JP2001129898A - 段ボール紙へテープを継続して貼り付ける方法および装置 - Google Patents

段ボール紙へテープを継続して貼り付ける方法および装置

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JP2001129898A
JP2001129898A JP31152999A JP31152999A JP2001129898A JP 2001129898 A JP2001129898 A JP 2001129898A JP 31152999 A JP31152999 A JP 31152999A JP 31152999 A JP31152999 A JP 31152999A JP 2001129898 A JP2001129898 A JP 2001129898A
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 テープのスプライスを速やかに行ない、ライ
ンスピードを低下させず、かつ製品のロスを最小限にし
て、テープを貼り付けた段ボール製品を製造する。 【解決手段】 片面に粘着剤を塗布したテープ2A,2
Bを繰り出すテープ供給手段3A,3B、スタート用シ
ートの後端42を押さえ、段ボール紙にテープを押し付
ける上下動ロール6Aとその上下駆動手段61、スター
ト用シートの先端41を真空吸引保持する真空吸盤7、
真空吸引−開放手段および吸盤の上下駆動手段71、段
ボール紙の面に対してテープ2A,2Bを押し付けるた
めの押圧ロール6Bと、この押圧ロールの上下駆動手段
62、テープを個別に切断するためのテープカッター8
A,8B、上記の各構成部分を一体にして支持するアセ
ンブリボード5、ならびに、アセンブリボードの位置を
段ボール紙の走行方向に対して横方向に往復移動させる
アセンブリボード移動機構9よりなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、段ボール紙の製造
に当たって、製品段ボール紙の表面に粘着テープを貼り
付ける作業を同じラインの中で継続して行なう、いわゆ
る「スプライス」作業の方法に関し、その方法の実施に
使用する装置にも関する。
【0002】
【従来の技術】段ボール紙の製造に当たっては、その製
品段ボール紙から製造しようとする種々の最終製品に所
望される性能、たとえば包装箱などの開封を容易にする
といった目的で、開封用のテープを貼り付けることが多
い。構造上弱点となる部分や手掛け孔の周辺を補強する
ために、補強用テープを貼り付けることもある。この種
のテープは、ポリプロピレンなどの強靭な材料で製造
し、粘着剤で段ボール紙に貼り付けて使用するのが常で
ある。生産性を高く保つため、テープを段ボール紙に貼
り付ける作業は、通常、段ボール製造と同じラインの中
で実施する。
【0003】近年、段ボール紙製造技術が進歩して生産
速度が高まり、毎分150m以上のラインスピードは珍
しいものではなくなり、毎分200〜300mでの製造
も実施されている。ところが、このような高速で走行し
つつある段ボール紙上に、粘着剤を塗布したテープを貼
り付けることは容易でなく、とくに、貼り付けの開始時
に問題があった。
【0004】発明者は、テープの貼り付け開始を容易に
することを意図して研究し、さきに有利な方法を確立し
て、すでに提案した(特願平10−311311)。そ
の方法は、下記の諸工程からなる:1)短冊型の厚紙で
用意したスタート用シートのほぼ中心線上に、片面に粘
着剤を適用したテープの端を貼り付け、スタート用シー
トの中央部を真空吸引により持ち上げるとともに、両端
を走行方向に直列に配置された第一および第二の押圧ロ
ールの下に当てて保持し、走行中の段ボール紙に向かっ
て2個の押圧ロールを急激に押し付けるとともに真空吸
引を解除し、スタート用シートを摩擦により段ボール紙
とともに走行させて第二の押圧ロールより前方に移動さ
せ、テープをまず第一の押圧ロールで、ついで第二の押
圧ロールで段ボール紙に粘着させることによってテープ
の貼り付けを開始すること、2)一定の張力を与えなが
らテープを供給し、貼り付けを続けること、および3)
テープの供給を断つことによって貼り付けを終了するこ
