JPS6398358A - 反芻動物用飼料添加組成物 - Google Patents

反芻動物用飼料添加組成物

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JPS6398358A
JPS6398358A JP61243728A JP24372886A JPS6398358A JP S6398358 A JPS6398358 A JP S6398358A JP 61243728 A JP61243728 A JP 61243728A JP 24372886 A JP24372886 A JP 24372886A JP S6398358 A JPS6398358 A JP S6398358A
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JP
Japan
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carbamate
lysine
additive composition
vinylpyridine
feed additive
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Application number
JP61243728A
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English (en)
Inventor
Koji Itagaki
板垣 孝治
Hiroyoshi Okada
岡田 博義
Masao Miyake
正男 三宅
Takaaki Kobayashi
隆明 小林
Hiroyuki Sato
弘之 佐藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ajinomoto Co Inc
Mitsubishi Kasei Corp
Original Assignee
Ajinomoto Co Inc
Mitsubishi Kasei Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は反芻動物用飼料添加組成物に係ね、さらに詳し
くはアミノ酸を反芻動物に経口投与した場合、これがそ
の第−胃で分解されるのを防止しかつ第四胃以降の消化
器管内で、高い効率で消化もしくは吸収されるように、
保護した反芻動物用飼料添加組成物に関する。
反芻動物では、一般に飼料の蛋白質アミノ酸はルーメン
で微生物醗酵により、かなりの部分がアンモニア、炭酸
ガスにまで分解される。ルーメン内のバクテリアおよび
プロトシアは、それ自身の成長と増殖のためにアンモニ
アを利用し、増殖形成された微生物の蛋白質は単胃動物
の胃に相当する第四胃に送られこの背室で部分的に消化
される。この工程は、小腸で完了しそこで吸収さね、る
(従来の技術とその問題点) そこで、小腸での吸収効率をあげるため、第−胃での分
解を抑制することに関し、リジンな初めとする塩基性ア
ミノ酸の核を各種被覆剤で被覆する方法が提案されてい
るが、いずれの場合も塩基性アミノ酸の鉱酸塩(代表的
には塩酸塩)が核剤として用いられている(特開昭3t
t−ψムgtq号公報、特開昭/ll/−ggg’13
号公報)。
しかしながら、塩基性アミノ酸の供給源として、塩基性
アミノ酸の塩酸塩のごとき鉱酸塩を選ぶ場合には、製造
工程において多くの問題点があった。例えば、L  I
Jレジン供給源としてL−リジン・−塩酸塩を使用する
ことは、製造プロセスでこの物質が金属を腐蝕し易く、
原材料を混合する除に混合機を摩耗させ易いという問題
があった。
また、被覆剤としては例えば前記公開公報にはプロピオ
ン酸モルホリノ酪酸セルロースまたはポリ(ビニルピリ
ジン)のような合成高分子が提案されている。
しかしながら、特にL−リジン・−塩酸塩は極めて水に
対する溶解度が大きく、25′Cでio。
グーの水に7θ1溶解しまたその飽和の酸性度は= 3
− pHS、Sであり、この物質を含有するベレットはプロ
ピオン酸モルホリノ酪酸セルロースまたハホリ(ビニル
