JPS63234944A - 血圧モニタ装置用圧力制御装置 - Google Patents

血圧モニタ装置用圧力制御装置

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JPS63234944A
JPS63234944A JP62163853A JP16385387A JPS63234944A JP S63234944 A JPS63234944 A JP S63234944A JP 62163853 A JP62163853 A JP 62163853A JP 16385387 A JP16385387 A JP 16385387A JP S63234944 A JPS63234944 A JP S63234944A
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    • G10MUSICAL INSTRUMENTS; ACOUSTICS
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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B5/00Measuring for diagnostic purposes; Identification of persons
    • A61B5/02Detecting, measuring or recording pulse, heart rate, blood pressure or blood flow; Combined pulse/heart-rate/blood pressure determination; Evaluating a cardiovascular condition not otherwise provided for, e.g. using combinations of techniques provided for in this group with electrocardiography or electroauscultation; Heart catheters for measuring blood pressure
    • A61B5/021Measuring pressure in heart or blood vessels
    • A61B5/022Measuring pressure in heart or blood vessels by applying pressure to close blood vessels, e.g. against the skin; Ophthalmodynamometers
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明は、血圧モニタ装置に用いられるカフ内の圧力を
変化させるための圧力制御装置に関し、特に、そのカフ
内の圧力を予め定められた圧力変化曲線に従って変化さ
せるとともに、音響ノイズを非常に低いレベルに抑制し
て血圧測定のための脈波パルスデータを正確に検出し得
るようにする血圧モニタ装置用圧力制御装置に関するも
のである。
従来技術 一般に、患者の診断時などにおいては、その患者の血圧
が長時間にわたって監視されることが望まれている。こ
れに対し、生体の血圧を自動的に測定する形式の自動血
圧モニタ装置が種々提供されているが、これらの多くは
、生体の腕部などに装着されたカフ内の圧力変動を測定
することにより血圧値を非観血的に測定する形式のオシ
ロメトリック方法に基づいたものである。このオシロメ
トリック方法においては、カフの昇圧期間および降圧期
間の両方で血圧を測定することができるのであり、それ
らカフの昇圧期間および降圧期間は、一般にはカフの圧
力変化曲線においてそれぞれ昇傾および陣頭と称されて
いる。
かかる自動血圧モニタ装置の圧力制御装置においては、
カフの昇圧あるいは降圧が直線的に行われることが非常
に望ましい。これは、カフ内の圧力(カフ圧)が直線的
に変化することにより、血圧測定に要する時間が短縮さ
れるとともに一層正確な血圧測定結果が得られるためで
ある。さらに、カフの昇圧期間において血圧を測定する
場合には、カフが不要な高さまで昇圧されることがない
ので生体に不快感を与えることがないという利点がある
。また、かかる昇圧形式の血圧測定においては、カフ圧
を予め定められたたとえば40wm11g程度の目標カ
フ圧に到達するまで急速に上昇させて、最高および最低