と。この方法は好評を博し、これを実施するための装置
は、当業技術においてすでに多数採用されている。
【0005】ところが、テープの貼り付けに使用する一
巻きのテープの長さに対して、製造する段ボールのロッ
トが大きい場合、テープが途中で足りなくなるから、継
ぎ足して行く「スプライス」作業をしなければならない
という問題が残っている。これは一層困難な仕事であっ
て、貼り付けるテープそのものをつなぐことは、事実上
不可能である。
【0006】これとは別に、ロットの変更に伴うテープ
貼り付け位置の変更に備えた装置として、実公平7−4
8615は、段ボール紙の走行方向において異なる位置
に2個のテープ貼り付け手段を設けたものを提案してい
るが、この装置は、同じ位置に継続してテープを貼り付
けて行きたいという希望に応えるものではない。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、段ボ
ール紙製造と同時に同じラインでテープの貼り付けを行
なう場合に要望の強い、走行している段ボール紙に対し
て行なうテープの貼り付けを、実質上テープが途切れる
ことなく継続することを可能にし、それによって、ライ
ンスピードを低下させる必要がないのはもちろんのこ
と、ロスとなる段ボール紙がごく僅かですむような、段
ボール紙へテープを継続して貼り付ける方法と、その方
法の実施に使用する装置を提供することにある。
【0008】本発明により実現する作業は、テープその
ものを継ぎ足すわけではなく、厳密な意味では「スプラ
イス」ではないが、実質上はそれと同じ効果が得られる
ものであるから、これも「スプライス」と呼ぶことができ
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の段ボール紙へテ
ープを継続して貼り付ける「スプライス」の方法は、下記
の諸工程からなる: 1)片面に粘着剤を適用してある第一のテープの端を短
冊型の厚紙で用意した第一のスタート用シートに貼り付
け、この第一のスタート用シートの先端を真空吸着によ
り持ち上げるとともに後端を上下動ロールの下に置い
て、段ボール紙の走行する面よりわずか上方に保持して
おき、段ボール紙の走行が開始されたならば、上下動ロ
ールを下方に移動させて第一のスタート用シートを走行
中の段ボール紙に向かって急激に押し付け、同時に真空
吸引を解除し、第一のスタート用シートを摩擦により段
ボール紙と一緒に走行させて押圧ロールの下を通し、第
一のテープをこの押圧ロールで段ボール紙に粘着させる
ことによって、第一のテープの貼り付けを開始するこ
と、 2)第一のテープに一定の張力を与えながらこれを供給
し、押圧ロールによる段ボール紙上への貼り付けを連続
的に行なうこと、 3)第二のテープへの切り替えにそなえて、上下動ロー
ルを上方に移動して走行する段ボール紙から離すこと、 4)片面に粘着剤を適用してある第二のテープの端を短
冊型の厚紙で用意した第二のスタート用シートに貼り付
け、この第二のスタート用シートの先端を真空吸着によ
り持ち上げるとともに、後端を上下動ロールの下に置い
て、段ボール紙の走行する面よりわずか上方に保持して
おき、第一のテープから第二のテープへの切り替えの時
期が来たならば、上下動ロールを下方に移動させて第二
のスタート用シートを走行中の段ボール紙に向かって急
激に押し付け、同時に真空吸引を解除し、第二のスター
ト用シートを摩擦により段ボール紙とともに走行させて
押圧ロールの下を通し、第二のテープをこの押圧ロール
で段ボール紙に粘着させることによって、第二のテープ
の貼り付けを、第一のテープの貼り付け位置に隣接する
位置において開始すること、 5)第一のテープを切断してその供給を断つこと、 6)繰り出される第二のテープを誘導して、その段ボー
ル紙上の貼り付け位置を、第一のテープの貼り付け位置
に従わせること、 7)第二のテープに一定の張力を与えながらこれを供給
し、押圧ロールによる段ボール紙上への貼り付けを連続
的に行なうこと、および 8)第一のテープと第二のテープとの関係を入れ替え
て、上記したテープの貼り付けの継続を所望の回数繰り
返すこと。
【0010】
【発明の実施の形態】上記した方法を実施するための、
