JPS63249337A - X線マスクの製造方法 - Google Patents

X線マスクの製造方法

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JPS63249337A
JPS63249337A JP62083068A JP8306887A JPS63249337A JP S63249337 A JPS63249337 A JP S63249337A JP 62083068 A JP62083068 A JP 62083068A JP 8306887 A JP8306887 A JP 8306887A JP S63249337 A JPS63249337 A JP S63249337A
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JP
Japan
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film
substrate
temperature
substrate temperature
range
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Pending
Application number
JP62083068A
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English (en)
Inventor
Masao Yamada
雅雄 山田
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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  • Preparing Plates And Mask In Photomechanical Process (AREA)
  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔概要〕 ECRプラズマCVD法によって成膜した炭素を含む4
元素以上から成る薄膜をX線マスクのメンブレンとして
使用する。
〔産業上の利用分野〕
本発明はX線マスクの製造方法、特にECR(電子サイ
クロトロン共鳴)プラズマを用い化学気相成長(CVD
)法でX線マスクのためのメンブレンを製造する方法に
関する。
〔従来の技術〕
石英基板を用いる光学的な露光用マスクに代えて、微細
パターンを描画するためのX線マスクが開発された。第
2図を参照すると、ウェハ11上にX線露光用のメンブ
レン12を成膜し、重金属例えば金、タンタル、タング
ステンのマスクパターン13を形成し、図に砂地を付し
たウェハ部分をエツチングで除去してX線マスクを作る
従来の光学的マスクは石英板の上にクロムのパターンを
設けたものであるが、石英はX線の吸収率が高いのでそ
れはX線露光マスクには用いられない。そこでX線を通
しやすいベリリウム(Be)、ホウ素(B)のメンブレ
ンを用いることが考えられるが、X線マスクも位置合せ
には光学系を用いるので光学的に不透明な金属であるB
eはX線マスクとしては不通であり、X線吸収率が低く
、光学的に透明な窒化ホウ素(BN)のメンブレンが用
いられるようになった。
かくして、化学気相成長法(CVD法)で成膜して得ら
れるアモルファスなりN: H(a−BN: H)また
はa−BNC: Hのメンブレンがメンブレン12の材
料として用いられるに至った。
X線のマスクに要求される条件としては、■X線透過率
が高く。
■剛性が高く。
■光学的透明度が高く。
■適度な引張り応力 をもつことである。
■のX線透過率が高くなければならぬことは自明の条件
である。■の引張り応力については、X線マスクは使用
において第3図に示される如く、レジスト22が塗布さ
れたウェハ21の上方に第2図に示したと上下逆の状態
で配置され、X線14を照射してレジスト22上にパタ
ーン13を転写する。
このとき、メンブレンの引張り応力が低いと、パターン
13が縦方向に動いてずれることがあるので、そのよう
なパターンの動きに対抗しろる程度にメンブレンが引っ
張られていなければならないのでメンブレンが自己破壊
しない程度に引張り応力が高いことが求められる。
■の剛性については、メンブレン12とパターン13と
の応力関係でメンブレン12が引っ張られた状態でパタ
ーン13が横方向に動くことがないよう、メンブレンに
はヤング率で2〜3 XIO12dyn /cm2程度
の剛性が求められる。
■の光学的透明度については、X線マスクは使用に先立
って位置合せしなければならず、それにはメンブレンに
光を通す必要があるから、位置合せ精度を高めるためメ
ンブレンには光学的透明度が高いことが要求されるので
ある。
a−BNC: Hで作ったメンブレンは上記した4つの
条件を満たすもので、本出願人はa−BNC: H膜を
、〔ジボラン(BJLH6)+アンモニア(NH3)+
メタン(CHg ) )ガスを用い、プラズマCVD法
で成膜する技術を開発した。
〔発明が解決しようとする問題点〕
X線マスクのメンブレンとしては、上記したBNC:H
の他に、BCSi : H、5iNC: Fl、 BN
CSi : 8等炭素を含む4元素以上から成る薄膜が
用いられるが、通常は炭素の供給源として炭化水素、ハ
ロゲン化炭化水素などがある。これらの元素はジボラン
(BJ6 ) 、アンモニア(NH3)に比べ分解能率
が悪いので、分解効率を上げるためにプラズマを用いる
ことにしたものである。
通常は、13.56MHzの高周波印加によるプラズマ
CVD法によって前記した膜を成膜するが、プラズマを
用いても10〜30原子(atom)%程度の水素が膜
中に含まれ、X線照射を受けると水素の結合(bond
ing )が切れて水素が膜から抜け、時間の経過につ
れて膜が劣化する、すなわちX線に対するダメージ耐性
が弱い問題がある。
そこで、水素含有量をさらに減らす必要があり、例えば
800℃以上の高温で減圧CVD法により成膜すること
も考えられるが、この場合にはX線マスクに必要な応力
条件を満たさない問題が残る。
本発明はこのような点に鑑みて創作されたちので、前記
したBNC: H、BCSi : )lなどの炭素を含
む4元素以上から成る薄膜を、水素含有量を減らして製
