JPS63236028A - 光可溶化組成物 - Google Patents

光可溶化組成物

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JPS63236028A
JPS63236028A JP62071042A JP7104287A JPS63236028A JP S63236028 A JPS63236028 A JP S63236028A JP 62071042 A JP62071042 A JP 62071042A JP 7104287 A JP7104287 A JP 7104287A JP S63236028 A JPS63236028 A JP S63236028A
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JP
Japan
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acid
substituent
compound
alkyl
group
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Pending
Application number
JP62071042A
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English (en)
Inventor
Toshiaki Aoso
利明 青合
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Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Filing date
Publication date
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Priority to JP62071042A priority Critical patent/JPS63236028A/ja
Publication of JPS63236028A publication Critical patent/JPS63236028A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03FPHOTOMECHANICAL PRODUCTION OF TEXTURED OR PATTERNED SURFACES, e.g. FOR PRINTING, FOR PROCESSING OF SEMICONDUCTOR DEVICES; MATERIALS THEREFOR; ORIGINALS THEREFOR; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED THEREFOR
    • G03F7/00Photomechanical, e.g. photolithographic, production of textured or patterned surfaces, e.g. printing surfaces; Materials therefor, e.g. comprising photoresists; Apparatus specially adapted therefor
    • G03F7/004Photosensitive materials
    • G03F7/075Silicon-containing compounds
    • G03F7/0757Macromolecular compounds containing Si-O, Si-C or Si-N bonds

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Spectroscopy & Molecular Physics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Materials For Photolithography (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本発明は、平版印刷版、多色印刷の校正刷、オーバーヘ
ッドプロジェクタ−用図面、10回路、ホトマスクの製
造に適ずろ新規な光切溶化組成物に関する。
「従来の技術」 活性光線により可溶化する、いわゆるポシチブに作用す
る感光性物質としては、従来オルトキノンジアジド化合