本発明の段ボール紙へテープを継続的に貼り付ける「ス
プライス」装置は、図1および図2に全体の構造を示す
ように、下記の諸部分を本質的な構成要素とする:粘着
剤を片面に塗布したテープ(2A,2B)に一定の張力
を与えながら繰り出すテープ供給手段(3A,3B)、
スタート用シートの後端(42)を押さえ、走行するダ
ンボール紙(1)の面に対してテープ(2A,2B)を
押し付ける上下動ロール(6A)と、この上下動ロール
を下方に移動させて段ボール紙上に急激に接触させ、必
要なときは上方に退避するように駆動する駆動手段(6
1)、テープ(2A,2B)の端を粘着させたスタート用
シート(4)の先端(41)を真空吸引により保持し、
かつ保持したまま走行する段ボール紙(1)へ接近させ
るための真空吸盤(7)、真空吸引による吸着と開放を
するための真空吸引−開放手段、および真空吸盤を上下
させるための駆動手段(71)、走行する段ボール紙
(1)の面に対してテープ(2A,2B)を押し付ける
ための、少なくとも1個の押圧ロール(6B)と、この
押圧ロールを段ボール紙上に急激に接触させ、テープを
貼り付けないときは上方に退避させるように駆動する駆
動手段(62)、第一および第二のテープを個別に切断
するための、2個のテープカッター(8A,8B)、上
記した上下動ロール(6A)および上下動ロールの駆動
手段(61)の組、押圧ロール(6B)および押圧ロー
ルの駆動手段(62)の組、真空吸盤(7)、真空吸引
−開放制御手段および真空吸盤の駆動手段(71)の
組、ならびに2個のテープカッター(8A,8B)を一
体にして支持するアセンブリボード(5)、ならびに、
スクリューレール(9A)、ガイドレール(9B)、ア
センブリボード上に設けた、スクリューレールと噛み合
うネジ(9C)およびネジを回転駆動するモータ(9
D)からなり、アセンブリボードを、段ボール紙の走行
方向に対し横方向に往復動可能にしたアセンブリボード
移動機構(9)。
【0011】押圧ロール(6B)に後続して、図1およ
び図3〜5に示したように、第二の押圧ロール(6C)
を設けるとよい。テープに適宜の張力を与えるには、繰
り出し手段に一定のブレーキ力を生じさせればよいが、
それとともに、アセンブリボードに設けた、バネ(図示
してない)で一定方向に付勢されたテンションロール
(51)を併用すると、テープ張力のコントロールが好
都合に行なえる。
【0012】上述の装置により、走行する段ボール紙上
へのテープの貼り付けを継続して行なうスプライス作業
は、次のとおりである。
【0013】まず、第一のテープを貼り付けるに先立っ
て行なう準備としては、図3に示すように、第一のテー
プ(2A)の端を粘着させて貼り付けたスタート用シー
ト(4)の先端部(41)を、真空吸盤(7)による真
空吸引で持ち上げる。すると、シートの後端部(42)
が上下動ロール(6A)の下に当たって、それ以上の移
動は制限される。真空吸盤がスタート用シートの先端部
を上下動ロール下面のレベルにくらべてわずか上方に引
き上げている力に対し、スタート用シートのもつ若干の
剛性が抵抗し、スタート用シートは、その位置に保持さ
れる。
【0014】テープの貼り付けを開始するときは、アセ
ンブリボード(5)を下方に移動させて、スタート用シ
ートを段ボール紙の上面から適宜の高さ、たとえば10
mmの距離に置いて待機する。段ボール紙(1)の走行
が始まったならば、タイミングをはかってエアシリンダ
ー(61)を作動させ、図4に示すように、上下動ロー
ルを急激に下方に移動させて、スタート用シート(4)
を走行している段ボール紙(1)の上に押し付けるよう
に接触させる。このとき、真空吸盤(7)は上下動ロー
ル(6A)の下方への移動に連動して移動し、スタート
用シートが段ボール紙に接触する直前で真空吸引を開放
するように制御することが好ましい。
【0015】上下動ロールを急激に下方に移動させるタ
イミングは、走行して来るダンボール紙の先端または適
宜の位置に設けたマーカーを検知するセンサーと、走行
速度のデータに基づいて、段ボール紙の所定の部分がテ
ープ貼り付け装置の下に入る時間を演算する演算機とを
備えた制御装置(図示してない)とにより、容易に定め
ることができるであろう。こうした点は、前記した先の
