JPS5841173B2 - 模様などの凹凸部を有する中空成形品の製造方法 - Google Patents
模様などの凹凸部を有する中空成形品の製造方法Info
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- JPS5841173B2 JPS5841173B2 JP52076489A JP7648977A JPS5841173B2 JP S5841173 B2 JPS5841173 B2 JP S5841173B2 JP 52076489 A JP52076489 A JP 52076489A JP 7648977 A JP7648977 A JP 7648977A JP S5841173 B2 JPS5841173 B2 JP S5841173B2
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Landscapes
- Processing And Handling Of Plastics And Other Materials For Molding In General (AREA)
- Blow-Moulding Or Thermoforming Of Plastics Or The Like (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は模様などの凹凸部を有する中空成形品の製造
方法に関するものである。
方法に関するものである。
従来、模様、文字、記号などの凹凸部を有する中空成形
品を製造するには、金型に所要の模様などに対応する凹
凸部を形成しておき、この金型にパリソンを収容してそ
の内部に圧縮空気の如き圧力流体を吹き込んでこれを成
形することによって、模様などの凹凸部を有する中空成
形品を得ている。
品を製造するには、金型に所要の模様などに対応する凹
凸部を形成しておき、この金型にパリソンを収容してそ
の内部に圧縮空気の如き圧力流体を吹き込んでこれを成
形することによって、模様などの凹凸部を有する中空成
形品を得ている。
しかし、樹脂の材質によっては、前述した方法では、模
様、文字などの凹凸部を形成できないものがある。
様、文字などの凹凸部を形成できないものがある。
この発明は、前述した従来法では、模様などの凹凸部を
形成し難いポリエチレンテレフタレート、エチレングリ
コールとイソフタール酸、テレフタール酸との縮合によ
って得られる共重合体のようなポリエステル系樹脂材料
で、模様などの凹凸部を有する中空成形品を得るための
製造方法を提供しようとするものである。
形成し難いポリエチレンテレフタレート、エチレングリ
コールとイソフタール酸、テレフタール酸との縮合によ
って得られる共重合体のようなポリエステル系樹脂材料
で、模様などの凹凸部を有する中空成形品を得るための
製造方法を提供しようとするものである。
すなわち、この発明は、ポリエステル系樹脂からなるパ
リソンに予め模様、文字などの凹凸部を形成味このパリ
ソンを予備加熱して、前記模様などと対応する凹凸のな
い金型に収容し、パリソン内に圧力流体を吹き込み、こ
れをガラス転勤温度以上１３０℃以下の温度条件で延伸
させて成形することを特徴とする模様などの凹凸部を有
する中空成形品の製造方法を要旨とするものである。
リソンに予め模様、文字などの凹凸部を形成味このパリ
ソンを予備加熱して、前記模様などと対応する凹凸のな
い金型に収容し、パリソン内に圧力流体を吹き込み、こ
れをガラス転勤温度以上１３０℃以下の温度条件で延伸
させて成形することを特徴とする模様などの凹凸部を有
する中空成形品の製造方法を要旨とするものである。
この発明において、前述したパリソンとしては、ポリエ
チレンテレフタレート樹脂のようにパリソンに模様など
の凹凸部を設けることなく、凹凸部を有する金型によっ
て従来法の中空成形を行なったのでは模様、文字などを
形成することが困難な材質の樹脂を用いるものである。
チレンテレフタレート樹脂のようにパリソンに模様など
の凹凸部を設けることなく、凹凸部を有する金型によっ
て従来法の中空成形を行なったのでは模様、文字などを
形成することが困難な材質の樹脂を用いるものである。
また、この発明のパリソンは、射出成形法によって、模
様、文字などの溝を形成した有底筒状のものを用いるこ
とが好ましく、溝は深さが０．０２〜Ｑ、 ５ ｍｍ、
幅が０．０２−０．５ｍｍのものをパリソンの外面また
は内面に形成する。
様、文字などの溝を形成した有底筒状のものを用いるこ
とが好ましく、溝は深さが０．０２〜Ｑ、 ５ ｍｍ、
幅が０．０２−０．５ｍｍのものをパリソンの外面また
は内面に形成する。
