JP3722199B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、電子写真技術を用いて画像を形成するプリンター、ファクシミリ、複写機等の画像形成装置に関する。特に、装置本体に対して着脱可能に構成された像担持体(例えば感光体)等の被駆動体への駆動伝達部の構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、装置本体に対して着脱可能に構成された感光体への駆動伝達部の構造が開示されたものとして特開平9−258606号公報記載のものが知られている。
この従来の構造は、図14に示すように、画像形成装置の本体フレーム1に設けられた駆動側カップリング2と、この駆動側カップリング2と連結される従動側カップリング3を有し装置本体1に対して着脱可能に構成された被駆動体としての感光体4とを備え、前記両カップリング2,3が、図(a)(b)に示されるように、軸線方向に延びかつ円周方向において互いに隣接する複数の凹部2a(3a)と凸部2b(3b)とを有している。
感光体4は、図(c)に示すように、前記カップリング2,3同士を噛み合わせるようにして装置本体に組み込まれ、組み込まれた状態では、駆動源5によって感光体4が回転駆動されることとなる。
図(a)に示すように、駆動側カップリング2は、駆動源5による駆動軸5aに対し、その軸線方向(図(a)において左右方向)にスライド可能に構成されているとともに、駆動軸5aには、フレーム1と駆動側カップリング2との間において、付勢手段としての圧縮バネ6が装着されている。
したがって、圧縮バネ6は、感光体4が装着された際、駆動側のカップリング2を従動側のカップリング3に向けて付勢し、両カップリング2,3同士を確実に噛み合わせるようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上述した従来の構造では、駆動側カップリング2がその取り付け部である駆動軸5aに対してスライド可能に構成されているとともに、駆動軸5aに付勢手段6が装着されていたため、感光体4の駆動時にガタが生じ、感光体を高精度に駆動することができないという問題があった。
本発明の目的は、このような問題を解決し、カップリングを付勢する付勢手段を有するものにおいて、被駆動体を高精度に駆動することのできる画像形成装置を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために請求項1記載の画像形成装置は、装置本体に設けられた駆動源で駆動される駆動側カップリングと、この駆動側カップリングと連結される従動側カップリングを有し装置本体に対して着脱可能に構成された被駆動体と、この被駆動体を保持するケースと,これら被駆動体およびケースが装置本体に対して装着された際に、前記両カップリング同士を噛み合わせる方向へ付勢する付勢手段とを備えた画像形成装置であって、
前記被駆動体は,その両端が一対の円板状部材で軸上に支持されているとともに,前記一対の円板状部材のうちの一方の円板状部材に前記従動側カップリングが固定されていて当該従動側カップリングと円板状部材との結合体が構成され,この結合体が前記軸に対して,当該軸の軸線方向において2点で支持されており,この2点の間において,結合体を前記ケースに対して回転可能に支持する軸受部材が設けられており,
前記両カップリングは、その凸部の先端部がいずれも角錐形状となっているとともに,前記両カップリングは、そのそれぞれの取り付け部に対してスライド不能に設けられており、かつ、前記付勢手段は、これが付勢するカップリングをその取り付け部を介して付勢していることを特徴とする。
請求項2記載の画像形成装置は、請求項1記載の画像形成装置において、前記付勢手段は、前記駆動源を有する駆動ユニット全体を前記従動側カップリングへ向けて付勢することを特徴とする。
請求項3記載の画像形成装置は、請求項1記載の画像形成装置において、前記付勢手段は、前記被駆動体を前記駆動側カップリングへ向けて付勢することを特徴とする。
【0005】
【作用効果】
請求項1記載の画像形成装置によれば、装置本体に設けられた駆動源で駆動される駆動側カップリングと、この駆動側カップリングと連結される従動側カップリングを有し装置本体に対して着脱可能に構成された被駆動体と、この被駆動体が装着された際に、前記両カップリング同士を噛み合わせる方向へ付勢する付勢手段とを備えているので、前記両カップリング同士を噛み合わせるようにして被駆動体が装置本体に装着された状態で、付勢手段によって両カップリングが確実に噛み合い、被駆動体が駆動されることとなる。
そして、この請求項1記載の画像形成装置によれば、前記両カップリングが、そのそれぞれの取り付け部に対してスライド不能に設けられており、かつ、前記付勢手段は、これが付勢するカップリングをその取り付け部を介して付勢している構成となっているので、カップリングとその取り付け部との間でガタが生じなくなり、結果として被駆動体を高精度に駆動することが可能となる。
請求項2記載の画像形成装置によれば、請求項1記載の画像形成装置において、前記付勢手段は、前記駆動源を有する駆動ユニット全体を前記従動側カップリングへ向けて付勢する構成となっているので、安定した付勢作用が得られ、結果として、被駆動体を一層高精度に駆動することが可能となる。
