JPS63245641A - 反芻動物用飼料添加組成物 - Google Patents

反芻動物用飼料添加組成物

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JPS63245641A
JPS63245641A JP62080279A JP8027987A JPS63245641A JP S63245641 A JPS63245641 A JP S63245641A JP 62080279 A JP62080279 A JP 62080279A JP 8027987 A JP8027987 A JP 8027987A JP S63245641 A JPS63245641 A JP S63245641A
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JP
Japan
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additive composition
coating
basic amino
biologically active
carbamate
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Application number
JP62080279A
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English (en)
Inventor
Hiroyoshi Okada
岡田 博義
Masao Miyake
正男 三宅
Takaaki Kobayashi
隆明 小林
Takafumi Tosa
土佐 孝文
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ajinomoto Co Inc
Mitsubishi Kasei Corp
Original Assignee
Ajinomoto Co Inc
Mitsubishi Kasei Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (発明の利用分野) 本発明は反芻動物用飼料添加組成物に係り、さらに詳し
くはアミノ酸を反芻動物に経口投与した場合、これがそ
の第−胃で分解されるのを防止しかつ第四胃以降の消化
器管内で、高い効率で消化もしくは吸収されるように、
保護した反芻動物用飼料添加組成物に関する。
反芻動物では、一般に飼料の蛋白質アミノ酸はルーメン
で微生物醗酵により、かなりの部分がアンモニア、炭酸
ガスにまで分解される。ルーメン内のバクテリアおよび
プロトシアは、それ自身の成長と増殖のためにアンモニ
アを利用し、増殖形成された微生物の蛋白質は単胃動物
の胃に相当する第四胃に送られこの背室で部分的に消化
される。この工程は、小腸で完了しそこで吸収される。
(従来の技術) そこで、小腸での吸収効率をあげるため、第−胃での分
解を抑制することに関し、リジンを初めとする塩基性ア
ミノ酸の核を各種破覆剤で被覆する方法が提案されてい
る(特開昭56−73ダ9.tA号公報、特開昭jtg
−/7左tグ9号公報)。
(発明が解決しようとする問題点) しかしながら、この方法では、被膜物質の第四胃内での
崩壊作用が充分でなく、その効果は安定しているとはい
い難い。
これらの発明においては、概して第−胃での保護作用が
強いものは第四胃での溶出が遅(、第四胃での溶出が早
いものは第−胃での保護作用が弱い傾向にあり、生物学
的活性物質の消化管での吸収が必ずしも十分ではないと
思われる。
本発明者らは上記の問題を解決するべく鋭意検討し、生
物学的活性物質と塩基性アミノ酸のカルバミン酸塩を併
用することにより第−胃での生物学的活性物質の保護性
