JPS63236814A - ドリル鋼管杭 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 この発明は開放端のドリル鋼管杭に関する。

「従来の技術」 低騒音、低振動の基礎杭施工として開放端の鋼管杭外周
の全長にねじ状突起を設け、管内部の土壌を排出するこ
となく回転力によりねじこむとしたものが、例えば特開
昭５５−９５７１６号、実公昭５３−２４０９２号等に
提案されている。

「発明が解決しようとする問題点」 しかるに、畝上のものにあっては以下に述べる難点があ
る。

ｉ）鋼管杭を使用して構造物の基礎を施工する場合、そ
れら鋼杭の形状寸法は上部荷重により導かれる鉛直また
は水平荷重によって決定される。

ところでこのような鋼杭としては下抗、中杭、下抗を共
に同一のものを使用すると鉛直支持力に対しては過大寸
法のものが用いられることとなり、資材的に不経済であ
ると共にその取扱い等も容易でない。　　゛ ｉｉ）全長に渡ってねじ条突起を設けるとしているので
、加工にコストをかけねばならないが、土壌切削に関与
するのはほとんど先端部のみであり、後方部のねじ条突
起は切削に必須のものではないと云う不合理がある。

ｉｉｉ　）杭のねじ込みは杭と接触する土壌層を切削破
砕することにより有効になすことが出来るものであるが
、ねじ条突起はかかる破砕作用は不得意であり、より迅
速に接触土壌層との間の摩擦を低減する他手段の開発が
必要である。

ｒ問題点を解決するための手段」、「作用」本発明は畝
上の事情に鑑みなされたものでその要旨とするところは
、開放端の杭先端部を円筒状もしくは若干円錐状にする
と共に当該円錐部の管内外両面に縦多条リブを付設し、
かかる杭の下部先端下抗の上端径に合致して中継ぎされ
るとして、下抗と下抗の径は同一もしくは上部の径が比
較的大きく、下部の径が比較的小さい杭を形成し、斯か
る杭の打込みによって水平荷重及び鉛直荷重の何れに対
しても合理的に耐え得る経済的な杭を提供し得ると共に
杭の僅かな一部にのみ縦多条リブの付設加工を要するだ
けで杭内外両面にて錐効果による切削破砕作用享受して
すみやかな貫入と貫入後にあっては杭内外両面で、土壌
との一体化を奏するとした点にある。

「実施例」 以下、これを図に基づいて詳細に説明する。

第１図は本発明になるドリル鋼管杭の先端円錐部の切載
詳示図、゛第２図は本発明杭の打込み態様図である。

図中１は本発明の開放端のドリル鋼管杭を示し、その先
端部１ａは若干円錐状に行形されている。

当該円錐部の管内外両面には縦多条リブ２，２″が付設
されている。

又、畝下抗１は第２図に示される如く下抗の径が下抗の
径よりも若干大きく設定して相互に中継ぎされるもので
、下抗の下部先端は下抗の上端径に合致し、溶接接合に
て中継ぎされる。

尚、本発明杭にあっては施工開始時に地中ねじ込みを容
易にするために若干下大堀をする場合もある。杭先端は
地表および地中の地盤へのかみ込みを容易にするために
ノコギリ歯あるいは歯型の切り込みを入れる。

しかして、ねじ込みに際し円錐部内外両面に付設された
縦多条リブ２，２゛は土壌３を錐効果でもって管内外に
て同時に切削していくが、当該切削部を後続する杭直胴
部は先行の切削により貫入が内外両面に於いて容易にな
っている。

そして、内外両面に形成された切削土壌層は沈静後杭壁
に接し、内外両面より緻密土壌接触層で杭１を高い一体
化作用をもうて支持するものとなる。

尚、図中４は支持層を示す。

「発明の効果」 以上の如（本発明によるならば開放端のドリル鋼管杭に
於いて水平荷重および鉛直荷重の何れに対しても合理的
に耐え得る経済的な杭をねじ込み貫入容易１貫入後の地
盤との一体化良好のちとに提供し得、極めて有意義であ
る。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明になるドリル鋼管杭の先端円錐部の切
載詳示図、第２図は本発明杭の打込み態様図である。 １・・・ドリル鋼管杭、　２．２”・・・縦多条リブ、
３・・・土壌、　４・・・支持層。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 開放端の杭先端部を円筒状あるいは若干円錐状にすると
   共に、当該円筒もしくは円錐部の管内外両面に連続ある
   いは不連続の縦多条リブを付設し、かかる杭の下部先端
   は下抗の上端径に合致して中継ぎされるとしてなること
   を特徴とするドリル鋼管杭。