物が知られており、実際平版印刷版、ホトレジスト等に
広く利用されてきた。このようなオルトキノンジアジド
化合物としては、例えば米国特許第2.766、118
号、同第2.767、092号、同第2.772.97
2号、同第2.859.112号、同第2、907.6
65号、同第3.046.110号、同第3.046.
111号、同第3.046.115号、同第3.046
.118号、同第3、046.119号、同第3.04
6.120号、同第3.046.121号、同第3.0
46.122号、同第3.046.123号、同第3、
061430号、同第3.102.809号、同第3.
.106.465号、同第3.635.709号、同第
3.647.443号の各明細書をはじめ、多数の刊行
物に記されている。
これらのオルトキノンジアジド化合物は、活性光線の照
射により分解を起こして5員環のカルボン酸を生じ、ア
ルカリ可溶性となることを利用したものであるが、いず
れも感光性が不十分であるという欠点を有する。これは
、オルトキノンジアジド化合物の場合、本質的に量子収
率が1を越えないということに由来するものである。
オルトキノンジアジド化合物を含む感光性組成物の感光
性を高める方法については、今までいろいろと試みられ
てきたが、現像時の現像許容性を保持したまま感光性を
高めることは非常に困難であった。例えば、このような
試みの例として、特公昭48−12242号、特開昭5
2−40125号、米国特許第4.307.173号な
どの公報及び明細書に記載された内容を挙げることがで
きる。
また最近、オルトキノンジアジド化合物を用いずにポジ
チブに作用させる感光性組成物に関して、いくつかの提
案がされている。その1つとして、例えば特公昭56−
2696号公報に記載されているオルトニトロカルビノ
ールエステル基を有するポリマー化合物が挙げられる。
しかし、この場合も、オルトキノンジアジド化合物の場
合と同じ理由で感光性が十分とは言えない。また、これ
とは別に接触作用により活性化される感光系を使用し、
感光性を高める方法として、光分解で生成す酸によって
第2の反応を生起させ、それにより露光域を可溶化する
公知の原理が適用されている。
このような例として、例えば光分解により酸を発生する
化合物と、アセタール又はO,N−アセタール化合物と
の組合せ(特開昭48−89003号)、オルトエステ
ル又はアミドアセタール化合物との組合せ(特開昭51
−120714号)、主鎖にアセタール又はケタール基
を有するポリマーとの組合せく特開昭53−13342
9号)、エノールエーテル化合物との組合せ(特開昭5
5−12995号)、N−アシルイミノ炭酸化合物との
組合せ(特開昭55−126236号)、主鎖にオルト
エステル基を有するポリマーとの組合せ(特開昭56−
17345号)、シリルエステル化合物との組合せく特
開昭60−10247号)及びシリルエーテル化合物と
の組合せ(特開昭60−37549号、特開昭6(1−
121446号)などを挙げることができる。これらは
原理的に量子収率が1を越える為、高い感光性を示す可
能性があるが、アセタール又はO,N−アセタール化合
物の場合、及び主鎖にアセタール又はケタール基を有す
るポリマーの場合、光分解で生成する酸による第2の反
応の速度が遅い為、実際の使用に十分な感光性を示さな
い。またオルトエステル又はアミドアセタール化合物の
場合及び、エノールエーテル化合物の場合、更にN−ア
シルイミノ炭酸化合物の場合は確かに高い感光性を示す
が、経時での安定が悪く、長期に保存することができな
い。主鎖にオルトエステル基を有するポリマーの場合も
、同じく高感度ではあるが、現像時の現像許容性が狭い
という欠点を有する。上記シリルエステル化合物の場合
、他の化合物及びポリマーに比べ高密度であり、現像許
容性に優れてはいるが、実際に使用するには感度、現像
許容性が十分とは言えない。
更に、これらのどの化合物においても、露光後現像まで
に経時すると、感度が徐々に増大するという問題があっ
た。
「発明が解決しようとする問題点」 本発明の目的は、新規な光可溶性高分子化合物を使用し
、上記問題点が解決された新規な売可溶化組成物を提供
することである。即ち高い感光性を有し、現像時の現像
許容性が広い新規な売可溶化組成物を提供することであ
る。
本発明の別の目的は、露光後現像までの経時における増
感を抑えた新規な売可溶化組成物を提供することである
本発明の更に別の目的は、製造が簡便で容易に取得でき
る新規な売可溶化組成物を提供することである。
「問題点を解決するための手段」 本発明者は、上記目的を達成すべく鋭意検討を加えた結
