JPS63242528A - ダブルデツキ式段ボ−ルシ−ト製造装置 - Google Patents

ダブルデツキ式段ボ−ルシ−ト製造装置

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JPS63242528A
JPS63242528A JP7562287A JP7562287A JPS63242528A JP S63242528 A JPS63242528 A JP S63242528A JP 7562287 A JP7562287 A JP 7562287A JP 7562287 A JP7562287 A JP 7562287A JP S63242528 A JPS63242528 A JP S63242528A
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facer
corrugated sheet
sided corrugated
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太田 英二
長谷川 一美
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 。
この発明は、いわゆるウェットエンド側となる1基また
は2基のシングルフェーサおよび中芯紙、ライナ敏びに
バックライナを夫々供給する複数基のミルロールスタン
ドを下方に設け、ドライエンド側となる糊付装置および
ダブルフェーサを上方に設置してなるダブルデツキ式段
ボ〒ルシート製造装置において、前記ダブルフェーサに
供給される片面段ボールシートの長手方向両端縁部と、
バックライナの同じく長手方向両端縁部とが不揃いにな
ることなく、いわゆる耳揃えのなされた状態で整列的に
貼合わせがなされる新規な段ボールシート製造装置に関
するものである。
従来技術 両面段ボールシートまたは複両面段ボールシートを連続
的に製造する装置として、一般にコルゲータと称する段
ボールシート製造装置が実用化されている。この段ボー
ルシート製造装置は、膜種の異なる片面段ボールシート
を個別に、または同時に製造するために2基のシングル
フェーサを直列に備え、これらのシングルフェーサの下
流側に、当該シングルフェーサで製造された片面段ボー
ルシートの波形段頂部に糊付けを行なう糊付装置および
糊付けのなされた片面段ボールシートにバックライナを
貼合わせるダブルフェーサ(ヒーティングセクシ目ンお
よびクーリングセクションからなる)が配設され、これ
により製造された両面段ボールシートまたは複両面段ボ
ールシートを、その下流に設けたスリッタ・スコアラに
より所要のスリッティング加工およびスコアリング加工
を施し、次いでデジタルカッタにより切断して所要長の
段ボールシートとし、このシートをシンブリング状態で
搬送した後、下流側に設けたダウンスタッカに積層貯留
するようになっている。
そして従来のコルゲータでは、これら一連の装置が全て
直列に配設されるものであるため、段ボールシート11
2造工場内でのコルゲータライン全体の総延長が、80
m〜100 rnに及ぶ極めて長大な施設となり、大き
なスペースを要する欠点があった。
そこで第1図に示すように1片面段ボールシートを製造
する付帯施設からなるいわゆるウェットエンド側のみを
デツキプレートの下方に配設し、当該デツキプレートの
上方に、片面段ボールシートに糊付けを行なう糊付装置
および片面段ボールシートとバックライナとの貼合わせ
を行なうダブルフェーサからなるドライエンド側を配設
する2段階構成としたダブルデツキ式段ボールシート製
造装置が提案されている。そしてこの構造自体は、例え
ば特開昭50−70195号公報に開示される如く、既
に公知となっている。
本発明は、このダブルデツキ式段ボールシート製造装置
の実施に伴う欠点を解決するべく提案されるものである
ので、その理解に資するため、第1図に示す装置の概略
について説明する。先に触れたように、ダブルデツキ式
段ボールシート製造装置は、いわゆるウェットエンド側
を下方に設置し、その」−ノjにドライエンド側を設置
することにより、コルゲータラインが段ボールシート製
造工場内で占める全長を、極力短縮化することを目的と
して提案されるものである。この図に示す装置では、片
面段ボールシートSFにバックライナBLを貼合わせて
なる両面段ボールシートDFおよび2つの片面段ボール
シートS Fを相互に貼合わせ、更に一方の片面段ボー