血圧値が発生する圧力よりもカフ圧が充分に低いときの
不要な血圧測定を解消することが望ましい。
上述のような圧力制御装置には、たとえば二酸化炭素な
どの圧縮気体を収容するボンベなどの圧縮気体源を備え
たものがある。この圧縮気体源からカフに向けて流出す
る気体の流量は、カフ圧が略直線的に変化するようにバ
ルブなどにより制御される。また、他の形式の圧力制御
装置として、閉ループ制御される電気ポンプと、心拍に
同期して発生する圧力振動成分である脈波を測定するた
めの圧力範囲内においてカフ圧変化が所望の曲線を形成
するように制御する圧力フィードバック装置とを備えた
ものがある。かかる装置において、電気ポンプは、所望
のカフ圧変化曲線が得られるように制御され”る反面、
圧力波や音響ノイズを発生させてしまう。このような圧
力波は、空気配管などを通じて伝播されて、脈波パルス
の検出を阻害する原因となる。また、かかる従来の血圧
モニタ装置においては、血圧測定は通常長時間にわたっ
て実行されるものであり、そのような長時間の血圧測定
時には、音響ノイズは使用者にとって煩わしいものとな
る。
発明の要旨 本発明は、上述したような従来の装置における問題点を
解決することを目的として、小型且つ低ノイズであって
所望のカフ圧変化曲線が得られる圧力制′4B装置を提
供するために為されたものである。
斯る目的を達成するため本発明の要旨とするところは、
血圧モニタ装置において生体を圧迫するカフ内の圧力を
変化させるための圧力制御装置であって、(al吸入ポ
ートと、前記カフに空気を供給してそのカフ内の圧力を
変化させる吐出ポートとを備えた圧力供給源と、(bl
前記圧力供給源を制御して前記カフ内の圧力を予め定め
られた目標カフ圧曲線に従って変化させる制御手段と、
(C)前記圧力供給源により発生させられる圧力波を抑
制する圧力波抑制手段と、を含むことにある。
作用および発明の効果 このようにすれば、制御手段により制御される圧力供給
源の吐出ポートから生体を圧迫するカフに圧力が供給さ
れて、カフ内の圧力が目標カフ圧曲線に従って変化させ
られるとともに、その際に圧力供給源から発生される圧
力波が圧力波抑制手段により抑制される。したがって、
本発明によれば、圧力波が空気配管などを伝播すること
が解消されるので、脈波パルスの検出が阻害されること
が防止されるという効果が得られる。
本発明においては、好適には、圧縮気体源としてベーン
ポンプが用いられている。このベーンポンプの作動は、
好適には、閉ループ圧力フィードバック制御回路におい
て、実際のカフ圧変化と使川音により設定されたあるい
は予め記憶装置内に記憶された目標カフ圧変化曲線とが
比較されることにより制御されるようになっている。こ
のとき、実際のカフ圧変化曲線が目標カフ圧変化曲線と
異なる場合には、上記制御回路によりベーンポンプの回
転率が増減されて設定されたカフ圧変化曲線が維持され
るのである。
ベーンポンプの大気の吸入ポートおよび吐出ポートには
、第1および第2音響フィルタがそれぞれ接続されて不
適な圧力波および音響ノイズの帯域が除去されるように
なっている。各音響フィルタには、内部に空気ノズルを
通した共振室がそれぞれ含まれており、この空気ノズル
内を貫通する流通穴を通過して、吸入ポートから大気が
流入しあるいは吐出ポートへ大気が流出するのである。
そして、空気ノズルには径方向に貫通する連通穴が形成
されて、前記流通穴と共振室とを連通させている。これ
ら共振室、流通穴および連通穴が設けられることにより
、ベーンポンプの作動に起因して発生する圧力脈動波の
強度が低減されるのである。
実施例 以下に、本発明の一実施例を図面に基づいて詳細に説明
する。
第1図は、本発明の一実施例である圧力制御装置10が
血圧モニタ装置に適用されて生体に装着された状態を示
す図である。圧力制御装置10および血圧モニタ装置の
電子回路31 (第2図に示す)は、ハウジング12内
に収容されており、肩ひも14によって生体に対して支
持されている。
生体の上腕部にはカフ16が巻回されており、このカフ
16と流体を介して接続された圧力トランスジェーサ3
0によりカフ16内の圧力すなわちカフ圧が検出される
ようになっている。ハウジング12とカフ16との間に
は、チューブ装置18が設けられており、空気配管を通
して圧力制御装置10からカフ16に対して圧縮気体が
供給されるとともに、血圧信号がカフ16からハウジン
グ12内の圧カドランスジューサ30へ伝達されるよう
になっている。カフ16は、本実施例では約700 c
