JPS63248653A - 加飾表面を持つ容器の製造方法 - Google Patents

加飾表面を持つ容器の製造方法

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JPS63248653A
JPS63248653A JP8205487A JP8205487A JPS63248653A JP S63248653 A JPS63248653 A JP S63248653A JP 8205487 A JP8205487 A JP 8205487A JP 8205487 A JP8205487 A JP 8205487A JP S63248653 A JPS63248653 A JP S63248653A
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JP
Japan
Prior art keywords
decorative
cylinder
decorated
container
decorative cylinder
Prior art date
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Application number
JP8205487A
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English (en)
Inventor
白石 行石
眞一 岡本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kamaya Kagaku Kogyo Co Ltd
Original Assignee
Kamaya Kagaku Kogyo Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPS63248653A publication Critical patent/JPS63248653A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本発明は、陶磁器もしくはガラス、プラスチック、金属
等を素材とする容器の中でも、特に胴部が筒状となった
容器のその胴部外周に加飾層を形成する方法として好適
な加飾表面を持つ容器の製造方法に関するものである。
「従来の技術」 各種容器の中でも胴部が筒状となったいわゆる瓶などの
容器は、化粧品や医薬品または食品等、種々の内容物を
入れる容器として従来から広く利用されている。
そして、この種の容器において、特に化粧品を入れるも
のでは、必要に応じて高級感を持たせたり容器自体の感
触を良くしたりするなどの観点から、外周部に加飾層を
施す場合が多い。
従来、このような容器の胴部外周に加飾層を施す技術と
して、表面に加飾のための印刷を施した平面状プラスチ
ックフィルムもしくはシートを延伸し、これを筒状に接
着してから所望の寸法に裁断して加飾筒体を得、この加
飾筒体を第1O図に示す如く容器lの胴部2外周に被せ
た後に過熱収縮させて容器と一体化させることにより容
器表面に加飾層3を形成する方法が知られている。
「発明が解決しようとする問題点」 しかしながら、このような従来の方法では、(イ) フ
ィルムもしくはシート状のものを筒状にするための接着
部が表面に現れてめだち、その分、外観が低下すること
、 (ロ)高級感や重圧感を出す目的で厚手にした加飾筒体
を使用すると、第10図に示すように加飾筒体の端部が
過熱収縮後もしくはその途中において外側へ反り返る現
象(図中、符号Rで示す部分)が起こり、品質や高級感
のイメージダウンとなる、などの不具合があった。
ここで、上記(ロ)の点を考察してみた場合、加飾筒体
の熱伝導に関して加飾筒体の部位により差が出てしまう
ため、加飾筒体の両端部はど熱伝導が早く、結果的に過
熱時間が長く掛けられたことになる。その結果、本来の
収縮(収縮しきった後)とは逆に外側へ反りかえる現象
が現れるものと思われる。
「問題点を解決するための手段」 そこで、本発明では、容器本体の外周部に、熱収縮性樹
脂よりなる加飾筒体を被せてこれを過熱収縮させること
により加飾層を形成する、加飾表面を持つ容器の製造方
法において、前記加飾筒体の過熱収縮工程の前に、当該
加飾筒体の両端部に対してそれら両端部の外径が小さく
なる形態の湾曲部をそれぞれ設(プておく手段を採用し
たものである。
「作用」 加飾筒体を容器本体に被せた状態で過熱収縮させると、
加飾筒体全体が収縮してゆくが、本発明の加飾筒体はそ
の両端部に内側へ曲げた湾曲部を備えているために、本
来生じるべき反りかえり量がそれらの湾曲部部分でそれ
ぞれ吸収され、結果的に、加飾筒体全体が容器本体に一
体に(反り返りのない状態で)密着する。
