JPS6324371B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6324371B2 JPS6324371B2 JP58235894A JP23589483A JPS6324371B2 JP S6324371 B2 JPS6324371 B2 JP S6324371B2 JP 58235894 A JP58235894 A JP 58235894A JP 23589483 A JP23589483 A JP 23589483A JP S6324371 B2 JPS6324371 B2 JP S6324371B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- base
- roll
- nonwoven fabric
- net
- bonding
- Prior art date
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- Expired
Links
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Landscapes
- Carpets (AREA)
- Central Heating Systems (AREA)
- Synthetic Leather, Interior Materials Or Flexible Sheet Materials (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は下地に反毛を用いた電気カーペツトの
製造方法に関するものである。
製造方法に関するものである。
例えば従来の電気カーペツトは第1図に示す如
く、表面にヒータ線41を多数平行に埋込んだ下
地42上に不織布43を接着してヒータ線41を
下地42に固定し、この不織布43上に不織布4
4、化繊綿45及び化粧地46を重ねて一体に縫
着した表地47を、前記不織布43,44同士を
接着剤を用いて接合せしめることにより一体に固
定して構成されている。ところでこのようなカー
ペツト用の下地としては断熱性、弾性及び耐熱性
に優れ、しかも安価であることからぼろ布等を繊
維状に解きほぐしたものを所要厚さに重ね、これ
にニードルパンチを施してフエルト状に固めた、
所謂反毛をカーペツトの大きさに合せて切断した
後ホツトプレスにて表、裏面を焼き固めて製造し
ている。
く、表面にヒータ線41を多数平行に埋込んだ下
地42上に不織布43を接着してヒータ線41を
下地42に固定し、この不織布43上に不織布4
4、化繊綿45及び化粧地46を重ねて一体に縫
着した表地47を、前記不織布43,44同士を
接着剤を用いて接合せしめることにより一体に固
定して構成されている。ところでこのようなカー
ペツト用の下地としては断熱性、弾性及び耐熱性
に優れ、しかも安価であることからぼろ布等を繊
維状に解きほぐしたものを所要厚さに重ね、これ
にニードルパンチを施してフエルト状に固めた、
所謂反毛をカーペツトの大きさに合せて切断した
後ホツトプレスにて表、裏面を焼き固めて製造し
ている。
しかしこのようにして製造される下地は反毛の
表面を焼き固めるものであるため美観に乏しく、
裏面とはいえ美しさを要求される現在では美的処
理の要望が強いが、着色が難しいこと、また経時
脱毛が生じ易いこと、更に製造設備が大嵩にな
り、しかも作業能率が低いことなどの問題があつ
た。
表面を焼き固めるものであるため美観に乏しく、
裏面とはいえ美しさを要求される現在では美的処
理の要望が強いが、着色が難しいこと、また経時
脱毛が生じ易いこと、更に製造設備が大嵩にな
り、しかも作業能率が低いことなどの問題があつ
た。
本発明はかかる事情に鑑みなされたものであつ
て、その目的とするところは下地の下面に織布、
不織布等の裏当地を接合して下地の脱毛防止を図
ると共に、カビ等の防菌性も付与出来、更に下地
自体の製造を連続的に効率よく行えるようにした
電気カーペツトの製造方法を提供するにある。本
発明に係る電気カーペツトの製造方法は、反毛製
の下地を有する電気カーペツトを製造する方法に
おいて、帯状の下地の下面に接着用フイルムを挟
んで帯状の裏当地を重ね、これをカレンダーロー
ル間に通して下地の前記下面に防菌ネツトを接着
せしめると共に、下地の上面にアニール加工を施
す工程と、前記下地の上面にヒータ線を配して不
織布を接着する工程及び予め形成した不織布を含
む表地をその不織布と前記不織布とを接合せしめ
て下地と一体に接着する工程とを含むことを特徴
とする。
て、その目的とするところは下地の下面に織布、
不織布等の裏当地を接合して下地の脱毛防止を図
ると共に、カビ等の防菌性も付与出来、更に下地
自体の製造を連続的に効率よく行えるようにした
電気カーペツトの製造方法を提供するにある。本