cの容量を有するものであり、生体の最高および最低血
圧値を測定するのに必要な脈波パルスを検出するために
は、このカフ16を200乃至300DHgの間まで昇
圧しなければならない。
第2図は、圧力制御装置10の構成を説明するブロック
線図である。圧力制御装置10には、後に詳述するロー
タ回転式のベーンポンプ20が含まれている。ベーンポ
ンプ20の吸入側および吐出側には、それぞれ本実施例
の第2および第1音響フィルタとして機能する吸入側音
響フィルタ22および吐出側音響フィルタ24がそれぞ
れ設けられており、ベーンポンプ20から発生するノイ
ズおよび振動を低減させるようになっている。また、ベ
ーンポンプ20の作動は、閉ループ制御、すなわち圧力
フィードバック制御を行う制御回路26がポンプモータ
28を制御することにより、脈波データを検出するのに
必要とされる圧力範囲にわたって予め設定された目標カ
フ圧変化曲線が維持されるように制御される。すなわち
、制御回路26が本実施例の制御手段として機能する。
カフ16内が昇圧されると、カフ圧の変化が圧カドラン
スジューサ30により検出される。圧カドランスジュー
サ30により検出された合成圧力には、カフ圧変化に対
応する直流成分とカフェ6内の心拍に同期して変化する
圧力振動成分すなわち脈波に対応する交流成分とが含ま
れている。そして、圧カドランスジューサ30の合成圧
力信号から弁別された脈波成分が、血圧モニタ装置の電
子回路31において処理されることにより、生体の血圧
値が表示されるようになっている。
第3図には、制御回路26の閉ループおよび圧力フィー
ドバック制御が説明されている。圧カドランスジューサ
30の出力信号内の直流成分は、実際のカフ圧変化(昇
傾)と予め手動設定されたか或いは記憶装置内に記憶さ
れている目標カフ圧変化曲線とを比較する比較回路内に
供給される。
実際のカフ圧変化が目標カフ圧変化曲線と一致しない場
合には、比較回路からエラー信号がポンプモータ28に
対して供給されて、ベーンポンプ20の回転率を増加あ
るいは減少させる。以上のような制御回路26によるポ
ンプ制御は、目標カフ圧に実際のカフ圧を追従させるよ
うにポンプモータ28の回転数を制御するものであり、
目標カフ圧変化曲線に従って所望の速度でカフ16の圧
力を昇圧若しくは降圧させたり、或いはカフ圧を所望の
圧力で維持させたりすることができる。
第4図は、ロータ回転式のベーンポンプ20の構成を詳
しく示したものである。ベーンポンプ20のポンプモー
タ28には、ベーンポンプ20のロータ42に回転運動
を伝達するための回転軸32が設けられている。また、
ベーンポンプ20は、エンドプレート34および36と
、このエンドプレート34.36がそれぞれ取り付けら
れることにより前後を塞がれるハウジング38と、ベー
ン機構40とから構成されている。ベーン機構40は、
ハウジング38に設けられた収容穴39内に収容されて
おり、円筒形状のロータ42と、ロータ42の中心部か
ら半径方向に形成された4本の溝44a、44b、44
c、44dにそれぞれ嵌入される4枚のベーン46a、
46b、46c。
46dとを含むものである。ベーンポンプ20は、回転
軸32がエンドプレート36に形成された貫通穴37内
を通ってロータ42の中心部に貫通させられた支持穴4
3において支持されることにより、ポンプモータ28と
連結されている。ポンプモータ28の回転に伴ってロー
タ42が回転させられると、エンドプレート34に形成
された吸入ポート48から大気が吸入されて、その大気
がベーン46a乃至46dのうちの隣り合う2枚のベー
ンにより形成される空間内において圧縮されるのである
第5図はベーンポンプ20の内部をエンドプレート36
などを外して正面から見た図であり、大気の圧縮サイク
ルを示すものである。図に示すように、ロータ42の軸
心はハウジング38の収容穴39の軸心から僅かに偏心
させられている。ロータ42の外周面と収容穴39の内
周面との間に゛は、互いに隣接する2枚のベーン46に
より4つ゛に区切られた空間52a、52b、52c、
52dが形成されている。ベーン46aおよび46bの
間の空間52aには、第5図に示す位置では、吸入ポー
ト48から大気が流入させられている。
ここで、ロータ42が図中矢印で示す方向すなわち時計
回りに回転させられて空間52aが空間52bの位置に
向かって移動させられると、空間52aは徐々に拡大さ
れて吸入ポート48から供給された大気が充満する。そ
して、ロータ42が同方向に続けて回転させられると、
ベーン46aが吸入ポート48を通過して空間52aが
