JPS63241344A - スル−ホ−ル充填状態検査方法およびその装置 - Google Patents

スル−ホ−ル充填状態検査方法およびその装置

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JPS63241344A
JPS63241344A JP7411887A JP7411887A JPS63241344A JP S63241344 A JPS63241344 A JP S63241344A JP 7411887 A JP7411887 A JP 7411887A JP 7411887 A JP7411887 A JP 7411887A JP S63241344 A JPS63241344 A JP S63241344A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、プリント配線基板(セラミック等で形成され
た配線基板を含む)において、表裏配線間等を電気的に
接続するために形成したスルーホールに充填された充填
物の充填状態を検査する方法およびその装置に関する。
〔従来の技術〕
セラミック等で形成されている多層配線基板においては
、それらの基板に形成されている表裏プリント配線間ま
たは各層プリント配線間の電気的接続のために、形成さ
れたスルーホールに電気伝導性の良好な物質(一般には
タングステンあるいはモリブデン)が充填されている。
ところが、このスルーホールの充填物の充填状態は常に
良好な状態にあるとは限らず、充填物が基材となるセラ
ミック等の面から突出していたりあるいはまた基材面以
下に不足していたり、充填物の一部が欠落したり、充填
物が基材面上に必要以上に形成されたりすることがある
。これらの欠陥は、電気的接続の目的を阻害し、プリン
ト配線基板の信頼性を大幅に低下させるため、これらの
欠陥は厳重に検査する必要がある。
従来、ポリイミド等を基材とし、銅配線で形成されてい
る透光性のプリント配線基板のスルホール検査方法とし
ては、特開昭61−17049号公報で開示されている
方法がある。しかしながら、この方法は、スルーホール
に充填物が充填されていない配線基板を対象としており
、スルーホール壁面の切れ目やピンホール等の欠陥を検
出することを目的としているため、上記したスルーホー
ル充填物の充填不良を検査することの配慮がなされたも
のではなかった。
一般の充填物の充填不良を検出する方法としては、特開
昭55−118753号公報で開示されている方法があ
る。この方法は、充填物の欠落の検査には有効であるが
、充填物の形状の不良を検査することはできない。
また、斜方照明、斜方検出で検出して、鋼板表面の輝点
の数によりステンレス鋼板の表面状態を検査する方法が
、特開昭60−228943号公報で開示されているが
、ステンレス鋼板に生じる疵により発生する散乱光のみ
を検出するものであり、上記した充填物の形状不良を検
出する点については配慮されていなかった。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上記従来技術は、いずれもスルーホール内に充填された
充填物の形状不良(例えば、第2図に示す凹欠陥、凸欠
陥、不足欠陥、にじみ欠陥、飛散欠陥)を検出する点に
ついて配慮がなされておらず、これらの不良を検出でき
ないという問題かあった・ 本発明の目的は、上記したスルーホールに充填    
゛された充填物の形状不良を検出する方法およびその装
置を提供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
上記目的は、スルーホールが形成されている基板を斜め
方向から照明し、照明された被検査面の照明光線の入射
側へ戻る反射光を検出する光検出器を設け、照明光を被
検査面に走査して該光検出器で画像を検出し、その検出
画像から基板と充填物との明暗コントラストおよび基板
と充填物とに生じる影像を抽出し、この明暗コントラス
ト・および影像を用いて充填物の充填状態の欠陥判定を
行うことにより、達成される。
すなわち、本発明では、スルーホールが形成されている
基板、充填物、および充填状態に応じて生じる充填物の
影からの画像信号の出力差を利用しており、検出画像を
複数の2値しきい値で2値化して複数の2値画像をつく
り、その2値化出力を正常な場合の2値化出力と比較し
て、不良が生じた場合の欠陥を判定する。上記の比較判
定には、正常な場合に対してスルーホール充填部の面積
