JPS61177663A - 磁気記録再生装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は回転ヘッドを利用して磁気テープ上に傾斜した
不連続な記録軌跡として順次信号を記録再生する磁気記
録再生装置（以下ＶＴＲと称す）、特にコントロール信
号を用いてトラッキング制御を行なうＶＨ３方式のＶＴ
Ｒに関するものである。

従来の技術 ２ヘッド型ヘリカルスキャンＶＴＲとテープ互換のとれ
る記録軌跡が得られるヘッドドラム径を小型化した４ヘ
ッド型ヘリカルスキャンＶＴＲの構成としては、例えば
特開昭５４−８９６１２号公報に示されている。

この４ヘッド型ヘリカルスキャンＶＴＲの構成の概要に
ついて説明する。

一般に２ヘッド型ヘリカルスキャンＶＴＲは周知の如く
１８ｏ０よシ僅かに大きい角度で回転ヘッドドラムに巻
き付けられておシ、このドラムには２つの磁気ヘッドが
１８０°の間隔で配置されているが、この２ヘッド型ヘ
リカルスキャンＶＴＲと互換のとれる記録軌跡を得る４
ヘッド型ヘリカルスキャンＶＴＲは、第４図に示す如く
、ビデオテープをドラムに２７００よシ僅か大きい角度
で巻き付けると共にこのドラムには、Ｒ，Ｌ。

）１／、　Ｌ／なる４個のビデオヘッドを９０°の間隔
で配置し、これらのヘッドを１フイールドごと順次切換
えて作動するよう構成されている。前記、ＲＪＲ’は＋
ａなるアジマス角をもつヘッドであり、ＬとＬ′は一〇
なるアジマス角をもつヘッドである。

また、この４ヘッド型ヘリカルスキャンＶＴＲは、２ヘ
ッド型ヘリカルスキャンＶＴＲに対して、ドラム径は−
に減少せしめ、ドラム回転数は、１６倍の２７０Ｏｒｐ
ｍで駆動している。

第５図は、この４ヘッド型ヘリカルスキャンＶＴＲの回
転位相に同期したパルス信号（ＰＧ倍信号と、ビデオヘ
ッド切換え信号との関係を示す。

ＰＧ倍信号、ドラム１回転で１パルス発生するよう構成
されている。すなわち、ドラム回転数が２７００　ｒｐ
ｍ　　であれば、ＰＧ倍信号周期は４５出となる。この
ＰＧ倍信号もとに、第４図に示すごとく、各ヘッドを切
換える信号を作成している。

以上が４ヘッド型ヘリカルスキャンＶＴＲの構成につい
ての概要である。

発明が解決しようとする問題点 しかしながら上記のように構成し、かつ、コントロール
信号を用いてトラッキング制御を行なっているＶＴＲに
おいては、同一アジマス角をもつヘッド２組づつ設けら
れている為、Ｒヘッドで記録したトラックをＲ′ヘッド
（または、Ｒ′ヘッドで記録したトラックをＲヘッド）
で再生し、Ｌヘッドで記録したトラックをＬ′ヘッド（
または、Ｌ′ヘッド記録したトラックをＬヘッド）で再
生する場合がおこり得る。

一般に、ドラムには回転むらが生じ、Ｒヘッドがトラッ
ク上を走査する軌跡のま９がりとＲ′ヘッドがトラック
上を走査する軌跡のまがシ及びＬヘッドがトラック上を
走査する軌跡のまがりとＬ′がトラック上を走査する軌
跡のまがりとは一致しないものがある。

よって、前記のごとく記録と再生時でヘッドが異って走
査された場合には、極めてジッタ成分の多い再生画像に
なる場合がある。

本発明は、記録時に用いられたヘッドと同一のヘッドで
再生できるようにすることによって、ジッタ成分の少な
い再生画像を得ることができる磁気記録再生装置を提供
することを目的とする。

問題点を解決するだめの手段 本発明は、４ヘッド型ヘリカルスキャンＶＴＲであって
、記録媒体上のコントロールトラックに書き込まれたコ
ントロール信号を用いて、記録トランクと再生磁気ヘッ
ドの再生走査軌跡との相対位置を制御するよう構成し、
かつ、記録時には。

例えばＲヘッドに切換えられている期間に２比較的低い
周波数をもつパイロット信号を記録すべき映像信号に重
畳させて記録する手段と、再生時にトラックから再生さ
れるパイロット信号の発生位置と、このパイロット信号
を記録したヘッドとの位置関係を判別する手段と、この
判別結果を用い記録に用いられたヘッドと同一ヘッドで
各トラッキングせしめる手段を有した磁気記録再生装置
である。

作　　用 本発明は、前記した手段を用いることによって、パイロ
ット信号の記録されたトラックと、このパイロット信号
を記録したヘッドとの対応関係を知り、記録されたトラ
ックに用いられたヘッドと、再生時にこのトラックを再
生走査するヘッドとを一致させることができる。