ルシートSFにバックライナBLを貼合わせてなる複両
面段ボールシート(図示せず)の何れをも選択的に製造
し得るように1段種の異なる片面段ボールシートSFを
製造するシングルフェーサ10,12が2基配設されて
いる。これら2つのシングルフェーサ10.12は、そ
の段ロールにおける段ピツチが異なるたけで、他の構成
は全て同一であるので、第1図でAフルートの片面段ボ
ールシートを製造するシングルフェーサ10およびその
付帯機構(参照符婦人で指示する)についてのみ説明し
、Bフルートの片面段ボールシートを製造するシングル
フェーサ12およびその付帯機構(参照符号Bで指示す
る)についての説明は省略する。
シングルフェーサ10は、上下の段ロール14゜16と
、下方の段ロール16に近接配置したプレスロール18
と、糊付機M420とを基本的に有しており、当該シン
グルフェーサ10の左側に設置したミルロールスタンド
22におけるロール体24から繰出された中芯紙Mを、
前記」1下の段ロールで挟圧してAフルートの波形を付
与し得るようになっている。またシングルフェーサ10
の右側には、ライナLを巻装したロール体26を着脱自
在に装架するミルロールスタンド28が配置されており
、このロール体26から繰出されたライナLはプレヒー
タ30を経た後、当該シングルフェーサ10における前
記プレスロール16に供給され、ここで波形段頂部に糊
付機構20により糊付けされた中芯紙Mとの圧着貼合わ
せがなされ。
片面段ボールシートSFが連続的に製造される。
この片面段ボールシートSFは、シングルフェーサ10
のJ〕方に水平に構築したデツキプレート32に沿って
右方に給送され、当該デツキプレート32の上方に配設
した後述のダブルフェーサ34に供給される。
またBフルートの波形を有する片面段ボールシートSF
を製造する前記シングルフェーサ12の左側には、両面
段ボールシートI)Fまたは複両面段ボールシート(図
示せず)の一部を最終的に構成するバックライナBLを
巻装したロール体36を。
着脱自在に装架するミルロールスタンド38が設置され
ている。このミルロールスタンド38からは、バックラ
イナBLが前記デツキプレート32に沿い、かつ所要の
ガイドロール群40を経て右方に案内され、当該デツキ
プレート32の上方に設けたダブルフェーサ34に合流
して、ここで両面段ボールシートDFまたは複両面段ポ
ールシートとして貼合わせがなされる。
前記デツキプレート32の上方には、公知の機構として
のプレヒータ42および糊付装置44が配設され、更に
その下流にヒーティングセクション46およびクーリン
グセクション48からなるダブルフェーサ34が配gQ
され、このダブルフェーサ34の史に下流に、スリッタ
50およびスコアラ52並びにデジタルカッタ54その
他シングリングコンベヤ56が配設されるようになって
いる。
そしてAフルートを有する両面段ボールシートDFを製
造する場合について説明すると、シングルフェーサ10
で前述した如く製造された片面段ボールシートSFは、
デツキプレート32に沿って右方に送られた後、ガイド
ロール58によりその送給方向を変更され、デツキプレ
ート32上方に設けたプレヒータ42において所要の温
度上昇を付与される。更にこの片面段ボールシートSF
は、糊付装置R44中で該シートSFの波形段頂部に糊
付けがなされ、その糊付けされた波形段頂部を下方に指
向させた状態で、下流側に配設したダブルフェーサ34
に水平に供給される。
またバックライナBLは、前述したミルロールスタンド
38から引出され、デツキプレート32に沿い、かつガ
イドロール群40を経て大きく右側に案内された後、前
記ダブルフェーサ34の入目側下方にg2けたプレヒー
タドラム60に接触して所要の温度上昇を付与される。
次いでバックライナBLはダブルフェーサ34に導入さ
れ、前記片面段ボールシートSFの糊付けされた波形段
頂部に圧接されることにより貼合わせがなされ、両面段
ボールシートDFが製造される。このダブルフェーサ3
4では、ヒーティングセクション46で所要の加温がな
され、またクーリングセクシ目ン48で冷却がなされる
このようにして前記ダブルフェーサ34で製造されたA
フルートの両面段ボールシートD I=’は、四にデツ
キプレート32の上方に設けた前記スリッタ5oおよび
スコアラ52を通過して所要のスリッティング加工およ
びスコアリング加工を施され、デジタルカッタ54によ
り所定長のシートに裁断された後、コンベヤ56上をシ