この溝は凹凸を有する射出成形用金型を用いて形成して
もよいし、パリソンを後加工して形成してもよい。
もよいし、パリソンを後加工して形成してもよい。
この溝付パリソンをこの発明の方法によって中空成形す
ると、溝がハリソン底部に位置する場合にはほとんど延
伸されないので、そのまま成形品に残る。
ると、溝がハリソン底部に位置する場合にはほとんど延
伸されないので、そのまま成形品に残る。
成形品がボトルである場合に、その底のコーナ一部では
溝が３．７倍程度、胴部では３．０倍程度、肩部では３
．３倍程度に延ばされ、溝の深さは延ばされる倍率が大
きくなるに従って浅くなり、溝の幅は延ばされる倍率が
大きくなるに従って広くなる。
溝が３．７倍程度、胴部では３．０倍程度、肩部では３
．３倍程度に延ばされ、溝の深さは延ばされる倍率が大
きくなるに従って浅くなり、溝の幅は延ばされる倍率が
大きくなるに従って広くなる。
さらに、吹込成形用金型にはパリソンの模様などと対応
する溝などの凹凸を内面に形成しないことが必要であり
、吹込成形用金型に凹凸を設けると、模様、文字などが
却って不鮮明となり、成形品の表面が粗面となって好ま
しくない。
する溝などの凹凸を内面に形成しないことが必要であり
、吹込成形用金型に凹凸を設けると、模様、文字などが
却って不鮮明となり、成形品の表面が粗面となって好ま
しくない。
前記パリソンの予熱温度は９０℃〜１１０℃、中空成形
圧力は５ｋｇ／２１１７ｊ、〜５０ｋｇ／１１Ｌｄが好
ましい。
圧力は５ｋｇ／２１１７ｊ、〜５０ｋｇ／１１Ｌｄが好
ましい。
延伸温度がガラス転移温度以下であると延伸が不可能で
あったり、延伸倍率が小さいため所定延伸倍率のものが
できず、また延伸温度が１３０℃を延えると成形物に白
化現象が生じ外観が非常に悪くなる。
あったり、延伸倍率が小さいため所定延伸倍率のものが
できず、また延伸温度が１３０℃を延えると成形物に白
化現象が生じ外観が非常に悪くなる。
この発明の方法による模様などは、第１図ａの斜め格子
状の模様を有するパリソン１ａから第１図すに示す同様
な拡大された模様を有するボトル１ｂの成形、第２図ａ
に示す梨地模様を有するパリソン２ａから第２図すの同
様な模様を有するボトル２ｂの成形など、模様および成
形品の形状は種々変更でき、また模様だけではなく、小
文字、記号、商標などを形成することもできる。
状の模様を有するパリソン１ａから第１図すに示す同様
な拡大された模様を有するボトル１ｂの成形、第２図ａ
に示す梨地模様を有するパリソン２ａから第２図すの同
様な模様を有するボトル２ｂの成形など、模様および成
形品の形状は種々変更でき、また模様だけではなく、小
文字、記号、商標などを形成することもできる。
以下この発明を実施例について説明する。
実施例
ポリエチレンテレフタレート樹脂（商品名アクシーＡ−
２００、ＡＫＺＯ社製、粘度１．０８）を温度３００℃
、圧カフ ０ ｋｇ／ｃ４で射出成形を行ない、模様お
よび小文字の溝（深さ０．３ｍｍ）を有する有底パリソ
ンを作った。
２００、ＡＫＺＯ社製、粘度１．０８）を温度３００℃
、圧カフ ０ ｋｇ／ｃ４で射出成形を行ない、模様お
よび小文字の溝（深さ０．３ｍｍ）を有する有底パリソ
ンを作った。
次に前記パリソンを雰囲気温度３００℃のオーフンでパ
リソン温度１００℃に２分間予備加熱した。
リソン温度１００℃に２分間予備加熱した。
その後直らに、フロー圧力１０ｋｇ／ｍＡで、延伸比が
縦１．９６、横２．６７の中空成形を行ない、内容積１
０ ｏ ｃｃのボトルを成形した。
縦１．９６、横２．６７の中空成形を行ない、内容積１
０ ｏ ｃｃのボトルを成形した。
得られた製品の模様、小文字の深さは０．０５ ｍｍで
鮮明であり、製品の表面は平滑であり、ガラスに似た感
じの透明なものであった。
鮮明であり、製品の表面は平滑であり、ガラスに似た感
じの透明なものであった。
参考例
前記実施例と同一の樹脂および同じ射出条件で模様なし
の有底パリソンを作った。
の有底パリソンを作った。
次に実施例と同様の条件で予備加熱および延伸フロー成
形を行なった。
形を行なった。
ただし、金型に模様および小文字を付しておいた。
得られた製品は、模様、小文字とも不鮮明であり、小文
字は判読不能であり、表面は粗面であった。
字は判読不能であり、表面は粗面であった。
以上説明したようにこの発明の製造方法によれば、従来
困難と考えられていたポリエチレンテレフタレート樹脂
の模様、文字などを有する外観の良好なボトルなどの中
空成形品を比較的容易に得ることができる。
困難と考えられていたポリエチレンテレフタレート樹脂
の模様、文字などを有する外観の良好なボトルなどの中
空成形品を比較的容易に得ることができる。
