JPS63237255A - テ−プカセツト自動供給選択再生装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、テープカセット自動供給選択再生装置に関す
る。

〔発明の概要〕

本発明は、制御装置の制御の下に、所定の複数のテープ
カセットの再生リストに従って、棚装置の複数の棚に収
納されている複数のテープカセットの選択されたものを
、運搬手段によって、複数の再生装置の選択されたもの
に運搬して、所定の順序で再生させるようにしたテープ
カセット自動供給選択再生装置において、棚装置を構成
する複数の棚を、複数の確保棚及び複数の通常棚に区分
し、テープカセットの棚装置から複数の再生装置への運
搬に先立って、制御装置の制御の下に、再生リストに従
って、複数の通常棚に置かれている複数のテープカセッ
トの選択されたものを、運搬手段によって、複数の確保
棚の選択されたものに運搬するようにしたことにより、
運搬手段の故障時における手作業によるテープカセット
の再生装置への運搬及び装填の際、再生リストにある再
生すべきテープカセット棚装置からφの選択に要する時
間の短縮化を図ったものである。

、〔従来の技術〕 従来、複数の棚を備える棚装置に、映像信号の記録され
た複数のテープカセットを収納して置き、マイクロコン
ピュータの制御の下に、所定のテープカセットの再生リ
ストに従って、このテープカセットをエレベータ、ＸＹ
ハンドラ等の運搬手段によって複数のＶＴＲのうちの選
択されたものに運搬して再生させるようにしたテープカ
セット自動供給選択再生装置が提案されている。

〔発明が解決しようとする問題点〕 かかる従来のテープカセット自動供給選択再生装置にお
いて、棚装置の棚が多数あり、その棚に放送の何日分か
の再生送出すべきテープカセットが収納されていて、放
送の１日分の再生送出すべきテープカセットの再生リス
ト（送出リスト）に従って、棚装置の多数の棚に収納さ
れている複数のテープカセットのうちの選択されたもの
を、運搬手段によって、複数の再生装置の選択されたも
のに運搬して、所定の順序で再生させる場合には、次の
ような問題が生じる。

即ち、運搬手段が故障した場合、手作業によってテープ
カセットを再生装置に運搬して装填することに成るが、
棚の数が多いと、その際再生リストにある再生すべきテ
ープカセットの棚装置からの選択に要する時間が長くな
り、そのテープカセットを再生装置で、所定の時刻から
再生させることができなくなってしまう虞がある。

かかる点に鑑み、本発明は運搬手段の故障時における手
作業によるテープカセットの再生装置への運搬及び装填
の際、再生リストにある再生すべきテープカセットの棚
装置からの選択に要する時間の短縮化を図ろうとするも
のである。

〔問題点を解決するための手段〕

本発明は、複数の棚（２）を備える棚装置（１）と、複
数の再生装置（４）〜（７）と、棚装置（１）及び複数
の再生装置（４）〜（７）間におけるテープカセット（
３）の受渡しを行う運搬手段（ｌＯ）と、複数の再生装
置（４）〜（７）及び運搬手段（１０）を制御する制御
装置（２０）とを有し、制御装置（２０）の制御の下に
、所定の複数のテープカセット（３）の再生リストに従
って、棚装置（１）の複数の棚（２）に収納されている
複数のテープカセット（３）の選択されたものを、運搬
手段（１０）によって、複数の再生装置（４）〜（７）
の選択されたものに運搬して、所定の順序で再生させる
ようにしたテープカセット自動供給選択再生装置におい
て、棚装置（１）を構成する複数の棚（２）を、複数の
確保棚（２Ａ）及び複数の通常棚（２Ｂ）に区分し、テ
ープカセット（３）の棚装置（１）から複数の再生装置
（４）〜（７）への運搬に先立って、制御装置（２０）
の制御の下に、再生リストに従って、複数の通常棚（２
Ｂ）に置かれている複数のテープカセットの選択された
ものを、運搬手段（１０）によって、複数の確保棚（２
Ａ）の選択されたものに運搬するようにしたことを特徴
とするものである。

〔作用〕

かかる本発明によれば、棚装置（１）を構成する複数の
棚（２）を、複数の確保棚（２Ａ）及び複数の通常棚（
２Ｂ）に区分し、テープカセット（３）の棚装置（１）
から複数の再生装置（４）〜（７）への運搬に先立って
、制御装置（２０）の制御の下に、再生リストに従って
、複数の通常棚（２Ｂ）に置かれている複数のテープカ
セットの選択されたものを、運搬手段（１０）によって
、複数の確保棚（２Ａ）の選択されたものに運搬する。