「実施例」 第1図ないし第3図は、本発明を、胴部全体がほぼ同一
外径の筒状となった容器(瓶)に適用した例を説明する
ために示したものである。
以下、同図に示す実施例について詳しく説明する。図に
おいて、符号lOは、陶磁器製もしくはガラス、金属、
プラスチック等を素材として形成された容器本体、符号
20がこの容器本体lOの胴部外周に設けられた加飾層
である。
容器本体10は、上から順にロ部II、肩部12、胴部
13及び底部14からなる、いわゆる通常の瓶容器であ
るが、この実施例では筒状の胴部13部部分体について
、その外径が一様に小さくなった小径胴部13’Aに形
成されており、そして、この小径胴部13Aに対して前
記加飾層20が設けられている。この加飾層20の厚さ
は、図示例ではちょうど、容器本体IOの肩部12また
は底部14と小径胴部13Aとの段差αに等しくなるよ
うに形成されている。
次に、この第1図に示す加飾表面を持つ容器Yの製造方
法について説明する。
まず、第3図に示すように小径胴部13Aを形成した容
器本体IOと、第2図に示すように加飾層20を形成す
るための比較的厚肉の加飾筒体P1とを準備する。
前記加飾筒体PIについては、当該加飾筒体Plの両端
部に対してそれら両端部の外径が小さく(内径も小さく
)なる形態の湾曲部22.22をそ=4− れぞれ設けておく。この湾曲部22.22を有する加飾
筒体P1を得るには、例えば、公知のダイレクトブロー
、延伸ブロー成形法により第4図に示すような輪郭ない
し肉厚を持つ形状の成形物Pを作り、さらに図中一点鎖
線イ、口で示す部位から切断すれば、第2図で示したよ
うな加飾筒体P1を得ることができる。切断方法につい
ては、刃物による他、過熱金属線により溶断する方法な
どもある。
この加飾筒体P1は、例えばオレフィン系樹脂、スチロ
ール系樹脂、ビニル系樹脂等を主成分とする熱収縮性合
成樹脂により形成されるものであるが、その場合に、少
なくともその径方向に延伸しておくことになる。また、
その表面には、必要に応じ、シボや凹凸模様、文字、図
柄等の加飾用パターンを形成しておく。
次に、このような構成として得た加飾筒体PIを容器本
体IOの胴部外周に、つまり、小径胴部13 Aに被せ
た後、この加飾筒体P1を常法により過熱収縮させると
、第1図に示すような容器本体10と一体に密着した加
飾層20の設けられた、加飾表面を持つ容器Yを得るこ
とができる。
即ち、加飾筒体PIを容器本体10に被せた状態で過熱
収縮させると、加飾筒体PI全全体収縮してゆく。その
際に、湾曲部22.22部分には加飾筒体の肉厚や熱伝
導等の関係で外側へ反り返える現象が生じるが、本発明
では逆に内側へ曲げた湾曲部22.22を備えているた
めに、本来束じるべき反りかえり量がその湾曲部22部
分で吸収され、結果的に、加飾筒体P1全体が容器本来
IOに一体に密着するのである。
ここで、加飾筒体PIについて考察してみた場合、加飾
筒体PIの両端湾曲部22.22の湾曲量が小さすぎる
と、湾曲部22を設けておく意味がなくなるので、好ま
しい範囲としては、加飾筒体PIの肉厚をLとした場合
に、その肉厚を以上である。しかし、この湾曲量があま
りに大きすぎると、加飾筒体を容器本体に被せる作業を
行う必要性から、加飾筒体Piの内径をそれだけ大きく
しかつ熱収縮量も大きくしなければならないので、これ
らについては、使用される材料や延伸倍率、熱伝導性な
どの点も含めたうえで適宜配慮することになる。
また、加飾筒体PIを得る手段として、周知の成形法に
より第6図に示すように、途中でくびれた小径部25が
規則的に形成された筒状成形物Pを作り、図中一点鎖線
ハで示す部位から順次切断することにより加飾筒体PI
を得る、といった量産性を考慮した方法を採用してもよ
い。
第5図は、本発明において適用可能な加飾筒体の他の実
施例を示すもので、この実施例に示す加飾筒体P2は、
内層23を発泡ポリエステル、ポリスチレン等の熱収縮
性発泡樹脂、外層24を無発泡の熱収縮性樹脂により形
成したものである。
このように内層23に発泡樹脂を用いた場合、加飾層の
弾力性による手触りや風合い等の改善のほか、容器本体
がガラスのように破損しやすい素材かならるときに、こ
れを効果的に保護する作用を持たせることができる。こ
こで、外層24に紫外線吸収剤を加えて内側の保護を図
るようにする一7= こともできる。
また、第7図〜第9図は本発明のさらに他の実施例を示
すもので、この実施例では、容器本体10の小径胴部1
3Aを容器本体IOの肩部I2近くまで延在させたもの
で、この関係から、加飾筒体PIとしても、前記肩部1
2に対応する湾曲部22部分を先の実施例よりもより大
きく湾曲させてなるものを用いている。
なお、本発明を実施する場合には、さらに次のような点
