう。
必要により、はんだ付けする部分にあらかじめはんた1
1を供給するか、或ははんだ浴に浸してNi−Cu合金
」二にはんだを形成する。はんだ接続する対象物か1−
分なるはんだ量をあらかじめ保有する場合には不要であ
る。最後にドライバIC12の搭載と外部引出し電極(
図示せず)をはんだ接続してサーマルヘッドが完成され
る。
1を供給するか、或ははんだ浴に浸してNi−Cu合金
」二にはんだを形成する。はんだ接続する対象物か1−
分なるはんだ量をあらかじめ保有する場合には不要であ
る。最後にドライバIC12の搭載と外部引出し電極(
図示せず)をはんだ接続してサーマルヘッドが完成され
る。
発熱抵抗体層2からなる発熱抵抗体の抵抗値は平均1.
6にΩであり、配線層4からなる配線部の抵抗値は45
Ωであり、配線の電力ロスは問題ない範囲であった。ま
た1本実施例の構成でチップを2回交換しても何ら問題
を発生しなかった。本実施例では、WとNi−Cuとの
密着性は問題なかったが、プロセスの都合上Wを露出さ
せて長時間放置した場合には密着不良を発生する場合が
あったが、Wと旧−Cuとの間にCr層を入れることに
より、・密着力を向上できることが判明した。
6にΩであり、配線層4からなる配線部の抵抗値は45
Ωであり、配線の電力ロスは問題ない範囲であった。ま
た1本実施例の構成でチップを2回交換しても何ら問題
を発生しなかった。本実施例では、WとNi−Cuとの
密着性は問題なかったが、プロセスの都合上Wを露出さ
せて長時間放置した場合には密着不良を発生する場合が
あったが、Wと旧−Cuとの間にCr層を入れることに
より、・密着力を向上できることが判明した。
笈五■ユ
実施例1と同様に抵抗層2、配線層4を成膜し、フォト
エツチングを行ない、この上に保護層5を形成し、発熱
抵抗体の安定化のための熱処理後に、端子部、バッド部
をフォトエツチングにより露出させる。
エツチングを行ない、この上に保護層5を形成し、発熱
抵抗体の安定化のための熱処理後に、端子部、バッド部
をフォトエツチングにより露出させる。
次に、市販のNi −P化学めっき液に約1分浸漬して
Ni −Pを約0.51Ls析出させる。必要により、
はんだ付けする部分に予めはんだ11を供給するか、あ
るいは、はんだ浴に浸してNi −P J:にはんたを
形成する。はんだ接続する対象物が十分なるはんた礒を
予め保有する場合には不用である。
Ni −Pを約0.51Ls析出させる。必要により、
はんだ付けする部分に予めはんだ11を供給するか、あ
るいは、はんだ浴に浸してNi −P J:にはんたを
形成する。はんだ接続する対象物が十分なるはんた礒を
予め保有する場合には不用である。
最後にドライバIC12の搭載と外部引出し電極(図示
せず)をはんだ接続してサーマルヘッドが完成される。
せず)をはんだ接続してサーマルヘッドが完成される。
発熱抵抗体の抵抗値と配線部の抵抗値は実施例1と同等
であり、電力ロスは問題なかった。この構成でチップを
2回交換しても何ら問題を発生しなかった。
であり、電力ロスは問題なかった。この構成でチップを
2回交換しても何ら問題を発生しなかった。
本実施例ではNi −Pの合金めっきの例を示したが、
Ni −B合金の化学めっきでも全く同じ結果を得た。
Ni −B合金の化学めっきでも全く同じ結果を得た。
化学めっき方法を採用すると、Wの上にのみ反応が起き
るため、Ni−Cu合金のスパッタ蒸着方法に比較する
と、フォトエツチングの回数が少なくてすみ、低コスト
化には大きな効果を発臭する。
るため、Ni−Cu合金のスパッタ蒸着方法に比較する
と、フォトエツチングの回数が少なくてすみ、低コスト
化には大きな効果を発臭する。
Ni−Cu合金、Ni −P合金、Ni−8合金は、い
ずれもはんだ濡れ性か良好であり、通常のはんたフラッ
クスではんだ接続が可能である。しかしながら、長期に
わたり放置された場合には、これら合金でも表面が酸化
してはんだ濡れ性が劣化する。
ずれもはんだ濡れ性か良好であり、通常のはんたフラッ
クスではんだ接続が可能である。しかしながら、長期に
わたり放置された場合には、これら合金でも表面が酸化
してはんだ濡れ性が劣化する。
かかるDT 使性のあるものに対しては、Auのt2
btめっきにより、 Auを1000〜2000人付着
させておくことにより長期にわたりはんだ付は性を維持
することができた。
btめっきにより、 Auを1000〜2000人付着
させておくことにより長期にわたりはんだ付は性を維持
することができた。
また、本実施例では発明の内容から、耐J9!jU層9
を付けてないが2サーマルヘツドとしては必要なもので
あり、保護層5の膜形成に引続けて、Sin<またはT
a、O,などを部分的に形成させることにより目的を達
成し得る。
を付けてないが2サーマルヘツドとしては必要なもので
あり、保護層5の膜形成に引続けて、Sin<またはT
a、O,などを部分的に形成させることにより目的を達
成し得る。
[発明の効果]
本発明によれば、拡散防止膜が不用になるばかりでなく
、はんだ接続部が簡略化するためにコスト低減に著しい
効果を奏する。本発明の最少膜形成数は、保護膜を除け
ば三層であり、従来技術の六層に比較すれば半分となる
。これに伴なってフォトエツチング回数も低減し、安価
なサーマルヘッドを提供できる。
、はんだ接続部が簡略化するためにコスト低減に著しい
効果を奏する。本発明の最少膜形成数は、保護膜を除け
ば三層であり、従来技術の六層に比較すれば半分となる
。これに伴なってフォトエツチング回数も低減し、安価
なサーマルヘッドを提供できる。
また、Ni系合金をはんだ拡散防止層上して用いること
により、はんだ拡散防止層の厚さを1例えば、従来の1
/10程度にすることか可能となり、基板の破壊などか
ないため、はんだ接続の信頼性を高めることが可能であ
る。
により、はんだ拡散防止層の厚さを1例えば、従来の1
/10程度にすることか可能となり、基板の破壊などか
ないため、はんだ接続の信頼性を高めることが可能であ
る。
第1図は本発明の詳細な説明するサーマルヘッドの断面