果、新規な売可溶化組成物を見い出し、本発明に到達し
た。
即ち、本発明は、(a)活性光線の照射により酸を発生
し得る化合物、(b)下記一般式(1)、(II)、又
は(III)で示される、酸により分解し、現像液中で
のその溶解度が酸の作用により増大するシリルエーテル
化合物、及び(C)溶剤を除く全組成物に対して1〜2
 Qwt%の常圧での沸点が180℃以上である多価ア
ルコール化合物、を含有することを特徴とする売可溶化
組成物を提供するものである。
R1上03IR4)。          (1)■ R2R2 ReO+S+O→1−一」旨R5−ロ −3i   O
)π−−イーR50fb□□R6R2R2R2Ra (m) 式中、R1は置換基を有していてもよいm価の脂肪族又
は芳香族炭化水素を示す。R2,R3゜R1は同一でも
相異していてもよく、それぞれ水素原子、アルキル、ア
ルケニノペ置換基を有していてもよいアリールもしくは
アラルキル、ハロゲン、又は−OR,を示す。好ましく
は炭素数1〜4個のアルキル、クロル、もしくは−0R
6、更に好ましくは炭素数1〜4個のアルキル、又は−
0’R6を示す。Rs 、R7は置換基を有していても
よい2価の脂肪族又は芳香族炭化水素を示す。
好ましくは、親水性基(具体的には後に記載する)、ウ
レタン基、ウレイド基、アミド基、エステル基を□有す
る2価の脂肪族又は芳香族炭化水素を示す。
R6は置換基を有していてもよいアルキル、アリール、
もしくはアラルキル基、好ましくは炭素数1〜8個のア
ルキル、又は炭素数6〜15のアリール基を示す。また
R5とR6が結合して脂肪族環又は芳香族環の一部を形
成してもよい。
R8は水素原子、置換基を有していてもよいアル」−ル
、アリール、もしくはアシル基、又はノ′ 一8゛デ・G*t・好几3は′1″鼾劃素7R。
ノ′ 1〜4個のアルキル、もしくは−S i−R3を示ず。
R6 m、  nは正の整数、好ましくはmは1〜1000、
nは1〜500の整数を示す。a、  bはそれぞれ0
又はIを示す。
なお前記の親水性基としては、具体的には下記に示され
るものがある。
(−[:1I2CH2−0→1 干(−[:ll2h□Oh÷Cl2CH,−0丹−(−
CIICI+2−0−)−−(−C112C112−0
−hR′ (−CH2CHCH2−Oh 叶 一1l−(−CI+ 29−r−0+。
イー Cl1CH2−o  f R3 式中、pは1〜4の整数を示し、m、  nは2以上の
整数、好ましくは2〜100の整数、更に好ましくは2
〜20の整数を示す。R9はアルキル、又は置換基を有
していてもよいフェニル基を示す。
特に好ましい親水性基は一←CH2CH2−0−hであ
る。
本発明は、前記の(C)の化合物を添加することで驚く
べきことに、前記問題点の露光後現像までの経時におけ
る増感を大きく改良でき、更に感度においても著しく向
上させることを見い出したものである。
(a)の化合物 本発明の(a)における活性光線の照射により酸を発生
し得る化合物としては、多くの公知化合物及び混合物、
例えば、ジアゾニウム、ホスホニウム、スルホニウム、
及ヒヨードニウム(7) BF、−、PF6− 。
SbF6.5iF6−江f!04−などの塩、有機ハロ
ゲン化合物、オルトキノンジアジドスルホニルクロリド
、及び有機金属/有機ハロゲン化合物組合せ物が適当で
ある。もちろん、米国特許第3.779.778号、西
ドイツ国特許第2.610.842号及び欧州特許第1
26712号の明細書中に記載された光分解により酸を
発生させる化合物も本発明の組成物として適する。更に
適当な染料と組合せて露光の際、未露光部と露光物の開
に可視的コントラストを与えることを目的とした化合物
、例えば特開昭55−77742号、同57−1632
34号の公報に記載された化合物も本発明の組成物とし
て使用することができる。
上記光分解により酸を発生し得る化合物の中で、代表的
なものについて以下に説明する。
(1,)11ハロメチル基が置換した下記の一般式(I
V)で表わされるオキサジアゾール誘導体又は一般式(
V)で表わされる5−)IJアジン誘導体。
ここで式中、Rloは置換もしくは無置換の了り−ル、
アルケニル基、R11はR+ o 、  CX 3又は
、置換もしくは無置換のアルキル基を示す。Xは塩素原
子又は臭素原子を示す。
具体的には以下に示すものが挙げられる。
(IV−2) (IV−3) (IV−4) (IV−6) (rV−8) (V−1) CCA。
CI13 (V−5) CZ3 (V−7> CCβ3 Cf13 (V−10) CCβ3 (2)下記の一般式(VI)で表わされるヨードニウム
