JPS63249158A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPS63249158A
JPS63249158A JP62083331A JP8333187A JPS63249158A JP S63249158 A JPS63249158 A JP S63249158A JP 62083331 A JP62083331 A JP 62083331A JP 8333187 A JP8333187 A JP 8333187A JP S63249158 A JPS63249158 A JP S63249158A
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康治 坂本
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節 丹沢
Nobuo Iwata
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Hisao Murayama
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  • Discharging, Photosensitive Material Shape In Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 1遵た」 本発明は、複数のプロセス手段によって、像担持体に可
視像を形成すると共に、該可視像を転写材に転写する画
像形成装置であって、複数のプロセス手段のうち少なく
とも1つを、像担持体に対して組付は又は離脱可能な作
像ユニットとして構成した画像形成装置に関する。
l米韮亙 電子複写機、プリンタ又はファクシミリ等として構成さ
れる上記形式の画像形成装置は従来より公知である。こ
の種の画像形成装置は、現像装置。
帯電装置、クリーニング装置、露光装置、 Mff!装
置あるいは転写装置等のプロセス手段のうち少なくとも
1つを像担持体とは別個の作像ユニットとし、該ユニッ
トを像担持体に対して組付は又は離脱可能に構成しであ
るため、作像ユニットを構成するプロセス手段が寿命に
達し、あるいは保守点検を含むメインテナンスが必要と
なったとき、作像ユニットを像担持体から外してその交
換又は保守点検作業等を容易に行うことができる。
プロセス手段の他に像担持体も一体的に組込んで作像ユ
ニットを構成し、これを装置本体に対して離脱可能とし
た画像形成装置も公知であるが、この装置の場合には、
プロセス手段が寿命となれば、像担持体が寿命に達して
いないにもかかわらず、作像ユニット全体を交換しなけ
ればならず、ユーザに不要な経済的負担を強いることに
なりがねない、ところが作像ユニットを像担持体とは別
個のユニットとした、冒頭に記載した形式の画像形成装
置においては、作像ユニットを像担持体とは別に交換で
きるので、像担持体の長寿命化に対処でき、経済性に関
する上述の問題は発生しない。
ところが作像ユニットと像担持体を組付けたとき1作像
ユニットのプロセス手段は像担持体に対して接触又は近
接して位置しているため、作像ユニットを像担持体に対
して離脱するとき、該ユニットのプロセス手段が像担持
体に干渉し、その離脱が困難となる。このような不都合
を回避するものとして1作像ユニットと像担持体が互い
に組付いているとき、像担持体に当接する作像ユニット
のプロセス手段が像担持体の中心に対して180゜の角
度範囲内に収まるように、プロセス手段を位置決めした
構成が提案されている(特開昭61−118770号公
報)。この構成によれば、像担持体に邪魔されることな
く、作像ユニットを像担持体から離脱し、又は組付ける
ことが可能である。
ところがこの構成では、像担持体に対するプロセス手段
の位置が上述の如く180°という角度上の制約を受け
るため、その配設個所が大きく制限されてしまい、作像
ユニットの設計自由度、ひいては画像形成装置全体の設
計自由度が著しく制限される欠点を免れない。
1蝮 本発明の目的は、上述の如き制約を受けることなく、作
像ユニットを像担持体に対して組付は又は離脱できる画
像形成装置を提供することである。
1基 本発明は、上記目的を達成するため、作像ユニットを像
担持体に対して組付は又は離脱する際に像担持体に接触
する作像ユニットのプロセス手段と、該手段が接触する
像担持体部分のうちの少なくとも一方を1弾性変形可能
に構成したことを特徴とする。