が向上するとともに、第四胃での崩壊性が改良されるこ
とを見出し本発明を完成した。
また、第四胃では生物学的活性物質が速やかに溶出する
ことが要求されるが、崩壊性が遅い核物質に対して塩基
性アミノ酸のカルバミン酸塩を配合することによりその
溶出性を著しく改良することが出来ることを見出した。
(問題点を解決するための手段) 以下、本発明の詳細な説明する。
本発明において生物学的活性物質とは、動物、特に反芻
動物に投与することにより、体重増加、泌乳量増加、疾
病の予防または治療等の何等かの活性を示す物質である
。特に反芻動物に直接経口投与した場合に、第一胃内の
胃液または胃液内に存在する微生物により分解されやす
い物質を対象とする。生物学的活性物質として、メチオ
ニン、リジン、スレオニン、トリプトファンなどのアミ
ノ酸類、N−アシルアミノ酸たとえば、N−ステアロイ
ルメチオニン、N−オレイルメチオニン等、N−ヒドロ
キシメチルメチオニンのカルシウム塩、リジン・塩酸塩
、リジン・酢酸塩、などのアミノ酸誘導体類、コーヒド
ロキシーグーメチルメルカプト酪酸およびそのカルシウ
ム塩などのアミノ酸のヒドロキシ同族化合物類1羽毛粉
末、魚粉末、カゼイン、ばれいしょ蛋白などの蛋白質類
、ビタミンA、ビタミンA−酢酸塩、ビタミンA−パル
ミチン酸塩、ビタミンD3、ビタミンE、ニコチン酸、
ニコチン酸アミド、パントテン酸カルシウム、β−カロ
チンなどの、ビタミン類、酸性プロテアーゼなどの酵素
類、ブドウ糖などの炭水化物類、抗生物質たとえばペニ
シリン、テトラサイクリン等、駆虫薬たとえばネグフォ
ン等の獣医薬類等を挙げることができる。
本発明におい℃用いられる塩基性アミノ酸としてはリジ
ン、オルニチン、ヒドロキシリジンなどのアミノ酸があ
げられる。これらの塩基性アミノ酸は二程以上を併用し
てもよい。
塩基性アミノ酸のカルバミン酸塩を調製する方法として
は水や有機溶媒の存在下、室温ないし加熱条件下に中和
反応を行う方法が簡便である。また、無溶媒下で反応さ
せることも可能である。本発明においては、少なくとも
一種の生物学的活性物質と塩基性アミノ酸のカルバミン
酸塩とを核として用いるが、両者は混合物であっても、
少なくとも一種の生物学的活性物質を塩基性アミノ酸の
カルバミン酸塩で被覆した形態のいずれであっても良い
これらの核剤は通常、造粒用の粘結剤、賦形剤、崩壊剤
、比重調節用の各種添加剤、など飼料用添加剤として生
物学的に反芻動物に受は入れられる物質であれば、これ
らと併用して使用することが、好都合である。
粘結剤としては、例えばポリビニルピロリドン、ヒドロ
キシプロピルセルロース、ポリビニルアルコール、アラ
ビアゴム、グアガム、アルギン酸ナトリウム、繊維素グ
リコール酸ナトリウム、ポリアクリル酸ナトリウムなど
、賦形剤としてはラクトース、マンニット、結晶セルロ
ースなど、崩壊剤としてはバレイショデンプン、コーン
スターチ、カルボキシメチルセルロースカルシウム、カ
ルボキシメチルセルロースナトリウム、結晶セルロース
など、また、比重調節用の各種添加剤などを含有してい
ても良い。
この他、地大書館発行の薬剤製造法(上ン医薬品開発基
礎講座x工(pp/33〜151I)に記載されている
結合剤、賦形剤、崩壊剤、滑沢剤、着色剤、矯味剤、矯
臭剤、など公知の添加剤を必要に応じ使用することがで
きる。
被覆剤はI)Hj以下の酸性領域で水に溶解もしくは膨
潤する合成高分子である。
ここで膨潤とは被覆された粒子が第四胃に存在する時間
内に塩基性アミノ酸の塩の大部分が被覆している合成高
分子の膜を通過して溶出できる程度に膨らむことを意味
する。例としては、ベンジルアミノメチルセルロース、
ジメチルアミノメチルセルロース、ピペリジルエチルヒ
ドロキシエチルセルロース、セルロースアセテートジエ
チルアミノアセテート、セルロースアセテートジブチル
