JPH0326534A - 段ボールシート生産方法 - Google Patents

段ボールシート生産方法

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JPH0326534A
JPH0326534A JP16245389A JP16245389A JPH0326534A JP H0326534 A JPH0326534 A JP H0326534A JP 16245389 A JP16245389 A JP 16245389A JP 16245389 A JP16245389 A JP 16245389A JP H0326534 A JPH0326534 A JP H0326534A
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sheets
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は、複数の片面段ボール製造装置を備えるコル
ゲートマシンにおいて,各片面段ボール製造装置を常に
稼働させることにより、段ボールシートの生産効率を著
しく向上させ得る段ボールシートの生産方法に関するも
のである.従来技術 中心紙に所要ピッチの波形を付与し,この波形段頂部と
ライナとを糊付け接着して片面段ボールシートを製造し
,更にこの片面段ボールシートにバックライナを貼合わ
せることにより、両面段ボールシートを製造するコルゲ
ートマシンが広く普及している.すなわち第4図に示す
如く、コルゲートマシン9には、段種の異なる片面段ボ
ールシートSFを製造する2基の片面段ボール製造装置
(以下「シングルフェーサ」という)1 0.1 2が
配設されている.これにより、■片面段ボールシートS
FにバックライナBLを貼合わせた両面段ボールシート
DFおよび■2つの片面段ボールシートS F,S F
を2層に貼合わせ、一方の片面段ボールシートSFにバ
ックライナBLを貼合わせた複両面段ボールシート(図
示せず)の何れをも,選択的に製造し得るよう構成され
ている. 前記2基のシングルフェーサ10,12は、その段ロー
ルにおける段部形状が異なるだけで、他の構成は全て同
一であるので、第4図に示すシングルフェーサ10およ
びその付帯機構(参照符号Aで指示する)についてのみ
説明し,シングルフェーサ12およびその付帯機構(参
照符号Bで指示する)についての説明は省略する.なお
、シングルフェーサ10で、例えばAフルート(波形段
)の片面段ボールシートSFを製造し,シングルフェー
サ12で例えばBフルートの片面段ボールシートSFを
製造するものとする. 前記シングルフェーサ10は、上下の段ロール14.1
6と、下方の段ロール16に近接配置したプレスロール
18と,糊付機構20とを基本的に有しており、当該シ
ングルフェーサ10の右側に設置したミルロールスタン
ド22におけるロール体24から繰出された中芯紙Mを
、前記上下の段ロール14,16で挟圧してAフルート
を付与し得るようになっている.またシングルフェーサ
10の左側には、ライナLを巻装したロール体26を着
脱自在に装架するミルロールスタンド28が配置されて
おり、このロール体26から繰出されたライナLはプレ
ヒータ(図示せず)を経た後、当該シングルフェーサ1
0における前記プレスロールl8に供給され、ここで波
形段頂部に糊付機構20により糊付けされた中芯紙Mと
の圧着貼合わせがなされ,片面段ボールシートSFが連
続的に製造される. この片酊段ボールシートSFは、シングルフェーサ10
の上方に水平に延在させたデッキプレート30に供給さ
れ、ここでつづら折り状に重ね合わされた形で滞留しつ
つ右方に給送され、当該デッキプレート30の右方に配
設した後述のダブルフェーサ34に供給される. またBフルートを有する片面段ボールシートSFを製造
する前記シングルフェーサ12の右側には,両面段ボー
ルシートDFまたは複両面段ボールシート(図示せず)
の一部を最終的に構成するバックライナBLを巻装した
ロール体36を、着脱自在に装架するミルロールスタン
ド38が設置されている.このミルロールスタンド38
からは、バックライナBLが右方に設けたダブルフェー
サ34に合流して、ここでの両面段ボールシートDFま
たは■複両面段ボールシートとして貼合わせがなされる
. 前記ミルロールスタンド38の右方には、公知の機構と
してのプレヒータ42および糊付装置44が配設され、
更にその下流にヒーティングセクション46およびクー
リングセクション48からなるダブルフェーサ34が配
設され、このダプルフェーサ34の更に下流に、一例と
して2基のスリッタスコアラ5 0,5 0,デジタル
力ッタ54およびシングリングコンベヤ56等が配設さ