第2の発明においては、像担持体が、軸方向に圧縮され
るとその径を拡大する弾性体層を有していること、及び
該弾性体層を軸方向に加圧する加圧手段を設けたことを
特徴とする。
以下、本発明の実施例を図面に従って説明する。
この実施例は5本発明を画像形成装置の一例である電子
複写機に適用したものであり、先ずその全体的な構成と
作用を第1図に基いて明らかにする。
複写機本体1の上部にはコンタクトガラス2が水平方向
に往復動可能に支持され、この上に図示していない原稿
が載置され、圧板3によって押えられる。第1図の状態
において、複写機本体lの内部にはドラム状の感光体4
として構成された像担持体が回転可能に位置している。
複写動作時にはコンタクトガラス2が水平方向に移動し
、このとき光源5によってコンタクトガラス2上の原稿
が照明される。その反射光は集束性光伝送体6を通り1
図示していない駆動装置によって時計方向に回転駆動さ
れる感光体4の表面に達し、感光体表面に原稿画像を結
像する0g光体4の表面は予め帯電チャージャ7から成
る帯電装置によって所定の極性に帯電されているので、
上述の露光によって感光体上には静電潜像が形成される
上記潜像は、これが現像装置8を通るときトナーによっ
て可視像化される8図示した現像装置8は。
トナー9を収容したamケース10と、このトナーを周
面に担持して感光体表面に搬送する現像ローラ11を有
し、現像ローラ11上のトナーが静電的に感光体に移行
して潜像が可視像化される。トナー9以外にキャリアを
含む二成分系現像剤を現像ケース10に収容して使用し
てもよい。
一方、複写機本体1に着脱自在に装着された給゛紙カセ
ット12から、複写紙から成る転写材が給送され、レジ
ストローラ13,14によって所定のタイミングをとら
九で感光体4の表面に送り込まれ、転写チャージャ15
から成る転写装置によって感光体4上の可視像が複写紙
に転写される。転写工程後の複写紙は感光体4から分離
された後。
定着装置i!116を通過し、このとき可視像を定着さ
れ、排紙トレイ17に排出される。
可視像転写後の感光体表面は1図示していない除な装置
によって除電作用を受けると共に、該表面に残存するト
ナーは、クリーニング装置i18のクリーニング部材1
図の例では感光体表面に当接したクリーニングブレード
19によって掻き取られ、感光体表面が清掃される。回
収されたトナーはクリーニングケース20の内部に収容
される。
52はクリーニングケース20に一端側を支持され、先
端側が感光体4に当接したシール部材である。
複写機本体1の前後(第1!l及び第2図における手前
側を「前」、奥側を「後」としている)に互いに隔置さ
れた一対の支持側板21が固定配置されている(手前側
の側板は図に示されていない)。これらの支持側板21
には、枢ピン24,24aを介して第1回動体25が回
動可能に枢支され。
この回動体25は通常、第1図及び第2図に示したよう
にコンタクトガラス2の下方の閉位置にて静止し、図示
していないストッパ又はロック装置によってこの位置に
保持されている。
また同様に、面支持側板21には5前述の枢ピン24,
24aを介して第2回動体125が支持され、この回動
体も通常は第1図及び第2図に示した如く複写機本体内
に納まっている0両回動体25.125は別個独立に回
動することができる。
第2回動体125には支持凹部22,22aが形成され
、ここに前述の感光体の回転軸50の各端部が回転自在
、かつ離脱可能に支持されている。
但し、感光体4が第2回動体125の支持凹部22.2
2aに支持されているときは、ラッチ51゜51a又は
その他の離脱阻止部材によって凹部からの離脱が阻止さ
れる。
一方、現像装置8の現像ケースlOと、クリーニング装
置18のクリーニングケース20は、第1図及び第2図
の状態で感光体4よりも上方に位置する一対の支持ピン
30.30aを介して互いに相対的に回動可能に枢着さ
れている。即ち、現像ケース10とクリーニングケース
20には、第3図にも示すようにそれぞれ一対の耳28
,28a;29,29aが突設され、これらの耳28と
29.28aと29aに支持ピン30.30aがそれぞ
れ嵌合している。また支持ピン30,30aは第1回動
体25の耳31,31aに形成された支持溝32.32
aに回転可能に支持されていて、支持ピン30,30a
は回動可能又は取り外し可能なラッチ33.33aによ
って溝32,32aからの離脱を防止されている。この
ようにして本例では現像袋[8とクリーニング装置!!