比較、あるいは周囲長比較、あるいは径の長さの比較を
行い、欠陥を判定する。
〔作用〕
上記構成における本発明の検査方法の作用につき、まず
原理を説明する。
第2図(a)はスルーホールにおける充填物の充填状態
を示したもので、欠陥には、凹欠陥、凸欠陥、不足欠陥
、にじみ欠陥および飛散欠陥がある。この充填部に対し
て前述の斜方照明、斜方検出を行うことにより、第2図
(b)に示すように、凹欠陥および凸欠陥では、図示の
ような影像が充填部あるいは基板の画像の上に投影され
、検出画像の一部が充填部の画像より暗くなる。また、
不足欠陥では、斜光照明により検出軸上のスルーホール
壁面が明るく検出されるため、検出画像は良品の場合よ
りも充填部が小さく検出される。また、にじみ欠陥およ
び飛散欠陥では、良品の場合よりも充填物が大きく検出
される。これらの検出画像を第2図(b)に、その画像
信号を同図(C)に示す。一般に、基板の材料にはアル
ミナやムライト等が用いられ、充填物の材料にはタング
ステンやモリブデン等が用いられるため、基板、充填物
、影の順に、第2図(c)に示したようなレベルの信号
になる。
この画像信号は、複数の2値化しきい値により2値化す
る。第2図(c)ではV Hz p V 112 (7
) 2 ツのしきい値を用いる場合を示す。これにより
、第2図(d)に示す2つの2値画像が得られる。この
2値画像において、凹欠陥では、しきい値VH□による
2値画像(以下第1の2値画像と記す)は面積がほぼ基
準値であるが、しきい値V112による2値画像(以下
第2の2値画像と記す)が存在し。
凸欠陥では、第1の2値画像は面積が基準値より大きく
、横長で、かつ第2の2値画像が存在し、不足欠陥では
、第1の2値画像は面積が基準値より小さく、かつ第2
の2値画像が存在し、にじみ欠陥では、第1の2値画像
は面積が基準値より大きく、周囲長も基準値より大きく
、かつ第2の2値画碌が存在せず、飛散欠陥では、第1
の2値画像は面積が基準値より大きく、かつ第2の2値
画像が存在しない。
以上のことから、2つの2値化しきい値を用いて2つの
2値画像をつくり、得られた1つの2値画像について、
正常な場合とのスルーホール充填部の面積、周囲長、あ
るいは径の長さの比較を行い、また他の2値画像の存在
の有無を検出することにより、スルーホール充填物の充
填欠陥を判定することができる。
なお、以上の説明では、2つのしきい値VH1゜VHz
を用いた場合について述べたが、充填部よりもコントラ
ストの低い(すなわち、出力レベルの小さい)欠陥(ご
み、あるいは飛散欠陥)を検出する場合には、さらにし
きい値の数を増して、そのしきい値で2値化を行うと、
これらの欠陥も確実に検出することができる。
〔実施例〕
以下、本発明の一実施例を図面に従って説明する。
第1図は該実施例のスルーホール充填状態検査装置の構
成を示す図である1図において、ステージベース2上に
はXステージ3を介してYステージ4が設置されてXY
ステージが構成されており、このYステージ4の上に被
検査物体である基板1が播載されている。上記Xステー
ジ3およびYステージ4は、それぞれ外部駆動装置であ
るX軸駆動部5およびY軸部動部6に連結されていて、
それぞれX方向およびY方向に移動されるようになって
いる。上記Xステージ3およびYステージ4の移動量は
、それぞれX軸測長器7およびY軸測長器8により測定
される。
一方、基板1のパターンを自動的に検出する手段が次の
ように構成されている。すなわち、基板1の斜め上方に
は対物レンズ9が設けられ、この対物レンズ9の入射角
より大きい入射角(すなわち基板1とのなす角度は小さ
い)で基板1の斜め上方に配した光源10、コレクタレ
ンズ11およびコンデンサレンズ12からなる照明系に
よって、基板1を斜方照明し、基板1からの反射光は対
物レンズ9を介し、対物レンズ9の結像面に設置された
検出器13に入る。この検出器13の出力は、画像検出
回路14を介してA/D変換器15に入力され、その出
力は互いにしきい値の異なる2つの2値化回路16.1
7、およびヒストグラム作成回路18へ入力される。ヒ
ストグラム作成回路18は、前記しきい値を求めるため
に、検出した画像信号レベルの頻度を算出するもので、
その出力はマイクロコンピュータ19へ入力され、2値
化回路16.17のそれぞれのしきい値V Hz + 
V Hzが演算により求められる。
2値化回路16の出力は、投影分布作成回路20および
輪郭抽出回路21へ入力される。投影分布作成回路20
は、2値化信号によって水平および垂直方向の投影分布