アミノヒドロキシグロビルエーテル、エチルセルロース
−N、 N−ジエチルアミノヒドロキシプロビルエーテ
ル、エチルセルロースヒリシノヒドロキシプロビルエー
テル、ジエチルアミノメチルセルロース、ピペリジルエ
チルヒドロキシエチルセルロース等のセルロース誘導体 N、N−ジエチルビニルアミンルビニルアセテート共重
合体、ビニルピペリジンルビニルアセテート共重合体、
ビニルジエチルアミンゝビニルアセテート共重合体、ビ
ニルベンジルアミンルビニルアセテート共重合体、ポリ
ビニルジエチルアミノアセトアセタール、ポリビニルベ
ンジルアミノアセトアセタール、ビニルピペリジルアセ
トアセタールルビニルアセテート共重合体、ポリビニル
アセタールジエチルアミンアセテート、等のアセテート
誘導体、 ポリジエチルアミノメチルスチレン、ボリジエタノール
アミノメチルスチレジ、ポリジメチルアミノエチル(メ
タ)アクリレート、ジメチルアミノエチルメタクリレ−
トルメチル(メタ)アクリレート共重合体、ジメチルア
ミノエチルアクリレ−トルメチル(メタ)アクリレート
共重合体、ポジー−メチル−3−ビニルピリジン、ポリ
λ−エチルー3−ビニルピリジン、などのポリアルキル
ビニルピリジン、ポリーービニルピリジン、ポリダービ
ニルピリジン、などのビニルピリジン重合体、 コービニルピリジン〜スチレン共重合体、4−ビニルピ
リジン〜スチレン共重合体、などのビニルピリジン−ス
チレン共重合体、 コーエチルーS−ビニルピリジン〜スチレン共重合体、
コーメチルー!−ビニルピリジン〜スチレン共重合体、
などのビニルアルキルピリジン−スチレン共重合体、 2−ビニルピリジン〜アクリロニトリル共重合体、など
のビニルピリジン〜アクリロニトリル共重合体、 ビニルエチルピリジン−アクリロニトリル共重合体、メ
チルビニルピリジン−アクリロニトリル共重合体、 コーピニルピリジン〜メチルメタクリレート共重合体、
4−ビニルピリジン〜メチルメタクリレート共重合体、
などのビニルピリジン−メチルメタクリレート共重合体
、 コーピニルピリジン〜ブタジェン共重合体、−一ビニル
ピリジン〜ブタジェン〜スチレン共重合体、ビニルピリ
ジン−スチレン共重合体、コービニルピリジン〜スチレ
ン〜メチルメタクリレート共重合体、などのビニルピリ
ジンまたはアルキルビニルピリジンの重合体または他の
ビニール化合物との共重合体、 N、 N−ジメチルアミノプロピル(メタ)アクリルア
ミドルアクリロニトリル、N、 N−ジメチルアミンプ
ロピル(メタ)アクリルアミドルスチレン、N、N−ジ
アルキルアミノアルキルメタクリルアミドルアクリロニ
トリル共重合体、ビニルピリジン−アクリロニトリル共
重合体、メチルビニルピリジン−アクリロニトリル共重
合体、メチルビニルピリジン−スチレン共1合体等のポ
リビニル訴導体、スチレン〜ジメチルフマV −トマた
はスチレン−マレイミド共重合体ノN、 N−ジエチル
エチレンジアミン誘導体、テレフタル酸またはマレイン
酸とN −n−ブチルジェタノールアミンの反応縮合物
、プロピレングリコール〜マレイン酸ポリエステルのベ
ンジルアミン付加物等を挙げることができる。
被覆剤の使用割合は反芻動物の第−胃での長時間にわた
る滞留時間の間核物質を安定な状態に保護しかつ、第四
胃での比較的短時間の滞留時間内に核物質を速やかに溶
出させることが必要で、被覆剤に供する粒子の太ぎさに
より、また、使用する被覆剤の種類により必要とする景
は変化するが、通常、被覆前の粒子の/Q〜200 w
t%好ましくは75〜100wt%の範囲で使用される
被覆用の合成高分子は通常溶媒に溶解させた状態で使用
するが、乳化剤を用い、エマルジョンとして使用しても
良い。
コーティングに適した溶媒としては、塩化メチレン、ク
ロロホルム、イソプロノくノール、エチルアルコール、
メチルアルコール、酢酸エチル、アセトン、メチルエチ