請求項3記載の画像形成装置によれば、請求項1記載の画像形成装置において、前記付勢手段は、前記被駆動体を前記駆動側カップリングへ向けて付勢する構成となっているので、駆動系を完全に固定化することができ、結果として、被駆動体をより一層高精度に駆動することが可能となる。
【0006】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
<第1の実施の形態>
図1は本発明に係る画像形成装置の第1の実施の形態を示す概略正面図である。
この画像形成装置は、イエロー(Y)、シアン(C)、マゼンタ(M)、ブラック(K)の4色のトナーによる現像器を用いてフルカラー画像を記録材Sの両面に形成することのできる装置である。
【0007】
100は像担持体カートリッジであり、この実施の形態では感光体カートリッジとして構成されていて、被駆動体の一例としての感光体140が、後述する駆動構造によって図示矢印方向に回転駆動される。
感光体140の周りには、その回転方向に沿って、帯電手段としての帯電ローラ160、現像手段としての現像器10(Y,C,M,K)、中間転写装置30、およびクリーニング手段170が配置されている。
帯電ローラ160は、感光体140の外周面に当接して外周面を一様に帯電させる。一様に帯電した感光体140の外周面には、露光ユニット40によって所望の画像情報に応じた選択的な露光L1がなされ、この露光L1によって感光体140上に静電潜像が形成される。
この静電潜像は、現像器10でトナーが付与されて現像される。
現像器として、イエロー用の現像器10Y、シアン用の現像器10C、マゼンタ用の現像器10M、およびブラック用の現像器10Kが設けられている。これら現像器10Y,10C,10M,10Kは、それぞれ揺動可能に構成されており、選択的に1つの現像器の現像ローラ11のみが感光体140に当接し得るようになっている。したがって、これらの現像器10は、イエロー、シアン、マゼンタ、ブラックのうちのいずれかのトナーを感光体140の表面に付与して感光体140上の静電潜像を現像する。
現像されたトナー像は、中間転写装置30の中間転写ベルト36上に転写される。
クリーニング手段170は、上記転写後に、感光体140の外周面に残留し付着しているトナーを掻き落とすクリーニングブレード171(図10参照)と、このクリーニングブレード171によって掻き落とされたトナーを受ける受け部172とを備えている。
【0008】
中間転写装置30は、駆動ローラ31と、4本の従動ローラ32,33,34,35と、これら各ローラの回りに張架された無端状の中間転写ベルト36とを有している。
駆動ローラ31は、その端部に固定された図示しない歯車が、感光体140の口述するカップリング190(図2参照)と同軸の歯車192と噛み合っていることによって、感光体140と略同一の周速で回転駆動され、したがって中間転写ベルト36が感光体140と略同一の周速で図示矢印方向に循環駆動されるようになっている。
従動ローラ35は、駆動ローラ31との間で中間転写ベルト36がそれ自身の張力によって感光体140に圧接される位置に配置されており、感光体140と中間転写ベルト36との圧接部において一次転写部T1が形成されている。
駆動ローラ31には、中間転写ベルト36を介して図示しない電極ローラが配置されており、この電極ローラを介して、中間転写ベルト36の導電層に一次転写電圧が印加される。
従動ローラ32はテンションローラであり、図示しない付勢手段によって中間転写ベルト36をその張り方向に付勢している。
従動ローラ33は、二次転写部T2を形成するバックアップローラである。このバックアップローラ33には、中間転写ベルト36を介して二次転写ローラ38が対向配置されている。二次転写ローラ38は、図示しない接離機構により中間転写ベルト36に対して接離可能である。二次転写ローラ38には、二次転写電圧が印加される。
従動ローラ34は、ベルトクリーナ39のためのバックアップローラである。
【0009】
中間転写ベルト36が循環駆動される過程で、一次転写部T1において、感光体140上のトナー像が中間転写ベルト36上に転写され、中間転写ベルト36上に転写されたトナー像は、二次転写部T2において、二次転写ローラ38との間に供給される用紙等のシート(記録材)Sに転写される。
シートSは、給紙装置50から給送され、ゲートローラ対Gによって所定のタイミングで二次転写部T2に供給される。
二次転写部T2でトナー像が転写されたシートSは、定着装置60を通ることによってそのトナー像が定着され、排紙経路70を通って、装置本体80のケース上に形成されたシート受け部81上に排出される。
排紙経路70は、片面に画像が形成されたシートSを再び二次転写部T2に返送する返送路71のためのスイッチバック経路を形成している。
【0010】
図2は、上記像担持体カートリッジ100が画像形成装置本体のフレーム82に対して装着されている状態を示す部分切断平面図である。
像担持体カートリッジ100は、感光体140をユニットとして構成した像担持体ユニット101と、この像担持体ユニット101等を保持するカートリッジケース200とを有している。