を作成するもので、その分布から、スルーホール充填部
の面積、径が、それぞれ面精算出回路22、スルーホー
ル径算出回路23において算出される。輪郭抽出回路2
1は、2値化信号によってスルーホール充填部の輪郭を
抽出するもので、抽出した輪郭信号は投影分布作成回路
24へ入力されて、水平または垂直方向の投影分布が作
成され、その分布から、スルーホール充填部の周囲長が
周囲長算出回路25において算出される。一方、2値化
回路17は、基板あるいは充填物に生じる影を検出する
もので、その出力は投影分布作成回路26に入力され、
その分布から、面積算出回路27において、スルーホー
ルごとにその影の面積が算出される。
座標発生回路28は、前記画像検出回路14がら検出器
13の走査クロックを入力して、検出器の走査位置座標
を作成するものである。一方、座標測長回路29は、X
軸測長器7およびY@測長器8の出力を入力し、検出器
13の位置座標を検出している。
マイクロコンピュータ19は、XY駆動制御部3oを介
してX軸駆動部5およびY軸駆動部6を制御し、さらに
座標測長回路29から検出器13の位置を入力できるよ
うに構成されている。また、フロッピディスク31には
、基板1に形成されているスルーホールの設計データ(
位置、スルーホール径、スルーホールピッチ等)が記憶
されており、そのデータはマイクロコンピュータ19に
入力され、そのデータに従ってXステージ3およびYス
テージ4が駆動される。さらに、スルーホールの位置座
標が、マイクロコンピュータ19からスルーホール座標
メモリ32へ入力され、スルーホール座標メモリ32の
内容と、座標発生回路28および座標81!I長回路2
9の出力とが比較回路33において比較され、スルーホ
ールの画像が検知されたことを検知するごとに信号を出
力して、面積算出回路22および27、スルーホール径
算出回路23、および周囲長算出回路25が起動される
。そして、面積算出回路22、スルーホール径算出回路
23、周囲長算出回路25および面精算出回路27の各
出力は、マイクロコンピュータ19により設定された各
基準値と、それぞれ比較回路34、35.36および3
7において比較され、充填状態の良否が判定される。比
較回路34.35.36および37の出力は、スルーホ
ール座標メモリ32の対応する座標と合わせて、判定結
果メモリ38に書き込まれる。マイクロコンピュータ1
9は、判定結果メモリ38の内容を入力し、判定結果を
プリンタ381へ出力する。
この装置による検査は、基板1を対物レンズ9に対して
往復矢印Aのように動がし、順次全面を走査して行う。
この矢印Aのように基板1を移動させるため、マイクロ
コンピュータ19は、XYII動制御動制御製30、X
軸駆動部5およびY軸駆動部6を制御する。
また、照明方法としては、点光源となる水銀灯やキャノ
ン灯を光源10として用い、コンデンサレンズ12で平
行光束の照明にして、回折現象を極力少なくすると、影
像の出力が出やすい利点がある。
上記構成の装置において、前に第2図によって説明した
原理に従って検査が行われる。まず、画像検出回路14
およびA/D変換器15により第2図(Q)に示すよう
な画像信号が検出され、この画像信号は2値化回路16
.17において、それぞれ2値化しきい値VH,,yH
2で2値化される。
ここで、この2値化しきい値の求め方について第3図に
より説明する。すなわち、第3図(a)のように検出し
た画像信号から、その頻度分布を第3図(b)のように
求める。そして、求めた頻度分布について、第3図(b
)に示すように、基板の信号レベルHmaxと充填部の
信号レベルHminを求め、これらの出力に基づき、し
きい値とする2値化レベルV +h + V H2を演
算により決定する。
これらの動作は、第1図に示すヒストグラム作成回路1
8およびマイクロコンピュータ19で行われる。
これらの2値化レベルの決定は、自動検査の前に、あら
かじめ、被検査基板を用いて行っておけばよい。
上記の方法で2値化したスルーホール充填部の画像およ
び影の画像から、スルーホールごとに、スルーホール充
填部の面積、周囲長および径の長さと、影像の面積を算
出して欠陥判定を行うのであるが、その方法を2つのし
きい値で2値化した場合の具体例について、以下に説明
する。
第2図(d)は、2つのしきい値V Hl ) V 1
12で2値化した2値画像を示したものである。そして
、しきい値VO□で2値化した画像から、スルーホール
充填部の面積SHよ、周囲長Q、径の長さL X +L