れる.また、該コンベヤ56の下流側にダウンスタッカ
58が設置され、このダウンスタッカ58に所定長に切
断した段ボールシートを積層貯留するよう構成している
. 前述したコルゲートマシン9により、Aフルートを有す
る両面段ボールシートDFを製造する場合について説明
すると、シングルフェーサ10で前述した如く製造され
た片面段ボールシートSFは,デッキプレート30に沿
って右方に送られた後,該デッキプレート30の右方に
設けたプレヒータ42において所要・の温度上昇を付与
される.更にこの片面段ボールシートSFは,糊付装置
44中で該シートSFの波形段頂部に糊付けがなされ,
その糊付けされた波形段頂部を下方に指向させた状態で
、下流側に配設したダブルフェーサ34に水平に供給さ
れる. また前記バックライナBLは,前述したミルロールスタ
ンド38から引出され、前記ダブルフェーサ34の入口
側下方に設けたプレヒータ60に接触して所要の温度上
昇を付与される.次いでパックライナBLはダブルフェ
ーサ34に導入され、前記片面段ボールシートSFの糊
付けされた波形段頂部に圧接されることにより貼合わせ
がなされ、両面段ボールシートDFが製造される.この
ダブルフェーサ34では、ヒーティングセクション46
で所要の加温がなされ、またクーリングセクション48
で冷却がなされる.なお,前記他方のシングルフェーサ
12は、その稼働を停止している. このようにして前記ダブルフエーサ34で製造されたA
フルートの両面段ボールシートDFは、ダブルフェーサ
34の下流側に設けた前記スリッタスコアラ50を通過
して所要のスリッテイング加工およびスコアリング加工
が施される.なお、下流側に配置したスリッタスコアラ
50は、両面段ボールシートDFにスリッテイング加工
およびスコアリング加工を施すことなく通紙し得る状態
にしてある.更に、両面段ボールシートDFはデジタル
力ッタ54により所定長のシートに裁断された後,コン
ベヤ56上をシングリング状態で搬送され,ライン最右
端に配設したダウンスタッカ58に1枚当てづつ放出さ
れて、ここで積層貯留される. また,前述したコルゲートマシン9で複両面段ボールシ
ートを製造する場合は,前記両シングルフェーサ1 0
,1 2で夫々片面段ボールシートSF,SFを製造し
、両片面段ボールシートS F,S Fを夫々デッキプ
レート3 0.3 0に沿って前記ダブルフェーサ34
に送り込み、ここで両片面段ボールシートS F,S 
Fを2層に貼合わせる.また、前記ミルロールスタンド
38から引き出したバックライナBLをダブルフェーサ
34に供給し、貼合わされた片面段ボールシートSF,
SFに貼合わされて複両面段ボールシートが製造される
.発明が解決しようとする課題 前述したコルゲートマシンでは、片面段ボールシート、
両面段ボールシート、複両面段ボールシート等の各種の
シートを選択的に製造し得るようにシングルフェーサを
2基備えている.この場合、各シングルフェーサでは、
夫々異なる段種の片面段ボールシートを製造するよう設
定されている.すなわち、複両面段ボールシートは、異
なる段種の片面段ボールシートを重ね合わせることによ
り製造される場合が殆どであり,しかもその組合わせと
しては、例えばAフルートとEフルート,Bフルートと
Eフルート,CフルートとEフルート等の如く一定とな
っている. このため、両シングルフェーサを稼働させて異なる段種
の段ボールシートを同時に生産することは可能であるが
、同一段種の段ボールシートのみを生産する場合は、前
記2基のシングルフェーサの内、何れか一方の稼働を停
止させる必要がある.従って,殊に同一段種の段ボール
シートのみを連続的に生産する場合に,シングルフエー
サの稼働率が低下して段ボールシートの生産効率が低下
するのが現状であった. そこで,2基のシングルフェーサに同一段種の段ロール
を配設すると共に、前記ダプルフエーサ以後の各装置を
2基づつ設け、両シングルフェーサを同時に稼働させる
ことにより、片面段ボールシートまたは両面段ボールシ
ートを並列的に製造することが考えられる.しかしこの
場合、オーダー変更により複両面段ボールシートの生産
を行なう際は、一方のシングルフエーサに配設した段ロ
ールを交換しなければならず、この交換作業は時間が掛
かるために、短いサイクルでのオーダー変更に対応し得
ない問題があり、現実には実施し得ないのが実状である
. また、同一段種の段ボールシートを製造する2基のシン
グルフェーサの他に、異なる段種の段ボールシートを製
造する第3のシングルフエーサを配置することも考えら
れるが,この場合はシングルフェーサの数に応じてミル
ロールスタンドを増設する必要を生ずると共に,コルゲ
ートマシン全体の総延長が長くなる問題が指摘される.
