JPS63238426A - 磁気エンコ−ダの製造方法 - Google Patents

磁気エンコ−ダの製造方法

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JPS63238426A
JPS63238426A JP62072619A JP7261987A JPS63238426A JP S63238426 A JPS63238426 A JP S63238426A JP 62072619 A JP62072619 A JP 62072619A JP 7261987 A JP7261987 A JP 7261987A JP S63238426 A JPS63238426 A JP S63238426A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本発明は磁気エンコーダの製造方法に係わり、特に、着
磁パターンが所定ピッチで施された磁気記録部を有する
スピンドルシャフトと、このスピンドルシャフトと所定
間隔をおいて配設され、前記着磁パターンの検出をなす
磁気検出素子とを備えた磁気エンコーダの製造に用いて
好適な製造方法に関するものである。
「従来の技術」 一般に、ロボットやNO装置等における制御系の回転位
置や移動位置あるいはその速度を検出するための装置と
して、磁気エンコーダが用いられており、その−従来例
として、例えば第8図あるいは第9図に示す構造のもの
が知られている。
第8図に示す前者の磁気エンコーダlは、ケーシング2
と、このケーシング2にころがり軸受3を介して装着さ
れたスピンドルシャフト4と、このスピンドルシャフト
4の前記ケーシング2から突出させられた部分に嵌合さ
せられ、外周面に着磁パターンMが所定ピッチで施され
た磁気記録体5と、この磁気記録体5の外周面に所定間
隔をおいて対向配設された磁気検出素子(MR素子)6
とによって構成されている。
また、第9図に示す後者の磁気エンコーダ7は、前者の
ころがり軸受3に代えて、すべり軸受8を用いて前記ケ
ーシング2に対するスピンドルシャフト4の支持を行う
ようにし、また、スピンドルシャフト4の適宜位置に、
スラストワッシャ9や鍔lOを設けて、これらのスラス
トワッシャ9や鍔10を前記すべり軸受8に摺接させる
ことによって、スピンドルシャフト4のスラスト方向に
沿う位置決めや、その方向に沿う外力の支持を行うよう
にしたものである。
そして、これらの磁気エンコーダ監・7は、前記着磁パ
ターンMによって形成される磁界を磁気検出素子6に作
用させるとともに、スピンドルシャフト4の回転に伴う
磁気記録体5の回転により、前記磁気検出素子6に作用
する磁束密度を変化させ、これ°によって生じる磁気検
出素子6の電気抵抗の変化を検出することにより、前記
スピンドルシャフト4、すなわち、このスピンドルシャ
フト4に接続されtこ制御系の回転位置や移動位置ある
いは速度を検出するようにしている。
「発明が解決しようとする問題点」 本発明は前述した従来の技術における次のような問題点
を解決せんとするものである。
すなわち、前述した着磁パターンMと磁気検出素子6と
を備えた構成の磁気エンコーダにおいては、高精度の検
出を行うために、スピンドルシャフト4の回転中心の振
れを抑制して、回転する磁気記録体5と磁気検出素子6
との間隔を常時一定に保持し、各着磁パターンMから磁
気検出素子6に作用させられる磁束密度を一定にする必
要があるが、前述した従来のいずれの磁気エンコーダド
アにおいても、ケーシング2とスピンドルシャフト4と
を、軸受3(8)を介して連結した構成としであること
から、ケーシング2に対するスピンドルシャフト4の回
転中心の位置決めを精度よく行うζζは、スピンドルシ
ャフト4の外径管理、軸受3(8)の内外径の管理、お
よび、ケーシング2の軸受装着部の内径管理をそれぞれ
厳しく行わなければならず、これによって、製造工程の
煩雑化や歩留まりの低下、ひいては製造コストの高騰を
招いてしまうといった問題点である。
また、前者においては、ケーシング2と軸受3との嵌合
、および、各軸受3とスピンドルシャフト4との嵌合と
、4m所における組み付は作業が必要で、この点からも
前述した製造工程の煩雑化が想定されるといった問題点
を有し、後者においては、鍔IOやスラストワッシャ9
等の構成部材が増加する分、前述した製造工程に加えて
、鍔lOの形成工程や、スラストワッシャ9の装着工程
が必要となり、製造工程の煩雑化をさらに助長してしま
いやすいといった解決すべき問題点を有している。
さらに、磁気記録体5をスピンドルシャフト11に被嵌