ルケトン、トルエンまたはこれらの混合物があげられる
被覆する際に、被覆用の原材料は融着防止剤などが懸濁
した状態で供給しても良いしまた、別々に供給しても良
い。
顆粒のコーティング方法としては種々の方法が知られて
おり、例えば、遠心造粒コーティング法、流動コーティ
ング法、パンコーティング法など一般的なコーティング
方法のどれをとってもよい。この他に化学的修飾法や、
マイクロカプセル化法も考えられる。
本発明に使用する被覆粒子は反芻動物への経口投与に適
応するものであることが必要である。
そのため、被覆粒子の直径は通常0.5〜iomaの大
きさを有する。
また、被覆粒子は第一胃内での滞留時間が短くなるよう
、1.0−/、’lの間に調節することが好ましい。核
物質の種類により比重が異なるが、その比重を調節する
ために、軽くするためには、シラスバルーンや微小中空
ガラス球などを、また、重くするためには不活性無機物
質として酸化物、炭酸塩、等を利用できる。
また、被覆用の合成高分子の中にはこの他にメルク、ア
ルミニウム、マイカ、シリカ、ステアリン酸、ステアリ
ン酸アルミニウム、ステアリン酸マグネシウム、などの
融着防止剤を含有していても差し支えない。
本発明に係る組成物は、少なくとも一種の生物学的活性
物質と塩基性アミノ酸のカルバミン酸塩を核とし、上記
の保護被覆することにより、反芻動物に有用な飼料添加
組成物となる。その代表的な例は、肉用牛、乳用牛、子
牛、羊、山羊などである。
(実施例) 以下に、本発明の方法について代表的な実施例を示し、
更に具体的に説明する。なお、これらは、単なる例示で
あり、本発明はこれらの例によって何等制約を受けるも
のでは無い。
反芻動物に対する飼料添加剤として有用かつ実用的であ
るためには、本発明における被覆された粒子中の生物学
的活性物質であるアミノ酸もしくはアミノ酸塩類の少な
くとも63%望ましくは少なくとも75%が第一胃液に
相当するMc l蛮’i 1緩衝溶液中で、2F時間振
盪しても安クラーク ラプス 定であり、かつ第四胃液に相当するO 1ark−Lu
bs緩衝溶液中で3時間振盪して放出されなければなら
ないと考えられる。したがって、以下の実施例では前記
の基準にしたがって、評価を行った。
〔実施例/〕
L−リジンのフマール酸塩(Lys : HOOO−O
H:0H−000H==、2m01 : / mol 
) + & 91IL−リジンカルバミン酸のL−リジ
ン塩q、sg、pルク/11.Ojj、ポリビニルピロ
リドン(K−to)q、sgを乳鉢で混合することによ
りほぼ均質な混合物を得た。この粉末混合物にエチルア
ルコール2g9を少しずつ加えながら良く練り合せてパ
テ状にした。
これを直径λ、 −2m准0の孔径を有する押出機より
押出し、切断することにより、直径約2.0 Imの円
柱状ベレットを得た。これを更に1マルメライザー”で
丸め、95℃で乾燥した。このようにして得られた乾燥
粒子を篩分し、95%の収率でt〜デメッシ$ (a、
o O−,2,,7gmml )の範囲の粒子を得た。
(粒子の被覆) このようにして得られた粒子の被覆に用いる溶液の調整
は、次の方法によった。すなわち、10 wt%のダー
ビニルビリジンとJQ’Nt、%のスチレンとの共重合
体(エタノール中o、ri/dlでの還元粘度:η、、
/。=0.7 & ) 3.Ofi、アルミニウム粉末
3.2!;fl、タルク粉末、3.2kl。
ステアリン酸o、sgの混合物にエチルアルコールAO
9を加えて室温下、3時間攪拌し被覆用の懸濁液を得た
。粒子を上述の被覆用の懸濁液でコーティング層の重量
が被覆された粒子全体の29.ざwt%になるまで被覆
した。
(人工胃液中での振盪試験) L−リジン塩はMcDOugall緩衝溶液中39℃で
コグ時間振盪後、?j、II%が保持されており、良好
な保護性を示した。また、(31ark−Luba緩衝