塩又は一般式(■)で表わされるスルホニウム塩。
ここで式中Ar、、Ar2は同一でも相異していてもよ
く、置換又は無置換の芳香族基を示す。R12、R13
、R14は同一でも相異していてもよく置換又は無置換
のアルキル基、芳香族基を示す。X−はBF6−1PF
6− 、八5F6−.5bF6−1CZO,−を示す。
また、R12、RI3、R14のうちの2つ及びAr、
、Ar2はそれぞれ単結合又は置換基を介して結合して
もよい。
一般式(VT)で示される化合物としては、例えば特開
昭50−158680号、特開昭51−100716号
、及び特公昭52−14277号公報記載の化合物が挙
げられる。また一般式(■)で示される化合物としては
、例えば特開昭51−56885号、特公昭52−14
278号、米国特許第4.442.197号、西独特許
第2.904.626号の各公報または明細書中に記載
の化合物が挙げられる。
具体的には以下に示すものが含まれる。
(VT−1) (VI−2) (Vl−3) (VI−4) (Vl−5) (VI−6) (VI−7) (Vl−8) (VI−9) (Vl−10) (Vl−11) + (VI−12) 十 (■−1) (■−2) (■−3) (■−4) (■−5) (■−6) (■−9) (■−10) (■−11) (■−12) (■−13) (■−14) (■−15) (3)下記の一般式(■)で表わされるジスルホン誘導
体又は一般式(IX)で表わされるイミドスノホネート
誘導体。
八r3    SO2So。−A「4        
     (■)ここで式中、Ar3、Ar4は同一で
も相異していてもよく、置換又は無置換のアリール基を
示す。
RI5は置換又は無置換のアルキル、アリール基べ示す
。Aは置換又は無置換のアルキレン、アルケニレン、ア
リーレン基ヲ示ス。
具体的には以下に示す化合物が挙げられる。
(■−2) (■−3) (■−4) (■−5) (■−6) (■−10) (IX−1) (IX−2) (IX−3) (IX−4) (IX−5) (IX−6) (IX−7) +1 (IX−8) +1 (IX−10) (IX−11) (IX−12) これらの光照射により酸を発生し得る化合物の添加量は
、全組成物に対し、0.01〜l Qwt%、好ましく
は0.1〜5wt%の範囲で使用される。
(b)の化合物 本発明(1))における一般式(1)、(■)、又は(
III)で示されるシリルエーテル化合物の具体例とし
ては次に示すものがあるが、これに限定されるものでは
ない。
No、 1 No、 4 No、 7 No、 8 Na9 ■α1O Nα11 Na12 No、 14 No、 16 O No、 17 Nα18 Nα21 No、 22 N[L23 No、24 No、 25 No、 26 No、 33 No、 34 ?■・ No、 46 No、47 1毛; 、、、′:?  。
なお具体例中のnは2以上の整数を示す。またx、y、
zはモル比を示し、化合物例No、45〜47ではx−
10〜85モル%、y=5〜80モル%、Z−10〜8
5モル%である。また化合物例N013〜4.7〜19
.21.26.37、及び41〜44.49では、x=
5〜90モル%、y−10〜95モル%を示す。
酸により分解し得る、これらのシリルエーテル化合物の
添加量は全組成物に対し、5〜79wt%、好ましくは
15〜5Qwt%の範囲で使用される。
(C)の化合物 本発明(C)における、常圧での沸点が180℃以上で
ある多価アルコール化合物としては、多くの既知の脂肪
族又は芳香族アルコールが含まれる。
具体的には以下に示すものが含まれる。
エチレングリコール、1.3−プロパンジオールペ 1
.2−プロパンジオール、グリセリン、1゜4−ブタン
ジオール、1,3−ブタンジオール、1.2−ブタンジ
オール、2,3−ブタンジオール、1. 2. 4−ブ
タントリオール、1. 2. 3一ブタントリオール、
Cl5−2−ブテン−1,4−ジオール、trans−
2−ブテン−1,4−ジオール、1.5−ベンタンジオ
ール、1.4−ベンタンジオール、1.3−ベンタンジ
オール、l。
2−ベンタンジオール、l、2.5−ペンタントリオー
ル、l、2.4−ペンタントリオール、1゜2.3−ペ
ンタントリオール、1. 6−ヘキサンジオール、1.
5−ヘキサンジオール、1.4−ヘキサンジオール、1
.3−ヘキサンジオール、1.2−ヘキサンジオール、
1,2.6−ヘキサンジオーノペ 1,2.5−ヘキサ
ントリオール、1.2.4−ヘキサントリオール、1.
