JPH0721305Y2 - 段ボール製造装置 - Google Patents
段ボール製造装置Info
- Publication number
- JPH0721305Y2 JPH0721305Y2 JP40026290U JP40026290U JPH0721305Y2 JP H0721305 Y2 JPH0721305 Y2 JP H0721305Y2 JP 40026290 U JP40026290 U JP 40026290U JP 40026290 U JP40026290 U JP 40026290U JP H0721305 Y2 JPH0721305 Y2 JP H0721305Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- paper
- corrugated board
- core
- blade
- roll
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Machines For Manufacturing Corrugated Board In Mechanical Paper-Making Processes (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、段ボールを製造する
製造装置に関するものである。
製造装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】段ボール製造装置は、中芯用ミルロール
スタンドおよび裏ライナー用ミルロールスタンドのそれ
ぞれで支持されたロール原紙から中芯紙および裏ライナ
ー紙を引き出し、この両紙をシングルフェーサに送り、
そのシングルフェーサによって中芯紙を段ぐりし、波付
けされた中芯紙と裏ライナー紙とを貼合わせて片面段ボ
ールを形成している。また、片面段ボールと表ライナー
用ミルロールスタンドから引き出された表ライナー紙と
をダブルフェーサに送り込んで互に貼り合わせ、両面段
ボールを形成している。
スタンドおよび裏ライナー用ミルロールスタンドのそれ
ぞれで支持されたロール原紙から中芯紙および裏ライナ
ー紙を引き出し、この両紙をシングルフェーサに送り、
そのシングルフェーサによって中芯紙を段ぐりし、波付
けされた中芯紙と裏ライナー紙とを貼合わせて片面段ボ
ールを形成している。また、片面段ボールと表ライナー
用ミルロールスタンドから引き出された表ライナー紙と
をダブルフェーサに送り込んで互に貼り合わせ、両面段
ボールを形成している。
【0003】上記段ボール製造装置で使用されるロール
原紙は、通常3000m〜5000m程度の長さを有
し、多品種小ロット生産が多い昨今では、ミルロールス
タンドにセットされた上記ロール原紙を1オーダ分の生
産で使い切ることは稀であり、普通、2〜3度に分けて
使用される。使い切らずに使用途中の状態で残ったロー
ル原紙は、残原紙としてミルロールスタンドから降さ
れ、次の使用まで保管される。
原紙は、通常3000m〜5000m程度の長さを有
し、多品種小ロット生産が多い昨今では、ミルロールス
タンドにセットされた上記ロール原紙を1オーダ分の生
産で使い切ることは稀であり、普通、2〜3度に分けて
使用される。使い切らずに使用途中の状態で残ったロー
ル原紙は、残原紙としてミルロールスタンドから降さ
れ、次の使用まで保管される。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】ところで、巻取り長さ
が300m以下の残原紙においては、これを使用する
と、その次に使う原紙の紙継ぎのための準備時間が短か
くなり、紙継ぎが間に合わない事態が生じる。また、マ
シンスピードを遅くして準備時間を長くとると、段ボー
ルが過乾燥となり、不良段ボールが発生する問題が生じ
る。このため、巻取り長さの短かい残原紙においては、
従来、同じ紙質で幅寸法の等しい残原紙の場合は、互に
接続して巻替えを行ない、一方、紙質や紙幅が異なり、
極端に短かい残原紙の場合は製紙原料として処分してお
り、余計な手間を要したり、残原紙の有効利用に欠ける
問題があった。
が300m以下の残原紙においては、これを使用する
と、その次に使う原紙の紙継ぎのための準備時間が短か