ピリジン)のような感受性の高い重合体で被覆されると
第−胃環境下で溶出するのを防ぐことができず、第一胃
液に対応する緩衝溶液中での保護率と第四胃て対応する
緩衝溶液中での溶出率が反芻動物の飼料として有用なレ
ベルに維持するためには塩基性炭酸マグネシウムや水酸
化マグネシウムのような塩基性物質との併用が必要とさ
れている。
一般的に、反芻動物の胃を飼料が順調に移動し、消化吸
収が効率良く行われるためには粒子の比重が胃液の比重
に近いことが望ましく、第−胃の内容物の表佃に浮遊し
たり、両底に沈降したりすることは滞留時間が長くなり
すぎることから好ましくないとされている。ところで、
L −IJレジン−塩酸塩を塩基性無機化合物と併用す
る場合には、反芻動物用飼料としての、製品比重が大き
くなりすぎるという問題があった。
すなわちこの場合には、L  IJレジン−塩酸塩の比
重が八3であり、また、炭酸マグネシウム(比重: t
、g −:z、:l)や水酸化マグネシウム(比重:ユ
、3乙)のような無機添加剤を配合すると比重が大きく
なシ過ぎ、第−胃の低部での滞留時間が長くな9すぎる
ことが懸念される。
(問題点を解決するための手段) 本発明者らはこれらの諸問題を解決するべく鋭意検討し
、塩基性アミノ酸のカルノクミン酸塩をアミノ酸の供給
源として使用することによりこれらの問題点が解決され
ることを見出し本発明を完成した。
本発明の塩基性アミノ酸のカル・くミン酸塩はもちろん
特別に保護被覆することなくそのまま単胃動物の栄養剤
として利用できるが、保護被覆することにより5反芻動
物に有用な飼料添加組成物となる。その代表的な例は、
肉用牛、乳用牛、子牛、羊、山羊などである。
本発明において用いられる塩基性アミノ酸としてはリジ
ン、オルニチン、ヒドロキシリジンなどのアミノ酸があ
げられる。これらの塩基性アミノ酸は二種以上を併用し
てもよい。
本発明において生物学的活性物質とは、動物、特に反芻
動物に投与するととてより、体重増加、泌乳量増加、疾
病の予防または治療等の何等かの活性を示す物質である
。特に反芻動物に直接経口投与した場合に、第一胃内の
胃液または胃液内に存在する微生物により分解されやす
い物質を対象とする。生物学的活性物質として、メチオ
ニン、リジン、スレオニン、トリプトファンなどのアミ
ノ酸類、N−アシルアミノ酸たとえば、N−ステアロイ
ルメチオニン、N−オレイルメチオニン等、N−ヒドロ
キシメチルメチオニンのカルシウム塩、リジン塩酸塩な
どのアミノ酸誘導体類、2−ヒドロキシ−’I−#チル
メルカプト酪酸およびそのカルシウム塩などのアミノ酸
のヒドロキシ同族化合物類1羽毛粉末、無粉末、カゼイ
ン、ばれいしょ■白などの■白質類、ビタミンA、ビタ
ミンA−酢酸塩、ビタミンA−パルミチン酸塩、ビタミ
ンD3、ビタミンE、ニコチン酸、ニコチン酸アミド、
パントテン酸カルシウム、β−カロチンなどの/ビタミ
ン類、酸性プロテアーゼなどの酵素類、ブドウ糖などの
炭水化物類、抗生物質たとえばペニシリン、テトラサイ
クリン等、駆虫薬たとえばネグフオン等などの獣医薬類
等を挙げることができる。
これらの核剤は通常、造粒用の粘結剤、賦形剤、崩壊剤
、比重調節用の各種添加剤、など飼料用添加剤として生
物学的に反芻動物に受は入れられる物質であれば、これ
らと併用して使用することが、好都合である。
塩基性アミノ酸のカルバミン酸塩を調整する方法として
は水や有機溶媒の存在下、室温ないし加熱条件下に中和
反応を行う方法が簡便である。また、無溶媒下で反応さ
せることも可能である。これらの、反応、によシ得られ
た塩は単独で使用しても良いが、他の生物学的活性物質
と併用しても差し支えない。
粘結剤としては、例えばポリビニルピロリドン、ヒドロ
キシプロピルセルロース、ポリビニルアルコール、アラ
ビアゴム、グアガム、アルギン酸ナトリウム、繊維索グ
リコール酸ナトリウム、ポリアクリル酸ナトリウムなど
、賦形剤としてはラクトース、マンニット、!晶セルロ
ースなど、崩壊剤としてはバレイショデンプン、コーン
スターチ、カルボキシメチルセルロースカルシウム、カ
ルボキシメチルセルロースナトリウム、結晶セルロース