発明に関して述べたところと異ならない。
【0016】上下動ロール(6A)により段ボール紙
(1)上に押し付けられたスタート用シート(4)は、
段ボール紙との摩擦のため一緒に走行し、押圧ロール
(6B)の下を通る。後端が押圧ロール(6B)の下に
至るころには、第一のテープ(2A)の、スタート用シ
ートに粘着した部分を超えて外にあるテープ部分が上下
動ロール(6A)の下に入り、その押圧力で段ボール紙
(1)に粘着する。この状態は、図4に示すとおりであ
る。
【0017】いったん第一のテープの貼り付けが開始し
たならば、上下動ロール(6A)は上方に退避して、以
後のテープの段ボール紙への粘着は、上下動ロール(6
A)および押圧ロール(6B)の押圧力により、または
図示したように第二の押圧ロール(6C)を使用する場
合は、上下動ロール(6A)ならびに第一および第二の
押圧ロール(6Bおよび6C)の押圧力により、確実に
行われる。
【0018】第一のテープが繰り出されて巻取が残り少
なになったときは、第二のテープを用意する。それに
は、図5に見るように、上下動ロール(6A)を上方に
引き上げて、最初の操作を繰り返す。すなわち、第二の
テープのスタート用シートを、その先端を真空吸盤
(7)に真空吸着させ後端を上下動ロール(6A)で押
さえることによって、図3に示したように保持させる。
タイミングをはかって、走行している段ボール紙の上に
第二のテープのスタート用シートを急激に押し付け、第
一のテープの粘着と同様にして、第二のテープの段ボー
ル紙上への貼り付けを開始する。上で第一のテープに関
して図3および図4に示した操作が、今度は第二のテー
プに関して行なわれるわけである。
【0019】第二のテープの貼り付けが始まったなら
ば、第一のテープを切断して供給を停止する。第一のテ
ープの残量は、新しい巻取りであれば、当初の量と繰り
出して使用した量との差を計算すれば得られることはい
うまでもない。しかし、一部繰り出して消費した巻取り
を使用することもあり、その場合は残量が明確でないの
で、適宜のセンサーを使用して、終わりに近いことを検
出できるようにすることが好ましい。
【0020】貼り付けを開始した第二のテープは、その
位置が第一のテープに隣接しているが同じではないの
で、速やかに正しい位置、つまり第一のテープの延長線
上に誘導しなければならない。このためには、アセンブ
リボードを段ボール紙の走行方向に対し横方向に移動さ
せて、2本のテープが貼り付けられた位置のへだたりを
解消させる。アセンブリボード移動の機構は、上に説明
したとおりである。アセンブリボードの移動により、図
6に示したように第二のテープ(2B)の位置が誘導さ
れ、第一のテープ(2A)の延長線上に来て、テープの
スプライスが行なわれる。図6の矢印は、段ボールの走
行方向を示す。
【0021】第一のテープに対し第二のテープを貼り付
けた最初の位置が50mm隔たっていたとすると(図6
において、D=50mm)、この距離だけアセンブリボ
ードを移動させるには、通常の装置で約1.5秒を要す
る。段ボール紙の走行速度が100m/分であるとする
と、約1.5秒の間に通過する段ボールの長さは1.5
mであり、第二のテープの貼り付けを開始した部分を含
めても、製品段ボールに生じるロスは、長さ2.5m以
内に収まる(図6において、L≦2.5m)。
【0022】本発明の実施に当たって好ましい態様は、
第一のテープのスタート用シートと第二のテープのスタ
ート用シートとに対して、図7に示すように、それぞれ
個別の真空吸着の機構を用意しておく態様である。この
場合、第一のテープの貼り付けが始まったならば、上下
動ロールを段ボール紙面上から上方に退避させ、そこで
第二のテープのスタート用シートを吸着保持させておく
ように操作する。こうすれば、テープの切り替えに迅速
に対応できる。真空吸着保持の機構を2組用意すること
は、1組だけ用意し、その位置を変更して使用するより
は、むしろ簡単である。
【0023】より好ましい態様は、真空吸着保持の機構
だけでなく、上下動ロールもまた、第一のテープおよび
第二のテープに対して、それぞれ個別に設けておくこと
である。こうすれば、操業の開始に当たって、第一およ