〔実施例〕

以下に、第１図〜第４図について、本発明の実施例を詳
細に説明する。先ず、実施例の機構部の夫々背面及び前
面を示す第１図及び第２図を参照して、その機構部を説
明する。（１）は棚装置を示し、多数の棚（２）から構
成されている。この棚（２）は、トンネル状に構成され
、映像信号の記録されテープカセット（３）が１個ずつ
収納されるように成されている。（４）〜（７）はＶＴ
Ｒで、この棚装置（１）の端部に積み重ねられる如く配
されている。（１０）は、テープカセット（３）を、棚
装置（１）及びＶＴＲ（４）〜（７）間で受渡しする運
搬手段としてのＸＸハンドラで、棚装置（１）の下部に
おいて水平方向に延在された案内棒（１３）、この案内
棒（１３）に沿って移動するＸハンドラ（１１）　、こ
のＸハンドラ（１１）上において垂直方向に延在された
案内棒（１４）及びこの案内棒（１４）に沿って移動す
るＸハンドラ（１２）から構成される。そして、このＸ
ハンドラ（１２）に、棚及びアクチュエータを備え、棚
（２）及びＶＴＲ（４）　〜（７）　との間でカセット
（３）の授受を行うカセット操作手段（２４）（第３図
参照）が取り付けられている。

このＸハンドラ（１２）は、棚装置（１）の前面を、図
において紙面内を水平及び垂直方向に移動し、そのカセ
ット操作手段（２４）が棚（２）に収納されているカセ
ット（３）を、図において紙面に垂直な方向に引出して
、そのカセット操作手段（２４）の棚に収納し、ＶＴＲ
（４）　〜（７）の何れかのところに運搬し、そのカセ
ット操作手段（２４）の棚に収納されているカセット（
３）が、そのカセット操作手ａ　（２４）によって、紙
面内の水平方向に押し出されて、ＶＴＲ（４）〜（７）
のいずれかに装填する。又、このカセット操作手段（２
４）は、ＶＴＲ（４）　〜（７）（７）いずれかに装填
されているカセット（３）を紙面内の水平方向に引出し
て、そのカセット操作手段（２４）の棚に収納し、その
カセット（３）をＸハンドラ（１２）が棚（２）のいず
れかのところに運搬し、そのカセット操作手１１（２４
）の棚に収納されているカセット（３）を、そのカセッ
ト操作手段（２４）が紙面に垂直な方向に押し出して、
その棚（２）に収納するようにしている。

尚、棚装置（２）は、１面だけでも良いが、ここでは棚
（２）の数が多いので、図示を省略するも、第２図にお
いて紙面の手前側にももう１面配する。この場合、ＶＴ
Ｒ（４）〜（７）は共通で、２面の棚（２〉の間で、上
述のＸＸハンドラ（１０）のＸハンドラ（１２）が図に
おいて、紙面内の水平及び垂直方向に移動し、ＶＴＲ（
４）〜（７）及び両面の棚（２）の間において、カセッ
ト（３）の受渡しが行われる。

棚装置（１）の棚（２）は、その１面のみに配された、
ＶＴＲ（４）〜（７）に近接して配された複数の確保棚
（２Ａ）、他の部分に配された複数の挿入棚（２Ｃ）及
びその挿入棚（２Ｃ）の下側に設けられた１つの排出棚
（２Ｄ）並びに両面に配された通常棚（２Ｂ）から構成
されている。

尚、挿入棚（２Ｃ）と排出棚（２Ｄ）との間には、−排
出棚（２Ｄ）から排出されたカセット（３）が積み上げ
られて収納される排出カセット収納部（２Ｅ）が設けら
れている。尚、確保棚（２Ａ）、挿入棚（２Ｃ）及び排
出棚（２Ｄ）には、第２図においてハツチが施されてい
る。

通常棚（２Ｂ）は放送の数日分のカセット（３）を収納
できる数（例えば数１００）だけ有り、確保棚（２Ａ）
は、ここでは放送の１日分のテープカセット（３）を収
納し得る数だけある。挿入棚（２Ｃ）は縦１列に数個あ
り、この棚（２Ｃ）に手動でカセット（３）を収納する
と、そのテープカセット（３）はＸハンドラ（１２）の
カセット操作手段（２４）によって引き出され、ＸＸハ
ンドラ（１０）によって、自動的に通常棚（２Ｂ）〔後
述する第４図に示す動作中においては、確保棚（２Ａ）
）の空いている棚に運搬して収納される。