くなり、紙継ぎが間に合わない事態が生じる。また、マ
シンスピードを遅くして準備時間を長くとると、段ボー
ルが過乾燥となり、不良段ボールが発生する問題が生じ
る。このため、巻取り長さの短かい残原紙においては、
従来、同じ紙質で幅寸法の等しい残原紙の場合は、互に
接続して巻替えを行ない、一方、紙質や紙幅が異なり、
極端に短かい残原紙の場合は製紙原料として処分してお
り、余計な手間を要したり、残原紙の有効利用に欠ける
問題があった。
【0005】一方、段ボールの製造において、生産中の
オーダと次のオーダとの間で同じ紙質で紙幅のみが狭く
なるロール原紙を用いる場合がある。この場合、生産中
のオーダに対し、ロール原紙が少量残りそうな時、この
ロール原紙を次のオーダに転用することにすればロール
原紙の有効利用を図ることができるが、以下に示す問題
が発生する。すなわち、中芯紙を次のオーダの中芯紙に
転用すると、図5に示すように、中芯紙bの両側部が表
ライナー紙cおよび裏ライナー紙aの両側より外方には
み出し、中芯紙bの段頂につけられたライナー紙貼り合
わせ用の糊がマシンに付着したり、片面段ボールの幅方
向のずれを防止するガイド装置に引掛って中芯紙bが破
れるなどのトラブルが発生する。また、裏ライナー紙を
次のオーダに転用すると、この裏ライナー紙の両側が中
芯紙の両側縁より外方にはみ出すため、上記と同様にガ
イド装置の位置で破れる等のトラブルが発生する。
オーダと次のオーダとの間で同じ紙質で紙幅のみが狭く
なるロール原紙を用いる場合がある。この場合、生産中
のオーダに対し、ロール原紙が少量残りそうな時、この
ロール原紙を次のオーダに転用することにすればロール
原紙の有効利用を図ることができるが、以下に示す問題
が発生する。すなわち、中芯紙を次のオーダの中芯紙に
転用すると、図5に示すように、中芯紙bの両側部が表
ライナー紙cおよび裏ライナー紙aの両側より外方には
み出し、中芯紙bの段頂につけられたライナー紙貼り合
わせ用の糊がマシンに付着したり、片面段ボールの幅方
向のずれを防止するガイド装置に引掛って中芯紙bが破
れるなどのトラブルが発生する。また、裏ライナー紙を
次のオーダに転用すると、この裏ライナー紙の両側が中
芯紙の両側縁より外方にはみ出すため、上記と同様にガ
イド装置の位置で破れる等のトラブルが発生する。
【0006】この考案は、段ボールの製造時において、
中芯ロール原紙又は裏ライナーロール原紙を次のオーダ
に転用することが可能な場合に、その原紙をそのままに
して生産を継続し得るようにしてロール原紙の有効利用
を図ることを技術的課題としている。
中芯ロール原紙又は裏ライナーロール原紙を次のオーダ
に転用することが可能な場合に、その原紙をそのままに
して生産を継続し得るようにしてロール原紙の有効利用
を図ることを技術的課題としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、この考案においては、シングルフェーサに向けて
送り込まれる中芯紙と裏ライナー紙の少なくとも一方の
紙の移送路に、その紙を長さ方向に切断する刃物を紙の
幅方向に位置調整可能に設け、その刃物によって切断さ
れた余分な耳部を紙の移送路から取り除く吸引除去装置
を設けた構成を採用したのである。
めに、この考案においては、シングルフェーサに向けて
送り込まれる中芯紙と裏ライナー紙の少なくとも一方の
紙の移送路に、その紙を長さ方向に切断する刃物を紙の
幅方向に位置調整可能に設け、その刃物によって切断さ
れた余分な耳部を紙の移送路から取り除く吸引除去装置
を設けた構成を採用したのである。
【0008】
【作用】生産中のオーダに供給されている中芯紙又は裏
ライナー紙を次の幅の狭いオーダに使用する場合は、オ
ーダの変更時に、シングルフェーサに向けて移動する紙
の幅方向外側から刃物を移動して紙を切り込み、その紙
の紙幅が必要な紙幅になる位置で上記刃物を停止させ、
紙を長さ方向に連続して切断する。その切断によって形
成される余分な耳部を吸引除去装置の作動によって紙の
移送路から除去する。
ライナー紙を次の幅の狭いオーダに使用する場合は、オ
ーダの変更時に、シングルフェーサに向けて移動する紙
の幅方向外側から刃物を移動して紙を切り込み、その紙
の紙幅が必要な紙幅になる位置で上記刃物を停止させ、
紙を長さ方向に連続して切断する。その切断によって形