発明に係る電気カーペツトの製造方法は、反毛製
の下地を有する電気カーペツトを製造する方法に
おいて、帯状の下地の下面に接着用フイルムを挟
んで帯状の裏当地を重ね、これをカレンダーロー
ル間に通して下地の前記下面に防菌ネツトを接着
せしめると共に、下地の上面にアニール加工を施
す工程と、前記下地の上面にヒータ線を配して不
織布を接着する工程及び予め形成した不織布を含
む表地をその不織布と前記不織布とを接合せしめ
て下地と一体に接着する工程とを含むことを特徴
とする。
以下本発明をその実施例を示す図面に基づき具
体的に説明する。第2図は本発明方法によつて製
造される電気カーペツト(以下本発明品という)
の模式的断面図であり、図中30は下地、31は
ヒータ線、32は不織布、33は表地を示してい
る。下地30は反毛製であり、その表面にヒータ
線31が多数平行に半ば埋め込まれ、表面前面に
わたつて不織布32が接着され、この不織布32
上に不織布33a、化繊綿33b及び化粧地33
cを一体に縫着した表地33がその不織布33a
を前記不織布32と接着せしめることにより下地
30に一体に重合固定されており、この構成は第
1図に示す従来の電気カーペツトの構成と同じで
ある。そして本発明品にあつては前記下地30の
下面全面にわたつて比較的目の細かいネツト製の
裏当地34が接着せしめられている。この裏当地
34の材質、形状については特に限定するもので
はなく、例えば防菌ネツト、アルミシートにネツ
トを貼り合わせたもの等が用いられる。
体的に説明する。第2図は本発明方法によつて製
造される電気カーペツト(以下本発明品という)
の模式的断面図であり、図中30は下地、31は
ヒータ線、32は不織布、33は表地を示してい
る。下地30は反毛製であり、その表面にヒータ
線31が多数平行に半ば埋め込まれ、表面前面に
わたつて不織布32が接着され、この不織布32
上に不織布33a、化繊綿33b及び化粧地33
cを一体に縫着した表地33がその不織布33a
を前記不織布32と接着せしめることにより下地
30に一体に重合固定されており、この構成は第
1図に示す従来の電気カーペツトの構成と同じで
ある。そして本発明品にあつては前記下地30の
下面全面にわたつて比較的目の細かいネツト製の
裏当地34が接着せしめられている。この裏当地
34の材質、形状については特に限定するもので
はなく、例えば防菌ネツト、アルミシートにネツ
トを貼り合わせたもの等が用いられる。
第3図は本発明に係る電気カーペツト製造方法
における、特に下地の製造工程の一部を示す模式
図であり、図中1,2は下地30の繰出しロー
ル、3は接着用フイルムロール、4は裏当地とし
てのネツト用ロールを示している。各下地用繰出
ロール1,2は台車1a,2aに載架されてロー
ル1,2の集積所から運ばれて、所定場所に位置
決めされ、或いは別の台車で運んできた後、後述
するクレーン9を用いて台車1a,2a上に載架
される。繰出しロール1,2のいずれか一方は予
備として用意され、一方のロール1又は2からの
繰出しが終了すると他方のロール2又は1から下
地を繰り出し、この間台車1a又は2aには新た
なロールが用意されるようになつている。各ロー
ル1,2にはぼろ布等を繊維状に解きほぐして所
要厚さに重ねて圧縮し、これにニードルパンチを
施して所要厚さの帯状とした反毛製のフエルト状
下地30が巻き取られており、ピンチロール5に
て所定の速度で引き出され、ガイドロール6a,
6bを経た位置でその上面に接着用フイルムFが
重ね合される。接着用フイルムFはスタンド7の
上部に載架されているロール3に巻回収容されて
おり、ここからガイドロール6cを経て押えロー
ル8により下地30上に重ね合される。
における、特に下地の製造工程の一部を示す模式
図であり、図中1,2は下地30の繰出しロー
ル、3は接着用フイルムロール、4は裏当地とし
てのネツト用ロールを示している。各下地用繰出
ロール1,2は台車1a,2aに載架されてロー
ル1,2の集積所から運ばれて、所定場所に位置
決めされ、或いは別の台車で運んできた後、後述
するクレーン9を用いて台車1a,2a上に載架
される。繰出しロール1,2のいずれか一方は予
備として用意され、一方のロール1又は2からの
繰出しが終了すると他方のロール2又は1から下
地を繰り出し、この間台車1a又は2aには新た
なロールが用意されるようになつている。各ロー
ル1,2にはぼろ布等を繊維状に解きほぐして所
要厚さに重ねて圧縮し、これにニードルパンチを
施して所要厚さの帯状とした反毛製のフエルト状
下地30が巻き取られており、ピンチロール5に
て所定の速度で引き出され、ガイドロール6a,
6bを経た位置でその上面に接着用フイルムFが
重ね合される。接着用フイルムFはスタンド7の
上部に載架されているロール3に巻回収容されて
おり、ここからガイドロール6cを経て押えロー