又、通常棚（２Ｂ）に収納されているテープカセット（
３）の内、ある放送日の放送に必要なものが、例えばそ
の放送日の前日に、カセットの再生（送出）リストに従
って、ＸＹハンドラ（１０）及びカセット操作手段（２
４）によって、通常棚（２Ｂ）から確保棚（２Ａ）へ、
再生（送出）順に、確保棚（２Ａ）の上から下へ（又は
下から上へ）移される。

その確保棚（２Ａ）に収納されたカセット（３）は、放
送当日に再生（送出）リストに従って、ＸＹハンド−１
ｙ（１０）によってＶＴＲ（４）〜（７）のいずれかに
運搬され、カセット操作手段（２４）によって装填され
、再生（送出）リストに従って再生及び送出される。再
生（送出）の終了したカセット（３）は通常棚（２）の
元の棚に戻される。

尚、図示を省略しであるが、ＶＴＲ（４）〜（７）の再
生出力は、スイッチャによって切換えられて送出され、
それが高周波に変調されて、送信（放送）される。

次に、第３図を参照して、この実施例の制御系を説明す
る。（２０）は、制御装置としてのマイクロコンピュー
タで、これによって上述した棚装置（１）　、ＶＴＲ（
４）　〜（７）　、ＸＹハフドラ（１０）及びカセット
操作手段（２４）が制御される。又、このマイクロコン
ピュータ（２０）には、モニタ受像機（２１）、キーボ
ード装置（２２）及び外部記憶装置（例えば、磁気ディ
スク駆動装置）（２３）が接続されている。

次に、この制御系に関する実施例装置の動作を説明する
。棚装置（１）の挿入棚（２Ｃ）に、手動でカセット（
３）を収納すると、このカセット（３）の収納がその内
部に設けられたセンサ（図示せず）によって検知され、
その検知出力がマイクロコンピュータ（２０）に供給さ
れる。かくすると、マイクロコンピュータ（２０）によ
って、ＸＹハンドラ（ｌＯ）が制御されて、その挿入棚
（２Ｃ）に収納されたカセット（３）を通常棚（２Ｂ）
の空いてる棚まで運搬して、そのＹハンドラ（１２）に
設けられているカセット操作手段（２４）がその棚に収
納する。このとき、そのカセット操作手段（２４）は、
カセット（３）の背面に付されているそのカセット（３
）に記録されている映像信号の番号、タイトル、再生時
間等のバーコードデータを読み取る。そのバーコードデ
ータ及びそのカセット（３）が収納さ杵る通常棚（２Ｂ
）の番号のデータがマイクロコンピュータ（２１）の内
蔵メモリに記憶される。以下、これが繰り返されて、通
常棚（２Ｂ）に放送の何日分かのテープカセット（３）
が収納される。

尚、カセット（３）の収納された棚（２）には図示せざ
るも表示灯が設けれ、その棚（２）にカセット（３）が
挿入されると、マイクロコンピュータ（２０）の制御に
より、その表示灯が点灯するようになされている。

さて、放送日の前日において、磁気ディスクに予め記録
されている放送日に放送（再生、送出）される番組（イ
ベント）のリストをマイクロコンピュータ（２０）で読
み出し、これに従って、マイクロコンピュータ（２０）
の制御の下に、ＸＹハンドラ（１０）及びカセット操作
手段（２４）によって、棚装置（１）の通當棚（２Ｂ）
に収納されているテープカセット（３）を選択して、放
送（再生、送出）　ＩＩ］Ｉに、確保棚（２Ａ）に順番
に収納していく。この動作を、第４図のフローチャート
を参照して説明する。

このリストは、モニタ受像機（２１）の画面に表示され
るが、その−例の要部を次に掲げる。

（送出リスト） 送出番号　カセット番号　　　　送出時間０１　　　０
０１０　　　０１：５４：３００２　　　００２５　　
　０Ｑ：１４：５００３　　　００３０　　　００：２
８：４５０４　　　００４０　　　０１：１４：０００
５　　　０１０５　　　　ｏｏ：ｔ４：ｓ。