など、また、比重調節用の寺≠≠手甲#各種添加剤など
を含有していても良い。
この他、地人書館発行の薬剤製造法(上)医薬品開発基
礎講座X1(pp/33〜tsq )に記載されている
結合剤、賦形剤、崩壊剤、滑沢剤、着色剤、矯味剤、矯
臭剤lなど公知の添加剤を必要に応じ使用することがで
きる。
塩基性アミノ酸のカルバミン酸またはこれと併用された
かたちで利用される生物学的活性物質を含有する核に対
する被覆剤の使用割合は、反芻動物の第−胃での長時間
にわたる滞留時間の間該物質を安定な状態に保護しかつ
、第四胃−8= での比較的短時間の滞留時間内に核物質を速やかに溶出
させることが必要で、被覆に供する粒子の大きさにより
、また、使用する被覆剤の種類により必要とする量は変
化するが、通常、被覆前の粒子のlO〜200 wt%
好捷しくは15〜100wt%の範囲で使用される。
反芻動物の第−胃の胃液匠対応する弱酸性ないし弱アル
カリ性の条件下では安定であるが第四胃の胃液に対応す
る強酸性の条件下で溶解もしくは膨潤する性質を有する
物質の例としては、ベンジルアミノメチルセルロース、
ジメチルアミノメチルセルロース、ピペリジルエチルヒ
ドロキシエチルセルロース、セルロースアセテートジエ
チルアミノアセテート、セルロースアセテートジブチル
アミノヒドロキシプロピルエーテル、エチルセルロース
−N、N−ジエチルアミノヒドロキシプロビルエーテル
、エチルセルロースピリジノヒドロキシプロビルエーテ
ル、ジエチルアミノメチルセルロース、ピペリジルエチ
ルヒドロキシエチルセルロース等のセルロース誘導体、 N、N−ジエチルビニルアミンルビニルアセテート共重
合体、ビニルピペリジンルビニルアセテート共重合体、
ビニルジエチルアミンルビニルアセテート共重合体、ビ
ニルベンジルアミンルビニルアセテート共重合体、ポリ
ビニルジエチルアミノアセトアセタール、ポリビニルベ
ンジルアミノアセトアセタール、ビニルピペリジルアセ
トアセタールルビニルアセテート共重合体、ポリビニル
アセタールジエチルアミノアセテート、等のアセテート
誘導体、 ポリジエチルアミノメチルスチレン、ポリジェタノール
アミノメチルスチレン、ポリジメチルアミノエチル(メ
タ)アクリレート、ジメチルアミノエチルメタクリレ−
トルメチル(メタ)アクリレート共重合体、ジメチルア
ミノエチルアクリレ−トルメチル(メタ)アクリレート
共重合体、ポリニーメチルータービニルビリジン、ポリ
ツーエチル−5−ビニルピリジン、などのポリアルキル
ビニルピリジン、ポリニービニルビリジン、ポリダービ
ニルビリジン、などのビニルピリジン重合体、 ニービニルピリジン−スチレン共重合体、クービニルピ
リジン−スチレン共重合体、などのビニルピリジン−ス
チレン共重合体、 ニーエチル−!−ビニルピリジン〜スチレン共重合体、
ニーメチル−5−ビニルピリジン−スチレン共重合体、
などのビニルアルキルピリジン−スチレン共重合体。
コービニルピリジン〜アクリロニトリル共重合体、など
のビニルピリジン−アクリロニトリル共重合体、 ビニルエチルピリジン−アクリロニトリル共重合体、メ
チルビニルピリジン−アクリロニトリル共重合体、 コービニルピリジン〜メチルメタクリレート共重合体、
グービニルピリジン−メチルメタクリレート共重合体、
などのビニルピリジン−メチルメタクリレート共重合体
、 ツービニルピリジン−ブタジェン共重合体、一−ヒニル
ヒリシン〜ブタジェン〜スチレン共重合体、ビニルピリ
ジン−スチレン共重合体、ニービニルピリジン〜スチレ
ン〜メチルメタクリレート共重合体、などのビニルピリ
ジンまたはアルキルビニルピリジンの重合体または他の
ビニール化合物との共重合体、 N、N−ジメチルアミノプロピル(メタ)アクリルアミ
ドルアクリロニトリル、N、N−ジメチルアミンプロピ
ル(メタ)アクリルアミドルスチレン、N、N−ジアル
キルアミノアルキルメタクリルアミドルアクリロニトリ
ル共重合体、ビニルピリジン−アクリロニトリル共重合
体、メチルビニルピリジン−アクリロニトリル共重合体
、メチルビニルピリジン−スチレン共重合体等のポリビ