ル8により下地30上に重ね合される。
次いでガイドロール6d,6e,6fを経た位
置でフイルムF上に更にネツトNが重ね合され
る。ネツトNはクレーン9用の機枠10を利用し
てこれに載架されたロール4に巻回収容されてお
り、ガイドロール6g,6hを経てプレス装置1
1にて下地30上のフイルムF上に圧縮されて重
ね合される。プレス装置11は下地30の移動域
の上、下に臨ませたロール11u,11dからな
り、上部ロール11uは上、下動可能に指示され
ており、下地30及びこの上面に重ねた接着フイ
ルムF、ネツトNを合せて所定の圧力で加圧する
ようにしてある。次いでプレス装置11を経た下
地30等はアニール加工のためのアニール装置1
2に導入される。
置でフイルムF上に更にネツトNが重ね合され
る。ネツトNはクレーン9用の機枠10を利用し
てこれに載架されたロール4に巻回収容されてお
り、ガイドロール6g,6hを経てプレス装置1
1にて下地30上のフイルムF上に圧縮されて重
ね合される。プレス装置11は下地30の移動域
の上、下に臨ませたロール11u,11dからな
り、上部ロール11uは上、下動可能に指示され
ており、下地30及びこの上面に重ねた接着フイ
ルムF、ネツトNを合せて所定の圧力で加圧する
ようにしてある。次いでプレス装置11を経た下
地30等はアニール加工のためのアニール装置1
2に導入される。
アニール装置12はそのハウジング12a内に
大、小各2基のカレンダーロール13,14,1
5,16がこの順序で夫々その中心位置を上、下
方向及び下地30の移動方向に適長寸法位置をず
らして配設されており、各ロール13,14,1
5,16の内部にはガスバーナ13a,14a,
15a,16aが中心軸と平行に各2台づつ配設
され、また各カレンダーロール13,14,1
5,16の外周には夫々、下地30等をカレンダ
ーロール13,14,15,16に押し付けるた
めの駆動ローラ13b,14b,15b,16b
が複数個づつ臨ませてある。各ガスバーナー13
a,14a,15a,16aはその一端部を図示
しない支承部に固定され、各他端部をカレンダー
ロール13,14,15,16内に挿入してあ
り、回転するカレンダーロール13等をその内周
面から加熱し、カレンダーロール13は200〜240
℃程度に、またカレンダーロール14は200〜230
℃程度に、カレンダーロール15は220〜230℃程
度に、更にカレンダーロール16は180〜200℃程
度に維持されるようになつている。
大、小各2基のカレンダーロール13,14,1
5,16がこの順序で夫々その中心位置を上、下
方向及び下地30の移動方向に適長寸法位置をず
らして配設されており、各ロール13,14,1
5,16の内部にはガスバーナ13a,14a,
15a,16aが中心軸と平行に各2台づつ配設
され、また各カレンダーロール13,14,1
5,16の外周には夫々、下地30等をカレンダ
ーロール13,14,15,16に押し付けるた
めの駆動ローラ13b,14b,15b,16b
が複数個づつ臨ませてある。各ガスバーナー13
a,14a,15a,16aはその一端部を図示
しない支承部に固定され、各他端部をカレンダー
ロール13,14,15,16内に挿入してあ
り、回転するカレンダーロール13等をその内周
面から加熱し、カレンダーロール13は200〜240
℃程度に、またカレンダーロール14は200〜230
℃程度に、カレンダーロール15は220〜230℃程
度に、更にカレンダーロール16は180〜200℃程
度に維持されるようになつている。
アニール装置12内に導入された下地は先ず接
着フイルムF、ネツトNを重ね合せた面がカレン
ダーロール13の外周面に巻き掛けられ、接着フ
イルムFを溶融させてネツトNと下地30とが予
備接着され、次いでカレンダーロール14にネツ
トNを配し側と反対側の面、即ち下面が巻き掛け
られて下地30下面に対する一次のアニール処
理、即ち焼き固め処理が施される。再び下地30
におけるネツトNを予備接着してある上面側がカ
レンダーロール15に巻き掛けられ、下地30に
対しネツトNを十分に接着せしめ、次いでカレン
ダーロール16に巻き掛けられて下地下面に対す
る二次アニール処理を施してハウジング12aか
ら導出される。ハウジング12aを出た下地30
等は冷却器17に通された60℃程度に迄冷却さ
れ、熱収縮の復元を防止された後、ルーパ18を
経て巻き取りロール19に巻き取られる。
着フイルムF、ネツトNを重ね合せた面がカレン
ダーロール13の外周面に巻き掛けられ、接着フ
イルムFを溶融させてネツトNと下地30とが予
備接着され、次いでカレンダーロール14にネツ
トNを配し側と反対側の面、即ち下面が巻き掛け
られて下地30下面に対する一次のアニール処
理、即ち焼き固め処理が施される。再び下地30
におけるネツトNを予備接着してある上面側がカ