 2. 3−ヘキサンジオーノペ 1,7−へブタンジ
オール、1.8−オクタンジオール、1.4−シクロヘ
キサンジオール、1.3−シクロヘキサンジオール、1
.2−シクロヘキサンジオール、1,2.3−シクロヘ
キサントリオール、1,2.4−シクロヘキサントリオ
ーノペジエチレングリコール、トリエチレングリコール
、テトラエチレングリコール、ネオペンチルグリコール
、トリメチロールエタン、トリメチロールプロパン、ペ
ンタエリスリトール、2−メチルペンタン−2,4−ジ
オール、β−チオグリコール、α−チオグリセリン、ビ
ス(2−ヒドロキシエチル)スルホン、シクロヘキサン
ジメタツール、ピナコール、ビスフェノールA1ビスフ
エノールS12−ヒドロキシベンジルアルコール、2.
 6−シヒドロキシメチルーP−クレゾール、カテコー
ル、レゾルシン、ヒドロキノン、0−ヒドロキシエチル
ゾルシン、ピロガロール、1.2.4−)リヒドロキシ
ベンゼンなどが挙げられる。
これらの多価アルコール化合物の添加量は、全組成物に
対し1〜20wt%、好ましくは3〜15wt%の範囲
で使用される。
その他の成分 本発明の先回溶化組成物は、上記(a)、(b)、(C
)の化合物の組合せのみで使用することができるが、ア
ルカリ可溶性樹脂と混合して用いた方が好ましい。好適
なアルカリ可溶性樹脂としては、ノボラック型フェノー
ル樹脂、具体的にはフェノール−ホルムアルデヒド樹脂
、0−クレゾール−ホルムアルデヒド樹脂、m−タレゾ
ール−ホルムアルデヒド樹脂、p−クレゾール−ホルム
アルデヒド樹脂、またこれらの共縮合物などがある。更
に特開昭50−125806号公報に記されている様に
上記のようなフェノール樹脂と共に、t−ブチルフェノ
ールホルムアルデヒド樹脂のような炭素数3〜8のアル
キル基で置換されたフェノールまたはクレゾールとホル
ムアルデヒドとの縮合物とを併用すると、一層好ましい
。またカルボキシル基含有ポリアクリレート、ポリメタ
クリレート、ポリエステル、ポリウレタン、及びポリア
ミドなども使用することができる。
本発明の売可溶化組成物には必要に応じて、更に染料、
顔料、可塑剤及び前記酸を発生し得る化合物の酸発生効
率を増大させる化合物(所謂増感剤)などを含有させる
ことができる。
このような増感剤として、例えば一般式(Vl)、(■
)で示される酸発生剤に対しては米国特許第4、250
.053号、同第4.442.197号の明細書中に記
載された化合物を挙げることができる。具体的にはアン
トラセン、フェナンスレン、ペリレン、ピレン、クリセ
ン、1.2−ベンゾアントラセン、コロネン、1.6−
ジフェニル−1,3,5−ヘキサトリエン、1. 1.