溶液中で39℃で7時間振盪することによりL−リジン
およびL−リジン塩は合計して91.0%、2時間振盪
することによりioo、。
%溶出し、崩壊性は極めて良好であった。
〔比較例/〕
L−リジンのフマール酸塩(Lye : HOOO−C
H=CH−000H=−2mol : t mol) 
1Iq3 i 、タルクy11.ofj、ポリビニルピ
ロリドン(K−ワO)ダ、Sgを乳鉢で混合することに
より、はぼ均質な混合物を得た。この粉末混合物に水/
Sgを少しずつ加えながら良く練り合せて、パテ状にし
た。これを実施例/と同様な方法で造粒し、g−タメッ
シュ(a、oo−2,、yざ扉11ダ)の範囲の粒子を
得た。実施例1で用いたものと同一の被覆用の懸濁液で
被覆し、コーティング層の重量が被覆された粒子全体の
29.ffwt%になるまで被覆した。
L−リジン塩はMcDougall緩衝溶液中3ワ℃で
、21I時間振盪後、tA、2%が保持されていた。
また、01ark−Lubs緩衝溶液中で39℃で振盪
することにより溶出するL−リジン塩は7時間で、74
.41%、コ時間で10.t%であり、実施例/に比較
して溶出速度が遅いことが明らかである。
〔実施例コ〕
L−リジン−塩酸塩50!!、L−リジンカルバミン酸
のL−リジン塩iog、ポリビニルピロリドン(K−9
0)!9、タルク10g、エチルアルコールisgを少
しずつ加えながら良く練り合せてパテ状にした。これを
実施例1と同様な方法で造粒し、ff−?メツシュ(2
,OO−:t、3gval)の範囲の粒子を得た。実施
例/で用いたものと同一の被覆用の懸濁液で被覆し、コ
ーティング層の重量が被覆された粒子全体の3o、ow
t%になるまで被覆した。
L−リジン塩はMQDOuga’ll緩衝溶液中39℃
で一ダ時間振盪後、93.6%が保持されていた。
また、01ark−Dubs緩衝溶液中で39℃で2時
間振盪することによりL−リジン塩は92.9%、3時
間振盪することにより/ 00.0%溶出した。
〔実施例3〕 L−リジン−塩酸塩50g、L−リジンカルバミン酸の
L−リジン塩lOg、ポリビニルピロリドン(K−90
)!fi、タルク10fl、エチルアルコール/Sgを
少しずつ加えながら良く練り合せてパテ状にした。これ
を実施例1と同様な方法で造粒し、ざ−9メツシユ(2
,00−2、Jggo)の範囲の粒子を得た。
(コーティング剤の調製) 0オイドラギツトF2100″(@EudragitE
ioo”)[N、N−ジメチルアミノエチルメタクリレ
ートとメチルメタクリレートとの共重合体: Rohm
 Pharma社(西独)]3.0fi、アルミニウム
粉末3.!9、タルク粉末3.5gの混合物にエチルア
ルコール60gを加えて室温下、3時間攪拌し被覆用の
懸濁液を得た。上述の粒子をこのようにして得られた被
覆用の懸濁液でコーティング層の重量が被覆された粒子
全体の30、!;’I’lt%になるまで被覆した。
L−リジン塩はMcDougall緩衝溶液中39℃で
、24時間振盪後、90.弘%が保持されていた。
また、01ark−Lubs緩衝溶液中で3り℃で1時
間振盪することによりL−リジン塩は100.0%溶出
した。
〔実施例ダ〕
L−リジンステアリン酸塩ダOg、L−リジンカルバミ
ン酸のし一すジン塩q、og、タルクグ、Og1ポリビ
ニルピロリドン(K−qo)ta、。
lを乳鉢で混合することによりほぼ均質な混合物を得た
。この粉末混合物にエチルアルコール279を少しずつ
加えながら良(練り合せてパテ状にした。これを実施例
/と同様な方法で造粒し、ざ−ワメッシz (2,00
−2,J g m* 、fZ’ )の範囲の粒子を得た
。実施例/で用いたものと同一の被覆用の懸濁液で被覆
し、コーティング層の重量が被覆された粒子全体の、3
0.3”Nt%になるまで被覆した。
