JPS632478A - 映像記録再生装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、磁気テープ上に記録されたＰＡＬ方式の映像
信号の編集作業に使用できる映像記録再生装置に関する
ものである。

従来の技術 近年、映像記録再生装置、特にビデオカセ７）レコーダ
ー（以下、ＶＣＲと略す）は広く普及してきている。内
でも、民生用は日本国内でも３０％を超える普及率とな
ってきたが、その反面、著作権法などの問題も生じてき
た。そのため、ホテルなどでサービスとして流している
ソフトテープには、著作権保護のためにＰＡＬ方式の映
像信号を使用しているところも現れてきた。そこで、こ
のＰＡＬ方式の映像信号を記録した磁気テープの編集作
業も必要となってきている。

−般にＰＡＬ方式の映像信号は、第１フイールドから第
４フイールドまである。第１フイールドと第３フイール
ドは同じ偶数フィールドであるが、カラーパースト信号
の位相が異なり、第２．第４フイールドは同じ奇数フィ
ールドであるがやはり第２．第４フイールドでは、カラ
ーバーストの位相が異なる。このため、編集作業（継ぎ
取り編集）の場合には入力の映像信号と再生の映像信号
のフィールドが一致したところで編集を行なわなければ
、きれいな継ぎ取りができないことになる。これに対し
て従来の映像記録再生装置では、磁気テープ上に記録さ
れた映像信号を再生するための回転シリンダーモーター
の再生基準信号を、入力映像信号のフレームに対応した
信号にし、前記再生基準信号によって再生された再生映
像信号のフィールドと前記入力映像信号のフィールドが
異なっている場合には、前記再生基準信号を反転するこ
とによって、前記両者のフィールドが合うように制御し
ていた。

以下、図面を参照しながら、上述した従来の映像記録再
生装置の一例について説明する。

第３図は従来の映像記録再生装置のプロ・ツク図を示す
ものであり、第４図はそのタイミングチャートを示すも
のである。第４図において、（ａ）は第３図における入
力映像信号の波形図であり、（ｂ）はシリンダー基準信
号発生器の出力信号の波形図、（Ｃ）はシリンダーモー
ターに取りつけられているヘッドに対応したヘッドスイ
ッチングパルスの波形図、そして、（ｄ）は再生映像信
号の波形図である。

以上のように構成された従来の映像記録再生装置につい
て、以下その動作について第３図、第４図を用いて説明
する。

まず、第４図の（ａ）のような入力映像信号が入力され
た場合、第３図におけるシリンダーモーター３０の位相
制御系のシリンダー基準信号発生器３１は、第４図（′
ｂ）のようにフレーム周波数にあった更に入力映像信号
の第１フイールドを基準にした信号を発生する。今、こ
のシリンダー基準信号を基準に再生された再生映像信号
が第４図における（ｄ）のような出力であったとすると
、従来の映像記録再生装置では、入力映像信号のフィー
ルド判別回路３２と、再生映像信号のフィールド判別回
路３３の出力が夫々異なる信号を発生し、両者のフィー
ルド判別回路３２．３３の出力を受ける判定回路３４ば
、シリンダー基準発生器３１の出力の反転した出力をシ
リンダー基準信号【するように出力信号を発生し、第３
図におけるスイッチ３５ａ。

３ｓｂを切換える。これによって、入力映像信号と再生
映像信号のフィールドが合致することとなる。なお、第
３図中の３６．３７はインバータ、３８は加算器、３９
はシリンダー制御回路、４０はシリンダードライブ回路
、４１はシリ／ダ−回転周波数発生器、４２はヘッドス
インチパルス発生器である。

発明が解決しようとする問題点 しかしながら上記のような構成では、シリンダー位相制
御系のサンプルホールドが少ないために、シリンダーの
位相引き込みが悪く位相引き込みに時間がかかり、位相
変動も大きくなるという問題点を有していた。

本発明は上記問題点に鑑み、シリンダーの位相制御系に
よって、入力映像信号と再生映像信号のフィールドを合
致するのではなくて、磁気テープを走行せしめているモ
ーター（以下Ｃａｐミルモータ称する）の位相制御系を
操作することによって、入力映像信号と再生映像信号を
合致させるようにした映像記録再生装置を提供するもの
である。

問題点を解決するだめの手段 上記問題へを解決するために本発明の映像記録再生装置
は、入力映像信号のフィールド判別回路と、再生映像信
号のフィールド判別回路と、前記入力映像信号フィール
ド判別回路と再生映像信号フィールド判別回路の出力を
うけて、両者が異なっていた場合に、Ｃａｐミルサーボ
相制御系の位相を固定する位相固定回路と、前記位相固
定回路によって、Ｃａｐミルモーター力映像信号より得
られ入力映像信号に対して、Ｃａｐミルモーター相がシ
フトするシフト量を検出する位相シフト量検出回路と、
人力映像信号と再生映像信号のフィールドが合致した時
に、前記位相固定回路を切換える切換え回路という構成
を備えたものである。

