JPS6324387A - 自動券売機の放出装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （発明の分野） この発明は、入場券や乗車券等（以下「乗車券類」とい
う）の自動券売機の放出装置に関し、特に乗車券類を一
括放出するための装置に関する。

（従来技術とその問題点） 現在の乗車券類の自動券売買の中には、乗車券を１枚ず
つだ（プでなく同種の乗車券類を複数枚同時に発券でき
る煎能を備えているものも必る。ところが、この複数枚
同時発見の場合は、トレイ上に１枚ずつ放出するように
なっている。このため、強風があった場合には散逸する
こともおり問題がおった。

また、１〜レイ上に散らばった乗車券類を集めなければ
ならず、特にトレイ上に釣銭も放出される場合には乗車
券類の受取に不便がおった。

（発明の目的） この発明は、係る問題点に、鑑みてなされたもので必っ
て、複数枚の乗車券類を一括して購入者に渡すことがで
きる自動券売機の放出装置の提供を目的とする。

（発明の構成と効果） この発明は上記の目的達成のため、乗車券類を搬送する
搬送手段の先端方向に設けられた乗車券類を積層するた
めのスタック部と、このスタック部の乗車券類を繰り出
すための繰り出しローラと、前記搬送手段の先端方向と
反対側に位置し搬送されてきた乗車券類の移動を停止す
るとともに繰り出しローラで繰り出された乗車券類を把
持するための把持ローラと、前記スタック部に積層され
た乗車券類を検知することにより前記繰り出しローラを
作動せしめて乗車券類を放出口側に繰り出すとともに前
記把持ローラを基板から離間せしめる手段と、乗車券類
が放出口側に搬送位置したとき前記把持口〜うを基板側
に押圧する手段とを具備したことを特徴とする。

このような構成のため、スタック部に積層された複数枚
の乗車券類は、端が揃えられ、そのまま放出口に移動し
て把持される。したがってたとえ強風があっても散逸の
おそれはなく、しかも購入者は一括して受取ることがで
きる効果がある。

（実施例の説明） 以下、この発明の一実施例を図面に基づいて詳細に説明
する。

第１図はこの発明に係る乗車券類の放出装置を備えた自
動券光臨の発券装置部分を示す概略側面図でおる。

公知のように、発見装置１はロール紙ホルダ２に懸架さ
れているロール紙３があって、そのロール紙３の一端が
ガイドローラ４，４・・・によりカッター５に送られる
ようになっている。このカッター５では、ロール紙を所
定のＸＪ法に切断し、その切断された紙片はガイドロー
ラにより印字部６に送られる。この印字部６では、例え
ばＦナーマルヘッドを用いた感熱印呻１手段により、所
定の金額等が印刷される。印刷の完了した紙片は乗車券
類として完成する。この乗車券類は、後）ボの搬送手段
側にメインロール７と小ロール８，８・・・に挾持され
て送り込まれるが、この送り込みの途中で、磁気ヘッド
９により、送り込み中の乗車券類に所定の磁気情報をエ
ンコードする。そして次いで磁気ヘッド９により、磁気
情報を読取る。この読取り終了した乗車券類は、搬送手
段１１に受は渡される。搬送手段１１はメインベルト１
２とこのベルトの上面および下面に接する補助ベル１〜
１３．］４により構成されている。したがって磁気ヘッ
ド９で読取り完了した乗車券類は、メインベルト］２と
補助ベルト１３に挾持されて移動し、次工程の本発明に
係る放出装置２０へと移送される。

なお、図中１５はフラッパー１６を操作するためのソレ
ノイドであって、磁気ヘッド９が読取った磁気情報が誤
りの判定でおったり、またはその乗車券類が試刷券であ
る場合に励［競して、フランパー１６を立てて、その乗
車券類を放出装置２０へ移動するのを阻止し、メインベ
ルト１２と補助ベルト１４間に挾持させる働きをする。