０６　　　０３１０　　　　ｏｏ：２ｓ：４゜０７　　
　００２５　　　００：１４：５００９　　　０４０８
　　　００：４４：３０１０　　　０２０２　　　０１
：５３：２５第４図において、ステップ５Ｔ−１で、キ
ーボード装置（２２）の操作によって、マイクロコンピ
ュータ（２０）にコマンドＳＴＡＮＤ−ＢＹ（スタンバ
イ）が与えられると、通常棚（２Ｂ）のカセット（３）
を確保棚（２Ａ）に移す動作が開始される。先ず、ステ
ップ５Ｔ−２で、ＨＡＰ（ＨＯＬＤ　ＩＮＧ　　ＡＲＥ
Ａ　　ＰＯＩＮＴＥＲ）（棚の確保領域ポインタ）に、
ＨＡ　　ＴＯＰ（ＨＯＬＤＩＮＧ　　ＡＲＥＡ　　ＴＯ
Ｐ）（棚の確保領域の１番上の棚、即ち第１番目の確保
棚の番号）をセットする。

次に、ステップ５Ｔ−３で、ＰＬＰ　（ＰＬＡＹＬＩＳ
Ｔ　　ＰＯＩＮＴＥＲ）（再生リストポインタ）に、Ｐ
Ｌ　　ＴＯＰ　（ＰＬＡＹ　　ＬＩＳＴＴＯＰ）（上述
のリストの最初の送出番号（再生番号）、即ちＯｆ）を
セントする。

ステップ５Ｔ−４で、ＰＬＰの指す送出番号の番組のカ
セット（３）、が通常棚（２Ｂ）に収納されているか否
かが判断される。ＹＥＳであれば、ステップ５Ｔ−５に
進み、Ｎｏであればステップ５Ｔ−６に進む。尚、ＮＯ
の場合は、そのカセット（３）のための確保棚（２Ａ）
を空けておく。

例えば送出番号０６の番組で使用されるカセット番号が
０３１０のカセット（３）は、確保棚（２Ａ）に収納さ
れていないものとする。又、送出番号０７のプログラム
で使用されるカセット（３）（送出番号０２のプログラ
ムで使用されるカセット番号が００２５のカセット（３
）と同じ）の収納されるべき確保棚（２Ａ）も空けてお
く。

ステップ５Ｔ−５で、ハンドラ（１０）及びカセット操
作手段（２４）によって、ＰＬＰの指す送出番号の番組
で使用されるカセット（３）を通常棚（２Ｂ）から、Ｈ
ＡＰの指す番号の確保棚（２Ａ）に移す。

ステップ５Ｔ−６で、ＨＡＰにＨＡＰ＋１をセントする
と共に、ＰＬＰにＰＬＰ＋１をセットする。これにより
、ＨＡＰ、ＰＬＰの内容が夫々１だけインクリメントさ
れる。

ステップ５Ｔ−７で、ＰＬＰはＥＮＤか否か、即ちここ
ではＰＬＰの内容が１０（送出番号）に成ったか否かが
判断される。ＹＥＳであれば、ステップ５Ｔ−８に進み
、Ｎｏであれば、ステップ５Ｔ−４に戻る。

ステップ５Ｔ−８で、カセット（３）が挿入棚（２Ｃ）
の何れか°に挿入（収納）されたか否かが判断される。

ＹＥＳであれば、ステップ５Ｔ−９に進み、Ｎｏであれ
ば、ステップ５Ｔ−１１に進む。カセット（３）が挿入
棚（２Ｃ）に挿入されると、その部分に設けられている
センサによってそのカセット（３）の挿入が検出されて
、その検出手段がマイクロコンピュータ（２０）　に（
Ｊｌされるので、ＸＹハンドラ（１０）のＹハンドラ（
１２）がその挿入棚（２Ｃ）のところまで移動し、カセ
ット操作手段（２４）はそのカセット（３）をその棚に
引き込むと共に、そのバーコードデータを読み取ってマ
イクロコンピュータ（２０）に供給する。

ステップ５Ｔ−９で、挿入棚（２Ｃ）に挿入されたカセ
ット（３）が、ＰＬ（送出リスト）に入っているカセッ
トであるか否かが判断される。即ち、マイクロコンピュ
ータ（２０）には、挿入棚（２Ｃ）に挿入されたカセッ
ト（３）の番号のデータがそのメモリに格納されている
ので、そのカセット（３）の番号を送出リストにあるカ
セット番号と比較することによって判断する。