この図に示すように、この画像形成装置は、装置本体に設けられた駆動側カップリング330と、この駆動側カップリング330と連結される従動側カップリング190を有し装置本体に対して着脱可能に構成された被駆動体としての感光体140と、後に詳しく説明するように、この感光体140が図示のように装着された際に、両カップリング330,190同士を噛み合わせる方向へ付勢する付勢手段323とを備えている。
前記両カップリング330,190は、図3(a)(b)にも示すように、その軸線方向に延びかつ円周方向において互いに隣接する複数の凹部330a,190aと凸部330b,190bとを有している。
【0011】
両カップリング330、190の基本的構成は同じになっているので、以下従動側のカップリング190を例にとって、詳しく説明する。
図4はカップリング190を示す図で、(a)は斜視図、(b)はその部分拡大図である。図5は、同じくカップリング190を示す図で、(a)は平面図、(b)は正面図、(c)は歯形(凸部の形状)の説明図である。
これらの図に示すように、カップリング190における凸部190bの先端部190b1は、角錐形状となっている。
また、先端部190b1における最尖端部190b11は、カップリング190の外周側に位置している。
すなわち、先端部190b1における外周側の最尖端部190b11は、内周側の尖端部190b12よりも高くなるように形成され、これによって、凸部190bの先端部190b1が角錐形状となっている。
さらに、図5(c)にその概念図を示すように、凸部190bの先端部190b1を成す角度θ4は、凸部190b1の基部190b13を成す角度θ3よりも大きくなっている。すなわち、この実施の形態における凸部190bの先端部190b1は、いわば2段階の角度変化を持って形成されている。なお、凸部190bの外郭線190cは、この実施の形態では直線状となっているが、外方に僅かに膨らむ曲線状とすることもできる。
このようなカップリング190は、被駆動体である感光体140と別体であり、金属で構成されている。
【0012】
以下、像担持体カートリッジ100をなす像担持体ユニット101、カートリッジケース200等について詳しく説明する。
図6は像担持体ユニット101を示す縦断面図である。
この像担持体ユニット101は、それ自身では回転しない軸110と、この軸110に対して回転可能に取り付けられた一対の円板状部材120,130と、これら一対の円板状部材120,130によって両端部が支持固定され円板状部材120,130とともに回転する可撓性を有する薄肉円筒状の像担持体(感光体)140と、この像担持体140の内方において軸110に取り付けられ、像担持体140に対してその外方から当接部材としてのクリーニングブレード171(図10参照)、帯電ローラ160が当接されるその当接位置において像担持体140を内方から支持するバックアップ部材としてのバックアップドラム150とを備えている。
【0013】
一対の円板状部材120,130は、いずれもベアリング114を介して軸110に回転可能に設けられており、これら円板状部材120,130の外周面121,131によって像担持体140の両端部141が支持され固定されている。
円板状部材120,130と像担持体140の両端部141との固定構造を図7に示す。図7は、一方の円板状部材120に対する像担持体140の端部141の固定構造を示しているが、他方の円板状部材130に対する像担持体140の端部141の固定構造も同様である。
【0014】
円板状部材120の外周面121の外径D3は、像担持体140の内径D2よりも多少大きく形成されており、像担持体140の端部141に円板状部材120が圧入されている。この圧入が円滑になされるように、円板状部材120の内側には、外周面121に連なり、内端部の径D4が像担持体140の内径D2よりも小さく形成されたテーパ面121aが形成されている。この圧入によって、像担持体140と円板状部材120とは略良好に結合されるが、両者の結合をより一層確実にするために、円板状部材120の外周面121には接着剤受け溝122が形成されており、この接着剤受け溝122に注入された接着剤123で像担持体140と円板状部材120とを接着してある。
【0015】
図6および図8に示すように、他方の円板状部材130には、その外側に、前述したカップリング190が固定されている。このカップリング190は円板状部材130と別体に作成されており、複数本(例えば3本(1本のみ図示))のネジ194で円板状部材130に固定されている。円板状部材130には、前記ベアリング114の受け部から外側に伸びる取り付け部としての筒状部132が一体的に形成されており、その先端部にカップリング190が固定されている。
すなわち、従動側カップリング190は、その取り付け部である筒状部132に対してスライド不能に設けられている。
カップリング190には、その内側中心部に滑り軸受191が設けられており、この滑り軸受191によって、カップリング190が軸110の一端部111に回転可能に支持されている。
すなわち、カップリング190と円板状部材130との結合体Aが、軸110上において、滑り軸受191とベアリング114とによって2点で支持される構造となっている。