造する方法を提供することを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明においては、ECRプラズマCvD法により成膜
した4元素以上を含む薄膜をX線として用いるもので、
材料としてはBNC: H、BCSi : H、5i−
CN: H,BNCSi : Hを用い、成膜温度すな
わち基板温度を200〜600℃の範囲に設定した。
〔作用〕
例えばBNG: II ]]5Nの成膜において、ガス
圧力、マイクロ波をECRプラズマが発生する条件に設
定し、基板温度を200〜600℃に設定することによ
って、水素含有量の少なく、X線ダメージ耐性に優れた
薄膜の成膜が可能になった。
〔実施例〕
以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細に説明する
本発明においては、第1図の断面図に示されるECRプ
ラズマ装置を用いるもので、図中、11は2.45GH
2のマイクロ波(μ波)、12はμ波を導入する導波管
、13は石英管(放電室)、14は石英管13内に磁場
を作るための電磁石、15は放電室内に発生せしめられ
たプラズマ、16はその上にメンブレン成膜する基板、
17は基板16を支持するサセプタ、18はガス導入口
、19は排気口、20は基板を加熱するためのヒータで
ある。
BNClliの成膜には、 BLH6(I2 +  N
2またはアルゴン(Ar)希釈数%)、アンモニア(ま
たはN2 ) 、CH+4などの炭化水素(またはハロ
ゲン化炭化水素)を用いた。
ガス圧力は5 x 10− ’ Torr〜I X 1
0−’ Torrに設定し、ECRプラズマを放電させ
た。マイクロ波には2.45GHzのマイクロ波を用い
た。
ここで重要な要素は基板温度である。本発明者の実験の
結果は第2図の線図に示され、同図で縦軸に応力(0か
ら上は引張り応力、0から下は圧縮応力)を(X 10
 dyn/ cm2)でとり、横軸にはNH3/ Bz
k比をとり、装置内に導入したメタン(CII+)の流
量は10 secm +全ガスの流量は3003CCI
I11ガス圧力は1mTorrであった。
基板温度が200℃であっても、200 ”Cを付した
線に見られる如く、NH3/ B、Hs = 0.1 
(7)とコロでも応力は+側にあって使用可能な膜が成
膜すること、温度を上昇させると応力は矢印Iで示す方
向に増加する傾向にあるが、500 ”cにおいては逆
に応力が減少する傾向にあることが認められた。
しかし、500℃で成膜しても成長膜の応力は+側にあ
るので、温度をさらに上昇させてみた。
かくして得られた結果は第3図の線図に示され、そのと
きのNH3/Bユ86 =  1.0とし、その他の条
件は第2図に示した場合と同様であった。この実験で6
00℃においても引張り応力を示す膜が成長することが
認められた。800 ’Cで成長膜は圧縮応力を示し使
用に耐えないことが判明した。
基板温度が200℃未満であると、ECRプラズマで分
解効率がよいとはいえ温度が低いと原子が基板上で十分
に動きまわることができず、例えばBは強固に基板上に
堆積しないので大気中の水と結合し膜質を劣化させるこ
とが確かめられた。
上記したガス圧力、基板温度は第1図の装置において通
常の技術により制御可能であり、特に基板温度はヒータ
2oによる加熱に代えて、基板上方に赤外ランプを配置
して制御することができる。
BC5i:)l膜の成膜にはBJs  (I2 +  
N2 + Ar希釈数%>+  Sih + 5iJ6
+またはハロゲン化シラン、 CI4などの炭化水素(
またはハロゲン化炭化水素)を材料とし、その他の条件
はBNC:l(膜成膜のときと同様にした。
5iCH:H膜成膜のときには、5iHt + 5iJ
e  (またはハロゲン化シラン)、Chなどの炭化水
素(またはハロゲン化炭化水素)を材料とし、NH4ま
たはN2を用い基板温度は100”C以上とした。
その他の条件はBNC:Hlgの場合と同様である。
BNCSi : H膜の成膜条件はSiCN:H膜の場
合と同様とした。
上記の方法で、応力を5 X 10’ 〜I X 10
 dyn/cm2に制御し、2〜6μ悄の膜厚に成膜し
た。基板(シリコンウェハ)上に成膜した後に、裏面に
リングを接着し、基板のウィンド一部をエッチバンクし
、メンブレンとし、しかる後にAuI Ta+ Wなど
の吸収体パターンを作成した。
〔発明の効果〕
以上述べてきたように本発明によれば、X線ダメージ耐
性が通常の高周波プラズマCVD法による成長膜に比べ
2倍以上に向上する効果が認められた。
【図面の簡単な説明】
第1図はECRプラズマ装置断面図、 第2図はNH3/ BzH6流量比、成長膜の応力、基
板温度の関係を示す線図、 第3図は基板温度と成長膜の応力の関係を示す線図であ
る。 第1図において、 11はμ波、 12は導波管、 13は石英管、 14は電磁石、 15はプラズマ、 16は基板、 17はサセプタ、 18はガス導入口、 19は排気口、 20はヒータである。 代理人  弁理士  久木元   彰 復代理人 弁理士  大 菅 義 之 ECR7°9ス’vCVD”Jiltlr面圀第1図 NH37B2 )16譜層戊、線の六・力、14反蘂茂
^聞イ条fL禾を縄の 第2図 応力(x 10’dyn /c m’ )基層3翫曳I
t、N l )疾のあ・力の関イ釆を示す傘製の第3図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 炭素を含む4元素以上からなる材料から電子サイクロト
    ロン共鳴プラズマ法で気相成長するにおいて、 該材料はBNC:H、BCSi:H、SiCN:Hおよ
    びBNCSi:Hとし、 基板温度を200〜600℃の範囲内に設定することを
    特徴とするX線マスク製造方法。
JP62083068A 1987-04-06 1987-04-06 X線マスクの製造方法 Pending JPS63249337A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04149553A (ja) * 1990-10-12 1992-05-22 Mitsubishi Electric Corp 位相シフトマスク

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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