ニル誘導体、スチレン−ジメチルフマレートまたはスチ
レン−マレイミド共重合体のN、N−ジエチルエチレン
ジアミン誘導体、テレフタル酸またはマレイン酸とN 
−n−ブチルジェタノールアミンの反応縮合物、プロピ
レングリコール−マレイン酸ポリエステルのべンジルア
ミン付加物等を挙げることができる。
これらの被覆剤は pH3以下の酸性領域で水に溶解も
しくは膨潤する合成高分子であるが、この他にタルク、
アルミニウム、マイカ、シリカ、ステアリン酸、ステア
リン酸アルミニウム、ステアリン酸マグネシウム/など
の融着防止剤を含有していても差し支えない。
ここで、膨潤とは被覆された粒子が第四胃に存在する時
間内に塩基性アミノ酸の塩の大部分が被覆している合成
高分子の膜を通過して溶出できる程度に膨らむことを意
味する。
被覆用の合成高分子は通常溶媒に溶解させた状態で使用
するが、乳化剤を用い、エマルジョンとして使用しても
良い。
コーティングに適した溶媒としては、塩化メチレン、ク
ロロホルム、イソプロパツール、エチルアルコール、メ
チルアルコール、酢酸エチル、アセトン、メチルエチル
ケトン、トルエンまたはこれらの混合物があげられる。
被覆する際に、被覆用の原材料は融着防止剤などが懸濁
した状態で供給しても良いしまた、別々に供給しても良
い。
顆粒のコーティング方法としては種々の方法が知られて
おり、例えば、遠心造粒コーティング法、流動コーティ
ング法、パンコーティング法など一般的なコーティング
方法のどれをとってもよい。この他に化学的修飾法や、
マイクロカプセル化法も考えられる。
本発明に使用する被覆粒子は反芻動物への経口投与に適
応するものであることが必要である。
そのため、被覆粒子の直径は通常0.5−10Mmの大
きさを有する。
また、被覆粒子は第一胃内での滞留時間が短くなるよう
、1.θ〜八への間に調節することが好ましい。核物質
の種類により比重が異なるが、その比重を調節するため
に、軽くするためには。
シラスバルーンや微小中空ガラス球などを、また、重く
するためには不活性無機物質として酸化物、炭酸塩1等
を利用できる。
以下に、本発明の方法について代表的な実施例を示し、
更に具体的に説明する。なお、これらは、単なる例示で
あシ、本発明はこれらの例によって何等制約を受けるも
のでは無い。
本発明の反芻動物用飼料添加組成物は上述の実施例およ
び比較例から明らかなごとく、従来のように、生物学的
活性物質と油脂などの保護物質とを混合造粒したものに
比較して、第−胃ユの緩衝液に対する生物学的活性物質
の溶出率は極めて高い値を示す。
すなわち5反芻動物に経口投与した場合に生物学的活性
物質が、第一胃内で、分解、失活されることなく第四胃
以降の消化器官内で有効に消化吸収されることを示す。
本発明は、生物学的活性物質を反芻動物に経口投与する
に際し、第一胃内での生物学的活性物質を抑制し、第四
胃以降の消化器官内で高い効率で消化吸収され得る反稠
動物用飼料添加組−15= 放物を提供するものであり、その産業的意義は極めて大
きい。
反芻動物に対する飼料添加剤として有用かつ実用的であ
るためには、本発明における被覆された粒子中の生物学
的活性物質であるアミノ酸もしくはアミノ酸塩類の少な
くとも乙S%、望ましくは少なくとも75%が第一胃液
に相当するMcdougall緩衝溶液中で、2+時間
振盪しても安定であり、かつ第四胃液に相当するC1a
rkLubs  緩衝溶液中で3時間振盪して放出され
なければならないと考えられる。したがって、以下の実
施例では前記の基準にしたがって、評価を行った。
(実施例) 以下、実施例によシ本発明を更に詳細に説明する。
〔実施例1〕 L  IJレジンルバミン酸のし一すジン塩SO1、ポ
リビニルピロリドン(K−90)3fl。
炭酸カルシウム30’i−を乳鉢で混合することによシ
はぼ均質な混合物を得た。この、粉末状混合物にエチル
アルコール乙Szを良く練シ合わせてパテ状にした。こ
れを直径ユ、ニーφの孔径を有する押出機より押出し、
切断することにょシ、直径約2.orrrmの円柱状ペ
レットを得た。これを更にマルメライザーで丸め、1I
scで乾燥し、さらに篩分して、g〜9メツシュ(,2