ンブリング状態で搬送され、ライン最左端に配設したダ
ウンスタッカ62に1枚当てづつ放出されて、ここで積
層貯留される。
発明が解決しようとする問題点 前述した基本構造に係るダブルデツキ式段ボールシート
製造装置は、いわゆるウェットエンド側をデツキプレー
ト32の上方に設け、またドライエンド側をデツキプレ
ート32の上方に設けることにより、コルゲータの全長
を著しく短縮化し得る点において、極めて省スペース効
率の優れたものである。しかしこのダブルデツキ式段ボ
ールシート製造装置にあっても、これを実際に稼動させ
るに際して、以下の欠点が指摘される。すなわち前記ダ
ブルフェーサ34に供給される片面段ボールシートSF
(これは両面段ボールシートをJ17する場合は、単一
の片面段ボールシートであり、複両面段ボールシートを
製造する場合は、2枚の片面段ボールシートとなる)の
長手方向の両端縁部と。
前記片面段ボールシートS Fの下方位置において同じ
くダブルフェーサ34に供給されるバックライナBLの
長手方向の両端縁部とは、第5図(a)に示すように、
ぴったりと整列一致することが要請されるが、両者の整
列(これを「耳揃え」という)は一般に回連であって、
何らかの対策を施さない限り、第5図(b)に示す如く
、両者の長手方向の両端縁部(耳部)において不揃いに
なってしまうことである。
この点につき、ダブルデツキ式段ボールシート製造装置
以外の、先に説明した従来の直列形式を採用した段ボー
ルシート製造装置では、第7図に示すように、片面段ボ
ールシートSFに貼合わされるバックライナBLは、プ
レヒータ64に近接する右側に配設したミルロールスタ
ンド38から供給されるものであるため、前記プレヒー
タ64および糊付装置44を通過して直ちにダブルフェ
ーサ34に供給される。そしてダブルフェーサ34にお
いて、段頂部に糊付けされた片面段ボールシートSFと
バックライナBLとの貼合わせを行なうに際し、バック
ライナBLを供給するミルロールスタンド38のロール
体36を、公知の機構によりその軸方向に所定距離変位
させて、前記耳揃えを行なうようになっている。
この従来の機構では、バックライナBL供給用のミルロ
ールスタンド38とダブルフェーサ34とが距離的に極
めて近接しているから、当該ミルロールスタンド38に
おいてロール体36の軸方向位置の調節を行なうだけで
、容易にダブルフェーサ34における片面段ボールシー
トSFとの耳揃え調節を行なうことができた。
しかるに第1図に示す構成に係るダブルデツキ式の段ボ
ールシート製造装置では、バックライナBLを供給する
ミルロールスタンド38は、第1図から容易に判明する
如く、デツキプレート32の下方において、2基のシン
グルフェーサ10゜12の更に左側位置に離間的に配設
されるものである。このために当該ロールスタンド38
からバックライナLBLは、デツキプレート32に沿っ
て右側に大きく引出され、デツキプレート32の上部右
側に設置したダブルフェーサ34に最終的に案内される
ようになっている。すなわちバックライナBLは、その
供給源であるミルロールスタンド38から、段頂部に糊
付けされた片面段ボールシートSFとの貼合わせがなさ
れるダブルフェーサ34に到来するまで、極めて長い距
離を送行してくる必要がある。従って、仮にバックライ
ナBL用のミルロールスタンド38において前述したロ
ール化36の軸り向の移動調節を行なっても。
遠く離れたダブルフェーサ34には、その効果は直ちに
はもたらされない。そこでこれに対して何らかの対策を
施さない限り、ダブルフェーサ34の部分において片面
段ボールシートS Fの長手方向両端縁部とバックライ
ナBLの長手方向両端縁部とにおける前記「耳揃え」が
達成されず、貼合わされた両面段ボールシートまたは複
両面段ボールシートには、重大な16!造欠陥が発生す
ることとなる。これは製造される製品の品質に大きな影
響を与えるものであり、ユーザーからのクレームの原因
ともなるものである。
発明のEi的 この発明は、前述した構成に係るダブルデツキ式段ボー
ルシート製造装置において、そのダブルフェーサに供給
される片面段ボールシートと、バックライナとが、長手
方向両端縁部の不揃いを生ずる欠点に鑑み、これを解決
するべく提案されたものであって、ダブルフェーサとバ
ックライナを供給するミルロールスタンドの設置位置と
が距離的に大きく離間していても、ダブルフェーサにお
いて両面段ボールシートとバックライナとの耳揃えが好