にも配慮するのが望ましい。
加飾筒体の製造において、延伸倍率を目的、用法に応じ
て考慮する必要がある。例えば、加飾筒体の表面に金型
成形により凹凸模様を形成するには高温成形による方が
成形性に富むが、過熱収縮後における凹凸模様の相似性
を考えるとき、延伸倍率は低くするのが望ましい。一方
、加飾筒体の表面を通常の平滑面とする場合には、延伸
倍率を大きくして、加飾筒体自体の機械的ないし物理的
特性の改善を図る方法もある。
「発明の効果」 以上説明したように、本発明によれば、容器本体の外周
部に、熱収縮性樹脂よりなる加飾筒体を被せてこれを過
熱収縮させることにより加飾層を形成する、加飾表面を
持つ容器の製造方法において、前記加飾筒体の過熱収縮
工程の前に、当該加飾筒体の両端部に対してそれら両端
部の外径が小さくなる形態の湾曲部をそれぞれ設けてお
く手段を採用したから、以下の効果が奏される。
■ 厚手の加飾筒体を使用しても、その端部が過熱収縮
後もしくはその途中において外側へ反りかえる現象が起
こらず、したがって、厚手の加飾筒体の使用により、高
級感や重圧感を現出させて品質のイメージアップを図る
ことができる。
■ 加飾筒体は、中空成形や押し出し成形等により得る
ことができるので、継目をなくシ、外観の向上を図るこ
とができる。
■ 加飾筒体を金型成形する際に、金型の成形面によっ
てシボや凹凸模様、文字、図柄等の加飾用パターンを自
由にかつ正確に形成できるので、加飾表面の高級感に加
えて実物感までも容易に現出できる。
■ 加飾筒体の両端部に湾曲部を設けておくという極め
て簡単な手段であるから、生産性を低下させることがな
く、しかも、従来の欠点を確実に解消することができる
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図及び第3図はそれぞれ本発明の詳細な説
明するために示した一部断面正面図、正面図及び断面図
、第4図は加飾筒体を得る方法を示す断面図、第5図は
加飾筒体の他の実施例を示す断面図、第6図は加飾筒体
を得る他の方法例を示す一部断面図、第7図、第8図及
び第9図は本発明の他の実施例を示す一部断面正面図、
正面図及び断面図、第1O図は従来例を示す一部断面正
面図である。 lO・・・・・・容器本体、13・・・・・・胴部、2
0・・・・・・加飾層、22・・・・・・湾曲部、Pl
、P2・・・・・・加飾筒体、Y・・・・・・容器。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 容器本体の外周部に、熱収縮性樹脂よりなる加飾筒体を
    被せてこれを過熱収縮させることにより加飾層を形成す
    る、加飾表面を持つ容器の製造方法において、前記加飾
    筒体の過熱収縮工程の前に、当該加飾筒体の両端部に対
    してそれら両端部の外径が小さくなる形態の湾曲部をそ
    れぞれ設けておくことを特徴とする加飾表面を持つ容器
    の製造方法。
JP8205487A 1987-04-02 1987-04-02 加飾表面を持つ容器の製造方法 Pending JPS63248653A (ja)

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JP8205487A JPS63248653A (ja) 1987-04-02 1987-04-02 加飾表面を持つ容器の製造方法

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JPS63248653A true JPS63248653A (ja) 1988-10-14

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JP8205487A Pending JPS63248653A (ja) 1987-04-02 1987-04-02 加飾表面を持つ容器の製造方法

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JP (1) JPS63248653A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005193980A (ja) * 2003-12-30 2005-07-21 Hana Cobi Co Ltd 食品保存用容器

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2005193980A (ja) * 2003-12-30 2005-07-21 Hana Cobi Co Ltd 食品保存用容器

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