Yを求め、しきい値VI+2で2値化した画像から5そ
の面積SH,を求め、これらの出力をもとに欠陥判定を
行う。欠陥の判定は、充填状態が正常な良品をしきい値
VH□で2値化した場合を基準値とし、面積をSH,、
周囲長Q。、長さをり。とすると、第2図(e)で示す
ように、以下のように判定する。すなわち、 良品−sH,=sHo、nHa。、Lx:Ly”=L。
凹欠陥・・・SHl:SHo、SH2>0凸欠陥・・・
SH,>SH8,SH2>0不足欠陥・S H,< S
 Ho、 S H2> 0にじみ欠陥−8H1”>SH
,、Q>rt。
飛散欠陥−8H1>SHo、Q>α。゛である。
第1図に示す実施例では、投影分布から面積、スルホー
ル径、周囲長を検出するように構成しているが、その具
体的な方法の例を、第4図を用いて説明する。第4図に
おいて、符号39は得られたスルーホール充填部の2値
画像であり、40.41は2値画像39をそれぞれ水平
、垂直に投影した投影分布である。図において、スルー
ホール充填部の面積は、投影分布40または41の各値
を積算することにより求められる。また、スルーホール
充填部の径の長さLXe Lyは、投影分布41.40
の存在する範囲から第4図のように求められる。また、
周囲長に関しては、スルーホール充填部の輪郭画像を抽
出し、この輪郭画像を水平または垂直に投影した投影分
布からその面積を算出すれば、求めることができる。
第5図に、2値信号42から上記輪郭信号を抽出する輪
郭抽出回路21の具体的構成の例を示す。2値信号42
は、走査線の長さに相当する3本のシフトレジスタから
構成されるシフトレジスタ群71に入力された後、シリ
アルイン・パラレルアウトのシフトレジスタから構成さ
れる局部メモリ72に入力される。局部メモリ72のシ
フトレジスタ群工。
P、、P、、P、の出力はNANDゲート73に入力さ
れ、NANDゲート73の出力とシフトレジスタPl、
の出力とはA N Dゲート74に入力される。このよ
うな構成をとると、P、が141 IIであり、その近
傍P1.P、、P、、P、にII O1%があるときA
NDゲート74の出力が“1″となり、輪郭信号75が
ANDゲート74の出力として得られる。
次に、スルーホールごとに投影分布を作成する投影分布
作成回路20.24.26の具体的構成の例を第6図に
より説明する。第6図において、2値信号42は、検出
器13の走査線の長さに相当する(n+1)個のシフト
レジスタからなるシフトレジスタ群43へ入力され、そ
のn本のシフトレジスタの出力は、長さnのシフトレジ
スタ44を介して、加減算回路45へ入力される。加減
算回路45は、シフトレジスタ群43のn本のシフトレ
ジスタの各出力と、水平投影分布メモリ46の各出力と
をそれぞれ加算し、シフトレジスタ44の冬山を減算し
、その結果が水平投影分布メモリ46へ入力され、その
メモリの内容が更新される。一方、シフトレジスタ群4
3の第1番目のシフトレジスタの出力と、第(n+1)
番目のシフトレジスタの出力とは加減算回路47へ入力
されて、垂直投影分布メモリ48の出力とそれぞれ加算
、減算され、その結果が垂直投影分布メモリ48へ入力
され、そのメモリの内容が更新される。垂直投影分布メ
モリ48は、走査線の長さに相当する容量を有しており
、走査クロック49を計数し、シフトレジスタ群43の
出力の相当する走査線上の位置をカウンタ50の出力に
より、そのアドレスiが指定される。このような構成を
とると、水平投影分布メモリ46、P y(j)(j=
 1 !・・・n)においては、走査線上において n
+1 画素の距離を有する2つの2値信号が加減算され
るため、その間のn画素分の2値信号を加算した値が入
力されることになる。同様に、垂直投影分布メモリ48
、PX(k)においても、1本の走査線にわたり2値信
号を加算した値が入力される。すなわち、第7図に示す
ように、2次元画面51に対し、シフトレジスタ群43
の第1番目のシフトレジスタの出力の位置を(xp J
)とすると、水平投影分布メモリ46には領域52の分
布が入力されており、垂直投影分布メモリ48には領域
53の分布が入力されることになる。
次に、これらの投影分布から面積を算出する面積算出回
路22.27の具体的構成の例を第8図に示す。第8図
では、水平投影分布メモリ46からnXn 画素の領域
における面積算出の例を示しており、水平投影分布メモ
リ46の出力を加算回路54に入力することにより面積
が求められる。
第9図は、水平、垂直投影分布メモリ46.48から、