作　　用 本発明は上記した構成によって、入力映像信号と再生映
像信号のフィールドが異なっていた場合に、前記位相固
定回路が働き、ビデオヘッドがトレースする映像トラッ
クを１フレーム分シフトさせることにより、入力映像信
号と再生映像信号が一致するようになる。これにより、
シリンダモーターの位相制御系を操体せずに、Ｃａｐミ
ルモーター相制御系を操作することによって、位相引き
込みに時間を要せず、また位相変動にも何ら関係のない
映像記録再生装置ができることとなる。

実施例 以下、本発明の実施例の映像記録再生装置について、図
面を参照しながら説明する。

第１図は、本発明の実施例のブロック図を示すものでち
る。第１図において、１１は入力映像信号のフィールド
判別回路、１２は再生映像信号のフィールド判別回路、
１３は前記フィールド判別回路１１．１２の出力を受け
て、入力映像信号のフィールドと再生映像信号のフィー
ルドが異なっていた場合に制御信号を出力する判定回路
、１４は入力映像信号からＣａｐミルモーター準信号を
発生する回路、１５は１４０基単信号発生器の出力と磁
気テープ上に記録されているコントロールパルスとの位
相を監視し、コントロールパルスが基準信号に対してシ
フトした量を検出するシフト量検出回路、１６はＣａｐ
ミルモーター御回路、１７は１６の位相エラー電圧発生
器の出力電圧を任意の値に設定する位相固定回路、１８
は１３０判定回路と１５のシフト量検出回路の両者の出
力を受けて１７の位相固定回路を動作させるか否かを決
定する切換え回路、１９はＣａｐミルモーター数発生器
、２０はＣａｐミルモーターライブ回路、２１はＣａｐ
ミルモーターる。

以上のように構成された映像記録再生装置について、以
下、第１図及び第２図を用いてその動作を説明する。ま
ず第２図はタイミングチャートを示すものであって、２
１は入力映像信号の省略図、２２はＣａｐミルモーター
準信号、２３はコントロールパルス、２４は回転シリン
ダーのへッドスイノチングパルス、２５は再生映像信号
の省略図である。

今、第２図の２５に示すような再生映像信号゛が得られ
たとすると、入力映像信号と再生映像信号とのフィール
ドが合致していない、この時第１図における１３の判定
回路はフィールドが合致していないために、１８の切換
え回路を動作させ、１６のＣａｐミルモーター制御系に
１７の位相固定回路を接続するようにする。この後第２
図の２３のコントロールパルスは２２の基準信号と同期
しなくなり、第２図に示す２３の実線の矢印あるいは点
線の矢印の方向に位相がシフトする。このシフト量を第
１図のシフト量検出回路１５てよって検出し、１フレー
ム分だけシフトした時、１８の切換え回路をオフにする
ように動作する。

発明の効果 以上のように本発明によれば、入力映像信号と再生映像
信号のフィールドが異なったことを判定する判定回路と
、この時にＣａｐミルモーター相制御系を固定する固定
回路と、更にＣａｐミルモーター準信号とコントロール
パルスのシフト量が１フレーム分シフトした時に上記の
固定回路をオフするシフト量検出回路とを設けることに
よって、早く入力映像信号のフィールドと再生映像信号
のフィールドを合致させることができるという優れた効
果が得られるものである。

【図面の簡単な説明】

１１・・・・・・入力映像信号のフィールド判別回路、
１２・・・・再生映像信号のフィールド判別回路、１３
・・・・・・判定回路、１４・・・・・・基準信号発生
器、１５・・・・・・位相シフト量検出回路、１６・・
・・・・Ｃａｐミルモーター回路、１７・・・・・・Ｃ
ａｐミルモーター固定回路、１８・・・・・・切換え回
路、１９・川・・Ｃａｐミルモーター周波数発生器、２
ｏ・・・・・Ｃａｐミルモータードライブ、２１・・・
・・・Ｃａｐミルモー タ理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　はが１名第２
図 区　　ν　記

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）ＰＡＬ方式の入力映像信号のフィールドを判別す
   る第１のフィールド判別回路と、前記入力映像信号を基
   準に磁気テープ上に記録された映像信号を再生する再生
   器と、前記再生器によって再生された再生映像信号のフ
   ィールドを判別する第２のフィールド判別回路と、前記
   第１および第２のフィールド判別回路の夫々の出力をう
   けて、両者のフィールドが合致しているか否かを判定す
   る判定回路と、前記判定回路より前記入力映像信号と再
   生映像信号のフィールドが異なっている場合に、前記磁
   気テープを走行せしめているモーターの位相制御系を固
   定して、再生映像信号のフィールドを入力映像信号のフ
   ィールドに一致させる調相回路とを備えたことを特徴と
   する映像記録再生装置。
2. （２）調相回路で磁気テープを走行せしめているモータ
   ーの位相制御系の電圧を任意の値にする位相固定回路と
   、前記位相固定回路により入力映像信号に同期した前記
   モーターの再生基準信号に対して、前記磁気テープに記
   録されているコントロールパルスとの位相が時間的にシ
   フトし、このシフト量を検出するシフト量検出回路と、
   前記シフト量検出回路のシフト量が１フレーム分シフト
   した時に、前記位相固定回路を切換える切換え回路とを
   備えたことを特徴とする特許請求の範囲第１項記載の映
   像記録再生装置。