するとともに、その外周に着磁パターンMを施しである
ことから、この磁気記録体5の内外面の加工精度も、磁
気記録体5と磁気検出素子6との間隔保持の精度に大き
く影響してしまい、この点においても検出精度の向上を
制約する要因が生じている。
「問題点を解決するための手段」 本発明は前述した従来の問題点を有効に解消し得る磁気
エンコーダの製造方法を提供することを目的とし、この
目的を達成するために、本発明に係わる磁気エンコーダ
の製造方法は、特に、表面に着磁パターンが所定ピッチ
で施されたスピンドルシャフトのまわりに、このスピン
ドルシャフトを回転自在に支持するとともに前記着磁パ
ターンに対向する磁気検知部を備えた内部ケーシングを
、前記スピンドルシャフトを挿入体としてイジサート成
型により形成する工程、 前記内部ケーシングのまわりに、前記磁気検知部を介し
て着磁パターンに対向さ仕られる磁気検出素子を備えた
回路要素を配設する工程、前記内部ケーシングおよび回
路要素のまわりに、これらを覆う外部ケーシングを、内
部ケーシングおより前記回路要素を挿入体としてインサ
ート成型により形成する工程、 以上の主工程を備えていることを特徴とする。
「作用」 本発明に係わる磁気エンコーダの製造方法は、スピンド
ルシャフトのまわりにインサート成型によって内部ケー
シングを形成することにより、スピンドルシャフトをケ
ーシングに直接支持させて両者の相対的な位置関係の管
理を容易にし、また、磁気検出素子をスピンドルシャフ
トに施された着磁パターンに、内部ケーシングの磁気検
知部を介して対向させることにより、各着磁パターンと
スピンドルシャフトの回転中心との距離のばらつき、す
なわち、着磁パターンと磁気検出4素子との間隔のばら
つきを抑制し、さらに、内部ケーシングおよび磁気検出
素子を覆ってインサート成型によって外部ケーシングを
形成することにより、前述した位置関係を拘束してその
精度を保持するとともに、組み付は作業を大幅に簡略化
するものである。
「実施例」 以下、本発明の一実施例を第1図ないし第7図に基づき
説明する。
まず、製造に先立って、円柱状の素材を所定長さに切断
し、この素材の外面を研削加工して所定の外径に仕上げ
るとともに、両端面の形状を整え、さらに、一端部近傍
の外周面に、凹溝11aを形成してスピンドルシャフト
11を形成する。
次いで、このスピンドルシャフト11を洗浄したのちに
、前記凹溝11aの近傍の外周面に、所定ピッチで着磁
パターンMを施し、さらに、スピンドルシャフト11の
長さ方向に間隔をおいた2箇所に形成された回転支持部
1lb−1lcに離型剤を所定厚さに塗布する。
このような前処理を施したスピンドルシャフトx+4、
第1図および第2図に示すように、射出成型用金型12
内に配設するとともに、その一端部を固定用中子13を
介して金型12に支持させ、かつ、他端部および中間部
の全周を金型12によって支持させた状態で固定する。
このとき、金型12内には、スピンドルシャフト11の
各回転支持部1lb−1lCのまわりに空洞部12a・
12bが形成され、また、スピンドルシャフト11の両
側部に、前記雨空洞部12a・12bを連通させる空洞
部12c12dが、スピンドルシャフト11と間隔をお
きかつスピンドルシャフト11の長さ方向に沿って形成
される。
これより、前記金型12の空洞部12a= 12d内に
樹脂を注入することにより、第3図に示すように、スピ
ンドルシャフト11のまわりに内部ケーシング14を形
成する。
このようにして形成された内部ケーシング14には、前
記スピンドルシャフト11の回転支持部11b・11c
の外周面に全周に亙って接触させられる軸受部14a1
4bと、これらの軸受部14a争L4bを連結する接続
部14c14dが一体に形成され、また、これらの両軸
受部14a−14bと両接続部14c14dとによって
、これらの間に、前記スピンドルシャフト11と直交す
る貫通孔が形成されて、前記着磁パターンMを露出させ
る透孔15が形成される。
さらに、前記回転支持部obを支持する軸受部14aの
内周面には、前記スピンドルシャフト11に形成された
凹溝11aに全周に亙って摺接させられる環状の突起1
6が形成され、また、一端面には、前記中子13により
、所定深さを有する矩形状の凹部14eが、前記軸受部
14aに連続した状態に形成される。
次いで、前記スピンドルシャフト11の回転支持部1l
b−1ICに塗布した離型剤を、熱的処理や化学的処理
によって除去する。
このような離型剤の・除去により、スピンドルシャフト
IIと内部ケーシング14との間に、前記スピンドルシ
ャフト11の全周に亙って適切な隙間が形成されて、こ