,OO〜2.3g關φ)の範囲の粒子を得た。
(粒子の被覆) このようにして得られた粒子の被覆に用いる溶液の調整
は、次の方法によった。すなわち、70 wt%のグー
ビニルピリジンと3θwt%のスチレンとの共重合体(
エタノール中0.!;fl/diでの還元粘度: ’7
B+)/c = 0.’) !r )  3.Of、ア
ルミニウム粉末3.:15 %、タルク粉末、?J、5
−ψ、ステアリン酸o、s yの混合物にエチルアルコ
ールbog−を加えて室温下、3時間攪拌し被覆用の懸
濁液を得た。粒子を上述の被覆用の懸濁液でコーティン
グ層の重量が被覆された粒子全体の29.3 wt%に
なるまで被覆した。
(人工胃液中での振盪試験) 緩衝溶液中で3q℃で1時間振盪することによりL−リ
ジンカルバミン酸のL−リジン塩はg o、、2%、ユ
時間振盪することによりioo、。
係溶出した。
〔実施例コ〕
実施例/で得られたペレットの被覆をコーティング剤の
組成を変えて実施した。すなわち、1\Eudragi
t E / 00 (商標) // [N、N−ジメチ
ルアミノエチルメタクリレートとメチルメタクローベ 
 7フーマ リレートとの共重合体: Rohm Pharma社(
西独)〕3.01、アルミニウム粉末3.5J、タルク
粉末、?、5 fI−の混合物にエチルアルコール6o
zを加えて室温下、3時間攪拌し被覆用の懸濁液を得た
。ペレットを上述の被覆用の懸濁液でコーティング層の
重量が被覆された粒子全体の、29.4wt%になる寸
で被覆した。
L−リジンカルバミン酸のL−リジン塩はMcdoug
al+緩衝溶液中39℃でニゲ時間振盪後、/ 00.
0係が保持されていた。また、C1ark−L−リジン
カルバミン酸のL−リジン塩30J、ポリビニルピロリ
ドン(K−qo)、?f、シリカigg−を乳鉢で混合
することによりほぼ均質な混合物を得た。この粉末状混
合物にエチルアルコール3乙1を良く練り合わせてパテ
状KUた。これを実施例/と同様な方法で造粒し。
g〜9メツシュ(X、Oθ〜2.3 g mMφ)の範
囲のペレットを得た。これを実施例/と同一の被覆用懸
濁液でコーティング層の重量が被覆された粒子全体の3
0.:1wt%になるまで被覆I〜た。
L −IJリジンカルバミン酸L−リジン塩はMcdo
ugall緩衝溶液中39℃で、2J1時間振盪後、g
 x、s%が保持されていたofた、C1ark−Lu
bs緩衝溶液中で39℃でコ時間振盪することによりL
−リジンカルバミン酸のL−リジン塩は9り1g%、3
時間振盪することにより100.θ係溶出した。
〔実施例ダ〕
L−リジンカルバミン酸のし一リジン塩5Of、ポリビ
ニルピロリドン(K−qo)sg−1炭酸カルシウム3
0’i/−を乳鉢で混合することによりほぼ均質な混合
物を得た。このノ粉末状混合物に水2Ofを良く練り合
わせてパテ状にした。これを実施例7と同様な方法で造
粒し、g〜9メツシュ(,2,o o〜2.3g簡φ)
範囲のペレットを得た。
このようにして得られた粒子の被覆に用いる溶液の調整
は、次の方法によった。すなわち、りOwt%のニービ
ニルピリジンと30wt%のスチレンとの共重合体(エ
タノール中0.S7/dlテノ還元粘度: 77sd/
c = 0.’l ’7 )  3.0 ji’、アル
ミニウム粉末3.2!;f、タルク粉末3.2 !; 
’i−、ステアリン酸o、s yの混合物にエチルアル
コール乙01を加えて室温下、3時間攪拌し被覆用の懸
濁液を得た。粒子を上述の被覆用の懸濁液−20= でコーティング層の重量が被覆された粒子全体の32゜
Owt%になるまで被覆した。
L−リジンカルバミン酸の   ′ ”−5L−リジン
塩はMcdougall緩衝溶液中39℃で2弘時間振
盪後、9 /、1%が保持されていた。
また、C1ark−Lubs  緩衝溶液中で39℃で
3時間振盪することによりL−リジンカルバミン酸のし
一リジン塩は9 !r、、2 %溶出した。
〔実施例S〕
実施例ヶにおいて被覆剤のみを変更し、実施例コで用い
たものと同一の被俊剤を30.Owt%コーティングし
た。L−リジン塩はMcdougall緩衝溶液中、?