レンダーロール15に巻き掛けられ、下地30に
対しネツトNを十分に接着せしめ、次いでカレン
ダーロール16に巻き掛けられて下地下面に対す
る二次アニール処理を施してハウジング12aか
ら導出される。ハウジング12aを出た下地30
等は冷却器17に通された60℃程度に迄冷却さ
れ、熱収縮の復元を防止された後、ルーパ18を
経て巻き取りロール19に巻き取られる。
ルーパ18はスタンド18aの上部に配したロ
ール18b,18c,18d、スタンド18aに
上、下方向移動可能であつて、且つ所定の荷重に
より常時下方に付勢されたロール18e,18f
との間に上、下方向に蛇行させた状態に巻き掛
け、下地30の移動速度のばらつきによる下地の
たるみ、緊張を吸収緩和して所定張力を付与しつ
つ下地30を巻取りロール19に巻き取らせるよ
うにしてある。巻取りロール19はスタンド19
aに上、下移動可能に軸支されており、その外周
面に転接させた一対の駆動ロール19b,19b
にて回転駆動されて下地30を巻き取るようにな
つている。
ール18b,18c,18d、スタンド18aに
上、下方向移動可能であつて、且つ所定の荷重に
より常時下方に付勢されたロール18e,18f
との間に上、下方向に蛇行させた状態に巻き掛
け、下地30の移動速度のばらつきによる下地の
たるみ、緊張を吸収緩和して所定張力を付与しつ
つ下地30を巻取りロール19に巻き取らせるよ
うにしてある。巻取りロール19はスタンド19
aに上、下移動可能に軸支されており、その外周
面に転接させた一対の駆動ロール19b,19b
にて回転駆動されて下地30を巻き取るようにな
つている。
巻取りロール19に巻き取られたネツトNを接
着されている下地30は巻取りロール19と共に
別工程に運ばれ、ここでカーペツトの広さに合わ
せて裁断され、次いでネツトNを接着した側と反
対側の面にヒータ線31が一定間隔で多数平行に
半ば埋め込んだ状態で配設され、その表面に不織
布32を接着し、ヒータ線31を下地30に一体
に固定する。次いで予め不織布33a,化繊綿3
3b、及び化粧地33cを重ね合わせ縫着して形
成した表地33を、その不織布33aと下地30
の不織布32とを接着剤にて接着せしめ、一体的
に固定して電気カーペツトに製作される。
着されている下地30は巻取りロール19と共に
別工程に運ばれ、ここでカーペツトの広さに合わ
せて裁断され、次いでネツトNを接着した側と反
対側の面にヒータ線31が一定間隔で多数平行に
半ば埋め込んだ状態で配設され、その表面に不織
布32を接着し、ヒータ線31を下地30に一体
に固定する。次いで予め不織布33a,化繊綿3
3b、及び化粧地33cを重ね合わせ縫着して形
成した表地33を、その不織布33aと下地30
の不織布32とを接着剤にて接着せしめ、一体的
に固定して電気カーペツトに製作される。
以上の如く本発明品にあつては電気カーペツト
における反毛製下地の裏面に裏当地を接着せしめ
てあるから下地自体が強化されることは勿論、裏
当地として防菌ネツトを用いたから防臭、防菌を
図ることが出来、或いは断熱性、通気性を付与し
て電気カーペツトとしての機能の向上を図ること
が出来、更に美感を欠く反毛製下地を覆うことに
より、全体の美感、清潔感も得られ、併せて脱毛
も防止することが出来る。更に本発明方法にあつ
てはカレンダーロールを用いて下地面に接着フイ
ルムと裏当地とを重ねた状態で加熱することによ
り下地に対する裏当地の接着と同時に反毛製下地
に対するアニール処理も連続的に行うことが出
来、また下地と表地は夫々に備えた不織布同士を
接合することによつて一体的に固定されるから製
造が容易で生産能率が高いなど、本発明は優れた
効果を奏するものである。
における反毛製下地の裏面に裏当地を接着せしめ
てあるから下地自体が強化されることは勿論、裏
当地として防菌ネツトを用いたから防臭、防菌を
図ることが出来、或いは断熱性、通気性を付与し
て電気カーペツトとしての機能の向上を図ること
が出来、更に美感を欠く反毛製下地を覆うことに
より、全体の美感、清潔感も得られ、併せて脱毛
も防止することが出来る。更に本発明方法にあつ
てはカレンダーロールを用いて下地面に接着フイ
ルムと裏当地とを重ねた状態で加熱することによ
り下地に対する裏当地の接着と同時に反毛製下地
に対するアニール処理も連続的に行うことが出
来、また下地と表地は夫々に備えた不織布同士を
接合することによつて一体的に固定されるから製
造が容易で生産能率が高いなど、本発明は優れた
効果を奏するものである。
第1図は従来品の模式的断面図、第2図は本発
明品の部分破断斜視図、第3図は本発明方法にお
ける下地に対する裏当地の接着工程を示す模式的
側面図である。 1,2……繰出ロール、3……接着用フイルム
ロール、4……ネツト用ロール、5……ピンチロ
ーラ、6a〜6f……ガイドローラ、10……ク