成される余分な耳部を吸引除去装置の作動によって紙の
移送路から除去する。
【0009】
【実施例】以下、この考案の実施例を添付図面に基づい
て説明する。図1は、段ボール製造装置の要部を示す。
床1上には、裏ライナー用ミルロールスタンド2、シン
グルフェーサ3、中芯用ミルロールスタンド4、表ライ
ナー用ミルロールスタンド5が一方向に順に設けられ、
各ミルロールスタンド2、4、5に裏ライナーロール原
紙L1 、中芯ロール原紙L2 および表ライナーロール原
紙L3 が支持されている。
て説明する。図1は、段ボール製造装置の要部を示す。
床1上には、裏ライナー用ミルロールスタンド2、シン
グルフェーサ3、中芯用ミルロールスタンド4、表ライ
ナー用ミルロールスタンド5が一方向に順に設けられ、
各ミルロールスタンド2、4、5に裏ライナーロール原
紙L1 、中芯ロール原紙L2 および表ライナーロール原
紙L3 が支持されている。
【0010】中芯用ミルロールスタンド4から引き出さ
れた中芯紙bはシングルフェーサ3の上段ロール6と下
段ロール7間を通過するとき段ぐりされる。段ぐり後の
中芯紙bは、下段ロール7とこれに対向させたグルーロ
ール8間を通過するとき段頂に糊がつけられ、プレスロ
ール9と下段ロール7の間を通過するとき、裏ライナー
用ミルロールスタンド2から引き出された裏ライナー紙
aに貼り合わされ、片面段ボールAが形成される。片面
段ボールAは、低速のベルトコンベヤ10上からプレヒ
ータ装置11のヒータドラム12に巻付けられて予熱さ
れ、さらに、グルー装置13のグルーロール14とライ
ダーロール15間を通過するとき、中芯紙bの段頂に糊
がつけられる。
れた中芯紙bはシングルフェーサ3の上段ロール6と下
段ロール7間を通過するとき段ぐりされる。段ぐり後の
中芯紙bは、下段ロール7とこれに対向させたグルーロ
ール8間を通過するとき段頂に糊がつけられ、プレスロ
ール9と下段ロール7の間を通過するとき、裏ライナー
用ミルロールスタンド2から引き出された裏ライナー紙
aに貼り合わされ、片面段ボールAが形成される。片面
段ボールAは、低速のベルトコンベヤ10上からプレヒ
ータ装置11のヒータドラム12に巻付けられて予熱さ
れ、さらに、グルー装置13のグルーロール14とライ
ダーロール15間を通過するとき、中芯紙bの段頂に糊
がつけられる。
【0011】一方、表ライナー用ミルロールスタンド5
から引き出された表ライナー紙cは、上記プレヒータ装
置11のヒータドラム12に巻付けられて予熱される。
その予熱後の表ライナー紙cと前記糊付け後の片面段ボ
ールAとはダブルフェーサ16に送り込まれて互に貼合
され、両面段ボールが形成される。
から引き出された表ライナー紙cは、上記プレヒータ装
置11のヒータドラム12に巻付けられて予熱される。
その予熱後の表ライナー紙cと前記糊付け後の片面段ボ
ールAとはダブルフェーサ16に送り込まれて互に貼合
され、両面段ボールが形成される。
【0012】前記中芯用ミルロールスタンド4からシン
グルフェーサ3に至る中芯紙bの移送路には、その中芯
紙bを長さ方向に切断するスリッタ装置20と、そのス
リッタ装置20によって切断された中芯紙bの余分な耳
部を除去する除去装置30とが設けられている。
グルフェーサ3に至る中芯紙bの移送路には、その中芯
紙bを長さ方向に切断するスリッタ装置20と、そのス
リッタ装置20によって切断された中芯紙bの余分な耳
部を除去する除去装置30とが設けられている。
【0013】図2乃至図5は、上記スリッタ装置20お
よび除去装置30を示す。スリッタ装置20は、一対の
円形刃物21、21と、その刃物21の刃受けとなるア
ンビルロール22とを有し、刃物21と、その刃物21
の回転駆動用のモータ26とを支持する一対のホルダー
23が中芯紙bの幅方向に長いガイド24に沿ってスラ
イド自在に支持されている。また、各ホルダー23は、
ガイド24に平行に設けた一対のねじ軸25の一方とね
じ係合し、そのねじ軸25の回転によって、各刃物21
は単独に中芯紙bの幅方向に位置調整される。なお、一
対の刃物21は、マシンセンターを対称軸として左右対
称に移動させるようにしてもよい。
よび除去装置30を示す。スリッタ装置20は、一対の
円形刃物21、21と、その刃物21の刃受けとなるア