び第二のテープのスタート用シートを一時に真空吸着保
持させることができ、全自動的にスプライス作業を実施
することができるとともに、上下動ロールに対して、テ
ープを段ボール紙上に押圧することを、継続して行なわ
せることができる。
【0024】
【発明の効果】本発明に従って段ボール紙へのテープの
貼り付けを継続するスプライス作業を行なえば、高速で
走行している段ボール紙に対して、容易かつ確実にスプ
ライスができ、スプライスに伴って生じる段ボール紙の
ロスは僅少で済む。実施に当たって段ボール紙製造のラ
インスピードを低下させる必要がないから、生産性が高
く保てるばかりでなく、ラインスピードの低下にともな
って生じる製品ダンボール紙の品質上の問題を避けるこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の段ボール紙にテープを継続的に貼り
付ける装置の、各構成部分を示す側面図。
【図2】 図1に示した装置の矢視方向の図。
【図3】 図1および図2に示した装置において、第一
のテープの貼り付けを開始する直前の、各部分の働きを
示す図。
【図4】 図1および図2に示した装置において、第一
のテープの貼り付けを開始した直後の状態を示す図。
【図5】 第二のテープの貼り付けにそなえている状態
を示す図。
【図6】 テープのスプライス、すなわち貼り付けの継
続が、段ボール紙上でどのように行われるかを示す図。
【図7】 図1および図2に示した装置において、真空
吸着保持の機構を2組用意した態様を示す、図2と同じ
方向からみた図。
【符号の説明】
1 段ボール紙 2A 第一のテープ 2B 第二のテープ 3A,3B テープ供給手段 4 スタート用シート 41 先端 42 後端 5 アセンブリボード 51 テンションロール 6A 上下動ロール 61 上下動ロール駆動手段(エアシリンダー) 6B,6C 押圧ロール 62 押圧ロール駆動手段(押しバネ) 7 真空吸盤 71 真空吸盤駆動手段(エアシリンダー) 8A,8B テープカッター 9 アセンブリボード移動機構 9A スクリューレール 9B ガイドレール 9C ネジ 9D モータ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下記の諸工程からなる、段ボール紙へテ
    ープを継続して貼り付ける方法: 1)片面に粘着剤を適用してある第一のテープの端を短
    冊型の厚紙で用意した第一のスタート用シートに貼り付
    け、この第一のスタート用シートの先端を真空吸着によ
    り持ち上げるとともに後端を上下動ロールの下に置い
    て、段ボール紙の走行する面よりわずか上方に保持して
    おき、段ボール紙の走行が開始されたならば、上下動ロ
    ールを下方に移動させて第一のスタート用シートを走行
    中の段ボール紙に向かって急激に押し付け、同時に真空
    吸着を解除し、第一のスタート用シートを摩擦により段
    ボール紙と一緒に走行させて押圧ロールの下を通し、第
    一のテープをこの押圧ロールで段ボール紙に粘着させる
    ことによって、第一のテープの貼り付けを開始するこ
    と、 2)第一のテープに一定の張力を与えながらこれを供給
    し、押圧ロールによる段ボール紙上への貼り付けを連続
    的に行なうこと、 3)第二のテープへの切り替えにそなえて、上下動ロー
    ルを上方に移動して走行する段ボール紙から離すこと、 4)片面に粘着剤を適用してある第二のテープの端を短
    冊型の厚紙で用意した第二のスタート用シートに貼り付
    け、この第二のスタート用シートの先端を真空吸着によ
    り持ち上げるとともに、後端を上下動ロールの下に置い
    て、段ボール紙の走行する面よりわずか上方に保持して
    おき、第一のテープから第二のテープへの切り替えの時
    期が来たならば、上下動ロールを下方に移動させて第二
    のスタート用シートを走行中の段ボール紙に向かって急
    激に押し付け、同時に真空吸着を解除し、第二のスター
    ト用シートを摩擦により段ボール紙とともに走行させて
    押圧ロールの下を通し、第二のテープをこの押圧ロール
    で段ボール紙に粘着させることによって、第二のテープ