発明の目的 そこで本願の発明者は、前述した11題に対する適切な
解決策を模索したところ,1基の装置に複数の段付ユニ
ットを備え、任意の段付ユニットを使用することにより
、段種の異なる片面段ボールシートを選択的゛に製造し
得る片面段ボール製造装電を、少なくとも1基使用する
ことにより、前述した課題を解決し得ることを突き止め
た.すなわちこの発明は、前述した従来技術に係るコル
ゲートマシンによる段ボールシートの生産に内在してい
る前記欠点に鑑み,これを好適に解決するべく提案され
たものであって、段ボールシートの生産効率を向上させ
ると共に,オーダ変更に迅速に対応し得る方法を提供す
ることを目的とする. 課題を解決するための手段 前述した問題点を解決し,所期の目的を好適に達或する
ため、本発明に係る段ボールシート生産方法は、少なく
とも2基の片面段ボール製造装置を備え、片面段ボール
シートにバックライナを貼合わせた両面段ボールシート
または片面段ボールシートを2層に貼合わせ、一方の片
面段ボールシートにバックライナを貼合わせた複両面段
ボールシートを選択的に製造するコルゲートマシンにお
いて、前記複数基の片面段ボール製造装置の内少なくと
も1基を、段種の異なる複数の段付ユニツトを備え、該
段付ユニットを選択的に切換えることにより異なる段種
の片面段ボールシートを製造する片面段ボール製造装置
とし、これら複数の片面段ボール製造装置を同時に稼働
させることにより、同一段種または異なる段種の片而段
ボールシートを選択して別々に生産し得るよう構成した
ことを特徴とする. 実施例 次に本発明に係る段ボールシート生産方法につき,好適
な実施例を挙げて,添付図面を参照しながら以下説明す
る.第l図は本発明に係る方法を好適に実施し得るコル
ゲートマシンを示す概略構成図である.なお,コルゲー
トマシンの基本的な構或は、第4図に示す従来技術に係
る装置と略同一であるので、その詳細説明は省略する。
図面に示す如く,コルゲートマシン9には、2基の片面
段ボール製造装fill O,6 2が配設され,一方
の片面段ボール製造装置10は、従来技術で説明したと
同一の構造を有している.また,他方の片向段ボール製
造装!f62は.異なる段付ユ二ット64.66を備え
、任意の段付ユニットを使用することにより、段種の異
なる片面段ボールシートSFを選択的に製造し得るよう
構威されている.そこで,本明細書では、1基の装置で
複数の異なる段種の段ボールシートを生産し得る片面段
ボール製造装置を,「ツインフェーサ」(出願人の所有
に係る登録商標)と称す. 本実施例に使用されるツインフェーサ62は,第2図に
示す如く、前記ライナLを案内し,かつ該ライナLを中
芯紙Mの糊付けされた段頂部に圧接貼合わせするための
プレスロール68の斜め上方に、上段ロール70および
下段ロール72の対からなる第l段付ユニット64が配
設され、また当該プレスロール68の直下に,上段ロー
ル74および下段ロール76の対からなる第2R付ユニ
ット66が配設されている.また、前記第1段付ユニッ
ト64および第2段付ユニット66の内部には,糊付ロ
ール78,ドクターロール80およびグルーパン82か
らなる糊付機構84が夫々配設されている. 前記プレスロール68はレバー86の一端部に回転自在
に枢支され、該レバー86の中心部は固定フレーム(図
示せず)にピン88を介して枢支されている.またレパ
ー86の他端部は,油圧シリンダ90のピストンロッド
90aに連結されて、前記ビン88を中心として回動付
勢されるようになっている.すなわち,油圧シリンダ9
0を付勢してピストンロッド90aを昇降させることに
より、プレスロール68を第l段付ユニット64の下段
ロール72に当接する位置と,第2段付ユニット66の
下段ロール76に当接する位置とを移動させ得る.従っ
て、プレスロール68と第1段付ユニット64の下段ロ
ール72との組合わせによる片面段ボールシートSFの
製造、またはプレスロール68と第2段付ユニット66
の下段ロール76との組合わせによる片面段ボールシー
トSFの製造をなし得る. なお、ツインフェーサ62において、上段ロールおよび
下段ロールの区別は,空間的な上下の区別に対応するも
のではなく、プレスロールにライナおよび中芯紙を介し
て圧接される側のロールを、「下段ロール」と称する. 第l図に示す如く、上流側に配置した前記シングルフェ
ーサ10に中芯紙Mを供給するミルロールスタンド22
の右方には、該シングルフェーサ10により製造された
片面段ボールシートSFにバックライナBLを供給する
専用のミルロールスタンド92が設置ざれている.そし
て、このミルロールスタンド92のロール体94から繰
り出されたバックライナBLは、前記デッキプレート3