密閉され、さらに空間52Cの位置にまで到達すると、
空間52a内の大気が圧縮された後に吐出ポート50か
ら排気される。
上述したように、ベーンポンプ20は、血圧モニタ装置
の電子回路31において脈波データが検出される圧力範
囲において略直線的なカフ圧変化曲線が得られるように
制御されるのである。しかしながら、ベーンポンプ20
が作動するのに伴って、空気配管を通して伝達されて脈
波パルスデータの検出を阻害する圧力波が発生してしま
う。これに対し、本実施例においては、ベーンポンプ2
0の吸入ポート48および吐出ポート50を通過する大
気を、第6図aおよび第6図すに示すようにベーンポン
プ20に設けられたフィルタ装置60により濾波するこ
とによって、上記圧力波の影響が解消されるのである。
フィルタ装置60のハウジング61の内部には、第6図
aにおいて破線で示される吸入室62および吐出室64
がそれぞれ形成されている。これら吸入室62および吐
出室64は互いに略同様に形成されているが、空気配管
の接続部と連結される吸入口66および吐出口68の形
成位置において異なるものである。また、一対の空気ノ
ズル70が、吸入口66および吐出口68を通って吸入
ポート48および吐出ボー)50に接続ねじ72により
それぞれ接続されている。空気ノズル70には、接続管
74がそれぞれ設けられており、この接続管74をそれ
ぞれ径方向に貫通する複数の連通穴76は、後述するよ
うに、共振室と連通されることにより圧力波の影響を除
去するものである。
ここで、ハウジング61は第6図すに示すようにエンド
プレート34に固定されているため、各空気ノズル70
に取り付けられた一対の環状部材78により吸入室62
および吐出室64が密閉されることから、吸入側および
吐出側の共振室が形成されるのである。したがって、本
実施例においては、密閉後の吸入室62および吸入側の
空気ノズル70が吸入側音響フィルタ22すなわち第2
音響フィルタを、そして密閉後の吐出室64および吐出
側の空気ノズル70が吐出側音響フィルタ24すなわち
第1音響フィルタを、それぞれ構成するものである。
第7図aおよび第7図すは、上記吸入側および吐出側の
共振室とされた吸入室62および吐出室64をそれぞれ
詳しく示す図である。ハウジング61およびハウジング
61の内部を吸入室62と吐出室64とに分割する分割
壁63は、金属製あるいはプラスティック類の0.03
1 inの厚みを備えた材質から成る。吸入室62およ
び吐出室64は、第7図a中の幅寸法が約0.494i
n、高さ寸法が0.597in、奥行き寸法が0.50
0 inとされて、その容積が0.147in”とされ
ている。本実施例では、ハウジング61は真鍮型である
が、デルリンなどのプラスティック類のものでも良い。
第8図は、第7図すの8−8線から見た空気ノズル70
の断面図である。図中示すように、空気ノズル70から
流出する空気は、空気ノズル70゜環状部材78.接続
管74および接続ねじ72内において互いに連結するよ
うに形成されて空気流通路を構成する流通穴80.82
および84内を流通する。流通穴80および84の径寸
法はそれぞれ0.094 inであるが、流通穴82の
径寸法は0.031inであり、前記連通穴76の径寸
法はそれぞれ0.020 inとされている。また、流
通穴82の径寸法は、0.031 inから0.062
 inまでの間で変化しても良く、この場合には、圧力
制御装置10の昇圧率およびフィルタ装置60のノイズ
低減特性もその径寸法の変化に伴って変化する。
たとえば、流通穴82の径寸法を0.031 inとす
ると、圧力制御装置10により容量700 ccのカフ
16のカフ圧、が約17.5秒の間に200龍Hgまで
上昇させられると同時に、ノイズも31dBと低いレベ
ルに維持される。また、たとえば、流通穴82の径寸法
を0.062 inとすると、カフ16を20011H
gまで上昇させるのに要する時間が8秒短縮されるが、
ノイズレベルは39dBに増加する。
上述のような、ベーンポンプ20の吸入ポート48およ
び吐出ポート50に連結されたフィルタ装置60の作動
は、ベーンポンプ20の作動に対応して空気ノズル70
から流出する空気の流れに起因して発生する反響ノイズ
を分析することにより説明される。以下の説明において
、吸入ポート48に取り付けられた音響フィルタの作動
が述べられるが、吐出ポート50側の音響フィルタの作
動原理は吸入側と同じであるので、吐出側の説明は省略
される。空気ノズル70からベーンポンプ20に対して