    の貼り付けを、第一のテープの貼り付け位置に隣接する
    位置において開始すること、 5)第一のテープを切断してその供給を断つこと、 6)繰り出される第二のテープを誘導して、その段ボー
    ル紙上の貼り付け位置を、第一のテープの貼り付け位置
    に従わせること、 7)第二のテープに一定の張力を与えながらこれを供給
    し、押圧ロールによる段ボール紙上への貼り付けを連続
    的に行なうこと、および 8)第一のテープと第二のテープとの関係を入れ替え
    て、上記したテープの貼り付けの継続を所望の回数繰り
    返すこと。
  2. 【請求項2】 下記の諸部分を本質的な構成要素とす
    る、段ボール紙へテープを継続的に貼り付ける装置:2
    個の、粘着剤を片面に塗布したテープ(2A,2B)に
    一定の張力を与えながら繰り出すテープ供給手段(3
    A,3B)、スタート用シートの後端(42)を押さ
    え、走行する段ボール紙(1)の面に対してテープ(2
    A,2B)を押し付ける上下動ロール(6A)と、この
    上下動ロールを下方に移動させて段ボール紙上に急激に
    接触させ、必要なときは上方に退避するように駆動する
    駆動手段(61)、テープ(2A,2B)の端を粘着さ
    せたスタート用シート(4)の先端(41)を真空吸着
    により保持し、かつ保持したまま走行する段ボール紙
    (1)へ接近させるための真空吸盤(7)、真空吸引に
    よる吸着と開放をするための真空吸着−開放制御手段
    (図示してない)、および吸盤を上下させるための駆動
    手段(71)、走行する段ボール紙(1)の面に対して
    テープ(2A,2B)を押し付けるための、少なくとも
    1個の押圧ロール(6B)と、この押圧ロールを段ボー
    ル紙上に急激に接触させ、テープを貼り付けないときは
    上方に退避させるように駆動する駆動手段(62)、第
    一および第二のテープを個別に切断するための、2個の
    テープカッター(8A,8B)、上記した上下動ロール
    (6A)および上下動ロールの駆動手段(61)の組、
    押圧ロール(6B)および押圧ロールの駆動手段(6
    2)の組、真空吸盤(7)、真空吸引−開放制御手段お
    よび真空吸盤の駆動手段(71)の組、ならびに2個の
    テープカッター(8A,8B)を一体にして支持するア
    センブリボード(5)、ならびに、スクリューレール
    (9A)、ガイドレール(9B)、アセンブリボード上
    に設けた、スクリューレールと噛み合うネジ(9C)お
    よびネジを回転駆動するモータ(9D)からなり、アセ
    ンブリボードを、段ボール紙の走行方向に対し横方向に
    往復動可能にしたアセンブリボード移動機構(9)。
  3. 【請求項3】 真空吸盤(7)、真空吸引−開放制御手
    段および真空吸盤の駆動手段(71)の組を、並列に2
    個設けた請求項2の装置。
  4. 【請求項4】 押圧ロール(6B)の後方に、第二の押
    圧ロール(6C)を備えた請求項2の装置。
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Cited By (4)

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CN110436268A (zh) * 2018-05-02 2019-11-12 青岛开拓数控设备有限公司 自动双工位贴胶带换胶带装置、压线机及瓦楞纸板生产线
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CN115849083A (zh) * 2022-02-16 2023-03-28 东莞市盛豪机械科技有限公司 用于抛光皮的全自动接驳设备
CN116002174A (zh) * 2023-01-03 2023-04-25 深圳市博硕科技股份有限公司 一种塑胶薄片注塑件双面胶自动贴合机

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