0の下を右方に供給され、後述するダブルフエーサ34
で片面段ボールシートSFに貼合わされる.また、下流
側に配置した前記ツインフェーサ62の右方に配設した
ミルロールスタンド38は、バックライナBLを巻装し
たロール体36を備え、このバックライナBLはツイン
フェーサ62で製造された片面段ボールシートSFに貼
合わされて両面段ボールシー}−DFを製造する場合と
、複両面段ボールシートを製造する場合との両方で使用
される. 前記ダブルフェーサ34,スリツタスコアラ50.50
およびデジタル力ッタ54は,夫々上下に2段で配設さ
れ、後述する如く、シングルフエーサ10で製造した片
面段ボールシートSFは上段のラインに通紙され、ツイ
ンフェーサ62で製造した片面段ボールシートSFは下
段のラインに通紙される.また、前記シングリングコン
ベヤ56およびダウンスタッカ58も夫々2基づつ配設
され,デジタル力ッタ54.54で切断された夫々の段
ボールシートは,対応のダウンスタッカ5 8.5 8
に別々に積層貯留されるよう構成されている。
次に,第3図は第l図に示すコルゲートマシン9の変形
例を示し、この実施例では、長さ寸法の異なる4種類の
片面または両面段ボールシートを同時に製造し得るよう
構威されている.すなわち、前記スリッタスコアラ50
には、両面段ボールシートDFをその流れ方向と平行に
切断するカッタ53が配設され、このカッタ53により
両面段ボールシートDFは2枚のシートに分離される.
また、スリッタスコアラ50の下流側には、デジタルカ
ッタ54,シングリングコンベヤ56およびダウンスタ
ッカ58が,夫々4基づつ配設されている。
従って、前記スリッタスコアラ50を通過して4枚のシ
ートに分離された両面段ボールシートDFは、各デジタ
ル力ッタ54により夫々異なる長さ寸法に切断された後
、夫々コンベヤ56上をシングリング状態で搬送されて
ダウンスタッカ58に積層貯留される. なお、図示例では上流側にシングルフェーサ1oを配置
し、下流側にツインフェーサ62を配置したが、本発明
はこれに限定されるものではなく,上流側にツインフェ
ーサ62を配置し,下流側にシングルフエーサ10を配
置した構成であってもよい. 実施例の作用 次に、前述したコルゲートマシンの稼働により実施され
る段ボールシート生産方法につき説明する.先ず,前記
シングルフェーサ10とツインフェーサ62とにより、
夫々両面段ボールシートDFを同時に生産する場合は以
下の通りである.なお.シングルフェーサ10には,A
フルートの片面段ボールシートSFt7tIl造する上
下段ロール14,16が配設され、またツインフェーサ
62には、Aフルートの片面段ボールシートSFをIB
造する第1段付ユニット64と、Bフルートの片面段ボ
ールシートSFを製造する第2段付ユニット66とが配
設されているものとする. 前記シングルフェーサ10に供給された中芯紙MにはA
フルートが形戊されると共に,その段頂部に糊付けがな
され、同じくシングルフェーサ10に供給されたライナ
Lと貼合わされてAフルートの片面段ボールシートSF
が連続的に製造される.この片面段ボールシートSFは
、デッキプレート30に沿って右方に送られ、前記プレ
ヒータ42および糊付装置44を経た後、上段のダブル
フエーサ34に供給される.またバックライナBLは、
前述したミルロールスタンド92から引出されてダブル
フェーサ34に導入され、前記片面段ボールシートSF
の糊付けされた波形段頂部に圧接されることにより貼合
わせがなされ、両面段ボールシートDFが製造される. 前記ダブルフェーサ34で製造されたAフルートの両面
段ボールシートDFは、更にダブルフエーサ34の下流
側に設けた上段のスリツタスコアラ50を通過して所要
のスリツテイング加工およびスコアリング加工を施され
る.これらの加工が施された両面段ボールシートDFは
、デジタル力ッタ54により所定長のシートに裁断され
た後、コンベヤ56上をシングリング状態で搬送され、
ライン最右端に配設したダウンスタツカ58に1枚当て
づつ放出されて、ここで積層貯留される.また、前記ツ
インフェーサ62で、前記第1段付ユニット64とプレ
スロール68とによる組合わせにより、Aフルートの片
面段ボールシートSFを連続的に製造し,該片面段ボー
ルシートSFをデッキプレート30に沿って右方に送り
、プレヒータ42および糊付装W44を経た後,下段の
ダブルフェーサ34に供給する.またバツクライナBL
は,前述したミルロールスタンド38から引出されてダ
ブルフエーサ34に導入され,前記片面段ボールシート
SFに貼合わされてAフルートの両面段ボールシートD
Fが製造される。
この両面段ボールシートDFは、ダブルフエーサ34の