レーン用スタンド、11……プレス装置、12…
…アニール装置、13,14,15,16……カ
レンダーロール、17……冷却器、18……ルー
パ、19……巻取りローラ、30……下地、31
……ヒータ線、32……不織布、33……表地、
F……接着用フイルム、N……ネツト。
明品の部分破断斜視図、第3図は本発明方法にお
ける下地に対する裏当地の接着工程を示す模式的
側面図である。 1,2……繰出ロール、3……接着用フイルム
ロール、4……ネツト用ロール、5……ピンチロ
ーラ、6a〜6f……ガイドローラ、10……ク
レーン用スタンド、11……プレス装置、12…
…アニール装置、13,14,15,16……カ
レンダーロール、17……冷却器、18……ルー
パ、19……巻取りローラ、30……下地、31
……ヒータ線、32……不織布、33……表地、
F……接着用フイルム、N……ネツト。
Claims (1)
- 1 反毛製の下地を有する電気カーペツトを製造
する方法において、帯状の下地の下面に接着用フ
イルムを挟んで帯状の裏当地を重ね、これをカレ
ンダーロール間に通して下地の前記下面に防菌ネ
ツトを接着せしめると共に、下地の上面にアニー
ル加工を施す工程と、前記下地の上面にヒータ線
を配して不織布を接着する工程及び予め形成した
不織布を含む表地をその不織布と前記不織布とを
接合せしめて下地と一体に接着する工程とを含む
ことを特徴とする電気カーペツトの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23589483A JPS60126122A (ja) | 1983-12-13 | 1983-12-13 | 電気カーペットの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23589483A JPS60126122A (ja) | 1983-12-13 | 1983-12-13 | 電気カーペットの製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60126122A JPS60126122A (ja) | 1985-07-05 |
JPS6324371B2 true JPS6324371B2 (ja) | 1988-05-20 |
Family
ID=16992815
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP23589483A Granted JPS60126122A (ja) | 1983-12-13 | 1983-12-13 | 電気カーペットの製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60126122A (ja) |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5025819U (ja) * | 1973-06-29 | 1975-03-25 | ||
JPS5811619B2 (ja) * | 1976-05-26 | 1983-03-03 | オリンパス光学工業株式会社 | 乾式処理ロ−ルフイルムの撮影現像装置 |
JPS5878613A (ja) * | 1981-11-04 | 1983-05-12 | 帝三製薬株式会社 | カ−ペツト |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5811619U (ja) * | 1981-07-15 | 1983-01-25 | 株式会社 大阪西川 | カ−ペツト |
JPS5884231U (ja) * | 1981-12-04 | 1983-06-07 | 東洋クロス株式会社 | 制電性カ−ペツト |
-
1983
- 1983-12-13 JP JP23589483A patent/JPS60126122A/ja active Granted
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5025819U (ja) * | 1973-06-29 | 1975-03-25 | ||
JPS5811619B2 (ja) * | 1976-05-26 | 1983-03-03 | オリンパス光学工業株式会社 | 乾式処理ロ−ルフイルムの撮影現像装置 |
JPS5878613A (ja) * | 1981-11-04 | 1983-05-12 | 帝三製薬株式会社 | カ−ペツト |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS60126122A (ja) | 1985-07-05 |
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