qT:でニゲ時間振盪後、’gc、2係が保持されてお
り、良好な保護性を示した。また、C1ark−Lub
s  緩衝溶液中で39℃で1時間振盪することによシ
ト−リジンおよびL−リジン塩は合計して19LO%、
ユ時間振盪することにより/ 00.0%溶出し、崩壊
性は極めて良好であった。
〔比較例1〕 L −!J シンー塩酸塩乙o1、ポリビニルピロリド
ン(K−90)!rg−、タルク1oy−、エチルアル
コールisg−を少しずつ加えながら良く練り合せてパ
テ状にした。これを実施例1と同様な方法で造粒し、g
−9メツシユ(S、OO−,2,3g rLrlnφ)
の範囲の粒子を得た。実施例1で用いたものと同一の被
覆用の懸濁液で被覆し、コーティング層の重量が被覆さ
れた粒子全体の30、Owt%になるまで被覆した。
このようにして得られたL−リジン塩を核とする粒子は
Mcdougall緩衝溶液中39℃で2グ時間振盪後
、L  IJリジン塩酸塩をユg、o%保持していたに
すぎない。
また、C1ark−Lubs  緩衝溶液中で、?qC
で2時間振盪することによりL−リジン塩はioo、。
・%溶出した。
実施例Sと比較してL−リジンカルバミン酸のI、 −
IJリジン塩配合されていないために保護性が著しく損
なわれている。
〔比較例コ〕
■、−リジン−塩酸塩ss、bg−1L−リジン塩基q
グ、lIy、ポリビニルピロリドン(K−qo)5g−
、シリカ5sLi−を乳鉢で混合することによりほぼ均
質な混合物を得た。この、粉末状混合物に水iig−を
良く練シ合わせてパテ状にした。
これを実施例/と同様な方法で造粒し、g〜9メツシュ
(:1.OO〜2.3 g aφ)の範囲のベレットを
得た。これを実施例1と同〆の被覆用懸濁液で、コーテ
ィング層の重量が被覆された粒子全体のユ9.4(wt
%になる寸で被覆した。
このようにして得られたし一リジンー塩酸塩と等モルの
L−リジン塩基を核とする粒子はMcdougall緩
衝溶液中39Cで、27時間振盪後、I、  IJレジ
ン類5g、3%が保持されていたにすぎない。また、C
1ark−Lubs  緩衝溶液中で39℃で3時間振
盪することによりL−リジン類はり6.グ係、11時間
振盪することにより92.7%が溶出した。
このことは、塩基性物質としてL−リジン塩−23= 基を加えても第−胃での保護性が低く、また第四胃での
放出性は加えない場合と比較して低下することを示して
いる。
〔実施例6〕 L−オルニチンカルバミン酸のL−オルニチン塩301
.ポリビニルピロリドン(K−qo)31、シリカig
g−を乳鉢で混合することによりほぼ均質な混合物を得
た。この、粉末状混合物にエチルアルコール3bflを
良く練9合わせてパテ状にした。これを実施例1と同様
な方法で造粒し、g〜9メツシュ(2,00〜2.3g
rMnφ)の範囲のペレットを得た。これを実施例1と
同一の被覆用懸濁液でコーティング層の重量が被覆され
た粒子全体の30゜Owt%になる壕で被覆した。
L−オルニチンカルバミン酸のL−オルニチン塩はMc
dougall緩衝溶液中39℃で、21I時間振盪後
、gユ0.S′係が保持されていた。また、C1ark
−Lubs  緩衝溶液中で39℃で2時間振盪するこ
とによりL−オルニチンカルバミン酸のL−オルニチン
塩はq tt、s %、3時間振盪することにより/ 
00.0%溶出した。
〔実施例り〕
DL−メチオニン!;07.L−リジンカルバミン酸の
L−リジン塩iog−、ポリビニルピロリドン(K−9
0)jtf、タルクiog−、エチルアルコールisg
−を少しずつ加えながら良く練り合せてパテ状にした。
これを実施例/と同様な方法で造粒し、g−9メツシユ
(、X、OO−ユ。3g−φ)の範囲の粒子を得た。実
施例ユで用いたものと同一の被覆用の懸濁液で被覆し、