適になされる手段を提供することを目的とする。
問題点を解決するための手段 前記問題点を克服し、所期の目的を好適に達成するため
本発明は、少なくとも1基のシングルフェーサと、前記
シングルフェーサに中芯紙を供給するミルロールスタン
ドと、前記シングルフェーサにライナを供給するミルロ
ールスタンドと、ダブルフェーサにバックライナを供給
するミルロールスタンドとを、デツキプレートの下方に
設置し、前記シングルフェーサでv6造される片面段ボ
ールシートに前記バックライナを貼合わせて両面または
複両面段ボールシートを製造するダブルフェーサを、前
記デツキプレートの上方に設置してなるダブルデツキ式
段ボールシート製造装置において、被貼合わせ対象物で
ある片面段ボールシートに対し、バックライナをその供
給方向に対し直交する方向に変位させて耳揃えを行なう
装置を前記ダブルフェーサの直前上流側に配設し、前記
バックライナを巻装したロール体を、前記耳揃え装置の
稼動と同期して、当該バックライナの供給方向と直交す
る方向に同量だけ変位させる装置をバックライナ川ミル
ロールスタンドに配設したことを特徴とする。
実施例 次に本発明に係るダブルデツキ式段ボールシート製造装
置に関し、好適な実施例を挙げて、添付図面を参照しな
がら以下説明する0本実施例は。
第1図に関連して説明したダブルデツキ式の段ボールシ
ート製造装置において、デツキプレート32の上方に配
設したダブルフェーサ34の入[1側上流で、被貼合わ
せ対象物である片面段ボールシートS Fに対してバッ
クライナBLを、その供給方向に対し直交する方向に変
位させる機構を設けると共に、当該バックライナBLを
供給するミルロールスタンド38でも同期的に、その変
位分と同にの軸方向の変位をロール体36に与え得るよ
う構成したものである。
第2図〜第4図は、ダブルフェーサ34の上流側下方に
設置した前記プレヒータドラム60に。
付帯的に配設されるバククライナBL変位装代(耳揃え
装置!りを示すものである。すなわち第2図は、バック
ライナ13 Lを変位させる装置の側面図であり、第3
図は第2回に示す変位装置を、当該バックライナBLの
供給方向側から観察した正面図である0図において糊付
装ff44を構成する外装フレーム66.66の下方に
プレヒータドラム60が固定配置されており、このプレ
ヒータドラム60を挟んで前記フレーム66.66の上
下に、一対の枢支軸68.70が平行に固定配置されて
いる。そしてこれら上下の両部支軸68.70の夫々に
、バックライナBLの変位調節を行なうガイド機端が設
けられている。これらのガイド機端は。
上方の枢支軸68および下方の枢支軸70の何れに設け
られる構成であっても同一であるので、上方のガイド機
端についてのみ説明し、下方の機構についてはその説明
を省略する。
前記上方の枢支軸68には、所定距離離間して一対の支
持フレーム72.74が旋回自在に枢支され、この両支
持フレーム72.74には逆方向に雄ねじを螺切したね
じ軸76が1回転自在に枢支され、その一端部に設けた
プーリ78が一方の支持フレーム72に設けたモータ8
0のプーリ82と、ベルト84を介して連結され、当該
モータ80の回転により前記ねじ軸76に所要方向の回
転を与えるようになっている。またねじ軸76の左右の
ねじ切方向が異なる部分76a、76bに夫々案内板8
6.88が螺挿され、かつ夫々の案内板86゜88の端
部は、前記枢支軸68に摺動自在に嵌装されて、当該案
内板に対する廻りIEめが施されている。この構成によ
り、前記ねじ軸76が所要方向に回転されると、その回
転方向に依存して両案内板86.88は、相互に平行関
係を保持した状態で近接・離間して、その幅間隔を調節
し得るようになっている。
またねじ軸76の他端部には、タコメータに代表される
回転検出器90が配設され、この回転検出器90からの
信号が、第6図に示す如く、電気制御回路に設けた比較
器92に入力されるようになっている。
この構成に係るバックライナBLの変位装置は、全く同
じ機構のものが、前述した下方の枢支軸70にも設けら
れるが、これは一方の変位装置の使用中に、他方の変位
装置において両案内板86゜88の幅間隔を調節してお
き、次のオーダチェンジに迅速に対処するためである。
この目的のために、第2図から判明する如く、上下に2
基配置したバックライナ変位装置における夫々の支持フ
レーム72.74は、連結棒94によって共通的に連接
されている。更に上方の変位装置における支持フレーム