【0016】
また、上記2点で支持されているその支持部の間には、カップリング190に固定されカップリング190と共に回転して、像担持体以外の回転部材である、後述する廃トナーの搬送スクリュー173(図9参照)を駆動するための駆動ギア192と、カップリング190と円板状部材130との結合体Aを、カートリッジケース200(図9参照)に対して回転可能に支持する軸受部材であるベアリング193とが設けられている。
【0017】
図6に示すように、バックアップドラム150は、一対の円盤状の側板151,151と、これら側板151,151の外周面によって両端が固定された円筒部材152とで構成されている。円筒部材152の外径は像担持体140の内径よりも僅かに小さく形成されている。側板151にはボス部155が設けられており、このボス部155に滑り軸受156が装着されている。滑り軸受156は含油メタル(例えばCu系の含油メタル)で構成する。
軸110は、その両端部に形成された、前記円板状部材120,130の支持部115,115と、中央部に形成された、前記支持部115に対して図10に示すように偏芯した偏芯部(偏芯軸部)116とを有し、この偏芯部116にバックアップドラム150が回転可能に支持されている。
偏芯部116は、当接部材としてのクリーナブレード171(図10参照)、および帯電ローラ160が当接されるその当接位置側(図10において右側)に、偏心しており、これによって、バックアップドラム150の外周面(円筒部材152の外周面)の一部が前記当接位置において比較的広い範囲に亙って像担持体140を内方から支持するようになっている。
バックアップドラム150は、軸110に対して回転可能に支持されているので、図2に示したように像担持体カートリッジ100が装置本体に組み込まれて像担持体140が回転駆動されると、図10に示すように前記クリーニングブレード171等の当接位置において、円筒部材152の外周面152aが像担持体140の内周面140aと当接することによって像担持体140に従動して回転する。
なお、図6に示すように、一方の側板151とベアリング114との間には、ガタ防止用の圧縮コイルバネ102が設けられている。
【0018】
以上のような像担持体ユニット101は、具体的には例えば次のようにして組み立てられる。
先ず、カップリング190と円板状部材130との結合体Aを組み立て、軸110の一端部111をベアリング114および滑り軸受191に挿通する。
次いで、軸110にバックアップドラム150を装着する。
次いで、像担持体140の一端部を円板状部材130に嵌合させる(円板状部材130を像担持体140の一端部に圧入する)。なお、この際、円板状部材130が像担持体140に対して僅かに傾斜した状態(したがってカップリング190も傾斜した状態)で圧入されることがある。
次いで、バネ102を装着して、さらに他方の円板状部材120を像担持体140の他端部に圧入する。この際、円板状部材130が像担持体140に対して僅かに傾斜した状態で圧入されている場合には、その傾斜状態が矯正されることとなる。すなわち、この実施の形態では、カップリング190と円板状部材130との結合体Aが、軸110上において、滑り軸受191とベアリング114とによって2点で支持される構造となっているので、他方の円板状部材120を像担持体140の他端部に圧入する際に、結合体Aの傾斜状態が矯正されることとなる。
その後、円板状部材120、130の外周面に形成されている接着剤受け溝122に接着剤123を注入して、像担持体140と円板状部材120、130とを確実に固着する。
【0019】
以上のような像担持体ユニット101は、図9〜図11に示すような状態で、カートリッジケース200に組み込まれる。
図9は像担持体ユニット101が組み込まれたカートリッジケース200を示す部分切断平面図、図10は右側断面図(カートリッジケース200が組み込まれる画像形成装置の前面側から見た断面図)、図11は左側面図である。
これらの図に示すように、カートリッジケース200は、一対の側部210,220と、これら側部210,220の一側部側を連結している主連結部230と、側部210,220の他側部下方を連結している副連結部240とを有している。
ケース200には、先ずクリーニング手段170(図10参照)が組み込まれ、次いで帯電ローラ160が組み込まれ、その後、像担持体ユニット101が組み込まれる。
【0020】
クリーニング手段170は、図10に示すように、感光体140の外周面に残留し付着しているトナーを掻き落とすクリーニングブレード171と、このクリーニングブレード171によって掻き落とされたトナーを一時的に貯留する貯留部1721と、この貯留部1721から溢れたトナーを受ける受け部172と、この受け部172の底部に配置され、トナーを搬送する搬送手段としてのトナー搬送スクリュー173とを備えている。
【0021】