のスピンドルシャフト11が内部ケーシング14に回転
自在に支持されるとともに、前記凹溝11aと突起16
との嵌合により、スピンドルシャフト11と内部ケーシ
ング14との、スピンドルシャフト11の長さ方向、す
なわち、スラスト方向への相対移動が拘束される。
これより、前記内部ケーシングI4の一端面に形成され
た凹部14eに、第3図に示すような矩形状の蓋体17
を装着して前記軸受部14aの端部を閉塞するとともに
、内部ケーシング14の周側部に磁気検出素子18を備
えた回路要素19を装着する。
ここで、この回路要素19について説明すれば、本実施
例では、次のような特殊な構成となっている。
第4図に示すように、コ字状に折曲させられたフレキシ
ブルプリント基41ij20と、折曲させられた端部の
一つの内面側に一体に取り付けられ、前記磁気極用素子
18を支持するガラス基板21と、前記フレキシブルプ
リント基板20の内外面の適宜位置に取り付けられた複
数の回路素子22とによって構成されており、前記磁気
検出素子18、回路素子22は、フレキシブルプリント
基板20に形成された回路パターン(図示略)によって
電気的に相互に接続されているとともに、フレキシブル
プリント基板20の他端部に設けられた突出片23によ
って形成された外部接続端子24へ電気的に導かれてい
る。
そして、この回路要素19は、第5図および第6図に示
すように、フレキシブルプリント基板20の折曲された
一端部を、内部ケーシング14に形成された貫通孔の一
端部を覆うように装着し、折曲された他端部を前記貫通
孔の他端部に対向させた状態に装着し、さらに、これら
の各端部間の接続部を内部ケーシング14の一方の連結
部L4cに沿うように装着することによって、内部ケー
シング14を取り巻くようにして装着される。
このようにして回路要素19を内部ケーシングI4に装
着した状態において、ガラス基1i21が透孔15内に
挿入されて透孔15が閉塞され、かつ、このガラス基板
21に取り付けられた磁気検出素子18がスピンドルシ
ャフト11の着磁パターンMに所定間隔をおいて対向さ
せられる。また、フレキシブルプリント基板20に形成
された外部接続端子24が内部ケーシング14の一端面
から外部へ向けて、はぼ直交するように突出さ仕られて
いる。
これより、第5図および第60図に示すように、貫通孔
の他端部に閉塞板25を配設して前記貫通孔を覆うとと
もに、他方の連結部14dに沿って回路素子26等を配
設して内部ケーシング14の内部空間と外部との連通を
遮断し、また、前記スピンドルシャフト11の他端部に
環状のスペーサ27を被嵌するとともに、前記外部接続
端子24を形成する突出片23に固定用中子28を被嵌
し、これらの固定用中子28および前記スペーサ27を
射出成型用金型29に嵌合支持させることによって、前
記回路要素19が装着された内部ケーシング14を金型
29内に配設する。
このとき、金型29内には、内部ケーシングI4や回路
要素19、および、内部ケーシング14から突出させら
れたスピンドルシャフト11のまわりに、周縁部の輪郭
がほぼ長方形状の空洞部29aが形成される。
次いで、この金型29内の空洞部29a内に樹脂を注入
して固化させたのちに、金型29を取り外すことにより
、第7−に示すように、内部ケーシング14および回路
要素19のまわりに直方体状の外部ケーシング30を形
成する。
このようにして形成された外部ケーシング30により、
前記回路要素19のフレキシブルプリント基板20や回
路素子22が外部から包まれて、これらの動きが拘束さ
・れるとともに、フレキシブルプリント基板20と内部
ケーシング14とが当接させられた状態で固定されて、
これらの位置関係が拘束される。
また、前記スペーサ27および固定用中子28が前記金
型29とともに取り外されることにより、スピンドルシ
ャフト11の他端部外周面と外部ケーシング30との間
に隙間が形成され、かつ、前記外部接続端子24のまわ
りに、この外部接続端子24を外部へ露出させるための
ガイド孔31が形成され、前各の隙間によって、スピン
ドルシャフト11と内部ケーシング14との相対回転が
確保され、後者のガイド孔31によって、外部接続端子
24(すなわち、磁気検出素子18や回路素子22)と
外部のi器との接続が可能となされる。
以上の工程を経て、磁気エンコーダ32の製造を完了す
る。
しかして、本実施例の製造方法によれば、スピンドルシ
ャフト11のまわりにインサート成型によって内部ケー
シング14を形成して、この内部ケーシンク14にスピ
ンドルシャフト11を直接支持させるものであり、また
、内部ケーシング14の軸受部14a−14bを、スピ