図、第2図は従来技術を説明するサーマルヘッドの断面
図である。
図、第2図は従来技術を説明するサーマルヘッドの断面
図である。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、発熱抵抗体層、配線層、保護層およびはんだ接続層
を備えたサーマルヘッドにおいて、 配線層をWにて形成し、かつ、該配線層のはんた接続部
分に、はんだの濡れ性が大きい金属と、はんだの拡散が
遅い金属との合金からなるはんだ拡散防止層を被着形成
することを特徴とするサーマルヘッド。 2、上記はんだ拡散防止層を、Ni−Cu合金、Ni−
P合金、Ni−B合金のうち一種を用いた特許請求の範
囲第1項記載のサーマルヘッド。 3、上記配線層とはんだ拡散防止層との間に、Cr、T
i、Wのうち一種を用いた層を形成した特許請求の範囲
第1項または第2項記載のサーマルヘッド。 4、上記はんだ拡散防止層上に、Au層を設けた特許請
求の範囲第1項または第2項記載のサーマルヘッド。 5、上記配線層とはんだ拡散防止層との間に、Cr、T
i、Wのうち一種を用いた層を形成し、かつ、上記はん
だ拡散防止層上に、Au層を設けた特許請求の範囲第1
項または第2項記載のサーマルヘッド。 6、発熱抵抗体としてCr−Si−Oを用いた特許請求
の範囲第1項または第2項記載のサーマルヘッド。 7、発熱抵抗体としてCr−Si−Oを用い、上記配線
層とはんだ拡散防止層との間に、 Cr、Ti、Wのうち一種を用いた層を形成した特許請
求の範囲第1項または第2項記載のサーマルヘッド。 8、発熱抵抗体層としてCr−Si−Oを用い、上記配
線層とはんだ拡散防止層との間に、 Cr、Ti、Wのうち一種を用いた層を形成し、かつ、
上記はんだ拡散防止層上に、Au層を設けた特許請求の
範囲第1項または第2項記載のサーマルヘッド。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8448387A JPS63249666A (ja) | 1987-04-06 | 1987-04-06 | サ−マルヘツド |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8448387A JPS63249666A (ja) | 1987-04-06 | 1987-04-06 | サ−マルヘツド |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63249666A true JPS63249666A (ja) | 1988-10-17 |
Family
ID=13831893
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8448387A Pending JPS63249666A (ja) | 1987-04-06 | 1987-04-06 | サ−マルヘツド |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS63249666A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02239688A (ja) * | 1989-03-14 | 1990-09-21 | Kyocera Corp | 配線基板の製造方法 |
JPH0786730A (ja) * | 1993-09-14 | 1995-03-31 | Hitachi Cable Ltd | 表面実装用基板およびこれを用いた半導体装置 |
WO2004039593A1 (ja) * | 2002-10-29 | 2004-05-13 | Rohm Co., Ltd. | サーマルプリントヘッド |
US20100139963A1 (en) * | 2008-12-10 | 2010-06-10 | Nec Electronics Corporation | Interconnect substrate, method of manufacturing interconnect substrate and semiconductor device |
-
1987
- 1987-04-06 JP JP8448387A patent/JPS63249666A/ja active Pending
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02239688A (ja) * | 1989-03-14 | 1990-09-21 | Kyocera Corp | 配線基板の製造方法 |
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US7190386B2 (en) | 2002-10-29 | 2007-03-13 | Rohm Co., Ltd. | Thermal print head |
CN1323845C (zh) * | 2002-10-29 | 2007-07-04 | 罗姆股份有限公司 | 热打印头 |
US20100139963A1 (en) * | 2008-12-10 | 2010-06-10 | Nec Electronics Corporation | Interconnect substrate, method of manufacturing interconnect substrate and semiconductor device |
US8367939B2 (en) * | 2008-12-10 | 2013-02-05 | Renesas Electronics Corporation | Interconnect substrate, method of manufacturing interconnect substrate and semiconductor device |
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