クリーニングブレード171は、その上部がブレードホルダ174に固定されている。ブレードホルダ174は板金製であり、その両端に設けられたアーム174a,174a(一方のみ図示)が軸211,211(一方のみ図示)によって側部210,220に対して揺動可能に取り付けられている。主連結部230とブレードホルダ174との間には、ブレード付勢バネ(圧縮コイルバネ)175が設けられており、図10に示すように像担持体ユニット101がカートリッジケース200に組み込まれると、ブレード付勢バネ175の付勢力およびクリーニングブレード171自身の弾性によってクリーニングブレード171の先端部(縁部)171aが感光体140の表面に当接されるようになっている。
このような構造によれば、ブレード171の形状精度やゴム硬度に左右されず、ブレード171を感光体140へ一定圧力で圧接させることができる。また、圧力変動を小さくして感光体140のフィルミングを防止することができる。
【0022】
受け部172は、主連結部230の下部によって主連結部230と一体に形成されている。
ブレードホルダ174の上面と主連結部230の内面に形成された溝部231との間には、フォーム材からなるシール部材176が設けられている。また、クリーニングブレード171先端の下方には、すくいシート177が設けられている。すくいシート177は、その基部が主連結部230に固定されており、その先端縁部が感光体140の表面と摺接して、トナーの漏れを防止する。
【0023】
トナー搬送スクリュー173は、図9に示すように、スクリューの軸173aの一端部173a1が受け部172の側壁172aに回転可能に支持されている。軸173aの他端部173a2は、受け部172に連結されたトナー搬送用の筒状部材178の端部近くにおいて自由状態(不支持状態)となっている。軸173aの一端には、ギア173bが固定されており、このギア173bが、図11に示すように減速ギア173cを介して、前述した像担持体ユニット101のギア192と噛み合っている。したがって、像担持体ユニット101が回転駆動されると、トナー搬送スクリュー173も回転駆動され、受け部172中のトナーが図9において右方(矢印X1方向)に搬送される。搬送されたトナーは、トナー搬送用の筒状部材178の端部近くに形成された開口(トナー出口)178aから落下し、図示しない廃トナーボトルに回収される。
【0024】
筒状部材178には、その軸線方向にスライド可能なシャッター172cが設けられている。このシャッター172cは、画像形成装置の図示していない外装カバーを閉めると図9において仮想線で示すように左方にスライドしてトナー出口178aを開き、外装カバーを開けると図9において実線で示すように右方にスライドしてトナー出口178aを閉じるようになっている。
【0025】
帯電ローラ160は、上記クリーニング手段170が組み込まれた後にケース200に対して回転可能に組み込まれ、組み込まれた状態では、付勢手段(バネ)161によって、取付後の感光体140(図10参照)の中心方向に向けて付勢される。したがって、図10に示すように、像担持体ユニット101がカートリッジケース200に組み込まれると、帯電ローラ160は、感光体140の表面に当接して従動回転することとなる。
【0026】
図6に示すように、像担持体ユニット101の固定軸110の一端部には、円板状部材120よりも外方に突出した突出部112に、ピン113が設けられているとともに、カートリッジケース200の側部220には前記ピン113を受ける図示しないピン受け部が設けられており、これらピン113とピン受け部とで、固定軸110の軸回り位置を決める位置決め手段が構成されている(図2参照)。
【0027】
カートリッジケース200の一側部210には、像担持体ユニット101を組み込む際に、ベアリング193を案内するスリット214(図9,図11参照)が形成されている。また、他側部220には軸110を案内するスリット224(図9参照)が形成されており、このスリット224の終端部に前述した図示しないピン受け部が形成されている。
したがって、像担持体ユニット101は、ベアリング193および軸110を前記スリット214および224に合わせて入れることでケース200に装着することができ、その後、サイドカバー215,225(図2参照)をケース200に装着することでケース200に固定される。
このようにして像担持体ユニット101がケース200に組み込まれた状態では、像担持体ユニット101におけるカップリング190と円板状部材130との結合体Aが、ベアリング193を介してケース200に回転可能に支持された状態となる。
【0028】
以上のようにして組み立てられた像担持体カートリッジ100は、図2に示したように、画像形成装置のフレーム82に着脱可能に装着される。
フレーム82は、相平行して設けられた一対の板状フレーム82a、82bを有している。
一方の板状フレーム82aには、駆動ユニット300が設けられており、他方の板状フレーム82bには、像担持体カートリッジ100を図2において矢印X1、X2方向に出し入れする(抜き差しする)ための穴83が設けられている。
【0029】
駆動ユニット300は、駆動源であるモータ310と、歯車伝達機構が収納されたミッションケース320と、その出力軸321に固定された前記駆動側カップリング330とを有している。
カップリング330は、その取り付け部である出力軸321に対してスライド不能に設けられている。
駆動ユニット300は、そのミッションケース320のフランジ部322が付勢手段である圧縮バネ323を介して板状フレーム82aに取り付けられることで板状フレーム82aに取り付けられている。