これにより、その試刷券等の乗車券類は放出装置２０へ
移送されることなく回収箱１７に回収される。

なお、１８は放出装置２０に連絡している放出口１９を
有するトレイである。

第２図は本発明に係る放出装置２０の詳細を示す側面図
でおる。図中２１．２２は、前述したメインベル１〜１
２．補助ベル１へ１３のそれぞれのブー１）で必る。２
３はローラであって、プーリ２１の回転がベルト２４を
介して回転するようになっている。このローラ２３の上
方に間隔を保って回転可能にアーム２５に軸支されてい
るローラ２６が設けられていて、このローラ２６と前）
ホのローラ２３とで繰り出しローラを構成している。ロ
ーラ２６は、アーム２５がソレノイド２７の吸引動作に
よりローラ２３側に移動するようになっている。これは
、アーム２５がピン２８に回動自在に支持されている一
方、ローラ２６と反対側は、ソレノイド２７０ロンド２
７ａへ連結されているアーム２９とピン３０で回動自在
に連結されているからでおる。

３］は逆し字形のアーム３２に回動自在に設けられてい
る把持ローラで、アーム３２は常にスプリング３３によ
って基板３４に押圧されている。

また、このアーム３２は、ピン３４により前述したソレ
ノイド２７のアーム２９と回転自在に連結されていると
ともに、把持ローラ３１と反対側はピン３５により回転
自在に支持されている。したがってソレノイド２７が吸
引動作を行なうと、ローラ２６はピン２８を支点として
ローラ２３側に下降するとともに、把持ローラ３１はピ
ン３６を支点として基板３４から離れるように作用する
。

このため搬送手段ゴ１から搬送されてぎた乗車券類ａは
、把持ローラ３１が基板３４を押圧している間は、把持
ローラ３１で乗゛車券類の移動を停止するストッパの役
目をする。したがって把持ローラと搬送手段間は乗車券
類を積層するためのスタック部すを構成することとなる
。

なお、図中３６はスタック部すに乗車券類を順次上に積
層するためのガイド板であり、Ｓ１〜Ｓ３はセンサを示
している。このうちセンサＳ１は、搬送手段１１が搬送
してきた乗車券類を計数するためのものでおり、センサ
Ｓ２は、繰り出しローラ２３．２６に位置する乗車券類
を検出するものであり、そしてセンサＳ３は把持ローラ
３１に位置する乗車券類を検出するためのものである。

第３図はこの発明の電気的構成を示すブロック図であっ
て、マイクロプロセッサ等からなるＣＰＵ４０と、前記
センサＳ１．Ｓ２．Ｓ３を接続するためのインターフェ
イス４１を有している。また、ＣＰＵ４０では別のイン
ターフェイス４２を介して前記したローラ２６と把持ロ
ーラ３１を動作させるためのソレノイド２７が接続され
ているとともに、購入される乗車券等の枚数を記憶する
メモリ４３が接続されている。

次に本発明を第４図のフローチャートを基に、第５図（
ａ）〜（Ｃ）の動作の説明図を参照しながら説明する。

まず、乗車券類の購入者が券売機本体に付いている購入
ボタン〈図示せず）を押すと、券購入か否かを判断しく
ステップ（以下ｒｓＴＪと記す）１）、イエス（Ｙ）の
場合は購入記憶枚数がメモリ４３に記憶される（Ｓｒ２
＞。そして発券装置１から、乗車券類ａが発券され（Ｓ
ｒ３）　、発券枚数はセンサＳ１により計数される（Ｓ
ｒ１）。

このＳｒ１では、購入枚故記憶分だけ発券したかどうか
を判断し、ノー（Ｎ＞の場合は、発券（Ｓｒ３）を繰り
返し、イエス（Ｙ）の場合は、発券終了（Ｓｒ５）に移
り、所定枚数の乗車券類ａはスタック部すに積層される
（第５図（ａ））。所定枚数の発券が終了すると、ソレ
ノイド２７が励磁してロンド２７ａを吸引しく５Ｔ６）
　、ローラ２６を下降させるとともに把持ローラ３１を
持ち上げる。これにより積層された乗車券類ａは、ロー
ラ２６とローラ２３に挾持されて一括してトレイ側の放
出口１９に搬送される（Ｓｒ７および第５図（ｂ））。