ンビルロール22とを有し、刃物21と、その刃物21
の回転駆動用のモータ26とを支持する一対のホルダー
23が中芯紙bの幅方向に長いガイド24に沿ってスラ
イド自在に支持されている。また、各ホルダー23は、
ガイド24に平行に設けた一対のねじ軸25の一方とね
じ係合し、そのねじ軸25の回転によって、各刃物21
は単独に中芯紙bの幅方向に位置調整される。なお、一
対の刃物21は、マシンセンターを対称軸として左右対
称に移動させるようにしてもよい。
【0014】除去装置30は、吸引ホース31の吸込口
32を各刃物21の下流側に設け、吸引ホース31内に
付与する吸引力によって刃物21で切断された耳部dを
中芯紙bの移送路から除去するようになっている。な
お、この吸込口32は各刃物21の移動に追従させるの
がよい。
32を各刃物21の下流側に設け、吸引ホース31内に
付与する吸引力によって刃物21で切断された耳部dを
中芯紙bの移送路から除去するようになっている。な
お、この吸込口32は各刃物21の移動に追従させるの
がよい。
【0015】実施例で示す段ボール製造装置は上記の構
造から成り、段ボールの製造中において、次のオーダに
おける中芯紙bが、製造中の中芯紙bと紙質が同じであ
って、紙幅のみが狭くなり、製造中の中芯紙bを転用す
ることができる場合は、オーダの変更と同時に一対の刃
物21、21を中芯紙bの外側から幅方向に移動し、そ
の刃物21、21の間隔をオーダ変更後の裏ライナー紙
aの紙幅に対応させる。
造から成り、段ボールの製造中において、次のオーダに
おける中芯紙bが、製造中の中芯紙bと紙質が同じであ
って、紙幅のみが狭くなり、製造中の中芯紙bを転用す
ることができる場合は、オーダの変更と同時に一対の刃
物21、21を中芯紙bの外側から幅方向に移動し、そ
の刃物21、21の間隔をオーダ変更後の裏ライナー紙
aの紙幅に対応させる。
【0016】上記刃物21の移動によって、中芯紙bは
両側縁より切断され、連続する耳部dが形成される。こ
の耳部dは吸引ホース31の吸引口32に作用する吸引
力によって吸引ホース31内に吸引され、中芯紙bの移
送路から除去される。
両側縁より切断され、連続する耳部dが形成される。こ
の耳部dは吸引ホース31の吸引口32に作用する吸引
力によって吸引ホース31内に吸引され、中芯紙bの移
送路から除去される。
【0017】上記のように、スリッタ装置20を設けた
ことによって、中芯紙bの転用が可能となり、中芯紙b
は、スリッタ装置20によって裏ライナー紙aの紙幅に
対応されるため、裏ライナー紙aと中芯紙bの側縁が一
致する片面段ボールAを形成することができる。このた
め、中芯紙bの段頂につけられた糊がマシンに付着し、
あるいは片面段ボールAの側縁の移動を案内するガイド
装置(図示省略)の位置で破れる等のトラブルの発生が
なく、端数原紙の発生を抑制し、かつ安定した運転がで
きる。
ことによって、中芯紙bの転用が可能となり、中芯紙b
は、スリッタ装置20によって裏ライナー紙aの紙幅に
対応されるため、裏ライナー紙aと中芯紙bの側縁が一
致する片面段ボールAを形成することができる。このた
め、中芯紙bの段頂につけられた糊がマシンに付着し、
あるいは片面段ボールAの側縁の移動を案内するガイド
装置(図示省略)の位置で破れる等のトラブルの発生が
なく、端数原紙の発生を抑制し、かつ安定した運転がで
きる。
【0018】実施例の場合は、中芯紙bの移送路にスリ
ッタ装置20および吸引除去装置30を設けたが、裏ラ
イナー紙aの移送路にも上記スリッタ装置20および吸
引除去装置30を設けて裏ライナー紙aも転用し得るよ
うにしてもよい。
ッタ装置20および吸引除去装置30を設けたが、裏ラ
イナー紙aの移送路にも上記スリッタ装置20および吸
引除去装置30を設けて裏ライナー紙aも転用し得るよ
うにしてもよい。
【0019】
【考案の効果】以上のように、この考案に係る段ボール
製造装置によれば、シングルフェーサに向けて送り込ま
れる中芯紙と裏ライナー紙の少なくとも一方の紙の移送
路にその紙を長さ方向に切断する刃物を紙の幅方向に位
置調整可能に設けたので、次のオーダの紙が製造中の紙
の紙質と同じで紙幅のみが狭くなる場合に、次のオーダ
に製造中の紙を転用することができる。このため、端数
原紙の発生を抑制し、原紙の有効利用を図ることができ