 4. 4−テトラフェニル−1,3−ブタジェン、2
. 3. 4. 5−テトラフェニルフラン、2.5−
ジフェニルチオフェン、チオキサントン、2−クロロチ
オキサントン、フェノチアジン、■、3−ジフェニルピ
ラゾリン、1.3−ジフェニルイソベンゾフラン、キサ
ントン、ベンゾフェノン、4−ヒドロキシベンゾフェノ
ン、アンスロン、ニンヒドリン、9−フルオレ/ン、2
,4.7−)リニトロフルオレノン、インダノン、フエ
ナンスラキノン、テトラロン、7−メドキシー4−メチ
ルクマリン、3−ケト−ビス(7−ジニチルアミノクマ
リン)、ミヒラーケトンなどが含まれる。
これらの増感剤と光分解により酸を発生し得る化合物と
の割合は、モル比で0.01/1〜20/1であり、好
ましくは0.1 / 1〜5/1の範囲で使用される。
また着色剤として染料を用いることができるが、好適な
染料としては油溶性染料及び塩基性染料がある。具体的
には、オイルイエロー#101、オイルイエロー#13
0、オイルピンク#312、オイルグリーンBG、オイ
ルブルーBO3,オイルブルー#603、オイルブラッ
クBY、オイルブラックBS、オイルブラックT−50
5(以上、オリエント化学工業株式会社製)クリスタル
バイオレット(CI42555)、メチルバイオレッ)
 (CI42535) 、ローダミンB (CI451
70B〉、マラカイトグリーン(CI42000)、メ
チレンブルー(CI52015)などをあげることがで
きる。
溶   媒 本発明の売可溶化組成物は、上記各成分を溶解する溶媒
を溶かして支持体上に塗布する。ここで使用する溶媒と
しては、エチレンジクロライド、シクロヘキサノン、メ
チルエチルケトン、メタノール、エタノール、フロパノ
ール、エチレングリコールモノメチルエーテル、l−メ
トキシ−2−プロパツール、エチレングリコールモノエ
チルエーテル、2−メトキシエチルアセテート、1−メ
トキシ−2−プロピルアセテート、トルエン、酢酸エチ
ルなどがあり、これらの溶媒を単独あるいは混合して使
用する。そして上記成分中の濃度(添加物を含む全固形
分)は、2〜50重量%である。また、塗布量は用途に
より異なるが、例えば感光性平版印刷版についていえば
一般的に固形分として0.5〜3.0g/m’が好まし
い。塗布量が少くなるにつれ感光性は大になるが、感光
膜の物性は低下する。
平版印刷版等への応用 本発明の売可溶化組成物を用いて平版印刷版を製造する
場合、その支持体としては、親水化処理したアルミニウ
ム板、たとえばシリケート処理アルミニウム板、陽極酸
化アルミニウム板、砂目立てしたアルミニウム板、シリ
ケート電着したアルミニウム板があり、その他面鉛板、
ズテンレス板、クローム処理銅板、親水化処理したプラ
スチックフィルムや紙を上げることができる。
また印刷用校正版、オーバーヘッドプロジェクタ−用フ
ィルム第2原図用フィルムの製造に適する支持体として
はポリエチレンテレフタレートフィルム、トリアセテー
トフィルム等の透明フィルムや、これらのプラスチック
フィルムの表面を化学的あるいは物理的にマット化した
ものをあげることが出来る。ホトマスク用フィルムの製
造に適する支持体としてはアルミニウム、アルミニウム
合金やクロムを蒸着させたポリエチレンテレフタレート
フィルムや着色層をもうけたポリエチレンテレフタレー
トフィルムをあげることが出来る。
またホトレジストとして上記以外の種々の支持体、例え
ば銅板、銅メツキ板、ガラス板上に本発明の光可溶化組
成物を塗布して使用される。
本発明に用いられる活性光線の光源としては例えば、水
銀灯、メタルハライドランプ、キセノンランプ、ケミカ
ルランプ、カーボンアーク灯などがある。また高密度エ
ネルギービーム(レーザービーム又は電子線〉による走
査露光も本発明に使用することができる。このようなレ
ーザービームとしてはヘリウム・ネオンレーザ−、アル
ゴンレーザー、クリプトンイオンレーザ−、ヘリウム・
カドミウムレーザーなどが挙げられる。
本発明の光可溶化組成物に対する現像液としては、珪酸
ナトリウム、珪酸カリウム、水酸化ナトリウム、水酸化
カリウム、水酸化リチウム、第三リン酸ナトリウム、第
ニリン酸ナトリウム、第三リン酸アンモニウム、第二リ
ン酸アンーモニウム、メタ珪酸ナトリウム、重炭酸ナト
リウム、アンモニア水などのような無機アルカリ剤の水
溶液が適当であり、それらの濃度が0.1〜10重量%
、好ましくは0.5〜5重量%になるように添加される
また、該アルカリ性水溶液には、必要に応じて界面活性
剤やアルコールなどのような有機溶媒を加えることもで
きる。
「実施例」 以下、本発明を合成例、実施例により更に詳細に説明す
るが、本発明の内容がこれに限定されるものではない。
合成例1 (化合物例No、27の原料合成)エチレン
グリコール11に触媒量のピリジンを加え、これに2.