空気が供給された状態では、流通穴80.82.84か
ら成る空気流通路内で空気の流れが発生する。ここで、
ベーン46a乃至46dのいずれかが吸入ポート48を
通過すると、前記空気流通路内に圧力波が発生して、空
気流通路内を通過する空気の流れすなわち直流成分の周
波数に対して圧力波による脈動成分あるいは交流成分の
周波数が重なるのである。かかる交流成分を伴う圧力波
は、空気配管内を伝播されるとともに血圧測定に必要な
脈波パルスデータの検出を阻害してしまう。このような
圧力波の交流成分による影響を低減するため、空気流通
路内の所定の位置においてフィルタ装置60により音響
インピダンスが発生させられる。この音響インピダンス
は、■流通穴82の径寸法、■連通穴76の径寸法。
および■吸入室62の容積の、3つの変数の関数である
ベーンポンプ20から発生させられた圧力波の周波数は
、ベーンポンプ20の回転速度およびベーン機構40に
おけるベーン46の枚数の関数である。本実施例におい
ては、通常のベーンポンプ20は3000乃至6000
rpm(毎分回転数)の領域で作動するが、このような
作動変数により、200乃至400Hz程度の周波数領
域内の脈動圧力波が発生してしまう。これに対し、本実
施例においては、上述したような■から■の変数を有し
且つ中心周波数が約280Hzであるフィルタ装置60
により、ベーンポンプ20の作動領域内の圧力波の脈動
成分が大幅に低減されるのである。
なお、上述したのはあくまでも本発明の一実施例であり
、本発明はその精神を逸脱しない範囲において種々変更
が加えられ得るものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の一実施例である圧力制御装置を適用
した血圧モニタ装置が生体に装着された状態を示す図で
ある。第2図は本発明の一実施例である圧力制御装置の
各構成要素を説明するブロック線図である。第3図は第
2図に示す制御回路を説明するブロック線図である。第
4図は第2図に示すベーンポンプを部分的に分解して各
部品を示す斜視図である。第5図は第4図のベーンポン
プのエンドプレートおよびポンプモータを除去して内部
を示した正面図である。第6図aはベーンポンプとフィ
ルタ装置との接続状態を分解して示す斜視図である。第
6図すはベーンポンプにフィルタ装置が取り付けられた
状態を示す斜視図である。第7図aは第6図aのフィル
タ装置を7a−7a線から見た正面図である。第7図す
は第7図aの共振室の側面断面図である。第8図は第7
図すの空気ノズルを8−8線から見て空気ノズル内の空
気の流れを詳しく示す側面断面図である。 lO:圧力制御装置 16:カフ 20:ベーンポンプ 22:吸入側音響フィルタ(第2音音フィルタ)24:
吐出側音響フィルタ(第1音響フィルタ)26:制御回
路(制御手段) 40:ベーン機構(回転ベーン機構) 48:吸入ポート 50:吐出ポート 60:フィルタ装置 62:吸入室(共振室) 64:吐出室(共振室) 70:空気ノズル 76:連通穴 80.82.84:流通穴 出願人  コーリン電子株式会社 第1図

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)血圧モニタ装置において生体を圧迫するカフ内の
    圧力を変化させるための圧力制御装置であって、 吸入ポートと、前記カフに空気を供給して該カフ内の圧
    力を変化させる吐出ポートとを備えた圧力供給源と、 前記圧力供給源を制御して前記カフ内の圧力を予め定め
    られた目標カフ圧曲線に従って変化させる制御手段と、 前記圧力供給源により発生させられる圧力波を抑制する
    圧力波抑制手段と、 を含むことを特徴とする血圧モニタ装置用圧力制御装置
  2. (2)前記圧力供給源は、回転ベーン機構を備えたベー
    ンポンプを含むものである特許請求の範囲第1項に記載
    の血圧モニタ装置用圧力制御装置。
  3. (3)前記制御手段は閉ループ圧力フィードバック回路
    を含むものである特許請求の範囲第2項に記載の血圧モ
    ニタ装置用圧力制御装置。
  4. (4)前記圧力波抑制手段は、前記吐出ポートと連通す
    る第1音響フィルタを含むものである特許請求の範囲第
    3項に記載の血圧モニタ装置用圧力制御装置。
  5. (5)前記圧力波抑制手段は前記吸入ポートと連通する
    第2音響フィルタを含むものである特許請求の範囲第4
    項に記載の血圧モニタ装置用圧力制御装置。
  6. (6)前記第1音響フィルタおよび前記第2音響フィル