nXn 画素の領域においてスルーホール充填部の径の
長さr、、x、 LYを算出する具体的構成の例を示し
たものである。第9図において、選択回路55は、水平
投影分布メモリ46からPy(1)。
P2(2)、・・・・・・Py(n)の順に内容を順次
読み出し、その値を比較回路56においてtt Onと
比較し、“0″以上のとき、カウンタ57を+1加える
。選択回路55の出力が′0″と等しいことが比較回路
56において検知されると、Lyレジスタ58とカウン
タ57の値が比較回路59で比較され、カウンタ57の
値が大きいとき、その値をLYレジスタ58にセットす
るとともに、カウンタ57をクリアする。このような構
成をとると、水平投影分布メモ1月6の内容が“0″で
なく、連続している長さの最大値が、水平投影分布メモ
リ46をすべて読み出すことにより、LYレジスタ58
に入力される。一方、第9図において、選択回路60は
、垂直投影分布メモリ48からPxCj n+1)、P
x(j n+2)、−・・・PX(J)の順にn個の内
容を順次読み出し、その値を比較回路61においてlj
 017と比較し、11017以上のとき、カウンタ6
2を+1加える。選択回路60の出力が“Oljに等し
いことが比較回路61において検知されると、L×レジ
スタ63とカウンタ62の値が比較回路64で比較され
、カウンタ62の値が大きいとき、その値をL×レジス
タ63にセットするとともに、カウンタ62をクリアす
る。このような構成をとると、LY検出と同様に、垂直
投影分布メモリ48の内容がu O”でなく、連続して
いる長さの最大値がL×レジスタ63に入力される。
次に、面積算出回路22.27.スルーホール径算出回
路23、および周囲長算出回路25を動作させるタイミ
ングについて、第10図を用いて説明する。
第10図では、スルーホール65が一定のピッチnで配
列されている場合について示してあり、画像検出が矢示
のごとく行われるとする。マイクロコンピュータ19は
、フロッピディスク31がら入力した設計データをもと
に、第10図に黒丸印で示す座標をスルーホール座標メ
モリ32に入力する。スルーホール座標メモリ32の内
容は、比較回路33において、その座標値が第6図に示
したシフトレジスタ群43の第1番目のシフトレジスタ
の出方位置と一致するかどうかが判定され、一致するご
とに、面積算出回路22.27、スルーホール径算出回
路23、および周囲長算出回路25を起動する。このよ
うにすることにより、スルーホール65を囲む nXn
画素の領域における水平、垂直投影分布がら、面積、周
囲長およびスルーホール径を求めることができる。また
、スルーホールのピッチが数種類存在する場合には、ス
ルーホール座標メモリ32に、第10図に黒丸印で示す
ような座標を設計データに基づきセットすることにより
、上記した処理が可能なことも明らかである。
第11図は、ヒストグラム作成回路18の具体的構成の
例を示したものである。第11図において、ヒストグラ
ムメモリ66は、A/D変換器15の出力67をアドレ
スとして選択回路68により読み出され、加算回路69
により+1加えられた後、再び選択回路70によりヒス
トグラムメモリ66の同じアドレスに加算結果が入力さ
れる。このような構成をとると、ヒストグラムメモリ6
6のアドレスが信号レベルに対応し、その内容が頻度に
対応する検出信号の頻度分布が作成できる。
本実施例の装置においては、座標d1す長回路29で基
板1の検査位置が測定されるため、設計データにスルー
ホールの位置情報があって、検査した結果そのスルーホ
ールが存在しない場合、あるいはその逆の場合も、欠陥
として出力することができ、スルーホールの有無の判定
も可能である。
〔発明の効果〕
本発明によれば、基板に形成したスルーホールに充填さ
れている充填物の形状不良を欠陥とじて検出することが
できるので5スルーホール充填物の充填状態を確実に検
査することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による検査装置の一実施例の構成を示す
構成図、第2図は本発明による検査の原理を示す図、第
3図は該実施例における2値化しきい値の求め方を示す
説明図、第4図ないし第9図は第1図に示した各機能部
の具体的構成の例を示す説明図、第10図は第1図にお
ける各算出の動作をさせるタイミングの説明図、第11
図は第1図のヒストグラム作成回路の具体的構成の例を