4−)リレン−ジイソシアナー)139gを、撹拌しな
がら滴下ロートより約40分間かけて添加した。添加後
70℃にて、更に2時間撹拌を続けた。その後、反応溶
液を氷−メタノール浴にて冷却し、白色固体を析出せし
めた。濾別後、約21の水で再結晶し、白色結晶’21
4g(収率90%)を得た。NMR及び元素分析により
、この白色結晶が、ビス−(2−ヒドロキシエチル)2
.4−トリレンジカルバメートを確認した。
合成例2 (化合物例No、27の合成)合成例1にて
得たビス(2−(ヒドロキシエチル)2.4−トリレン
ジカルバメート29.8 g(0,100モル)、ピリ
ジン17.4 g (0,220モル)を酢酸エチル1
80m1中で室温下撹拌し、ジクロロジメチルシラン1
2.9g(0,100モル)のトルエン2Qn+j!溶
液を滴下ロートより添加した。添加に約30分間を要し
た。添加後、50℃で5時間撹拌を続けた。
生成したピリジンのHCl2塩を濾別した後、反応溶液
を5%Na)ICO,水溶液を200mL更に飽和食塩
水200mfで洗浄し、Na2SO4にて乾燥させた。
その後反応溶液を濃縮乾枯した結果、無色の樹脂31g
を得た。NMRにより、その構造が化合物例No、27
であることを確認した。更にGPC(Gel Perm
eation Chromatography) によ
り分子量を測定したところ、ポリスチレン標準で4.5
00であった。
ト (0,100モル)、ピリジン17.4 g (0,2
20モル)のトルエン100mI2溶液にジクロロジエ
チルシラン15.7g(0,100モル)のトルエン2
0mj!溶液を室温下、撹拌しながら滴下ロートより約
30分間かけて添加した。添加後50℃にて8時間撹拌
を続けた。生成したピリジンのHCl塩を濾別後、合成
例2に示した方法と同様に後処理を行い、無色の粘稠な
液体27gを得た。NMRにより、その構造が化合物例
No、25であることを確認し、更にGPCにより分子
量を測定したところ、ポリスチレン標準で3.000で
あった。
合成例4 (化合物例N048の合成)p−キシリルン
グリコール13.8g(0,100モル)、ピリジン1
7.4g(0,220モル)、をメチルエチルケトン1
00mj!に溶解し、これにビス(クロロジメチルシリ
ル)エタン21.5 g(0,100モル)のトル1冫
20 しながら滴下ロートより30分間かけて添加した。
添加後50℃にて、5時間撹拌を続けた。生成した白色
の塩(ピリジンの塩酸塩)を濾別し、メチルエチルケト
ン溶液を3%重炭酸ナトリウム水溶液100mJ!,続
いて飽和食塩水100mj!にて洗浄した。これを無水
硫酸ナトリウムで乾燥した後、減圧下溶媒を留去させる
と淡褐色粘稠固体が得られた。収量20.2goNMH
により、その構造が化合物例No.48であることを確
認した。更にゲルパーミェーションクロマトグラフィー
(GPC 。
ポリスチレン標準)により分子量を測定したところ重量
平均で一Mw=3500であった。
実施例1〜4 厚さ0。24mmの28アルミニウム板を80℃に保っ
た第3燐酸ナトリウムの10%水溶液に3分間浸漬して
脱脂し、ナイロンブラシで砂目立てした後アルミン酸ナ
トリウムで約10秒間エツチングして、硫酸水素ナトリ
ウム3%水溶液でデスマット処理を行った。このアルミ
ニウム板を20%硫酸中で電流密度2A/dm”にふい
て2分間陽極酸化を行いアルミニウム板を作製した。
次に下記感光液[A)の化合物(C)の種類を変えて、
4種類の感光液(A)−1〜[A)−4を調整し、この
感光液を陽極酸化されたアルミニウム板の上に塗布し、
100℃で2分間乾燥して、それぞれの感光性平版印刷
版[A)−1〜〔A〕−4を作製した。このときの塗布
量は全て乾燥重量で1.5g/rn”であった。
また感光液[A:]−1〜[A]−4に用いた化合物(
C)は第1表に示す。
感光液[A,] 次に比較例として上記感光液(A)の化合物(C)のみ