下流側に配設した下段のスリツタスコアラ50,デジタ
ル力ッタ54およびシングリングコンベヤ56を経た後
、ダウンスタッカ58に積層貯留される. このように、シングルフエーサ10とツインフェーサ6
2とで、同一段種の両面段ボールシートDFを同時に生
産することにより、段ボールシートの生産効率を著しく
向上させることができる.また,ツインフェーサ62の
段付ユニットを、第1段付ユニット64から第2段付ユ
ニット66に切換えた状態で稼働させれば、異なる段m
(AフルートとBフルート)の両面段ボールシートDF
を並列的に生産することが可能である. 次に,AフルートとBフルートとの組合わせの複両面段
ボールシートを生産する場合は、先ずツインフェーサ6
2のプレスロール68を移動させ,第1段付ユニット6
4側から第2段付ユニット66側に切り換える.この状
態で、シングルフエーサ10でAフルートの片面段ボー
ルシートSFを製造すると共に、ツインフェーサ62で
Bフルートの片面段ボールシートSFを製造し、各シー
トS F,S Fを下段のダブルフェーサ34に供給す
る。また,前記ミルロールスタンド38から引出したバ
ックライナBLをダブルフエーサ34に導入し、ここで
各シートS F,S FおよびバツクライナBLを相互
に貼合わせることにより、複両面段ボールシートが製造
される。
この複両面段ボールシートは、下段のスリッタスコアラ
50,デジタル力ッタ54を経た後、シングリングコン
ベヤ56を介してダウンスタッカ58に積層貯留される
. なお、実施例ではコルゲートマシンに配設した2基の片
面段ボール製造装置の一方をツインフェーサとした場合
につき説明したが,2基ともツインフェーサにしてもよ
いことは勿論である.また、ツインフェーサとしては,
第2図に示す構或のものに限られるものではなく,例え
ばプレスロールを固定とし、該プレスロールに対して直
線的に近接離間移動可能な段付ユニットを複数備え、こ
れらの段付ユニットを選択的に使用する構成のものであ
ってもよい.更に、回転フレームに複数の段付ユニット
を配設し、該回転フレームを回転させることにより、任
意の段付ユニットとプレスロールとの間で段ボールシー
トの製造を行なう型式であっても,本発明を好適に実施
し得る。
発明の効果 本発明に係る段ボールシート生産方法によれば,複数の
片面段ボール製造装置を常時稼働させ得るので,段ボー
ルシートの生産効率を極めて向上させることができる.
また、同一段種または異なる段種の片面または両面段ボ
ールシートを同時に生産することができ、しかもオーダ
変更による複両面段ボールシートへの切換えも迅速にな
し得る利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る段ボールシート生産方法を好適に
実施例し得るコルゲートマシンを示す概略構或図、第2
図は第1図に示すコルゲートマシンに採用されるツイン
フェーサの概略側面図、第3図は第1図に示すコルゲー
トマシンの変形例を示す要部概略構或図、第4図は従来
技術に係るコルゲートマシンの概略構或を示す構成図で
ある.62・・・ツインフェニサ 64・・・第1段付ユニット 66・・・第2段付ユニット SF・・・片面段ボールシート DF・・・両面段ボールシート BL・・・バッタライナ

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 少なくとも2基の片面段ボール製造装置を備え、片面段
    ボールシート(SF)にバックライナ(BL)を貼合わ
    せた両面段ボールシート(DF)または片面段ボールシ
    ート(SF)を2層に貼合わせ、一方の片面段ボールシ
    ート(SF)にバックライナ(BL)を貼合わせた複両
    面段ボールシートを選択的に製造するコルゲートマシン
    において、 前記複数基の片面段ボール製造装置の内少なくとも1基
    を、 段種の異なる複数の段付ユニット(64、66)を備え
    、該段付ユニット(64、66)を選択的に切換えるこ
    とにより異なる段種の片面段ボールシート(SF)を製
    造する片面段ボール製造装置(62)とし、 これら複数の片面段ボール製造装置を同時に稼働させる
    ことにより、同一段種または異なる段種の片面段ボール
    シート(SF)を選択して別々に生産し得るよう構成し
    た ことを特徴とする段ボールシート生産方法。
JP16245389A 1989-06-24 1989-06-24 段ボールシート生産方法 Expired - Lifetime JPH0737097B2 (ja)

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