実施例 第１図は本発明に係るトラックパターンを示す。

矢印１は、回転ヘッドの走査方向を示している。

紙面上のＲ，Ｌ、Ｒ／、Ｌ／は、それぞれＲ，Ｌ。

Ｒ／、　Ｌ１ヘッドで記録されたことを示している。

紙面上の斜線（Ｒヘッドで記録された部分）は、前記し
たごとく、数十（ＫＨｚ）の比較的低い周波数をもつパ
イロット信号が記録されている事を表わしておシ、２フ
レーム毎に繰り返して記録される。また、このパイロッ
ト信号は１フィールド期間内では連続して記録される。

第２図に、前記のごとくトラック上に記録されたパイロ
ット信号を用いて、ある記録されたトランクに用いられ
たヘッドと、再生時にはこのトラックを再生走査するヘ
ッドとを一致させる為の本発明に係る一実施例を示し、
具体的な構成について説明する。

端子１から、再生時にＲヘッドに切換える為のタイミン
グパルスを入力し、微分回路２に入力し、該微分回路２
の出力信号をｆ−Ｖ変換回路３に入力する。また、端子
４からＲＦ倍信号記録されるパイロット信号の周波数よ
シわずか高めのカットオフ周波数に設定されたローパス
フィルタ５を通過させ、前記、パイロット信号の周波数
に同調し増幅するパイロット信号同調アンプ６に入力す
る。

このパイロット信号同調アンプ６の出力は、検波整流し
、パルス信号に変換するパルス変換回路７に入力され、
パルス変換回路７のパルス出力信号は、微分回路８を介
して前記ｆ−Ｖ変換回路３に入力される。

このｆ−Ｖ変換回路３は、微分回路２の出力信号の立上
りのタイミングから微分回路８の出力信号の立上りのタ
イミングまでの時間間隔を電圧に変換するように構成さ
れ、時間間隔が長くなこれば出力電圧は高くなシ、時間
間隔が短かくなれば、出力電圧は低くなるように構成さ
れている。

さらに、このｆ−Ｖ変換回路３は、前記微分回路２と微
分回路８の発生するタイミングの時間間隔が、例えば、
１フイールド（３３，３ｍｇ　）になれハｖ１々るレベ
ルを出力するよう構成する。

またｆ−Ｖ変換回路３の出力は、前記ｖルベルより高く
なれば、Ｈｉ定電位出力し、ｖｌ　レベルよシ低くなれ
ばＬＯＷ電位を出力するレベル検出回路９に入力する。

一般に、キャプスタン制御系においては、ＦＧ倍信号用
いて制御される速度制御回路１１の出力より得られる速
度エラー信号に、コントロール信号を用いて制御される
位相制御回路１２の出力よ゛り得られるトラッキングエ
ラー信号を、前記速度エラー電圧に複合し、この複合信
号をキャプスタンモータドライブ回路を介してキャプス
タンモータを駆動している。

ここでは、前記位相制御回路１２の出力をスイッチ回路
１０（ＳＷｌ）を介してから速度制御回路１１の出力よ
シ得られる速度エラー信号に複合するよう構成し、この
スイッチ回路１０を、レベル検出回路９の出力によって
切換えられるよう構成している。

また、スイッチ回路１０は、切換える信号がＨｉ定電位
あれば開放し、切換える信号がＬＯＷ電位であれば遮断
するよう構成している。

以上が本発明の一実施例の構成について説明したが、第
３図を用いて動作原理について述べる。

端子１から、再生時にＲヘッドに切換える為のタイミン
グパルスを入力し、微分回路２に入力する。この微分回
路２の出力より微分信号（イ）が得られ、微分信号（イ
）をｆ−Ｖ変換回路３に入力する。

一方、端子４からＲＦ倍信号入力され、記録されている
パイロット信号のみ通過せしめるローパスフィルタ６を
介してパイロット信号同調アンプ６に入力し、出力より
同調出力信号（ロ）を得る。この同調出力信号（ロ）を
パルス化する為にパルス変換回路７に入力し、出力よシ
パルス出力信号ｅつを得、微分回路８に入力する。微分
回路８の出力からは、微分信号に）が得られ、前記ｆ−
Ｖ変換回路３に入力される。