ステップ５Ｔ−１０で、挿入棚（２Ｃ）に挿入されたカ
セット（ここでは、カセット番号が、０３１０のカセッ
ト）（３）を、ＸＹハンドラ（１０）及びカセット操作
手段（２４）によって、上述の確保棚（２Ａ）の空けで
ある棚に収納する。

以上は、放送日の前日に実行される動作であるが、ステ
ップ５Ｔ−８以降の動作は、後述する放送の当日に、送
出リストに従って、確保棚（２Ａ）に収納されているカ
セット（３）を、ＸＹハンドラ（１０）及びカセット操
作手段（２４）によって、ＶＴＲ（４）〜（７）のとこ
ろに運搬して装填し、送出リストの送出番号順に、カセ
ット（３）を再生する場合にも実行される。

次に、放送当日に、送出リストに従って、確保棚（２Ａ
）に収納されているカセット（３）をＶＴＲ（４）〜（
７）によって順次再生する動作について説明する。磁気
ディスクに記憶されている送出リストの内容を、外部記
憶装置（２３）で読み出して、マイクロコンピュータ（
２０）の内蔵メモリに格納する。そして、送出番号Ｏ１
の番組の送出開始時刻を、キーボード装置（２２）によ
ってマイクロコンピュータ（２０）に入力して、その送
出開始時刻から、カセット（３）の再生を開始させる。

この場合、マイクロコンピュータ（２０）にて制御され
るＸＹハンドラ（ｌＯ）及びカセット操作手段（２４）
によって、各カセット（３）の再生順序及び再生時間を
考慮して、再生予定のカセット（３）がＶＴＲ（４）　
〜（７）に装填されて待機せしめられる。これらＶＴＲ
（４）〜（７）は、マイクロコンピュータ（２０）によ
って制御されて、カセット（３）の再生、プリロール、
巻き戻し、早送り等を行う。

さて、ステップ５Ｔ−１１で、確保棚（２Ａ）に収納さ
れているカセット（３）のうち、送出リストに従って再
生の終了したカセットがあるか否かが判断される。ＹＥ
Ｓであれば、ステップ５Ｔ−１２に進み、Ｎｏであれば
、ステップ５Ｔ−８に戻る。従って、ＮＯの場合は、カ
セット（３）の再生（送出）中であっても、送出リスト
に従って、その後で再生されるカセット（３）は、挿入
棚（２Ｃ）を介して、確保棚（２Ａ）の空いている棚に
収納されることに成る。

・ステップ５Ｔ−１２で、再生の終了したカセット（３
）が、送出リスト上再度の再生が行われるか否かが判断
される。ＹＥＳであれば、ステップ５Ｔ−１３に進み、
Ｎｏでれば、ステップ５Ｔ−１４に進む。　　− ステップ５Ｔ−１３で、その再生の終了したカセット（
ここでは、カセット番号が００２５のカセット）（３）
を、ｘｙハンドラ（１０）及びカセット操作手段（２４
）によって、所定の確保棚（ここでは、送出番号０７の
カセット（３）が収納されるべき確保棚）（２Ａ）に移
される。この移されたカセット（３）は、後にＶＴＲ（
４）〜（７）で再生される。

ステップ５Ｔ−１４で、ＸＹハンドラ（１０）及びカセ
ット操作手段（２４）によって、再生済みのカセット（
３）は元の通常棚（２Ｂ）に戻される。

ステップ５Ｔ−１３及び１４の後は、ステップ５Ｔ−１
５に進む。

ステップＳＴ−１５では、送出リストの番組（イエベン
ト）が全部送出（再生）されたか否かが判断される。Ｙ
ＥＳであれば、ステップ５Ｔ−１６に進み、ＮＯであれ
ば、ステップ５Ｔ−８に戻る。

ステップ５Ｔ−１６は、以上の一連の動作が終了（ＥＮ
Ｄ）することを意味する。

尚、カセット（３）の送出中に、ＸＹハンドラ（１０）
又はカセット操作手段（２４）が故障して、確保棚（２
Ａ）に収納されているカセット（３）が自動的にＶＴＲ
（４）〜（７）に装填されない場合は、それがモニタ受
像機（２１）の画面上又は警報手段によって報知され、
このときは操作者が送出リストによって、これから送出
（再生）すべきカセット（３）を、バーコードの側に同
時に付されているカセット番号（アラビヤ数字から成る
）を頼りに探し、そのカセット（３）を手動でＶＴＲ（
４）〜（７）のうちのマイクロコンピュータ（２０−）
によって予め指定されたＶＴＲ（図示せざるも、送出リ
ストに含まれている）に装填すれば良い。