18の雨プロセス手段が一体的な作像ユニット34を構
成し、このユニット34が第1回動体25に支持ピン3
0,30aを介して保持されることになる。
クリーニング装置I!18は1図示していない他の部片
によってもガタ付くことなく第1回動体25に保持され
る。
また本例では前述の光源5及び集束性光伝送体6が回動
体25に固定され、帯電チャージャ7がクリーニング装
置[118のクリーニングケース20に設けられている
。よって本例では、帯電チャージャ7から成るプロセス
手段も作像ユニット34の一部を構成している。また一
方のレジストローラ13は第2回動体125に回転自在
に支持されて1作像に必要な前述の他のプロセス手段又
は諸要素は1図面から判るように複写機本体側に配設さ
れている。
第1図乃至第3図においては作像ユニット34の現像装
置!8及びクリーニング装置18が、感光体4に対して
組付いた組付位置にある。この状態で前述の複写動作を
行うことができる。
現像装置8又はクリーニング装置118が寿命となった
とき、あるいは現像装置8を他の色のトナーを収容した
別の現像装置と交換すべきとき、又はその他の保守点検
作業が必要となったときは、圧板3と共にコンタクトガ
ラス2を第4図に示す如く右方に退避させる。そして第
1回動体25にロック装置が設けられているときはこれ
を解除し、該回動体25の上部に形成されたつまみ12
6をつかんで第1回動体25を上方に持ち上げる。この
とき、支持側板21に突設されたロックピン27に、第
2回動体125に回動可能に枢支されたロックレバ−2
6が係合しているため、第2回動体125は静止したま
まである。これにより第1回動体25と作像ユニット3
4は、複写機本体側に残された感光体4から離間しなが
ら枢ピン24,248のまわりを反時計方向(矢印A方
向)に回動し、第4図に示したσ■Lに至り1図示して
いないストッパによってこの位置に保持される。このと
き第1回動体25と作像ユニット34の重量の重心が枢
ピン24,24aよりも第4図における左方に位置して
いるので、回動体25から手を離しても回動体25は第
4図の位置に安定した状態で保持される。
感光体4は第2回動体125に支持されて複写機本体l
の側に残っているので、作像ユニット34は感光体4か
ら大きく離間して複写機本体の上方に位置する。この状
態でラッチ33,33aを回動させるか、又は取り外せ
ば、支持ピン30゜30aを第1回動体25の支持溝3
2.32aから取り外すことができ1作像ユニット34
を第1回動体25から離脱させることができる。次いで
操作者は必要な保守作業を行ったり、あるいはクリーニ
ングケース20が空で、しかも現像ケース10にトナー
が収容された新たな作像ユニット、又は別の色のトナー
を収容した現像装置を有する作像ユニットを第4図のよ
うに取付け、ラッチ33.33aによってその離脱を防
止し、第1回動体25を矢印B方向に回動させて作像ユ
ニット34を第1図乃至第3図に示した位置、即ち感光
体4と組付いた組付位置に回動させて使用することがで
きる。
感光体4が寿命に達したときも、第2回動体125を本
体1に残し、第1回動体25と作像ユニット34を持ち
上げて感光体4の上方を開放し、ラッチ51,51aを
第3図に矢印を付した方向に回動させて感光体4の拘束
を解除し、該感光体4を第2回動体125から取り外し
、新たな感光体を装着してラッチ51.51aによって
第2回動体125からの離脱を防止すればよい。
上述のように、感光体4を複写機本体側に残したまま現
像装置8とクリーニング族!!18を持ち上げて感光体
4又は作像ユニット34をそれぞれ別個に交換できるの
で、現像装置!8やクリーニング族[18の寿命よりも