コーティング層の重量が被覆された粒子全体の30、O
wt%になる寸で被覆した。
DL−メチオニンおよびL−リジン塩はMcdouga
ll緩衝溶液中39℃で2を時間振盪後、q o、p 
%が保持されていた。また、C1ark−Lubs緩衝
溶液中で39℃で1時間振盪することによ1) D、L
−メチオニンおよびL−リジン塩はioo、。
多溶出した。
〔試験方法〕
内容積300m1の三角フラスコに実施例で得られた反
芻動物用栄養剤/7を加え第一胃液に※1 対応するMcdougall  人工唾液または第四胃
液※2 に対応するC1ark−Lubs  の人工胃液:L 
00 mlをそれぞれ加え、39±0.S ℃の恒温槽
中、振幅グーで一分間に91回の往復振動を与えつつ、
振盪した。
Mcdougall緩衝溶液では、2ダ時間後、C1a
rkLubs  の緩衝溶液では3時間後の塩基性アミ
ノ酸塩の溶出率は高速液体クロマトグラフィーを用いて
定量した。
※l  Mcdougall緩衝溶液 炭酸水素ナトリウムク、ll−3g−5燐酸二ナトシウ
ム・乙水塩0./ Og−1塩化カルシウム0゜059
−を水/1に溶解し、炭酸ガスを飽和させて調整した(
PH4゜g)。
※2  C1ark−Lubs緩衝溶液0、二N塩化カ
リウムsomttおよびO,ユN塩酸lθ、乙−を水/
 39.Il−に加えて調整した。
(発明の効果) 本発明により第−胃で安定でかつ第四胃以降の消化器管
内で高い効率で消化もしくは吸収されるよう保護した反
芻動物用飼料添加組成物を得ることができる。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)塩基性アミノ酸のカルバミン酸塩を含有する核を
    pH5以下の酸性領域で水に溶解もしくは膨潤する合成
    高分子の少なくとも一種の被覆剤で被覆してなる反芻動
    物用飼料添加組成物。
  2. (2)塩基性アミノ酸のカルバミン酸塩が、リジンカル
    バミン酸のリジン塩、オルニチンカルバミン酸のオルニ
    チン塩、ヒドロキシリジンカルバミン酸のヒドロキシリ
    ジン塩からなる群より選択される一種または二種以上で
    ある特許請求の範囲第1項記載の組成物。
  3. (3)被覆剤使用割合が核100重量部に対し10〜2
    00重量部である特許請求範囲第1項記載の動物用飼料
    添加組成物。
  4. (4)反芻動物が牛、羊、山羊である特許請求範囲第1
    項記載の動物用飼料添加組成物。
  5. (5)被覆剤がジメチルアミノエチルメタクリレートと
    (メタ)アクリル酸アルキルエステルよりなる共重合体
    、または2−メチル−5−ビニルピリジン、2−ビニル
    ピリジン、4−ビニルピリジン、2−ビニル−6−メチ
    ルピリジン、2−ビニル−5−エチルピリジンの群から
    選ばれたビニルピリジン類と(メタ)アクリル酸アルキ
    ルエステル、(メタ)アクル酸、アクリロニトリルの群
    から選ばれたアクリル化合物あるいはスチレンとの共重
    合体である特許請求範囲第1項記載の動物用飼料添加組
    成物。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019083738A (ja) * 2017-11-07 2019-06-06 株式会社 高千穂 家畜の飼育方法および家畜用飼料

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JP2019083738A (ja) * 2017-11-07 2019-06-06 株式会社 高千穂 家畜の飼育方法および家畜用飼料

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