この搬送状態はセンサＳ２により検出され（Ｓｒ８）、
搬送状態が所定量と判断されれば（イエス（Ｙ））でお
れば）、次のステップのＳｒ１に移り、ノー（Ｎ）のと
きはＳｒ７に戻り所定量搬送されるまで、搬送が繰り返
される。

そして、所定量の搬送の後は、ソレノイド２７の励磁を
解き、把持ローラ３１を下降ざ己る（Ｓｒ１）。その下
降はスプリング３３で押圧されるので、乗車券類ａは基
板３４と把持ローラ２６とで適当な力で把持される（第
５図（Ｃ））。この状態で乗車券類ａが渡せる状態とな
る。そして購入者に（友き取られたか否かをセンサＳ３
により検知して判断しく５Ｔ１０）、イエス（Ｙ）の場
合は次の購入待ちの状態になる（スタートに戻る）。

またノー（Ｎ＞の場合は、購入者が後き取るまで、その
状態を維持する。

以上の実施例では乗車券類を同時に複数枚購入する例を
示したが、１枚の場合であっても同様に把持することは
いうまでもない。したがって、本発明によれば、購入し
た乗車券類は１へレイの放出口に把持されているので極
めて容易に購入者が受取ることができる。

【図面の簡単な説明】

図面は、この発明の一実施例を示すもので必って、第１
図は本発明に係る放出装置を備えた自動券売筬の発券装
置部分を示丈＆、［側面図、第２図は放出装置の詳細を
示す側面図、第３図は電気的構成を示ずブロック図、第
４図は放出装置の動作のフローチャートおよび第５図は
動作の説明図である。 １・・・・・・・・・・・・・・・発券装置１１・・・
・・・・・・・・・搬送手段２５．２６・・・ローラ ３１・・・・・・・・・・・・把持ローラａ・・・・・
・・・・・・・・・・乗車券類ｂ・・・・・・・・・・
・・・・・スタック部Ｓ１〜Ｓ３・・・センサ 第３図 （ｔ’ンか）　　　　（１＋ン寸）　　　（℃ンサン手
続補正書 昭和６１年１０月７日 特願昭６１−１６７５８２号 ２、発明の名称 自動券売機の放出装置 ３、補正をする者 事件との関係　　特許出願人 住　所　　京都市右京区花園土堂町１０番地名　称　　
（２９４）立石電機株式会社代表者　立　西　孝　雄 ４、代理人〒１０１ 住　所　　東京都千代田区内神田１丁目１５番１６号５
、補正命令の日付　　（自発） ６、補正の対象　　　　　　　　　　　　　　　　　７
．？−一“７、補正の内容 （１）明細書第４頁第８行目「発見装置」を「発券装置
」に訂正する。 （２）明細書第５頁第２行目「ヘッド９」を［ヘッド１
０Ｊに訂正する。 （３）明細書第６頁第４行目「プーリ２１」を「プーリ
２２」に訂正する。 （４）明細書第７頁第６行目「ピン３６」を「ピン３５
」に訂正する。 （５）明細書第９頁第２０行目「ローラ２６」を「ロー
ラ３１」に訂正する。 （６）第２図を別紙の通りに訂正する。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）乗車券類を搬送する搬送手段の先端方向に設けら
   れた乗車券類を積層するためのスタック部と、 このスタック部の乗車券類を繰り出すための繰り出しロ
   ーラと、 前記搬送手段の先端方向と反対側に位置し搬送されてき
   た乗車券類の移動を停止するとともに繰り出しローラで
   繰り出された乗車券類を把持するための把持ローラと、 前記スタック部に積層された乗車券類を検知することに
   より前記繰り出しローラを作動せしめて乗車券類を放出
   口側に繰り出すとともに前記把持ローラを基板から離間
   せしめる手段と、 乗車券類が放出口側に搬送位置したとき前記把持ローラ
   を基板側に押圧する手段とを具備したことを特徴とする
   自動券売機の放出装置。