感光体4の寿命が長いとき、又は逆に感光体4に傷が付
いてこれを交換しなければならないときも、廃棄すべき
物だけを交換することができ、経済的なロスの発生を防
止できる。また色の異なるトナーを収容した現像装置8
を有する複数の作像ユニット34を用意しておき、これ
を選択的に使用する場合、各ユニット34に感光体4が
組付いていないので、各ユニットの製作コストを低減で
きる。また第1回動体25を持ち上げたとき、感光体4
は複写機本体1の側に残っているので5作像ユニット3
4に感光体用の遮光部材を設ける必要もなく、そのコス
トを低減できる。
クリーニングケース20と現像ケース10には適数の1
図の例では2つの引張ばね45,45aから成る付勢部
材の各端部が係止され、これによって両ケース10.2
0が互いに接近する方向、即ち両ケース10.20下部
の開口36が閉じる方向に付勢されている。このため、
作像ユニット34が第4図のように感光体4から離脱し
たとき。
両ケース10.20は互いに接近し、現像袋!!I8の
ケース端部43がクリーニング装置18のクリーニング
ブレード19に当接して、開口36が閉じ、開口36か
らトナーがこぼれ落ちる不都合を防止できる0両袋fi
8.18の間の前後の端部に隙間44ができてもここか
らはほとんどトナーの落下はない、但し、それ自体公知
のように1例えばスポンジ又は発泡体の弾性シートから
成るシール部材(図示せず)を現像ケース10又はクリ
ーニングケース20に設け、このシール部材によって隙
間44を覆えば、トナーの漏出をより確実に防止できる
また前述のように複写動作時に感光体4の下を通る複写
紙が搬送トラブルを起こしたとき、又は感光体4の下方
を保守点検するときは、第2図に示すように、ロックレ
バ−26に指をかけ、これを回動させて該レバー26と
ロックピン27の係合を解除し、この状態でつまみ12
6又はレバー26を上方に持ち上げ1作像ユニット34
と感光体4を組付けたまま、両回動体25,125を矢
印入方向に回動させ、第5図に示した開位置にもたらし
てこれらをこの位置に保持せしめることができる。この
とき複写紙の搬送路力(全て露出するので、ジャムを起
こした複写紙を容易に除去でき。
また露出した各種要素を自由に保守点検することができ
る。しかもこの状態で作像ユニット34と感光体4を共
に回動体25,125から取り外し、これらを−緒に交
換することもできる。
勿論、第4図に11Mで示すように感光体4を保持した
第2回動体125と作像ユニット34を保持した第1回
動体25を分離して、これらを別々に持ち上げることも
できる。
また図示した例では、第1回動体25と第2回動体12
5に引張ばねから成るトグルばね145の各端部が係止
され、このばね145は、第1及び第2回動体の開き角
が所定の大きさよりも大きくなったとき、両者を離す方
向に付勢し、逆に開き角が所定の大きさよりも小さくな
ったとき1両回動体25,125を互いに接近させる方
向に付勢する0、シたがって第5wIのように感光体4
と作像ユニット34を組付けた状態で両回動体25゜1
25を持ち上げたとき、両者は第5図の状態を保ち、第
2回動体125だけが下方に回動してしまう不都合を防
止できる。また第4図の実線のように第1回動体25と
第2回動体125を大きく離したときは、Gグルばね1
45により、第1回動体25は立ち上った状態に、第2
回動体125は複写機本体内の位置にそれぞれ保持され
1作業者は所定の作業を容易に行うことができる。
ところで、第1図に示したように作像ユニット34が感
光体4に組付いた組付位置にあるとき。
作像ユニット34を構成するプロセス手段は感光体に接
触又は近接して位置している。この場合、第6図に示す