フランジ部322にはピン324が設けられており、このピン324が板状フレーム82aに対して矢印X1,X2方向へスライド可能に取り付けられていて、ピン324の回りに前記圧縮バネ323が設けられていることから、駆動ユニット300は圧縮バネ323によって常時矢印X1方向へ付勢されているが、図示のように像担持体カートリッジ100が装着されると矢印X2方向に移動しつつ圧縮バネ323の付勢力によって駆動側のカップリング330と従動側のカップリング190とが確実に結合されることとなる。
すなわち、前記圧縮バネ323は、駆動ユニット300全体を付勢することで、駆動側カップリング330をその取り付け部である出力軸321を介して従動側カップリング190へ向けて付勢するようになっている。
【0030】
他方の板状フレーム82bには、像担持体カートリッジ100に設けられた位置決めピン226が挿入される位置決め穴84が設けられているとともに、像担持体カートリッジ100の着脱操作用のレバー85が設けられている。
レバー85は、図12にも示すように、フレーム82bに設けられた軸86でフレーム82bに対して回動可能に取り付けられており、摘み部85aと、これと一体の押さえ部85b、85bとを備えている。
また、板状フレーム82bには、フランジ部87aを有する係合部87が設けられているとともに、前記レバー85には、その押さえ部85b、85bの間において、上記フレームの係合部87と係脱可能な係合部85cが形成されている。
したがって、像担持体カートリッジ100を図2に示すように挿入してレバー85を図2および図12の実線で示す位置へ回動させると、レバー85の係合部85cがフレームの係合部87(そのフランジ部87a)と係合して押さえ部85b、85bが像担持体カートリッジ100の前面100aを押圧し、像担持体カートリッジ100が固定されて、前述したように、圧縮バネ323の付勢力で、駆動側カップリング330と従動側カップリング190とが確実に噛み合うこととなる。
また、上の状態からレバー85を図12に仮想線で示すように回動させ、レバー85の係合部85cとフレームの係合部87(そのフランジ部87a)との係合を解除して、押さえ部85bによる像担持体カートリッジ100の前面100aに対する押圧を解除することで、像担持体カートリッジ100を矢印X1方向へ抜き出すことが可能となる。
【0031】
像担持体カートリッジ100は、図2に示すように画像形成装置に組み込まれると、カップリング190に駆動ユニット300の駆動側カップリング330が噛み合うことによって、その像担持体140が回転駆動される。
【0032】
以上のような画像形成装置によれば、次のような作用効果が得られる。
(a)装置本体に設けられた駆動源310で駆動される駆動側カップリング330と、この駆動側カップリング330と連結される従動側カップリング190を有し装置本体に対して着脱可能に構成された被駆動体140と、この被駆動体140が装着された際に、前記両カップリング330,190同士を噛み合わせる方向へ付勢する付勢手段323とを備えているので、前記両カップリング330,190同士を噛み合わせるようにして被駆動体140が装置本体に装着された状態で、付勢手段323によって両カップリング330,190が確実に噛み合い、被駆動体140が駆動されることとなる。
そして、この画像形成装置によれば、前記両カップリング330、190が、そのそれぞれの取り付け部321,132に対してスライド不能に設けられており、かつ、前記付勢手段323は、これが付勢するカップリング330をその取り付け部321を介して付勢している構成となっているので、カップリング330とその取り付け部321との間でガタが生じなくなり、結果として被駆動体140を高精度に駆動することが可能となる。
(b)付勢手段323は、駆動源310を有する駆動ユニット300全体を従動側カップリング190へ向けて付勢する構成となっているので、安定した付勢作用が得られ、結果として、被駆動体140を一層高精度に駆動することが可能となる。
【0033】
(c)両カップリング330,190における凸部330b、190bの先端部330b1,190b1が角錐形状となっているので、その最尖端部(頂点)330b11,190b11は、面積の小さな点状態となる。
したがって、被駆動体の装着時にカップリング同士が噛み合う際に、両カップリング330,190の凸部における最尖端部(頂点)330b11,190b11同士が当接してしまうという事態は極めて生じにくくなる。したがって、カップリング同士が円滑に噛み合うこととなり、結果として、被駆動体(この実施の形態では像担持体カートリッジ100)を容易に装着することが可能となる。
(d)カップリング330,190の先端部330b1,190b1における最尖端部330b11,190b11がカップリングの外周側に位置しているので、被駆動体の装着時に両カップリングの凸部における最尖端部(頂点)330b11,190b11同士が当接する確率が一層小さくなる。
したがって、カップリング同士を一層円滑に噛み合わせることが可能になり、結果として、被駆動体を一層容易に装着することが可能となる。