を含まない感光液CB)と下記の感光液〔C〕を感光液
〔A〕と同様に塗布し、感光性平版印刷版(B)と〔C
〕を作製した。
感光液〔C〕 乾燥後の塗布重量は1.5g/m’であった。感光性平
版印刷版[A)−1〜[A]−4、CB)、及び〔C〕
の感光層上に濃度差0.15のグレースケールを密着さ
せ、30アンペアのカーボンアーク灯で70cmの距離
から露光を行った。
本発明の優れた感光性を示す為に露光された感光性平版
印刷版[A:]−1〜CA)=4、〔B〕、及び〔C)
をDP−4(商品名:富士写真フィルム側製)の8希釈
水溶液で25℃において60秒間浸漬現像し、濃度差0
.15のグレースケールで5段目が完全にクリアーとな
る露光時間を求めたところ第1表に示すとおりとなった
第1表 第1表かられかるように化合物(C)を用いた感光性平
版印刷版[A)−1〜(A)−4はいずれも化合物(C
)を含まない[’B)並びに。−ナフトキノンジアジド
化合物を用いた〔c〕より露光時間が少く、感度が高い
なお感光液[A)中のシリルエーテル化合物No。
27の分子量は重量平均テ4.500 (GPC,ホリ
スチレン標準)であった。
実施例5〜8 実施例1〜4において作製した感光性平版印刷版CA)
−1〜[A’l−4、及びCB’lの感光層上に濃度差
0.15のグレースケールを密着させ、30アンペアの
カーボンアーク灯で70cmの距離から30秒間露光を
行った。露光された感光性平版印刷版[:A〕−1〜C
A:]−4及びCB’]を露光30秒後並びに4時間後
にそれぞれ実施例1と同じ現像液にて、25℃で60秒
間現像した。濃度差0.15のグレースケールで露光3
0秒後並びに4時間後現像における完全にクリアーとな
る段数の差を求めたところ、第2表に示すとおりとなっ
た。
第2表 あ 第2表かられかるように化合物(C)を用いた感光性平
版印刷版〔A〕−1〜[:A’)−4は、いずれも〔B
〕よりも、露光30秒後並びに4時間後現像での完全に
クリアーとなる段数差が小さく、露光後現像までの経時
における感度変動(増感)が少ない。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (a)活性光線の照射により酸を発生し得る化合物、(
    b)下記一般式( I )、(II)、又は(III)で示され
    る、酸により分解し、現像液中でのその溶解度が酸の作
    用により増大するシリルエーテル化合物、及び(C)溶
    剤を除く全組成物に対して1〜20wt%の常圧での沸
    点が180℃以上である多価アルコール化合物、を含有
    することを特徴とする光可溶化組成物。 ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) ▲数式、化学式、表等があります▼(II) ▲数式、化学式、表等があります▼(III) 式中、R_1は置換基を有していてもよいm価の脂肪族
    又は芳香族炭化水素を示す。R_2、R_3、R_4は
    同一でも相異していてもよく、それぞれ水素原子、アル
    キル、アルケニル、置換基を有していてもよいアリール
    もしくはアラルキル、ハロゲン、又は−OR_6を示す
    。R_5、R_7は置換基を有していてもよい2価の脂
    肪族又は芳香族炭化水素を示す。 R_6は置換基を有していてもよいアルキル、アリール
    、もしくはアラルキル基を示す。またR_5とR_6が
    結合して脂肪族環又は芳香族環の一部を形成してもよい
    。 R_8は水素原子、置換基を有していてもよいアルキル
    、アリール、もしくはアシル基、又は▲数式、化学式、
    表等があります▼を示す。 m、nは正の整数を示し、a、bはそれぞれ0又は1を
    示す。
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