ンドルシャフト11の回転支持部Nb−11cの表面に
沿って形成することから、両者間に組み付は誤差が生じ
ることはなく、かつ、スピンドルシャフト11と内部ケ
ーシング14との間に隙間を形成するための離型剤を塗
布するに際し、この離型剤の塗布厚さを薄膜形成技術に
より超微細な範囲内で制御でき、これらの相乗作用によ
り、両者の相対的な位置関係の管理が容易にかつ高精度
に行える。
しかも、このようにスピンドルシャフト11が高精度の
位置管理のもとに装着された内部ケーシング14に磁気
検出素子18を取り付けて、この磁気検出素子18をス
ピンドルシャフト11の8着磁パターンMに対向させる
ものであり、かつ、この着磁パターンMがスピンドルシ
ャフト11の表面に直接施されて、各着磁パターンMと
スピンドルシャフト11の回転中心との距離のばらつき
が、スピンドルシャフト11の外面の如上精度のみに依
存することから、両者の間隔においても同様に高精度の
管理が行える。
そして、外部ケーシング30により、前記磁気検出素子
1Bが取り付けられた回路要素19と内部ケーシング1
4との位置関係を拘束して、前述した精度の長期にわた
る保持が可能となる。
また、スピンドルシャフト11の凹溝11aと内部ケー
シング14の突起16との嵌合により、前述したように
、両者のスピンドルシャフト11のスラスト方向への相
対移動を拘束し得るとともに、これらの嵌合形状を前記
スピンドルシャフト11への外面加工によって容易に設
定できることから、スラスト方向への外力に対する嵌合
部の強度が容易に確保さ°れる。
したがって、製造を大幅に簡略化するとともに、高精度
の検出を行い得る磁気エンコーダ32の製造が可能とな
る。
なお、前述した実施例は一例であって、設計要求等に基
づき種々変更可能である。
例えば、前記スピンドルシャフト11と内部ケーシング
14とを相対回転自在な構造とするために、前述した実
施例においては、前記スピンドルシャフト11の回転支
持部1lb−1lCの表面に剥離剤を所定厚さ塗布し、
内部ケーシング14の成型後に前記剥離剤を除去するこ
とによって、スピンドルシャフト11と内部ケーシング
14との間に所定の隙間を形成するようにした例につい
て示したが、これに代えて、次のような方法によって前
記隙間を形成するようにしてもよい。。
すなわち、内部ケーシング14を成型するに際し、前記
スピンドルシャフト11を加熱して所定の外径となるま
で熱膨張させておき、この状態でスピンドルシャフト1
1のまわりに内部ケーシング14を射出成型し、その固
化後において前記スピンドルシャフト11を常温まで冷
却して縮径させることによって内部ケーシング14との
間に隙間を形成する方法である。
また、前記剥離剤が良好な滑り特性を有する場合、ある
いは、滑り特性に優れた材料を内部ケーシング14の成
型材料として用いる場合においては、これらを除去する
必要もなく、また、前述した隙間を設ける必要もない。
第1O図は、本発明の他の実施例を示すもので、これに
より成型された状態を第11図に示す。
この実施例では、磁気検知部に透孔が形成されない゛よ
うにしたもので、スピンドルシャフト11の磁気検知部
位にケーシング材料が回り込んモ、正体的に薄膜33が
形成されるように金型とスピンドルシャフト11間に間
隙34が形成されている。しルがって、このような金型
でスピンドルシャフト11をインサート成型すると、第
it図に示すごとく薄膜33が形成される。
この実施例による方法により磁気エンコーダを構成すれ
ば、スピンドルシャフト11の円周面が完全にシール状
態となるので、防塵効果を高めるとともに、一定厚の薄
膜33を磁気検知部に形成することができるので、磁気
検出素子の位置決めを容易に行うことができる。
「発明の効果」 以上説明したように、本発明に係わる磁気エンコーグの
製造方法は、表面に着磁パターンが所定ピッチで施され
たスピンドルシャフトのまわりに、このスピンドルシャ
フトを回転自在に支持するとともに前記着磁パターンに
対向する磁気検知部を備えた内部ケーシングを、前記ス
ピンドルシャフトを挿入体としてインサート成型により
形成する工程、前記内部ケーシングのまわりに、前記磁
気検知部を介して着磁パターンに対向させられる磁気検
出素子を備えた回路要素を配設する工程、前記内部ケー
シングおよび回路要素のまわりに、これらを覆う外部ケ
ーシングを、内部ケーシングおよび前記回路要素を挿入
体としてインサート成型により形成する工程、以上の主
工程を備えていることを特徴とするもので、次のような
優れた効果を奏する。
スピンドルシャフトをケーシングに直接支持させて両者
の相対的な位置関係の管理を容易にし、また、スピンド