    タは、一対の共振室と、前記吸入ポートおよび前記吐出
    ポートへの空気流通路である流通穴を内部に備え且つ該
    流通穴と前記共振室とを連通させる連通穴を有して該共
    振室内を通過する一対の空気ノズルとを備えたフィルタ
    装置により構成されたものである特許請求の範囲第5項
    に記載の血圧モニタ装置用圧力制御装置。
  7. (7)前記流通穴は径寸法が0.031in乃至0.0
    62inである特許請求の範囲第6項に記載の血圧モニ
    タ装置用圧力制御装置。
  8. (8)前記共振室の容積は0.147in^3である特
    許請求の範囲第7項に記載の血圧モニタ装置用圧力制御
    装置。
  9. (9)血圧モニタ装置において生体を圧迫するカフ内の
    圧力を変化させるための圧力制御装置であって、 吸入ポートと、前記カフに空気を供給して該カフ内の圧
    力を変化させる吐出ポートとを備えた圧力供給源と、 前記圧力供給源を制御して前記カフ内の圧力を予め定め
    られた目標カフ圧曲線に従って変化させる制御手段と、 前記吸入ポートおよび前記吐出ポートにそれぞれ設けら
    れた第1フィルタおよび第2フィルタと、を含むことを
    特徴とする血圧モニタ装置用圧力制御装置。
  10. (10)前記圧力供給源は、回転ベーン機構を備え、毎
    分回転数3000rpm乃至6000rpmの範囲で作
    動して200Hz乃至400Hzの脈動交流周波数を有
    する圧力波を発生させるベーンポンプを含むものである
    特許請求の範囲第9項に記載の血圧モニタ装置用圧力制
    御装置。
  11. (11)前記第1音響フィルタおよび前記第2音響フィ
    ルタは、一対の共振室と、前記吸入ポートおよび前記吐
    出ポートへの空気流通路である流通穴を内部に備え且つ
    該流通穴と前記共振室とを連通させる連通穴を有して該
    共振室内を通過する一対の空気ノズルとを備えたフィル
    タ装置により構成されたものである特許請求の範囲第1
    0項に記載の血圧モニタ装置用圧力制御装置。
  12. (12)前記流通穴の径寸法は0.031in乃至0.
    062inであり、前記連通穴の径寸法は0.02in
    であり、且つ前記共振室の容積は0.147in^3で
    あって、該流通穴、該連通穴および該共振室は互いに協
    動して前記ベーンポンプにより発生させられる前記圧力
    波の脈動交流成分を低減させる音響インピダンスを発生
    させるものである特許請求の範囲第11項に記載の血圧
    モニタ装置用圧力制御装置。
  13. (13)血圧モニタ装置において生体を圧迫するカフ内
    の圧力を変化させるための圧力制御装置であって、 吸入ポートと前記カフに空気を供給して該カフ内の圧力
    を変化させる吐出ポートとを備え、毎分回転数3000
    rpm乃至6000rpmの範囲で作動して200Hz
    乃至400Hzの脈動交流周波数を有する圧力波を発生
    させるベーンポンプと、前記ベーンポンプを制御して前
    記カフ内の圧力を予め定められた目標カフ圧曲線に従っ
    て変化させる閉ループ圧力フィードバック制御回路と、
    一対の共振室と、前記吸入ポートおよび前記吐出ポート
    への空気流通路である流通穴を内部に備え且つ該流通穴
    と前記共振室とを連通させる連通穴を有して該共振室内
    を通過する一対の空気ノズルとを含み、該吸入ポートお
    よび該吐出ポートにそれぞれ連通させられて前記ベーン
    ポンプにより発生させられる前記圧力波の脈動交流成分
    を低減させる第1音響フィルタおよび第2音響フィルタ
    と、 を含むことを特徴とする血圧モニタ装置用圧力制御装置
  14. (14)前記流通穴の径寸法は0.031in乃至0.
    062inであり、前記連通穴の径寸法は0.02in
    であり、且つ前記共振室の容積は0.147in^3で
    あって、該共振室は該流通穴および該連通穴と互いに協
    動して前記ベーンポンプにより発生させられる前記圧力
    波の脈動交流成分を低減させる音響インピダンスを発生
    させるとともに、前記フィルタ装置は中心周波数が約2
    80Hzである特許請求の範囲第14項に記載の血圧モ
    ニタ装置用圧力制御装置。
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