ように感光体4に対して接触又は近接して位置するプロ
セス手段が、感光体4の中心0に対するユニット離脱方
向における角度θの範囲内に存するものとしたとき、θ
が180°以上であると、従来の装置においては作像ユ
ニット34を感光体4から離脱し、又は組付けるときに
上記プロセス手段が感光体4に干渉してその組付は又は
離脱が困難となる恐れがあった。即ち、第1図乃至第6
図の例ではクリーニング装置!18のシール部材52と
、感光体4の中心0と、現像装置18のケース端部43
とが180°以上の角度0をなし、この角度範囲内に存
するクリーニングブレード19と現像ローラ11が感光
体4に当接しているが、このような場合、従来の装置で
は作像ユニット34を感光体4に対して組付け、又は離
脱するとき、上記各要素52,19,11,43が感光
体4に干渉し、ユニット34の組付は又は離脱が不可能
であったのである。
そこで第1図乃至第9図に示した本発明に係る構成では
、感光体4の表面が弾性変形可能に構成されている。こ
の構成自体は既に公知であり、例えば特開昭59−19
2260号公報、同59−192278号公報又は同5
9−192279号公報等に詳しく開示されており、本
発明はかかる公知の技術を積極的に利用するものである
。即ち。
第6図乃至第8図に示すように、ドラム状の感光体4は
、剛体から成る前述の回転軸50と、これに固定支持さ
れた弾性体層53と、その外周面にずれ動くことなく装
着されたスリーブ状の外側層54とから成る。かかる感
光体4はこれに外力が作用しないとき、第7図及び第8
図に示す如く。
弾性体層53と外側層54は回転軸50に対して同心状
の円筒状をなしている。また第9@から明らかなように
外側M54は1例えばニッケル等の金属の薄板、又はプ
ラスチックフィルム等の可撓性材料から成る、例えば2
00μ乃至100μ以下程度の薄い感光体支持155と
、その表面に例えばコーティングにより形成された感光
層56とから成る。感光Ji156は例えばopc、酸
化亜鉛。
セレン、アモルファス材等の無機又は有機物質の光導電
材により構成される。弾性体層53はゴム等の非発泡体
、適宜な材料から成る発泡体、又はスポンジ等の柔軟な
弾性材料から成る。外側層54の支持M55は可撓性材
料から成れば、必ずしも弾性材料でなくともよい1弾性
材料でなくともその内側が弾性体層であるため、感光体
表面は弾性変形する。
作像ユニット34が第1図のように感光体4に組付いて
いるときに、本例では現像ローラ11とクリーニングブ
レード19が感光体4の表面に圧接しているため、これ
らが圧接した感光体部分及びその近傍部分は感光体4の
半径方向に凹入した状態に弾性変形している。その凹入
喰い込み量δ1又はδ2は例えば0.1乃至0.5m、
あるいはそれ以下、特に0.2乃至0.3mm程である
(図には感光体の凹入を誇張して示しである)。
上記構成によれば1作像ユニット34を前述のように感
光体4から離脱するとき、現像ローラ11及びクリーニ
ングブレード19の他に、ケース端部43とシール部材
52が感光体4に接触するが、このとき感光体4は前述
の構成により弾性変形するため、支障なくユニット34
を感光体4から離脱させることができる。逆に作像ユニ
ット34を感光体4に組付けるときも感光体4が同様に
弾性変形し、シール部材52とケース端部43が感光体
4を通過することができる。第1及び第2回動体25,
125を第5ii!Iのように回動させた状態から、作
像ユニット34と感光体4を離脱するときも全く同様で
ある。
クリーニングケース20と現像ケース10が第4図のよ
うに互いに閉じた状態にある作像ユニット34を、感光
体4に組付けるときは、手操作によって藺ケース10.