72は、一端部を固定部側に接続した空気圧シリンダ9
6のピストンロッド98に連結されている。そして当該
シリンダ96を付勢してピストンロッド98を下方に延
出させることにより。
上方の変位装置を前記プレヒータドラム60に位置させ
、また下方の変位装置をプレヒータドラム60から離間
させることができる。同様にシリンダ96を逆付勢して
、ピストンロッド98を上方に後退させることにより、
L方の変位装置を前記プレヒータドラム60からHBさ
せ、また下方の変位装置をプレヒータドラム60に近接
位置させることができる。なお各案内板86.88には
、前記プレヒータドラム60を逃げ得るように、所要の
円弧状切欠が形成されている。
また第6図に示す如く、変位装置における駆動源となる
モータ80の回転はタコメータの如き回転検出器90に
より常に監視され、その信号は比較器92中に入力され
る。また同様に、第1図に示すバックライナBL用のミ
ルロールスタンド38に設けたロール体36を軸方向に
移動調節する公知の機構におけるモータ95からの回転
信号も、同じくタコメータ97により検出されて、その
信号が比較器92中に入力される。そしてこの比較器9
2において、基準信号に対し一定の偏差に応じた制御指
令が、変位装置におけるモータ80またはミルロールス
タンド38のロール体36を軸方向に移動調節するモー
タ95にフィードバックされ、これによって1例えば第
3図に示すバックライナBLの変位装置からの変位量を
そのままバックライナBL用のミルロールスタンド38
におけるロール体36の変位量として同期的に調節し得
る。
このように構成した本実施例に係るダブルデツキ式段ボ
ールシート製造装置のバックライナBLの変位調整機構
につき、その使用の実際を説明する。デツキプレート3
2の上方に設けたダブルフェーサ34の入口側に供給さ
れる片面段ボールシートSFは、その長手方向における
両端縁部が基準とされる。そしてミルロールスタンド3
8がら引出したバックライナBLの長手方向両端縁部が
、前記片面段ボールシートSFの長手方向両端縁部に対
し、手動操作により位置決め調節がなされる。
すなわちバックライナBLは、前記プレヒータドラム6
0に当接されるが、この際に第3図に示す両案内板86
.88を、モータ80の正転または逆転動作により相互
に近接または離間移動させて、その輻調整を行なう。こ
れによりダブルフェーサ34により供給される片面段ボ
ールシートSFと、ミルロールスタンド38から引出し
たバックライナBLとの耳揃えが完了する。この場合に
、モータ80の回転はタコメータ90により回転信号と
して検出され、第6図に関して説明した如く、比較器9
2を介して指令信号がミルロールスタンド38のモータ
80に供給され、これによってロール体36を軸方向に
変位調節する。ここでも同期的に、バックライナBLが
ダブルフェーサ34側において変位調節された景と同じ
量だけ同方向に変位調節される。この状態で段ボールシ
ートil造装置の運転を開始すれば、前記ダブルフェー
サ34からバックライナBL用のミルロールスタンド3
8が距離的に大きく離間していても、当該ダブルフェー
サ34の入口側において段ボールシートとの耳揃えが良
好になされる。しかも同時にバックライナBLの供給源
であるミルロールスタンド38側においても、同縫の位
置調節が行なわれるので、当該バックライナBLに無理
な力が加わることがなく、円滑に耳揃えの施された良質
の両面段ボールシートまたは複両面段ボールシートが連
続的に生産される。
発明の詳細 な説明した如く、本発明に係るダブルデツキ式段ボール
シートl12造装置によれば、その装置の構成上の制約
に基づき、バックライナを供給するミルロールスタンド
がデツキプレート上に設けたダブルフェーサに対し、距
離的に大きく離間していても、そのダブルフェーサ入口
側において片面段ボールシートとの耳揃えが行なわれ、
かつ供給源であるミルロールスタンドでも同期的に同じ
暇のロール体の軸方向変位調節が行なわれるので、常に
耳揃えがなされた段ボールシートが製造される。これに
より段ボールシートの不良やその他無駄が排除され、常
にユーザーの求める良質な段ボールシートの生産が確保
される。
【図面の簡単な説明】
第1図はダブルデツキ式段ボールシート製造装置の概略
構成を示す説明図、第2図は本発明に係る実施例に好適
に使用されるバックライナの変位装置の側面図、第3図
は第2図に示す変位装置の正面図、第4図は第2図およ