まず、前記パイロット信号同調アンプ（ロ）から得られ
る同調出力信号（ロ）が、Ｒヘッドを切換える為のタイ
ミングパルスの立上）位置から、１フイ一ルド以上離れ
た位置に発生している場合について説明する。この場合
は、第３図に示すごとく、ｆ−Ｖ変換回路３に入力され
る。微分回路２より得る微分出力（イ）の立上多位置か
ら、微分回路８より得る微分出力に）の立上シの発生位
置は、前記同様１フイ一ルド以上離れている。（この時
間間隔をＴ１と示す）。今、微分出力（イ）の立上多位
置から、微分出力に）の立上シ発生位置までの時間間隔
が１フイ一ルド期間より長いＴ、なる時間であれば、前
述したごとく、ｆ−Ｖ変換回路３よシ得る出力（ホ）は
、ｖｌ　レベルよりも高いｖＨなるレベルになる。この
ｖＨレベルをノベル検出回路９に入力すると、レベル検
出回路９の出力は、Ｈｉ電位となり、スイッチ回路１ｏ
は開放している。すなわち、前記した状態では、位相制
御回路１２の出力より得られるトラッキングエラー信号
は、速度エラー信号に複合しない。よってキャプスタン
位相系は引込まず、前記した同調出力信号（ロ）の発生
位置が変化していく。

次に、前記した状態から同調出力信号（ロ）が、Ｒヘッ
ドを切換える為のタイミングパルスの立上り位置から、
１フイ一ルド期間よシわずかに内の位置にきた場合につ
いて説明する。この場合には、第３図に示すごとく、ｆ
−Ｖ変換回路３に入力される。微分回路２より得る微分
出力（イ）の立上多位置から、微分回路８より得る微分
出力に）の立上りの発生位置は、前記同様１フイ一ルド
期間よりわずか内の位置にある。（この時間間隔をＴ２
と示す。）今、微分出力（イ）の立上多位置から、微分
出、力に）の立上り発生位置までの時間間隔が１フイ一
ルド期間よりわずか短かいＴ２なる時間であれば、前述
したごとく、１−Ｖ変換回路３よシ得る出力（ホ）は、
ｖｌ　レベルよりわずか低いｖＬなるレベルになる。こ
のｖＬレベルをレベル検出回路９に入力すると、レベル
検出回路９の出力はＨｉ電位からＬＯＷ電位に変化し、
スイッチ回路１ｏは、遮断状態となる。よって１位相制
御回路１２の出力より得られるトラッキングエラー信号
は、速度エラー信号に複合され、キャプスタン位相系は
、引込むよう動作する。一般にキャプスタン制御系は、
記録されたトラックを同一のアジマス角をもつヘッドで
再生する位置で引込むように設定されている。前述した
ごとく、同調出力信号（→は、Ｒヘッドで記録したトラ
ックから得られる信号であシ、前記位相エラー信号が、
速度エラー信号に複合されてから１．位相系が完全に引
込むのに最も近い位置、すなわち、Ｒヘッドで記録され
たトラックを再生時に同一のＲヘッドで再生する位置で
位相系が引込む。この時には、同調出力信号（ロ）は、
Ｒヘッドに切換えるタイミングパルス内で発生している
０ また、いうまでもないが、Ｒヘッドで記録されたトラッ
クを再生時に同一のＲヘッドで、オントラックして走査
するという事は、他のヘッドも、記録時に用いられたヘ
ッドと一致した関係で走査することになる。

発明の詳細 な説明したように、本発明によれば、常に同一ヘッドで
記録再生が可能にできるため、４ヘッド型ヘリカルスキ
ャンＶＴＲにおいて、ジッタ成分の少ない再生画像を得
る事ができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明におけるパイロット信号を記録したトラ
ックパターンを示す図、第２図は本発明における一実施
例の再生処理回路のブロック図、第３図は同実施例の動
作波形図、第４図は４ヘツある。 ２．８・・・・・・微分回路、３・・・・・・ｆ−Ｖ変
換回路。 ６・・・・・・ローパスフィルタ、６・・・・・・パイ
ロット信号同調アンプ、７・・・・・・パルス変換回路
、９１００９１．レベル検出回路、１ｏ・・・・・・ス
イッチ回路。 代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　ほか１名第１
図 第２図 第３図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. ４個のビデオヘッドが９０°間隔で配置され、かつ、ビ
   デオテープを回転ドラムに２７０°より僅かに大きい角
   度で巻きつけられた４ヘッド型ヘリカルスキャン型磁気
   記録再生装置であって、磁気記録媒体上のコントロール
   トラックに書き込まれたコントロール信号を用いて記録
   トラックと磁気ヘッド再生走査軌跡との相対位置制御を
   行なうよう構成し、かつ、前記ドラムに取り付けられた
   ４個のヘッドのいずれかのヘッドを用いて、比較的低い
   周波数のパイロット信号を記録すべき映像信号に重畳さ
   せて記録する手段と、再生時にトラックから再生される
   パイロット信号の発生位置と、このパイロット信号を記
   録したヘッドとの位置関係を判別する手段と、この判別
   結果を用い記録に用いられたヘッドと同一ヘッドで各ト
   ラックをトラッキングせしめる手段とを備えたことを特
   徴とした磁気記録再生装置。