20を開いて感光体4に組入れるか、又は第2回動体1
25ないしは複写機本体にカムを設け、これによって頁
ケース10゜20をガイドしながら、これらを互いに開
きながら感光体4に組付けるようにすれば、手操作によ
って両ケース10.20を開く必要はない。
感光体4の構造、又はその各要素の形態ないしは材質等
は、先に示した公開公報に開示されたところに従い、適
宜設定できる。また外側W!I54の支持NJ55を省
略し、直接弾性体層53の表面に感光層56を設けるよ
うに構成することも可能であり、これらの改変は後に説
明する実施例に対しても適用できる。
また第10図に示すように、感光体4の回転軸50に位
置決めローラ57を固装し、現像ローラ11の回転軸5
8にも位置決めローラ59を固装して、これらのローラ
57,59によって現像ローラ11の位置を規制する規
制手段を構成することもできる。これらのローラ57,
59は互いに周面で当接しており、感光体4の喰い込み
量δ1以上には現像ローラ11が感光体4へ入り込まな
いように規制している。ローラ57,59が同じ周速度
で回転するように各直径を設定すれば、Wjりが発生し
ないから摩耗がなく好ましい。また、ローラ57,59
と回転軸50.58との間に転がり軸受を介装させても
よい、この場合はローラ57゜59は静止することにな
る。ローラ57,59の材料としては高硬度の耐摩性の
あるプラスチックや金属が望ましい。この構成によると
、現像ローラ11が感光体4へ喰い込む喰い込み量δ、
が一定の値で固定されるため、現像ローラ11と感光体
4との接触圧あるいは現像領域の幅が安定し、良質な画
質を維持することができる。また、現像装置と感光体4
の間に加える荷重を現像するときにのみかけるようにし
、休止時には荷重を解除するようにすれば、感光体のク
リープを防止できる。
第11図に示す例では、規制手段たるスペーサ60が、
感光体4の回転軸50及び現像ローラ11の回転軸58
に、その端面を直接当接して軸間距離りを一定に保つよ
うになっている。スペーサ60は、その両端部がそれぞ
れ鈍角の溝に形成され、金属又は高硬度のプラスチック
からなり、摺動面にはテフロンなどの低摩擦係数材料が
貼着されている。この構成によっても第10図の構成と
同様な利点が得られる。またスペーサ60は、作像ユニ
ット34を感光体4に対して離脱するときは取り外され
、ユニット34を感光体4に組付けた後、第11図のよ
うに取付けられる。第10図及び第11図に示した構成
は、クリーニングブレードと感光体との関係においても
、また後述する実施例の構成に対しても適用できる。
次に像担持体が、軸方向に圧縮されるとその径を拡大す
る弾性体層を有し、かつ該弾性体層を軸方向に加圧する
加圧手段を設けた構成に関しての実施例を説明する。
第12図において、感光体4の外側層54と弾性体層5
3は一体化されておらず、しかも弾性体層53に外力が
作用しないフリー状態では、その外周長さが外側層54
の内周長さよりも短くなっている(第14図(a)、(
b)参照)、また弾性体層53は回転軸50に対して軸
方向に摺動可能である。回転軸50の各端部にはキー溝
61が穿設され、圧縮部材62から成る加圧手段が軸方
向に移動自在に嵌合することができる(第12図には一
方のキー溝61と圧縮部材62だけを示しである)、圧
縮部材62は第13図(a)、(b)に示すように、そ
の内径部62aに突起63が形成され、これがキー溝6
1に嵌合する。圧縮部材62の一方の端部はフランジ状
に形成され、ここに多数の係合突起64が形成されてい
る。
第14図は圧縮部材62が弾性体層53に対して加圧し
ていない状態を示していて、外側層54は現像ローラ1
1あるいはクリーニングブレード19(第1図参照)に
対して、非常に弱い圧力で接触しているか、あるいは非
接触の状態にある。
図示していない加圧装置を介して1両圧縮部材62を感
光体4の軸方向に互いに接近する方向に押圧し9弾性体
層53を軸方向両側より加圧すると。
弾性体層53は両端部からの加圧力により、回転軸50
に対して軸方向に滑りながら膨出してその径を拡大し、
外側層54と完全に密着し、これを内圧で保持する(第
15図)、ここで、外側層54は内圧によってその径を