び第3図に示す変位装置の概略構造を示す斜視図、第5
図(a)はライナと片面段ボールシートとの間で耳揃え
が好適になされている状態を示す斜視図、第5図(b)
はライナと片面段ボールシートとの間で両端縁部が整列
しなくなった状態を示す斜視図、第6図は電気制御回路
のブロック図、第7図は従来の直列形式を採用した段ボ
ールシート製造装置において、片面段ボールシートに貼
合わされるバックライナが、プレヒータに近接する右側
に配設したミルロールスタンドから供給され、ダブルフ
ェーサに直ちに供給される状態を示す部分概略説明図で
ある。 シングルフェーサ・・・10 ミルロールスタンド・・・22 ミルロールスタンド・・・28 デツキプレート・・・32 ダブルフェーサ・・・34
0一ル体・・・36  ミルロールスタンド・・・38
バツクライナ・・・BL  ライナ・・・L 中芯紙・
・・M片面段ボールシート・・・s p’ FIG、5 (al FIG、5 (b)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 少なくとも1基のシングルフェーサ(10)と、前記シ
    ングルフェーサ(10)に中芯紙(M)を供給するミル
    ロールスタンド(22)と、前記シングルフェーサ(1
    0)にライナ(L)を供給するミルロールスタンド(2
    8)と、ダブルフェーサ(34)にバックライナ(BL
    )を供給するミルロールスタンド(38)とを、デッキ
    プレート(32)の下方に設置し、 前記シングルフェーサ(10)で製造される片面段ボー
    ルシート(SF)に前記バックライナ(BL)を貼合わ
    せて両面または複両面段ボールシートを製造するダブル
    フェーサ(34)を、前記デッキプレート(32)の上
    方に設置してなるダブルデッキ式段ボールシート製造装
    置において、 被貼合わせ対象物である片面段ボールシート(SF)に
    対し、バックライナ(BL)をその供給方向に対し直交
    する方向に変位させて耳揃えを行なう装置を前記ダブル
    フェーサ(34)の直前上流側に配設し、前記バックラ
    イナ(BL)を巻装したロール体(36)を、前記耳揃
    え装置の稼動と同期して、当該バックライナ(BL)の
    供給方向と直交する方向に同量だけ変位させる装置をバ
    ックライナ(BL)用ミルロールスタンド(38)に配
    設した ことを特徴とするダブルデッキ式段ボールシート製造装
    置。
JP7562287A 1987-03-28 1987-03-28 ダブルデツキ式段ボ−ルシ−ト製造装置 Expired - Lifetime JPH07360B2 (ja)

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JPH07360B2 JPH07360B2 (ja) 1995-01-11

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ID=13581494

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JP7562287A Expired - Lifetime JPH07360B2 (ja) 1987-03-28 1987-03-28 ダブルデツキ式段ボ−ルシ−ト製造装置

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JP (1) JPH07360B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0454839U (ja) * 1990-09-18 1992-05-11
JPH0454836U (ja) * 1990-09-18 1992-05-11

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JPH0454839U (ja) * 1990-09-18 1992-05-11
JPH0454836U (ja) * 1990-09-18 1992-05-11

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JPH07360B2 (ja) 1995-01-11

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