第１図ａおよびｂはこの発明の製造方法によるパリソン
および成形品の一例を示す正面図、第２図ａおよびｂは
パリソンおよび成形品の他側を示す正面図である。
および成形品の一例を示す正面図、第２図ａおよびｂは
パリソンおよび成形品の他側を示す正面図である。
Claims (1)
- １ ポリエステル系樹脂からなるパリソンに予め模様、
文字などの凹凸部を形成し、このパリソンを予備加熱し
て、前記模様などと対応する凹凸がない吹込成形用金型
に収容し、パリソン内に圧力流体を吹き込み、これを延
伸させて成形することを特徴とする模様などの凹凸部を
有する中空成形品の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP52076489A JPS5841173B2 (ja) | 1977-06-29 | 1977-06-29 | 模様などの凹凸部を有する中空成形品の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP52076489A JPS5841173B2 (ja) | 1977-06-29 | 1977-06-29 | 模様などの凹凸部を有する中空成形品の製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5411171A JPS5411171A (en) | 1979-01-27 |
| JPS5841173B2 true JPS5841173B2 (ja) | 1983-09-10 |
Family
ID=13606621
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP52076489A Expired JPS5841173B2 (ja) | 1977-06-29 | 1977-06-29 | 模様などの凹凸部を有する中空成形品の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5841173B2 (ja) |
Families Citing this family (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS55100130A (en) * | 1979-01-26 | 1980-07-30 | Yoshino Kogyosho Co Ltd | Manufacture of frosted glass-like synthetic resin bottle |
| JPS57212031A (en) * | 1981-06-25 | 1982-12-27 | Asahi Chem Ind Co Ltd | Production of holow molded article excellent in surface appearance |
| KR970033745A (ko) * | 1995-12-21 | 1997-07-22 | 김준웅 | 사출-블로우 성형방법 |
| JP2009179382A (ja) * | 2008-01-31 | 2009-08-13 | Yoshino Kogyosho Co Ltd | 彫刻模様付きの合成樹脂製ブロー容器 |
| JP5524493B2 (ja) * | 2009-02-27 | 2014-06-18 | 北海製罐株式会社 | プリフォーム成形金型 |
| JP7278890B2 (ja) * | 2019-06-28 | 2023-05-22 | 株式会社吉野工業所 | 扁平ボトル及びその製造方法 |
| JP2021017283A (ja) * | 2019-07-23 | 2021-02-15 | ジェーシーシー株式会社 | ブロー成形法により製造された樹脂ボトル |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4925182A (ja) * | 1972-06-28 | 1974-03-06 |
-
1977
- 1977-06-29 JP JP52076489A patent/JPS5841173B2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4925182A (ja) * | 1972-06-28 | 1974-03-06 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5411171A (en) | 1979-01-27 |
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