(e)カップリング330,190における凸部330b,190bの先端部330b1,190b1を成す角度θ4が、凸部の基部330b13,190b13を成す角度θ3よりも大きくなっているので、次のような作用効果が得られる。
すなわち、凸部の先端部330b1,190b1を成す角度θ4が、凸部の基部330b13,190b13を成す角度θ3よりも大きくなっているので、カップリング同士の噛み合いによる動力伝達は、基部同士330b13,190b13の当接によってなされることとなる(図3参照)。
したがって、動力伝達時には、凸部の先端部330b1,190b1には力が作用せず(図3参照)、したがって、動力伝達によって先端部330b1,190b1が破損するということはなくなる。
また、被駆動体の装着時に、カップリングの凸部の先端部330b1,190b1同士が当接したとしても、先端部330b1,190b1の角度θ4は比較的大きいのでやはり破損は生じにくくなる。
一方、動力伝達の際に当接している基部330b13,190b13をなす角度θ3は比較的小さいので、噛み合いが外れる方向へ作用する力は小さなものとなる。したがって、カップリングを付勢する付勢手段323の付勢力も小さくてすみ、結果として、被駆動体の装着に要する力も小さくてすむこととなる。
すなわち、この画像形成装置によれば、カップリングの凸部330b,190bの破損が生じにくくなり、しかも被駆動体を容易に装着することができるという効果が得られる。
しかも、凸部の先端部330b1,190b1を成す角度θ4が、凸部の基部330b13,190b13を成す角度θ3よりも大きくなっている結果として、カップリングの軸線方向に関する凸部330b,190bの長さL(図5(c)参照)が短くてすむため、カップリングを噛み合わせる際の軸線方向へのスライドストロークも短くてすむという効果も得られる。
(f)カップリング330,190は、被駆動体と別体に構成された金属製のカップリングとなっているので、合成樹脂製である場合に比べてその凸部の最先端部330b1,190b1を鋭利に形成することが可能となる。
したがって、より一層容易に被駆動体を装着することが可能となる。また、カップリングの剛性および精度を向上させることができるため、高精度な駆動伝達が可能となる。
【0034】
(g)この実施の形態の像担持体ユニット101によれば、前記カップリング190と円板状部材130との結合体が、軸110上において、2点で支持される構造となっているので、次のような作用効果が得られる。
すなわち、円板状部材130とカップリング190との結合体が像担持体140に対して僅かに傾斜した状態で圧入されたとしても、カップリング190と円板状部材130との結合体が、軸110上において、2点で支持される構造となっているので、結合体の像担持体140に対する傾斜状態が矯正されることとなる。
したがって、像担持体140と円板状部材130およびカップリング190との同軸度が向上して、カップリング190とこれを駆動するためのカップリング330との噛み合い精度が向上し、像担持体140の回転ムラが生じ難くなると同時に、可撓性を有する薄肉円筒状の像担持体140のゆがみも低減して像担持体140の振れも小さくなり、像担持体140に対するクリーニングブレード171や現像ローラ(図1の符号11参照)等の当接部材の当接状態が安定し、結果として、画像品質が向上することとなる。
(h)前記2点で支持されているその支持部の間に、カップリング190と共に回転して、像担持体140以外の回転部材(この実施の形態ではトナー搬送スクリュー173)を駆動するための駆動ギヤ192が設けられているので、2点間距離(ベアリング114と滑り軸受191との間の距離)を大きくすることができると同時にその間のスペースを有効に利用することが可能となる。
(i)像担持体ユニット101は、そのケース200に取り付けられるユニットであり、前記2点で支持されているその支持部の間に、前記結合体をケース200に対して回転可能に支持する軸受部材193が設けられているので、2点間距離を大きくすることができると同時にその間のスペースを有効に利用することが可能となる。
しかも、結合体が軸受部材193でケース200に支持されるので、結合体および像担持体140の回転状態が一層安定し、結果として、画像品質がより一層向上することとなる。
【0035】
<第2の実施の形態>
図13は、本発明に係る画像形成装置の第2の実施の形態における要部を示す図で、像担持体カートリッジ100の画像形成装置のフレーム82に対する装着状態を示す部分切断平面図である。この図において、上記第1の実施の形態と同一部分ないし相当する部分には同一の符号を付してある。
この実施の形態が上記第1の実施の形態と異なる点は、駆動ユニット300全体を従動側カップリング190へ向けて付勢する付勢手段323を設けることに代えて、感光体140を駆動側カップリング330へ向けて付勢する付勢手段88を設けた点にあり、その他の点に変わりはない。
この実施の形態における付勢手段88は、フレーム82b側係合部87’のフランジ部87’aと、レバー85の係合部85cとの間に介装される圧縮バネで構成されている。なお、この圧縮バネ88は、図12において仮想線で示してある。