大きく拡大するように変形しない可撓性材料から成るこ
とが望ましい。
また、回転軸50の表面は弾性体層53がよく滑るよう
に低摩擦係数材料をコーティングするのもよい、このよ
うにして外側層54の内面が弾性体層53に密着させら
れたとき、現像ローラ11と感光体4との間には所望の
喰い込み量δ、が得られる。感光体4とクリーニングブ
レード19(第1図)との関係においても同様である(
第6図参照)。このような状態で前述のように複写動作
を行うことができ、その際、回転軸50が回転すると、
圧縮部材62はキー溝61と突起63との係合を介して
、回転軸50と共に回転し、第15図(b)に示すよう
に、係合突起64が弾性体層53に十分深く喰い込み1
弾性体層53を回転させると共に1弾性体層53の外周
面と外側層54の内周面との間の摩擦力で外側層54を
回転させる。
また圧縮部材から弾性体層へトルクを伝えるのに、第1
6図に示すように1弾性体層53の内部にプレート65
を埋設してトルク伝達の効率をあげるごともできる。こ
の場合、第15図に示すように圧縮部材162にはプレ
ート65に嵌合する孔162aが穿設されている。
圧縮部材62,162による弾性体層53への加圧を解
除し、あるいはその圧力を軽減すれば、感光体4は弾性
体層自体の復元力で第14図に示す初期状態に戻る。
上述した構成において、作像ユニット34(第1図)を
感光体4に対して着脱するときは、圧縮部材62,16
2による弾性体層53への加圧を解除し、又は圧力を弱
める。このようにすれば感光体4の弾性体層53の径が
縮小するので、作像ユニット34の現像ローラ11とク
リーニングブレード19(第1図)を極めて容易かつ確
実に感光体4に対して着脱できる。また第14図の状態
で弾性体層53の径が充分に小さいように感光体4を構
成すれば、感光体4に対する作像ユニット34の離脱又
は組付時に、現像ローラ11やブレード19だけでなく
、ケース端部43(第1図)やシール部材52も、感光
体4に接触しないようにすることができ、ユニット34
の着脱をより一層容易化することが可能である。
感光体4の一方の端部側にだけ前述した圧縮部材62,
162を設け、他方の端部側には1回転軸50に固着さ
れたストッパを設け、圧縮部材62.162により弾性
体WJ53を圧縮させたとき、その反対側の弾性体層の
端面をストッパにより受けるようにしてもよい。
また第12図乃至第17図に示した実施例において、感
光体4の感光層が寿命となったとき1弾性体層53への
軸方向への加圧を解除して1弾性体層53から外側層5
4を取り外し、外側層54だけを交換し、それまで使用
していた弾性体層53に新たな外側層54を装着して1
弾性体層53を再び使用するようにしてもよい、このよ
うにすれば、経済性を一層向上させることができる。
第12図乃至第17図に示した実施例においても、感光
体4の支持層55を省略し1弾性体層53に直に感光M
56を設けてもよい。
以上、像担持体に可視像を形成すると共に、この可視像
を転写材に転写する複数のプロセス手段のうち、現像装
置、クリーニング装置及びIF電装置の各プロセス手段
を組付けて作像ユニットとした例を説明したが、他のプ
ロセス手段を含めた複数のプロセス手段のうち、少なく
とも1つを作像ユニットとして構成したときも本発明を
適用できる。また、ドラム状の感光体以外の像担持体9
例えばベルト状感光体、あるいはベルト又はドラム状の
、感光層ではない誘電体を含む像担持体を有する画像形
成装置に対しても本発明を適用できることは当然である
。ベルト状の像担持体を用いるときは、例えば、このベ
ルトを巻き掛けるローラの表面を弾性変形可能に構成す
ればよい、さらに図示した例では作像ユニットを第1回
動体に支持したが、該ユニットをかかる回動体に支持せ
ず、フリーな状態の作像ユニットを画像形成装置本体に
直接着脱できるようにして像担持体に対して組付は又は
離脱できるようにしてもよいし、特開昭61−1187
70号公報に開示されているように装置本体を上下に分
け、例えばその上部に作像ユニットを支持してもよい、
同様に像担持体を第2回動体に支持せず、装置本体の支
持側板等に直に支持してもよいことも当然である。また
図示した構成では1作像ユニットを2つの部分(現像装