ると共に、安定した運転ができる。
製造装置によれば、シングルフェーサに向けて送り込ま
れる中芯紙と裏ライナー紙の少なくとも一方の紙の移送
路にその紙を長さ方向に切断する刃物を紙の幅方向に位
置調整可能に設けたので、次のオーダの紙が製造中の紙
の紙質と同じで紙幅のみが狭くなる場合に、次のオーダ
に製造中の紙を転用することができる。このため、端数
原紙の発生を抑制し、原紙の有効利用を図ることができ
ると共に、安定した運転ができる。
【0020】また、裏ライナー紙と中芯紙の幅寸法は一
方の紙の切断によって同じとされるため、両紙の両側縁
が一致する片面段ボールを形成することができる。この
ため、中芯紙の段頂に付けた糊がマシンに付着し、ある
いはガイド装置との衝突によって破れる等のトラブルの
発生を未然に防止することができる。さらに、紙の切断
によって形成された耳部を除去装置で紙の経路から取り
除くようにしたので、耳部の侵入による段ボール製造上
のトラブルの発生も未然に防止することができる。
方の紙の切断によって同じとされるため、両紙の両側縁
が一致する片面段ボールを形成することができる。この
ため、中芯紙の段頂に付けた糊がマシンに付着し、ある
いはガイド装置との衝突によって破れる等のトラブルの
発生を未然に防止することができる。さらに、紙の切断
によって形成された耳部を除去装置で紙の経路から取り
除くようにしたので、耳部の侵入による段ボール製造上
のトラブルの発生も未然に防止することができる。
【図1】この考案に係る段ボール製造装置の一実施例を
示す概略図
示す概略図
【図2】同上のスリッタ装置部分を示す平面図
【図3】図2の正面図
【図4】図2の側面図
【図5】両面段ボールの断面図
3 シングルフェーサ a 裏ライナー紙 b 中芯紙 21 刃物 30 吸引除去装置
Claims (1)
- 【請求項1】 シングルフェーサに向けて送り込まれる
中芯紙と裏ライナー紙の少なくとも一方の紙の移送路
に、その紙を長さ方向に切断する刃物を紙の幅方向に位
置調整可能に設け、その刃物によって切断された余分な
耳部を紙の移送路から取り除く吸引除去装置を具えて成
る段ボール製造装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP40026290U JPH0721305Y2 (ja) | 1990-12-10 | 1990-12-10 | 段ボール製造装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP40026290U JPH0721305Y2 (ja) | 1990-12-10 | 1990-12-10 | 段ボール製造装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0489331U JPH0489331U (ja) | 1992-08-04 |
JPH0721305Y2 true JPH0721305Y2 (ja) | 1995-05-17 |
Family
ID=31878533
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP40026290U Expired - Lifetime JPH0721305Y2 (ja) | 1990-12-10 | 1990-12-10 | 段ボール製造装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0721305Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101268618B1 (ko) * | 2008-03-24 | 2013-05-29 | 미츠비시주코 인사츠시코키카이 가부시키가이샤 | 코루게이트 머신의 트림 처리 방법 및 장치 |
-
1990
- 1990-12-10 JP JP40026290U patent/JPH0721305Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0489331U (ja) | 1992-08-04 |
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