ルシャフトに着磁パターンを直接族して、各着磁パター
ンとスピンドルシャフトの回転中心との距離のばらつき
を抑制し°、さらに、このように高精度に位置管理され
た着磁パターンに、磁気検出素子を対向させることによ
り、各着磁パターンと磁気検出素子との間隔を均一化し
て、冬着磁パターンから磁気検出素子に作用させられる
磁束密度を一定にし、これによって、高精度の検出を行
い得る磁気エンコーダを提供することができる。
さらに、インサート成型によって、内部ケーシングおよ
び磁気検出素子を覆って外部ケーシングを形成すること
により、各構成部材の位置関係を拘束して、前述した検
出精度を長期に亙って保持ケることのできる磁気エンコ
ーダの提供を可能にする。
しかも、磁気エンコーダを製造するに際し、構成部材を
極力省き、かつ、製造工程を簡略化して組み付は作業を
簡便なものとすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第7図は本発明の一実施例を示すもので、
第1図はスピンドルシャフトを金型内に配設置た状態を
示す縦断面側面図、第2図は第1図の■−■線に沿う矢
視断面図、第3図はスピンドルシャフトのまわりに内部
ケーシングを形成した状態を示す一部を断面した外観斜
視図、第4図は回路要素を示す一部を断面した外観斜視
図、第5図はスピンドルシャフトおよび回路要素が装着
された内部ケーシングを金型内に配設した状態を示す縦
断面側面図、第6図は第5図のVl−Vl線に沿う矢視
断面図、第7図は一実施例によって製造された磁気エン
コーダの概略を示す一部を仮想線によって示した外観斜
視図、第8図および第9図はそれぞれ従来の磁気エンコ
ーダを示す縦断面側面図、第1θ図および第11図は本
発明の他の実施例を示すもので、第1θ図は第1図と第
11図は第3図と同様の図である。 11・・・・・・・・・スピンドルシャフト、12・2
9・・・(射出成型用)金型、14・・・・・・・・・
内部ケーシング、18・・・・・・磁気検出素子、19
・・・・・・・・・回路要素、   30・・・・・・
外部ケーシング、32・・・・・・・・・磁気エンコー
ダ、33・・・・・・薄膜、34・t・・・・・・・間
隙、     M・・・・・・着磁パターン。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 表面に着磁パターンが所定ピッチで施されたスピンドル
    シャフトのまわりに、このスピンドルシャフトを回転自
    在に支持するとともに前記着磁パターンに対向する磁気
    検知部を備えた内部ケーシングを、前記スピンドルシャ
    フトを挿入体としてインサート成型により形成する工程
    、 前記内部ケーシングのまわりに、前記磁気検知部を介し
    て着磁パターンに対向させられる磁気検出素子を備えた
    回路要素を配設する工程、 前記内部ケーシングおよび回路要素のまわりに、これら
    を覆う外部ケーシングを、内部ケーシングおよび前記回
    路要素を挿入体としてインサート成型により形成する工
    程、 以上の主工程を備えていることを特徴とする磁気エンコ
    ーダの製造方法。
JP62072619A 1987-03-26 1987-03-26 磁気エンコ−ダの製造方法 Granted JPS63238426A (ja)

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KR1019880003012A KR920007251B1 (ko) 1987-03-26 1988-03-21 자기 엔코우더와 그 제조방법
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011043492A (ja) * 2009-06-01 2011-03-03 Magna-Lastic Devices Inc 磁気速度センサー及び該磁気速度センサーの製造方法

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JP2011043492A (ja) * 2009-06-01 2011-03-03 Magna-Lastic Devices Inc 磁気速度センサー及び該磁気速度センサーの製造方法

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JPH057644B2 (ja) 1993-01-29

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