尚、確保棚（２Ａ）の数は、放送の１日分に要するカセ
ット（３）の個数より少なくても良い。

その場合は、再生の終了したカセット（３）を通常棚（
２Ｂ）に戻し、その空いた確保棚（２Ａ）に、通常棚（
２Ｂ）にある選択されたカセット（３）を収納するよう
にすれば良い。

棚装置（１）を構成する複数の棚（２）を、複数の確保
棚（２Ａ）及び複数の通常棚（２Ｂ）に区分し、テープ
カセット（３）の棚装置（１）から再生装置（４）〜（
７）への運搬に先立って、マイクロコンピュータ（２０
）の制御の下に、再生リストに従って、複数の通常棚（
２Ｂ）に収納されている複数のテープカセット（３）の
選択されたものを、ＸＹハンドラ（１０）によって、複
数の確保棚（２Ａ）の選択されたものに運搬するように
したので、ＸＹハンドラ（１０）又はカセット操作手段
（２４）の故障時における手作業によるテープカセット
（３）のＶＴＲ（３）〜（７）への運搬及び装填の際、
再生リストにある再生すべきテープカセット（３）の選
択に要する時間が短く成る。

又、確保棚（２Ａ）は、ＶＴＲ（４）〜（７）から離れ
た位置に在っても良いが、近い場合は、カセット（３）
再生中における、棚（２）及びＶＴＲ（４）　〜（７）
間のＸＹハンドラ（１０）及びカセット操作手段（２４
）による運搬、収納装填に要する時間が短く成って好ま
しい。

又、例えば、放送日の前日に通常棚（２Ｂ）のカセット
（３）を確保棚（２Ａ）に移すとき、確保棚（２Ａ）に
収納すべきカセット（３）が、未だ通常棚（２Ｂ）に収
納されていな（でも、その確保棚（２Ａ）を空けておき
、後に（カセット（３）の再生が開始された後も含む）
挿入棚（２Ｃ）を介してその空いている確保棚（２Ａ）
に収納することができる。

更に、ＶＴＲ（４）〜（７）によって一度再生されたカ
セット（３）も、確保棚（２Ａ）間の移動により再度の
再生が可能と成る。

〔発明の効果〕

上述せる本発明によれば、運搬手段の故障時における手
作業によるテープカセットの再生装置への運搬及び装填
の際、再生リストにある再生すべきテープカセットの棚
装置からの選択に要する時間の短縮化を図ることのでき
るテープカセット自動供給選択再生装置を得ることがで
きる０本発明は棚装置の棚の数が多い程効果的である。

【図面の簡単な説明】

第１図は及び第２図は、本発明の実施例の機構部の夫々
背面及び前面を示す図、第３図は本発明の実施例の制御
系を示すブロック線図、第４図は本発明の実施例の制御
装置（マイクロコンピュータ）による制御の説明に供す
るフローチャートである。 （１）は棚装置、（２）は棚、（２Ａ）は確保棚、（２
Ｂ）は通常棚、（２Ｃ）は挿入棚、（３）はテープカセ
ット、（４）　〜（７）はＶＴＲ。 （１０）はＸＹハンドラ、（２０）はマイクロコンピュ
ータ、（２４）はカセット操作手段である。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 複数の棚を備える棚装置と、複数の再生装置と、上記棚
   装置及び上記複数の再生装置間におけるテープカセット
   の受渡しを行う運搬手段と、上記複数の再生装置及び上
   記運搬手段を制御する制御装置とを有し、上記制御装置
   の制御の下に、所定の複数のテープカセットの再生リス
   トに従って、上記棚装置の複数の棚に収納されている複
   数のテープカセットの選択されたものを、上記運搬手段
   によって、上記複数の再生装置の選択されたものに運搬
   して、所定の順序で再生させるようにしたテープカセッ
   ト自動供給選択再生装置において、上記棚装置を構成す
   る複数の棚を、複数の確保棚及び複数の通常棚に区分し
   、 上記テープカセットの上記棚装置から上記複数の再生装
   置への運搬に先立って、上記制御装置の制御の下に、上
   記再生リストに従って、上記複数の通常棚に置かれてい
   る複数のテープカセットの選択されたものを、上記運搬
   手段によって、上記複数の確保棚の選択されたものに運
   搬するようにしたことを特徴とするテープカセット自動
   供給選択再生装置。