置とクリーニング装置)に分け、これらを互いに枢着し
たが、ユニットの全体を一体の剛体として構成しても像
担持体に対する離脱又は組付けが可能である。
さらに感光体4等から成る像担持体の表面全体を弾性変
形可能とする代りに、像担持体に対する作像ユニットの
組付は又は離脱時に、該ユニットのプロセス手段が接触
する像担持体部分だけを弾性変形可能に構成してもよい
。また、像担持体を剛体とし、その代りに作像ユニット
の組付は又は離脱時に像担持体に接触する、作像ユニッ
トのプロセス手段を弾性変形可能に構成しても、ユニッ
トの離脱又は組付けを前述の実施例と同様に支障なく行
うことができる。あるいは像担持体とプロセス手段の間
者を共に弾性変形可能に構成してもよい、具体的に言え
ば、第6図に示すように現像ローラ11を剛体から成る
芯部材111と、その表面に積Mされたゴム等から成る
弾性体層111aとすると共に、現像ケース10の少な
くともケース端43を弾性体とし、またクリーニングブ
レード19及びシール部材52も9通常行われているよ
うに弾性材料から構成する(あるいは可撓性を有するブ
ラシを備えたブラシローラによりクリーニング装置を構
成する)、このようにすれば、感光体4が弾性変形可能
であるか否かにかかわらず、ユニット34を感光体4に
組付は又は離脱するとき、各プロセスユニット11,1
9,43.52が弾性変形するので、この組付は又は離
脱を支障なく行うことができる。
腹果 本発明によれば、作像ユニットのプロセス手段を実質的
にいかなる位置に配置しても、該ユニットを像担持体に
対して自由に組付け、又は離脱することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明を適用した電子複写機の中央縦断面図、
第2図はt子複写機を第2回動体よりも手前側で切断し
た断面図、第3図は第2図の要部の斜視図、第4図は第
1回動体を開位置に持ち上げたときの、第2図と同様な
断面図、第5図は第1及び第2回動体を持ち上げたとき
の、第4図と同様な断面図、第6図は第1図の部分拡大
図、第7図は外力が作用しないときの感光体の断面図、
第81!Iは第7図の■−■線断面図、第9図は87図
のI)(−1X線断面図、第10図は他の実施例を部分
平面図、第11図はさらに他の実施例を示す部分正面図
、第12図はさらに別の実施例を示す斜視図、第13図
(a)は第12図に示した圧縮部材の正面図、第13図
(b)はその断面図、第14図(a)、(b)は弾性体
層を圧縮させないときの断面図、第15図(a)、(b
)は弾性体層を圧縮させたときの断面図、第16図はさ
らに別の実施例を示す斜視図、第17図は第16図に示
した実施例に用いられる圧縮部材の斜視図である。 34・・・作像ユニット   53・・・弾性体層第3
図 36 ’43 第9図 儂10図 俤11図 梯 15 図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)複数のプロセス手段によって、像担持体に可視像
    を形成すると共に、該可視像を転写材に転写する画像形
    成装置であって、複数のプロセス手段のうち少なくとも
    1つを、像担持体に対して組付け又は離脱可能な作像ユ
    ニットとして構成した画像形成装置において、 前記作像ユニットを像担持体に対して組付け又は離脱す
    る際に像担持体に接触する作像ユニットのプロセス手段
    と、該手段が接触する像担持体部分のうちの少なくとも
    一方を、弾性変形可能に構成したことを特徴とする前記
    画像形成装置。
  2. (2)複数のプロセス手段によって、像担持体に可視像
    を形成すると共に、該可視像を転写材に転写する画像形
    成装置であって、複数のプロセス手段のうち少なくとも
    1つを、像担持体に対して組付け又は離脱可能な作像ユ
    ニットとして構成した画像形成装置において、 前記像担持体が、軸方向に圧縮されるとその径を拡大す
    る弾性体層を有していること、及び該弾性体層を軸方向
    に加圧する加圧手段を設けたことを特徴とする前記画像
    形成装置。
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