この圧縮バネ88は、レバー85の係合部85c、カートリッジケース200のサイドカバー225、像担持体ユニット101の軸110、ベアリング114(図6参照)、および円板状部材130を介して従動側カップリング190を駆動側カップリング330へ向けて付勢する。
駆動ユニット300は、ネジ等の固定手段325でフレーム82aに固定してある。
このような実施の形態によっても、上述した第1の実施の形態による(b)以外の作用効果が得られる。
さらに、この実施の形態によれば、付勢手段88が、被駆動体140を駆動側カップリング330へ向けて付勢する構成となっているので、駆動系である駆動ユニット300を完全に固定化することができ、結果として、被駆動体140をより一層高精度に駆動することが可能となる。
【0036】
以上、本発明の実施の形態について説明したが、本発明は上記の実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨の範囲内において適宜変形実施可能である。
例えば、上記の実施の形態では、被駆動体の一例として感光体をあげて説明したが、被駆動体はこれに限るものではなく、例えば、像担持体の他の例である中間転写体であってもかまわない。
【0037】
【発明の効果】
請求項1〜3記載のいずれの画像形成装置によっても、被駆動体を高精度に駆動することが可能となる。
さらに、
請求項2記載の画像形成装置によれば、被駆動体を一層高精度に駆動することが可能となる。
請求項3記載の画像形成装置によれば、被駆動体をより一層高精度に駆動することが可能となる。
【0038】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る画像形成装置の第1の実施の形態を示す概略正面図。
【図2】像担持体カートリッジ100の画像形成装置のフレーム82に対する装着状態を示す部分切断平面図。
【図3】(a)は両カップリング330,190の噛み合い状態を示す側面図、(b)は図(a)の部分拡大図。
【図4】カップリングを示す図で、(a)は斜視図、(b)はその部分拡大図である。
【図5】同じくカップリングを示す図で、(a)は平面図、(b)は正面図、(c)は歯形の説明図である。
【図6】像担持体ユニットを示す縦断面図。
【図7】図6の部分拡大図。
【図8】図6の部分拡大図。
【図9】像担持体ユニット101が組み込まれたカートリッジケース200を示す部分切断平面図。
【図10】同じく右側断面図(カートリッジケース200が組み込まれる画像形成装置の前面側から見た断面図)。
【図11】同じく左側面図(カートリッジケース200が組み込まれる画像形成装置の背面側から見た図)。
【図12】像担持体カートリッジ100および着脱操作用のレバー85を画像形成装置の前面側から見た図。
【図13】本発明に係る画像形成装置の第2の実施の形態における要部を示す図で、像担持体カートリッジ100の画像形成装置のフレーム82に対する装着状態を示す部分切断平面図。
【図14】(a)(b)(c)は従来技術の説明図。
【符号の説明】
82 装置本体のフレーム
130 側板(従動側カップリング190の取り付け部)
140 感光体(被駆動体)
190 従動側カップリング
300 駆動ユニット
310 モータ(駆動源)
323,88 圧縮バネ(付勢手段)
321 出力軸(駆動側カップリング330の取り付け部)
330 駆動側カップリング

Claims (3)

  1. 装置本体に設けられた駆動源で駆動される駆動側カップリングと、この駆動側カップリングと連結される従動側カップリングを有し装置本体に対して着脱可能に構成された被駆動体と、この被駆動体を保持するケースと,これら被駆動体およびケースが装置本体に対して装着された際に、前記両カップリング同士を噛み合わせる方向へ付勢する付勢手段とを備えた画像形成装置であって、
    前記被駆動体は,その両端が一対の円板状部材で軸上に支持されているとともに,前記一対の円板状部材のうちの一方の円板状部材に前記従動側カップリングが固定されていて当該従動側カップリングと円板状部材との結合体が構成され,この結合体が前記軸に対して,当該軸の軸線方向において2点で支持されており,この2点の間において,結合体を前記ケースに対して回転可能に支持する軸受部材が設けられており,
    前記両カップリングは、その凸部の先端部がいずれも角錐形状となっているとともに,前記両カップリングは、そのそれぞれの取り付け部に対してスライド不能に設けられており、かつ、前記付勢手段は、これが付勢するカップリングをその取り付け部を介して付勢していることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記付勢手段は、前記駆動源を有する駆動ユニット全体を前記従動側カップリングへ向けて付勢することを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 前記付勢手段は、前記被駆動体を前記駆動側カップリングへ向けて付勢することを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
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