示す説明図である。 符号の説明 1・・・基板 9・・・対物レンズ 10・・・光源 13・・・検出器 14・・・画像検出回路 16、17・・・2値化回路 19・・・マイクロコンピュータ 20、24.26・・・投影分布作成回路21・・・輪
郭抽出回路 22、27・・・面積算出回路 23・・・スルーホール径算出回路 25・・・周囲長算出回路 代理人弁理士  中 村 純之助 1’2図 (Q) Vk41 = tXX’/−1yi*−)(7−d)H
saz  θ<へ〈lVH2x AXHmrn    
   ’<β〈1才4 図 40.41  叔シ分亭 :175図 21  翰1PfIi1f、■將 42 24J信号 71  57トレジス7斜 72 15−一咬(−9 73uA tvo y−ド ア4   Anv”f′−ド ア5#l¥p殖号 16図 45  nrHi;(1−rjJy4 46   −にそす朶彩分季メそす 47770誠算回語 48  4rBilhl;t\λ9シメダヨj〕49 
     、ii り0・ゾ2 50  力り〉り 牙7 図 !8雫 57  62  力ウシタ 58   ムγ ムシ゛°ズタ 63    tア レジスタ

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、基板に形成したスルーホール内に充填されている充
    填物の充填状態を検査する方法において、被検査面を斜
    方照明して、被検査面から入射側ヘ戻る反射光を検出す
    る光検出器を設け、照明光を被検査面に走査して該光検
    出器で画像を検出し、その検出画像から抽出した基板と
    充填物との明暗コントラストおよび基板と充填物とに生
    じる影像を用いて、充填物の充填状態の欠陥判定を行う
    ことを特徴とするスルーホール充填状態検査方法。 2、特許請求の範囲第1項に記載のスルーホール充填状
    態検査方法において、基板と充填物との明暗コントラス
    トおよび基板と充填物とに生じる影像の抽出を、検出画
    像を複数の2値化しきい値を用いて複数の2値画像を求
    めることにより行い、該2値画像を所定の画像と比較す
    ることによって、充填物の充填状態の欠陥判定を行うこ
    とを特徴とするスルーホール充填状態検査方法。 3、特許請求の範囲第2項に記載のスルーホール充填状
    態検査方法において、2値画像と所定の画像との比較を
    、該2値画像からスルーホール充填部の面積、周囲長お
    よび径の長さを抽出し、それぞれの値を所定値と比較す
    ることにより行うことを特徴とするスルーホール充填状
    態検査方法。 4、基板に形成したスルーホール内に充填されている充
    填物の充填状態を検査する装置において、被検査面を斜
    方照明する手段と、照明された被検査面から入射側へ戻
    る反射光を検出する光検出器と、照明光を被検査面に走
    査する手段と、該光検出器で検出した検出画像を複数の
    2値化しきい値を用いて複数の2値画像を求める手段と
    、前記検出画像の信号の頻度から前記2値化しきい値を
    求める手段と、前記複数の2値画像からスルーホール充
    填部の面積、周囲長および径の長さをそれぞれ抽出する
    手段と、該スルーホール充填部の面積、周囲長および径
    の長さをそれぞれ所定値と比較する手段と、該比較手段
    での結果によって充填物の充填状態の欠陥判定を行う手
    段とで構成されたことを特徴とするスルーホール充填状
    態検査装置。 5、特許請求の範囲第4項に記載のスルーホール充填状
    態検査装置において、被検査面を斜方照明する手段が、
    点光源とコンデンサレンズとの組合わせにより、平行光
    束となる照明をするものであることを特徴とするスルー
    ホール充填状態検査装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02100393A (ja) * 1988-10-07 1990-04-12 Hitachi Ltd スルーホール充填状態検査方法およびその装置
JPH02247514A (ja) * 1989-03-20 1990-10-03 Fujitsu Ltd 孔充填状態検査装置
JP2006090740A (ja) * 2004-09-21 2006-04-06 Ngk Spark Plug Co Ltd 配線基板の検査方法、配線基板の製造方法及び配線基板の検査装置

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