L−リジン塩はMcDougall緩衝溶液中39℃で
2q時間振盪後、94.0%が保持されており、良好な
保護性を示した。また、C!1ark−Lubs緩衝溶
液中で39℃で1時間振盪することによりL−リジンお
よびL−リジン塩は合計して10.5%、2時間振盪す
ることによりtl、3%溶出し、3時間振盪することに
より91.2%溶出し、崩壊性は良好であった。
〔比較例3〕 L−リジンのステアリン酸塩りog、炭酸カルシウム1
lIf1.ポリビニルピロリドン(K−90)’)、O
fiを乳鉢で混合することによりほぼ均質な混合物を得
た。この粉末混合物に水/ダIを少しずつ加えながら良
く練り合せてパテ状にした。これを実施例/と同様な方
法で造粒し、ざ−タメッシS(コ、oo−2.Jg、、
ダ)の範囲の粒子を得た。実施例1で用いたものと同一
の被覆用の懸濁液で被覆し、コーティング層の重量が被
覆された粒子全体の3Q、7wt%になるまで被覆した
L−リジン塩はMcDOugall緩衝溶液中39℃で
コケ時間振盪後、デざ、5%が保持されており、良好な
保護性を示した。しかし、01ark−’Lubs緩衝
溶液中で39℃で1時間振盪することによりL−リジン
のステアリン酸塩はlIO,9%、2時間振盪すること
により31.9%、3時間振盪することによりAQ、j
%溶出したにすぎず、3時間振盪することにより漸く、
go、lI%溶出するが崩壊性に乏しいことが明らかで
ある。
〔実施例5〕 L−リジンの塩酸塩ioog、マイクロクリスタリンセ
ルロース109.アラビアゴム/、OIを乳鉢で混合す
ることによりほぼ均質な混合物を得た。此の粉末状混合
物に水/49を少しずつ加えながら良く練り合わせてパ
テ状にした。
これを実施例/と同様な方法で造粒し、9−10メノシ
:L(/、Aざ一一、oo醋y5)の範囲の粒子を得た
。この様にして得られた粒子/Illを゛メカノミル′
(開田精工製造)にとり、転勤させながら、エチルセル
ロースの!r%エタノール溶液をバインダーとして噴霧
しつつ、200メツシユバスの粒度に調整したL−リジ
ンカルバミン酸のL−リジン塩をその表面に4.0g付
着させた。さらにこのL−リジンカルバミン酸のL −
IJリジン塩被覆された粒子の表面を実施例/と同一の
コーテイング液を用い、コーティング層の重量が被覆さ
れた粒子全体の3o、owt%になるまで被覆を行った
L−リジン塩はMcDougall緩衝溶液中39℃で
2q時間振盪後、90.2%が保持されており、良好な
保護性を示した。また、01ark−Lubs緩衝溶液
中で39’Cで7時間振盪することによりL−リジンお
よびL−リジン塩は合計してg 9.8%、一時間振盪
することによりioo%溶出し、崩壊性は良好であった
〔比較例ダ〕
L−リジンの塩酸塩toog、マイクロクリスタリンセ
ルロース10g、アラビアゴム1.OIを乳鉢で混合す
ることによりほぼ均質な混合物を得た。この粉末状混合
物に水/Agを少しずつ加えながら良く練り合わせてパ
テ状にした。
これを実施例/と同様な方法で造粒し、ター10メツシ
ユ(/、A g −a、o ofll )の範囲の粒子
を得た。
実施例/と同一のコーテイング液を用い、コーティング
層の重量が被覆された粒子全体の30.0wt%になる
まで被覆を行った。
L  IJリジン塩酸塩を核剤とする粒子の被覆物をM
cDOugall緩衝溶液中39℃で2q時間振盪後保
持されていたL  IJリジン塩酸塩は/3.0%にす
ぎなかった。また、01ark−Lubs緩衝溶液中3
9℃でコ時間振盪するとL  IJリジン塩酸塩はio
o%溶出した。
〔試験方法〕
内容積300 mlの三角フラスコに実施例で得られた
反すう動物用栄養剤/gを加え第一胃液に対応するMc
DOugall  人工唾液または第四胃液に対応する
C1arlc −Lubs  の人工胃液コo。
meをそれぞれ加え、39±o、r℃の恒温槽中、振幅
Q(mで一分間にり7回の往復振動を与えつつ、振盪し
た。
McDoffiyall緩衝溶液ではコク時間後、C1
ark −Lubsの緩衝溶液では3時間後の塩基性ア
ミノ酸塩の溶出率は高速液体クロマトグラフィーな用い
て定量した。
*1McDougall緩衝溶液 炭酸水素ナトリウム7.113 g、燐酸二ナトリウム
・/、2水塩t、og、塩化ナトリウム0.3’ll、
塩化カリウム0.’lJ、塩化マグネシウム・6水塩0
.10g、塩化カルシウムo、osgを水/lに溶解し
、炭酸ガスを飽和させて調製した(pHA、r)。
*201ark−Lubs緩衝溶液 0.2N塩化カリウム!;0rnlおよび0.2N塩酸
/ 0. A m/+を水/3り、ダばに加えて調製し
た(pH12,Oン 。
(発明の効果) 本発明の反芻動物用飼料添加組成物は上述の実施例およ
び比較例から明らかなごとく、従来のように、生物学的
活性物質と油脂などの保護物質とを混合造粒したものに
比較して、第−胃の胃液に対応するMcDougall
の人工唾液に対する生物学的活性物質の溶出率が極めて
低く抑えられ第四胃の胃液に対応する01ark−Lu
bsのpH2の緩衝液に対する生物学的活性物質の溶出
率は極めて高い値を示す。
すなわち、反芻動物に経口投与した場合に生物学的活性
物質が、第一胃内で、分解、れることな(第四胃以降の
消化器官内で有効に消化吸収されることを示す。
本発明は、生物学的活性物質を反芻動物に経口投与する
に際し、第一胃内での生物学的活性物質の分解を抑制し
、第四胃以降の消化器官内で高い効率で消化吸収され得
る反芻動物用飼料添加組成物を提供するものであり、そ
の産業的意義は極めて大きい。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)少なくとも一種の生物学的活性物質と塩基性アミ
    ノ酸のカルバミン酸塩を含有する混合物を核とし、これ
    をpH5以下の酸性領域で水に溶解もしくは膨潤する合
    成高分子の少なくとも一種の被覆剤で被覆してなる反芻
    動物用飼料添加組成物。
  2. (2)塩基性アミノ酸のカルバミン酸塩が、リジンカル
    バミン酸のリジン塩、オルニチンカルバミン酸のオルニ
    チン塩、からなる群より選択される一種または二種であ
    る特許請求の範囲第1項記載の添加組成物。
  3. (3)被覆剤使用割合が核100重量部に対し10〜2
    00重量部である特許請求の範囲第1項記載の添加組成
    物。
  4. (4)反芻動物が牛、羊又は山羊である特許請求の範囲
    第1項記載の添加組成物。
  5. (5)被覆剤がジメチルアミノエチルメタクリレートと
    (メタ)アクリル酸アルキルエステルよりなる共重合体
    、または2−メチル−5−ビニルピリジン、2−ビニル
    ピリジン、4−ビニルピリジン、2−ビニル−6−メチ
    ルピリジン、2−ビニル−5−エチルピリジンの群から
    選ばれたビニルピリジン類と(メタ)アクリル酸アルキ
    ルエステル、(メタ)アクリル酸、アクリロニトリルの
    群から選ばれたアクリル化合物もしくはスチレンとの共
    重合体である特許請求の範囲第1項記載の添加組成物。
  6. (6)核が生物学的活性物質と塩基性アミノ酸のカルバ
    ミン酸塩との混合物である特許請求の範囲第1項記載の
    添加組成物。
  7. (7)少なくとも一種の生物学的活性物質から成る核の
    表面に塩基性アミノ酸のカルバミン酸塩を含む被覆層を
    設け複層構造の核とし、これを被覆の対象とする特許請
    求の範囲第1項記載の添加組成物。
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